常駐SEがプログラミングができない理由|20代で3度も転職した…

私たち常駐SEは、プログラミングする前提でIT業界に就職します。しかしながら、8割以上のSEは、本人の希望とは異なる現場で日々働いていますね

  • 「開発経験が積みたいのに、1度も開発案件に配属された事がない…」
  • 「採用面接で何度も騙されてしまい、20代で3回も転職した…」
  • 「IT業界で、プログラミングはもう諦めた方が良いのだろうか…」
  • 「転職先でも、前職と同じ通信系の現場に出向させられた…」

私たち常駐SEは、プログラミングが書けない人が多い事に驚きます。開発案件に就けないまま常駐先を転々とし、20代で3度転職する人は少なくありません

開発経験が積めないのは、ある意味仕方がない事です。

なぜならば、客先常駐ではIT企業の役割を果たしていない「なんちゃってソフトウェア企業」が多いからです。社員を派遣させるだけで利益を回収できるため、上司や営業は派遣させるだけ満足していますね。

彼らはSEがキャリアを積めない事で、自分たちの首を絞めている事に気付いていません。

私自身も入社した企業で開発経験ができず転職しました。しかし、2社目でも開発ができず、1年も経たずに辞めた苦い経験があります。ようやく開発案件に就けたのは、SEを始めてから3年が経ち、3社目に入社した会社でした。

ここでは、客先常駐でプログラミングができない理由を紹介します。また、開発経験が積める企業に転職する方法を紹介します。

プログラミングがしたい人向け
  1. プログラミングできない常駐SEの声は?
  2. 常駐SEが、プログラミングを書けない3つの理由は?
  3. 常駐SEが、開発経験を積む方法とは?

▼▼客先常駐からの転職に強い大手2社▼▼

  1. マイナビ×IT受託・社内開発の案件に強い
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを専門に扱う

1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、過去にマイナビを利用して客先常駐から社内開発に転職できたからです。長時間労働から逃れた上に、年収は4年間で300→520万円まで増えました。

業界経験が浅い常駐SEは、早めに行動した方が良いですね。

なぜならば、転職サイトの良案件は開発経験があるSEから順に埋まるからです。転職の開始時期が遅れると、必然的に売れ残りのブラックを引かされますこのタイミングを逃すと、次の半期に良い案件が市場に出る、4ヶ月後まで待つ必要があります。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

常駐SEが社内開発に転職できるのは人材不足の今だけです。2019年以降は、人材不足が解消される可能性は高いです。金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、常駐SEの需要は減りますね。

IT業界の転職有効求人は6.79倍ですが、2009年と同様に1倍を下回ると開発経験がある優秀なSE以外は転職できませんレポート:2019年1月)。

プログラミングが書けない常駐SEとは?

専門職を選択したにも関わらず、開発経験が積めないSEはたくさんいます。

Aさん)開発案件に就けず3回も転職する

ものづくりエンジニアになりたくて。再々々転職?エンジニアの技術の身に付け方について。30歳エンジニア職の者です。現在4社目でエンジニア職に就いております

ものづくりがしたくてエンジニア職を志しましたが、どの会社でもプログラミング業務に就けず、運用保守の窓口だったり要件定義の打ち合わせなどをしてきました。プログラミングをさせてもらえない理由は一重に私のスキル不足です。させてもらえないというより、させられない、といった方が正しいです。

面接の際に「プログラミングがしたいです」と伝えた上で入社したのですが、ふたを開けると上記の通りです。いずれの会社も受託開発で、比較的短納期低コストなため、教育する余裕がない、というのが実情です。

出来れば自社サービスを展開している会社に転職したいと思っているのですが、どこも敷居が高く、応募に踏み切れない状況です。

1) 技術を身に付けるのであれば常駐エンジニアなら募集がある。ただし常駐エンジニアはものづくりではなく、顧客の要求先行の受託開発と変わらないため、ものづくりがしたいのであれば、さらに転職しなければならない。

2) 根気強く自社サービスを展開している会社で、経験が浅い人でも雇ってくれるところを探す。

3) 諦める。

年齢と転職回数が大きなネックです。仕事と割り切って今の状況に甘んじるか、やりたいことを追い続けるか、迷っています。なお結婚はしてないので、転職に反対する人は居ません。アドバイス頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。

