なぜ、私たちは客先常駐に入社するのか?|原因は全て自己責任にある

IT企業に入社してから、客先常駐の存在を知るSEは少なくないですよね。私たちの多くは、ブラックに騙されてIT業界に入ります。

  1. 「客先に毎日出向するけど、派遣と何が違うのだろうか…」
  2. 「偽装請負なんて聞いてない、ブラックに騙された…」
  3. 「自社の名刺ではなくて、なぜ他社の名刺を使うの…」
  4. 「業務委託ではなくて、ただのお手伝いさんと変わらない…」

客先常駐という働き方には、たくさんのSEが疑問を持っています。

にも関わらず、毎年たくさんの新人SEが客先常駐に入社し、当たり前のように常駐先に派遣されますね。違和感を感じすぐに会社を去る人もいますが、3年、5年と働き続ける方が多数派ですね。

客先常駐から社内開発に転職できるのは、一部のSEだけです。

大多数の常駐SEは30代で職を失うか、もしくはIT業界を去り介護やサービス業、事務職に転職しますこれらの仕事は、業務経験がなくても雇ってくれるからです。

なぜ、私たちSEはブラックに騙されて、客先常駐に入社するのでしょうか?

単刀直入にいうと、私たちが業界研究や企業研究を怠ったからですね。客先常駐は避けようと思えば本人の意思で避けられます。騙されたと思いたいのは、自分の無知を他人の責任にしたいだけですよね。

ここでは、私たちがブラックに騙される理由、それから未経験から客先常駐に入社して良かった事を紹介します。

常駐SE以外で働きたい人向け
  1. 客先常駐に、初めて入社した時の話
  2. 私が、客先常駐に入社した3つの理由は?
  3. 私が、客先常駐に就職して学んだ3つの事は?

▼▼客先常駐からの転職に強い大手2社▼▼

  1. マイナビ×IT受託・社内開発の案件に強い
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを専門に扱う

1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、過去にマイナビを利用して客先常駐から社内開発に転職できたからです。長時間労働から逃れた上に、年収は4年間で300→520万円まで増えました。

業界経験が浅い常駐SEは、早めに行動した方が良いですね。

なぜならば、転職サイトの良案件は開発経験があるSEから順に埋まるからです。転職の開始時期が遅れると、必然的に売れ残りのブラックを引かされますこのタイミングを逃すと、次の半期に良い案件が市場に出る、4ヶ月後まで待つ必要があります。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

常駐SEが社内開発に転職できるのは人材不足の今だけです。2019年以降は、人材不足が解消される可能性は高いです。金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、常駐SEの需要は減りますね。

IT業界の転職有効求人は6.79倍ですが、2009年と同様に1倍を下回ると開発経験がある優秀なSE以外は転職できませんレポート:2019年1月)。

客先常駐に騙されて入社した時の話

私たちSEの多くは、IT企業に入社して初めて客先常駐の存在を知ります。そもそもですが、派遣のように扱われるとわかっていたら、入社を決めていないですよね。

常駐SEは、ただの奴隷と変わらない…

客先に常駐し、客先のシステムを使って、客先の仕事のお手伝いをする業務について違法性があるかどうか教えてください。責任者はいるが、客先から直接仕事の指示をされるのは当然で、支援業務」という名目上、客と仕事の境目が曖昧で、正直言って都合のいい奴隷状態です。

「客先」の取引先と電話対応する時も、客先の会社名を名乗り、対応します。何かを開発・または達成するということもなく、ただ客先で、客先の仕事を客先の人間と同じ部屋で一緒に仕事をするだけです。

ただ、仕事を貰っている?という認識なのかやはり立場が非常に弱いです。定義上、業務委託でも業務請負でもない謎の仕事に思えてきます。

客先にとっては、自社の社員を極力減らして、末端の作業を責任ごと全て丸投げできるという夢の様な下請け会社にも思えます。また、契約社員・派遣を雇って同様の作業をさせているので、派遣にとっては二重派遣にならないのかな、とも思います。

正式に客先とどのような契約を結んでこのような状況になっているのかは不明。これ以上の詳細を書けないので、この状況だけを見て法律上問題があるかどうか分かりますでしょうか。

