客先常駐のインフラ系を辞めたい|手取り17万円で残業代もない

インフラ系に配属になり、不満を感じる常駐SEは多いですよね。なぜならば、長時間労働や低賃金、中間業者による搾取など、たくさんの問題点があるからです。

  1. 「監視や運用、ヘルプデスクなど、誰でもできる単純労働ばかり…」
  2. 「毎日夜の11時まで働くも、残業代は1円も支給されない…」
  3. 「常駐先で携帯を渡され、夜間や週末対応まで命じられる…」

客先常駐のインフラ系は、避けなければならない案件の一つです。

避ける必要がある最大の理由は、マージンを取るだけでSEを搾取する中間業者が多いからです。大規模案件が多いインフラ系は、システムの信号監視やテスト業務など単純労働が大半を占めます。

そのため、客先常駐、特定派遣、一般派遣経由で、大量の若手が集められます。

実際に手を動かして、業務を遂行する労働者は3〜6次請けです末端労働者は、客先常駐すら知らずに、IT企業に就職した正社員ですね。手取り17万円以下、残業代は1円も支給されず、時給換算にすると700円以下で働きます

インフラ系を脱出するには、常駐がないIT企業に就職する以外で道はありません。

なぜならば、就職先を変えても職務経歴書を元に、上司や営業は次の常駐先を探すからです。インフラ系の経験しかなければ、次も高い確率でインフラ系に配属されます。運用保守やテストから、突然に開発案件に配属されることはないです

ここでは、客先常駐のインフラ系を避けた方が良い理由を紹介します。それから、インフラ系を辞めて社内開発に転職する方法も紹介します。

インフラを避けたい人向け
  1. インフラ系は、長時間労働の上に給料も安い
  2. なぜ、常駐SEはインフラ系を避けた方が良いのか?
  3. インフラSEを辞めて、社内開発で働く方法は?

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  3. 『リクルート求人数は多いが、未経験向けのブラックが多い

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<24年2月:求人数は下落に転じる

参考:求人数は微減し、転職希望者数が増加(2024年1月)

24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています

転職大手DODAによると、1月の有効求人倍数は『3.22倍→2.80倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。

そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。

日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。

金融危機が訪れると、08年と同様に多くの常駐SEが職を失います。

私自身も当時1年目で、常駐先から契約解除と解雇されました

契約解除後に転職活動しても、より条件が下がる劣悪なブラックしか残っていません。私は半年後に運良く内定を獲得できたが、年収300万円以下で4年間も身動きできなかったですコロナ過では在宅ワークに救われたが、世界的な景気後退では私たち常駐SEに逃げ道はありません。

そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください24年の春採用を狙っている人は多いが、その頃にはもう手遅れになる可能性が高いからです。

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インフラ系は、長時間労働の上に給料も安い…

客先常駐のインフラ系は、劣悪な労働環境が多いです。

Aさん)インフラの設計や構築ができない…

ITのインフラ系での単純作業と、求人内容に相違があった点について質問です。現在20代後半で何年かIT業界での経験があり、先日転職致しました。過去にSE業務(開発メイン)や監視や運用の業務を行っていました。

直近の会社で監視や運用やヘルプデスク等の単純作業ばかりやっており、危機感を感じ、スキル的な面や今後の事を考えまして、転職し、ある会社に入社しました。その会社はインフラの設計や構築を行っていける(様になる)人材を採用します!という事で応募して、採用されました。

正式に内定を頂きまして、入社前に営業の人何人かと話しまして、確かに設計や構築の現場がありそうでした。ただ、その時「入社後は案件が動いてるかもしれませんので。」というのは言われました。それで、後日ちょっと手伝って欲しい案件があるとかで「期間限定で」というのである案件に入りました。

それは、ある商社のWindows7の入れ替えの案件でした。実際現場に行ったんですが、設計や構築は終わってまして、「ちゃんと設定されているかどうかの確認やテスト業務」がメインの様でした。

例えば「その会社仕様のアイコンがちゃんとデスクトップにあるか?」とか「セキュリティパッチは当たってるか?」とか様は単純作業がメインでした。既にテストパターン表みたいなのは用意されています。ひたすら何百台も確認していく業務です。あと、確認する項目も1台でかなり多いですwこれを4~5ヶ月の期間限定で行う様です。

