SEの転職活動の進め方|必要な準備、活動時期、エージェントの役割

転職活動の進め方や流れについて紹介します。

転職活動は平均して2〜4ヶ月間の期間を要します。早い人であれば、転職活動を開始して3ヶ月後には次の職場で働き始める人もいますね。

なんとなくで転職活動を始めてしまう人も多いですが、転職は人生で何回も使えるわけではないので、慎重に行動したいですよね。1回の転職で100万円以上の年収アップに成功する人もいれば、前職よりも給与が下がる人もいます。

転職を成功させるコツは、どれだけ戦略や目的を持って転職活動するかで決まります。

そのためにも、転職活動の全体の流れを把握し、どのように進めていくかシミュレーションしましょう。

転職を考えている人向け
  1. 転職活動の進め方や全体の流れ
  2. 転職活動に必要な準備、活動に最適な時期
  3. 転職サイトとエージェントの役割や違い

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  1. 大幅なキャリアアップを狙うなら【レバテックキャリア】
  2. 顧客常駐はもう嫌だ!社内SEへ転職するなら【社内SE転職ナビ】
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「レバテックキャリア」は担当者の質が高く、唯一大幅な年収アップを狙える転職エージェントです(年収200万円アップするSEが多数)。「社内SE転職ナビ」は、社内SE専門ですが案件数が少ないのが難点です。

個人的な1番のお勧めは「マイナビ」です。過去に利用し、社内開発できる企業に転職し「海外勤務」「海外出張」を実現できたからです。

参考:SE専門の転職サイト・エージェント3選比較|目的別の選び方

転職活動の進め方や流れ

まずは、転職活動するに当たって、基本的なことを整理しましょう。

転職サイトやエージェントを利用して行いますが、全てのサービスは無料で利用できます。

転職活動の流れ、内定まで2〜4ヶ月

転職活動の全行程
  1. 転職サイト・エージェントに無料で会員登録する(10分)
  2. 担当のエージェントと日程を調整し、対面か電話でキャリア面談を行う(40分)
  3. キャリア面談時に、希望する条件にマッチする求人を10社程紹介してもらう
  4. 転職の意思がある場合、職務経歴書や履歴書を作成する(2〜4時間)
  5. 企業に応募し本格的に転職活動を開始、書類選考、1〜2次面接(2ヶ月)
  6. 内定を獲得し入社日や退職交渉を行う(2ヶ月)

転職活動を開始してから、内定を獲得するまで早い人で2ヶ月程度掛かります。

次の職場の入社日は、相手側と現職の都合で大きく変わります。相手側の都合で、4月から他の内定者と同じタイミングで入社して欲しいと言われることもあれば、次のプロジェクト開始に合わせて、すぐに入社して欲しいと言われることもあります。

急いで入社する必要がない場合は、前職を退職後1〜2ヶ月の休息期間を設けた後に入社する人も多いです。

日本で働いていると1週間の休みしかないので、長期休暇を持てるのは大きな魅力ですよね。次の就職先が決まっていれば、心に余裕を持った状態でヨーロッパ旅行や長期の語学留学を楽しむことができます。

転職活動に必要な準備

転職活動で必要なもの
  1. 応募に必要なもの:履歴書と職務経歴書の書類(30分程度)
  2. 面接に必要なもの:転職理由、自己PR、志望動機(2時間程度)

転職活動を始める段階で必要な準備は何もありませんが、企業に応募する段階で準備する必要があります。

履歴書は、指名や住所、学歴や職歴、資格の有無、趣味や特技などを記載するものですね。30分もあれば書き終えることができます。

職務経歴書は、過去に在籍した企業の概要、配属された業務や役割、得意分野や自己PRを記載します。3年の経歴であれば、2時間もあれば書き終えられます。

どちらも1度作成すれば、複数の企業に使い回すことができます。

ネット上にサンプルが多数あるので、ダウンロードして利用しましょう。

転職活動に最適な時期、2〜3月、8〜9月

1年を通じて企業の求人数が増加するのは、2〜3月と8〜9月です。

どちらも半期が終わり、新しい期が始まる段階です。企業は新年度を迎える4月と、半期を迎える10月に社内の体制を整えたいと考えているからです。

応募者からみても、新年度(4月)や半期(10月)から次の職場でスタートしたいと考えています。転職活動は2ヶ月要するので、入社日から逆算すると求人数が増加する時期と重なります。

