客先常駐を辞めて、自社開発系で働きたい人は増えています。しかしながら、自社開発系の中小企業は、SEにとって働きやすい環境なのでしょうか?
- 「大手と比較して、自社開発系の中小はリスクが高いかも…」
- 「メガベンチャーやスタートアップと比較して、中規模は働きやすい…」
- 「自社開発系の中小で働くメリットやデメリットは…」
自社開発系を目指すのであれば、中小企業が1番のおすすめです。
なぜならば、知名度と競争倍率が高いメガベンチャーよりも入社しやすく、スタートアップやベンチャーよりも経営が安定しているからです。すでに事業に成功した実績があるため、安心して入社する事ができます。
また、会社の規模が大きい大手と違い、やりたい事を実現できる環境がありますね。
平均年収はメガベンチャー(リクナビは958万円)よりも低いが、給与査定者との距離が近いため成果が反映されやすいです。社員が400名を超える「ゆめみ株式会社」の平均年収は368〜732万円です。
ここでは、自社開発系の中小企業の平均年収や仕事内容を紹介します。また、中規模で働くメリットやデメリットも紹介します。
- 中小企業の平均年収や仕事内容は?
- 中小企業で働くメリットやデメリットは?
- メガベンチャーよりも、中小企業を勧める理由は?
▼▼社内開発の転職に強い専門サイト3社▼▼
- 『マイナビIT AGENT』客先常駐から、社内開発の転職に強い
- 『社内SE転職ナビ
』社内SE専門だが、求人数は673件だけ
- 『リクルート
』求人数は多いが、未経験向けのブラックが多い
<2021年2月:SE転職の緊急のお知らせ>

コロナによる経済悪化に伴い、SE向けの求人数が日を追うごとに激減しています。
3月以降の米国失業保険申請者数は、1月30日累計で「7,672万人」を超えました(参考:新規失業保険申請件数1/30)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人でしたが、コロナは1週間で70万人以上が職を失い続けています。
コロナ第3波の影響で、1月2週の申請件数は再び96万件に激増しています。
経済環境が不安定だからと、転職活動を見送る常駐SEは多いです。しかしながら、転職を考えているならば、今すぐに行動に移すべきです。なぜならば、客先常駐の雇用が急激に悪化するのは21年の春以降だからです。
実体経済と労働環境の悪化にはタイムラグがあります。なぜならば、大手企業は前年度の業績を見て、年度単位で新規開発や採用計画を立てるからです。コロナ不況が予想外に長引き、21年度の見通しを大幅に下方修正する顧客が増えてます。
そうなると、多くの常駐SEは21年春以降に職を失います。このように警告しているのは、私自身も08年夏に金融危機が発生した翌年の春前に職を失ったからです。
20代だった私だけではなく、出向先の常駐SEの半数以上が契約解除されました。春を過ぎる頃には、案件中止で契約解除される常駐SEが大量に労働市場に溢れます。私たちが契約解除を伝えられてから、出向先や転職先を探しても手遅れです。
本来であれば、新規の大型案件が開始する春前は、人材確保でSE求人が最も増える時期ですね。しかしながら、今年は採用計画を大幅に見直す顧客が多く、前年度の半分未満の見通しです。そのため、いま転職市場にある社内開発は、年度が変わる前の最後の案件です。
これら求人がクローズすると、春以降はもうSE求人はほぼ残っていません。
そのため、21年1・2月は常駐SEが転職できる最後の月です。目標から逆算すると、遅くても今月中には採用活動を開始していないと手遅れですね。
客先常駐から脱出するならば、「マイナビIT」が1番お勧めです。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです。社内開発に転職後の年収は4年間で300→520万円まで増え、契約更新や解除の不安から完全に解放されました。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビIT AGENT
(無料サービス登録まで3分)
記事の内容を簡単に知りたい
自社開発系の中小企業とは?平均年収や仕事内容

