客先常駐(SES契約)は法的にも違法|ただの奴隷と変わらない

客先常駐という働き方に疑問を感じている人は多いですよね。しかしながら、法律の知識がない私たち常駐SEが、違法性を判断するのは難しいですよね本当に違法だとしたら、労働局に摘発されるが、実際にはそうなっていません。

  1. 「請負契約なのに、都合の良い奴隷にしか見えない…」
  2. 「客先に出向し、客先の指示で働いても、本当に違法性はないの…」
  3. 「グレーゾーンにしか見えないけど、なぜ摘発されないのか…」

結論から伝えると、客先常駐で働く8割は「偽装請負」に当たります。

請負や準委任(SES)契約で、常駐先でお客さんの管理下で作業指示を受ければ違法です。また、労働力に対する報酬も違法です。現状この2つは、当たり前のように守られていません。

客先常駐の問題が難しい理由は、外部から見た時に違法性が見えないからです。

また、日本政府や大手企業から見ると、客先常駐は必要悪として認識されています。日本のように正社員の解雇が難しいと、派遣社員を用いる事で雇用を調整しなければなりません客先常駐は制度的には正社員ですが、実質的には派遣社員です。

客先常駐の仕組みがないと、困るのは政府と大手企業ですね。

客先常駐の問題は、この業界で働く私たちSEが自発的に考える必要があります。なぜならば、私たち常駐SEが疑問をもち、具体的に行動する必要があるからです。客先常駐の仕組みを支えているのは、他でもない私たち自身です

私は客先常駐で3年間働いたが、若い世代に強制する自分自身に嫌悪感を感じました。将来子供が出来た時に勧められない働き方ならば、自分自身でもするべきではないですよね客先常駐を辞めた今は、毎日楽しく社内開発に没頭しています。

この記事を書いたのは、多くの人に常駐SEを辞めて欲しいからです。

ここでは、客先常駐の何が違法に当たるのかを詳しく紹介します。また、客先常駐を続ける事によるリスクや、客先常駐を避けて社内開発で働く方法を紹介します。

客先常駐の違法性を知りたい人向け
  1. 客先に常駐して働くSEは、都合の良い奴隷だった?
  2. 請負、SES契約、特定派遣は、具体的に何が違法なの
  3. 客先常駐を今すぐに辞めて、社内開発で働く方法は?

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  1. マイナビ×IT客先常駐から、社内開発の転職に強い
  2. 社内SE転職ナビ社内SE専門だが、求人数は673件だけ
  3. リクルート求人数は多いが、未経験向けのブラックが多い

「客先常駐から、脱出できる事を知っていますか?」

常駐先で働いていた頃、私は将来の不安で夜も満足に眠れませんでした。毎日夜11時まで働くも、残業代は1円も支給されず、銀行口座に振り込まれるのは17万円だけ一生懸命に働くも、時給が700円を下回る月があるほど、過酷な労働環境でした。

心身ともに限界だった時に、知人に転職サイトを勧められ半信半疑で就活を始めます。その2ヶ月後に、現職の社内開発から内定を貰いました。収入は大幅に増え4年後には年収300→520万円、納期がない月は毎日定時に退社しています。

常駐SE時代の賞与は、5万円が支給されれば良い方でした。

転職後の賞与は、最高額で140万円(夏60万円、冬55万円、決算25万円)です。今も1社目で常駐SEを続ける元同期は、8年間の昇給額で30万円(年収330万円)しか増えていません。8年ぶりに彼女に再会しこの話を聞いた時、背中から嫌な汗が止まらなかったです…

客先常駐からの脱出が目的ならば、「マイナビ」が1番お勧めです。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです

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客先常駐は、違法に見えるけれど本当は違うの?