参考:Yahoo知恵袋

面接の採用担当者の言葉を信用するべきではありません。

彼らの仕事は人材を採用することで、入社後にSEが就く配属先に権限を持っているわけではありません。開発ができる企業かどうかは、私たち自身が見極める必要があります。

Bさん)希望を伝えてもテストに回される

ITエンジニアとして3回転職をしましたが、いずれも不本意な職場に入ってしまい、これからのキャリア形成に不安を感じています。もともとは、web開発をやりたくてプログラミングを独学で学び、資格を取得したうえでIT業界に詳しいエージェントの紹介のもと転職したのですが、配属された仕事は本来の希望とは異なる職場が続いています。職歴の詳細は以下の通りです。

【1社目】証券会社内に常駐し社内システムの開発を行っている企業に内定をもらったが、配属1週間前に別の金融機関に常駐している(同じ会社の)別の開発グループに欠員が生じたため急きょそのグループに配属となった。そこではシステムリリースの手順書およびシステムマニュアルの作成・レビューをひたすら行い、開発には携わることなく、担当からマニュアルの内容を執拗に指摘されるパワハラに近い行為を受け続ける日々を送り、上司に開発をしたい希望が通らなかったこともあり2年あまりで退職。

【2社目】客先常駐をメインとしている大手人材会社の説明会に参加し、web開発を行っている案件を取り扱っていること、開発メインで仕事ができることについて説明を受け、転職の希望とマッチングしたこともあり採用試験を受けたのちに内定。しかし営業担当にはその希望はきちんと通っておらずweb開発とは関係ない金融の下請け企業に単独での客先常駐となり、テスト仕様書の作成・テスト仕様書にそった試験の再鑑をメインに実施。営業に何度も希望の職場へ配属変え希望の連絡するも受け入れてもらえず、およそ2年で退職。

【3社目(現職)】

今度こそweb開発の案件に入ることができたが、開発に携わることなくリリースに向けたテストをひたすらこなす状況が1年近く続けている。また、当初は同じ会社から4名で出向する予定であったが他の3人が面談で落ちたらしく私の会社からは自分のみの単独常駐。チームマネジメントは他の協力会社の社員が行っているため、責任者と話す機会がない。

こういった現状でほとんど開発に携わる機会がなく、スキルアップがほとんど望めないため、エンジニアらしいエンジニアの仕事が全く出来ず、最近になって「自分はこういった宿命なのだ」と諦めを感じるようになり、仕事に意欲を出すことができなくなってきました。

転職も検討しましたが、きちんとしたキャリアを積めなかったうえに、20代で3回も転職を繰り返している状況で希望の通る職場に移れる可能性は限りなく低いと思っております(一度、知人の紹介の企業に行きましたが、実際にこのような事を指摘されました)。

来週に担当営業と面談の予定ですが、もしこのような状況が続くようであれば、エンジニアとして成長すること自体を諦め、別の職種に移ることも視野に入れたいと考えております。私が本来この業界に転職した際に望んだ開発エンジニアを目指すことは、もう無理なのでしょうか。なにかアドバイスを頂けたら幸いです。

参考:Yahoo知恵袋

客先常駐では、私たちSEが望み通りの経験を積むのが難しいですね。

私自身も過去に開発ができないことを理由に退社しました。ようやく、希望通りの開発案件に就け、プログラミング経験を積めたのは3社目です。

Cさん)2度も採用担当者に騙された

1社目に社員を外部に出向させるだけのブラックに入社した私は、より慎重に2社目を選ぶ必要がありました。4社から内定を獲得後、採用担当者に以下を確認した上で、入社を決めます。

  1. 入社後は、確実に社内開発の案件に就けるから
  2. 社内開発がやりたいと伝え、希望に応えると言われたから
  3. 残業代は、全額支給されると聞いたから
  4. 客先常駐もしているが、1次請けだけと聞いたから

