SE転職で残業を減らしたい|月残業20時間以内で働ける職種とは?

この業界で働いていると、「エンジニアの労働時間が長いのは仕方がない」と諦めているSEは多いですよね。

  • 「どこの企業に転職しても、残業時間が長いのは変わらない」
  • 「他の会社に比べたら、残業が月80時間でもまだマシな方だ」
  • 「転職サイトの求人票に書かれている、社員の残業時間は信用できない」

私も2度ブラック企業に騙されたことがあるので、転職サイトの求人票や採用担当者が話すことは全て信用するべきではないと思っています。

でも、IT業界は過去にないほど人材不足に陥り、以前よりも労働環境が良くなっているのも事実ですよね。そのため、残業時間が少ない企業に転職するのは、以前と比較して難しくありません。

ここでは、月20時間以内で働ける企業に転職したい人に、その具体的な方法を紹介します。

残業時間が少ない企業で働きたい人向け
  1. 月20時間以内で働ける職種や企業とは
  2. 残業時間が少ない企業の探し方
  3. 残業時間が少ない企業を確実に見分ける方法

▼▼客先常駐からの転職に強い大手2社▼▼

  1. マイナビ×IT受託・社内開発の案件に強い
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを専門に扱う

1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、過去にマイナビを利用して客先常駐から社内開発に転職できたからです。長時間労働から逃れた上に、年収は4年間で300→520万円まで増えました。

業界経験が浅い常駐SEは、早めに行動した方が良いですね。

なぜならば、転職サイトの良案件は開発経験があるSEから順に埋まるからです。転職の開始時期が遅れると、必然的に売れ残りのブラックを引かされますこのタイミングを逃すと、次の半期に良い案件が市場に出る、4ヶ月後まで待つ必要があります。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

常駐SEが社内開発に転職できるのは人材不足の今だけです。2019年以降は、人材不足が解消される可能性は高いです。金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、常駐SEの需要は減りますね。

IT業界の転職有効求人は6.79倍ですが、2009年と同様に1倍を下回ると開発経験がある優秀なSE以外は転職できませんレポート:2019年1月)。

残業20時間以内で働ける職種とは?

残業時間が少ない職場で働くためには、どのような方法があるのかみていきましょう。

方法1:正社員を辞めて派遣SEを目指す

確実に定時で帰宅するためには、派遣SEを目指すのが最も確実な方法です。

派遣は基本的に残業なし、仮に残業したとしても20時間程度、残業代は全額支給されます。左近の人材不足により時給は高騰し、労働条件はホワイト並みの高水準となっています。

参考:月55万円稼げるテストエンジニア派遣!【ソフトウェアジョブズ】

派遣人材会社のサイトを見ると、高時給の案件がズラリと並びます。

  1. 業界未経験のテスターでも、時給は1800円(月給28万円、年収336万円
  2. 3年程度の経験があれば、時給2500円(月給40万円、年収480万円
  3. 開発スキルがある人材なら、時給3000円(月給48万円、年収576万円

派遣は20代の若いエンジニアに人気を集めています。

特定派遣のIT企業に入社するよりも、倍の高時給で毎日定時に帰宅できるからです。平日でも趣味を楽しむ時間もあるし、サイドビジネスで本業以外の収入源を得る事も可能です。

ただし、派遣は万人向けではないし、生涯働き続けられるわけではありません。

派遣を選択する人は、家族や育児がある人、フリーランスや独立を目指す人、確実に開発スキルを習得するためにプロジェクトを自分で選択したい人です。派遣を選択しても、その後は正社員の道を目指すことを前提にしている人もたくさんいます。

確実に定時に帰れる働き方ですが、デメリットもあるので注意が必要です。

参考:客先常駐と派遣の違い|収入が10万円も変わる意外な事実とは

方法2:異業種の社内SEに転職する

異業種の社内SEは、収入が安定し定年まして働ける上に、定時に帰ることも可能です。

定時に帰れる理由は、自社(製造業、通信業、銀行系などの異業種)でシステム開発を行わずに他社に外注するため、スケジュールを管理する側に回るからです。

IT業界の納期地獄から解放されるし、売上を立てるプレッシャーからも解放されます。それでいて、給与は大手企業の社員と同水準になるので、住宅手当や福利厚生も充実しています。業種にもよるが、30代で年収600万円を超える事も難しくありません。

もちろん、社内SEにもデメリットはあります。

外注にシステム開発を依頼するので、技術者のキャリアからは遠くなります。定年まで安定して働ける代わりに、キャリアチェンジが難しくもなりますね。

デメリットについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

参考:社内SEに転職したい|年収やデメリット、入社後のリアルな失敗談

方法3:残業なしを謳うホワイト企業へ転職する

ホワイト企業へ転職する事で、残業時間を減らすことができます。

この業界では労働時間が長いSEほど給料は安く、労働時間が短いSEほど給料が高いですよね。前者は労働力を外部に提供する客先常駐で、後者は技術力や知識を武器に報酬を得ているからです。

