特定派遣廃止後も客先常駐がなくならない理由|SEは摂取され続ける

2018年9月29日、法改正によって特定派遣法が廃止されます。しかしながら、私たちSEが期待するように、この業界から客先常駐はなくなるのでしょうか?

  • 「特定派遣が廃止され、常駐SEは解放されて自社で働く…?」
  • 「特定派遣が一般派遣に変わり、3年以上同じ職場で働けない?
  • 「派遣社員に変わると、待機期間中の給料はどうなる…?」

結論から述べると、特定派遣が廃止されても、私たち常駐SEの生活は1ミリも変わりませんなぜならば、特定派遣の事業主は、すでに特定派遣ではなくSES(準委任契約)で締結しているからです。

SES契約は、納品物の1部に対して業務支援を行う契約ですね。

一般派遣に切り替えるためには、厳しい条件を満たす必要があります。また、特定派遣の事業主が、審査が厳しい派遣に切り替えるメリットもないですね。

今後も客先常駐が大きく変わる事はありません。現在の状況を変えるためには、私たち常駐SEの意識を変える必要があります。なぜならば、客先常駐の仕組みを支えているのは、私たち常駐SEが原因だからです。

劣悪な労働環境で働く社員たちが、ブラックを支えているのと同じ仕組みですねここでは、客先常駐が今後も残り続ける理由、それから常駐SEを辞めて社内開発で働く方法を紹介します。

常駐SEを辞めたい人向け
  1. 特定派遣が廃止されると、2019年以降はどうなる?
  2. 客先常駐が、今後も残り続ける3つの理由は?
  3. 常駐SEが、常駐先に縛り続けられている理由は?

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  2. 社内SE転職ナビ社内SE専門だが、求人数は673件だけ
  3. リクルート求人数は多いが、未経験向けのブラックが多い

「米国失業保険申請は、合計3350万件超え

コロナウイルスの影響で、1週間に300万人の雇用者が失業しています(参考:米新規失業保険申請件数5月7日)。リーマンショックが起きた3月の合計でさえ、失業者は80万人だけでした。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています

自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。

現状コロナ危機を理由に、転職活動を見送る人が増えていますねしかし、コロナが完全に収束し有効求人倍率が悪化してから動いても遅いです。2008年に求人倍率は0.45倍まで悪化し、元の水準に回復するまでに8年要しています。倍率が1倍を下回ると、派遣や常駐SEの人材が余り始めます。

私が警告しているのは、2008年の翌年に職を失い苦労したからです

2008年は多くの開発案件が中止に追い込まれ、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています退場された常駐SEを雇用する体力はなく、待機命令の翌月には強制解雇です。周囲に派遣や常駐SEの契約解除が始まってから行動しても、もう私たちに打つ手はありません。

今はまだ経済危機に陥る直前、かつ春採用の求人が残っている最後の月ですね。心理的に今すぐに行動できない人も、最低限の準備だけでも必要です。

客先常駐からの脱出が目的ならば、「マイナビ」が1番お勧めです。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです

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2018年9月、特定派遣が廃止されたらどうなる?

契約内容について、正しく認識しているSEは以外と少なくありません。

例1)特定派遣廃止後は、具体的にどうなる?

特定派遣の廃止について教えてください。最近、特定派遣の廃止について、ニュース等で取り上げられていますが、具体的にどう変わるのかが良く分からず、ご教示いただきたく思います。

認識違いもあるかと思いますが、おおまかに以下のような内容だと認識しています。

特定派遣は廃止し、一般派遣に統合されるが、資産等の条件をクリアできなければ、一般派遣も行ってはいけない。また、一般派遣を行う場合であっても、同一会社・部署に3年以上は就業してはいけない

しかしながら、IT業などの場合、別の会社に派遣されてはいるが、会社間では請負契約で客先常駐といっているケースも多くあるかと思います。

その場合はどのように扱われるのでしょうか。ご回答、よろしくお願いいたします。

参考:Yahoo知恵袋

2018年9月に特定派遣が廃止されますね。

一般派遣に移行するために特定派遣事業者は、財産要件、施設要件、遣元責任者要件を満たす必要があります。

ただし、実態が派遣なのに請負契約を結ぶ行為については変更ありません。そのため、多くの特定派遣業者は、請負契約や準委任契約(SES)に切り替えていますね。

つまり、特定派遣が廃止されても、大きく変わることはないですね。

例2)特定派遣か、一般派遣かわからない?