ここでは、自社開発系の中小企業の平均年収や仕事内容を紹介します。
自社開発系の中小企業とは?
自社開発系の中小企業とは、社員が30人〜300人以下で自社製品やサービスを開発する会社が該当します。ベンチャーやスタートアップとは分けて使われる事が多く、設立から数年が経ち、それなりに会社も成長軌道に乗っています。
社員が300名以上のメガベンチャーよりも経営は不安定だが、ベンチャーやスタートアップよりも遥かに安定しています。社員が100人前後と小規模なので、手を挙げれば挑戦しやすい環境があります。
中規模の自社開発系は、ユニークなサービスを開発している会社が多いです。メガベンチャーについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
参考:自社開発の大手(メガベンチャー)で働きたい|平均年収やメリットは?
自社開発系の平均年収は?
- ゆめみ株式会社(368〜732万円)
- ヌーラボ株式会社(670万円)
- チームラボ株式会社(550〜770万円)
- NewsPics株式会社(609万円)
- クルーズ株式会社(449〜583万円)
給与テーブルが明確に定義される大手やメガベンチャーと比べて、中小企業の平均年収は大きなバラツキがあります。人月計算の受託開発と違い、自社開発系は自社製品やサービス次第で、大きく売上が変わりますね。
社員が10名しかない会社でも、10億円の売上げる事も十分に可能です。
また、小さい会社ほど売上に対する社員の貢献度がすぐにわかります。そのため、役割が変わるだけで給与格差も大きいですね。例えば、株式会社ゆめみのプログラマの平均年収は368万円です。しかしながら、プロジェクトマネージャになると732万円まで増えます(株式会社ゆめみ(indeed))。
自社開発系は、サービスが好調だと給料は右肩上がりで増えます。しかしながら、下がるスピードも速いので注意が必要ですね。
自社開発系の仕事内容は?

自社開発系の中小企業は、ユニークなサービスを展開しています。クルーズ株式会社は、世界150カ国でスマートフォンやタブレット向けのソーシャルアプリを開発しています。また、ソーシャルアプリ事業だけではなくネット通販も運営し、ファッションサイトも展開していますね。
設立したのは2001年だが、現在は社員が400名を超えるまでに急成長しています。経営が不安定なスタートアップではなく、すでに事業に成功した実績があるため、安心して入社できますね。
特定のクライアントだけを相手にする受託開発と違い、自社開発系は世界中のユーザにコンテンツやアプリを発信できるのが強みです。
自社開発の中小企業で働くメリットは?

ここでは、自社開発系の中小企業で働くメリットを紹介します。
自社開発系の中小企業のメリットは?
- 上司との距離が近く、やりたい事を実現しやすい
- 急成長する会社で働く事ができ、成長を実感できる
- 事業に成功すれば、メガベンチャーになるかもしれない
- 経験が浅いSEでも、企画、設計、開発など幅広い仕事ができる
- 小規模な案件が多く、たくさんのプロジェクトを経験できる
- 会社の規模が小さいため、実績を積めばすぐに昇給できる
- 経営に近い距離で働けるため、ビジネスと数値に強いSEになれる
自社開発系の中小企業で働く最大のメリットは、1人で受け持つ範囲が幅広く短期間で急成長できます。大手やメガベンチャーと違い、経営に近い距離で働けるため、ビジネスと数値に強いSEになれます。
上流から下流工程までこなせるSEは少ないので、転職市場でも高く評価されますね。
また、小規模な会社は上司との距離も近く、やりたいと思った事を実現しやすい環境があります。受託開発と違い自社開発は、アイデアと実行力がなければ生き残れません。そのため、積極的に発言できるSEが高く評価される世界です。
しかしながら、中小企業はメリットばかりではありません。
自社開発系の中小企業のデメリットは?
- 会社の規模が小さく、まだまだ経営が安定しない
- やりたい事ができるが、責任やプレッシャーが大きく負担に感じる
- 大手やメガベンチャーと比較して、給料は低い
- 大手やメガベンチャーと比較して、教育体制が充実していない
- 自社サービスが売れれば短期間で成長できるが、倒産するリスクもある
- プログラミングができないと、仕事が評価されない
自社開発系の中小企業で働く最大のデメリットは、会社の規模が小さくまだまだ経営が安定しない事です。自社製品やサービスが広く普及して、爆発的に急成長する可能性もあるが、資金繰りに失敗して会社が倒産するリスクもあります。
また、大手SIer系やメガベンチャーと比較して、給料は低く教育体制が充実していない点も注意する必要がありますね。
自社開発系の中小企業に中途で就職できる?
自社開発系のメガベンチャーは、知名度が高く競争倍率が高いです。しかしながら、自社開発系の中小企業に就職するのは、難しくありません。なぜならば、メガベンチャーと比較して知名度が低く、会社の数も多くライバルが少ないからです。
現在、IT業界は深刻な人材不足なので割と楽に就職できます。特に中小企業やベンチャー企業は、新しい人材を採用するのが難しいですよね。社会が不安になるほど、大手優良企業や公務員を目指す人が増えるからです。
WEB系の中小企業に就職するのであれば、スクール経由の転職が1番お勧めです。なぜならば、無料でレッスンを受講でき、オリジナルアプリの製作をサポートしてくれるからです。自社開発系では、スキルを証明するために独自の成果物が必要になりますね。
提携先の企業は、WEB系の自社開発が多く、高い確率で自社開発に就職できます。
- アプリやWEBサイトのURLを履歴書に貼り、優良企業にアピールできる
- 業界経験がある上に、基本的なプログラミングスキルがあると証明できる
- 業務時間外で積極的に知識を学び、学習意欲が高い人材だと判断される
参考:自社開発に転職したい|スキルがなくても本当に就職できる?
メガベンチャーやスタートアップを目指すよりも、個人的には中小企業がお勧めです。
メガベンチャーよりも中小企業を勧める理由は?

