客先常駐を辞めて、自社開発に入社したいと考えるSEは多いですね。しかしながら、どのようなスキルがあれば入社できるのか、知る人は少ないです。
- 「開発経験1年未満のSEが、WEB系の自社開発に入社できるのか…」
- 「どの程度のプログラミングスキルがあれば、可能性があるの…」
- 「スクール経由での就職は、難しいと聞いたけどどうなの…」
結論から伝えると、自社開発系ではプログラミングスキルは必須です。また、現時点でスキルが低い場合も、論理的な思考能力を見られます。思考能力の有無は、自己PRや志望動機から読み取ることができますね。
なぜならば、受託開発と違い自社開発系は、即戦力を求められるからです。人月単位で報酬が得られる受託と違い、自社開発ではごまかしが効かないですね。
しかしながら、プログラミングも思考能力も重要ですが、就職活動で1番大事なのは実はタイミングです。
求人数が多い1〜3月(年度開始の4月入社)は、応募者も多くレベルが高いSEが集まります。そのため、応募者の競争も自然と激しくなります。しかしながら、1〜3月以外は応募者は激減し、競争が少ないため意外とすんなり決まります。
高いスキルが求められる自社開発やゲーム会社でも「現場に人が足りていないときは業界未経験者でも採用する」と答える採用担当者は多いです。
ここでは、自社開発系で求められる具体的なスキルを紹介します。
- スキルや経験がなくても、自社開発に入社したい?
- 自社開発で求められる具体的なスキルは?
- 就職活動で1番重要なのは、実はタイミング?
▼▼社内開発の転職に強い専門サイト3社▼▼
- 『マイナビIT AGENT』客先常駐から、社内開発の転職に強い
- 『社内SE転職ナビ
』社内SE専門だが、求人数は673件だけ
- 『リクルート
』求人数は多いが、未経験向けのブラックが多い
<2021年2月:SE転職の緊急のお知らせ>

コロナによる経済悪化に伴い、SE向けの求人数が日を追うごとに激減しています。
3月以降の米国失業保険申請者数は、1月30日累計で「7,672万人」を超えました(参考:新規失業保険申請件数1/30)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人でしたが、コロナは1週間で70万人以上が職を失い続けています。
コロナ第3波の影響で、1月2週の申請件数は再び96万件に激増しています。
経済環境が不安定だからと、転職活動を見送る常駐SEは多いです。しかしながら、転職を考えているならば、今すぐに行動に移すべきです。なぜならば、客先常駐の雇用が急激に悪化するのは21年の春以降だからです。
実体経済と労働環境の悪化にはタイムラグがあります。なぜならば、大手企業は前年度の業績を見て、年度単位で新規開発や採用計画を立てるからです。コロナ不況が予想外に長引き、21年度の見通しを大幅に下方修正する顧客が増えてます。
そうなると、多くの常駐SEは21年春以降に職を失います。このように警告しているのは、私自身も08年夏に金融危機が発生した翌年の春前に職を失ったからです。
20代だった私だけではなく、出向先の常駐SEの半数以上が契約解除されました。春を過ぎる頃には、案件中止で契約解除される常駐SEが大量に労働市場に溢れます。私たちが契約解除を伝えられてから、出向先や転職先を探しても手遅れです。
本来であれば、新規の大型案件が開始する春前は、人材確保でSE求人が最も増える時期ですね。しかしながら、今年は採用計画を大幅に見直す顧客が多く、前年度の半分未満の見通しです。そのため、いま転職市場にある社内開発は、年度が変わる前の最後の案件です。
これら求人がクローズすると、春以降はもうSE求人はほぼ残っていません。
そのため、21年1・2月は常駐SEが転職できる最後の月です。目標から逆算すると、遅くても今月中には採用活動を開始していないと手遅れですね。
客先常駐から脱出するならば、「マイナビIT」が1番お勧めです。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです。社内開発に転職後の年収は4年間で300→520万円まで増え、契約更新や解除の不安から完全に解放されました。
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記事の内容を簡単に知りたい
スキルや経験がなくても自社開発に入社したい…