しかしながら、この時期が必ずしも転職活動に有利というわけではありません。

この時期は、求人数も増えますが応募者も増えるためライバルが多いのが難点ですね。実は、採用活動が落ち着いた4〜5月、10〜11月の方が狙い目です。

予定外の退職者が出たり、4月や10月入社で人材確保できなかったときに追加募集してるので、ライバルが少ない上に企業の反応が良く、内定を獲得しやすいです。

転職サイトと転職エージェントの違い

転職活動には、転職サイトを利用して行う場合と、転職エージェントを利用する2つのケースがあります。

転職サイトは、サイトに会員登録しHPから企業を検索し、自ら求人に応募します。対して転職エージェントは、専門の担当者がひとり付き転職活動をサポートしてくれます。リクナビでいうと、前者は「リクナビNEXT」、後者は「リクナビエージェント」のことを指します。

両者にどのような違いがあるのか具体的にみていきましょう。

転職サイト・エージェントの役割とメリット

転職エージェントを利用する人は、転職する意思が強く決まった期間内に転職活動を終わらせたい人。転職サイトを利用する人は、とりあえず情報収集をメインでしたい人です。

エージェントを利用すると、専属の担当者がひとり付いてくれるので転職の成功率も高くなります。私たちSEの事を企業に強く推薦してくれるので、条件がいい企業からも内定を獲得しやすくなります。

しかし、質の悪いエージェントに当たると失敗する可能性も高くなるので注意が必要です。どちらを利用しても無料なので、両方とも使って見るのがいいですね。

役割やメリット、デメリットはこのようになります。

転職エージェント 転職サイト
役割
  • キャリアの相談をしてくれる
  • 求人を紹介してくれる
  • 履歴書や経歴書を添削してくれる
  • 面接の対策やアドバイスしてくれる
  • 面接の日程を調整してくれる
  • 入社日や給与交渉をしてくれる
  • 会員登録しHPから企業に自由に応募できる
  • 条件を満たす企業からオファーが届く

 

メリット
  • 面談では、将来のキャリアを踏まえた上でアドバイスしてくれる
  • 希望する条件にマッチする求人をピンポイントで紹介してくれる
  • 担当者が推薦状を書いてくれるので書類選考の通過率が高い
  • 面接対策や面接後のフォローをしてくれるので内定の獲得率が高い
  • 条件や給与など、納得のいく条件で企業に交渉してくれる
  • 全て自分の判断でマイペースに進められる
  • 掲載される求人数は膨大で選択肢が多い
  • 受動的な転職活動ができるため、時間に余裕をもてる
デメリット
  • 2〜4ヶ月の短期決戦なので、仕事が忙しいと転職活動が難しい
  • 良いエージェントと悪いエージェントの当たり外れが大きい
  • 担当者と打ち合わせするため、気軽に転職活動できるわけではない
  • 企業の応募、面接日程、入社日や給与交渉などすべて自分で行う必要がある
  • エージェントが推薦してくるわけではないので、書類選考や面接に落ちやすい
  • 条件にマッチする企業を、膨大な求人票から自分で探さなければならない

優秀なエージェントの見分け方とは?

転職エージェントを利用する上で大事なのは、優秀な担当者に付いてもらうことです。もしも、優秀ではない利己的な担当者だと思ったら、別のエージェントを利用するか担当者を変えてもらいましょう。

優秀なエージェントとそうでない人の違いは、このようになります。

優秀なエージェント 優秀ではないエージェント
キャリア面談
  • 長期的なキャリアのアドバイスをしてくれる
  • 志望する業界に対して深い知識がある
  • 良質な案件を紹介してくれる
  • 対応が早く定期的に情報交換してくれる
  • ひたすら求人の紹介をしてくる
  • とにかく転職することを前提に話を進める
  • 内定が出やすい求人ばかりを紹介してくる
  • 専門職なのにIT業界に対する知識がない
  • 対応が遅く連絡が不定期
企業との交渉
  • 応募する企業へ良質な推薦状を書いてくれる
  • 応募者を企業にうまく売り込んでくれる
  • あなたを機械的に企業に提案するだけ
転職後の結果
  • 転職前よりも確実に収入が増える
  • 労働条件が改善できる
  • 希望する仕事に就ける
  • 前職と給料がたいして変わらなかった
  • 前職の問題点が解決できなかった

▼▼日本市場は深刻な人材不足で短期雇用の時給が高騰しています▼▼

参考:アルバイトの時給動向をグラフ化してみる

深刻な人材不足は、ITエンジニアも例外ではありません。

  1. 「17万人」のSEが不足しているが、2030年には「57万人」になる(経済産業省)
  2. 全業界の転職求人倍率は「2.36倍」、IT業界は「6.15倍」(DODA)
  3. 派遣SEの月給が「48万円」を超えるほど、給与が高騰している(派遣会社)

