なぜ、私たちは客先常駐に入社するのか?|原因は全て自己責任にある

IT企業に入社してから、客先常駐の存在を知るSEは少なくないですよね。私たちの多くは、ブラックに騙されてIT業界に入ります。

  1. 「客先に毎日出向するけど、派遣と何が違うのだろうか…」
  2. 「偽装請負なんて聞いてない、ブラックに騙された…」
  3. 「自社の名刺ではなくて、なぜ他社の名刺を使うの…」
  4. 「業務委託ではなくて、ただのお手伝いさんと変わらない…」

客先常駐という働き方には、たくさんのSEが疑問を持っています。

にも関わらず、毎年たくさんの新人SEが客先常駐に入社し、当たり前のように常駐先に派遣されますね。違和感を感じすぐに会社を去る人もいますが、3年、5年と働き続ける方が多数派ですね。

客先常駐から社内開発に転職できるのは、一部のSEだけです。

大多数の常駐SEは30代で職を失うか、もしくはIT業界を去り介護やサービス業、事務職に転職しますこれらの仕事は、業務経験がなくても雇ってくれるからです。

なぜ、私たちSEはブラックに騙されて、客先常駐に入社するのでしょうか?

単刀直入にいうと、私たちが業界研究や企業研究を怠ったからですね。客先常駐は避けようと思えば本人の意思で避けられます。騙されたと思いたいのは、自分の無知を他人の責任にしたいだけですよね。

ここでは、私たちがブラックに騙される理由、それから未経験から客先常駐に入社して良かった事を紹介します。

常駐SE以外で働きたい人向け
  1. 客先常駐に、初めて入社した時の話
  2. 私が、客先常駐に入社した3つの理由は?
  3. 私が、客先常駐に就職して学んだ3つの事は?

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  1. マイナビIT AGENT客先常駐から、社内開発の転職に強い
  2. 社内SE転職ナビ社内SE専門だが、求人数は673件だけ
  3. リクルート求人数は多いが、未経験向けのブラックが多い

<2020年10月:SE転職の最新情報>

参考:8月の有効求人倍率1.04倍に低下 6年7カ月ぶり低水準

コロナによる経済悪化に伴い、SE向けの求人数が日を追うごとに激減しています

3月以降の米国失業保険申請者数は、9月末の累計で「5859万人」を超えました(参考:新規失業保険申請件数10/03)。ピークの664万人を超えたが、現在も週当たり100万人が職を失い続けています。

リーマンショック時の3月の失業者数は80万人だけだが、求人倍率は0.45倍に急落してますその頃には、客先にいた20〜30代の常駐SEの半数が契約を解除されました。

契約解除後もSEを雇用できる会社は稀で、多くが所属先からも首を切られています。当時20代前半だった私も同僚も、契約解除後の翌月に自主退職に追い込まれました。求人倍率が1倍を下回る頃には、本格的に常駐SEの契約解除や派遣切りが急増します。

通常の9・10月は、下半期の開発案件に合わせて経験者向けの求人が最も増える時期です

しかしながら、コロナの影響で今年秋のIT求人数は昨年度の半分未満です。いま転職市場に出ているIT求人を逃せば、来年以降はもう転職できない確率は高いです。なぜならば、来年以降に求人倍率が1倍を下回るのは確実で、求人自体が転職市場に出てこなくなるからです。

そのため、今月は私たち常駐SEが客先常駐を脱出する最後の月です。

目標から逆算すると、遅くても今月中には企業から内定を得る必要があります人材不足の過去8年間は、業界経験さえあれば、誰でも社内開発に転職できる幸運な時期でしたね。これからは、客先から突然契約解除されるか、もしくは4〜5人でひとつの採用枠を奪い合います。

客先常駐からの脱出が目的ならば、「マイナビIT」が1番お勧めです。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです転職後の年収は4年間で300→520万円まで増え、納期月以外は毎日定時に帰宅しています。

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客先常駐に騙されて入社した時の話

私たちSEの多くは、IT企業に入社して初めて客先常駐の存在を知ります。そもそもですが、派遣のように扱われるとわかっていたら、入社を決めていないですよね。

常駐SEは、ただの奴隷と変わらない…

客先に常駐し、客先のシステムを使って、客先の仕事のお手伝いをする業務について違法性があるかどうか教えてください。責任者はいるが、客先から直接仕事の指示をされるのは当然で、支援業務」という名目上、客と仕事の境目が曖昧で、正直言って都合のいい奴隷状態です。

