IT業界で働いていると、やりがいを持てず惰性で働くSEも少なくありません。私は客先常駐時代に、いつも周囲に不満を述べる人をたくさん目にしました。
- 「客先常駐の仕事が、死ぬほどつまらない…」
- 「受託開発や自社開発で働けば、やりがいを持てるだろうか…」
- 「どうすれば、自分の仕事が心から楽しいと思えるの…」
結論から伝えると、客先常駐の仕事は誰にとっても苦痛でしかありません。なぜならば、自発的な業務がほとんど発生せず、すべてが受け身だからです。工場などの単純労働でやりがいを求めるのは、現実的に難しいですよね。
やりがいを求めるのであれば、自社開発や受託開発に転職する必要があります。
私は客先常駐を辞めて受託開発に転職したことで、心から仕事が楽しいと思えました。ゼロからシステムを開発する経験ができ、お客さんに感謝されたからです。そして、次第に仕事内容が評価され、順調に給料も増えました。
転職してから4年後には、目標だった年収500万円を超えたのは大きな喜びです。
ここでは受託開発で働くことのやりがいを紹介します。また、受託開発をより楽しむための方法も紹介します。自発的に行動することなしに、心から仕事を楽しむのは現実的に無理ですね。
- 客先常駐に、やりがいを感じられないSEの声は?
- 受託開発の仕事のやりがい5つとは?
- 受託開発をより心から楽しむためには?
▼▼社内開発の転職に強い専門サイト3社▼▼
- 『マイナビIT AGENT』客先常駐から、社内開発の転職に強い
- 『社内SE転職ナビ
』社内SE専門だが、求人数は673件だけ
- 『リクルート
』求人数は多いが、未経験向けのブラックが多い
<2021年2月:SE転職の緊急のお知らせ>

コロナによる経済悪化に伴い、SE向けの求人数が日を追うごとに激減しています。
3月以降の米国失業保険申請者数は、1月30日累計で「7,672万人」を超えました(参考:新規失業保険申請件数1/30)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人でしたが、コロナは1週間で70万人以上が職を失い続けています。
コロナ第3波の影響で、1月2週の申請件数は再び96万件に激増しています。
経済環境が不安定だからと、転職活動を見送る常駐SEは多いです。しかしながら、転職を考えているならば、今すぐに行動に移すべきです。なぜならば、客先常駐の雇用が急激に悪化するのは21年の春以降だからです。
実体経済と労働環境の悪化にはタイムラグがあります。なぜならば、大手企業は前年度の業績を見て、年度単位で新規開発や採用計画を立てるからです。コロナ不況が予想外に長引き、21年度の見通しを大幅に下方修正する顧客が増えてます。
そうなると、多くの常駐SEは21年春以降に職を失います。このように警告しているのは、私自身も08年夏に金融危機が発生した翌年の春前に職を失ったからです。
20代だった私だけではなく、出向先の常駐SEの半数以上が契約解除されました。春を過ぎる頃には、案件中止で契約解除される常駐SEが大量に労働市場に溢れます。私たちが契約解除を伝えられてから、出向先や転職先を探しても手遅れです。
本来であれば、新規の大型案件が開始する春前は、人材確保でSE求人が最も増える時期ですね。しかしながら、今年は採用計画を大幅に見直す顧客が多く、前年度の半分未満の見通しです。そのため、いま転職市場にある社内開発は、年度が変わる前の最後の案件です。
これら求人がクローズすると、春以降はもうSE求人はほぼ残っていません。
そのため、21年1・2月は常駐SEが転職できる最後の月です。目標から逆算すると、遅くても今月中には採用活動を開始していないと手遅れですね。
客先常駐から脱出するならば、「マイナビIT」が1番お勧めです。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです。社内開発に転職後の年収は4年間で300→520万円まで増え、契約更新や解除の不安から完全に解放されました。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビIT AGENT
(無料サービス登録まで3分)
記事の内容を簡単に知りたい
客先常駐にやりがいを感じられない?