参考:IT業界のSEは過去最大の売り手市場|簡単に年収アップが実現できる

私たちSEは好条件で企業に転職できます。

ただし、この状況はいつまで続くかは誰にもわかりません。IT企業は人材不足を解消するために、外国人SEを大量に採用しています。日本政府は労働者不足を理由に、移民を受け入れる準備を進めています。

転職活動を成功させる7つのポイント

ここからは、転職活動を成功させるためのポイントについて紹介します。

ポイント1:転職エージェントの選び方

転職するに当たって最も重要なのは、転職エージェントの選び方です。キャリアの方向性や転職の目的を明確にした上で、最適なエージェントを選ぶのが理想です。

当サイトでは次の3つの転職エージェントをお勧めしています。

  1. レバテックキャリア 」 :WEB系の転職に強く大幅な年収アップが狙える
  2. 社内転職ナビ」:確実に社内開発や社内SEで働きたい人向け
  3. マイナビエージェント」:求人数が多く海外に関連した求人も広く扱う

1番のオススメは「レバテックキャリア」です。

数ある転職エージェントの中で、唯一技術を理解できるほど専門性が高い担当者が在籍しているからです。業界に精通している担当者が付いてくれると、企業とマッチングしやすく内定を獲得する確率も上がります。

次にお勧めなのは社内SEを専門に扱う「社内転職ナビ」。

その次はマイナビが運営する「マイナビエージェント」です。 過去にマイナビを利用して海外勤務を実現できたので、大手の中では1番オススメです。

転職サイトやエージェントの選び方を知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

参考:SE専門の転職サイト・エージェント3選比較|目的別の選び方

ポイント2:好まれる転職理由の書き方

私は現職で上司と同伴し、採用面接の場に座らせてもらうことがあります。

応募者の転職理由を聞いていると、

  1. ブラック以外の企業では、内定をもらうのは難しい人
  2. 開発経験がなくても、どの企業からでも内定を貰える

両者の違いがはっきりと別れます。

転職理由は、面接の中で大きなウェイトを占めますね。

参考:【例文あり】客先常駐からの転職理由|絶対に面接を通過できる失敗しない書き方

ポイント3:好まれる自己PRの書き方

自己PRのコツは、相手が欲しいと考える答えを用意することです。

私たちの目的は応募する企業に入社すること、面接の場はその目的を実現するための手段です。そして、私たちSEは、自分という商品をアピールするセールスマンですよね。

ビジネスという視点に立つのであれば、セールスマンが言いたいことではなく、お客様(面接官)が欲しい答えを用意しなければならないですね。

自己PRで重要なのは、エンジニアの適性がある事を相手に伝えるだけです。

参考:【例文あり】SE転職の自己PRの書き方|面接官に好まれるポイント

ポイント4:好まれる志望動機の書き方

転職活動で志望動機を考えるのが1番難しいですよね。

志望動機は転職活動で最も重要なウェイトを占めますが、企業のことを十分に研究していないと書けないからです。また、自己PRや転職理由と違い、別の企業に使い回しができないことも攻略を難しくさせています。

私たちは、本業の仕事が忙しく時間がないことを理由に、ネット上にある模範解答的(どこにでもある)な志望動機をその企業に当てはめます。

「業績が安定しているから」「自社サービスがあるから」「最先端な技術を学べると思ったから」「グローバルに展開しているから」「新しいことに挑戦できるから」などの志望動機ですね。

当然ですが、ありきたりな志望動機は面接で落とされます。

参考:【例文あり】SE転職の志望動機の書き方|コツは未完成で提出しない

ポイント5:転職活動で開発スキルはどれくらい重要?

ITは専門職なので、十分な開発スキルがないと内定を獲得するのは難しいと考えている人は多いです。

しかしながら、開発スキルはそれほど重要ではありません。実際に人事担当者が面接で重視するポイントで、「経験・スキル」は5番目にきます。

転職活動を始めるとわかりますが、募集要項のスキルを満たしてなくても書類選考に通過できます。そして、書類選考に通過したなら、面接で落とされた理由はスキル不足である可能性は低いです。

募集要項を満たしているかどうかは職務経歴書を見ればわかりますよね。

転職活動で開発スキルが占める割合は大きくはありません。

参考:SEの転職でスキル不足の対策方法|確実に内定を獲得する3つの戦略

ポイント6:転職活動で資格はどれくらい重要?

