IT産業は右肩上がりで成長しています。しかしながら、最先端技術を使い華やかなWEB業界と違い、受託開発は近い将来なくなる、オワコンだと言われる機会が多いですね。
- 「受託開発は将来なくなるって、聞いたけれど本当なの…」
- 「クラウドや人工知能が普及したけど、時代遅れのSIerは大丈夫なの…」
- 「変化が激しいIT業界で、今後も受託開発が生き残り続ける保証はあるのか…」
結論から伝えると、受託開発が今後もなくなることはありません。むしろ、IT化が進むことで今後も受託開発の需要は増していますね。ただし、工数を計算して見積る従来型の受託開発は間違いなく衰退します。
なぜならば、コードレス化やクラウド、人工知能などのテクノロジーの進化で、私たちの仕事はシステム開発から、サービスを提供する形に移行しているからです。外部に労働力を提供するだけの常駐SEは、今よりもさらに値崩れしますね。
この時代に生き残る人材は、IT技術とビジネスを結び付けられるSEです。
クライアントが求めているものは、クラウドや人工知能などの最先端技術を活用して、どうやって自社の利益を確保するかですね。ここでは、最近の受託開発のトレンドや今後の流れを紹介します。
- 従来型の受託開発は、徐々に衰退していく?
- SIer業界の受託開発のトレンドや今後の流れは?
- これからの受託開発で、生き残るためには?
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- 『マイナビIT AGENT』客先常駐から、社内開発の転職に強い
- 『社内SE転職ナビ
』社内SE専門だが、求人数は673件だけ
- 『リクルート
』求人数は多いが、未経験向けのブラックが多い
<2021年1月:SE転職の緊急のお知らせ>

コロナによる経済悪化に伴い、SE向けの求人数が日を追うごとに激減しています。
3月以降の米国失業保険申請者数は、12月5日累計で「6,989万人」を超えました(参考:新規失業保険申請件数12/05)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人でしたが、コロナは1週間で70万人以上が職を失い続けています。
経済環境が不安定だからと、転職活動を見送る常駐SEは多いです。
しかしながら、私たち常駐SEは今すぐに転職する必要があります。なぜならば、21年度に予定していた新規案件などの計画を、大幅に見直す出向先が増えているからです。21年の計画は前年度の業績を見て判断するが、昨年はコロナで急速に業績が悪化しましたね。
そうなると、雇用調整に使われている派遣や客先常駐は職を失います。
米国と日本経済、実体経済と労働環境はタイムラグがあるため、客先常駐の雇用が急激に悪化するのは21年以降です。このように警告しているのは、私自身も金融危機が発生した半年後、冬の寒さが厳しいちょうど今の時期に職を失ったからです。
当時20代前半だった私だけではなく、当時の同僚や出向先の常駐SEの半数以上が契約解除されました。そして、コロナによる不況は、2008年の金融危機よりも深刻です。年度が変わる春前には、案件の中止や延期で契約解除される常駐SEが大量に労働市場に溢れます。
契約解除を伝えられてから、出向先や転職先を探しても手遅れです。その頃には、すでにたくさんの派遣や常駐SEが次の派遣先を探すため、案件自体が市場に出なくなるからです。ようやく出向先を見つけても、月単価20万円のテスターやデータ入力ばかりです。
本来であれば、新規プロジェクトが開始する春前は、人材確保でSE求人が最も増える時期ですね。しかしながら、今年は採用計画を大幅に見直す企業が多く、前年度の半分未満の見通しです。実際に、昨年度の夏秋の求人数は半分だけでした。
いま転職市場にある社内開発の案件は、年度が変わる前にある最後の案件です。これを逃すと、もう春以降は転職できない可能性が高いです。
そのため、21年1月は常駐SEが転職できる最後の月ですね。目標から逆算すると、遅くても今年中には採用活動を開始していないともう手遅れです。
客先常駐から脱出するならば、「マイナビIT」が1番お勧めです。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです。社内開発に転職後の年収は4年間で300→520万円まで増え、契約更新や解除の不安から完全に解放されました。
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記事の内容を簡単に知りたい
工数を前提にした従来型の受託開発は衰退する

