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転職成功例 | 「自宅待機から社内開発へ」「客先常駐から受託開発へ」 |
公式サイト | 顧客常駐はもう嫌だ!社内SEへ転職するなら【社内SE転職ナビ】 |
社内SE転職ナビは、「社内SE」「社内開発」を専門に扱う唯一の転職エージェントです。そのため、客先常駐を確実に卒業できる転職サイトと評判です。
ただし、業界最大手のリクナビやマイナビと比較して知名度が圧倒的に低く、求人数も10分の1以下もないなど、デメリットもたくさんあります。
ここでは、社内SE転職ナビのメリットだけではなく、デメリットについても紹介します。
この記事は、社内SE転職ナビからの依頼に基づいた紹介記事です。
- 「社内SE転職ナビ」の4つのデメリットは?
- 「社内SE転職ナビ」の4つのメリットは?
- 「社内SE転職ナビ」の口コミや体験談は?
「社内SE転職ナビ」の4つのデメリットは?
社内SE転職ナビのデメリットについて詳しく紹介します。
その1:知名度が低く、利用者が少ない
社内SE転職ナビは、業界最大手のリクナビやDODAと比較して知名度が圧倒的に低いですね。業界で長く働くSEでも、知っている人はほぼいません。規模が小さ過ぎるため、テレビCMに広告を出していないからですね。
社内SE転職ナビの過去の利用者は1万5千人だけです。業界大手のリクナビは30万人以上が利用しています。
利用者が少ないため、利用者の体験談もまだまだ少ないですね。
その2:社内案件しかないため、求人数が少ない
- マイナビ×IT:6,718件
- レバテックキャリア :2,462件
- 社内SE転職ナビ:673件
社内SE転職ナビの求人数は、IT専門のマイナビと比較しても10分の1しかありません。
求人数が少ない理由は2つあります。ひとつは、未経験者を対象としていないこと。もうひとつは、社内開発の案件だけに絞っているからです。それでも、673件は少なすぎますよね。
提携先の企業が少ないと、私たちSEが取れる選択肢が減ります。選択肢が少ないと、希望する企業から内定を得るのも難しくなります。そのため、社内SE転職ナビを利用する際には、他の転職サイトと併用した方が良いですね。
その3:スキルが低いと、社内開発以外も紹介される
社内SE転職ナビは、社内SEと社内開発を専門にした転職サイトです。
ただし、業界経験が浅くスキルが低いSE(2年未満)に関しては、社内開発以外の案件も紹介する可能性があります。私が過去に利用した時に、担当者が教えてくれました。
IT業界には、社内開発だけを行う企業は極端に少ないからですね。社内開発をメインで行っていても、社員の2〜3割は常駐先で働く企業もたくさんあります。
そのため、紹介してくれる案件を完全に信用するのは危険です。
その4:関東、関西圏以外で、求人がほとんどない
社内SE転職ナビの対象エリアは、関東圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)と関西圏(大阪、京都)だけです。6都道府県ありますが、東京にだけ偏っています。
- 東京:582件
- 神奈川:14件
- 千葉:5件
- 埼玉:1件
- 大阪:15件
- 京都:3件
ただ、2018年に大阪に新しい事業所を設立しました。そのため、今後は関西方面の案件にも力を入れる予定です。
以上のデメリットがあるため、社内SE転職ナビを利用する際には十分に注意する必要がありますね。
「社内SE転職ナビ」の4つのメリットは?
