客先常駐からホワイト企業に転職したい|8割のSEはブラックで働く

私はIT業界で10年のキャリアがありますが、次の質問を受けることが多いです。

  • 「高い開発スキルがなくても、ホワイト企業に転職できますか?」
  • 「ホワイト企業に確実に入社する方法はありますか?」
  • 「客先常駐している企業の中で、ホワイト企業はありますか?」

多くの人がホワイトというと、平均よりも給与が高く毎日定時で帰宅でき、定年まで安心して働ける企業のことを指していますよね。

しかしながら現実的な話をすると、そのような企業はIT業界や日本に限らず、どこの国でも限られています。日本経済がバブルだった頃は一時的に多かったかもしれないが、いまでは競争倍率も高く狭き門ですよね。

大半の職場は、給料が安いけれど定時に帰宅できる、もしくは給料が高いけれど毎日遅くまで働く会社です。ブラックになると、給料が安いにも関わらず毎日遅くまで働かされる職場ですね。(ホワイトで働きたいという人の多くは、ブラックを避けたいだけ

何が言いたいのかというと、ホワイト企業を目指すのであれば自分なりの判断基準を持つことが大切です。どのような働き方ならばストレスが掛からないのか、私たちは考える必要があります。

「ホワイト企業で働きたい」「ブラック企業で働きたくない」と語る人は多いですが、明確な基準を持っていない人ほど、労働環境が悪い職場で働いていますね。

ホワイト企業で働きたい人向け
  1. IT業界のホワイト企業の定義とは?
  2. 客先常駐ではホワイト企業は100%存在しない
  3. ホワイト企業に転職するために必要なこと

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  1. 高収入のWEB系に強いレバテックキャリア
  2. 社内SE・社内開発だけを専門に扱う社内SE転職ナビ

1番のお勧めは「社内SE転職ナビ」です。知名度も低く扱う求人数が少ないが、確実に客先常駐から脱出できるからです。私は客先常駐を脱出し、年収は4年で300→520万円まで増えました。

レバテックキャリア」は、高収入の案件だけを扱う経験者向けの転職サイトです。難易度は少し高いが、確実に年収アップを実現できます

現在、IT業界の転職有効求人は6.79倍です(レポート:2019年1月)。

しかし、2019年には1倍を下回る可能性が高いです景気サイクルは7年周期ですが、すでに2008年の金融危機から11年が経過したからです。米国株ではすでに不況の兆しがあり、アップル株はiPhoneの販売不振で大暴落(232→142ドル)しました。

私たちSEが好条件で転職できるのは今だけです。1度不景気に陥ると、企業は採用をストップするため、特別に優秀な人材以外は転職できなくなりますね。

IT業界のホワイト企業とは?

その1:ホワイト企業の定義を明確にする

IT業界でホワイトを目指すのであれば、自分なりのホワイトの基準を明確にする必要があります。

ブラック企業を避ける上でも大事なことですが、私たちが仕事を辛いと感じたり、満足を得られるかは人によって基準が大きく異なるからです。

心から楽しい仕事であれば、時間に縛られずに思い切り働きたい人もいますよね。そんな人に対して、「あなたの会社はブラックです」と価値観を押し付けることは無意味です。

私はホワイト企業を次のように定義しています。

ホワイト企業の定義
  1. 残業時間が少ないこと(月0〜40時間前後
  2. 残業代がなくても給与水準が高いこと(30歳で年収が500万円以上
  3. 会社の業績に合わせて、給与が社員に還元される事
  4. 転職市場で評価される業務経験が積めること
  5. 職場の有給消化率が高く、取りやすい環境であること

以上の条件を満たす企業であれば、満足しているので転職する必要はありません。別の人から見たらブラックでも、私にとってはホワイトです。

その2:客先常駐ではホワイトは100%存在しない

客先常駐をしている企業で、ホワイトはありますか?」と質問されることがあります。

この問いに回答すると、客先常駐している企業でホワイトと呼べるような労働環境の会社はありません。なぜならば、労働時間が長いにも関わらず、給料が安いからです。やりがいを持てるような仕事内容ではなく、誰にでもできる仕事ですね。

社員を外部に常駐させる企業でホワイトを探すよりも、社内開発している企業を目指した方が早いですよね。

私は、客先常駐を社内開発をこのようにカテゴリーしています。

  1. ブラック企業:客先常駐だけをしている企業
  2. 準ブラック企業:客先常駐もしているが、社内開発もしている企業
  3. ホワイト企業:社内開発、受託開発をメインでしている企業

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公式サイト:月55万円稼げるテストエンジニア派遣!【ソフトウェアジョブズ】

