たくさんの常駐SEが、自社開発で働きたいと思っていますね。しかしながら、現実問題として多くの人が常駐先で働いています。
- 「常駐先では、何年働いても仕事にやりがいが持てない…」
- 「正当に評価されて、労働に見合う対価が欲しい…」
- 「自分のスキルでは、自社開発に転職するのは難しい…」
日本一残業少ないIT企業の社長が、ツイートであるアンケートを取っていました。
その結果、SESで働きたいと思っているSEは全体の1%しかいない事が分かりました。また、SESのままでも良いと回答したのは9%だけです。多くの現役SEは、客先常駐以外で働きたいと思っていますよね。
しかしながら、現実問題として私たちの多くが常駐先で働いています。
なぜ、私たち常駐SEは自社開発で働きたいと思っているのに、転職できないのでしょうか。ここでは、常駐SEが自社開発に転職できない理由を紹介します。
- 常駐SEが、自社開発に転職したい理由は?
- それでも、自社開発に転職できない理由は?
- 自社開発に転職するのは、実は難しくない?
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- 『社内SE転職ナビ
』社内SE専門だが、求人数は673件だけ
- 『リクルート
』求人数は多いが、未経験向けのブラックが多い
<2021年4月:SE転職の緊急のお知らせ>

コロナが落ち着くまで、転職活動に踏み切れない常駐SEは多いです。
しかし、日本ではコロナ終息を待つのは危険です。なぜならば、米国のワクチン接種率51%に対し、日本は21年4月時点で1.2%と絶望的だからです(世界の接種状況)。2月に落ち着いた感染者は3月に3倍の3.5千人に増え、求人倍率も再び低下してます。
コロナが長期化する日本は、4月以降に契約解除や派遣切りが激増します。
なぜならば、元請けに大手が多いIT業界は、年度毎に予算やプロジェクトが決まるからです。そのため、案件が実際に中止されるのはパンデミックの翌年で、4月以降になると契約を延長できない常駐や派遣SEが労働市場に溢れます。
私たち常駐SEは、契約期間が切れてから転職活動するでは手遅れです。
なぜならば、契約解除された後だと、年収300万円以下の案件しか紹介されないからです。このように警告しているのは、私も08年金融危機の翌年に職を失い深く後悔しているからです。解除された後に次の現場を探しても、現職未満の年収でしか掲示されません。
市況が悪いと他に選択肢がないため、年収300万円を下回っても働きます。
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記事の内容を簡単に知りたい
自社開発に転職したい理由は?

「SESの会社のままでも良い」と回答したのが9%、「SESの会社で働きたい」は1%しかいませんでした。以上のことからも分かる通り、多くのSEが客先常駐以外で働きたいと思っています。
なぜ、私たち常駐SEは自社開発で働きたいのでしょうか。
理由1:仕事にやりがいが欲しい
常駐SEでは、仕事にやりがいを持つのが難しいからですね。
私たちが常駐先で働いても、評価されるのは仕事内容ではなく労働時間だけです。常駐先の上司の指示通りに、単調な業務を実行することが求められます。開発案件に携われるのは一部だけで、大半が実務経験が積めない単純労働を強いられますね。
また、私たちは3〜6ヶ月ごとに、会社都合で職場が変わります。
自社の上司や営業は、社員を客先に出向させることが目的なので、私たちSEの将来のキャリアを考えてくれるわけではないですね。客先常駐で5年も働くと、時代遅れのエンジニアが出来上がります。
理由2:責任がある仕事を任されたい
正社員としてIT企業に就職している以上、私たちは裁量権を与えられ責任がある仕事をしたいと思っています。指示されるだけの仕事で良いなら、派遣や工場で働く方が適しています。
私たち常駐SEは、社外の上司の管理下で働きますね。
他社にスケジュール管理されるということは、裁量権や責任など全てを放棄したことになります。有給取得、早退や遅刻、定時に帰宅することすら難しくなります。
裁量権が持てないのであれば、時短で働く派遣の方が良いですね。派遣であれば毎日定時に帰宅でき、残業代も全て支払われます。
理由3:労働に見合う給料が欲しい
私たち常駐SEは、労働に見合う対価が欲しいと思っています。
元請けから70万円で請けた案件でも、中間業者が複数入ることで自社に支払われるのは35万円だけ。月給22万円で雇用されても、賞与や昇給、残業代が支給されない企業は多いです。
私が働いた1社目の客先常駐では、賞与は10万円未満。昇給は1年間で月3千円だけでした。月給22万円を労働時間(残業80時間)で割ると、都内のコンビニ並みの時給です。
元同僚は現在も働き続けていますが、彼女の給与は8年間で30万円(年収300→330万円)しか増えていません。
私たち常駐SEの給与が極端に低い理由は、SEを左から右に横流しするだけの中間業者も多数いるからですね。中間摂取がなければ、私たちも適正価格で労働できますね。
参考:客先常駐の給料はなぜこんなに低いの?|30歳で年収330万円だった
では、なぜこれだけ劣悪な環境にも関わらず、私たちは転職を選択せずに常駐先で働き続けているのでしょうか。
常駐SEから、転職できない3つの理由は?