IT業界では客先常駐という働き方が、この業界の大半を占めます。そして、客先常駐にやりがいを感じられないと、嘆くSEはとても多いです。
Aさん)SEやSIerのやりがいは何ですか…
SEやSlerで働いている人に聞きたいです。楽しいことは何ですか?客先常駐は必ずといっていいほどありますか?やりがいはなんですか?今この業界を適正や技術の進歩に触れられるという点から志望を考えていたのですが、客先常駐をしなければならないという話を聞いて諦めようかと考えています。
人と接する世界ですが客先常駐してしまうとその会社にいる意義が感じられず、一生涯それでいいのかと考えてしまい客先常駐したくないと思うようになりました。客先常駐しないこともあるのでしょうか。それか客先常駐しないSEやSlerの企業はあるのでしょうか。
参考:Yahoo知恵袋
客先常駐で働くと、やりがいや意義を持てない人は多いですよね。多重請負構造の末端で働き、システムを利用するクライアントやユーザの顔が見えないからです。
Bさん)仕事内容、人間関係、全てが合わない…
客先常駐のSEなんですけど、今の現場が非常に嫌です。仕事内容、人間関係、不親切な設計書、すべてが合いません。おまけに仕事量が多くて残業が毎月40〜90時間です。本当に疲れます。11月末まで常駐する予定ですが、もう限界です。
SE自体、仕事内容が合わないしやりがいも感じないのでやめようと思ってますが、次の職が全く決まらなく迷走中です。
この場合、今はどうするべきなんでしょうか?ちょうど今、現場で人員削減の話も上がってるのですが、今すぐに上司にこの現場を離れたいというべきですか?それとも、これを機に退職してしまったほうがいいですか?仮に、今現場を離任できたとしても、次の現場に入れられる可能性が高いです。ご意見よろしくお願い致します。
参考:Yahoo知恵袋
客先常駐を続ける限りは、仕事がつまらないのは仕方ないですよね。客先常駐の仕事は、全て受け身なので、能動的に働くのが難しいからです。工場のような単純労働で、私たち労働者がやりがいを見い出すのは難しいですよね。
私も客先常駐時代は、長時間労働の上に給料も安い、さらには仕事がつまらず、いつも周囲に愚痴を漏らしていました。毎日夜の11時まで働いても、残業代は1円も支給されません。月の給与は手取りでわずか18万円だけです。
しかしながら、受託開発に就職したことで、仕事内容が評価され楽しく働けました。ここでは受託開発のやりがいを紹介します。
受託開発の仕事のやりがいとは?