「客先」の取引先と電話対応する時も、客先の会社名を名乗り、対応します。何かを開発・または達成するということもなく、ただ客先で、客先の仕事を客先の人間と同じ部屋で一緒に仕事をするだけです。

ただ、仕事を貰っている?という認識なのかやはり立場が非常に弱いです。定義上、業務委託でも業務請負でもない謎の仕事に思えてきます。

客先にとっては、自社の社員を極力減らして、末端の作業を責任ごと全て丸投げできるという夢の様な下請け会社にも思えます。また、契約社員・派遣を雇って同様の作業をさせているので、派遣にとっては二重派遣にならないのかな、とも思います。

正式に客先とどのような契約を結んでこのような状況になっているのかは不明。これ以上の詳細を書けないので、この状況だけを見て法律上問題があるかどうか分かりますでしょうか。

というか、この仕事ってなんなんでしょうか私は正社員ですが、友人に何の仕事してるの?って聞かれたときに、さぁ・・としか言い様がないです。

参考:Yahoo知恵袋

現実問題として、客先常駐には様々な問題がありますよね。

客先常駐の問題点とは...
  1. 他社に毎日出社し、常駐先の管理下で労働を行う(帰属意識の低下
  2. 常駐先では、常駐先の社員として振る舞う(モラルや社会的意識の低下
  3. 業務委託でもなく、業務請負でもない(偽装請負
  4. 多重派遣で働いている、外部社員もいる(多重派遣は違法
  5. 常駐先で、自社社員ひとりで出向する(自尊心の欠如
  6. 雑用業務も多く、開発経験を積むのが難しい(給与が増えない
  7. 他社の管理下で働くため、際限なく労働時間が増える(長時間労働の問題
  8. プロジェクトが終了する度に、常駐先を転々とする(派遣社員と変わらない
  9. 不景気で予算が削れたら、真っ先に契約を切られる(雇用が不安定

私たちが客先常駐に違和感を感じる理由は、法律を犯した違法行為だからです。常駐している企業の9割は、「偽装請負」「多重派遣」を行なっています。

参考:客先常駐(SES契約)は法的にも違法|2年目以降はあなたも加害者

常駐先をたらい回しにされた…

私自身も初めて入社したIT企業は、社員を常駐させるだけのブラックでした。

私が客先常駐に入社した理由は、無知だったの一言に尽きます当時の私は、IT業界には「客先常駐」「多重下請」「多重派遣」「特定派遣」がある事すら知らずに入社しました。

どの企業に入社しても、社内でシステム開発できると思っていたんですね。

そのため、入社初日は驚きました。社員が100名以上いるはずなのに、社内には10数名の社員しかいないからです。入社式には、どこからともなく社員が集まりました。

客先常駐の実態は、3ヶ月間の研修期間中に少しずつ知ります。私たち新人SEは、研修後に出向先に派遣される事も、先輩社員から教えてもらいました。

役員や上司からは、客先常駐に関する説明は1度もありません。

私の最初の配属先は、大手通信会社から運用保守を請けている企業でした。チームには自社の社員はひとりも居ません。それでも、この時はあまり悲観していませんでした。

研修ではなくようやく本物のプロジェクトに配属される、1人前のSEになれば、たくさん給料が貰えると前向きに考えていたからですね。

けれども私の期待とは裏腹に、現実は予想以上に厳しいものでした。

大規模システムは安定稼働のため、出向先に出社してもする事は何もありません。「1時間掛けて他社まで通勤し出向先では窓際社員」という、よくわからない状況でした。

誰からも必要とされない環境は、予想以上に精神を消耗させます。何のために生まれて、何のために私たちは働くのか、人生の意味を考えるようになりました。

ただし、毎日考えても突然答える見つかるわけではないですね。思い切って会社を辞めるか、それとも居座り続けるか、葛藤する日々が続きました。

答えが出ないまま1年が経ち、不景気を理由にとつぜん契約を解除されました。以降は、新しい職場を2〜3ヶ月単位で転々とします。営業担当者がインフラ系のある案件を見つけてきます。

