アジャイル型の受託開発が人気の理由|従来の請負開発の問題点とは?

SIer業界では、月額制のアジャイル型請負開発が急激に増えています。ではなぜ、アジャイル型の請負開発が、ここ最近で人気を集めているのでしょうか。

  • 「WEB系で多いアジャイル開発が、なぜSIer業界で増えているの…」
  • 「月額制って都合よくSEを働かせて、裁量労働制と同じ仕組みではないか…」
  • 「SIer業界でアジャイルが普及すれば、無駄な会議やドキュメントが減るの…」

SIer業界では、「月額制のアジャイル型請負開発」が増えています。元々SIer業界では、要件定義から、設計、開発、評価へと流れるウォーターフォール開発が採用されていますよね。

では、なぜWEB系のアジャイル開発が増えているのでしょうか。

現在の時代背景を考えた時に、アジャイル型開発の方が時代に適しているからです。変化の波が激しくスピードが求められる社会では、ウォーターフォールは遅すぎて変化に適応できません。

また、要件定義から始まりゼロからシステムを開発、1年後に完成物を納品する時代でもないですよね。

現在は製品やシステムを開発するよりも、PaaS(Platform as a Service)やSaaS(Service as a Service)、クラウド環境の構築、ビックデータと人工知能の活用など、よりサービスを求められる時代ですね。

時代背景を考えた時に、開発スピードや変化に柔軟に適応できるアジャイルの需要が伸びていますここでは、従来型の請負開発の問題点や、アジャイル型請負開発を採用することで、SEが得られるメリットを紹介します。

受託開発で働きたいSE向け
  1. 従来型の請負開発にある問題点とは
  2. アジャイル型請負開発で、SEが得られるメリットは?
  3. アジャイル開発で求められるSEのスキルは?

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  1. マイナビ×IT客先常駐から、社内開発の転職に強い
  2. 社内SE転職ナビ社内SE専門だが、求人数は673件だけ
  3. リクルート求人数は多いが、未経験向けのブラックが多い

<2020年9月:SE転職の最新情報>

コロナウイルスによる経済悪化に伴い、夏前に契約解除される常駐SEが急増します

リーマンショック時は有効求人倍率が「0.45倍」まで落ち込み、翌月に契約更新できない常駐SEが急増しました。待機SEを雇用する体力がある客先常駐は稀で、多くの常駐SEが職を失いました。当時20代前半だった私も、契約解除後に自主退職を強要されました。

私以外にも当時同僚だった、たくさんの常駐SEが解雇されるのを見ています。常駐SEや派遣切りが本格的に始まる夏以降では、もう手遅れになる可能性が高いです

3月以降の米国失業保険申請者数は、8月末の累計で「5859万人」を超えました(参考:新規失業保険申請件数08/29)。ピークの664万人を超えたが、現在も1週間で100万人が職を失い続けています。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人だけでした

2008年と同様に米国の経済危機は、数ヶ月の時間差で日本にも必ず伝搬します。日本でもコロナ解雇が進み、非正規や客先常駐を中心に3月以降から失業者が増え続けています

客先常駐を脱出するならば、今月がもう最後の月です。

本来であれば、新規開発案件が始まる半期末の7・8月は、求人が最も増える時期ですしかしながら、コロナ危機の影響で、夏と秋以降の開発は見送られる可能性が高いです。今市場に出ている案件を逃せば、次に転職できるのは景気回復する6年後です。

目標から逆算すると、遅くても今月中には企業から内定を得る必要があります人材不足の過去8年間は、スキルが低い客先常駐でも契約更新できる幸運な時期でしたね。これからは、社内開発でしっかりと経験を積まなければ生き残れない時代です。

客先常駐からの脱出が目的ならば、「マイナビ」が1番お勧めです。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです

コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています

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従来型の請負開発にある問題点とは?