しかしながら、入社して6ヶ月後には、すべて嘘だと知ります。

入社後は、予定通り社内開発に就きました。しかしながら、開発案件は3ヶ月で終わり、営業担当者が常駐先を探します。営業が見つけてきた案件は、1社目と同じ通信系列のインフラでした

通信系で開発できないから転職したのに、4ヶ月後には同じ職場に戻りました。1社目で知り合ったお客さんや協力会社さんとも再会します。この時は悔しくて悔しくて堪らない気持ちでした。

配属先の業務は、手順書やマニュアル作成、環境構築、あとはひたすら評価を繰り返すだけ。帰宅時間が夜の12時を過ぎるほど忙しい現場で、語学やプログラミングを勉強する時間も失います。

この常駐先は、1次請けではなく3次請けで、自社社員ひとりの末端労働者。さらに悪いことは続き、業績不振を理由に残業代は廃止されました

プライベートを犠牲に身を削って働いても、手取りは18万円だけ2社目に入社してから、わずか1年で会社を辞める決断をします。

この時には、IT業界で働くのは辞めようと思うくらい悩んでいました。でも、最終的にSEを辞めなかった理由は、新人時代に社内研修で体験したプログラミングが純粋に楽しかったからです。プログラミングは自分の天職かもしれないと思ったからですね。

そして、3社目で客先常駐を脱出し、社内開発に転職できました。

社内開発に転職できたのは、単に運が良かったからです。以降は配属されるプロジェクトは全て開発案件、納期がない月は毎日定時に帰宅します毎年順調に昇給し、4年後には目標だった年収500万円を超えました。

語学を習得する時間も確保でき、海外勤務や海外出張も経験できました。ブラックに2社騙された時の体験談は、次の記事に詳しく書いています。

参考:客先常駐(人売り)の見分け方|3年で2度もブラックに騙された

では、なぜ私たちはSEを選択したにも関わらず、プログラミングができないのでしょうか。

常駐SEがプログラミングできない理由は?

私たち常駐SEが、プログラミングを書けないのは偶然ではありません。

理由1:開発工程は全体の2〜4割しかない

IT業界を目指す人たちは、プログラミングが出来る事を前提にSEを目指します。しかしながら、入社後に開発ができるのは全体の4割もいません

なぜならば、IT業界で開発ができる工程は、そもそも多くないからです。

特に高品質が求められる通信系や銀行系は、開発工程は全体の2割もありません。評価や運用保守が残りの8割を占めます。大規模案件で常に人材不足のため、毎年たくさんの新人SEが現場に送り込まれますね。

具体的には、次の仕事が客先常駐の大半を占めます。

  1. セットアップ:何百台もの共有サーバーにソフトをインストールする
  2. キッティング:何百台ものPCやサーバー端末の組み立てを行う
  3. 運用保守:監視、保守、大規模データセンターを管理する
  4. システム監視:システムに流れる、何百万ものアラートや信号を監視する
  5. テスト業務:何万通りあるテストを実施する
  6. ドキュメント整理:大規模プロジェクトのドキュメントを整理する
  7. ヘルプデスク:システムに関する問い合わせに対応する

理由2:過去の職歴で次の常駐先が決まる

1度でも開発以外の案件に就くと、以降に配属されるプロジェクトも全て開発以外です。なぜならば、営業担当者は過去の職歴を元に次の常駐先を探すからです通信系の運用で配属された後に、WEB系の開発案件に就く可能性はゼロです。

そもそもの話ですが、運用保守や評価などの雑用系と、プログラミングの専門スキルを活かして働くSEは別の業種ですよね。

営業担当者は「まずは経験を積むために運用保守も必要ですよ」と言うが、その根拠は何もありません。彼らはSEを派遣させて得られる目先の利益しか見てないですよね。

理由3:海外に開発工程が流れている

日本人SEがプログラミングを経験する機会は減っています。なぜならば、グローバル化が進み、開発工程は単価が安い海外に流れているからです

国内の深刻な人材不足もあり、資金力が少ない中小やベンチャーも積極的に海外に進出していますね。

私が3社目に就職した先も、海外に開発拠点を設けています。私の開発チームは全員海外に在住する外国人で、プログラミングは彼らに任せています。若い社員がプログラミングを経験する場は、以前よりも確実に減っていますね。

では、私たち常駐SEはプログラミングを諦めるしかないのでしょうか?