この案件は、今までにない劣悪な労働環境でした。テスト書や手順書の作成などの雑務で、毎日夜の11時過ぎまで働く生活が始まります。残業代は1円も支給されないので、時給が千円を下回る月もあります。

そして、精神的にも肉体的にも限界値に達し、逃げるように会社を辞めました。この時には、心底IT業界に嫌気が指していたのを覚えています。

  1. 仕事がある時にだけ、都合良く人材を集めるクライアント
  2. 人材を左から右に回すだけで、利益を得る中間業者
  3. 消耗品のように、企業に使い捨てされる私たち労働者
  4. ヘラヘラと薄笑いし、人材を商品としか考えていない営業
  5. 明らかに違法行為なのに、法改正も取り締まりもしない労働局

偽装請負に身を置くことで、性格まで歪んできます。いつしか私の心は、他人を信用できないほどに荒んでいました。さらに、ブラックに人生をめちゃくちゃにされた被害者、だと本気で思っていました。

客先常駐を辞めて数年が経ち、冷静に過去を振り返った時に、自己責任である事にようやく気付きます。

客先常駐のブラックに入社した理由は?

私が客先常駐させるブラックに入社したのは、次の4つが大きな原因です。

ブラックに入社した理由は...
  1. 業界研究、企業研究が十分に足りていなかったから
  2. 具体的な根拠や裏をとる事なく、採用担当者が話す事を信用したから
  3. 将来のキャリアを考えた上で、志望動機を考えていないから
  4. 1日も早く、転職活動を終わらせたい理由があったから

理由1:IT業界に対して無知だったから

客先常駐に入社した1番の理由は無知です。

当時の私は面倒臭い業界や企業研究、面接を終わらせて早く楽になりたいと思っていました。「どの企業に就職しても、システム開発できるから大差ない」と思っていた程です。

説明会や面接に何度も足を運ぶ友人を横目に、数社面談しただけで就職先を決めました。

この時は、毎日常駐先に出向して、他社社員の雑用するとは夢にも思っていないですよね。インターネットで少し調べれば、客先常駐の問題点をすぐに知れました。

参考:IT業界の客先常駐とは|違法性、一般派遣との違いは?

理由2:採用担当者を信用していた

客先常駐に入社する前の私は、採用担当者が語る言葉を全て都合が良いように解釈していました。ブラックを避けて入社する人は、言葉の裏を読み取り、具体的な根拠を自分たちで調べていますよね

  1. この会社の”本当の”残業時間は、どれくらいあるだろうか?
  2. 客先常駐の割合は、どれくらいあるだろうか?
  3. 競争が激しいIT業界で、他社と差別化してる要素は何だろうか?
  4. 本業のシステム開発では、どれだけ利益を上げているだろうか?

冷静に考えればわかる事ですが、ブラックほど新しい人材を採用するために必死です。そのため、条件が悪い企業ほど自分たちに都合の良い事しか話しません。そして、都合良く解釈してくれる人たちを集めますよね。

理由3:将来のキャリアを考えていない

ブラックに入社する人に共通している事は、キャリアが不明確な事です。IT業界ではキャリアが曖昧なほど、事業の実体がない客先常駐を選択します

将来を考えている人は、入社した先でキャリアを実現できるかを軸に就職先を決めます。

  1. システムやサービスを、自社開発してる企業に就職したい
  2. 対企業向けに、業務改善できるパッケージを開発したい
  3. 海外に事業展開している、グローバル企業で働きたい
  4. 一般ユーザー向けに、WEBやSNSを開発したい
  5. 上流工程を担当し、マネジメント経験を積みたい
  6. 人工知能やクラウドなど、最新技術に携わりたい

そのため、採用面接では事業の実態に注目しますね。

対して、客先常駐に入社する人は動機が曖昧です。動機が曖昧なので、その場の雰囲気や楽しそうな写真、社員同士の馴れ合いを見て入社を決めます。

ワタミなどのブラック経営者は、抽象的な言葉を使い人を集めるのが得意です。

我々は技術者ではなく、人間力を磨いている」「社会貢献ができる会社を作りたい」「頑張った先には、素晴らしい未来が待っている」など、キャリアが曖昧な人ほど流されやすいですね。

私たちは、将来のキャリアプランを軸に、実現できる会社選ぶ必要があります。

以上からもわかる通り、ブラックに入社したのは全て私たちSEの自己責任ですね。個人的には、それでも客先常駐に入社して良かったと思っています。なぜならば、逆境の中に身を置いたからこそ、学ぶ事がたくさんあったからですね。

客先常駐に就職して学んだ3つの事は?