というか、この仕事ってなんなんでしょうか私は正社員ですが、友人に何の仕事してるの?って聞かれたときに、さぁ・・としか言い様がないです。

参考:Yahoo知恵袋

現実問題として、客先常駐には様々な問題がありますよね。

客先常駐の問題点とは...
  1. 他社に毎日出社し、常駐先の管理下で労働を行う(帰属意識の低下
  2. 常駐先では、常駐先の社員として振る舞う(モラルや社会的意識の低下
  3. 業務委託でもなく、業務請負でもない(偽装請負
  4. 多重派遣で働いている、外部社員もいる(多重派遣は違法
  5. 常駐先で、自社社員ひとりで出向する(自尊心の欠如
  6. 雑用業務も多く、開発経験を積むのが難しい(給与が増えない
  7. 他社の管理下で働くため、際限なく労働時間が増える(長時間労働の問題
  8. プロジェクトが終了する度に、常駐先を転々とする(派遣社員と変わらない
  9. 不景気で予算が削れたら、真っ先に契約を切られる(雇用が不安定

私たちが客先常駐に違和感を感じる理由は、法律を犯した違法行為だからです。常駐している企業の9割は、「偽装請負」「多重派遣」を行なっています。

参考:客先常駐(SES契約)は法的にも違法|2年目以降はあなたも加害者

常駐先をたらい回しにされた…

私自身も初めて入社したIT企業は、社員を常駐させるだけのブラックでした。

私が客先常駐に入社した理由は、無知だったの一言に尽きます当時の私は、IT業界には「客先常駐」「多重下請」「多重派遣」「特定派遣」がある事すら知らずに入社しました。

どの企業に入社しても、社内でシステム開発できると思っていたんですね。

そのため、入社初日は驚きました。社員が100名以上いるはずなのに、社内には10数名の社員しかいないからです。入社式には、どこからともなく社員が集まりました。

客先常駐の実態は、3ヶ月間の研修期間中に少しずつ知ります。私たち新人SEは、研修後に出向先に派遣される事も、先輩社員から教えてもらいました。

役員や上司からは、客先常駐に関する説明は1度もありません。

私の最初の配属先は、大手通信会社から運用保守を請けている企業でした。チームには自社の社員はひとりも居ません。それでも、この時はあまり悲観していませんでした。

研修ではなくようやく本物のプロジェクトに配属される、1人前のSEになれば、たくさん給料が貰えると前向きに考えていたからですね。

けれども私の期待とは裏腹に、現実は予想以上に厳しいものでした。

大規模システムは安定稼働のため、出向先に出社してもする事は何もありません。「1時間掛けて他社まで通勤し出向先では窓際社員」という、よくわからない状況でした。

誰からも必要とされない環境は、予想以上に精神を消耗させます。何のために生まれて、何のために私たちは働くのか、人生の意味を考えるようになりました。

ただし、毎日考えても突然答える見つかるわけではないですね。思い切って会社を辞めるか、それとも居座り続けるか、葛藤する日々が続きました。

答えが出ないまま1年が経ち、不景気を理由にとつぜん契約を解除されました。以降は、新しい職場を2〜3ヶ月単位で転々とします。営業担当者がインフラ系のある案件を見つけてきます。

この案件は、今までにない劣悪な労働環境でした。テスト書や手順書の作成などの雑務で、毎日夜の11時過ぎまで働く生活が始まります。残業代は1円も支給されないので、時給が千円を下回る月もあります。

そして、精神的にも肉体的にも限界値に達し、逃げるように会社を辞めました。この時には、心底IT業界に嫌気が指していたのを覚えています。

  1. 仕事がある時にだけ、都合良く人材を集めるクライアント
  2. 人材を左から右に回すだけで、利益を得る中間業者
  3. 消耗品のように、企業に使い捨てされる私たち労働者
  4. ヘラヘラと薄笑いし、人材を商品としか考えていない営業
  5. 明らかに違法行為なのに、法改正も取り締まりもしない労働局

偽装請負に身を置くことで、性格まで歪んできます。いつしか私の心は、他人を信用できないほどに荒んでいました。さらに、ブラックに人生をめちゃくちゃにされた被害者、だと本気で思っていました。

客先常駐を辞めて数年が経ち、冷静に過去を振り返った時に、自己責任である事にようやく気付きます。

客先常駐のブラックに入社した理由は?