プログラミングの実務経験を積むためには?

開発経験を積むのが、難しい時代になっているのは間違いありません。しかしながら、プログラミングを諦める必要はないですね。なぜならば、開発をメインにする企業もちゃんと存在しているからです

客先常駐以外で働けば、高い確率で社内開発が経験できますね。

メーカーと直請でシステム開発を受託する企業、WEB系の自社開発、異業種(楽天やユニクロなど)の社内SEに転職すれば、8割以上は開発ができますね。

開発スキルに自信がない人は、プログラミングスクール経由で転職しましょう。

無料でプログラミングスキルを習得でき、専属のキャリアコンサルタントが付いて転職を支援してくれます。スクールに通学するメリットは、オリジナルアプリを製作するので、それを武器に優良企業にアピールできる事です。

スクールが紹介している企業は、WEB系の自社開発が多いです。興味がある人は、こちらの記事を参考にしてください。

参考:【未経験者向け】プログラミングスクール 全12校の比較とまとめ

ぶっちゃけ、外部に社員を出向させる企業では、将来のキャリアを考えるのは100%無理ですなぜならば、SEを派遣するだけで利益を回収できるので、上司や営業はそれで満足しているからです。

私たち常駐SEは、低賃金や長時間労働で疲弊する上に、モチベーションまで下がりますね。まずは、客先常駐以外の企業に就職する事を1番に考えましょう。

ここでは、具体的に社内開発に転職する方法を紹介します。

▼▼客先常駐は必ず脱出できる▼▼

私はこの業界で働く1人でも多くの人に、客先常駐を避けて働いて欲しいと思っています。なぜならば、私自身が客先常駐に何年も苦しめられたからです常駐先で働くSEがいなくなれば、客先常駐の仕組みは成り立たないですね。

私の常駐時代の辛い3年間は、他の人にも決して味わって欲しくありません。

1社目に入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。夜の11時過ぎまで働くも、残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円を下回る月もあります。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

一生懸命に働いても給料が増えないのは、過剰に中間摂取されているからです。

終電間際、ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

その2ヶ月後に、私の人生は大きく生まれ変わりました。

現在私は、海外に開発拠点があり社内開発ができるIT企業で働いています。目標だった海外勤務も実現でき、年収は30歳手前で500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は朝が訪れる度に毎日幸せを感じています

私たちSEが、客先常駐を避けて働くのは難しくありません。

なぜならば、社内開発で働く事を最初から諦め、行動に移さないSEが多いからです。現状の仕組みや制度に不満を言うばかりで、具体的な行動に移すのは全体の1割もいないですよね。だからこそ、行動すれば確実に未来は変わります

私は実務の開発経験がゼロの時に、現在の会社に転職できました。現在も客先常駐で働き続ける元同僚と私の違いは、行動に移しかどうかだけですよね。将来家族ができた時に、自分の子供に勧められない働き方ならば、あなた自身も常駐先で働くのは辞めましょう。

客先常駐を辞めて変わった事は....
  1. 年収300万円 → 転職して4年後に520万円に増える
  2. 賞与は10万円未満 → 年3回の賞与で140〜160万円
  3. 昇給額は年3千円 → 賞与も含めて年40〜60万円
  4. 1人で常駐先に出向 → プロジェクトは全て社内開発
  5. 実務経験に乏しく転職先がない → 面談で+50〜80万円で掲示
  6. 毎日11時まで残業 → 納期月以外は定時に帰宅できる
  7. 運用保守、評価、資料作成 → 開発経験を積み小リーダーもできる
  8. 35歳で職を失う → マネジメントを経験し定年まで働ける
  9. 生涯孤独かもしれない → 家族が出来て毎日幸せを感じる

個人的に1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

常駐SEを辞めて社内開発で働く方法は?