客先常駐時代は、毎日生きているだけでも辛かったです。でも、いま振り返って思う事は、ブラックに入社して良かったと心から思っています

なぜならば、逆境に身を置いたことで、人間としても技術者としても成長できたからです。1社目で社内開発に就職していたら、今ほど問題意識を持つことはなかったですね。

その1:ブラック企業を見分けられる

20代前半で客先常駐を2社経験した事で、ブラックを見分けられるようになりました。ブラックを正しく見分けられる事で、次のメリットがあります。

  1. 企業のHPや求人票を見るだけで、客先常駐を見分けられる
  2. ブラックを避けられるため、自信を持って就職活動できる
  3. 現職よりも、確実に労働条件が良い企業に就職できる

IT業界のブラックは、労働力を外部に提供するだけの派遣ビジネスですね。そのため、1社でも見分けられると、あとは簡単に応用が利きます。

ブラックを見分けられたら、現職よりも確実に条件が良い企業に就職できますね。

参考:客先常駐(人売り)の見分け方|8割のSEが何度も騙される理由

その2:社内開発に転職し仕事が楽しいと思えた

客先常駐で働いた3年間は、これまでの人生で最も過酷な体験でした。社内開発に転職して以降は、心から仕事が楽しいと思えます。

社内開発のメリットは...
  1. スケジュールを自社で管理するため、定時に退社できる
  2. 自社製品を開発するため、仕事にやりがいが生まれる
  3. ハイスペックのデスクトップPC、広いデスクで作業できる
  4. 個人に裁量が与えられ、要件定義、設計、実装まで一貫して携われる
  5. 転職市場で評価される、開発スキルを習得できる
  6. 経験年数とともに、確実に給与は増える(年収300→520万円)
  7. 保守運用、サーバー監視、ヘルプデスク、テスターなどの雑用が少ない
  8. クライアントと毎日顔を合わせないため、ストレスが少ない

1社目で社内開発に携わる人は、自社開発できる事の有難さを認識していません。そのため、恵まれている環境にいる事を知らず、不満や愚痴を漏らす人も多いですね。

客先常駐を経験する事で、心から仕事が楽しいと思えます。

この業界で長く働き続けたいならば、絶対に社内開発を選択しましょう。

参考:SESから社内開発に転職する方法4つ|私は客先常駐から脱出した

その3:語学を習得する海外就職を実現

私が語学を学ぶキッカケになったのは、客先常駐が理由です。

ブラックに入社したことで、将来に強い危機感を感じました。不安や恐怖は、私たちを大きく成長させる強力なエンジンになりますね。

英語を学び始めた理由は、オフィショア開発が活発化していたからです。当時IT業界は不景気と円高を理由に、国内のSEの仕事が海外に流れていました。ITスキル以外に語学を習得する事で、付加価値を高められると考えたからですね。

その結果、社内開発できる企業に転職し、2年間の海外勤務も実現できました。いま現在は、国内の労働力不足を理由に、外国人労働者が日本に押し寄せていますね私たちSEは、外国人労働者と競争しなければなりません。

参考:SEの転職で求められる英語力は?|日常会話を3ヶ月で習得する方法

では、客先常駐を抜け出し、社内開発で働くためにはどうすれば良いのでしょうか。

「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」

客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。

なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません

私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。

この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね

ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。

客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、ずは私たち自身が行動しなければなりません

私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています

公式サイト:マイナビIT AGENT

客先常駐から脱出できる3つの方法は?