メガベンチャーやスタートアップよりも、個人的には中規模の中小企業が1番お勧めです。なぜならば、規模が小さい方が意思決定者と社員の距離が近いため、やりたい事を実現しやすい環境があるからです。会社の規模が大きいと、意思決定者に近づくにも時間が必要ですね。
私は客先常駐から、社員が100人規模の受託開発系の中小企業に転職しました。
決定権を持つ事業部のトップと近い距離で仕事ができました。そのため、給与が右肩上がりで増え、転職してから4年後に年収が500万円を超えます。携わるプロジェクトは全て開発案件で、下流から上流工程を担当し高い専門スキルを磨けました。
この会社は、規模が小さいながらも海外に開発拠点があります。社内で開発経験を積んだ後に、上司に相談し海外勤務や海外出張も経験できました。
大手優良企業だから、知名度が高いメガベチャーだからと安心するのではなく、自分がやりたい事を軸に、私たちSEは会社を選ぶ必要がありますね。そして、会社の規模が小さい方がやりたい事を実現しやすいのは事実です。
ここでは、客先常駐を辞めて自社開発で働く具体的な方法を紹介します。
「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」
客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。
なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです。客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません。
私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね。
ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです。私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。
客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、まずは私たち自身が行動しなければなりません。

私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
公式サイト:マイナビIT AGENT
(無料サービス登録まで3分)
常駐SEを辞めて自社開発で働く方法は?

自社開発系に就職するには、企業の見分け方、志望動機など、正しい戦略を持って就職活動する必要がありますね。なんとなくで企業選びをすると、客先常駐以上のブラックな会社に就職します。
方法1:自社開発でホワイト企業の見分け方
- 社員1人当たりに対する、自社製品の売上が安定している
- メインのサービス以外に、複数の収入源がある
- 月額制やライセンス料など、安定した固定収入がある
- 自社開発とは別に、平行して受託開発もしている
- 競争が激しいIT業界で、5年以上生き延びている
- 独自性が高く、他社と差別化できるサービスがある
自社開発系は、会社を見分けるのが難しいです。なぜならば、会社の規模や下請構造の序列で単価が決まるSIer系と違い、様々な事業が多くSEの給与を決める基準がないからです。競合他社が少なく大きく稼ぐ会社もあれば、消耗戦で赤字経営に苦しむ会社もありますね。
自社開発を見分けるには、売上高と従業員数に着目しましょう。1人当たりの売上高が高い企業は優良企業と言えます。例えば、100人で10億円の売上があれば、SE1人当たり1千万円ですね。そうすると、SEの適性年収も333〜500万円と逆算できます。
自社開発系は、SEの能力が企業の売上に直結しますね。
方法2:自社開発の志望動機の書き方
- 言葉だけではなく、具体的な行動で意欲を説明できる
- IT技術やプログラミングに、関心が高い事をアピールする
- オリジナルアプリの開発経験を、志望動機に記載する
- 自己PRと志望動機は、必ず一貫性を伝える
志望動機を書く上で1番大切なことは、具体的な行動で意欲を示すことです。未経験者でも採用するSIer系と違い、自社開発系は具体的に行動できる人材しか採用しません。
「プログラミングやIT技術に高い関心があります。そのため、プログラミングを学ぶ気持ちは人一倍強いです。御社に入社したら、積極的に新しい技術を学んで優秀なエンジニアになりたいです。」
この書き方は、好ましくありません。なぜならば、具体的な行動が見えず、他人本位にしか見えないからです。
「私はプログラミングやIT技術に高い関心があり、業務時間以外にもネットの動画や参考書を購入して自ら勉強しています。しかしながら、独学だけで学ぶのは限界があると思い、先月からオンラインで学べるスクールを利用してます。スクールでは、オリジナルのWEBサイトやECサイトを短期間で制作します。客先常駐で開発経験を積むのは難しいですが、スクールではチームで開発でき楽しく参加しています。」
応募者の熱意が伝わる理由は、願望だけではなく実際に行動に移しているからです。独学レベルでも良いので、実際に行動に移せる人は自社開発系で高い評価を得られますね。
方法3:自社開発に就職はエージェントが有利
自社開発系への転職は、エージェントを利用した方が良いです。なぜならば、エージェントを利用することで企業の質を担保できるからです。
自社開発系は、設立間もないスタートアップが多く、ブラックに当たる可能性も高いです。しかしながら、資金に余裕がないベンチャーは、採用コスト(90〜120万円)が掛かるエージェントを利用できません。
そのため、結果的に質が悪いブラックも避けられます。また、自社開発系は多種多様な事業があるため、自分の力だけで企業研究は難しいですよね。エージェントに応募する企業を絞ってもらう必要があります。
自社開発系の中では、「レバテックキャリア」が1番お勧めです。なぜならば、WEB業界で実績があるIT企業が運営しているからです。そのため、企業の内部事情に詳しいなど、リクナビやDODAにはない強みがあります。
- 客先常駐から、WEB系の自社開発に転職できる
- 大幅な年収アップが狙える、唯一の転職サービス
- 技術レベルで話が通じる、キャリアエージェントが担当してくれる
- 企業ごとに経歴書・面接対策してくれるため、通過率が高い
- 優良企業にレバテックの社員がいるため、WEB系の内部事情に詳しい
- 最大で、年収320万円アップの転職実績がある
- 内定獲得後に、無料でプログラミングのオンライン学習できる
レバテックキャリア を利用すれば、高い確率で自社開発系のIT企業に就職できます。レバテックの評価を知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼
IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。
離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。
だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。
- 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
- 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
- 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
- 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
- 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる
在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。
離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします。
まとめ:自社開発系の中小企業で働きたい