私が客先常駐させるブラックに入社したのは、次の4つが大きな原因です。

ブラックに入社した理由は...
  1. 業界研究、企業研究が十分に足りていなかったから
  2. 具体的な根拠や裏をとる事なく、採用担当者が話す事を信用したから
  3. 将来のキャリアを考えた上で、志望動機を考えていないから
  4. 1日も早く、転職活動を終わらせたい理由があったから

理由1:IT業界に対して無知だったから

客先常駐に入社した1番の理由は無知です。

当時の私は面倒臭い業界や企業研究、面接を終わらせて早く楽になりたいと思っていました。「どの企業に就職しても、システム開発できるから大差ない」と思っていた程です。

説明会や面接に何度も足を運ぶ友人を横目に、数社面談しただけで就職先を決めました。

この時は、毎日常駐先に出向して、他社社員の雑用するとは夢にも思っていないですよね。インターネットで少し調べれば、客先常駐の問題点をすぐに知れました。

参考:IT業界の客先常駐とは|違法性、一般派遣との違いは?

理由2:採用担当者を信用していた

客先常駐に入社する前の私は、採用担当者が語る言葉を全て都合が良いように解釈していました。ブラックを避けて入社する人は、言葉の裏を読み取り、具体的な根拠を自分たちで調べていますよね

  1. この会社の”本当の”残業時間は、どれくらいあるだろうか?
  2. 客先常駐の割合は、どれくらいあるだろうか?
  3. 競争が激しいIT業界で、他社と差別化してる要素は何だろうか?
  4. 本業のシステム開発では、どれだけ利益を上げているだろうか?

冷静に考えればわかる事ですが、ブラックほど新しい人材を採用するために必死です。そのため、条件が悪い企業ほど自分たちに都合の良い事しか話しません。そして、都合良く解釈してくれる人たちを集めますよね。

理由3:将来のキャリアを考えていない

ブラックに入社する人に共通している事は、キャリアが不明確な事です。IT業界ではキャリアが曖昧なほど、事業の実体がない客先常駐を選択します

将来を考えている人は、入社した先でキャリアを実現できるかを軸に就職先を決めます。

  1. システムやサービスを、自社開発してる企業に就職したい
  2. 対企業向けに、業務改善できるパッケージを開発したい
  3. 海外に事業展開している、グローバル企業で働きたい
  4. 一般ユーザー向けに、WEBやSNSを開発したい
  5. 上流工程を担当し、マネジメント経験を積みたい
  6. 人工知能やクラウドなど、最新技術に携わりたい

そのため、採用面接では事業の実態に注目しますね。

対して、客先常駐に入社する人は動機が曖昧です。動機が曖昧なので、その場の雰囲気や楽しそうな写真、社員同士の馴れ合いを見て入社を決めます。

ワタミなどのブラック経営者は、抽象的な言葉を使い人を集めるのが得意です。

我々は技術者ではなく、人間力を磨いている」「社会貢献ができる会社を作りたい」「頑張った先には、素晴らしい未来が待っている」など、キャリアが曖昧な人ほど流されやすいですね。

私たちは、将来のキャリアプランを軸に、実現できる会社選ぶ必要があります。

以上からもわかる通り、ブラックに入社したのは全て私たちSEの自己責任ですね。個人的には、それでも客先常駐に入社して良かったと思っています。なぜならば、逆境の中に身を置いたからこそ、学ぶ事がたくさんあったからですね。

客先常駐に就職して学んだ3つの事は?