客先常駐から脱出する方法は、大きく分けて3つあります。

方法1:IT業界を辞めて別の業種へ

客先常駐に疲れ切った人の中には、別業種で再スタートしたい人も多いです。でも、SEのキャリアを活かす方が、良い就職先に就ける可能性は遥かに高いですよね

経験ゼロで新しい業種に入れば、年収250〜300万円で再スタートします。冷静に考えると、実務経験がない状態で異業種に飛び込めば、どの業種でも確実にブラックに就職します。ノルマがキツイ営業や飲食業、肉体労働の建築や工場は、IT業界以上にブラックな業種です。

仕事が楽な総務や事務職は、正社員ではなく派遣やパートしか募集していません。派遣やパートでは、今以上に将来が不安定になります。

1度でもIT業界で働きた経験があれば、私たちは未経験者ではなく経験者枠で応募できますキャリアコンサルタントが提案する企業も、10倍以上に選択肢が増えますね。紹介してくれる企業は経験者向けなので、求人の質も以前より高くなります。

現実的に考えたら、現在のキャリアを活かさない手はないですね。

方法2:経験を活かして異業種の社内SEへ

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐から逃れられます。しかしながら、社内SEはデメリットも多いため、私たちは十分に注意が必要です

最大のデメリットは、特定の業界事情に詳しくなる反面、IT系の専門性が失われる事ですなぜならば、システム開発を外部委託するため、自社で経験やキャリアを積めないからです。社内SEの仕事は、社外のスケジュール管理と、社内の非IT管理部門のサポート業務です。

1度でも社内SEになると、一般的なSEのキャリアからは遠くなります。

また、本業が成長しない会社に就職すると、リストラの危険性も高いです。なぜならば、利益を上げない情報システム部門は、経営陣からコスト部門だと見なされるからです。定年まで働く前提で入社しても、経営方針が変われば真っ先に首を切られます。

競争社会から離れた社内SEにとって、外の世界で生き残るのは容易ではないですね

方法3:経験を活かして自社や社内開発へ

IT業界で市場価値を高めたい人は、自社開発や社内開発を目指しましょう。社内開発とは、大手企業から依頼を請ける受託開発、自社製品やパッケージの開発や販売、スマホやソーシャルアプリの開発、コンサルタントやクラウド導入など、様々な働き方がありますね。

社内開発の最大のメリットは、経験と業界年齢に合わせてキャリアを積める事です。

開発案件では最新技術を学び、社内開発で経験を積めば上流工程からも携われます。設計やマネジメントを経験できれば、自身の市場価値を上げられますね。そして、専門知識や経験さえ積めれば、不景気を理由にリストラされても生き残れます

また、専門知識や経験年数に合わせて、順調に収入も増やせますね。市場価値が高い人材になれば、フリーランスや在宅で働くのも難しくありません。市場価値が高い人材になれば、年収100〜200万円アップの転職も難しくありません

では、客先常駐を脱出するには、私たちは具体的に何をすれば良いのでしょうか?

客先常駐から脱出できる転職サイト2社は?

客先常駐を脱出するには、「マイナビ×IT」と「社内SE転職ナビ」がお勧めです。

転職1:異業種の社内SEに強い「社内SE転職ナビ」

社内SE転職ナビの特徴は...
  1. IT経験者向けに、社内SEに特化した専門サイト
  2. 客先常駐から脱出して、異業種の社内SEに転職できる
  3. 他の経験者向けと比較して、知名度が低く利用者が少なすぎる
  4. 社内SE案件に絞られるため、求人数が673件と少なすぎる
  5. スキル次第だが、実は社内SE以外も紹介される
  6. 関東圏、関西圏以外では、求人がほとんどない

公式サイト:社内SE転職ナビ

社内SE転職ナビは、社内SEに特化した経験者向けの転職サイトです。他にない最大の特徴は、社内SEや社内開発を専門に扱い、確実に客先常駐から脱出できる事ですね

しかしながら、他の転職サイトと比較して、知名度が低く利用者が少ない点に注意が必要です。また、社内SE案件に絞られるため、求人数が673件しかありません「マイナビ×IT」も経験者向けで社内開発を中心に扱うが、求人数は2.8万件以上あります

確実に客先常駐を脱出できるのは魅力だが、転職サイトの規模が少なすぎます。選択肢が少ないと、ブラックに就職する可能性も必然的に高くなります「社内SE転職ナビ」1本に絞るのは、リスクが高いので避けた方が良いですね。

評価:【社内SE転職ナビの評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

転職2:自社や社内開発に強い「マイナビ×IT」

マイナビの特徴は...
  1. 大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイト
  2. 客先常駐から、自社や社内開発の転職に最も強い
  3. 自社や社内開発など、求人数は2.8万社以上もある
  4. ハイキャリア層ではなく、20〜30代の常駐SE向け
  5. 大手2社(リクナビ、DODA)にはない、中小の隠れ良企業を扱う
  6. 大手2社よりも、丁寧な対応で高評価を得ている
  7. 担当者が推薦状を書くので、書類選考の通過率が高い