ここでは私が受託開発に転職した上で感じた、仕事のやりがいを紹介します。
- システム開発を一貫して、ゼロからモノ作りを体験できる
- 顧客の要望に合わせて、オーダーメイドでシステムを開発できる
- プログラミングの他に、マネジメントも経験できる
- 客先常駐と違い、専門スキルを広く深く身につけられる
- 顧客の要望次第だけれど、最先端技術にも挑戦できる
その1:システム開発を一貫して行える
受託開発の魅力は、要件定義から始めまり、設計、開発、評価、運用など、システムをゼロから開発できることです。
客先常駐で働いていると、私たちはどこのフェーズを担当しているかすら知らずに案件に就きます。外部から飛んでくる信号を解析し、手順書やテスト書どおりにチェックするだけの業務です。このタイプの仕事で、私たちがやりがいを感じるのは無理ですよね。
ゼロからモノ作りを体験する楽しみは、1度味わったら忘れられないほど楽しいです。
参考:受託開発の仕事内容や全体の流れ|受託開発だけのやりがいとは?
その2:オーダーメイドで開発できる
私たち受託開発は、オーダーメイドでシステムを開発します。一般大衆向けに広く開発するのではなく、それぞれのクライアントの要望を聞き、お客さんと二人三脚で製作しますね。
お客さんの課題や要望を直接聞いたり、感謝の言葉を掛けられることで私たちのモチベーションも上がりますね。なぜならば、私たち人間はお金だけを求めて働くのではなく、社会的な意義も求めているからです。
人生の貴重な時間を費やして働く上で、感謝される事ほど嬉しいことはありません。
その3:ITスキル以外にマネジメントを経験できる
私たち受託開発では、プログラミング以外にもマネジメントも経験できます。マネジメントを学ぶことで次のメリットがあります。
- 人に仕事を教えることで、体系的に知識を習得できる
- 部下や後輩社員を使うことで、アウトプット量が2倍、3倍に増える
- 若手を育てることで責任感がつき、上司からも高い評価を得られる
- マネジメントを学ぶことで、対人能力が向上し仕事が楽しくなる
- 転職市場で高く評価され、年収500万円以上で転職できる
職人気質が強いSEは、マネジメントを敬遠する人も多いです。しかしながら、マネジメントを学ぶことで、私たちエンジニアにも大きな利点がありますよね。
私は以前はマネジメントに興味がありませんでした。しかし、ある時に海外の外国人プログラマーを有効活用し、アウトプット量が3〜5倍に増えます。その結果、上司に高く評価され、社内の評価が急上昇した経験があります。
転職してから4年後には、年収が目標だった500万円を超えました。
どれだけ効率的に働いても、個人のアウトプットには限界がある事を、早い段階で知る必要がありますね。
その4:幅広く専門スキルを身につけられる
受託開発の最も大きな魅力は、幅広い専門知識を習得できることです。自社開発やパッケージ開発だと、基本的にはひとつの領域しか極められないですね。
例えば、製造業がクライアントであれば、私たちは製品に組み込み開発します。しかしながら、組み込み開発だけが私たちの仕事ではありません。オフィスに納品された製品を管理するWEBサイトを製作したり、製品と連携したスマホアプリの開発も行います。クライアントの社内環境をクラウド化する提案もできますね。
クライアントが抱えるIT上の課題は、すべて私たちの仕事に繋がります。私たちの仕事の幅が広がるに従い、よりレベルが高い案件にも挑戦できますね。
私は受託開発する企業に就職したことで、幅広い専門スキルを学ぶことができました。これはひとつのパッケージやサービスだけを制作する自社開発ではできないことですね。また、海外に開発拠点がある会社に就職したことで、海外勤務も経験できました。
その5:新しい専門技術に挑戦できる
受託開発は、クラウドや人工知能などの最新技術を学ぶ機会もあります。なぜならば、時代変化に合わせて、クライアントが要求する物も変わるからです。受託開発では、リスクが高い自社開発と違い、お客さんがコストを払う前提で最新技術を取り入れられます。
私は受託開発に転職した当初は、.NETのC#で画像処理を行うソフトウェアの開発を担当しました。その後に、クライアントの製品と連携する、iOSとアンドロイド版のスマホアプリを開発します。
この頃は、製造業がスマホやタブレットを活用し、自社製品との連携に投資していた時代でした。現在はクラウドにあるビックデータを活用して、人工知能で解析する案件に携わっています。
このように、受託開発は幅広く新しい技術を学ぶ機会があります。自社製品やパーケージを開発する企業は、基本的にはひとつの領域しか学べないですね。また、お客さんから報酬を得ながら、新しい技術を習得できる強みもあります。
以上のように、受託開発にはたくさんのやりがいがあります。ただし、ここでひとつ言いたいことがあります。ただ椅子に座り受け身の姿勢では、どれだけ良い会社に勤めていても、やりがいを持つのは無理ですね。
仕事を楽しむためには、自分から意思表示する必要があります。
受託開発をより楽しむためには?