外資系企業のYahooは、週休3日制を導入すると発表しましたね。労働時間が短い方が、知的労働者の仕事効率が高くなると考えているからです。Yahoo以外にも外資系企業は、ワークライフバランスを重視する企業が多いですね。

また、純日系企業でも労働時間を短くする企業は増えています。社員全員が定時きに帰宅する「アクシア」というIT企業が、ホワイトアワードを受賞した事で注目を集めています。

アクシアの経営者によると、長時間労働を辞めた事で優秀な社員が集まるようになり、優秀な人材が集まる事で業績にも反映、さらに労働環境は良くなったと言います。(長時間労働が好きな人はいないので当たり前ですよね

労働環境を改善する事で売上が増えるなら、同じことをする企業は今後も増えますね。

では、残業時間が少ない企業を探す方法を具体的に見ていきましょう。

残業時間が少ない企業の探し方とは?

転職サイトやエージェントを利用すれば、残業時間が少ない企業やワークライフバランスを重視する企業を簡単に探す事ができます。

例えば、ハイキャリア求人を多数扱う「レバテックキャリア 」の求人検索を利用します。こだわり条件で「残業少なめ」でフィルターすると「353件」の求人がヒットしました。

検索結果には、次の企業が表示されていますね。

残業時間が少ない企業
  1. 残業時間が20時間以内の企業
  2. 女性エンジニアが活躍する企業
  3. ワークライフバランスを重視する企業
  4. 週休3日のYahooやグーグルなど外資系企業

IT業界は売り手市場なので、以前よりも労働条件が良い企業は増えています。

ただし、たとえ売り手市場でも、転職サイトの内容を過度に信用しすぎることは避けた方がいいですね。人材不足を解消するために、労働時間など数値を誤魔化して掲載する企業も多いからです。掲載される数値は、すべて企業による自己申告なので、ひとつひとつチェックされていません。

そのため、最終的に入社する企業を決める際には、自分なりの判断基準を持つ必要があります。

ここでは、残業時間が少ない企業を確実に見分ける方法を紹介します。

▼▼日本市場は深刻な人材不足で短期雇用の時給が高騰しています▼▼

参考:アルバイトの時給動向をグラフ化してみる

深刻な人材不足は、ITエンジニアも例外ではありません。

  1. 「17万人」のSEが不足しているが、2030年には「57万人」になる(経済産業省)
  2. 全業界の転職求人倍率は「2.36倍」、IT業界は「6.15倍」(DODA)
  3. 派遣SEの月給が「48万円」を超えるほど、給与が高騰している(派遣会社)

参考:IT業界のSEは過去最大の売り手市場|簡単に年収アップが実現できる

私たちSEは好条件で企業に転職できます。

ただし、この状況はいつまで続くかは誰にもわかりません。IT企業は人材不足を解消するために、外国人SEを大量に採用しています。日本政府は労働者不足を理由に、移民を受け入れる準備を進めています。

残業時間が少ない企業を見分ける方法とは?

私たちSEは、求人票や採用担当者が話すことを過度に信用するべきではありません。面接の場で平均残業時間を聞いてもあまり意味はないからです。

大概の企業は次のように答えますよね。

時期や人によって大きく異なるけど、うちは大体月20〜30時間くらいかな

これを聞いた私たちは、

1日に1時間ちょっとなら夜7時には会社を出られるのか、まぁ今の時代ならこれくらいは許容範囲かなと考えます。

しかしながら、仮に社員全員の残業時間が100時間を超えていても、正直に残業時間を教えてくれる企業はないですよね。入社したら全社員が夜の9〜10時まで残業、時期によっては11時を過ぎて働かされます。

いつもそうですが管理職からは、「業務が最優先だ」と言われますよね。

この問題の解決策は、実際の残業時間を確認することしかありません。そのために、企業の退社時間に合わせてオフィスに行き、何割の社員が定時に帰宅するか確認します。

私の判断基準ですが、社員の半分が定時に帰宅していれば許容範囲と考えます。なぜならば、本人の努力次第で定時に帰ることが現実的に可能だからです。ブラックでは、例外なくほぼ全社員が残業をしていますよね。

労働時間が長い企業を避けるために、そこまでやる必要があるの!?