客先常駐という働き方に疑問を感じない人はいないですね。私がこの業界で初めて働いたのは10年前です。数十年も前から、この働き方は一般化しています。

Aさん)境界がなく都合の良い奴隷と変わらない…

客先に常駐し、客先のシステムを使って、客先の仕事のお手伝いをする業務について違法性があるかどうか教えてください。責任者はいるが、客先から直接仕事の指示をされるのは当然で、支援業務」という名目上、客と仕事の境目が曖昧で、正直言って都合のいい奴隷状態です。

「客先」の取引先と電話対応する時も、客先の会社名を名乗り、対応します。何かを開発・または達成するということもなく、ただ客先で、客先の仕事を客先の人間と同じ部屋で一緒に仕事をするだけです。

ただ、仕事を貰っている?という認識なのかやはり立場が非常に弱いです。定義上、業務委託でも業務請負でもない謎の仕事に思えてきます。

客先にとっては、自社の社員を極力減らして、末端の作業を責任ごと全て丸投げできるという夢の様な下請け会社にも思えます。また、契約社員・派遣を雇って同様の作業をさせているので、派遣にとっては二重派遣にならないのかな、とも思います。

正式に客先とどのような契約を結んでこのような状況になっているのかは不明。これ以上の詳細を書けないので、この状況だけを見て法律上問題があるかどうか分かりますでしょうか。というか、この仕事ってなんなんでしょうか私は正社員ですが、友人に何の仕事してるの?って聞かれたときに、さぁ・・としか言い様がないです。

参考:Yahoo知恵袋

はっきり言ってしまうと、客先常駐は都合の良い奴隷です。

命令系統が客先であれば、支援業務でも「偽装請負」に当たります。偽装請負している現場は、多重派遣も必然的に行っています。都合の良い奴隷に見えるのではなく、実際に常駐先は都合の良い奴隷として扱っていますね

命令系統が客先であれば、派遣契約を結ばなければなりません。

Bさん)労働者が納得すれば違法ではない…

なぜ、実際には派遣なのにでSESや業務委託で客先常駐してる労働者が多いのですか?
現状から申しますと、現在でもSES(業務委託契約?)によってお客様先で業務をしてる方が沢山います。この契約は大手企業でもやっています。どうしてこれが違法にならず、うやもやになってるか知りたいです

契約に請負、SES(業務委託)、派遣契約がありますが、客先で受託会社の社員が現場でお客様から直接指揮命令を受けることができる契約は派遣契約でしかありないはずですが、実際にはSES契約で仕事をしてることが多いです。

ただ、成果物を必要とするのが請負で、SESの場合は委任(作業の実行を請け負う)なのですが、なにはともあれ現場でお客から指示されたことをやっていたら結局は派遣になるはずですよね?でも大手企業でもこのような契約形態をいまだに受け入れて、他社の社員をSESで働かせています。

これはどういうことなのでしょうか?つまりこうでしょうか?その客先常駐社員が納得をしていればこのようなSES契約は問題にならないということですか?この件については何度も検索して調べたのですが、とてもわかりにくいです。みなさんグレーゾーンで仕事をしてるように思えます。

また、A社の社員Sを、B社が派遣社員Sとして受け入れ、C社で業務委託によってSが働くことは可能でしょうか?結局のところはこのSさんが、この契約に納得していれば問題がないのではないでしょうか?

参考:Yahoo知恵袋

指揮系統がお客様であれば、間違いなく法律を犯した違法です。労働者が納得していれば、違法にならない訳ではありません。

違法行為が当たり前に行われる理由は、労働局がまともに機能していないからですね。まともに機能しない理由は、客先常駐(派遣)は社会的に必要な仕組みだからです。私たちが望む望まないに関わらず、大手企業は雇用を調整する手段が必要ですよね

派遣を募集しても人材が集まらない以上、客先常駐で実態を見えなくする必要があります。客先常駐の実態は派遣でも、社会的には正社員と認識してくれます。

そのため、偽装請負は現場に派遣される私たち自身が、自発的に考えなければなりません。そうでなければ、政府や企業に都合の良い偽装請負は、今後もなくならないからです。

Cさん)特定派遣ではなく、なぜ偽装請負が選ばれる…

偽装請負について、プログラマーです。とある会社の正社員ですが、基本的に客先に駐在して仕事をしています。自社が行っているのが偽装請負なのかどうか、確認したいです。

・会社は、自社の事業をSES(システムエンジニアリングサービス)だと言っています。(社員に対しても、対外的にも)