私は現在ITの特定派遣会社にて働いております。現在は自宅待機中です。色々と疑問に思っていたことですが、今の会社には正社員として応募したのですが、案件ごとにいつも、契約書?を書かされているので以前、私は契約社員としての雇用か?と聞いても、曖昧で答えを濁されてました

特定派遣会社で契約社員として、働くのは違法なんでしょうか?

今の会社には3ヶ月ほど前に応募し、面接後、案件が決まったら連絡するとの話で、1ヶ月の案件の仕事をしてました。その後、また1ヶ月の仕事もしてました。契約期間も1ヶ月と短期ばかりで、待機中も給与がでず交通費も保険加入も無いので、おかしいと思った次第です。違法なら今すぐにも縁を切りたいです。

参考:Yahoo知恵袋

特定派遣では、正社員で雇用されるのが法律上の義務です。

正社員雇用にも関わらず(一般派遣の許可を得ていない)、待機中の給与や交通費を支払わない悪質な企業が増えていますね。実は、この問題を対処するために、特定派遣が禁止されました

例3)3年以上、常駐先に派遣されない?

IT業界のSESについて

SES業を主な収益にしている零細企業に勤めています。現在別の企業に客先常駐しておりますが2018年?ころから派遣法改正があったとききます

3年以上同じ現場に常駐できないとききますが、これは私にも適応されますか?

参考:Yahoo知恵袋

3年以上現場に常駐できないのは、一般派遣の労働法ですね(派遣の3年ルール)。

SES(準委任契約)であれば、出向先の企業とは請負契約ですよね。請負契約であれば、労働力ではなく成果物を納品します。私たちは派遣契約ではないので、3年ルールは適用されません

しかしながら、あなたの職場は「偽装請負」である可能性が高いですよね。何が偽装請負に当たるのか、法律上の問題点をしっかりと把握しましょう。

参考:客先常駐(SES契約)は法的にも違法|2年目以降はあなたも加害者

特定派遣廃止されたら、これから先客先常駐はどうなるのでしょうか?

2019年以降、客先常駐はこれからどうなる?

特定派遣法が廃止されるのは、2018年9月末ですね。

特定派遣の事業主は、SES契約に切り替えている

結論から述べると、IT業界の客先常駐は今と大きく変わりません。

なぜならば、特定派遣の事業主は、SES契約にすでに切り替えているからです現在SES契約で社員を外部に常駐させている事業主は、過去に特定派遣をしていた会社ですね。

SES契約は、請負契約の一種です。請負契約では納品物の感性に対して報酬が支払われるが、SES契約は納品物が完成しなくても、一部の作業支援だけでも対価を得られます客先常駐に都合の良い契約内容ですね。

つまり、特定派遣が本来の「一般派遣」に戻ることはなく、契約の形を変えて「SES契約」として残り続けます私たち常駐SEが期待するように、社内開発に切り替わることはありません。

客先常駐が、今後も残り続ける3つの理由は?

客先常駐は、今後も間違いなく残り続けますね。

客先常駐が残り続ける理由は...
  1. 何年も前から、客先常駐ではすでにSES契約が主流だから
  2. 常駐SEは、大手企業に必要な仕組みだから
  3. 日本政府、大手企業、仲介業者、ブラックなど、労働者以外が得をするから

過去数十年がそうであったように、これからも客先常駐が変わることはありません。

今回の法改正でも分かる通り、根本的な問題を解決する気はないですよね。なぜならば、私たち常駐SE以外がみな得をする仕組みができているからです。

客先常駐を利用すれば、大手企業は景気に合わせて柔軟に労働力を調整できます。仲介業者やSEを派遣するブラックは、簡単にマージン料を取れますね。客先常駐の仕組みがあるおかげで、政府は失業率を低く抑えられます。

以上の理由で、客先常駐は今後も大きく変わることはありません。これからも、私たち常駐SEの犠牲の上で成り立ち続けます。

常駐SEが、これからも縛られ続ける理由は?