私たちSEがやりがいを持ち働くためには、仕事を楽しめる努力が必要です。ここでは、どのような努力が必要なのか紹介します。
その1:上司にやりたい仕事を意思表示する
椅子に座って待つ受け身では、良い仕事が来ることはありません。上司の立場に立つと、上司の気持ちがわかりますよね。優秀かどうかの前に、まずは積極的な人に新しい仕事を任せたいと誰もが考えます。
- PC用のアプリは開発できるから、次はスマホアプリを作りたい
- 規模が大きいプロジェクトで、業務用のWEBサイトを開発したい
- クラウドや人工知能を学び、スペシャリストになりたい
もちろん、ただやりたいとアピールするだけでは不十分ですよね。日頃から社外の勉強会やセミナーに参加することで、意志が強く自発的に行動できる人材だと思われます。
積極的に学びたい分野がないのであれば、そもそもIT業界に向いていない可能性もあります。
その2:自発的に専門スキルを伸ばす
専門職では、できる仕事の幅が増し専門知識が増えるほど楽しいと感じます。
新人時代は1日掛けていたことが、2年目には2時間で終わらせられたら嬉しいですよね。私たち人間は、日々成長を感じることで大きな喜びを味わうからからです。
仕事を楽しむためにも、自発的に専門スキルを習得する必要がありますね。
その3:責任感を持ちマネジメントを経験する
私たちSEは、部下のマネジメントを経験することでもやりがいを得られます。なぜならば、人に何かを教える時に、私たちは大きな成長を感じられるからです。そして、他人の力を使うことで、相乗効果を生み仕事のペースも加速します。
付加価値が低い仕事を後輩に任せることで、私たちはより頭を使いクリエイティブな仕事にチャレンジできますね。当然ですが、単純労働よりも知的作業の方がやりがいを感じられます。
目の前の仕事をこなすだけでは、マネジメントを任されることはありません。まずは、仕事に対して責任感があると周囲にアピールする必要があります。責任感がない人は、仕事で高く評価されることはありません。
以上のように、仕事にやりがいを持つためには、楽しむための努力が必要です。楽しもうと思えないことで、私たちが自然に喜びを得ることはできません。
ただし、常駐SEを続ける限りはやりがいを持つのは難しいです。なぜならば、工場のような単純労働では、仕事にやりがいや楽しみを持つのは現実的ではないからです。ここでは、客先常駐を辞めて、社内開発で働く方法を具体的に紹介します。
「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」
客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。
なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです。客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません。
私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね。
ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです。私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。
客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、まずは私たち自身が行動しなければなりません。

私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
公式サイト:マイナビIT AGENT
(無料サービス登録まで3分)
常駐SEを辞めて受託開発で働く方法は?

客先常駐を避けて受託開発に転職するには、企業の見分け方、求められるスキルを把握した上で企業を選ぶ必要がありますね。なんとなくで会社選びをすると、また同じような客先常駐のブラックに入社しますね。
方法1:受託開発のホワイト企業の見分け方は?
- 客先常駐の比率が低く、社内開発が中心である
- 大手メーカーと直請けで直接取引している
- 要件定義から、設計、開発、運用まで一貫して請負う
- 受託開発の他にも、自社製品やサービスを開発している
- 特定の取引先に依存していない
- 事業部のトップが技術者出身である
- 積極的に、海外事業に投資している
受託開発を見分ける時に最も重要なのは、客先常駐の割合を見ることです。なぜならば、客先常駐の割合が少ない企業ほど、純粋に優良企業だからです。しかしながら、現実問題として客先常駐の割合がゼロの会社は、全体の7.7%しかありません。
私たちは、客先常駐の割合が30%未満の39.3%の会社を選ぶ必要がありますね。
客先常駐の割合が低い会社に入社すれば、結果的に労働時間が短い、直案件で単価が高い、設計や開発を経験できるなどのメリットがあります。
受託開発で働くのであれば、客先常駐が少ない会社を見分ける必要があります。
方法2:受託開発で求められるスキルは?
- クライアントの要望を聞き、設計書に落とし込める能力
- 納期を守るために、スケジュールの作成や管理ができる能力
- 上流工程にシフトし、後輩や部下をマネジメントする能力
自社開発では高いプログラミング能力が求められるが、受託開発で求められるスキルは次の3つです。「要件定義や設計書」「スケジュール管理」「マネジメント管理」。プログラミングもできれば良いが、実は必須スキルではありません。
開発経験がなくても、順調に昇進しているSEはたくさんいます。
そのため、客先常駐から受託開発への転職も難しくありません。私は業務で開発経験が1度もない時に、社内で受託開発できるIT企業に転職できました。社員が100人もいない中小企業ですが、海外に開発拠点があるため、開発経験を積んだ後に海外勤務も体験できました。
受託開発は、社外の仕事を社内に持ち込むだけなので、客先常駐からも転職しやすいですよね。
方法3:受託開発の転職はエージェントが有利
自社開発系への転職は、エージェントを利用した方が良いです。なぜならば、エージェントを利用することで客先常駐を避けられるからです。エージェントに入社の条件を伝えると、リストアップしてくれますね。
例えば、SIer業界で社内開発ができる会社と伝えると、数社に絞って紹介してくれます。ゼロから客先常駐がない会社を自分で探すよりも、大幅に手間を省けますね。もちろん、客先常駐がない会社は人気が高いので、実際に入社できるかは全て私たち次第です。
また、エージェントを利用することで質が悪いブラックを排除できます。なぜならば、資金に余裕がないブラックや零細企業は、採用コスト(90〜120万円)が掛かるエージェントを利用できないからです。
受託開発を目指すのであれば、「社内SE転職ナビ」が1番お勧めです。なぜならば、転職サイトで唯一、社内開発を専門にしているエージェントだからです。
- 業界唯一の社内SE、社内開発専門の転職サイトである
- 客先常駐から、社内開発に確実に転職できる
- WEB系よりも、安定した対企業向けの求人が多い
- ノルマがないため、無理に転職を勧められない
- 気軽に相談できるカジュアル面談がある
社内SE転職ナビを利用すれば、高い確率で社内開発に転職できます。社内SE転職ナビを実際に利用した評価を知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼
IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。
離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。
だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。
- 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
- 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
- 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
- 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
- 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる
在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。
離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします。
まとめ:受託開発の仕事のやりがいとは?