客先常駐時代は、毎日生きているだけでも辛かったです。でも、いま振り返って思う事は、ブラックに入社して良かったと心から思っています

なぜならば、逆境に身を置いたことで、人間としても技術者としても成長できたからです。1社目で社内開発に就職していたら、今ほど問題意識を持つことはなかったですね。

その1:ブラック企業を見分けられる

20代前半で客先常駐を2社経験した事で、ブラックを見分けられるようになりました。ブラックを正しく見分けられる事で、次のメリットがあります。

  1. 企業のHPや求人票を見るだけで、客先常駐を見分けられる
  2. ブラックを避けられるため、自信を持って就職活動できる
  3. 現職よりも、確実に労働条件が良い企業に就職できる

IT業界のブラックは、労働力を外部に提供するだけの派遣ビジネスですね。そのため、1社でも見分けられると、あとは簡単に応用が利きます。

ブラックを見分けられたら、現職よりも確実に条件が良い企業に就職できますね。

参考:客先常駐(人売り)の見分け方|8割のSEが何度も騙される理由

その2:社内開発に転職し仕事が楽しいと思えた

客先常駐で働いた3年間は、これまでの人生で最も過酷な体験でした。社内開発に転職して以降は、心から仕事が楽しいと思えます。

社内開発のメリットは...
  1. スケジュールを自社で管理するため、定時に退社できる
  2. 自社製品を開発するため、仕事にやりがいが生まれる
  3. ハイスペックのデスクトップPC、広いデスクで作業できる
  4. 個人に裁量が与えられ、要件定義、設計、実装まで一貫して携われる
  5. 転職市場で評価される、開発スキルを習得できる
  6. 経験年数とともに、確実に給与は増える(年収300→520万円)
  7. 保守運用、サーバー監視、ヘルプデスク、テスターなどの雑用が少ない
  8. クライアントと毎日顔を合わせないため、ストレスが少ない

1社目で社内開発に携わる人は、自社開発できる事の有難さを認識していません。そのため、恵まれている環境にいる事を知らず、不満や愚痴を漏らす人も多いですね。

客先常駐を経験する事で、心から仕事が楽しいと思えます。

この業界で長く働き続けたいならば、絶対に社内開発を選択しましょう。

参考:SESから社内開発に転職する方法4つ|私は客先常駐から脱出した

その3:語学を習得する海外就職を実現

私が語学を学ぶキッカケになったのは、客先常駐が理由です。

ブラックに入社したことで、将来に強い危機感を感じました。不安や恐怖は、私たちを大きく成長させる強力なエンジンになりますね。

英語を学び始めた理由は、オフィショア開発が活発化していたからです。当時IT業界は不景気と円高を理由に、国内のSEの仕事が海外に流れていました。ITスキル以外に語学を習得する事で、付加価値を高められると考えたからですね。

その結果、社内開発できる企業に転職し、2年間の海外勤務も実現できました。いま現在は、国内の労働力不足を理由に、外国人労働者が日本に押し寄せていますね私たちSEは、外国人労働者と競争しなければなりません。

参考:SEの転職で求められる英語力は?|日常会話を3ヶ月で習得する方法

では、客先常駐を抜け出し、社内開発で働くためにはどうすれば良いのでしょうか。

▼▼客先常駐は必ず脱出できる▼▼

私はこの業界で働く1人でも多くの人に、客先常駐を避けて働いて欲しいと思っています。なぜならば、私自身が客先常駐に何年も苦しめられたからです常駐先で働くSEがいなくなれば、客先常駐の仕組みは成り立たないですね。

私の常駐時代の辛い3年間は、他の人にも決して味わって欲しくありません。

1社目に入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。夜の11時過ぎまで働くも、残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円を下回る月もあります。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

一生懸命に働いても給料が増えないのは、過剰に中間摂取されているからです。

終電間際、ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

その2ヶ月後に、私の人生は大きく生まれ変わりました。

現在私は、海外に開発拠点があり社内開発ができるIT企業で働いています。目標だった海外勤務も実現でき、年収は30歳手前で500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は朝が訪れる度に毎日幸せを感じています

私たちSEが、客先常駐を避けて働くのは難しくありません。

なぜならば、社内開発で働く事を最初から諦め、行動に移さないSEが多いからです。現状の仕組みや制度に不満を言うばかりで、具体的な行動に移すのは全体の1割もいないですよね。だからこそ、行動すれば確実に未来は変わります

私は実務の開発経験がゼロの時に、現在の会社に転職できました。現在も客先常駐で働き続ける元同僚と私の違いは、行動に移しかどうかだけですよね。将来家族ができた時に、自分の子供に勧められない働き方ならば、あなた自身も常駐先で働くのは辞めましょう。