私たちが常駐先を脱出できないのは、次の3つの理由があります。
理由1:常駐以外の働き方を諦めている
常駐先に出向していると、客先常駐に対して不満や愚痴を語るSEは多いです。全体の8割以上は、口に出して不満を語りますね。しかしながら、彼らの話をじっくりと聞いていると、大半のSEは常駐以外の働き方をすでに諦めていることがわかります。
自社開発に転職しない理由を聞いても、明確な答えを得られたことはありません。
「この業界で自社開発できる会社はない」「自社開発といっても、大半は客先常駐もしている」「自社開発があったとしても、競争倍率が高くて無理だ」と言います。
客先常駐では転職に失敗し、同じ常駐先に出戻りするSEもいます。逆戻りする彼らを見ると、諦める方が楽だと考えたい気持ちもわかりますね。
理由2:忙しくて転職する時間がない
客先常駐では、炎上案件に投入される確率が高いです。そのため、転職するための時間が取れないSEは多いですよね。
平日は毎日夜遅くまで働き、土曜に出社する人も少なくありません。週末は身体を休めるだけで、あっとういう間に1日が過ぎます。私も常駐時代は激務だったので、仕事以外で何も気力が湧かない気持ちはよくわかります。
ただし、仕事が忙しいからと答える人は、最初から転職する意志がない人が多いですね。どれだけ激務でも転職する人はします。忙しいからと言い訳する人は、仕事が忙しくなくても別の理由を探して行動しないですね。
転職に限らず、スキルアップ、資格取得、趣味など、仕事を言い訳にした方が楽だからです。常駐SEに時間がない理由は、環境を変える努力なしに、現状維持に逃げているからですね。
理由3:環境を自ら変える事が怖い
転職が怖くないと考えている人はいないですよね。誰もがそうですが、慣れ親しんだ職場を離れるのは大きな苦痛を伴います。
- 「次は今よりも、もっと劣悪なブラックに入社するかも…」
- 「新しい職場で、できない奴とレッテルを貼られるのが怖い…」
- 「生活費や奨学金の支払いがある、収入が途絶えると困る…」
- 「いま転職しなくても、半年後に開発案件に就けるかもしれない…」
- 「上司や先輩社員に、申し訳ない気持ちがある…」
人間は現状維持を選択する生き物ですね。
成功が保証されていない事に、自ら突き進める人は決して多くはありません。その結果、客先常駐にも徐々に耐性ができ、3年、5年と経過します。5年以上の先輩社員と接すると思うことですが、違法行為に手を染めながらも良い意味で迷いがないですよね。
30歳を超える頃には受け入れ先が減り始め、手遅れになる人も少なくありません。
常駐SEから自社開発に転職するのは、本当に難しいのでしょうか?
自社開発に転職するのは、実は難しくない

「開発経験がなければ、社内開発へ転職するのは難しい」と考えるSEは多いですよね。以前は、私も同じように考えていました。なぜならば、常駐先では大手企業から零細企業まで、右を見ても左を見ても常駐SEしかいないからです。
しかしながら、自分自身が社内開発へ転職できた事で、その考えは180度変わりました。開発経験が1度もないのに、転職活動を開始してから2ヶ月後に内定を得られたからです。
私が入社した先は、社内開発ができ海外に開発拠点があるIT企業でした。海外に拠点があると言ってもそこは大手ではなく、社員が100人程度のどこにでもある中小企業です。
IT業界では、自社開発や社内開発は珍しい働き方ではありません。客先常駐を経験せずに、1社目から社内で働く新人SEもたくさんいます。
また、転職することはリスクですが、転職活動にはリスクはないですね。条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しないという選択肢を取れるからです。たとえ、内定を得た後でも辞退は可能です。
- 転職エージェントを利用すれば、仕事と両立しながら転職活動ができる
- キャリア面談、応募書類の添削、日程調整など、全て無料で利用できる
- 希望する条件で内定を得られなければ、無理に転職する必要はない
- 自分が辞めたいタイミングで、いつでも転職活動を辞退できる
- キャリア面談することで、将来のキャリアを考えるキッカケになる
- WEB系、社内SEなど、必要な専門知識やスキルを知る事ができる
自社開発で働くためには、まずは具体的な行動に移すことから始めてみましょう。
「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」
客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。
なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです。客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません。
私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね。
ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです。私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。
客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、まずは私たち自身が行動しなければなりません。

