就活の採用面接よりも、客先面談に苦手意識を持つ人は多いですよね。なぜならば、客先面談の場合は情報が少ないため、対策本がないからです。予め聞かれる質問と意図さえ分かれば、私たちは冷静に対応できますね。では、客先面談ではどのような質問の答えを用意すれば良いでしょうか?
- 「客先面談では、何を聞かれるか分からず対策できない…」
- 「上司に自己PRを考えてと言われたけど、何を話せば良いの…」
- 「客先面談を3社受けたけれど、すでに2社落ちている…」
正社員の採用面接と違い、客先常駐の面談をパスするのは難しくありません。
なぜならば、就活の採用面接と違い、客先面談は人材を採用する前提で面談するからです。採用面接では長期雇用が前提なので、シビアに応募者を見ますよね。正社員採用と違い客先面談では、顧客はいつでも自由に契約解除できるため、よほど大きなNG理由がない限りは落としません。
短期雇用を前提とした客先面談の対策法は、実は意外と難しくありません。
客先常駐の面談に数回参加すれば、聞かれる内容が似通っている事に気付きます。また、客先常駐という独特の労働環境を理解すれば、質問の意図も次第に見えてきますね。相手の質問の意図さえ分ければ、それに合わせて回答を用意するだけです。
客先面談をシリアスに考える人は多いが、もっと気楽に参加するべきです。
なぜならば、客先面談に合格してもしなくても、私たち常駐SEの待遇は変わらないからです。常駐先が決まらなければ、毎日定時に帰宅できますね。また、常駐SEを脱出するための準備に、貴重な時間を使う事もできます。
そう考えると、質問された内容にバカ正直に答える必要もありません。肩の力を抜いて面談に参加した方が、合格できる可能性も自然と高くなります。
ここでは、客先面談で必ず質問される6つ質問と、その答え方について紹介します。個人的には、客先面談の対策に時間を費やすよりも、常駐SEを脱出する準備に時間を使うべきだと思います。面接を突破できたとしても、客先常駐を長く続けるのは難しいですね。
- 客先面談で、何を質問されるのか分からない?
- 客先常駐で必ず聞かれる6つの質問と模範解答は?
- 客先面談は違法だから、辞めた方が良いって本当?
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<24年4月:求人数は下落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
金融危機が訪れると、08年と同様に多くの常駐SEが職を失います。
私自身も当時1年目で、常駐先から契約解除と解雇されました。
契約解除後に転職活動しても、より条件が下がる劣悪なブラックしか残っていません。私は半年後に運良く内定を獲得できたが、年収300万円以下で4年間も身動きできなかったです。コロナ過では在宅ワークに救われたが、世界的な景気後退では私たち常駐SEに逃げ道はありません。
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客先面談で、何を質問されるのか分からない…
客先面談に対して苦手意識を持つSEは多いですよね。苦手意識を持つ最大の理由は、面談の場で何を質問されるのか分からないからです。
Aさん)初めての客先面談では何を話せば良いの…
社会人2年目のプログラマーです。今度初めて客先へ面談に行くのですが、集団面談のようで「自己PRを考えておいて」と言われました。経験も浅くあまり話せることがないのですが、プロジェクトの内容や使用したことのあるフレームワークなどを話せば良いのでしょうか?
すぐに終わってしまうような気もしますが、調べていると2~3分で終わってしまうのは印象が良くないと書いてあるのを見つけて、何を話せば良いか分かりません。また、こちらから何か質問をするべきなのでしょうか?
話したほうが良いこと、聞いたほうが良いこと等ありましたら教えてください。
参考:Yahoo知恵袋
客先面談で何を話せば良いか分からず、不安に思う人は多いですよね。しかしながら、就活などの採用面接ではないので、難しく考える必要はありません。聞かれた内容を真摯に答えるだけでも、採用担当者からは高い評価を得られます。
客先面談では必ず聞かれる質問が6つあります。まずは、その内容だけを重点的に準備しましょう。それ以外については、その場で解凍するだけでも十分です。
Bさん)スキルに関しても細かく聞かれるのか…
客先常駐の面談に行きますがどんなことを聞かれるんでしょうか?