・会社は、「特定派遣許可番号」は取得しているようです。(HPにも「(特)13-XXXXXX」と載っている)

偽装請負に関して、基本的には契約が派遣で実態も派遣なら合法、契約が請負で実態が派遣なら違法だと思いますが、少なくとも実態は派遣です。(毎日、顧客の指示で作業を行って、始業や終業の時間も客先に合わせて、顧客に残業や休日出勤を指示されます

・顧客との契約が派遣なのか請負なのかは分かりません。

  1. 契約が派遣なのか請負なのかを確認する方法はありますか?(会社や顧客に直接聞く以外の方法で)
  2. 会社が特定派遣許可番号を取っていても、やはり契約が請負で実態が派遣なら偽装請負になるんでしょうか?
  3. ②の答えが「偽装請負になる」だとして・・特定派遣許可番号を取っているのに、偽装請負を行う(派遣ではなく請負の契約で社員を客先に出す)メリットは何があるんでしょうか?
  4. 偽装請負を行っているのに(正当な派遣を行っていないのに)なぜ会社は特定派遣許可番号を取っているんでしょうか?(特定派遣許可番号を取ることに何のメリットがあるんでしょうか?

参考:Yahoo知恵袋

派遣か請負の確認は、直接聞く以外に確かめる方法はありません。特定派遣許可を取っていても、実態が派遣であれば「偽装請負」です。

特定派遣や一般派遣は、請負契約と比較してルールが難しいです。

契約期間、契約解除、3年縛り、多重派遣など、常駐先(お客さん)からみて煩雑です。対して、成果物に対する報酬である請負契約は、細かく契約内容を定める必要はありません。この契約の自由度が、請負契約が好まれる理由です。

請負契約を結ぶと、常駐先に使い勝手の良さを示せますね。特定派遣許可があると、違法を指摘されても、すぐに特定派遣に切り替えられますこれも、常駐先からみて都合が良いですね。

以上のように、客先常駐は法律を犯した違法行為です。そもそもですが、請負契約を結ぶのであれば、わざわざ常駐先に出向する必要がないですね。客先に出向するという必然性が、「偽装請負」や「多重派遣」という問題の引き金になります。

では、具体的に客先常駐の何が問題に当たるのでしょうか?

客先常駐(請負,SES,特定派遣)は何が違法なの?

Goo辞典で「客先常駐」と入力すると、「偽装請負」に転送されます。

偽装請負(ぎそううけおい)とは、日本において、契約が業務請負、業務委託、委任契約もしくは個人事業主であるのに、実態が労働者供給あるいは供給された労働者の使役、または労働者派遣として適正に管理すべきである状況のことである。

出典:偽装請負とは

違法1:お客の管理下で作業すると違法

契約 雇用 指示者 契約 提供物 違法性
請負 正社員 自社 請負 成果物 支持者や成果物が実態と違うため、偽装請負に当たる
準委任(SES) 正社員 自社 請負 成果物の一部 支持者や成果物が実態と違うため、偽装請負に当たる
特定派遣 正社員 客先 派遣 労働力 客先の指示で作業できるが、違法性が高く2018年9月に廃止される
一般派遣 派遣 客先 派遣 労働力 違法性はなく正当な働き方。しかし、3年縛りや許可証の取得が厳しく事業者に好まれない

請負や準委任で問題になるのは、指揮系統です。

常駐先でお客さんの指揮で作業をすると、請負を装った偽装請負に当たります。しかしながら、客先常駐の便宜上、クラアントの指示の元で作業しなければ、そもそも出向する必然性はないですね。