客先常駐を辞めて変わった事は....
  1. 年収300万円 → 転職して4年後に520万円に増える
  2. 賞与は10万円未満 → 年3回の賞与で140〜160万円
  3. 昇給額は年3千円 → 賞与も含めて年40〜60万円
  4. 1人で常駐先に出向 → プロジェクトは全て社内開発
  5. 実務経験に乏しく転職先がない → 面談で+50〜80万円で掲示
  6. 毎日11時まで残業 → 納期月以外は定時に帰宅できる
  7. 運用保守、評価、資料作成 → 開発経験を積み小リーダーもできる
  8. 35歳で職を失う → マネジメントを経験し定年まで働ける
  9. 生涯孤独かもしれない → 家族が出来て毎日幸せを感じる

個人的に1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

客先常駐から脱出する方法とは?

客先常駐を避けて働く事自体は、それほど難しくはありません。IT未経験からの就職であれば選択肢は限られるが、業界経験があれば応募できるIT企業がたくさんあるからです。

IT業界は人材不足なので、SEに選ばれる労働環境を用意する企業が増えています。

方法1:社内開発できる企業を目指す

客先常駐を避けるためには、社内開発できるIT企業を目指しましょう。

社内開発が多い業種とは...
  1. 自社製品やサービスを開発するWEB業界
  2. メーカーから1次請けで受託開発する企業
  3. 対企業向けに、自社パッケージを開発・販売する企業
  4. 海外に開発拠点がある日系・外資系企業

市場が急速に拡大している「インターネット・WEB業界」は、企業向けに常駐してシステム開発するSIer系と違い、自社製品やサービスを社内で開発します。WEB業界とは、ECサイト、広告事業、SNS、スマホ、コンテンツを開発する企業ですね。

個人的には、受託開発できるIT企業が1番のお勧めです。

私自身が、海外に開発拠点がある受託開発に転職する事で、ブラックから脱出できたからです。この企業は、社員が100人未満のどこにでもある普通の中小企業です。

SIer系出身のSEには、WEB業界や外資系は少しハードルが高いですよね。SIer系の受託開発であれば、常駐先の仕事を社内に持ち込むだけなので、大きな違いはありません。1次請けなのでSEの単価は80万円以上、仕事内容が同じでも得られる給与は倍違います。

また、前職の経験をそのまま次の会社に持ち込む事もできるので、今より好条件で転職できる可能性が高いです。

参考:SESから社内開発に転職する方法4つ|私は客先常駐から脱出した

方法2:異業種の社内SEを目指す

社内SEを目指す利点は...
  1. 大手が多く給与、退職金、手当など福利厚生が充実している
  2. 客先常駐の価格競争や、WEB業界の競争社会から逃れられる
  3. IT以外の別部門が利益を上げるため、プレッシャーが少ない
  4. 開発は外部に委託するため、納期やスケジュールは厳しくない
  5. 転職には向いてないが、定年まで働きやすい

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐を避けられますね。

しかしながら、社内SEのデメリットは、キャリアの形成ができない事です。入社した業種の特殊なスキルに依存しますね。また、外部のIT企業にシステム開発を外注するため経験を積めず、他社のスケジュール管理がメイン業務になります

キャリアが積めないのは、専門職にとっては致命的ですね。

社内SEは定年まで働く事を前提に就職します。しかし、経営が傾いた時に、1番最初に予算削減を検討される危険な部署でもあります。なぜならば、本業の利益に直接結びつかず、コスト部門だと考えられるからですね。

会社の経営が傾いた時に、人生設計を大きく狂わせるリスクがある点には注意しましょう。社内SEは、業種や会社選びが重要になります。

参考:【社内SE転職ナビの評価】|本当に客先常駐がない企業に転職できる?

