特定派遣廃止後も客先常駐がなくならない理由|SEは摂取され続ける

2018年9月29日、法改正によって特定派遣法が廃止されます。しかしながら、私たちSEが期待するように、この業界から客先常駐はなくなるのでしょうか?

  • 「特定派遣が廃止され、常駐SEは解放されて自社で働く…?」
  • 「特定派遣が一般派遣に変わり、3年以上同じ職場で働けない?
  • 「派遣社員に変わると、待機期間中の給料はどうなる…?」

結論から述べると、特定派遣が廃止されても、私たち常駐SEの生活は1ミリも変わりませんなぜならば、特定派遣の事業主は、すでに特定派遣ではなくSES(準委任契約)で締結しているからです。

SES契約は、納品物の1部に対して業務支援を行う契約ですね。

一般派遣に切り替えるためには、厳しい条件を満たす必要があります。また、特定派遣の事業主が、審査が厳しい派遣に切り替えるメリットもないですね。

今後も客先常駐が大きく変わる事はありません。現在の状況を変えるためには、私たち常駐SEの意識を変える必要があります。なぜならば、客先常駐の仕組みを支えているのは、私たち常駐SEが原因だからです。

劣悪な労働環境で働く社員たちが、ブラックを支えているのと同じ仕組みですねここでは、客先常駐が今後も残り続ける理由、それから常駐SEを辞めて社内開発で働く方法を紹介します。

常駐SEを辞めたい人向け
  1. 特定派遣が廃止されると、2019年以降はどうなる?
  2. 客先常駐が、今後も残り続ける3つの理由は?
  3. 常駐SEが、常駐先に縛り続けられている理由は?

▼▼客先常駐からの転職に強い大手2社▼▼

  1. マイナビ×IT受託・社内開発の案件に強い
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを専門に扱う

1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、過去にマイナビを利用して客先常駐から社内開発に転職できたからです。長時間労働から逃れた上に、年収は4年間で300→520万円まで増えました。

業界経験が浅い常駐SEは、早めに行動した方が良いですね。

なぜならば、転職サイトの良案件は開発経験があるSEから順に埋まるからです。転職の開始時期が遅れると、必然的に売れ残りのブラックを引かされますこのタイミングを逃すと、次の半期に良い案件が市場に出る、4ヶ月後まで待つ必要があります。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

常駐SEが社内開発に転職できるのは人材不足の今だけです。2019年以降は、人材不足が解消される可能性は高いです。金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、常駐SEの需要は減りますね。

IT業界の転職有効求人は6.79倍ですが、2009年と同様に1倍を下回ると開発経験がある優秀なSE以外は転職できませんレポート:2019年1月)。

2018年9月、特定派遣が廃止されたらどうなる?

契約内容について、正しく認識しているSEは以外と少なくありません。

例1)特定派遣廃止後は、具体的にどうなる?

特定派遣の廃止について教えてください。最近、特定派遣の廃止について、ニュース等で取り上げられていますが、具体的にどう変わるのかが良く分からず、ご教示いただきたく思います。

認識違いもあるかと思いますが、おおまかに以下のような内容だと認識しています。

特定派遣は廃止し、一般派遣に統合されるが、資産等の条件をクリアできなければ、一般派遣も行ってはいけない。また、一般派遣を行う場合であっても、同一会社・部署に3年以上は就業してはいけない

しかしながら、IT業などの場合、別の会社に派遣されてはいるが、会社間では請負契約で客先常駐といっているケースも多くあるかと思います。

その場合はどのように扱われるのでしょうか。ご回答、よろしくお願いいたします。

参考:Yahoo知恵袋

2018年9月に特定派遣が廃止されますね。

一般派遣に移行するために特定派遣事業者は、財産要件、施設要件、遣元責任者要件を満たす必要があります。

ただし、実態が派遣なのに請負契約を結ぶ行為については変更ありません。そのため、多くの特定派遣業者は、請負契約や準委任契約(SES)に切り替えていますね。

つまり、特定派遣が廃止されても、大きく変わることはないですね。

例2)特定派遣か、一般派遣かわからない?