過去3年間常駐先で働いたが、お客の管理下で作業しない現場を見たことがありません。

違法2:労働力に対する報酬だと違法

請負や準委任にも関わらず、労働力に対する報酬でも違法です。

本来の請負契約であれば、クライアントに成果物を納品し、その納品物に対して報酬が支払われます。しかしながら、偽造請負では労働者の対して、月単位で報酬が支払われますね人月計算からも分かる通り、月60万円など労働力で評価されます。

労働力に対する報酬が支払われる理由は、成果物を正当に評価できないからです。また、お客が求めるのは成果物ではなく、労働力だとわかりますね。

違法3:準委任契約は常駐を容認するため

順位委任契約とは:請負契約は仕事の完成に対して報酬が支払われますが(民法632条)、準委任契約では、納品物が想定どおりに完成しなくとも、事務処理自体が適切に実施されれば対価を請求できます(民法648条2項)

参考:請負契約と準委任契約の相違点

準委任契約は、請負契約の一種でシステムエンジニアリングサービス (SES)と呼ばれています。特定派遣が2018年9月に廃止される事もあり、客先常駐で結ばれる主流の契約形態ですね

SES契約が結ばれる理由は、その利便性にあります。

  1. 請負契約と違い、業務支援に対する報酬で良い
  2. 業務支援に対する請負は、派遣と区別が付かない
  3. 成果物を納品する請負より、外から見て違法性が見えない

しかしながら、SES契約でもお客の指示で作業したら違法です。現在SES契約を結んでいる会社の大半は、請負と同様に偽装請負に当たります。

違法4:特定派遣という謎の契約形態がある

特定派遣とは:一般派遣は、派遣会社で派遣社員として登録をして派遣社員となります。その後派遣先の紹介をしてらもい派遣先との合意があれば派遣社員として働けました。とにかく仕事先を紹介してもらわなくては働けないのです。そんな一般派遣とはちょっと違うのが特定派遣です

特定派遣は派遣会社と労働契約を結び、派遣業務があれば派遣先にも派遣社員として派遣される事もあるのです。特定派遣は、一般派遣と正社員のどちらの特性も持ち合わせているのです。

参考:特定派遣・正社員・一般派遣の違いとは

客先常駐の問題を複雑にする最大の原因は、「特定派遣」にあります。普通に考えた時に、そもそもなぜ「特定派遣」が存在するのか疑問に思いますよね

特定派遣が存在する理由は、一般派遣だけだと企業が必要な労働力を担えないからです。

雇用の不安定が言われる時代に、自ら進んで派遣を選ぶ人はいません。IT企業が派遣として人材を募集しても、派遣SEになりたい人は主婦以外でいないからです。特定派遣であれば名目は派遣でも、正社員としてIT企業に就職できます

実態は派遣社員でも、正社員という社会的な身分は手に入ります

しかし、特定派遣を行うのは悪質な業者が多いです。そもそも、特定派遣自体グレーゾーンに近い行為ですね。そのため、2018年9月に廃止が決まりました。その結果、過去に特定派遣をしていた業者は、現在はSES契約に切り替えています

以前よりもマシにはなったけれど、根本的な問題は解決しないですね。

客先常駐という仕組みがある限りは、偽装請負、多重派遣の問題は残り続けます。客先常駐と偽装請負は切っても切り離せない関係だからです。では、客先常駐があることで、私たちSEには具体的にどのような問題があるのでしょうか。

客先常駐がSEに与える具体的な悪影響は?