IT業界から受託開発がなくなることはありません。なぜならば、システム開発を他社に依頼する需要が消えることはないからです。むしろ、社会でIT化が進むほど、受託開発の需要も年々増加します。
情報サービス業の2012年の売上高は13兆9,985億円でした。受託開発ソフトウェア企業は、前年度比7.9%増で大きく成長している分野です。
しかしながら、工数積算を基準にした従来型の請負や派遣が生き残る可能性は低いですよね。なぜならば、テクノロジーの進化(コードレス開発やグローバル化)により、私たちの仕事はシステム開発から、サービスを提供する形に移行しているからです。
例えば、自社ネットワークをクラウドに移行すれば、SEを大幅に削減できます。また、コードレス開発が進み、アイテムをドラッグするだけで、簡単なスマホアプリを制作できます。
私たちが最新技術を利用するほど、手を動かすエンジニアの仕事は減ります。つまり、これからの時代は、IT技術とビジネスを結び付けらる人材の需要が高くなりますね。
参考:受託開発の将来性や今後の課題は?|SIer業界で長く生き残るために
では、今後の受託開発はどのように変わっていくのでしょうか。
受託開発のトレンドや今後の流れは?

ここでは、今後伸びていく受託開発のトレンドを紹介します。
その1:納品がない月額制の受託開発
最近SIer業界では、「納品がない月額制の受託開発」が流行っています。月額制の受託開発が増えている理由は、既存の受託開発の問題点を解消するためです。現実問題として、現在の工数概算に納得しているSEは、いないですよね。
- 顧客はITを把握していないため、要件を適切に伝えるのは難しい
- どれだけ要件定義や仕様を積めても、見積りには限界がある
- 仕様変更がある度に、追加料金が発生する
- 利益を出せる良い製品かは、完成するまでわからない
- クライアントはシステムを作りながら、試行錯誤したい
月額制の受託開発は、担当するSEのスキルが高いことが絶対条件ですね。
その2:アジャイル型の請負開発
アジャイル開発は、もともとWEB系の自社開発で使われている手法です。WEB系では、スピーディに開発する需要が高いからです。アジャイル型の請負開発が増えている理由は、すべての要件を定義するウォーターフォール開発に大きな欠点があるからです。
- すべての要件を初期に織り込むため、途中の仕様変更や変化に弱い
- クライアントは何でも仕様に盛り込むため、完成後に使わない機能が多い
- ドキュメントばかり増えて、管理する手間が多すぎる
- 要件定義から完成まで、あまりにも時間が掛かりすぎる
- 実際にシステムが完成するまで、利益が出るかわからない
必要な機能だけに絞り開発するアジャイルは、開発スピードが早く仕様変更にも柔軟に対応できます。そのため、月額制の受託開発とセットでアジャイル開発が採用されています。
アジャイル開発の需要が増している理由は、企業向けの受託開発でもスピードが重視されるからですね。
その3:製品ではなくサービスを提供する
従来型の受託開発では、システムを開発して納品するのが一般的ですね。
しかしながら最近のトレンドは、そもそもシステムを開発しない企業も増えています。例えば、物理的なサーバから仮想環境のクラウドに移行するなど、サービスとして価値を提供します。
クライアントが欲しいのは製品ではなくて、「クラウドや人工知能などの最新技術を用いて、どうしたら自社の売上を増やせるか」だからです。PaaS(Platform as a Service)やSaaS(Service as a Service)も同じような仕組みですよね。
また、システム開発自体もかなり簡素化しています。コードレス化開発が進み、必要なアイテムをドラッグドロップするだけで、簡単なアプリなら作成できるからです。
このような時代で生き残るためには、クライアントが欲しいサービスを提供することです。
以上のように、SIer業界の受託開発も大きな変化が求められています。これまでのように、お客さんの要望に応えてシステムを開発するだけでは、生き残るのが難しいですね。
これからの受託開発で生き残るためには?