方法3:フリーランスSEを目指す

常駐先で働く事になりますが、フリーランスを目指す事で客先常駐の摂取から逃れられます。フリーランスは、余計なマージン料を取られないため、大幅な年収アップが期待できるからです。

ソフトウェア開発の派遣の平均マージン率は40%です(株式会社リツアン)。

対して、フリーランスSEのマージン率は8%未満です。単価80万円で仕事内容が同じでも、常駐SEの給与は48万円(会社員だと30万円以下)、フリーランスSEならば73万円貰えます。

フリーランスSEは、雇用が安定しない、社会的信用が低下するなどのデメリットがあります。それでも、大幅に収入を増やすチャンスがあります

フリーランスを目指すのは簡単ではないが、独立志向が強い人には大きなチャンスですね。常駐しないフリーランスもいますが、優秀なSEでないと現実的に実現するのは難しいます。

まずは、常駐SE経由でクライアントと信頼関係を築く必要があります。レバテックフリーランス は、フリーランス専門の紹介会社です。興味がある人は参考にしてみてください。

参考:レバテックフリーランス評価|他社と比較した手数料、求人質、年収

▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼

IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。

離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。

だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。

ブラックに就職する理由は...
  1. 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
  2. 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
  3. 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
  4. 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
  5. 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる

在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。

離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします

まとめ:私たちが客先常駐に入社する理由は?

ブラックに入社した理由は...
  1. 業界研究、企業研究が十分に足りていなかったから
  2. 具体的な根拠や裏をとる事なく、採用担当者が話す事を信用したから
  3. 将来のキャリアを考えた上で、志望動機を考えているから
  4. 1日も早く、転職活動を終わらせたい理由があったから

厳しい言い方をすると、客先常駐に入社するのは全て私たちの自己責任です。

なぜならば、ブラックを避けて入社する人たちは、偶然ではなく意図して常駐SEを避けているからです。私たちがブラックに騙されたと思いたいのは、自分の無知を他人の責任にしたいだけですよね。

業秋経験者なら常駐を避けて、社内開発で働くのは難しくありません。

私はこの業界で働くたくさんのSEに、常駐以外で働いて欲しいと思っています。なぜならば、客先常駐で働くSEがいなくなれば、ブラックは潰れるしかないからですね。

常駐SEを続ける理由を、政府やブラック企業の責にするのは辞めましょう。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までです。

なぜならば、景気サイクルは8年周期で周り、再び金融危機が発生するからです。2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時20,418円(8月15日)まで落ち込みましたね

アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。アップル株はiPhoneの販売不振で暴落していました(232→142ドル)。一度不景気が発生したら、1週間も経たない内に株価は半値以下まで暴落します。

求人倍率が1倍を下回ると、客先常駐で働くSEの大半が首を切られます2008年の金融危機では、常駐先のフロアの空席が3分の1まで増え、半数以上の常駐社員が自社に帰らされました。

そうなる前に、私たち常駐SEは具体的な行動に移す必要があります。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. プロジェクトの予算が縮小され、労働者が市場に溢れる
  2. 客先常駐の半数以上は、翌月以降の契約を更新できない
  3. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  4. 不景気になると、優秀なSE以外は内定を獲得できない
  5. 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
  6. 少ない労働者で現場を回すため、今より労働時間が増える
  7. 失業を避けられても、転職の機会を失い次の5年間も同じ現場で働く
  8. 人件費が安い外国人を採用し、日本国内の開発が激減する
  9. 常駐先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  10. 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる

客先常駐の最大の問題は、開発経験が積めない事です。開発経験が積めないと、手を動かすだけの労働者と変わらないため、転職もできないですね。

専門スキルを身につけ必要な人材に成長できれば、リストラされる心配もなくなります。まずは、客先常駐を抜け出して1日も早く、専門スキルが磨ける社内開発に転職しましょう。専門スキルを身につけらば、将来の漠然とした不安もなくなります。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

30歳時点で年収に200万円も差があると、残りの生涯年収で6000万円も違いますねブラックで働いている劣等感で家族を持つこともできず、一生涯孤独で生きていたと思います。

未経験者の市場価値は年齢とともに減少するため、将来動く予定があるならば景気が上向いている今行動した方が良いです2019年以降では、金融危機が発生しもう手遅れである可能性が高いです。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。

マイナビは、社内開発や社内SE向けの求人を多数扱います。

公式サイト:SE・プログラマーの転職『マイナビエージェント×IT』

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