客先常駐に虐げられているならば、会社をやめれば良い」と考える人も多いですよね。しかしながら、実際に働いている側からすると、客先常駐を辞めるのは簡単ではありません。

理由1:問題提起したら首にされる

出向先で働いているSEは、客先常駐に問題があることを知った上で働いています。毎日他社に出向し、他社の上司にスケジュールや仕事を管理され、疑問に思わない人はいないですよね。

請負契約にも関わらず、契約内容は派遣と変わりません。

しかしながら、問題提起したら間違いなくクビにされますよね。また、客先常駐が当たり前のIT業界で訴えるため、今後採用してくれる企業もないです。

仕事を失う覚悟がなければ、私たちは問題提起できません。

理由2:開発経験が積めず、転職が難しいから

常駐先で働いていると、私たちSEは開発経験を積めません。運用保守、ドキュメント整理、評価、ヘルプデスクなど、雑用業務が多いからです。

開発経験が積めないと、市場価値が低く転職できないですね。経験年数とともに市場価値は下がるので、時間が経つほど転職が難しくなります。

常駐SEは長時間労働も多く、そもそも転職に必要な時間を確保する事も難しいです。

理由3:常駐SEはもう諦めている

自社開発や社内開発で働くことを、諦めているSEも多いですよね。なぜならば、出向先で働いていると、右を見ても左を見ても、当たり前のように違法行為が行われているからです。大手IT企業から零細まで、常駐SE以外を見かける機会はありません。(逆に、社内開発に転職したら、社内SE以外で見かける事はないですが

また、客先常駐に嫌気が指して転職したけれど、派遣元が変わるだけで再び元の職場に出戻りする人も少なくありません。自社の営業は、過去の職歴から次の常駐先を探すからです。

私たち常駐SEは、常駐先以外に選択肢はないのでしょうか。

常駐を辞めたいなら、SEの意識を変えるしかない

客先常駐で働きたくないのであれば、SEの意識を変えるしか道はありません。なぜならば、客先常駐の最大の問題点は、私たちSEがこの働き方を許容している事です。

客先常駐の仕組みを支えているのは、私たち常駐SEですね。ブラック企業に入社しなければ、ブラックは潰れるしかありません。ブラックを支えているのは、私たちブラック社員です

はっきりいうと、わざわざ客先に常駐しなくても私たちは問題なく働けます

私は現在メーカーから1次請けで、受託開発する企業に勤めています。クライアントの打ち合わせは、全てテレビ会議で参加します。顔を合わせが必要な重要な会議は、直接クライアント先に1日だけ出向しますね。

打ち合わせ以外の要件定義、設計、開発、評価は全て自社で行い、開発後にシステムをの品します。

当たり前ですが、スケジュールや人員調整は全て自社で行います。

重要な顧客データを扱うなど、セキュリティ上の問題で受託は難しい」と語る人も多いですよね。私もこの話を耳にタコができるくらい、常駐時代に言われました。

本来であればセキュリティを管理するのは、私たち労働者の仕事ではありません。全てクライアントの責任です。顧客データとシステムは、明確に切り離す必要があります(顧客データに限らず、全ての重要なリソース)。

そもそもの話ですが、3次や4次で派遣されてきた労働者が、重要な顧客データや共有サーバにアクセスできる事自体に、セキュリティの問題がありますよね。私たち常駐SEは、クライアント先に出向するために、会社の名前や名刺など偽装して潜り込みます。

IT業界から客先常駐を失くしたいのであれば、私たちSEの意識を変える必要があります。常駐するSEがいなければ、客先常駐の仕組みが成り立たないからですね。

では、常駐SEを辞めて、社内開発で働くには具体的にどうすれば良いのでしょうか。

「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」

客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。

なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません

私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。

この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね

ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。

客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、ずは私たち自身が行動しなければなりません

私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています

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客先常駐から脱出できる3つの方法は?