客先常駐を続けるリスクとは...
  1. 常駐先の社員に、都合が良い奴隷のように扱われる
  2. 保守運用、評価、資料作成ばかりで、開発経験が積めない
  3. 開発経験がないと、市場価値が上がらず転職できない
  4. 違法行為を、自社や常駐先から強要されている
  5. 給料が増えず、10年後も年収は300万円台で働く
  6. 30歳を過ぎると、常駐先が減り失業する
  7. 不景気が起きると、真っ先に契約を切られる
  8. 一般派遣と違い、残業代が1円も支払われない
  9. 1年間の昇給額は、月3000円だけ
  10. ボーナスが支給されず、されても10万円未満
  11. 次の常駐先が見つからないと、社内待機や自宅待機がある
  12. 自宅待機後も見つからなければ、自主退職を勧められる
  13. 自宅待機は、合法で給与を40%カットされる

客先常駐で働くSEの中には、「多少の違法行為くらいどこの業界でもしている」と考える人も少なくありません。私自身も客先常駐で働き始めた頃、同じように思っていました。

しかしながら、客先常駐の本質的な問題を考えれば、必然的に考え方も変わりますね。

客先常駐している企業は、外部に労働力を提供しているだけです。労働力を提供するだけならば、他社と差別化できる要素はありません。そのため、行き着く先は労働力の薄利多売だけです。

急速にグローバル化が進む中で、この働き方は不利ですよね。労働力を提供するだけならば、人件費の安い外国人でも替えが効くからです。もしくは、近い将来に人工知能に代替される可能性が高いです。

客先常駐は、私たち労働者を摂取する事で成り立つ仕組みです。それでも、労働局から摘発されないのは、社会に必要悪として日本政府や大手企業から認識されているからです。

私は、自分が客先常駐で働くだけなら耐えられました。でも、新入社員が毎年入社し、若い世代にも違法行為を押し付ける自分がいる事実が悲しかったです将来自分の子供ができた時に勧められないならば、私たち自身もするべきではありません。

では、客先常駐を辞めて社内開発で働くには、具体的にどうすれば良いでしょうか。

「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」

客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。

なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません

私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。

この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね

ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。

客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、ずは私たち自身が行動しなければなりません

私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています

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客先常駐から脱出できる3つの方法は?

客先常駐から脱出する方法は、大きく分けて3つあります。

方法1:IT業界を辞めて別の業種へ

客先常駐に疲れ切った人の中には、別業種で再スタートしたい人も多いです。でも、SEのキャリアを活かす方が、良い就職先に就ける可能性は遥かに高いですよね

経験ゼロで新しい業種に入れば、年収250〜300万円で再スタートします。冷静に考えると、実務経験がない状態で異業種に飛び込めば、どの業種でも確実にブラックに就職します。ノルマがキツイ営業や飲食業、肉体労働の建築や工場は、IT業界以上にブラックな業種です。

仕事が楽な総務や事務職は、正社員ではなく派遣やパートしか募集していません。派遣やパートでは、今以上に将来が不安定になります。

1度でもIT業界で働きた経験があれば、私たちは未経験者ではなく経験者枠で応募できますキャリアコンサルタントが提案する企業も、10倍以上に選択肢が増えますね。紹介してくれる企業は経験者向けなので、求人の質も以前より高くなります。

現実的に考えたら、現在のキャリアを活かさない手はないですね。

方法2:経験を活かして異業種の社内SEへ

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐から逃れられます。しかしながら、社内SEはデメリットも多いため、私たちは十分に注意が必要です

最大のデメリットは、特定の業界事情に詳しくなる反面、IT系の専門性が失われる事ですなぜならば、システム開発を外部委託するため、自社で経験やキャリアを積めないからです。社内SEの仕事は、社外のスケジュール管理と、社内の非IT管理部門のサポート業務です。

1度でも社内SEになると、一般的なSEのキャリアからは遠くなります。

また、本業が成長しない会社に就職すると、リストラの危険性も高いです。なぜならば、利益を上げない情報システム部門は、経営陣からコスト部門だと見なされるからです。定年まで働く前提で入社しても、経営方針が変われば真っ先に首を切られます。

競争社会から離れた社内SEにとって、外の世界で生き残るのは容易ではないですね

方法3:経験を活かして自社や社内開発へ

IT業界で市場価値を高めたい人は、自社開発や社内開発を目指しましょう。社内開発とは、大手企業から依頼を請ける受託開発、自社製品やパッケージの開発や販売、スマホやソーシャルアプリの開発、コンサルタントやクラウド導入など、様々な働き方がありますね。