自社開発に入社したいと悩むSEはたくさんいます。しかしながら、どれくらいのレベルを満たせば良いかわからないですよね。
Aさん)WEB系の自社開発に転職したい…
ほぼ開発未経験一年目SierのSEが、web系自社開発企業に転職することについてです。本日某IT特化エージェントに転職について話を聞いていただいたところ、web系自社開発への転職についてかなり厳しいと言われました。
理由としては、
・新卒文系社会人一年目でスキルがない
・開発経験がほぼない(弊社は一年スパンのウォーターフォール型開発のため、配属された後、去年11月に新規案件が始まるまで開発に携われなく、自社システムの勉強、雑作業を主にしていた)
・業務系→web系という転職
・今の職場の使用言語がCOBOLということを言われました。受託でも少し厳しく、常駐なら求人もたくさんあります!と言われましたが、正直常駐には良いイメージを抱いていません。帰属意識も持てなさそうです。
できれば常駐は避けたいという想いがあるのですが、やはり新卒文系Sier一年目スキルなしだと無理なんでしょうか。最近ようやく、先輩方を半年見ていて、自身の所属している会社では自社システムにのみ強いSEにしかなれないことがわかり、焦って転職活動をしているためポートフォリオに上げるような物もなく、現在の状態ではかなり厳しいと思っています。
やはり難しいのでしょうか…
参考:Yahoo知恵袋
現実的に考えて、開発経験がない状態でWEB系の自社開発に転職するのは難しいですね。なぜならば、WEB系の自社開発は、即戦力を求めるからです。現在のステータスで内定を得られたとしても、ブラックに入社する可能性もあります。
開発経験なしでWEB系の自社開発を目指すのであれば、最低でもオリジナルアプリやWEBサイトを製作しましょう。見せられる成果物があることで、相手の印象がガラリと変わるからです。
Bさん)スクールでは自社開発への就職が難しい…
IT業界の仕事に転職したいです。高卒男23一人暮らしです。今のままでは将来が不安なので、今のうちに手に職をつけ、定年まで働ける仕事に就きたく、興味のあるIT系に転職したいです。
私なりに調べたのですが転職で気をつける事はネットワーク監視保守運用、SES(派遣)、SIer(?)は避け、自社開発、運用をしている会社に就く事が将来性があり給与休暇、スキルアップ等に繋がると感じました。この認識で合っていますか??
また転職サイトでも自社開発は、当然ですが、経験者や知識ある短大以上の人を求めている事が多く私では応募資格すらないです。経験、学歴に関しては今の私ではどうしようもありませんが、知識については、将来を見据えて、アルバイトをしながらプログラミングスクールに通うという手段も考えていますが、スクールの知識では就職が難しいという意見もあります。
スクールでは知識は詰め込めないのでしょうか??またスクールに通うお金と時間があるのなら派遣でネットワーク保守運用などをしている方がステップアップは早いでしょうか??
ネットで沢山の意見を見てきましたが、そもそも私のような人にこの業界は向いていないのではないかと不安になっています…背中を押していただきたい気持ちもありますが現実的な意見もお聞かせください。
参考:Yahoo知恵袋
スクールだけでは、実務経験を埋めることはできません。また、派遣の運用保守ではいくら実務経験を積んでも、自社開発へ進むステップアップはありません。
自社開発への就職が目的ならば、スクールに通学した方が可能性は高いです。なぜならば、スクールが紹介する企業は、WEB系の自社開発系が多いからです。
ただし、自社開発から内定を得るには、スキルが高いことが前提条件になりますね。基礎だけを習得した受講生の多くは、客先常駐させる会社に入社します。高いスキルを証明するには、オリジナルアプリやWEBサイトを製作することです。
どのような成果物を作成すれば、需要が高いのか自身で考える必要がありますね。割合は少ないが、レベルが高いアプリを製作した人は、自社開発系の優良企業から内定を得ています。
プログラミングスクールは、無料で受講できる所も多いのでお勧めです。
参考:【経験者向け】客先常駐にお勧めのプログラミングスクールは?
以上のように、自身のスキルを心配する人は多いですね。では、現実問題として、自社開発系では、どの程度のスキルが求められるでしょうか?
自社開発で求められる具体的なスキルは?