私は現在ITの特定派遣会社にて働いております。現在は自宅待機中です。色々と疑問に思っていたことですが、今の会社には正社員として応募したのですが、案件ごとにいつも、契約書?を書かされているので以前、私は契約社員としての雇用か?と聞いても、曖昧で答えを濁されてました

特定派遣会社で契約社員として、働くのは違法なんでしょうか?

今の会社には3ヶ月ほど前に応募し、面接後、案件が決まったら連絡するとの話で、1ヶ月の案件の仕事をしてました。その後、また1ヶ月の仕事もしてました。契約期間も1ヶ月と短期ばかりで、待機中も給与がでず交通費も保険加入も無いので、おかしいと思った次第です。違法なら今すぐにも縁を切りたいです。

参考:Yahoo知恵袋

特定派遣では、正社員で雇用されるのが法律上の義務です。

正社員雇用にも関わらず(一般派遣の許可を得ていない)、待機中の給与や交通費を支払わない悪質な企業が増えていますね。実は、この問題を対処するために、特定派遣が禁止されました

例3)3年以上、常駐先に派遣されない?

IT業界のSESについて

SES業を主な収益にしている零細企業に勤めています。現在別の企業に客先常駐しておりますが2018年?ころから派遣法改正があったとききます

3年以上同じ現場に常駐できないとききますが、これは私にも適応されますか?

参考:Yahoo知恵袋

3年以上現場に常駐できないのは、一般派遣の労働法ですね(派遣の3年ルール)。

SES(準委任契約)であれば、出向先の企業とは請負契約ですよね。請負契約であれば、労働力ではなく成果物を納品します。私たちは派遣契約ではないので、3年ルールは適用されません

しかしながら、あなたの職場は「偽装請負」である可能性が高いですよね。何が偽装請負に当たるのか、法律上の問題点をしっかりと把握しましょう。

参考:客先常駐(SES契約)は法的にも違法|2年目以降はあなたも加害者

特定派遣廃止されたら、これから先客先常駐はどうなるのでしょうか?

2019年以降、客先常駐はこれからどうなる?

特定派遣法が廃止されるのは、2018年9月末ですね。

特定派遣の事業主は、SES契約に切り替えている

結論から述べると、IT業界の客先常駐は今と大きく変わりません。

なぜならば、特定派遣の事業主は、SES契約にすでに切り替えているからです現在SES契約で社員を外部に常駐させている事業主は、過去に特定派遣をしていた会社ですね。

SES契約は、請負契約の一種です。請負契約では納品物の感性に対して報酬が支払われるが、SES契約は納品物が完成しなくても、一部の作業支援だけでも対価を得られます客先常駐に都合の良い契約内容ですね。

つまり、特定派遣が本来の「一般派遣」に戻ることはなく、契約の形を変えて「SES契約」として残り続けます私たち常駐SEが期待するように、社内開発に切り替わることはありません。

客先常駐が、今後も残り続ける3つの理由は?

客先常駐は、今後も間違いなく残り続けますね。

客先常駐が残り続ける理由は...
  1. 何年も前から、客先常駐ではすでにSES契約が主流だから
  2. 常駐SEは、大手企業に必要な仕組みだから
  3. 日本政府、大手企業、仲介業者、ブラックなど、労働者以外が得をするから

過去数十年がそうであったように、これからも客先常駐が変わることはありません。

今回の法改正でも分かる通り、根本的な問題を解決する気はないですよね。なぜならば、私たち常駐SE以外がみな得をする仕組みができているからです。

客先常駐を利用すれば、大手企業は景気に合わせて柔軟に労働力を調整できます。仲介業者やSEを派遣するブラックは、簡単にマージン料を取れますね。客先常駐の仕組みがあるおかげで、政府は失業率を低く抑えられます。

以上の理由で、客先常駐は今後も大きく変わることはありません。これからも、私たち常駐SEの犠牲の上で成り立ち続けます。

常駐SEが、これからも縛られ続ける理由は?