新しい開発手法が普及している理由は、従来の請負開発に課題があるからです。また、開発手法が時代ごとに変わるのは、その時代ごとの変化に適応するためですね。

問題点1:開発スピードが圧倒的に遅い

従来型の請負開発で広く使われているのは、ウォーターフォール開発ですね。ウォーターフォールの最大の欠点は、開発スピードが遅いことです。要件定義から始まり、設計、開発、評価と段階ごとに工程を分けるため、納品までのプロセスが長いです。

これまでの受託開発では、大規模プロジェクトが多く、スピードより品質が重視されていました大手企業のシステム開発は失敗が許されないため、想定できる課題を設計段階で全て潰す必要があります。

しかしながら、現在は時代の変化があまりにも早過ぎるため、SIer業界でもスピードが求められていますまた、ゼロから大規模システムを開発するケースも少なく、既存のシステムにクラウドや人工知能など最新技術を活用する案件が多いですよね。

スピードが求められる社会では、ウォーターフォールはあまりにも遅すぎます。

問題点2:正確に見積もりができない

SIer業界で昔からある大きな課題ですね。そもそも、現在の開発手法では、要件定義の段階で正確に工数を見積もるのが難しいです100人月(10人×10ヶ月)と見積もっても、実際には大きなズレが発生します。

また、SE1人当たりのスキルやアウトプット量は、10倍差があることも珍しくありません。現実的に考えて、不確定要素が多いシステム開発で、工数を正確に見積もるのは無理です。計画通りに進まない上に、工数やスケジュールを変更する手間がありますね。

アジャイル開発で定額制が導入される理由は、工数見積もりの手間を省くためです。料金体系や設計をシンプルにする事で、クライアントも現場で働くSEも助かります。

月額の定額制は、働き放題でSEを使うためではないですね。

問題点3:仕様変更に対応できない

ウォーターフォール開発は、仕様変更に極端に弱いです。悪意がある言い方をすると、要件定義や設計段階で仕様を明確に定義する理由は、仕様を変更できない合意を得るためとも解釈できます

後から仕様変更ができないため、クライアントは後から考えたら重要ではない機能も次々に追加します。機能が足りなければ、想定できていない責任を追求されるからです(仕様変更には追加料金が発生します)。

アジャイル開発では、必要な機能の優先順位を決めて必要な機能だけを実装します。アジャイル開発の本質は、全部の機能を実装できない事を受け入れることです不必要な工程や機能はバッサリと削ります。

その結果、スピーディな開発ができ、柔軟な仕様変更にも対応できます。

変化の波が激しく先が読めない時代に、要件定義や設計段階で先を予測するのは難しいですよね実際に市場に投入してみなければ、ユーザの反応を得ることもできません。また、顧客自身も試行錯誤しながらシステムを開発したいと思っています。

問題点4:納品が終われば人材が余る

請負で受託開発する会社の1番の課題は、納品後に余る余剰人材ですね。大規模プロジェクトは大きな利益が得られます。その一方で、納品直後には一気に人材が余りますね。次の案件が丁度良く決まれば良いが、そうでなければ10数名のSEが暇になります。

規模の小さい案件を狙いに行くと、今度は営業に投資するため余計な経費が掛かります。

月額制のアジャイル開発で、クライアントと二人三脚でシステム開発することで、長期で契約を継続できますね。ITのプロフェッショナルとして、クライアントに業務提案するため、スキルが高いSEほど、継続期間が長くなります。

自社システムや製品をゼロから開発する案件は減少し、クラウドや人工知能を利用するサービス志向に移行しているため、アジャイル開発の方がリスクが少ないです。

以上のように、アジャイル型の請負開発が普及している理由は、現状の開発手法では時代に合っていないからです。では、アジャイル型の請負開発に移行することで、具体的にはどのような利点があるでしょうか。

アジャイル型請負開発の利点とは?