客先常駐以外で働く選択肢はたくさんありますね。

社内開発が多い業種は...
  1. 自社製品やサービスを開発するWEB業界
  2. メーカーから1次請けで受託開発する企業
  3. 異業種(小売業、医療、商社)の情報システム部門で社内SE
  4. 対企業向けに、自社パッケージを開発・販売する企業
  5. 海外に開発拠点がある日系・外資系企業

それぞれ、メリットやデメリットがありますね。そのため、私たちは自分に合う働き方を見い出す必要がありますね。

方法1:自社開発が多いWEB系を目指す

WEB業界を目指す利点は...
  1. エンドユーザ向けのWEB業界は、自社開発が多い
  2. SNS、スマホ、広告業など、急成長する分野で働ける
  3. 実力主義のため、年齢を問わず高収入を得やすい
  4. 労働時間や服装など、自由なライフスタイルで働ける
  5. SIerに多いドキュメントや会議が少ない

自社開発が多いWEB業界は、高い確率で客先常駐から逃れられます。

しかしながら、WEB業界で働くデメリットは、競争相手が多過ぎて収益が安定しない事です。技術進歩やトレンドの移り変わりが早く、5年後の未来でさえ想像できません定年まで働き続けるのは難しく、2〜3年単位で会社を変えます。

またWEB業界は、SIer以上にブラックも多いので注意が必要ですね

スタートアップが多く、赤字経営のベンチャーが大半を占めます労働組合や36協定がなく、SIerの零細以上に劣悪な労働環境に陥りやすいですね。また、SIerと企業文化が大きく異なるため、過去の経験を引き継げない点も難点です。

WEB業界は、技術志向が強くリスクを恐れないSEが目指す場所ですね。

参考:【レバテックキャリアの評価 】本当にWEB系の自社開発に転職できる?

方法2:SIer系の受託開発を目指す

受託・社内開発を目指す利点は...
  1. 同業種のSIerなので、キャリアを活かして転職できる
  2. 仕事内容は常駐SEと同じ、開発案件を社内に持ち込むだけ
  3. 常駐SEと違い、上流工程から携われることができる
  4. 元請けが多く、SEの単価は80万円以上と高い
  5. 社内開発は、チームリーダやマネジメントも経験できる
  6. 市場価値を高められると、いつでも転職できる

客先常駐を避ける方法で、1番のお勧めは受託や社内開発です。

なぜならば、同業種内の転職なので、過去のキャリアを活かして転職できるからです。WEB業界や異業種の転職と比較して、少ないハードルで転職できますよね常駐SEと大きく違うのは、社内に開発案件を持ち込み、社内のリソースを使い開発するだけです。

私自身が社内開発に転職する事で、3年間の客先常駐から脱出しました。

社内開発に転職した時は、業務で開発経験が1度もない時です。それでも社内開発に転職できた理由は、企業が深刻な人材不足に陥っているからですWEB業界や異業種よりも安定しているSIer業界は、SEを育てる社風の会社が多いです。

社内で開発経験を積んだ後は、海外の開発拠点も働かせてもらいます。経験がない当時の私に、プログラミング研修から始まり、システム開発、上流工程や外国人PGの管理など、様々な経験を積ませてくれた事に心から感謝しています。

しかしながら、社内開発にもデメリットはありますね。

異業種やWEB業界と比較して、客先駐のリスクをゼロにできないことです客先常駐の割合が30%未満の企業は39.3%あるため、私たちはこの4割の会社を目指す必要があります。

SIer業界で開発経験を積めたなら、その後に異業種の社内SE、WEB業界、フリーランスを目指すのは難しくありません。まずは、実務経験を積む事を1番の目標にしましょう。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

方法3:異業種の社内SEを目指す

社内SEを目指す利点は...
  1. 大手が多く給与、退職金、手当など福利厚生が充実している
  2. 客先常駐の価格競争や、WEB業界の競争社会から逃れられる
  3. IT以外の別部門が利益を上げるため、プレッシャーが少ない
  4. 開発は外部に委託するため、納期やスケジュールは厳しくない
  5. 転職には向いてないが、定年まで働きやすい

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐を避けられますね。

しかしながら、社内SEのデメリットは、キャリアの形成ができない事です。入社した業種の特殊なスキルに依存しますね。また、外部のIT企業にシステム開発を外注するため経験を積めず、他社のスケジュール管理がメイン業務になります