転職に自信がない人は、まずは資格が必要だと考える人がいます。

しかしながら、専門職のSEでは資格が重要視されることはありません。その理由は、知識よりも実践力の方が重要視されるからです。

実際に、転職エージェントの方もこのように回答しています。

むしろ、資格取得に費やす労力や時間を考慮すると、かえって無駄になることの方が多いですね。

中途採用では即戦力となる人材が求められますから、なによりまず実務での経験が優先されます求人情報の条件欄を見ても分かるように、実務経験が問われることはあっても、会社側が資格取得を採用条件とすることは、基本的にはありません。

参考:資格取得は転職に有利ですか?

参考:SEの転職で資格は有利ではない|取得難易度、年収や資格手当の関係

ポイント7:客先常駐からの転職で注意すること

客先常駐からの転職活動は、通常の転職と比較して難易度が高いです。

なぜならば、常にスケジュールがタイトで休みたい日に事前に有給を取れない、常駐先で遅刻や早退も難しいので定時後に面接を入れるのですら難しいからです。

客先常駐からの転職を成功させるためには、転職エージェントをうまく利用しましょう。

キャリア面談する際に、次の点を予め伝えておくと良いですね。

  1. 平日は転職活動が難しいため、土曜日にまとめて面接を入れること
  2. 午前給や午後給を取るときも、1〜2社面接を入れてもらうこと
  3. 1次面接は、スカイプや電話でできないか調整してもらうこと

応募する企業の数を絞り込むことで、内定を獲得する確率も上がります。

私はこのやり方法で、社内開発できる企業から内定を勝ち取ることができました。転職先は優良企業で、具体的にはこのようなメリットがありました。

  1. 給料が右肩上がりで増えた(4年後に300→520万円
  2. 自分の仕事が終わったら定時に帰れる(拘束時間15時間→9時間
  3. 開発スキルが向上して転職先に困らなくなった(+50〜100万円で掲示

参考:客先常駐をすぐに辞めたい|年収アップへの近道がある(300→520万円)

まとめ:SEの転職活動の進め方

転職活動の進め方を理解することができたのではないでしょうか。

転職活動を開始してから内定を獲得するまで、早い人でも2ヶ月ほど掛かります。

転職活動の全体の流れ
  1. 転職サイト・エージェントに無料で会員登録する(10分)
  2. 担当のエージェントと日程を調整し、対面か電話でキャリア面談を行う(40分)
  3. キャリア面談時に、希望する条件にマッチする求人を10社程紹介してもらう
  4. 転職の意思がある場合、職務経歴書や履歴書を作成する(2〜4時間)
  5. 企業に応募し本格的に転職活動を開始、書類選考、1〜2次面接(2ヶ月)
  6. 内定を獲得し入社日や退職交渉を行う(2ヶ月)

転職活動を開始するに当たって必要なものは何もありません。

企業に応募するときに、履歴書と職務経歴書が必要になります。書類選考を通過し1次面接が始まると、具体的な転職理由や自己PR、志望動機を準備する必要がありますね。

転職活動に成功させるためには、転職エージェントを利用しましょう。

転職エージェントを利用するメリット
  1. あなたにマッチングする求人を、ピンポイントで紹介してくれる
  2. 履歴書や職務経歴を添削してくれるので、書類選考の通過率が高くなる
  3. 企業ごとに面接対策やアドバイスしてくれるの、最終面接に進む確率が高くなる
  4. あなたを強く推薦してくれるので、内定の獲得率が高くなる

大手転職エージェントの比較

転職活動を成功させるために欠かせないのは、転職エージェントの選び方です。自分の目的に合う転職エージェントを利用しましょう。

IT特化 求人量 求人質 満足度 デメリット
リクナビ × 業界最大手、求人数が多いが利用者も多く機械的な対応になってしまう。
DODA × 業界2番手、リクナビよりも求人数が少なく、担当者の押しが強い。
マイナビxIT 業界大手の『マイナビ』がIT業界に特化したエージェント。IT特化型だが、IT業界の専門性はやや低い。
レバテックキャリア 年収200万円アップを目指せる唯一の転職エージェント。『レバテックキャリア 』は、専門性は高いが求人数は大手より少ない。
社内SE転職ナビ × 社内SEを専門とした唯一の転職エージェント。『社内転職ナビ』は、社内SEに絞っているため、求人数は700件のみ。
ポテパンキャンプ × プログラミングスクールを利用した転職サービス。『ポテパンキャンプ』を利用すると、無料で開発スキルを習得できるが、提携先のIT企業は40社のみ。Rubyを習得し年収500万円を目指せる。

参考:SE専門の転職サイト・エージェント3選比較|目的別の選び方

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