と思った人もいますよね。でも、1度入社した企業は10年、20年と働き続ける可能性があるので、妥当な選択ではないでしょうか。

私は過去に2社ブラックを経験し、1日の拘束時間が15時間を超えた現場で働いたことがあります。なので、もう2度と労働時間が長い職場で働きたくないと思っていました。

応募するすべての企業で確認するのは難しいですが、最終面談までいきA社とB社で迷っているケースでは、有効な判断材料になるのではないでしょうか。

現実問題、転職活動でここまでチェックする人はいないですよね。だからこそ、たくさんの人が転職後に後悔することになります。でも、確実にブラックを避ける方法はたくさんありますよね。

労働時間が短い企業で働くコツは、いかにブラック企業を避けるかです。

参考:客先常駐(人売り)の見分け方|なぜ8割のSEが何度も騙され続けるのか?

まとめ:残業時間が少ない職場で働きたい

どうでしょうか、長時間労働を避けるのはそれほど難しくはありません。

IT業界の深刻な人材不足もあり、実は労働時間が短い企業で働くのはそれほど難しいことではありません。

労働時間が短い働き方
  1. 正社員を辞めて派遣SEを目指す
  2. 異業種の社内SEに転職する
  3. 残業なしを謳うホワイト企業に転職する

このような選択肢がありますね。

派遣は給与が高く確実に定時に帰宅できますが、雇用が不安定で定年まで働き続けるのは難しいです。長期でキャリアを考えるであれば、異業種の社内SEか、ワークライフバランスを重視している企業に転職するのが1番確実ですね。

希望とする企業に転職するためにも、私たちSEは日々開発スキルを磨くことは必要です。

社内開発できるIT企業を目指す

現在働いている環境が客先常駐ならば、まずは客先常駐を辞めて社内開発できる企業へ転職することを考えましょう。

なぜならば、客先常駐を辞めることで、長時間労働と低賃金の問題を同時に解消できるからです。社内開発している企業は、スケジュールを自社で管理しているので、ある程度自分たちでコントールできます。

私は、客先常駐を辞めたことでこのような効果がありました。

  1. 給料が右肩上がりで増えた(300→520万円
  2. 自分の仕事が終わったら定時に帰れる(拘束時間15時間→9時間
  3. 開発スキルが向上して転職先に困らなくなった(+50〜100万円で掲示

→ 客先常駐をすぐに辞めたい|年収アップへの近道がある(300→520万円)

転職するなら早い方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までです。

なぜならば、景気サイクルは8年周期で周り、再び金融危機が発生するからです。2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時20,418円(8月15日)まで落ち込みましたね

アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。アップル株はiPhoneの販売不振で暴落していました(232→142ドル)。一度不景気が発生したら、1週間も経たない内に株価は半値以下まで暴落します。

求人倍率が1倍を下回ると、客先常駐で働くSEの大半が首を切られます2008年の金融危機では、常駐先のフロアの空席が3分の1まで増え、半数以上の常駐社員が自社に帰らされました。

そうなる前に、私たち常駐SEは具体的な行動に移す必要があります。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. プロジェクトの予算が縮小され、労働者が市場に溢れる
  2. 客先常駐の半数以上は、翌月以降の契約を更新できない
  3. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  4. 不景気になると、優秀なSE以外は内定を獲得できない
  5. 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
  6. 少ない労働者で現場を回すため、今より労働時間が増える
  7. 失業を避けられても、転職の機会を失い次の5年間も同じ現場で働く
  8. 人件費が安い外国人を採用し、日本国内の開発が激減する
  9. 常駐先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  10. 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる

客先常駐の最大の問題は、開発経験が積めない事です。開発経験が積めないと、手を動かすだけの労働者と変わらないため、転職もできないですね。

専門スキルを身につけ必要な人材に成長できれば、リストラされる心配もなくなります。まずは、客先常駐を抜け出して1日も早く、専門スキルが磨ける社内開発に転職しましょう。専門スキルを身につけらば、将来の漠然とした不安もなくなります。

大手転職エージェントの比較

転職活動を成功させるために欠かせないのは、転職エージェントの選び方です。自分の目的に合う転職エージェントを利用しましょう。

IT特化 求人量 求人質 満足度 デメリット
リクナビ × 業界最大手、求人数が多いが利用者も多く機械的な対応になってしまう。
DODA × 業界2番手、リクナビよりも求人数が少なく、担当者の押しが強い。
マイナビxIT 業界大手の『マイナビ』がIT業界に特化したエージェント。IT特化型だが、IT業界の専門性はやや低い。
レバテックキャリア 年収200万円アップを目指せる唯一の転職エージェント。『レバテックキャリア 』は、専門性は高いが求人数は大手より少ない。
社内SE転職ナビ × 社内SEを専門とした唯一の転職エージェント。『社内転職ナビ』は、社内SEに絞っているため、求人数は700件のみ。
ポテパンキャンプ × プログラミングスクールを利用した転職サービス。『ポテパンキャンプ』を利用すると、無料で開発スキルを習得できるが、提携先のIT企業は40社のみ。Rubyを習得し年収500万円を目指せる。

参考:SE専門の転職サイト・エージェント3選比較|目的別の選び方

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