Win7にはほんの少し詳しくはなれそうですが、正直ITの深いスキルも身に付きそうにないですし、騙された感じはありますそれで、現場に自社の先輩がいるんで、聞きましたら「実際設計構築は終わってるんで、スキルは身に付きそうにない」「この会社でスキルを伸ばすのは難しいんじゃないか?」「ロースキル案件で放置されてる人間は何人もいる」みたいな事は言われ、愕然としました。

確かに設計や構築を行うスキルや経験もないですし、強めには言えないんですが、20代後半でこのままで良いのか?という不安があります。資格は一応CCNAは持っています。設計構築を行う際はみんなこういうのは通る道なんでしょうかこれもステップアップの通過点だと割り切って行うしかないでしょうか?

それともこの経験は無駄になりそうでしょうか?このままだと不安なので転職も考えています。「求人なんてそんなもんだよ。」とか「ITの人売りはそんなもんだよ。」とか「もっと厳しい会社や現場はあるよ。」とかそういう意見はいらないです。インフラで働いている方に意見をお聞きしたいです。

よろしくお願い致します。

参考:Yahoo知恵袋

客先常駐のインフラ系は、テストなど単純労働が多いです。

また、客先常駐しかない会社で、キャリアアップを期待するのは無理です。なぜならば、外部に労働力を提供する性質上、常駐SEに任せるのは単純業務しかないからです。5年後も10年後も、上流工程や設計できる可能性は極めて低いです。設計や構築がやりたいならば、客先常駐以外に就職する必要があります。

派遣ビジネスで、インフラの設計や構築するのは無理です。

Bさん)予想以上に激務で毎日夜遅くまで働く…

毎日残業ばかりの常駐先を離れたいです。NWエンジニアとして大手子会社に派遣で客先常駐し、3ヶ月が経ちました。エンジニアとしては殆ど経験・知識がない事を了承の上で受け入れられました。採用された経緯は、3年勤務していた前任者の穴埋めです。それまではスキルがあるが人格に問題がある方が着任数日目でハレーションを起こし、急遽、逆にスキルは無くても良いけど、人柄重視で決められたようです。

予想以上に激務で一人分の裁量が多すぎて毎日残業が続いており、月45時間は超えることもあります。その際は、次の月に繰り越すように派遣先から指示があります。そんな状態が続いているので、プライベートの時間が殆ど割く事が出来なくなりました。帰っては寝るのみ、気合い入れていたおしゃれも手を抜くようになり、いつの間に爪も噛むようになりました。最近受けた自社のストレステスト結果はカウンセリング適用内でした。

基本一人で拠点にて常駐しており、分からない事は本社常駐のプロパー社員・派遣に電話して進めています。とはいえ、皆忙しいので気軽に聞ける方が身近にいません。積極的に関わったり、報告を逐一行ってもダメだしされ、よくわからないからとたわい廻しにされます。酷いのは、デフォルトで未経験案件も十分な説明がないまま、一人で現場に赴くよう指示されます

自分は再監者として人に教える立場でもあったり、他の現場の初期段階では教えてもらう立場両方経験していますが、ここでは一連の流れを丁寧に教えてもらえてません。中にはすぐ感情的になり、どこを改善するべきか落ち着いて説明できない方や、不明点は聞くしかないのに「お前はただの伝言板にしかなっていない」と言われ直接的なアドバイスにもなりません。

そうなると、悔しいので自分で地道に調べたり理解するまでに咀嚼・反芻しながら進めると22時まで残ることが殆どです。きっと代々、アフリカの部族が成人したての男性に蜂の巣をぶちまけるように、叩き込まれる環境下のため、離職率が異常に高い職場だと感じています。

長年社外で取引している方からも、大変な現場だよね・・・と労われます。自社の営業もすぐには撤退を考えておらず、様子見と言ったところですが、このままだと体を壊してしまうので、最悪自社退社も検討しています。派遣先を変更したいところですが、揉める覚悟でぶつかるべきと思いますが、経験者はいらっしゃますか?