私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
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客先常駐から脱出できる3つの方法は?

客先常駐から脱出する方法は、大きく分けて3つあります。
方法1:IT業界を辞めて別の業種へ

客先常駐に疲れ切った人の中には、別業種で再スタートしたい人も多いです。でも、SEのキャリアを活かす方が、良い就職先に就ける可能性は遥かに高いですよね。
経験ゼロで新しい業種に入れば、年収250〜300万円で再スタートします。冷静に考えると、実務経験がない状態で異業種に飛び込めば、どの業種でも確実にブラックに就職します。ノルマがキツイ営業や飲食業、肉体労働の建築や工場は、IT業界以上にブラックな業種です。
仕事が楽な総務や事務職は、正社員ではなく派遣やパートしか募集していません。派遣やパートでは、今以上に将来が不安定になります。
1度でもIT業界で働きた経験があれば、私たちは未経験者ではなく経験者枠で応募できます。キャリアコンサルタントが提案する企業も、10倍以上に選択肢が増えますね。紹介してくれる企業は経験者向けなので、求人の質も以前より高くなります。
現実的に考えたら、現在のキャリアを活かさない手はないですね。
方法2:経験を活かして異業種の社内SEへ

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐から逃れられます。しかしながら、社内SEはデメリットも多いため、私たちは十分に注意が必要です。
最大のデメリットは、特定の業界事情に詳しくなる反面、IT系の専門性が失われる事です。なぜならば、システム開発を外部委託するため、自社で経験やキャリアを積めないからです。社内SEの仕事は、社外のスケジュール管理と、社内の非IT管理部門のサポート業務です。
1度でも社内SEになると、一般的なSEのキャリアからは遠くなります。
また、本業が成長しない会社に就職すると、リストラの危険性も高いです。なぜならば、利益を上げない情報システム部門は、経営陣からコスト部門だと見なされるからです。定年まで働く前提で入社しても、経営方針が変われば真っ先に首を切られます。
競争社会から離れた社内SEにとって、外の世界で生き残るのは容易ではないですね。
方法3:経験を活かして自社や社内開発へ

IT業界で市場価値を高めたい人は、自社開発や社内開発を目指しましょう。社内開発とは、大手企業から依頼を請ける受託開発、自社製品やパッケージの開発や販売、スマホやソーシャルアプリの開発、コンサルタントやクラウド導入など、様々な働き方がありますね。
社内開発の最大のメリットは、経験と業界年齢に合わせてキャリアを積める事です。
開発案件では最新技術を学び、社内開発で経験を積めば上流工程からも携われます。設計やマネジメントを経験できれば、自身の市場価値を上げられますね。そして、専門知識や経験さえ積めれば、不景気を理由にリストラされても生き残れます。
また、専門知識や経験年数に合わせて、順調に収入も増やせますね。市場価値が高い人材になれば、フリーランスや在宅で働くのも難しくありません。市場価値が高い人材になれば、年収100〜200万円アップの転職も難しくありません。
では、客先常駐を脱出するには、私たちは具体的に何をすれば良いのでしょうか?
客先常駐から脱出できる転職サイト2社は?