アジャイル型の請負開発の利点は...
  1. 想定していない仕様変更にも、柔軟に耐えられる
  2. 要件定義や設計書が減るため、必要なドキュメントは大幅に減る
  3. 製品やシステムを納品する必要がないため、無駄な進捗会議が減る
  4. 工数概算や計画の変更が発生しないため、開発に集中できる
  5. システム開発しながら、クライアントも試行錯誤できる
  6. 必要な機能だけを開発するため、システムがシンプルで使いやすい

月額制のアジャイル開発を導入することで、クライアントだけではなく、私たちSEにも大きなメリットがありますね。

SIer業界で多い、無駄なドキュメント作成や会議が大幅に減ります工数概算やスケジュール変更、進捗会議など、会議のための会議がなくなります。

そもそも、時間を掛けて工数を見積もっても、最初から正確に測るのは無理です。意味がない工数を見積もり、工数の妥当性を見積もるために何度も会議が開かれます。そして、仕様変更が発生するたびに、スケジュールや工数が変更されますね。

仕様変更、工数概算、スケジュール変更、これらのコストを支払うのは全てクライアントですね。シンプルな料金体系や設計は、私たちSEだけではなくクライアントのためでもあります

実装する機能をシンプルに絞ることで、サービスを利用するユーザにもメリットがありますね。日本の家電製品に無駄な機能やボタンが多い理由と同じですね。

では、アジャイル型の請負開発では、どのような人材が求められるでしょうか。

今後の受託開発で求められるSEは?

これからの時代に生き残るためには、私たちは次の3つの人材を目指す必要があります。

人材1:クライアントにNOと言えるSE

アジャイル開発で必要とされる人材は、クライアントのためにNOと言えるSEです。

従来型の工数概算で利益を出すためには、クライアントから仕事を多く取り、要件定義で多くの機能を実装することですよね。私は新人時代に上司から、お客さんの要望は「全てできます」と言えと教えられました

要求に全て答えると工数が増え、自社の利益が増えるからです。

しかしながら、これはクライアントから見たら不親切ですよね。私たちが開発するシステムには、技術的には実装できても、開発の労力や手間を考えたら不必要な機能がたくさんあります

あれもこれも機能を実装することで、機能仕様書やソースコードは乱雑し、結果的に使いにくいシステムができます。必要ではない機能ははっきりとNOと伝えてあげることが大切ですね。

人材2:最新技術に精通しているSE

変化が早い現代社会では、最新技術が次々に誕生しています。クラウド技術、ビックデータや人工知能、IoT、ブロックチェーンですね。専門領域が細分化し、全ての専門スキルを幅広くカバーするのが難しい時代に来ています

この時代に大切な事は、自分の軸となる専門領域をひとつ作ることですね。基本的なシステムの開発技術と、専門性が高い最新技術を身につければ困ることはありません。

人材3:ビジネスとITを結び付けられるSE

従来の請負開発と違い、ゼロからシステムを開発する需要は減っています。

現在は製品やシステムを開発するよりも、PaaS(Platform as a Service)やSaaS(Service as a Service)、クラウド環境の構築、ビックデータと人工知能の活用などの需要が増えています。

サービスが求められる時代では、クラウドや人工知能などの最先端技術を利用し、クライアントの利益に結び付けられる人材です。IT技術とビジネスを結び付けられなければ、生き残るのは難しいです

ただシステムを開発するだけならば、外国人SEやPGに代替可能です。

厳しい社会を生き残るためにもまずは、確実に開発経験を積める職場で働く必要がありますね外部に労働力を提供するだけの客先常駐では、今の時代を生き残るのは難しいです。まずは、社内開発に就職することを1番に考えましょう。

「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」

客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。

なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません

私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。

この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね

ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。

客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、ずは私たち自身が行動しなければなりません

私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています

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常駐SEを辞めて受託開発で働く方法は?