短期間で月給を大きく増やしたいなら、派遣SEがお勧めです。現在IT業界は深刻な人材不足を理由に、短期契約の時給が高騰しているからです。

派遣SEが得られる給料
  1. 業界未経験のテスターでも、時給1800円(月給28万円、年収336万円
  2. 3年程度の経験があれば、時給2500円(月給40万円、年収480万円
  3. 開発スキルがある人材なら、時給3000円(月給48万円、年収576万円
  4. リーダー経験がある人材なら、時給3500円(月給56万円、年収672万円

短期間で月給を大きく増やしたいなら、派遣SEがお勧めです。現在IT業界は深刻な人材不足を理由に、短期契約の時給が高騰しているからです。

派遣は万人向けではないが、定時に帰宅でき自由にプロジェクトを選択する自由があります。客先常駐で業務経験が3年、月給22万円のSEならば、月に40万円稼ぐことも難しくありません。

参考:客先常駐と派遣の違い|月の収入が18万円も変わる意外な事実とは

ホワイト企業に転職するために必要なこと

その1:ホワイト企業の定義を明確にする

ホワイト企業を目指すのであれば、定義を明確にする必要がありますね。

労働条件が良い企業に転職したいと考えている人は大勢います。しかし、「具体的にどれくらい労働条件が良い企業に入社したいのか?」と質問すると、答えはかえって来ないですよね。

まずは、ホワイト企業の基準を明確にし、転職のゴールを正しく設定しましょう。

その2:転職する目的に優先順位をつける

全ての条件を完璧に満たす転職は現実的に不可能です。転職を成功させるために、私たちは優先順位をつける必要があります。

30歳で年収は600万円以上、毎日定時で帰宅できて社内開発ができること。理想を目指すのは悪いことではないが、無理に目指すと目的が曖昧になり、最終的には現職と似たような企業を選択します。

優先順位とは具体的には次のようなことですね。

  • 労働時間が増えても、開発経験が積める職場を優先するのか?
  • 仕事のやりがいよりも、ワークライフバランスを優先するのか?
  • 自社開発できる企業を目指すなら、語学を活かせなくてもいいか?
  • 競争が激しいWEB系よりも、安定して定年まで働ける社内SEを目指すのか?
  • 煩わしい人間関係よりも、ドライな職場で仕事内容を重視するのか?

私たちが何かを選択するということは、同時に何かを切り捨てることでもあります。

まずは何を優先して実現したいのか、自分なりの答えを探す必要があります。ホワイト企業の定義が人それぞれ異なるように、優先順位もそれぞれ異なります。

その3:客先常駐していない企業を選択する

IT業界でブラックとは、客先常駐(人売りビジネス)している企業のことを指します。逆説的ですが、客先常駐を避ければ、かなり高い確率でホワイトに転職できます。

客先常駐を避けることで、長時間労働と低賃金、開発スキルが積めない問題を同時に解消できます。

開発スキルがないと、社内開発できる企業に転職するのは難しいと考える人は多いですが、実際にはそれほど難しいことではありません。

なぜならば、私が社内開発できる企業に転職したときは、業務で開発経験が1度もない時だったからです。現在はエンジニアの売り手市場なので、より楽に客先常駐を避けることができます。

社内開発の選択肢
  1. 「WEB系」:ユーザー向けにシステムやサービスを開発する
  2. 「受託開発」:SIer系のシステム開発を受託し社内開発する企業
  3. 「企業向け自社製品開発」:企業向けに製品やパッケージを販売する企業
  4. 「異業種の社内SE」:製造業や流通業、医療系や銀行系などの社内SE

参考:自社開発に転職したい|WEB系、社内SE、受託開発の違いとメリット

▼▼客先常駐を続ける事のデメリット▼▼

客先常駐を続ける事は、私たちSEにとってデメリットしかありません。私の新人時代の元同僚は、新卒から8年間が経ち今現在も客先常駐のブラックで働き続けています。

次の事は、現実に今も彼女の身に起きている事です。

客先常駐で働き続けるデメリット
  1. 昇給がなく8年間働いても、年収が30万円(300→330万円)しか増えない
  2. 2008年の金融危機以降、賞与が支給されない(されても月5万円程度
  3. 開発や上流工程の経験が積めず、年齢を重ねるごとに市場価値は下がる
  4. 炎上案件に投入されると、労働時間が増え時給1000円以下で働く
  5. 偽装請負や多重派遣など違法行為のため、法律が変われば職を失う
  6. 35歳を過ぎると、受け入れ先がなくなり失業する
  7. 30歳手前から次の常駐先が見つからず、社内待機や自宅待機が増える
  8. 自宅待機は合法で、月の給与を40%カットさせられる
  9. 自宅待機から2ヶ月、次の常駐先が決まらなければリストラに合う