客先常駐に虐げられているならば、会社をやめれば良い」と考える人も多いですよね。しかしながら、実際に働いている側からすると、客先常駐を辞めるのは簡単ではありません。

理由1:問題提起したら首にされる

出向先で働いているSEは、客先常駐に問題があることを知った上で働いています。毎日他社に出向し、他社の上司にスケジュールや仕事を管理され、疑問に思わない人はいないですよね。

請負契約にも関わらず、契約内容は派遣と変わりません。

しかしながら、問題提起したら間違いなくクビにされますよね。また、客先常駐が当たり前のIT業界で訴えるため、今後採用してくれる企業もないです。

仕事を失う覚悟がなければ、私たちは問題提起できません。

理由2:開発経験が積めず、転職が難しいから

常駐先で働いていると、私たちSEは開発経験を積めません。運用保守、ドキュメント整理、評価、ヘルプデスクなど、雑用業務が多いからです。

開発経験が積めないと、市場価値が低く転職できないですね。経験年数とともに市場価値は下がるので、時間が経つほど転職が難しくなります。

常駐SEは長時間労働も多く、そもそも転職に必要な時間を確保する事も難しいです。

理由3:常駐SEはもう諦めている

自社開発や社内開発で働くことを、諦めているSEも多いですよね。なぜならば、出向先で働いていると、右を見ても左を見ても、当たり前のように違法行為が行われているからです。大手IT企業から零細まで、常駐SE以外を見かける機会はありません。(逆に、社内開発に転職したら、社内SE以外で見かける事はないですが

また、客先常駐に嫌気が指して転職したけれど、派遣元が変わるだけで再び元の職場に出戻りする人も少なくありません。自社の営業は、過去の職歴から次の常駐先を探すからです。

私たち常駐SEは、常駐先以外に選択肢はないのでしょうか。

常駐を辞めたいなら、SEの意識を変えるしかない

客先常駐で働きたくないのであれば、SEの意識を変えるしか道はありません。なぜならば、客先常駐の最大の問題点は、私たちSEがこの働き方を許容している事です。

客先常駐の仕組みを支えているのは、私たち常駐SEですね。ブラック企業に入社しなければ、ブラックは潰れるしかありません。ブラックを支えているのは、私たちブラック社員です

はっきりいうと、わざわざ客先に常駐しなくても私たちは問題なく働けます

私は現在メーカーから1次請けで、受託開発する企業に勤めています。クライアントの打ち合わせは、全てテレビ会議で参加します。顔を合わせが必要な重要な会議は、直接クライアント先に1日だけ出向しますね。

打ち合わせ以外の要件定義、設計、開発、評価は全て自社で行い、開発後にシステムをの品します。

当たり前ですが、スケジュールや人員調整は全て自社で行います。

重要な顧客データを扱うなど、セキュリティ上の問題で受託は難しい」と語る人も多いですよね。私もこの話を耳にタコができるくらい、常駐時代に言われました。

本来であればセキュリティを管理するのは、私たち労働者の仕事ではありません。全てクライアントの責任です。顧客データとシステムは、明確に切り離す必要があります(顧客データに限らず、全ての重要なリソース)。

そもそもの話ですが、3次や4次で派遣されてきた労働者が、重要な顧客データや共有サーバにアクセスできる事自体に、セキュリティの問題がありますよね。私たち常駐SEは、クライアント先に出向するために、会社の名前や名刺など偽装して潜り込みます。

IT業界から客先常駐を失くしたいのであれば、私たちSEの意識を変える必要があります。常駐するSEがいなければ、客先常駐の仕組みが成り立たないからですね。

では、常駐SEを辞めて、社内開発で働くには具体的にどうすれば良いのでしょうか。

常駐SEを辞めて、社内開発で働く方法

客先常駐を避けて働く事自体は、それほど難しくはありません。IT未経験からの就職であれば選択肢は限られるが、業界経験があれば応募できるIT企業がたくさんあるからです。