客先常駐を避けて受託開発に転職するには、企業の見分け方、求められるスキルを把握した上で企業を選ぶ必要がありますね。なんとなくで会社選びをすると、また同じような客先常駐のブラックに入社しますね。

方法1:受託開発のホワイト企業の見分け方は?

受託開発の見分け方は...
  1. 客先常駐比率が低く、社内開発が中心である
  2. 大手メーカーと直請けで直接取引している
  3. 要件定義から、設計、開発、運用まで一貫して請負う
  4. 受託開発の他にも、自社製品やサービスを開発している
  5. 特定の取引先に依存していない
  6. 事業部のトップが技術者出身である
  7. 積極的に、海外事業に投資している

受託開発を見分ける時に最も重要なのは、客先常駐の割合を見ることです。なぜならば、客先常駐の割合が少ない企業ほど、純粋に優良企業だからです。しかしながら、現実問題として客先常駐の割合がゼロの会社は、全体の7.7%しかありません。

私たちは、客先常駐の割合が30%未満の39.3%の会社を選ぶ必要がありますね。

客先常駐の割合が低い会社に入社すれば、結果的に労働時間が短い、直案件で単価が高い、設計や開発を経験できるなどのメリットがあります。

受託開発で働くのであれば、客先常駐が少ない会社を見分ける必要があります。

参考:受託開発のホワイト企業の見分け方は?|客先常駐の比率を見る

方法2:受託開発で求められるスキルは?

受託開発で求められるスキルは...
  1. クライアントの要望を聞き、設計書に落とし込める能力
  2. 納期を守るために、スケジュールの作成や管理ができる能力
  3. 上流工程にシフトし、後輩や部下をマネジメントする能力

自社開発では高いプログラミング能力が求められるが、受託開発で求められるスキルは次の3つです。「要件定義や設計書」「スケジュール管理」「マネジメント管理」。プログラミングもできれば良いが、実は必須スキルではありません。

開発経験がなくても、順調に昇進しているSEはたくさんいます。

そのため、客先常駐から受託開発への転職も難しくありません。私は業務で開発経験が1度もない時に、社内で受託開発できるIT企業に転職できました社員が100人もいない中小企業ですが、海外に開発拠点があるため、開発経験を積んだ後に海外勤務も体験できました。

受託開発は、社外の仕事を社内に持ち込むだけなので、客先常駐からも転職しやすいですよね。

参考:受託開発で求められるスキル|自社開発に必要な能力の違いは?

方法3:受託開発の転職はエージェントが有利

自社開発系への転職は、エージェントを利用した方が良いです。なぜならば、エージェントを利用することで客先常駐を避けられるからです。エージェントに入社の条件を伝えると、リストアップしてくれますね。

例えば、SIer業界で社内開発ができる会社と伝えると、数社に絞って紹介してくれます。ゼロから客先常駐がない会社を自分で探すよりも、大幅に手間を省けますね。もちろん、客先常駐がない会社は人気が高いので、実際に入社できるかは全て私たち次第です。

また、エージェントを利用することで質が悪いブラックを排除できます。なぜならば、資金に余裕がないブラックや零細企業は、採用コスト(90〜120万円)が掛かるエージェントを利用できないからです。

受託開発を目指すのであれば、「社内SE転職ナビ」が1番お勧めです。なぜならば、転職サイトで唯一、社内開発を専門にしているエージェントだからです

社内SE転職ナビのメリットは...
  1. 業界唯一の社内SE、社内開発専門の転職サイトである
  2. 客先常駐から、社内開発に確実に転職できる
  3. WEB系よりも、安定した対企業向けの求人が多い
  4. ノルマがないため、無理に転職を勧められない
  5. 気軽に相談できるカジュアル面談がある

公式サイト:自社で腰を落ち着けて仕事がしたい方は【社内SE転職ナビ】へ

社内SE転職ナビを利用すれば、高い確率で社内開発に転職できます。社内SE転職ナビを実際に利用した評価を知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

評価:【社内SE転職ナビの評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼

IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。

離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。

だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。

ブラックに就職する理由は...
  1. 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
  2. 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
  3. 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
  4. 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
  5. 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる

在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。

離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします

まとめ:受託開発のトレンドや今後の流れは?