社内開発の最大のメリットは、経験と業界年齢に合わせてキャリアを積める事です。

開発案件では最新技術を学び、社内開発で経験を積めば上流工程からも携われます。設計やマネジメントを経験できれば、自身の市場価値を上げられますね。そして、専門知識や経験さえ積めれば、不景気を理由にリストラされても生き残れます

また、専門知識や経験年数に合わせて、順調に収入も増やせますね。市場価値が高い人材になれば、フリーランスや在宅で働くのも難しくありません。市場価値が高い人材になれば、年収100〜200万円アップの転職も難しくありません

では、客先常駐を脱出するには、私たちは具体的に何をすれば良いのでしょうか?

客先常駐から脱出できる転職サイト2社は?

客先常駐を脱出するには、「マイナビ×IT」と「社内SE転職ナビ」がお勧めです。

転職1:異業種の社内SEに強い「社内SE転職ナビ」

社内SE転職ナビの特徴は...
  1. IT経験者向けに、社内SEに特化した専門サイト
  2. 客先常駐から脱出して、異業種の社内SEに転職できる
  3. 他の経験者向けと比較して、知名度が低く利用者が少なすぎる
  4. 社内SE案件に絞られるため、求人数が673件と少なすぎる
  5. スキル次第だが、実は社内SE以外も紹介される
  6. 関東圏、関西圏以外では、求人がほとんどない

公式サイト:社内SE転職ナビ

社内SE転職ナビは、社内SEに特化した経験者向けの転職サイトです。他にない最大の特徴は、社内SEや社内開発を専門に扱い、確実に客先常駐から脱出できる事ですね

しかしながら、他の転職サイトと比較して、知名度が低く利用者が少ない点に注意が必要です。また、社内SE案件に絞られるため、求人数が673件しかありません「マイナビ×IT」も経験者向けで社内開発を中心に扱うが、求人数は2.8万件以上あります

確実に客先常駐を脱出できるのは魅力だが、転職サイトの規模が少なすぎます。選択肢が少ないと、ブラックに就職する可能性も必然的に高くなります「社内SE転職ナビ」1本に絞るのは、リスクが高いので避けた方が良いですね。

評価:【社内SE転職ナビの評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

転職2:自社や社内開発に強い「マイナビ×IT」

マイナビの特徴は...
  1. 大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイト
  2. 客先常駐から、自社や社内開発の転職に最も強い
  3. 自社や社内開発など、求人数は2.8万社以上もある
  4. ハイキャリア層ではなく、20〜30代の常駐SE向け
  5. 大手2社(リクナビ、DODA)にはない、中小の隠れ良企業を扱う
  6. 大手2社よりも、丁寧な対応で高評価を得ている
  7. 担当者が推薦状を書くので、書類選考の通過率が高い

公式サイト:マイナビエージェント

「マイナビ×IT」は、大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイトです。他にない最大の特徴は、客先常駐から自社や社内開発、それから社内SEを目指せる事です親切な対応の担当者が多く、転職経験がない初めての常駐SEにも向いています。

個人的な1番のお勧めが「マイナビ×IT」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです

私が社内開発に転職できた時は、実務で開発経験が1度もない時でした。

次もブラックに騙されて、客先常駐やSESに入社したらどうしよう」と不安しかなかったです。担当者は、客先常駐の経験しかなくても、必ず社内開発に就職できると声を掛けてくれました。「確実に社内案件に入れる保証がなければ、無理に転職する必要はないですよ」とも言ってくれました。

2ヶ月後に内定を頂いた先は、受託開発がメインのIT企業です。社員数が100名未満の中小企業だが、海外に開発拠点もある隠れ優良企業でした。

入社後に先輩社員から個別の社内研修があり、プロジェクト配属後も別の先輩が開発のサポートをしてくれます。それから、毎年40〜60万円ペースで順調に昇給し、4年後には年収が520万円を超えます開発案件に就いた後も、納期がない月は毎日定時に帰宅しています