- システム開発を一貫して、ゼロからモノ作りを体験できる
- 顧客の要望に合わせて、オーダーメイドでシステムを開発できる
- プログラミングの他に、マネジメントも経験できる
- 客先常駐と違い、専門スキルを広く深く身につけられる
- 顧客の要望次第だけれど、最先端技術にも挑戦できる
客先常駐の仕事は誰にとっても苦痛でしかありません。なぜならば、自発的な業務がほとんど発生せず、すべてが受け身だからです。やりがいを求めるのであれば、自社開発や受託開発に転職する必要があります。
私は客先常駐を辞めて受託開発に転職したことで、心から仕事が楽しいと思えました。なぜならば、ゼロからシステムを開発する経験ができ、お客さんに感謝されたからです。そして、次第に仕事内容が評価され、順調に給料も増えました。
転職してから4年後には、目標だった年収500万円も超えたのも大きな喜びです。
ただし、受託開発に転職したからといって、仕事が楽しくなるわけではないですね。仕事を楽しむためには、私たちは自発的に行動する必要があります。能動的な仕事をする以外で、心から仕事を楽しむのは無理ですね。
1日でも早く行動に移した方が良い理由は?
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。書類を送付すれば、誰でも企業から内定を得られる状態ですね。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
3月以降の米国失業保険申請者数は、1月30日累計で「7,672万人」を超えました(参考:新規失業保険申請件数1/30)。リーマンショックが起きた3月の合計でさえ、失業者は80万人だけでした。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています。
自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。
2009年の金融危機の頃には、多くの開発案件が中止に追い込まれました。そして、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています。私も当時若手社員で、常駐先から首を切られました。次の常駐先が見つからず、会社を首になった人もたくさん知っています。
常駐先の契約を切られてから転職活動を開始しても遅いです。その頃には、もう企業は新しい人材を募集していないからです。IT業界で居場所を失えば、飲食店、介護施設などの肉体労働に行く人も少なからずいます。
有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 買い手市場から売り手市場に転落し、高条件で転職できない
- 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
- 求人倍率が0.45倍に陥ると、5年間は元に戻らない
- 予算縮小でプロジェクトが中止、常駐SEは強制退場される
- 次の常駐先が見つからず、上司から自主退職を勧められる
- その後に就職活動を開始しても、企業はもう人材を募集してない
- 転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られる
私たちに与えられている時間は、決して多くはないですね。
転職活動で今すぐに必要なものは?

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。
それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。
もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。
ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナウイルスの影響で、私たちに与えられている時間は多くはありません。客先常駐を脱出するならば、今月がもう最後の月かもしれません。
本来であれば、年度予算が決まり新規プロジェクトが開始する前の春は、社内開発のSE案件が最も増える時期です。しかしながら、コロナの影響で1年間の採用計画を大幅に見直すIT企業が増えていますね。
春以降は契約解除されるSEが市場に溢れ、求人数も半分未満になるかもしれません。
そのため、目標から逆算すると、遅くても今月中には企業から内定を得る必要があります。今すぐに行動に移せなくても、すぐに転職活動を開始できる形だけは作っておきましょう。
登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。


会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビIT AGENT
(無料サービス登録まで3分)
コメントを残す