アジャイル型の請負開発の利点は...
  1. 想定していない仕様変更にも、柔軟に耐えられる
  2. 要件定義や設計書が減るため、必要なドキュメントは大幅に減る
  3. 製品やシステムを納品する必要がないため、無駄な進捗会議が減る
  4. 工数概算や計画の変更が発生しないため、開発に集中できる
  5. システム開発しながら、クライアントも試行錯誤できる
  6. 必要な機能だけを開発するため、システムがシンプルで使いやすい

SIer業界では、「月額制のアジャイル型請負開発」が増えています。なぜならば、現在の時代背景を考えた時に、アジャイル型開発の方が時代に適しているからです。変化の波が激しくスピードが求められる社会では、ウォーターフォールは遅すぎますね。

また、要件定義から始まりゼロからシステムを開発、1年後に完成物を納品する時代でもありません。

現在は製品やシステムを開発するよりも、PaaS(Platform as a Service)やSaaS(Service as a Service)、クラウド環境の構築、ビックデータと人工知能の活用など、よりサービスを求められる時代ですね。

時代背景を考えた時に、開発スピードや変化に柔軟に適応できるアジャイルの需要が伸びていますアジャイル開発で活躍できるSEは、IT技術とビジネスを結び付けて顧客に提案できる人材です。

ただ、システムを開発して納品するだけでは、生き残るのは難しいですね。

1日でも早く行動に移した方が良い理由は?

参考:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法をわかりやすく解説!

2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。書類を送付すれば、誰でも企業から内定を得られる状態ですね

しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。

米国の失業保険申請者数は、合計で3350万件を超えました(参考:米新規失業保険申請件数5月7日)。リーマンショックが起きた3月の合計でさえ、失業者は80万人だけでした。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています

自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。

2009年の金融危機の頃には、多くの開発案件が中止に追い込まれました。そして、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています私も当時若手社員で、常駐先から首を切られました。次の常駐先が見つからず、会社を首になった人もたくさん知っています。

常駐先の契約を切られてから転職活動を開始しても遅いです。その頃には、もう企業は新しい人材を募集していないからですIT業界で居場所を失えば、飲食店、介護施設などの肉体労働に行く人も少なからずいます。

有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?

有効求人倍率が0.45倍に陥ると...
  1. 買い手市場から売り手市場に転落し、高条件で転職できない
  2. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  3. 求人倍率が0.45倍に陥ると、5年間は元に戻らない
  4. 予算縮小でプロジェクトが中止、常駐SEは強制退場される
  5. 次の常駐先が見つからず、上司から自主退職を勧められる
  6. その後に就職活動を開始しても、企業はもう人材を募集してない
  7. 転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られる

私たちに与えられている時間は多くはないです。

できれば今月中に企業から内定を得ている状態が望ましいですね。転職すれば将来が安泰になる訳ではないが、大切な事は私たち自身が成長できる環境で働く事です。深い専門スキルを身につけ必要な人材になれば、不景気でも契約解除やリストラされる心配はなくなります

転職活動で今すぐに必要なものは?

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

コロナウイルスの影響で、私たちに与えられている時間は多くはありません。客先常駐を脱出するならば、今月がもう最後の月かもしれません。

本来であれば、新規開発案件が始まる半期末の7・8月は、求人が最も増える時期ですしかしながら、コロナ危機の影響で、夏以降の開発は見送られる可能性が高いです。今市場に出ている案件を逃せば、次に転職できるのは景気回復する6年後です。

目標から逆算すると、遅くても今月中には企業から内定を得る必要があります。今すぐに行動に移せなくても、すぐに転職活動を開始できる形だけは作っておきましょう。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています

私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。

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