これからのIT業界で生き残るためには、IT技術とビジネスを結び付けることを意識する必要があります。なぜならば、コードレス化やクラウド、人工知能などのテクノロジーの進化で、私たちの仕事はシステム開発から、サービスを提供する形に移行しているからです。
従来型の受託開発、工数積算だけではいずれ行き詰りますね。
まずは、現在SIer業界で働いているSEは、「持ち帰りの社内案件」に就くことを優先して考えましょう。なぜならば、持ち帰り案件で働くことで次のメリットがあるからです。
- オフショアなど、遠隔地の人件費が安い労働力を活用できる
- 優秀なSEであれば、社内で複数のプロジェクトを兼務できる
- 開発手法やツールを再利用して、他のプロジェクトに有効活用できる
- システム開発に一貫性が生まれ、得意な専門領域を見い出せる
- クライアントの課題を解決し、パッケージ化して他社に水平展開できる
受託開発で利益を得るためには、SE1人あたりの生産性を向上させる以外で道はありません。まずは、SEとして経験を積んだ後に、クライアントが求める需要を満たす必要がありますね。
外部に労働力を提供するだけでは、何も得るものがありません。まずは、社内開発で働くことを1番に考えましょう。
「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」
客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。
なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです。客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません。
私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね。
ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです。私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。
客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、まずは私たち自身が行動しなければなりません。

私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
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常駐SEを辞めて受託開発で働く方法は?

客先常駐を避けて受託開発に転職するには、企業の見分け方、求められるスキルを把握した上で企業を選ぶ必要がありますね。なんとなくで会社選びをすると、また同じような客先常駐のブラックに入社しますね。
方法1:受託開発のホワイト企業の見分け方は?
- 客先常駐の比率が低く、社内開発が中心である
- 大手メーカーと直請けで直接取引している
- 要件定義から、設計、開発、運用まで一貫して請負う
- 受託開発の他にも、自社製品やサービスを開発している
- 特定の取引先に依存していない
- 事業部のトップが技術者出身である
- 積極的に、海外事業に投資している
受託開発を見分ける時に最も重要なのは、客先常駐の割合を見ることです。なぜならば、客先常駐の割合が少ない企業ほど、純粋に優良企業だからです。しかしながら、現実問題として客先常駐の割合がゼロの会社は、全体の7.7%しかありません。
私たちは、客先常駐の割合が30%未満の39.3%の会社を選ぶ必要がありますね。
客先常駐の割合が低い会社に入社すれば、結果的に労働時間が短い、直案件で単価が高い、設計や開発を経験できるなどのメリットがあります。
受託開発で働くのであれば、客先常駐が少ない会社を見分ける必要があります。
方法2:受託開発で求められるスキルは?
- クライアントの要望を聞き、設計書に落とし込める能力
- 納期を守るために、スケジュールの作成や管理ができる能力
- 上流工程にシフトし、後輩や部下をマネジメントする能力
自社開発では高いプログラミング能力が求められるが、受託開発で求められるスキルは次の3つです。「要件定義や設計書」「スケジュール管理」「マネジメント管理」。プログラミングもできれば良いが、実は必須スキルではありません。
開発経験がなくても、順調に昇進しているSEはたくさんいます。
そのため、客先常駐から受託開発への転職も難しくありません。私は業務で開発経験が1度もない時に、社内で受託開発できるIT企業に転職できました。社員が100人もいない中小企業ですが、海外に開発拠点があるため、開発経験を積んだ後に海外勤務も体験できました。
受託開発は、社外の仕事を社内に持ち込むだけなので、客先常駐からも転職しやすいですよね。
方法3:受託開発の転職はエージェントが有利
自社開発系への転職は、エージェントを利用した方が良いです。なぜならば、エージェントを利用することで客先常駐を避けられるからです。エージェントに入社の条件を伝えると、リストアップしてくれますね。
例えば、SIer業界で社内開発ができる会社と伝えると、数社に絞って紹介してくれます。ゼロから客先常駐がない会社を自分で探すよりも、大幅に手間を省けますね。もちろん、客先常駐がない会社は人気が高いので、実際に入社できるかは全て私たち次第です。
また、エージェントを利用することで質が悪いブラックを排除できます。なぜならば、資金に余裕がないブラックや零細企業は、採用コスト(90〜120万円)が掛かるエージェントを利用できないからです。
受託開発を目指すのであれば、「社内SE転職ナビ」が1番お勧めです。なぜならば、転職サイトで唯一、社内開発を専門にしているエージェントだからです。
- 業界唯一の社内SE、社内開発専門の転職サイトである
- 客先常駐から、社内開発に確実に転職できる
- WEB系よりも、安定した対企業向けの求人が多い
- ノルマがないため、無理に転職を勧められない
- 気軽に相談できるカジュアル面談がある
社内SE転職ナビを利用すれば、高い確率で社内開発に転職できます。社内SE転職ナビを実際に利用した評価を知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼
IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。
離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。
だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。
- 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
- 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
- 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
- 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
- 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる
在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。
離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします。
まとめ:受託開発のトレンドや今後の流れは?