IT業界は人材不足なので、SEに選ばれる労働環境を用意する企業が増えています。

方法1:ブラック企業を避けて就職する

客先常駐を避けようと思っても、結果的に多くのSEが社員を常駐させるブラックで働きます。なぜならば、ブラック企業も新しい人材を採らなければ潰れるしか道はありませんそのため、新しい人材を騙して必死に採用活動します。

私たちは、確実に客先常駐を避けるために、ブラックを見分ける目を持つ必要があります。

人売りビジネスの見分け方は...
  1. 客先常駐の比率が、過半数を超える企業を避ける
  2. 労働時間が、とにかく短い企業を選択する
  3. 自社製品、ビジネスモデルなど、具体的な業務内容に着目する
  4. 求人サイトで、未経験者を常に募集している企業を避ける
  5. 社員同士仲が良い(馴れ合いが多い)企業は避ける
  6. 未経験者を積極的に歓迎する企業を避ける

IT業界でブラックを避けるのは難しくありません。なぜならば、客先常駐の度合いを見れば、ブラックの度合いも測る事ができるからです。客先常駐を避ければ、自然とブラックも避けられます。

参考:客先常駐(人売り)の見分け方|8割のSEが何度も騙される理由

方法2:社内開発できる企業を目指す

客先常駐を避けるためには、社内開発できるIT企業を目指しましょう。

社内開発が多い業種とは...
  1. 自社製品やサービスを開発するWEB業界
  2. メーカーから1次請けで受託開発する企業
  3. 対企業向けに、自社パッケージを開発・販売する企業
  4. 海外に開発拠点がある日系・外資系企業

市場が急速に拡大している「インターネット・WEB業界」は、企業向けに常駐してシステム開発するSIer系と違い、自社製品やサービスを社内で開発します。WEB業界とは、ECサイト、広告事業、SNS、スマホ、コンテンツを開発する企業ですね。

個人的には、受託開発できるIT企業が1番のお勧めです。

私自身が、海外に開発拠点がある受託開発に転職する事で、ブラックから脱出できたからです。この企業は、社員が100人未満のどこにでもある普通の中小企業です。

SIer系出身のSEには、WEB業界や外資系は少しハードルが高いですよね。SIer系の受託開発であれば、常駐先の仕事を社内に持ち込むだけなので、大きな違いはありません。1次請けなのでSEの単価は80万円以上、仕事内容が同じでも得られる給与は倍違います。

また、前職の経験をそのまま次の会社に持ち込む事もできるので、今より好条件で転職できる可能性が高いです。

参考:SESから社内開発に転職する方法4つ|私は客先常駐から脱出した

方法3:異業種の社内SEを目指す

社内SEを目指す利点は...
  1. 大手が多く給与、退職金、手当など福利厚生が充実している
  2. 客先常駐の価格競争や、WEB業界の競争社会から逃れられる
  3. IT以外の別部門が利益を上げるため、プレッシャーが少ない
  4. 開発は外部に委託するため、納期やスケジュールは厳しくない
  5. 転職には向いてないが、定年まで働きやすい

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐を避けられますね。

しかしながら、社内SEのデメリットは、キャリアの形成ができない事です。入社した業種の特殊なスキルに依存しますね。また、外部のIT企業にシステム開発を外注するため経験を積めず、他社のスケジュール管理がメイン業務になります

キャリアが積めないのは、専門職にとっては致命的ですね。

社内SEは定年まで働く事を前提に就職します。しかし、経営が傾いた時に、1番最初に予算削減を検討される危険な部署でもあります。なぜならば、本業の利益に直接結びつかず、コスト部門だと考えられるからですね。

会社の経営が傾いた時に、人生設計を大きく狂わせるリスクがある点には注意しましょう。社内SEは、業種や会社選びが重要になります。

参考:【社内SE転職ナビの評価】|本当に客先常駐がない企業に転職できる?

▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼

IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。

離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。

だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。

ブラックに就職する理由は...
  1. 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
  2. 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
  3. 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
  4. 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
  5. 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる

在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。

離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします

まとめ:客先常駐は給料が低く、30代で失業する

客先常駐が残り続ける理由は...
  1. 何年も前から、客先常駐ではすでにSES契約が主流だから
  2. 常駐SEは、大手企業に必要な仕組みだから
  3. 日本政府、大手企業、仲介業者、ブラックなど、労働者以外が得をするから

特定派遣が廃止されてからも、客先常駐がなくなる事はありません。なぜならば、私たち労働者以外は、得をする仕組みだからですね。過去数10年がそうであったように、これからも大きく変わり事はありません。

現在の状況を変えるためには、私たち常駐SEの意識を変える必要があります。

なぜならば、客先常駐の仕組みを支えているのは、私たち常駐SEだからです。ブラック企業で働く社員がいなくなれば、ブラックは潰れるしか道はありません。ブラックを支えているのは、劣悪な労働環境で働くブラック社員ですよね。

すき家の深夜オペが話題になりましたが、アルバイトが集まらなければ深夜オペは無くなります。また、アルバイトがいなければ店舗は回転できないので、時給を上げるしかないですね

都内の飲食店の時給は、現在1000円を超えています。

客先常駐を潰したいならば、常駐先で働くのは辞めましょう。私は全ての客先常駐が潰れて欲しいと本気で思っていますなぜならば、常駐先で働いた事で精神が病むほど追い込まれ、たくさんの辛い体験を強いられたからです。

今のIT業界では、自分の子供が生まれた時に勧められないですよね

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までです。

なぜならば、景気サイクルは8年周期で周り、再び金融危機が発生するからです。2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時20,418円(8月15日)まで落ち込みましたね

アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。アップル株はiPhoneの販売不振で暴落していました(232→142ドル)。一度不景気が発生したら、1週間も経たない内に株価は半値以下まで暴落します。

求人倍率が1倍を下回ると、客先常駐で働くSEの大半が首を切られます2008年の金融危機では、常駐先のフロアの空席が3分の1まで増え、半数以上の常駐社員が自社に帰らされました。

そうなる前に、私たち常駐SEは具体的な行動に移す必要があります。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. プロジェクトの予算が縮小され、労働者が市場に溢れる
  2. 客先常駐の半数以上は、翌月以降の契約を更新できない
  3. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  4. 不景気になると、優秀なSE以外は内定を獲得できない
  5. 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
  6. 少ない労働者で現場を回すため、今より労働時間が増える
  7. 失業を避けられても、転職の機会を失い次の5年間も同じ現場で働く
  8. 人件費が安い外国人を採用し、日本国内の開発が激減する
  9. 常駐先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  10. 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる

客先常駐の最大の問題は、開発経験が積めない事です。開発経験が積めないと、手を動かすだけの労働者と変わらないため、転職もできないですね。

専門スキルを身につけ必要な人材に成長できれば、リストラされる心配もなくなります。まずは、客先常駐を抜け出して1日も早く、専門スキルが磨ける社内開発に転職しましょう。専門スキルを身につけらば、将来の漠然とした不安もなくなります。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

30歳時点で年収に200万円も差があると、残りの生涯年収で6000万円も違いますねブラックで働いている劣等感で家族を持つこともできず、一生涯孤独で生きていたと思います。

未経験者の市場価値は年齢とともに減少するため、将来動く予定があるならば景気が上向いている今行動した方が良いです2019年以降では、金融危機が発生しもう手遅れである可能性が高いです。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。

マイナビは、社内開発や社内SE向けの求人を多数扱います。

公式サイト:SE・プログラマーの転職『マイナビエージェント×IT』

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