上場企業や知名度がある大手はないが、私にとってこの会社は優良企業ですね順調に昇給する上に残業も少ないため、今もこの会社でお世話になっています。

IT業界以外も広く扱う大手2社(リクナビ、DODA)と違い、IT系に特化したマイナビは求人の質が高いです。また、大手2社が扱わない隠れ優良企業が多いのも魅力です。機械的な対応にならざる負えない大手と違い、サポートが手厚い点もお勧めです。

私が客先常駐から脱出でき、社内開発に転職できたのはマイナビのおかげです。

評価:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

これからも、常駐SEで働き続けるリスクとは?

客先常駐を続ける最大のデメリットは、経験年数に応じて給料が増えない事です

常駐SEの給料が増えない理由は、手順書通りのマニュアル作業、ドキュメント作成、運用保守、ヘルプデスク、評価など、単純労働ばかりで開発経験を積めないからです。短期間で常駐先が変わるため、運が悪ければプロジェクト毎にスキルがリセットされます

IT業界で35歳定年説があるのは、実務経験を積めない常駐SEの働き先がなくなるからです。35歳を過ぎると、経歴書の年齢を見ただけでスルーされます。

私の新入社員時代の元同僚は、今も1社目の客先常駐で働き続けています。久しぶりに彼女に再会したが、8年間で30万円(年収300→330万円)しか増えていない事に衝撃を受けました30歳を機に、契約解除が増え自宅待機も増えたと言います。

対して、3年目に転職を決意した私は、その4年後に520万円まで増えています。IT業界では、本人の能力や実力以上に働く環境が大事です。

▼▼客先常駐からの転職に強い専門サイト3社は▼▼

  1. マイナビ×IT客先常駐から、社内開発の転職に強い
  2. 社内SE転職ナビ求人数は673件と、ブラック率も高い
  3. リクルート異業種への転職は、キャリアを活かせない

社内開発に転職するならば、「マイナビ×IT」一択です。

なぜならば、私自身が4年前にマイナビを利用する事で、ブラックから優良企業に転職できたからです客先常駐から社内開発に変わり、年収は4年間で300→520万円まで増え、納期月以外は毎日定時に帰宅しています。

評価:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

しかし、私たちが客先常駐を脱出できるのは、2020年4月までです

なぜならば、2013年からのオリンピック特需が終わり、急激に景気が落ち込むからです。IT業界の転職有効求人は6.79倍だが、2009年と同様に1倍を下回ると、常駐SEの需要は完全に無くなりますレポート:2019年1月)。

金融危機の頃には、多くの常駐SEが契約解除され職を失いました。私たちの契約期間を2ヶ月毎に更新するのは、不測の事態にいつでも首を切るためです。2020年4月入社から逆算すると、1日も早く行動に移し、遅くても今月までには内定を獲得する必要があります

公式サイト:マイナビエージェント

まとめ:客先常駐(SES契約)は法的にも違法である

客先常駐の違法性は...
  1. 客先常駐の雇用形態は、請負契約、準請負契約、特定派遣である
  2. 請負契約で、お客の管理下で働くと違法に当たる
  3. 請負契約で、労働力に対して報酬が発生すると違法に当たる
  4. 準委任契約(SES)は、客先常駐に適した契約である
  5. 客先常駐には、特定派遣という謎の契約形態がある

請負や準委任(SES)契約で、常駐先でお客さんの管理下で作業指示を受ければ違法です。また、労働力に対する報酬も違法です。現状この2つは、当たり前のように守られていません。

客先常駐の問題が難しい理由は、外部から見た時に違法性が見えないからです。

また、日本政府や大手企業から見ると、客先常駐は必要悪として認識されています。日本のように正社員の解雇が難しいと、派遣社員を用いる事で雇用を調整しなければなりません客先常駐は制度的には正社員ですが、実質的には派遣社員です。