客先常駐を脱出するには、「マイナビ×IT」と「社内SE転職ナビ」がお勧めです。
転職1:異業種の社内SEに強い「社内SE転職ナビ」

- IT経験者向けに、社内SEに特化した専門サイト
- 客先常駐から脱出して、異業種の社内SEに転職できる
- 他の経験者向けと比較して、知名度が低く利用者が少なすぎる
- 社内SE案件に絞られるため、求人数が673件と少なすぎる
- スキル次第だが、実は社内SE以外も紹介される
- 関東圏、関西圏以外では、求人がほとんどない
公式サイト:社内SE転職ナビ
社内SE転職ナビは、社内SEに特化した経験者向けの転職サイトです。他にない最大の特徴は、社内SEや社内開発を専門に扱い、確実に客先常駐から脱出できる事ですね。
しかしながら、他の転職サイトと比較して、知名度が低く利用者が少ない点に注意が必要です。また、社内SE案件に絞られるため、求人数が673件しかありません。「マイナビ×IT」も経験者向けで社内開発を中心に扱うが、求人数は2.8万件以上あります。
確実に客先常駐を脱出できるのは魅力だが、転職サイトの規模が少なすぎます。選択肢が少ないと、ブラックに就職する可能性も必然的に高くなります。「社内SE転職ナビ」1本に絞るのは、リスクが高いので避けた方が良いですね。
転職2:自社や社内開発に強い「マイナビ×IT」

- 大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイト
- 客先常駐から、自社や社内開発の転職に最も強い
- 自社や社内開発など、求人数は2.8万社以上もある
- ハイキャリア層ではなく、20〜30代の常駐SE向け
- 大手2社(リクナビ、DODA)にはない、中小の隠れ良企業を扱う
- 大手2社よりも、丁寧な対応で高評価を得ている
- 担当者が推薦状を書くので、書類選考の通過率が高い
公式サイト:マイナビIT AGENT
「マイナビ×IT」は、大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイトです。他にない最大の特徴は、客先常駐から自社や社内開発、それから社内SEを目指せる事です。親切な対応の担当者が多く、転職経験がない初めての常駐SEにも向いています。
個人的な1番のお勧めが「マイナビ×IT」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。
私が社内開発に転職できた時は、実務で開発経験が1度もない時でした。
「次もブラックに騙されて、客先常駐やSESに入社したらどうしよう」と不安しかなかったです。担当者は、客先常駐の経験しかなくても、必ず社内開発に就職できると声を掛けてくれました。「確実に社内案件に入れる保証がなければ、無理に転職する必要はないですよ」とも言ってくれました。
2ヶ月後に内定を頂いた先は、受託開発がメインのIT企業です。社員数が100名未満の中小企業だが、海外に開発拠点もある隠れ優良企業でした。
入社後に先輩社員から個別の社内研修があり、プロジェクト配属後も別の先輩が開発のサポートをしてくれます。それから、毎年40〜60万円ペースで順調に昇給し、4年後には年収が520万円を超えます。開発案件に就いた後も、納期がない月は毎日定時に帰宅しています。
上場企業や知名度がある大手はないが、私にとってこの会社は優良企業ですね。順調に昇給する上に残業も少ないため、今もこの会社でお世話になっています。
IT業界以外も広く扱う大手2社(リクナビ、DODA)と違い、IT系に特化したマイナビは求人の質が高いです。また、大手2社が扱わない隠れ優良企業が多いのも魅力です。機械的な対応にならざる負えない大手と違い、サポートが手厚い点もお勧めです。
私が客先常駐から脱出でき、社内開発に転職できたのはマイナビのおかげです。
これからも、常駐SEで働き続けるリスクとは?