客先常駐から脱出する方法は、大きく分けて3つあります。

方法1:IT業界を辞めて別の業種へ

客先常駐に疲れ切った人の中には、別業種で再スタートしたい人も多いです。でも、SEのキャリアを活かす方が、良い就職先に就ける可能性は遥かに高いですよね

経験ゼロで新しい業種に入れば、年収250〜300万円で再スタートします。冷静に考えると、実務経験がない状態で異業種に飛び込めば、どの業種でも確実にブラックに就職します。ノルマがキツイ営業や飲食業、肉体労働の建築や工場は、IT業界以上にブラックな業種です。

仕事が楽な総務や事務職は、正社員ではなく派遣やパートしか募集していません。派遣やパートでは、今以上に将来が不安定になります。

1度でもIT業界で働きた経験があれば、私たちは未経験者ではなく経験者枠で応募できますキャリアコンサルタントが提案する企業も、10倍以上に選択肢が増えますね。紹介してくれる企業は経験者向けなので、求人の質も以前より高くなります。

現実的に考えたら、現在のキャリアを活かさない手はないですね。

方法2:経験を活かして異業種の社内SEへ

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐から逃れられます。しかしながら、社内SEはデメリットも多いため、私たちは十分に注意が必要です

最大のデメリットは、特定の業界事情に詳しくなる反面、IT系の専門性が失われる事ですなぜならば、システム開発を外部委託するため、自社で経験やキャリアを積めないからです。社内SEの仕事は、社外のスケジュール管理と、社内の非IT管理部門のサポート業務です。

1度でも社内SEになると、一般的なSEのキャリアからは遠くなります。

また、本業が成長しない会社に就職すると、リストラの危険性も高いです。なぜならば、利益を上げない情報システム部門は、経営陣からコスト部門だと見なされるからです。定年まで働く前提で入社しても、経営方針が変われば真っ先に首を切られます。

競争社会から離れた社内SEにとって、外の世界で生き残るのは容易ではないですね

方法3:経験を活かして自社や社内開発へ

IT業界で市場価値を高めたい人は、自社開発や社内開発を目指しましょう。社内開発とは、大手企業から依頼を請ける受託開発、自社製品やパッケージの開発や販売、スマホやソーシャルアプリの開発、コンサルタントやクラウド導入など、様々な働き方がありますね。

社内開発の最大のメリットは、経験と業界年齢に合わせてキャリアを積める事です。

開発案件では最新技術を学び、社内開発で経験を積めば上流工程からも携われます。設計やマネジメントを経験できれば、自身の市場価値を上げられますね。そして、専門知識や経験さえ積めれば、不景気を理由にリストラされても生き残れます

また、専門知識や経験年数に合わせて、順調に収入も増やせますね。市場価値が高い人材になれば、フリーランスや在宅で働くのも難しくありません。市場価値が高い人材になれば、年収100〜200万円アップの転職も難しくありません

では、客先常駐を脱出するには、私たちは具体的に何をすれば良いのでしょうか?

客先常駐から脱出できる転職サイト2社は?

客先常駐を脱出するには、「マイナビ×IT」と「社内SE転職ナビ」がお勧めです。

転職1:異業種の社内SEに強い「社内SE転職ナビ」

社内SE転職ナビの特徴は...
  1. IT経験者向けに、社内SEに特化した専門サイト
  2. 客先常駐から脱出して、異業種の社内SEに転職できる
  3. 他の経験者向けと比較して、知名度が低く利用者が少なすぎる
  4. 社内SE案件に絞られるため、求人数が673件と少なすぎる
  5. スキル次第だが、実は社内SE以外も紹介される
  6. 関東圏、関西圏以外では、求人がほとんどない

公式サイト:社内SE転職ナビ

社内SE転職ナビは、社内SEに特化した経験者向けの転職サイトです。他にない最大の特徴は、社内SEや社内開発を専門に扱い、確実に客先常駐から脱出できる事ですね

しかしながら、他の転職サイトと比較して、知名度が低く利用者が少ない点に注意が必要です。また、社内SE案件に絞られるため、求人数が673件しかありません「マイナビ×IT」も経験者向けで社内開発を中心に扱うが、求人数は2.8万件以上あります