客先常駐の仕組みがないと、困るのは政府と大手企業ですね。

客先常駐の問題は、この業界で働く私たちSEが自発的に考える必要があります。なぜならば、私たち常駐SEが疑問をもち、具体的に行動する必要があるからです。客先常駐の仕組みを支えているのは、他でもない私たち自身です

私は客先常駐で3年間働いたが、自分より若い世代に強制する自分に嫌悪感を感じました。将来子供が出来た時に勧められない働き方ならば、自分自身でもするべきではないですよね

私は客先常駐を辞めた事で、人生が劇的に変わりました。転職してから4年後には給料が300万円から520万円に増えます。また、仕事が心から楽しいとも思えます。現状に不満を感じているならば、何かしら行動に移しましょう。

1日でも早く行動に移した方が良い理由は?

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2020年4月までです

なぜならば、オリンピック特需が終わり、日本経済の景気が再び落ち込む可能性が高いからですIT業界は、建築業界の次にオリンピック特需を受けています。オリンピック開催が決まった2013年以降、官公庁からの大規模システム開発案件が右肩上がりに増えていました。

オリンピック開始前に特需も終わり始め、現在は新規の開発案件が急激に減り始めています

2020年は、これまでよりも慎重に景気動向を注視する必要があります。なぜならば、オリンピック特需の終わりに加えて、前回の金融危機からすでに12年が経過したからです8年周期に景気サイクルは来るが、もう4年もオーバーしていますね。

アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。

次に金融危機が発生した時に最も影響を受けるのはシリコンバレーです。2008年以降投資が加熱し続け、スタートアップ企業だけでも1兆2500億円の資金調達に成功しています(参考:「多くのスタートアップがくだらない」ーーシリコンバレーの有名投資家)。

2008年の金融危機のように求人倍率が1倍を下回ると、常駐SEを受け入れる社内開発はなくなりますさらに、常駐先に出向しているSEの大半が契約解除されますね。実際に2008年の金融危機では、大手企業にある常駐SEの作業デスク3分の2が空席になりました

2020年の4月入社を逃すと、社内開発に転職するチャンスは永遠に来ないかもしれません。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. プロジェクトの予算が縮小され、労働者が市場に溢れる
  2. 客先常駐の半数以上は、翌月以降の契約を更新できない
  3. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  4. 不景気になると、優秀なSE以外は内定を獲得できない
  5. 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
  6. 少ない労働者で現場を回すため、今より労働時間が増える
  7. 失業を避けられても、転職の機会を失い次の5年間も同じ現場で働く
  8. 人件費が安い外国人を採用し、日本国内の開発が激減する
  9. 常駐先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  10. 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる

次の不景気に備えて、1日も早く社内開発に転職し経験を積む必要があります。

専門スキルを身につけ、必要な人材に成長さえできればリストラされる心配は消えます単純労働しかできない常駐SEと違い、専門知識やスキルがあれば会社が倒産しても生き残れます。

転職活動で今すぐに必要なものは?

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

30歳時点で年収に200万円も差があると、残りの生涯年収で6000万円も違いますねブラックで働いている劣等感で家族を持つこともできず、一生涯孤独で生きていたと思います。

未経験者の市場価値は年齢とともに減少するため、将来動く予定があるならば景気が上向いている今行動した方が良いです2020年の4月以降では、オリンピック特需が終わり手遅れである可能性が高いです。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています

私自身が4年前に、ブラックを脱出できたので1番のお勧めです。

公式サイト:マイナビエージェント

2 件のコメント

  • あの、嘘を日記に書くのは控えたほうがいいかと思います。
    せめて契約内容や法律についてもう少し勉強されてから記事を書き直したほうが良いと思いますよ?
    Twitterで論破されてます。

    • 通り過ぎのSEださん
      コメントありがとうございます。過去に客先常駐で働いていた事があるので、大きくはズレていないと思います。

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