キャリアが積めないのは、専門職にとっては致命的ですね。

社内SEは定年まで働く事を前提に就職します。しかし、経営が傾いた時に、1番最初に予算削減を検討される危険な部署でもあります。なぜならば、本業の利益に直接結びつかず、コスト部門だと考えられるからですね。

会社の経営が傾いた時に、人生設計を大きく狂わせるリスクがある点には注意しましょう。社内SEは、業種や会社選びが重要になります。

参考:【社内SE転職ナビの評価】|本当に客先常駐がない企業に転職できる?

▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼

IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。

離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。

だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。

ブラックに就職する理由は...
  1. 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
  2. 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
  3. 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
  4. 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
  5. 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる

在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。

離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします

まとめ:常駐SEはプログラミングが書けない?

開発できない理由は...
  1. 客先常駐では、開発工程は全体の2割以下しかない
  2. 営業担当者は、過去の経歴をみて次の職場を探すため
  3. 開発工程は、人件費が安い海外に流れているため

私たち常駐SEは、プログラミングが書けない人が多い事に驚きます。開発案件に就けないまま常駐先を転々とし、20代で3度転職する人は少なくありません

開発経験が積めないのは、ある意味仕方がない事です。

なぜならば、客先常駐ではIT企業の役割を果たしていない「なんちゃってソフトウェア企業」が多いからです。社員を派遣させるだけで利益を回収できるため、上司や営業は派遣させるだけ満足していますね。

彼らはSEがキャリアを積めない事で、自分たちの首を絞めている事に気付いていません。

私自身も入社した企業で開発経験ができず転職しました。しかし、2社目でも開発ができず、1年も経たずに辞めた苦い経験があります。ようやく開発案件に就けたのは、SEを始めてから3年が経ち、3社目に入社した会社でした。

ここでは、客先常駐でプログラミングができない理由を紹介します。また、開発経験が積める企業に転職する方法を紹介します。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までです。

なぜならば、景気サイクルは8年周期で周り、再び金融危機が発生するからです。2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時20,418円(8月15日)まで落ち込みましたね

アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。アップル株はiPhoneの販売不振で暴落していました(232→142ドル)。一度不景気が発生したら、1週間も経たない内に株価は半値以下まで暴落します。

求人倍率が1倍を下回ると、客先常駐で働くSEの大半が首を切られます2008年の金融危機では、常駐先のフロアの空席が3分の1まで増え、半数以上の常駐社員が自社に帰らされました。

そうなる前に、私たち常駐SEは具体的な行動に移す必要があります。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. プロジェクトの予算が縮小され、労働者が市場に溢れる
  2. 客先常駐の半数以上は、翌月以降の契約を更新できない
  3. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  4. 不景気になると、優秀なSE以外は内定を獲得できない
  5. 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
  6. 少ない労働者で現場を回すため、今より労働時間が増える
  7. 失業を避けられても、転職の機会を失い次の5年間も同じ現場で働く
  8. 人件費が安い外国人を採用し、日本国内の開発が激減する
  9. 常駐先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  10. 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる

客先常駐の最大の問題は、開発経験が積めない事です。開発経験が積めないと、手を動かすだけの労働者と変わらないため、転職もできないですね。

専門スキルを身につけ必要な人材に成長できれば、リストラされる心配もなくなります。まずは、客先常駐を抜け出して1日も早く、専門スキルが磨ける社内開発に転職しましょう。専門スキルを身につけらば、将来の漠然とした不安もなくなります。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

30歳時点で年収に200万円も差があると、残りの生涯年収で6000万円も違いますねブラックで働いている劣等感で家族を持つこともできず、一生涯孤独で生きていたと思います。

未経験者の市場価値は年齢とともに減少するため、将来動く予定があるならば景気が上向いている今行動した方が良いです2019年以降では、金融危機が発生しもう手遅れである可能性が高いです。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。

マイナビは、社内開発や社内SE向けの求人を多数扱います。

公式サイト:SE・プログラマーの転職『マイナビエージェント×IT』

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