確実に客先常駐を脱出できるのは魅力だが、転職サイトの規模が少なすぎます。選択肢が少ないと、ブラックに就職する可能性も必然的に高くなります「社内SE転職ナビ」1本に絞るのは、リスクが高いので避けた方が良いですね。

評価:【社内SE転職ナビの評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

転職2:自社や社内開発に強い「マイナビ×IT」

マイナビの特徴は...
  1. 大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイト
  2. 客先常駐から、自社や社内開発の転職に最も強い
  3. 自社や社内開発など、求人数は2.8万社以上もある
  4. ハイキャリア層ではなく、20〜30代の常駐SE向け
  5. 大手2社(リクナビ、DODA)にはない、中小の隠れ良企業を扱う
  6. 大手2社よりも、丁寧な対応で高評価を得ている
  7. 担当者が推薦状を書くので、書類選考の通過率が高い

公式サイト:マイナビエージェント

「マイナビ×IT」は、大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイトです。他にない最大の特徴は、客先常駐から自社や社内開発、それから社内SEを目指せる事です親切な対応の担当者が多く、転職経験がない初めての常駐SEにも向いています。

個人的な1番のお勧めが「マイナビ×IT」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです

私が社内開発に転職できた時は、実務で開発経験が1度もない時でした。

次もブラックに騙されて、客先常駐やSESに入社したらどうしよう」と不安しかなかったです。担当者は、客先常駐の経験しかなくても、必ず社内開発に就職できると声を掛けてくれました。「確実に社内案件に入れる保証がなければ、無理に転職する必要はないですよ」とも言ってくれました。

2ヶ月後に内定を頂いた先は、受託開発がメインのIT企業です。社員数が100名未満の中小企業だが、海外に開発拠点もある隠れ優良企業でした。

入社後に先輩社員から個別の社内研修があり、プロジェクト配属後も別の先輩が開発のサポートをしてくれます。それから、毎年40〜60万円ペースで順調に昇給し、4年後には年収が520万円を超えます開発案件に就いた後も、納期がない月は毎日定時に帰宅しています

上場企業や知名度がある大手はないが、私にとってこの会社は優良企業ですね順調に昇給する上に残業も少ないため、今もこの会社でお世話になっています。

IT業界以外も広く扱う大手2社(リクナビ、DODA)と違い、IT系に特化したマイナビは求人の質が高いです。また、大手2社が扱わない隠れ優良企業が多いのも魅力です。機械的な対応にならざる負えない大手と違い、サポートが手厚い点もお勧めです。

私が客先常駐から脱出でき、社内開発に転職できたのはマイナビのおかげです。

評価:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

これからも、常駐SEで働き続けるリスクとは?

客先常駐を続ける最大のデメリットは、経験年数に応じて給料が増えない事です

常駐SEの給料が増えない理由は、手順書通りのマニュアル作業、ドキュメント作成、運用保守、ヘルプデスク、評価など、単純労働ばかりで開発経験を積めないからです。短期間で常駐先が変わるため、運が悪ければプロジェクト毎にスキルがリセットされます

IT業界で35歳定年説があるのは、実務経験を積めない常駐SEの働き先がなくなるからです。35歳を過ぎると、経歴書の年齢を見ただけでスルーされます。

私の新入社員時代の元同僚は、今も1社目の客先常駐で働き続けています。久しぶりに彼女に再会したが、8年間で30万円(年収300→330万円)しか増えていない事に衝撃を受けました30歳を機に、契約解除が増え自宅待機も増えたと言います。

対して、3年目に転職を決意した私は、その4年後に520万円まで増えています。IT業界では、本人の能力や実力以上に働く環境が大事です。

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現状コロナ危機を理由に、転職活動を見送る人が増えていますねしかし、コロナが完全に収束し有効求人倍率が悪化してから動いても遅いです。2008年に求人倍率は0.45倍まで悪化し、元の水準に回復するまでに8年要しています。倍率が1倍を下回ると、派遣や常駐SEの人材が余り始めます。