- 「納品がない月額制の受託開発」が増えている
- ウォーターフォールよりも、アジャイル型の請負開発の需要が高い
- 製品やプロダクトではなく、サービスや価値を提供する
結論から伝えると、受託開発が今後もなくなることはありません。むしろ、IT化が進むことで今後も受託開発の需要は増していますね。ただし、工数を計算して見積る従来型の受託開発は間違いなく衰退します。
なぜならば、コードレス化やクラウド、人工知能などのテクノロジーの進化で、私たちの仕事はシステム開発から、サービスを提供する形に移行しているからです。外部に労働力を提供するだけの常駐SEは、今よりもさらに値崩れしますね。
納品がない月額制の受託開発や、アジャイル型の請負開発が増えている理由は、従来の工数積算する方法が時代にマッチしていないからです。製品を制作するよりも、よりスピーディにサービスを提供することに付加価値があります。
SIer業界の受託開発で働くのであれば、まずは「持ち帰り案件」で経験を積むことを第一に考えましょう。
1日でも早く行動に移した方が良い理由は?
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。書類を送付すれば、誰でも企業から内定を得られる状態ですね。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
米国失業保険申請者数は、9月末の累計で「5859万人」を超えました(参考:新規失業保険申請件数リーマンショックが起きた3月の合計でさえ、失業者は80万人だけでした。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています。
自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。
2009年の金融危機の頃には、多くの開発案件が中止に追い込まれました。そして、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています。私も当時若手社員で、常駐先から首を切られました。次の常駐先が見つからず、会社を首になった人もたくさん知っています。
常駐先の契約を切られてから転職活動を開始しても遅いです。その頃には、もう企業は新しい人材を募集していないからです。IT業界で居場所を失えば、飲食店、介護施設などの肉体労働に行く人も少なからずいます。
有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 買い手市場から売り手市場に転落し、高条件で転職できない
- 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
- 求人倍率が0.45倍に陥ると、5年間は元に戻らない
- 予算縮小でプロジェクトが中止、常駐SEは強制退場される
- 次の常駐先が見つからず、上司から自主退職を勧められる
- その後に就職活動を開始しても、企業はもう人材を募集してない
- 転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られる
私たちに与えられている時間は、決して多くはないですね。
転職活動で今すぐに必要なものは?

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。
それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。
もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。
ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナウイルスの影響で、私たちに与えられている時間は多くはありません。客先常駐を脱出するならば、今月がもう最後の月かもしれません。
本来であれば、年度予算が決まり新規プロジェクトが開始する前の春は、社内開発のSE案件が最も増える時期です。しかしながら、コロナの影響で1年間の採用計画を大幅に見直すIT企業が増えていますね。
春以降は契約解除されるSEが市場に溢れ、求人数も半分未満になるかもしれません。
そのため、目標から逆算すると、遅くても今月中には企業から内定を得る必要があります。今すぐに行動に移せなくても、すぐに転職活動を開始できる形だけは作っておきましょう。
登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。


会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
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