自社開発系に求められるスキルを具体的に紹介します。
スキル1:最低限のプログラミングスキルがある
自社開発系では、大卒以外で完全な未経験者を採用する可能性は低いです。なぜならば、自社開発が多いWEB系は、ベンチャーやスタートアップが多く、採用や教育にお金を掛けられないからです。
成長軌道に乗る前のベンチャーは、直接利益に結びつかない事に投資できないですね。たかが3ヶ月のプログラミング研修でも、ベンチャーからみたら大きな負担になります。
採用コストだけでも、1人当たり90〜120万円掛かります。
自社開発系に求められるプログラミングスキルは、1人で開発環境を揃えて簡単なツールやアプリを製作できるレベルです。成果物と一緒にソースコードも公開していると採用担当者は嬉しいですよね。
「PHPやRubyを独学で勉強しています」というのは評価されません。なぜならば、参考書を1ページ開いただけでも、勉強していると言えるからです。
客先常駐で誤魔化しが効くSIer業界と違い、自社開発系はシビアに応募者の能力を見ます。最低でも簡単なツールを製作してから転職を考えましょう。簡単なものであれば、2週間もあれば製作できます。
スキル2:論理的な思考能力がある
採用面接では、プログラミングの他に論理的な思考能力も見られます。プログラミングのセンスとは、この論理的思考能力を指します。プログラミングの開発経験がなくても、論理的思考能力が高いと判断したら企業は人材を採用します。
それだけ、プログラミングを学ぶ上で論理的思考能力は重要だからですね。
論理的な思考能力は、自己PRや志望動機の文章や面接の話し方で判断しますね。自己PRや志望動機を適当に書く人が多いが、実は実務経験よりも重要視されます。経験は入社後に積むことができるが、人間性や内面からくる熱意は、教えられるものではないからです。
過去の実務経験は変えられないが、自己PRや志望動機は今すぐに改善できますね。
文章を書くスキルは、プログラミングでロジックを組む作業と同じです。文章が支離滅裂している、抽象的な言葉で何を伝えたいかわからない人は、プログラミングコードも意味不明です。
可読性が低いプログラミングコードは、解読に時間が掛かるためそれだけで無駄なコスト要因です。エンジニアを目指すのであれば、文書を書く能力は絶対に必要です。
一貫性がない自己PRと志望動機は、確実に落とされる要因になります。
参考:【例文あり】自社開発系に採用される志望動機の書き方は?
スキル3:企画やマーケティングの能力がある
自社開発系では、プログラミングや論理的思考能力の他に、企画(アイディア)やマーケティング能力が見られます。なぜならば、クライアントの要望通りにシステムを製作する受託開発と違い、自社開発では自発的にサービスを開発し拡散する必要があるからです。
特に、WEB業界ではマーケティング能力が高い人は重視されます。
ブログやSNSで集客した経験がある人は、積極的にその内容をアピールしましょう。インターネットのおかげで、今は個人でも簡単に集客ができる時代ですね。マーケティングに興味がない人は、自社開発で仕事を楽しむのは難しいです。
以上のスキルはあるに越したことはないが、実は1番重要なのはタイミングです。タイミングとは、具体的にどいうことでしょうか?
就職活動で1番重要なのは実はタイミング?

私は上司に同伴して、採用活動の面接にも顔を出す機会が多いです。その時に面白いことがわかります。応募者のスキルや能力も大事な要素ですが、それ以上に重要なのは実はタイミングです。
例えば、求人数が多い1〜3月(年度開始の4月入社)は、応募者も多くレベルが高いSEが集まります。そのため、応募者の競争も自然と激しくなります。しかしながら、1〜3月以外は応募者は激減し、競争が少ないため意外とすんなり決まります。
また、4月入社以外で採用する企業は、急遽人材を募集することが多いです。そのため、応募者のスキルが、募集要項に達していないくても採用を決めます。他に代わりの人材がいないからです。
実際に、他の会社の採用担当者に聞いても同じ答えが返ってきます。
高いスキルが求められる自社開発やゲーム会社でも「現場に人が足りていないときは業界未経験者でも採用する」と言います。むしろ、募集要項のスキルを満たす人材を採用するケースの方が少ないのが現実です。
企業との採用面接は、人と人との出会いですね。恋愛と同じでスペックが高いからと結婚できるわけではありません。むしろ、お互いが出会うタイミングの方が重要だったりします。
転職活動でも同様に、急遽人材を募集している企業はすんなり内定が決まります。
ここでは、客先常駐を辞めて、自社開発に転職する方法を具体的に紹介します。
▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼
IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。
離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。
だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。
- 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
- 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
- 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
- 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
- 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる
在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。
離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします。
常駐SEを辞めて自社開発で働く方法は?