参考:Yahoo知恵袋

客先常駐のインフラ系は、過酷な労働環境の職場が多いです。

私が過去に配属された現場も最悪でした。毎日夜の11時まで働くも残業代が1円も支給されない、時給換算にすると700円を下回ります。常駐先には自社の社員は1人もおらず、最終的には6ヶ月間働いたのちにその会社を辞めました。インフラ系の労働環境が悪い理由は、単純労働が多く外部社員に作業が委託されるからです

外部に委託される過程で多重下請け構造になり、末端労働者は劣悪な環境で働きます。この状況から脱するためには、客先常駐自体を辞める必要があります。

Cさん)労働時間が増えていき夜間対応まである…

IT業界に新卒で、入社して2年目になるものです。今、現在の会社を退職しようと考えています。理由としては、マイナスな面が多いですが、

  • 日に日に労働時間が増えていき自分の時間が取れなくなってきていること
  • 当番制で携帯を持たされ、夜間でも急なシステム保守をしなければならないこと
  • 未経験でこの業界に入り、1年半働きましたが、技術がまるでついていると実感できないと感じこれからやっていく自信がないこと。

以上です。②に関しては、まだ関わっていなく、これから任される可能性がありますが、正直できる気がしません。考えただけで気分が悪くなります。異動願いも考えていますが、IT関連以外の職も考えていますしかし、これといってやりたい事があるわけでもありません。

転職する場合、このまま時間がない中で転職活動をするか、いっそのこと退職した後に転職活動をするかの問題も出てきますこういった経験がある方、ITから違う職に就いた方などいたらアドバイスを下さい。

参考:Yahoo知恵袋

客先常駐のインフラ系は、夜間対応もあります。

なぜならば、社会インフラを支えるインフラ系は、24時間対応の現場も少なくないからです。夜間勤務は自律神経が乱れるため、高い確率で不眠症を患います。私自身も交代で日勤と夜勤を回す仕事に就いたが、夜に眠れなくなり身体を壊しました。

客先常駐のインフラ系は、夜勤もセットになる職場が多いので注意が必要ですね。

以上のように、インフラSEは過酷な労働環境の職場が多いです。では、なぜ私たちはインフラ系を避けなければいけないのでしょうか。

なぜ、インフラ系は避けた方が良いのか?

客先常駐のインフラ系は、避けなければならない常駐先のひとつです。

その1:インフラエンジニアの仕事内容は?

インフラエンジニアの仕事内容は...
  1. セットアップ:何百台もの共有サーバーにソフトをインストールする
  2. キッティング:何百台ものPCやサーバー端末の組み立てを行う
  3. 運用保守:監視、保守、大規模データセンターを管理する
  4. システム監視:システムに流れる、何百万ものアラートや信号を監視する
  5. テスト業務:何万通りあるテストを実施する
  6. ドキュメント整理:大規模プロジェクトのドキュメントを整理する
  7. ヘルプデスク:システムに関する問い合わせに対応する

インフラエンジニアとは、サーバーを構築、ネットワーク管理など、通信系の土台を作る仕事です。水や電気と同様に、社会のインフラを担う大切な仕事ですね。

インフラ系は専門性が高く高度な知識が求められる職種です設計や構築ができる人材の市場価値は高く、大手SIerで働くと年収800万円も難しくありません。しかしながら、設計や構築など上流工程ができる人材は一握りで、残りの9割は客先常駐経由で単純労働につきます

手順書通りの作業も多く、簡単なコマンドを覚えれば誰でも作業できます。

その2:なぜ、インフラ系は避けた方が良いのか?