デメリットもありますが、もちろんメリットもありますね。ここでは、メリットを紹介します。
その1:確実に社内開発に転職できる
社内SE転職ナビのメリットは、確実に社内開発に転職できることです。
キャリア面談後に紹介してもらった案件は15件です。全ての案件の詳細を確認したところ、客先常駐の案件は1件も含まれてなかったです。
客先常駐を100%避けられる保証はないけれど、高い確率で避けられるのは間違いないですね。社内開発に絞って紹介してくれるため、企業研究に費やす時間を大幅に節約できます。
紹介してもらった案件は次の通りです。
職種 | 年収 | 要件 |
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インフラサービス | 400-700万円 |
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自社パッケージ開発 | 550-900万円 |
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アプリ開発 | 350-700万円 |
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小売業の社内SE | 550-1000万円 |
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その2:常駐SEはSIer系の受託開発に転職し易い
社内SE転職ナビが扱う案件は、対企業向け(BtoB)が多いです。
SIer系出身のSEには、WEB業界や外資系は少しハードルが高いですよね。SIer系の受託開発であれば、常駐先の仕事を社内に持ち込むだけなので、働き方に大きな違いはありません。
仕事内容が同じでも、1次請けなのでSEの単価は倍以上に上がります。
私は常駐時代、30〜40万円で出向していました。受託開発に転職後は単価が80万円になりました。スキルが変わらなても、環境が変わるだけでSEの価値は2倍になります。
これだけ大きな差があるのは、中間業者に必要以上に搾取されているからです。
その3:無理に転職を勧められない
転職エージェントを利用すると、転職すべきではないケースでも無理に勧められます。
なぜならば、エージェントたちは完全成果主義で働いているからです。転職に成功すると、転職後の年収の3割(90〜120万円)のコミッションを企業から得ます。そのため、利己的な担当者が多いと批判される事も少なくないですね。
社内SE転職ナビは、担当者にノルマを設けていません。そのため、無理に転職を勧められることはありません。実際に、キャリア面談後に案件を紹介してもらったが、その後に応募を催促されることは1度もなかったです。
その4:気軽に相談できるカジュアル面談がある
社内SE転職ナビは、通常のキャリア面談の他に「カジュアル面談」があります。
カジュアル面談では、転職する意思が決まっていない人が、気軽に将来のキャリアを相談するためにあります。担当者にノルマがないため、無理に転職を勧められることもなく、安心して相談ができます。
「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」
客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。
なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです。客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません。
私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね。
ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです。私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。
客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、まずは私たち自身が行動しなければなりません。
私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
公式サイト:マイナビ IT AGENT(無料サービス登録まで3分)
「社内SE転職ナビ」の口コミや体験談は?
社内SE転職ナビの利用者は、1万5千人を超えています。具体的には、次の人たちが客先常駐からの転職に成功しています。
- 関さん(27歳):ITスクールに半年通学してから、社内SEへ就職する
- 佐川さん(26歳):2次請けSIerから、大手コンビニの社内SEへ
- 大谷さん(27歳):2次請けSIerから、大手事業会社の上流工程を担当
では、実際にどういう人たちが利用しているのか見てみましょう。
27歳男性)客先常駐から流通系の社内SEへ
>>今回転職する理由は?
客先常駐で5年以上働き、これ以上技術の習得ができないと思ったからです。運が良ければ開発案件に就くこともありますが、下手をするとシステム保守や評価、ヘルプデスクで働かされれることになります。
社内開発なら腰を落ち着けてシステム開発ができ、生涯エンジニアを続けていけるだけの専門知識を習得できるのではないかと、以前から思っていたからです。
>>社内転職ナビを利用した理由は?
社内転職ナビでは時間を掛けて丁寧に職務経歴書や履歴書を添削してもらいました。また、以前他の転職エージェントを利用したのですが、案件を見ながら客先常駐なのか社内開発なのか見極めていましたが、転職ナビでは最初から社内 SEのみ紹介してくれるので、安心して企業に応募できました。
>>転職後の仕事は?
前職(SIer系)の経験を活かして、流通系(サブプライヤー)の社内SEに転職することができました。以前は、仕事を受注し開発を行う側でしたが、これからは下請けにシステム開発を依頼する立場になります。
今までは手を動かす作業が中心でしたが、これからは上流工程やマネジメントを経験ができます。下請けでシステム開発していた経験を活かして、円滑に現場を回していくことができるのではないかと思っています。
25歳男性)地方の客先常駐から都内の社内開発へ
>>今回転職する理由は?
大学を卒業して働き始めた企業が社員を客先に常駐させるだけの特定派遣でした。
運良く開発案件に就ける同期もいましたが、わたしはシステム運用保守に配属され常駐先で2年間何も仕事がなかったです。その後、人員削減を理由に契約を切られ、別の職場を短期間で転々としていました。
常駐先は手順書の作成や評価など雑用に近い業務です。このままでは、開発スキルが付けないと危機感を感じ、確実に開発ができるIT企業へ転職しようと思いました。
>>社内転職ナビを利用した理由は?
転職サイトをいくつか見ていたら、業界経験が浅いエンジニアでも社内SEを目指せると書いていたからです。
>>転職後の仕事は?