自社開発系に就職するには、企業の見分け方、志望動機など、正しい戦略を持って就職活動する必要がありますね。なんとなくで企業選びをすると、客先常駐以上のブラックな会社に就職します。
方法1:自社開発でホワイト企業の見分け方
- 社員1人当たりに対する、自社製品の売上が安定している
- メインのサービス以外に、複数の収入源がある
- 月額制やライセンス料など、安定した固定収入がある
- 自社開発とは別に、平行して受託開発もしている
- 競争が激しいIT業界で、5年以上生き延びている
- 独自性が高く、他社と差別化できるサービスがある
自社開発系は、会社を見分けるのが難しいです。なぜならば、会社の規模や下請構造の序列で単価が決まるSIer系と違い、様々な事業が多くSEの給与を決める基準がないからです。競合他社が少なく大きく稼ぐ会社もあれば、消耗戦で赤字経営に苦しむ会社もありますね。
自社開発を見分けるには、売上高と従業員数に着目しましょう。1人当たりの売上高が高い企業は優良企業と言えます。例えば、100人で10億円の売上があれば、SE1人当たり1千万円ですね。そうすると、SEの適性年収も333〜500万円と逆算できます。
自社開発系は、SEの能力が企業の売上に直結しますね。
方法2:自社開発の志望動機の書き方
- 言葉だけではなく、具体的な行動で意欲を説明できる
- IT技術やプログラミングに、関心が高い事をアピールする
- オリジナルアプリの開発経験を、志望動機に記載する
- 自己PRと志望動機は、必ず一貫性を伝える
志望動機を書く上で1番大切なことは、具体的な行動で意欲を示すことです。未経験者でも採用するSIer系と違い、自社開発系は具体的に行動できる人材しか採用しません。
「プログラミングやIT技術に高い関心があります。そのため、プログラミングを学ぶ気持ちは人一倍強いです。御社に入社したら、積極的に新しい技術を学んで優秀なエンジニアになりたいです。」
この書き方は、好ましくありません。なぜならば、具体的な行動が見えず、他人本位にしか見えないからです。
「私はプログラミングやIT技術に高い関心があり、業務時間以外にもネットの動画や参考書を購入して自ら勉強しています。しかしながら、独学だけで学ぶのは限界があると思い、先月からオンラインで学べるスクールを利用してます。スクールでは、オリジナルのWEBサイトやECサイトを短期間で制作します。客先常駐で開発経験を積むのは難しいですが、スクールではチームで開発でき楽しく参加しています。」
応募者の熱意が伝わる理由は、願望だけではなく実際に行動に移しているからです。独学レベルでも良いので、実際に行動に移せる人は自社開発系で高い評価を得られますね。
方法3:自社開発に就職はエージェントが有利
自社開発系への転職は、エージェントを利用した方が良いです。なぜならば、エージェントを利用することで企業の質を担保できるからです。
自社開発系は、設立間もないスタートアップが多く、ブラックに当たる可能性も高いです。しかしながら、資金に余裕がないベンチャーは、採用コスト(90〜120万円)が掛かるエージェントを利用できません。
そのため、結果的に質が悪いブラックも避けられます。また、自社開発系は多種多様な事業があるため、自分の力だけで企業研究は難しいですよね。エージェントに応募する企業を絞ってもらう必要があります。
自社開発系の中では、「レバテックキャリア」が1番お勧めです。なぜならば、WEB業界で実績があるIT企業が運営しているからです。そのため、企業の内部事情に詳しいなど、リクナビやDODAにはない強みがあります。
- 客先常駐から、WEB系の自社開発に転職できる
- 大幅な年収アップが狙える、唯一の転職サービス
- 技術レベルで話が通じる、キャリアエージェントが担当してくれる
- 企業ごとに経歴書・面接対策してくれるため、通過率が高い
- 優良企業にレバテックの社員がいるため、WEB系の内部事情に詳しい
- 最大で、年収320万円アップの転職実績がある
- 内定獲得後に、無料でプログラミングのオンライン学習できる
レバテックキャリア を利用すれば、高い確率で自社開発系のIT企業に就職できます。レバテックの評価を知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼
IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。
離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。
だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。
- 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
- 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
- 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
- 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
- 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる
在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。
離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします。
まとめ:自社開発で求められる具体的なスキルは?