インフラ系のデメリットは...
  1. 大規模プロジェクトが多く、客先常駐経由で派遣SEが多い
  2. 中間業者に搾取されるため、末端労働者の給料が安い
  3. 社会インフラを支えるため、スケジュールや納期が厳しい
  4. 大規模プロジェクトは、高い確率で案件が炎上する
  5. テストや運用保守など、単純労働が多く開発経験が積めない
  6. システム監視や手順書通りの作業など、仕事がつまらない
  7. 要件定義や設計など、上流工程できるのは限られた人材だけ
  8. 誰でもできる作業が多く、新人SEが大量に配属される

客先常駐のインフラ系は、私たち常駐SEから見た場合にデメリットが多いです。

インフラ系を避けるべき最大の理由は、マージンを取るだけの中間業者が多いからです。大規模プロジェクトが多いインフラ系は、システムの信号監視やテスト業務など単純労働が大半を占めます。そのため、客先常駐経由で大量に派遣SEが集められますね。

派遣SEが増えれば、中間マージンを搾取するだけの悪質な業者も増えます。インフラ系で働くと3〜6次で働く常駐SEが多いことに驚きます。彼らの大半は、客先常駐すら知らずにIT企業に就職した若手の正社員ですね。

私が深夜11時まで働くも、手取り17万円しか支給されないのは、4次請で中間業者に搾取されているからです。

参考:客先常駐と派遣のマージン率を比較|悪徳会社に搾取されている?

その3:インフラ系が激務に陥る理由は?

インフラ系が激務に陥る理由は...
  1. 社会インフラを支えるため、システムを停止できない
  2. 大規模プロジェクトが多く、炎上案件に陥りやすい
  3. 複数社がシステム開発するため、意思の疎通が難しい

客先常駐のインフラ系は、高い確率で案件が炎上します。

なぜならば、社会インフラを支える重要度が高い仕事で、スケジュールや高い品質が求められるからです。クライアントは資金力が豊富な通信大手が多く、社員の生活や健康、家族を犠牲にしてでも、お金を使ってスケジュールを死守します。

そのため、超過分の給与支払い、終電を逃したらホテルやタクシー、週末出勤や夜間対応してでも、私たち労働者に働くことを求めますよね。

ただし、1次や2次請で働くSEは残業代を貰えても、3次以降の末端労働者には支給されませんなぜならば、中間業者が挟むことによって、彼らに搾取されているからです。私たち常駐SEは、長時間労働や週末出勤など、プライベートを犠牲に必死に働くも月給は固定です。

それでも転職しないのは、単純労働が多く転職市場で評価される業務経験を積めないからです。1度でもインフラ系に配属されたら、客先常駐を辞めない限りは逃れることはできません。

客先常駐のインフラ系から、脱出するためには?

インフラ系を逃れるためには...
  1. 上司や営業に、開発案件に就きたいと相談する
  2. 業務時間外に、プログラミングスキルを習得する
  3. 客先常駐を辞めるて、常駐がない社内開発で働く

1度でもインフラ系に就職すると、常駐SEを辞める以外で逃れる方法はありません。

なぜならば、営業が次の職場を探すときは、必ず職務経歴書を元に次の案件を取りに行くからです。基本的には1番最初に作られた経歴は、その後も同じような常駐先が永遠と積み重なるだけです。開発経験が1度もなければ、その後も開発案件に配属される事はありません。

開発案件に積めないのは、転職した後も同じです。

会社を辞めて別の客先常駐に就職しても、また同じような案件に配属されます。なぜならば、職務経歴書は次の転職先でも引き継がれ、上司や営業は経歴書を元に次の職場を探すからですそのため、転職後に1社目でお世話になった、お客さんや常駐先の同僚に再会する可能性は高いです。

実際に私も、転職した先の常駐先で1社目の先輩社員と再会しました。

インフラ系を脱出したいならば、まずは上司や営業に真摯に相談しましょう。それでも解決できなければ、客先常駐がない会社に転職する以外に道はありません開発経験がなくても、社内開発できる企業に就職するのは難しくありません。

なぜならば、IT業界は深刻な人材不足に陥っているからです。客先常駐で開発案件に就くのを狙うよりも、社内開発に転職する方が遥かにハードルは低いです実際に私は、業務で開発経験が1度もないときに、社内開発から内定を得られました。

では、客先常駐を辞めて社内開発に転職するには、具体的には何をすれば良いのでしょうか。

「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」

客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。

なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません

私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。

この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね

ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。

客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、ずは私たち自身が行動しなければなりません

私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています

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客先常駐から脱出できる3つの方法は?