公式サイト:マイナビIT AGENT

「マイナビ×IT」は、大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイトです。他にない最大の特徴は、客先常駐から自社や社内開発、それから社内SEを目指せる事です親切な対応の担当者が多く、転職経験がない初めての常駐SEにも向いています。

個人的な1番のお勧めが「マイナビ×IT」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです

私が社内開発に転職できた時は、実務で開発経験が1度もない時でした。

次もブラックに騙されて、客先常駐やSESに入社したらどうしよう」と不安しかなかったです。担当者は、客先常駐の経験しかなくても、必ず社内開発に就職できると声を掛けてくれました。「確実に社内案件に入れる保証がなければ、無理に転職する必要はないですよ」とも言ってくれました。

2ヶ月後に内定を頂いた先は、受託開発がメインのIT企業です。社員数が100名未満の中小企業だが、海外に開発拠点もある隠れ優良企業でした。

入社後に先輩社員から個別の社内研修があり、プロジェクト配属後も別の先輩が開発のサポートをしてくれます。それから、毎年40〜60万円ペースで順調に昇給し、4年後には年収が520万円を超えます開発案件に就いた後も、納期がない月は毎日定時に帰宅しています

上場企業や知名度がある大手はないが、私にとってこの会社は優良企業ですね順調に昇給する上に残業も少ないため、今もこの会社でお世話になっています。

IT業界以外も広く扱う大手2社(リクナビ、DODA)と違い、IT系に特化したマイナビは求人の質が高いです。また、大手2社が扱わない隠れ優良企業が多いのも魅力です。機械的な対応にならざる負えない大手と違い、サポートが手厚い点もお勧めです。

私が客先常駐から脱出でき、社内開発に転職できたのはマイナビのおかげです。

評価:【マイナビIT AGENTの評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

これからも、常駐SEで働き続けるリスクとは?

客先常駐を続ける最大のデメリットは、経験年数に応じて給料が増えない事です

常駐SEの給料が増えない理由は、手順書通りのマニュアル作業、ドキュメント作成、運用保守、ヘルプデスク、評価など、単純労働ばかりで開発経験を積めないからです。短期間で常駐先が変わるため、運が悪ければプロジェクト毎にスキルがリセットされます

IT業界で35歳定年説があるのは、実務経験を積めない常駐SEの働き先がなくなるからです。35歳を過ぎると、経歴書の年齢を見ただけでスルーされます。

私の新入社員時代の元同僚は、今も1社目の客先常駐で働き続けています。久しぶりに彼女に再会したが、8年間で30万円(年収300→330万円)しか増えていない事に衝撃を受けました30歳を機に、契約解除が増え自宅待機も増えたと言います。

対して、3年目に転職を決意した私は、その4年後に520万円まで増えています。IT業界では、本人の能力や実力以上に働く環境が大事です。

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  1. マイナビIT AGENT客先常駐から、社内開発の転職に強い
  2. 社内SE転職ナビ求人数は673件と、ブラック率も高い
  3. リクルート異業種への転職は、キャリアを活かせない

<2020年10月:SE転職の最新情報>

参考:8月の有効求人倍率1.04倍に低下 6年7カ月ぶり低水準

コロナによる経済悪化に伴い、SE向けの求人数が日を追うごとに激減しています

3月以降の米国失業保険申請者数は、9月末の累計で「5859万人」を超えました(参考:新規失業保険申請件数10/03)。ピークの664万人を超えたが、現在も週当たり100万人が職を失い続けています。

リーマンショック時の3月の失業者数は80万人だけだが、求人倍率は0.45倍に急落してますその頃には、客先にいた20〜30代の常駐SEの半数が契約を解除されました。

契約解除後もSEを雇用できる会社は稀で、多くが所属先からも首を切られています。当時20代前半だった私も同僚も、契約解除後の翌月に自主退職に追い込まれました。求人倍率が1倍を下回る頃には、本格的に常駐SEの契約解除や派遣切りが急増します。