転職後は市ヶ谷にあるIT企業で、大学向けに教育関連のアプリやソフトを製作する企業で働くことになりました。使用する言語はPHPで始めて使う言語だったのですが、入社前に独学で勉強したのでそれほど困ることはありませんでした。
社内開発は生産性を重視するなので、仕事にメリハリを持ちやりがいを持ちながら働くことができています。また、転職後の給与は月に5万円もアップしたので良かったです。
社内SE転職ナビを利用して、たくさんの人が転職に成功させていますね。
▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼
IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。
離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。
だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。
- 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
- 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
- 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
- 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
- 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる
在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。
離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします。
まとめ:社内SE転職ナビの悪い評判やデメリット
- 知名度が低く、利用者がまだまだ少ない
- 業界経験者&社内案件に絞っているため、案件の数が少ない
- スキルが低いと、社内開発以外も紹介される
- 関東、関西圏以外で、求人がほとんどない
社内SE転職ナビは、業界で唯一社内開発の案件を専門で扱うエージェントです。誰が利用しても、必ず客先常駐を脱出できますね。
ただし、社内SE転職ナビは知名度が低く、大衆向けのサービスではありません。求人数も647件しかなく、マイナビの10分の1しかありません。そのため、確実に社内開発できる企業に就職したい人だけが、利用した方が良いですね。
豊富な求人数から選びたい人は、業界最大手のリクナビやDODAが向いています。
私は社内開発に転職できた事で、人生が大きく変わりました。そして、たくさんのSEに常駐以外で働いてい欲しいと思っています。なぜならば、常駐先で働くSEがいなくなれば、ブラックは潰れるしかないからです。
1日も早く転職した方が良い理由
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。書類を送付すれば、誰でも企業から内定を得られる状態ですね。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人だけでしたね。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています。
自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。
2009年の金融危機の頃には、多くの開発案件が中止に追い込まれました。そして、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています。私も当時若手社員で、常駐先から首を切られました。次の常駐先が見つからず、会社を首になった人もたくさん知っています。
常駐先の契約を切られてから転職活動を開始しても遅いです。その頃には、もう企業は新しい人材を募集していないからです。IT業界で居場所を失えば、飲食店、介護施設などの肉体労働に行く人も少なからずいます。
有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 買い手市場から売り手市場に転落し、高条件で転職できない
- 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
- 求人倍率が0.45倍に陥ると、5年間は元に戻らない
- 予算縮小でプロジェクトが中止、常駐SEは強制退場される
- 次の常駐先が見つからず、上司から自主退職を勧められる
- その後に就職活動を開始しても、企業はもう人材を募集してない
- 転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られる
私たちに与えられている時間は、決して多くはないですね。
スマホからでもキャリア相談を予約できる
転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。
履歴書や職務経歴書を準備するのは、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後の話です。コンサルタントと面談することで、IT業界の中で目指す職種や方向性も決まります(最初から方向性がはっきりしている人はいません)。
その段階で書類を準備した方が修正する手間が省けますね。
はじめて経歴書を作成した時は、何を書けば良いのかわからず何度も消しては書き直していました。キャリアエージェントに相談すると、経歴書の書き方から添削まで優しく的確にアドバイスしてくれます。
入力項目は7項目だけなので、通勤中にスマホからでも簡単に登録できます。
- 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など5分程度)
- 会員登録完了後に担当者からメールが送られてくる(当日か翌日)
- 担当者とキャリア 面談を行う(面談場所は京橋や横浜など、電話でも対応可能)
- キャリア 面談時に、条件にマッチする案件を10〜20社程度紹介してもらう
- 転職活動する意思を固めた場合のみ、書類の準備を始める
- 2〜3ヶ月で内定を獲得し、就職先の企業と相談して入社日を決める
まずは、現在のスキルで社内開発できる案件を紹介してくれるか、だけでも相談してみましょう。社内転職ナビは、将来のキャリアを気軽に相談できる「カジュアル相談」があるので、軽い気持ちで相談できます。
面談は登録した当日や土日でも可能、電話やスカイプでも対応しているので、お昼のランチ休憩からでも相談できます。
公式サイト:顧客常駐はもう嫌だ!社内SEへ転職するなら【社内SE転職ナビ】
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