客先常駐から脱出する方法は、大きく分けて3つあります。

方法1:IT業界を辞めて別の業種へ

客先常駐に疲れ切った人の中には、別業種で再スタートしたい人も多いです。でも、SEのキャリアを活かす方が、良い就職先に就ける可能性は遥かに高いですよね

経験ゼロで新しい業種に入れば、年収250〜300万円で再スタートします。冷静に考えると、実務経験がない状態で異業種に飛び込めば、どの業種でも確実にブラックに就職します。ノルマがキツイ営業や飲食業、肉体労働の建築や工場は、IT業界以上にブラックな業種です。

仕事が楽な総務や事務職は、正社員ではなく派遣やパートしか募集していません。派遣やパートでは、今以上に将来が不安定になります。

1度でもIT業界で働きた経験があれば、私たちは未経験者ではなく経験者枠で応募できますキャリアコンサルタントが提案する企業も、10倍以上に選択肢が増えますね。紹介してくれる企業は経験者向けなので、求人の質も以前より高くなります。

現実的に考えたら、現在のキャリアを活かさない手はないですね。

方法2:経験を活かして異業種の社内SEへ

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐から逃れられます。しかしながら、社内SEはデメリットも多いため、私たちは十分に注意が必要です

最大のデメリットは、特定の業界事情に詳しくなる反面、IT系の専門性が失われる事ですなぜならば、システム開発を外部委託するため、自社で経験やキャリアを積めないからです。社内SEの仕事は、社外のスケジュール管理と、社内の非IT管理部門のサポート業務です。

1度でも社内SEになると、一般的なSEのキャリアからは遠くなります。

また、本業が成長しない会社に就職すると、リストラの危険性も高いです。なぜならば、利益を上げない情報システム部門は、経営陣からコスト部門だと見なされるからです。定年まで働く前提で入社しても、経営方針が変われば真っ先に首を切られます。

競争社会から離れた社内SEにとって、外の世界で生き残るのは容易ではないですね

方法3:経験を活かして自社や社内開発へ

IT業界で市場価値を高めたい人は、自社開発や社内開発を目指しましょう。社内開発とは、大手企業から依頼を請ける受託開発、自社製品やパッケージの開発や販売、スマホやソーシャルアプリの開発、コンサルタントやクラウド導入など、様々な働き方がありますね。

社内開発の最大のメリットは、経験と業界年齢に合わせてキャリアを積める事です。

開発案件では最新技術を学び、社内開発で経験を積めば上流工程からも携われます。設計やマネジメントを経験できれば、自身の市場価値を上げられますね。そして、専門知識や経験さえ積めれば、不景気を理由にリストラされても生き残れます

また、専門知識や経験年数に合わせて、順調に収入も増やせますね。市場価値が高い人材になれば、フリーランスや在宅で働くのも難しくありません。市場価値が高い人材になれば、年収100〜200万円アップの転職も難しくありません

では、客先常駐を脱出するには、私たちは具体的に何をすれば良いのでしょうか?

客先常駐から脱出できる転職サイト2社は?

客先常駐を脱出するには、「マイナビ×IT」と「社内SE転職ナビ」がお勧めです。

転職1:異業種の社内SEに強い「社内SE転職ナビ」

社内SE転職ナビの特徴は...
  1. IT経験者向けに、社内SEに特化した専門サイト
  2. 客先常駐から脱出して、異業種の社内SEに転職できる
  3. 他の経験者向けと比較して、知名度が低く利用者が少なすぎる
  4. 社内SE案件に絞られるため、求人数が673件と少なすぎる
  5. スキル次第だが、実は社内SE以外も紹介される
  6. 関東圏、関西圏以外では、求人がほとんどない

公式サイト:『社内SE転職ナビ

社内SE転職ナビは、社内SEに特化した経験者向けの転職サイトです。他にない最大の特徴は、社内SEや社内開発を専門に扱い、確実に客先常駐から脱出できる事ですね

しかしながら、他の転職サイトと比較して、知名度が低く利用者が少ない点に注意が必要です。また、社内SE案件に絞られるため、求人数が673件しかありません「マイナビ×IT」も経験者向けで社内開発を中心に扱うが、求人数は2.8万件以上あります