通常の9・10月は、下半期の開発案件に合わせて経験者向けの求人が最も増える時期です

しかしながら、コロナの影響で今年秋のIT求人数は昨年度の半分未満です。いま転職市場に出ているIT求人を逃せば、来年以降はもう転職できない確率は高いです。なぜならば、来年以降に求人倍率が1倍を下回るのは確実で、求人自体が転職市場に出てこなくなるからです。

そのため、今月は私たち常駐SEが客先常駐を脱出する最後の月です。

目標から逆算すると、遅くても今月中には企業から内定を得る必要があります人材不足の過去8年間は、業界経験さえあれば、誰でも社内開発に転職できる幸運な時期でしたね。これからは、客先から突然契約解除されるか、もしくは4〜5人でひとつの採用枠を奪い合います。

客先常駐からの脱出が目的ならば、「マイナビIT」が1番お勧めです。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです転職後の年収は4年間で300→520万円まで増え、納期月以外は毎日定時に帰宅しています。

コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています

公式サイト:マイナビIT AGENT

まとめ:私たちが客先常駐に入社する理由は?

ブラックに入社した理由は...
  1. 業界研究、企業研究が十分に足りていなかったから
  2. 具体的な根拠や裏をとる事なく、採用担当者が話す事を信用したから
  3. 将来のキャリアを考えた上で、志望動機を考えているから
  4. 1日も早く、転職活動を終わらせたい理由があったから

厳しい言い方をすると、客先常駐に入社するのは全て私たちの自己責任です。

なぜならば、ブラックを避けて入社する人たちは、偶然ではなく意図して常駐SEを避けているからです。私たちがブラックに騙されたと思いたいのは、自分の無知を他人の責任にしたいだけですよね。

業秋経験者なら常駐を避けて、社内開発で働くのは難しくありません。

私はこの業界で働くたくさんのSEに、常駐以外で働いて欲しいと思っています。なぜならば、客先常駐で働くSEがいなくなれば、ブラックは潰れるしかないからですね。

常駐SEを続ける理由を、政府やブラック企業の責にするのは辞めましょう。

1日でも早く行動に移した方が良い理由は?

参考:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法をわかりやすく解説!

2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。書類を送付すれば、誰でも企業から内定を得られる状態ですね

しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。

米国失業保険申請者数は、9月末の累計で「5859万人」を超えました(参考:新規失業保険申請件数リーマンショックが起きた3月の合計でさえ、失業者は80万人だけでした。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています

自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。

2009年の金融危機の頃には、多くの開発案件が中止に追い込まれました。そして、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています私も当時若手社員で、常駐先から首を切られました。次の常駐先が見つからず、会社を首になった人もたくさん知っています。

常駐先の契約を切られてから転職活動を開始しても遅いです。その頃には、もう企業は新しい人材を募集していないからですIT業界で居場所を失えば、飲食店、介護施設などの肉体労働に行く人も少なからずいます。

有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?

有効求人倍率が0.45倍に陥ると...
  1. 買い手市場から売り手市場に転落し、高条件で転職できない
  2. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  3. 求人倍率が0.45倍に陥ると、5年間は元に戻らない
  4. 予算縮小でプロジェクトが中止、常駐SEは強制退場される
  5. 次の常駐先が見つからず、上司から自主退職を勧められる
  6. その後に就職活動を開始しても、企業はもう人材を募集してない
  7. 転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られる

私たちに与えられている時間は、決して多くはないですね。

転職活動で今すぐに必要なものは?

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

コロナウイルスの影響で、私たちに与えられている時間は多くはありません。客先常駐を脱出するならば、今月がもう最後の月かもしれません。

通常の9・10月は、下半期の開発案件に合わせて経験者向けの求人が最も増える時期です

しかしながら、コロナの影響で今年秋のIT求人数は昨年度の半分未満です。いま転職市場に出ているIT求人を逃せば、来年以降はもう転職できない確率は高いです。なぜならば、来年以降に求人倍率が1倍を下回るのは確実で、求人自体が転職市場に出てこなくなるからです。

目標から逆算すると、遅くても今月中には企業から内定を得る必要があります。今すぐに行動に移せなくても、すぐに転職活動を開始できる形だけは作っておきましょう。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています

私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。

コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています

公式サイト:マイナビIT AGENT

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