- 上司との距離が近く、やりたい事を実現しやすい
- 急成長する会社で働く事ができ、成長を実感できる
- 事業に成功すれば、メガベンチャーになるかもしれない
- 経験が浅いSEでも、企画、設計、開発など幅広い仕事ができる
- 小規模な案件が多く、たくさんのプロジェクトを経験できる
- 会社の規模が小さいため、実績を積めばすぐに昇給できる
- 経営に近い距離で働けるため、ビジネスと数値に強いSEになれる
自社開発系を目指すのであれば、中小企業が1番のおすすめです。なぜならば、知名度と競争倍率が高いメガベンチャーよりも入社しやすく、スタートアップやベンチャーよりも経営が安定しているからですね。
すでに事業に成功した実績があるため、安心して入社する事ができます。また、会社の規模が大きい大手と違い、やりたい事を実現できる環境があります。
私は中小企業に就職した事で、高い開発スキルを磨き上流工程も経験できました。また、語学を習得して、海外勤務や海外出張も経験できた事にも感謝しています。私がやりたい事を実現できたのは、上司と距離が近いとこで働けたからです。
そのため、メガベンチャーやスタートアップよりも、個人的には中小企業の方がおすすめです。
1日でも早く行動に移した方が良い理由は?
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。書類を送付すれば、誰でも企業から内定を得られる状態ですね。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
3月以降の米国失業保険申請者数は、1月30日累計で「7,672万人」を超えました(参考:新規失業保険申請件数1/30)。リーマンショックが起きた3月の合計でさえ、失業者は80万人だけでした。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています。
自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。
2009年の金融危機の頃には、多くの開発案件が中止に追い込まれました。そして、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています。私も当時若手社員で、常駐先から首を切られました。次の常駐先が見つからず、会社を首になった人もたくさん知っています。
常駐先の契約を切られてから転職活動を開始しても遅いです。その頃には、もう企業は新しい人材を募集していないからです。IT業界で居場所を失えば、飲食店、介護施設などの肉体労働に行く人も少なからずいます。
有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 買い手市場から売り手市場に転落し、高条件で転職できない
- 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
- 求人倍率が0.45倍に陥ると、5年間は元に戻らない
- 予算縮小でプロジェクトが中止、常駐SEは強制退場される
- 次の常駐先が見つからず、上司から自主退職を勧められる
- その後に就職活動を開始しても、企業はもう人材を募集してない
- 転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られる
私たちに与えられている時間は、決して多くはないですね。
転職活動で今すぐに必要なものは?

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。
それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。
もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。
ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナウイルスの影響で、私たちに与えられている時間は多くはありません。客先常駐を脱出するならば、今月がもう最後の月かもしれません。
本来であれば、年度予算が決まり新規プロジェクトが開始する前の春は、社内開発のSE案件が最も増える時期です。しかしながら、コロナの影響で1年間の採用計画を大幅に見直すIT企業が増えていますね。
春以降は契約解除されるSEが市場に溢れ、求人数も半分未満になるかもしれません。
そのため、目標から逆算すると、遅くても今月中には企業から内定を得る必要があります。今すぐに行動に移せなくても、すぐに転職活動を開始できる形だけは作っておきましょう。
登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。


会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビIT AGENT
(無料サービス登録まで3分)
コメントを残す