確実に客先常駐を脱出できるのは魅力だが、転職サイトの規模が少なすぎます。選択肢が少ないと、ブラックに就職する可能性も必然的に高くなります「社内SE転職ナビ」1本に絞るのは、リスクが高いので避けた方が良いですね。

評価:【社内SE転職ナビの評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

転職2:自社や社内開発に強い「マイナビ×IT」

マイナビの特徴は...
  1. 大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイト
  2. 客先常駐から、自社や社内開発の転職に最も強い
  3. 自社や社内開発など、求人数は2.8万社以上もある
  4. ハイキャリア層ではなく、20〜30代の常駐SE向け
  5. 大手2社(リクナビ、DODA)にはない、中小の隠れ良企業を扱う
  6. 大手2社よりも、丁寧な対応で高評価を得ている
  7. 担当者が推薦状を書くので、書類選考の通過率が高い

公式サイト:マイナビ IT AGENT

「マイナビ×IT」は、大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイトです。他にない最大の特徴は、客先常駐から自社や社内開発、それから社内SEを目指せる事です親切な対応の担当者が多く、転職経験がない初めての常駐SEにも向いています。

個人的な1番のお勧めが「マイナビ×IT」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです

私が社内開発に転職できた時は、実務で開発経験が1度もない時でした。

次もブラックに騙されて、客先常駐やSESに入社したらどうしよう」と不安しかなかったです。担当者は、客先常駐の経験しかなくても、必ず社内開発に就職できると声を掛けてくれました。「確実に社内案件に入れる保証がなければ、無理に転職する必要はないですよ」とも言ってくれました。

2ヶ月後に内定を頂いた先は、受託開発がメインのIT企業です。社員数が100名未満の中小企業だが、海外に開発拠点もある隠れ優良企業でした。

入社後に先輩社員から個別の社内研修があり、プロジェクト配属後も別の先輩が開発のサポートをしてくれます。それから、毎年40〜60万円ペースで順調に昇給し、4年後には年収が520万円を超えます開発案件に就いた後も、納期がない月は毎日定時に帰宅しています

上場企業や知名度がある大手はないが、私にとってこの会社は優良企業ですね順調に昇給する上に残業も少ないため、今もこの会社でお世話になっています。

IT業界以外も広く扱う大手2社(リクナビ、DODA)と違い、IT系に特化したマイナビは求人の質が高いです。また、大手2社が扱わない隠れ優良企業が多いのも魅力です。機械的な対応にならざる負えない大手と違い、サポートが手厚い点もお勧めです。

私が客先常駐から脱出でき、社内開発に転職できたのはマイナビのおかげです。

評価:【マイナビIT AGENTの評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

これからも、常駐SEで働き続けるリスクとは?

客先常駐を続ける最大のデメリットは、経験年数に応じて給料が増えない事です

常駐SEの給料が増えない理由は、手順書通りのマニュアル作業、ドキュメント作成、運用保守、ヘルプデスク、評価など、単純労働ばかりで開発経験を積めないからです。短期間で常駐先が変わるため、運が悪ければプロジェクト毎にスキルがリセットされます

IT業界で35歳定年説があるのは、実務経験を積めない常駐SEの働き先がなくなるからです。35歳を過ぎると、経歴書の年齢を見ただけでスルーされます。

私の新入社員時代の元同僚は、今も1社目の客先常駐で働き続けています。久しぶりに彼女に再会したが、8年間で30万円(年収300→330万円)しか増えていない事に衝撃を受けました30歳を機に、契約解除が増え自宅待機も増えたと言います。

対して、3年目に転職を決意した私は、その4年後に520万円まで増えています。IT業界では、本人の能力や実力以上に働く環境が大事です。

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  1. マイナビ IT AGENT客先常駐から、社内開発の転職に強い
  2. 社内SE転職ナビ求人数は673件と、ブラック率も高い
  3. 『リクルート異業種への転職は、キャリアを活かせない

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<24年2月:求人数は下落に転じる

参考:求人数は微減し、転職希望者数が増加(2024年1月)

24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています

転職大手DODAによると、1月の有効求人倍数は『3.22倍→2.80倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。

そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。

日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。

金融危機が訪れると、08年と同様に多くの常駐SEが職を失います。

私自身も当時1年目で、常駐先から契約解除と解雇されました

契約解除後に転職活動しても、より条件が下がる劣悪なブラックしか残っていません。私は半年後に運良く内定を獲得できたが、年収300万円以下で4年間も身動きできなかったですコロナ過では在宅ワークに救われたが、世界的な景気後退では私たち常駐SEに逃げ道はありません。

そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください24年の春採用を待っていたら、もう手遅れになるからです。

客先常駐から脱出するならば、「マイナビIT」が1番お勧めです。

なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです社内開発に転職後の年収は4年間で300→520万円まで増え、契約更新や解除の不安から解放されました。

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まとめ:客先常駐のインフラ系を辞めたい

インフラ系のデメリットは...
  1. 大規模プロジェクトが多く、客先常駐経由で派遣SEが多い
  2. 中間業者に搾取されるため、末端労働者の給料が安い
  3. 社会インフラを支えるため、スケジュールや納期が厳しい
  4. 大規模プロジェクトは、高い確率で案件が炎上する

客先常駐のインフラ系は、避けなければならない案件の一つです。なぜならば、マージンを取るだけでSEを搾取する中間業者が多いからです。大規模案件が多いインフラ系は、システムの信号監視やテスト業務など単純労働が大半を占めます。

そのため、客先常駐、特定派遣、一般派遣経由で、大量の若手が集められます。

実際に手を動かして、業務を遂行する労働者は3〜6次請けです末端労働者は、客先常駐すら知らずに、IT企業に就職した正社員ですね。手取り17万円以下、残業代は1円も支給されず、時給換算にすると700円以下で働きます

インフラ系を脱出するには、常駐がないIT企業に就職する以外で道はありません。

なぜならば、就職先を変えても職務経歴書を元に、上司や営業は次の常駐先を探すからです。開発経験がなくても、社内開発できる企業に就職するのは難しくありません。なぜならば、IT業界は深刻な人材不足に陥っているからです。

客先常駐で開発案件に就くのを狙うよりも、社内開発に転職する方が遥かにハードルは低いですよね。実際に私は、業務で開発経験が1度もないときに、社内開発から内定を得られました。

社内開発に転職して以降は、納期月以外は毎日定時に帰宅します毎年順調に昇給し4年後には年収520万円を超えました。客先常駐のインフラに不満があるならば、社内開発を目指すべきです。

1日でも早く行動に移した方が良い理由は?

参考:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法をわかりやすく解説!

2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。書類を送付すれば、誰でも企業から内定を得られる状態ですね

しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。

20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人だけでしたね。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています

自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。

2009年の金融危機の頃には、多くの開発案件が中止に追い込まれました。そして、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています私も当時若手社員で、常駐先から首を切られました。次の常駐先が見つからず、会社を首になった人もたくさん知っています。

常駐先の契約を切られてから転職活動を開始しても遅いです。その頃には、もう企業は新しい人材を募集していないからですIT業界で居場所を失えば、飲食店、介護施設などの肉体労働に行く人も少なからずいます。

有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?

有効求人倍率が0.45倍に陥ると...
  1. 買い手市場から売り手市場に転落し、高条件で転職できない
  2. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  3. 求人倍率が0.45倍に陥ると、5年間は元に戻らない
  4. 予算縮小でプロジェクトが中止、常駐SEは強制退場される
  5. 次の常駐先が見つからず、上司から自主退職を勧められる
  6. その後に就職活動を開始しても、企業はもう人材を募集してない
  7. 転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られる

私たちに与えられている時間は、決して多くはないですね。

転職活動で今すぐに必要なものは?

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」と自信を得られます。

それだけ、IT企業は深刻な人材不足に陥っているからです。もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません

キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合うことでやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私自身は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

コロナウイルスの影響で、労働環境はめまぐるしく状況は変わっています

秋採用で転職するには、今月中には既に動いてないともう手遅れです。登録に必要な項目は少なく、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています

私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。

コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています

公式サイト:マイナビ IT AGENT(無料サービス登録まで3分)

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