客先常駐を続ける最大のデメリットは、経験年数に応じて給料が増えない事です。
常駐SEの給料が増えない理由は、手順書通りのマニュアル作業、ドキュメント作成、運用保守、ヘルプデスク、評価など、単純労働ばかりで開発経験を積めないからです。短期間で常駐先が変わるため、運が悪ければプロジェクト毎にスキルがリセットされます。
IT業界で35歳定年説があるのは、実務経験を積めない常駐SEの働き先がなくなるからです。35歳を過ぎると、経歴書の年齢を見ただけでスルーされます。
私の新入社員時代の元同僚は、今も1社目の客先常駐で働き続けています。久しぶりに彼女に再会したが、8年間で30万円(年収300→330万円)しか増えていない事に衝撃を受けました。30歳を機に、契約解除が増え自宅待機も増えたと言います。
対して、3年目に転職を決意した私は、その4年後に520万円まで増えています。IT業界では、本人の能力や実力以上に働く環境が大事です。
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』求人数は673件と、ブラック率も高い
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コロナが落ち着くまで、転職活動に踏み切れない常駐SEは多いです。
しかし、日本ではコロナ終息を待つのは危険です。なぜならば、米国のワクチン接種率51%に対し、日本は21年4月時点で1.2%と絶望的だからです(世界の接種状況)。2月に落ち着いた感染者は3月に3倍の3.5千人に増え、求人倍率も再び低下してます。
コロナが長期化する日本は、4月以降に契約解除や派遣切りが激増します。
なぜならば、元請けに大手が多いIT業界は、年度毎に予算やプロジェクトが決まるからです。そのため、案件が実際に中止されるのはパンデミックの翌年で、4月以降になると契約を延長できない常駐や派遣SEが労働市場に溢れます。
私たち常駐SEは、契約期間が切れてから転職活動するでは手遅れです。
なぜならば、契約解除された後だと、年収300万円以下の案件しか紹介されないからです。このように警告しているのは、私も08年金融危機の翌年に職を失い深く後悔しているからです。解除された後に次の現場を探しても、現職未満の年収でしか掲示されません。
市況が悪いと他に選択肢がないため、年収300万円を下回っても働きます。
そのため、いま転職する意思がなくても、自分を守るために会員登録だけでも必ずしてください。会員登録や転職サポートは全て無料だし、事前に面談済みなら必要な時にすぐに案件を紹介してくれます。常駐先で契約解除された時のリスクヘッジになります。
また、手に職がある状態ならば、年収を落とさずに2〜3割増しで転職しやすいです。プロジェクトに従事してないと、それだけでスキルが低い人材だと見られます。
5月の連休以降は、失業手当の受給期間が終わる求職者も殺到します。そのため、5月を過ぎると今市場にある社内の開発案件もなくなります。目標から逆算すると、遅くても今月中には採用活動を開始していないと厳しいですね。
客先常駐から脱出するならば、「マイナビIT」が1番お勧めです。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです。社内開発に転職後の年収は4年間で300→520万円まで増え、契約更新や解除の不安から完全に解放されました。
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まとめ:常駐SEが自社開発で働きたい理由は?

- 常駐先では、労働時間でしか評価されずやりがいが持てない
- 派遣SEではないので、責任と裁量権を持ち働きたい
- 中間業者に摂取されることなく、正当な労働対価が欲しい
私たち多くの常駐SEは、自社開発で働きたいと思っています。
しかしながら、実際には大半のSEが常駐先で働いていますね。私たちが転職できない理由は、「常駐以外の働き方を諦めている」「仕事が忙しい」「環境を変えるのが怖い」からですね。
慣れ親しんだ職場を離れるのは、誰にとっても大きな苦痛を伴います。
しかしながら、勇気を持って行動に移さない限りは、未来が変わることはないですね。私たちの未来は、行動することなしには創られないからです。常駐先で働くことに少しでも嫌な気持ちがあるならば、最初の1歩を踏み出してみましょう。
行動した結果ダメだったならば、後悔は無くなりますね。
1日でも早く行動に移した方が良い理由は?
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。書類を送付すれば、誰でも企業から内定を得られる状態ですね。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人だけでしたね。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています。
自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。
2009年の金融危機の頃には、多くの開発案件が中止に追い込まれました。そして、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています。私も当時若手社員で、常駐先から首を切られました。次の常駐先が見つからず、会社を首になった人もたくさん知っています。
常駐先の契約を切られてから転職活動を開始しても遅いです。その頃には、もう企業は新しい人材を募集していないからです。IT業界で居場所を失えば、飲食店、介護施設などの肉体労働に行く人も少なからずいます。
有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 買い手市場から売り手市場に転落し、高条件で転職できない
- 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
- 求人倍率が0.45倍に陥ると、5年間は元に戻らない
- 予算縮小でプロジェクトが中止、常駐SEは強制退場される
- 次の常駐先が見つからず、上司から自主退職を勧められる
- その後に就職活動を開始しても、企業はもう人材を募集してない
- 転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られる
私たちに与えられている時間は、決して多くはないですね。
転職活動で今すぐに必要なものは?

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。
それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。
もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。
ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナウイルスの影響で、私たちに与えられている時間は多くはありません。客先常駐を脱出するならば、今月がもう最後の月かもしれません。
本来であれば、年度予算が決まり新規プロジェクトが開始する前の春は、社内開発のSE案件が最も増える時期です。しかしながら、コロナの影響で1年間の採用計画を大幅に見直すIT企業が増えていますね。
春以降は契約解除されるSEが市場に溢れ、求人数も半分未満になるかもしれません。
そのため、目標から逆算すると、遅くても今月中には企業から内定を得る必要があります。今すぐに行動に移せなくても、すぐに転職活動を開始できる形だけは作っておきましょう。
登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。


会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
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