私が警告しているのは、2008年の翌年に職を失い苦労したからです

2008年は多くの開発案件が中止に追い込まれ、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています退場された常駐SEを雇用する体力はなく、待機命令の翌月には強制解雇です。周囲に派遣や常駐SEの契約解除が始まってから行動しても、もう私たちに打つ手はありません。

今はまだ経済危機に陥る直前、かつ春採用の求人が残っている最後の月ですね。心理的に今すぐに行動できない人も、最低限の準備だけでも必要です。

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まとめ:客先常駐は給料が低く、30代で失業する

客先常駐が残り続ける理由は...
  1. 何年も前から、客先常駐ではすでにSES契約が主流だから
  2. 常駐SEは、大手企業に必要な仕組みだから
  3. 日本政府、大手企業、仲介業者、ブラックなど、労働者以外が得をするから

特定派遣が廃止されてからも、客先常駐がなくなる事はありません。なぜならば、私たち労働者以外は、得をする仕組みだからですね。過去数10年がそうであったように、これからも大きく変わり事はありません。

現在の状況を変えるためには、私たち常駐SEの意識を変える必要があります。

なぜならば、客先常駐の仕組みを支えているのは、私たち常駐SEだからです。ブラック企業で働く社員がいなくなれば、ブラックは潰れるしか道はありません。ブラックを支えているのは、劣悪な労働環境で働くブラック社員ですよね。

すき家の深夜オペが話題になりましたが、アルバイトが集まらなければ深夜オペは無くなります。また、アルバイトがいなければ店舗は回転できないので、時給を上げるしかないですね

都内の飲食店の時給は、現在1000円を超えています。

客先常駐を潰したいならば、常駐先で働くのは辞めましょう。私は全ての客先常駐が潰れて欲しいと本気で思っていますなぜならば、常駐先で働いた事で精神が病むほど追い込まれ、たくさんの辛い体験を強いられたからです。

今のIT業界では、自分の子供が生まれた時に勧められないですよね

1日でも早く行動に移した方が良い理由は?

参考:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法をわかりやすく解説!

2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。書類を送付すれば、誰でも企業から内定を得られる状態ですね

しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。

米国の失業保険申請者数は、合計で3350万件を超えました(参考:米新規失業保険申請件数5月7日)。リーマンショックが起きた3月の合計でさえ、失業者は80万人だけでした。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています

自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。

2009年の金融危機の頃には、多くの開発案件が中止に追い込まれました。そして、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています私も当時若手社員で、常駐先から首を切られました。次の常駐先が見つからず、会社を首になった人もたくさん知っています。

常駐先の契約を切られてから転職活動を開始しても遅いです。その頃には、もう企業は新しい人材を募集していないからですIT業界で居場所を失えば、飲食店、介護施設などの肉体労働に行く人も少なからずいます。

有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?

有効求人倍率が0.45倍に陥ると...
  1. 買い手市場から売り手市場に転落し、高条件で転職できない
  2. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  3. 求人倍率が0.45倍に陥ると、5年間は元に戻らない
  4. 予算縮小でプロジェクトが中止、常駐SEは強制退場される
  5. 次の常駐先が見つからず、上司から自主退職を勧められる
  6. その後に就職活動を開始しても、企業はもう人材を募集してない
  7. 転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られる

私たちに与えられている時間は多くはないです。

できれば今月中に企業から内定を得ている状態が望ましいですね。転職すれば将来が安泰になる訳ではないが、大切な事は私たち自身が成長できる環境で働く事です。深い専門スキルを身につけ必要な人材になれば、不景気でも契約解除やリストラされる心配はなくなります

転職活動で今すぐに必要なものは?

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

コロナウイルスの影響で、私たちに与えられている時間は多くはありません。

今はまだ経済危機に陥る直前、かつ春採用で求人が残っている最後の月ですね。できれば今月中に企業から内定を得ている状態が望ましいです。今すぐに行動に移せなくても、転職エージェントに登録しすぐに応募できる形だけは作って置きましょう

この時期を逃したら、次に転職できるのは3〜5年後になります登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

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