私たちに与えられた人生は1度しかありません。手遅れになる前に、勇気を持って行動する事を心から願います。私の人生は客先常駐から脱出した事で180度変わりました。

参考:失敗しない転職先の選び方|常駐辞めて年収アップ(300→520万円)

まとめ:客先常駐からホワイト企業に転職したい

ホワイト企業へ入社するために
  1. ホワイト企業の定義を明確にする
  2. 転職する目的に優先順位をつける
  3. 客先常駐していない企業に転職する

現実的な話をすると、IT業界に限らず給料が高く毎日定時に帰宅できる職場はかなり限られています。

世の中の大半は、給料が安いけれど定時に帰宅できる、給料が高いけれど毎日遅くまで働く企業が中心ですね。給料が安いにも関わらず毎日遅くまで働かされる企業がブラックです。

まずは、私たち自身が企業に何を望むのか明確にすることから始めましょう。

「ホワイト企業で働きたい」「ブラック企業で働きたくない」と語る人ほど、明確な基準を持っていないため、結果的に労働環境が悪い企業で働きますよね。

意外かと思うが、毎日定時に帰宅できて高い給料を望むならば、派遣エンジニアとして働くことが1番の近道です。万人向けする働き方ではないが、確実に目標を達成できます。

参考:客先常駐と派遣の違い|月の収入が18万円も変わる意外な事実とは

すぐに転職活動を始めた方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも選考を突破できるほど景気が良い時期です。DODAによると、IT業界の転職倍率は6.79倍を超えます。業界全体の倍率は2.49倍なので、他業種の3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までと言われています。その理由は、8年周期で発生する不景気が引き金になり、再び金融危機が発生するからです。

金融危機の影響で2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時19,155円(12月25日)まで落ち込みましたね。

アメリカと中国の緊張が高まり、年明けからはいつ米ダウ平均が暴落してもおかしくない状況が続いています。アップル株はiPhoneの販売不振で一時大暴落(232→142ドル)しました。

再び金融危機が発生すると、求人倍率は1倍を下回ります。落ちるときは、徐々に落ちるのではなく2〜3ヶ月の間で急激に落ちますね。そうなると、2008年の金融危機と同じ事が再び起こりますね。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. 求人数が激減し、転職したくてもできない
  2. 社内開発ができる良案件は、優秀なSEだけが獲得できる
  3. プロジェクトの延期や縮小が相次ぎ、労働者が市場に溢れる
  4. スキルがない人材は、リストラや派遣切りにあう
  5. 人員削減で少ない作業者で現場を回すため、労働時間が増える
  6. 転職の機会を失い、次の5年間も同じ会社で働く
  7. 人件費が安い外国人を採用する企業が増え、海外でシステムを開発する
  8. クライアント先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  9. 日本人SEは、国内で開発経験を積めない

業界が深刻な人材不足に陥っているいま現在は、確実に好条件で転職できる時期です。この時期を逃したら、優秀なSE以外は転職したくてもできなくなります。

2019年度までに内定を獲得するためにも、いますぐに行動に移す必要があります。労働条件が良い企業ほど、すぐに応募枠が埋まります。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません

履歴書や職務経歴書を準備するのは、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後の話です。コンサルタントと面談することで、IT業界の中で目指す職種や方向性も決まります(最初から方向性がはっきりしている人はいません)。

その段階で書類を準備した方が修正する手間が省けますね。

はじめて経歴書を作成した時は、何を書けば良いのかわからず何度も消しては書き直していました。キャリアエージェントに相談すると、経歴書の書き方から添削まで優しく的確にアドバイスしてくれます

入力項目は7項目だけなので、通勤中にスマホからでも簡単に登録できます。

面談までの流れ
  1. 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など5分程度)
  2. 会員登録完了後に担当者からメールが送られてくる(当日か翌日)
  3. 担当者とキャリア 面談を行う(面談場所は京橋や横浜など、電話でも対応可能)
  4. キャリア 面談時に、条件にマッチする案件を10〜20社程度紹介してもらう
  5. 転職活動する意思を固めた場合のみ、書類の準備を始める
  6. 2〜3ヶ月で内定を獲得し、就職先の企業と相談して入社日を決める

まずは、現在のスキルで社内開発できる案件を紹介してくれるか、だけでも相談してみましょう。社内転職ナビは、将来のキャリアを気軽に相談できる「カジュアル相談」があるので、軽い気持ちで相談できます。

面談は登録した当日や土日でも可能、電話やスカイプでも対応しているので、お昼のランチ休憩からでも相談できます。

公式サイト:顧客常駐はもう嫌だ!社内SEへ転職するなら【社内SE転職ナビ】

 

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