- 簡単なツールやアプリを開発できる、最低限のプログラミングスキル
- 論理的な思考能力があり、一貫性のある自己PRや志望動機が書ける
- 開発スキル以外に、企画やSNSを利用したマーケティングの知識
経験やスキルがあるに越したことはありません。スキルが高いほど、優良企業に入社する可能性が高いのは間違いないですね。しかしながら、内定が決まるときは意外と別の要素が強いです。
実は、タイミングの方が重要だったりしますね。
求人数が多い1〜3月(年度開始の4月入社)は、応募者も多くレベルが高いSEが集まります。そのため、応募者の競争も自然と激しくなります。しかしながら、1〜3月以外は応募者は激減し、競争が少ないため意外とすんなり決まります。
また、4月入社以外で採用する企業は、急遽人材を募集することが多いです。そのため、応募者のスキルが、募集要項に達していないくても採用を決めます。なぜならば、他に代わりの人材がいないからです。
実際に、他の会社の採用担当者に聞いても同じ答えが返ってきます。
高いスキルが求められる自社開発やゲーム会社でも「現場に人が足りていないときは業界未経験者でも採用する」と言います。むしろ、募集要項のスキルを満たす人材を採用するケースの方が少ないのが現実です。
企業との採用面接は、人と人との出会いですね。恋愛と同じでスペックが高いからと結婚できるわけではありません。むしろ、お互いが出会うタイミングの方が重要だったりします。
スキルが低いから自信をなくす必要はないですね。目的を達成するには、実行力がある人の方が強いです。
1日でも早く行動に移した方が良い理由は?
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。書類を送付すれば、誰でも企業から内定を得られる状態ですね。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
3月以降の米国失業保険申請者数は、1月30日累計で「7,672万人」を超えました(参考:新規失業保険申請件数1/30)。リーマンショックが起きた3月の合計でさえ、失業者は80万人だけでした。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています。
自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。
2009年の金融危機の頃には、多くの開発案件が中止に追い込まれました。そして、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています。私も当時若手社員で、常駐先から首を切られました。次の常駐先が見つからず、会社を首になった人もたくさん知っています。
常駐先の契約を切られてから転職活動を開始しても遅いです。その頃には、もう企業は新しい人材を募集していないからです。IT業界で居場所を失えば、飲食店、介護施設などの肉体労働に行く人も少なからずいます。
有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 買い手市場から売り手市場に転落し、高条件で転職できない
- 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
- 求人倍率が0.45倍に陥ると、5年間は元に戻らない
- 予算縮小でプロジェクトが中止、常駐SEは強制退場される
- 次の常駐先が見つからず、上司から自主退職を勧められる
- その後に就職活動を開始しても、企業はもう人材を募集してない
- 転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られる
私たちに与えられている時間は、決して多くはないですね。
転職活動で今すぐに必要なものは?

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。
それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。
もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。
ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナウイルスの影響で、私たちに与えられている時間は多くはありません。客先常駐を脱出するならば、今月がもう最後の月かもしれません。
本来であれば、年度予算が決まり新規プロジェクトが開始する前の春は、社内開発のSE案件が最も増える時期です。しかしながら、コロナの影響で1年間の採用計画を大幅に見直すIT企業が増えていますね。
春以降は契約解除されるSEが市場に溢れ、求人数も半分未満になるかもしれません。
そのため、目標から逆算すると、遅くても今月中には企業から内定を得る必要があります。今すぐに行動に移せなくても、すぐに転職活動を開始できる形だけは作っておきましょう。
登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。


会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
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