スキル面でどんなことができるかとか細かい話も聞かれますか?聞かれるなら今から本を読み漁って復習しようと思いますが、聞かれないなら新しい勉強に時間を使いたいです。初めてなので何も分からなくてものすごく緊張します。よろしくお願いします。
参考:Yahoo知恵袋
客先面談では、スキルに関しては詳しくは聞かれません。ただし、過去の経歴については詳しく聞かれる事もあります。その場合は、スキル面よりも、システムの規模やチーム内での役割が中心です。仮にスキルについて詳しく聞かれたとしても、落とされる要因にはなりません。
なぜならば、基本的には常駐SEに高い専門性やスキルを求めないからです。スキルが高い人材が欲しい時は、好条件で経験者を中途採用します。スキルよりも、人間性や誠実性をアピールした方が、面談に受かりやすいですね。
Cさん)3社と客先面談してすでに2社も落ちた…
自宅待機を命じられて二ヶ月が経ちます。いまだに配属先が見つかりません。
私は4月にIT系(ネットワーク)会社に未経験で就職しました。いわゆる客先常駐型の業務を行う会社です。しかし、思うように客先常駐先が見つからず、もう二ヶ月間自宅待機をしております。過去に三つの常駐先と、面談が組まれました(二つは落ち、一つは結果待ち)。
原因は未経験ゆえに、他の経験者が優先して採用されたとのことでした。私が未経験であることは自社の営業の方も分かっており、いわゆるポテンシャル枠での採用でした。なので、「未経験だから面談に数社落ちることは仕方がない、あまり自分を責めないでね。それをわかった上でこっちも採用したから」とフォローはしてくれます。
しかし、こうも自宅待機が続くと、最近はとても不安になっています。入社して、二ヶ月たつのに、案件の面談が組まれたのは三回だけ、このまま、配属先が見つからなければ3か月の試用期間で首になるんじゃないか、などネガティブになっています。また、私は某資格を取れば、面談も通りやすくなる、と言われ少し前に取得したのですが、面談が組まれることが増えるわけでもなく、取得前と比べ変化がありません。
一応、自宅待機でも給料は満額支給されており、会社の人たちもいい人ばかりです。だから本当は信頼したのですが、もうあまり信頼できずにいるのが現状です。この業界に入りたてなので、事情がよく分かりません。
参考:Yahoo知恵袋
客先面談で1社落とされる人は、次もその次でも落とされる確率が高いです。
自社の上司や営業担当者は、資格やスキル不足が原因で落とされると考えます。しかしながら、実際には応募者の能力やスキル、資格の有無は関係ありません。常駐SEを受け入れる側は、すでにスキルシートを確認した上で面談の場を設けていますね。
資格やスキルよりも、質問に対する答えをしっかりと準備しましょう。
客先面談は、正社員を採用する面接とは違います。私たちSEは、もっと気楽に考えた方が合格できる可能性も高くなります。
客先面談はもっと気楽に参加した方が良い?
- 客先面談に合格しなくても、私たちSEは困らない
- 客先面談に合格しても、採用してくれる訳ではない
- 質問された内容に、バカ正直に答える必要はない
- 客先の事前面談は、派遣法で禁止された違法行為である
客先面談については、あまり深刻に考える必要はありません。
なぜならば、客先面談に合格してもしなくても、私たちに損はないからです。面談に合格したところで、客先に正社員採用される訳ではありません。常駐先が決まらなければ、毎日定時に帰宅できるし、将来のために勉強する時間も確保できます。
肩の力を抜いて、気楽に参加した方が合格しやすいです。
客先面談では、すべての質問にバカ正直に答える必要もありません。なぜならば、5〜10年単位の長期雇用と違い、短いと3〜6ヶ月の関係でしかないからです。また、事前の面談は派遣法で禁止された違法行為ですよね。
どちらにしても、私たちは客先常駐を長く続ける事はできません。
客先面談では、必ず質問される内容があります。質問される意図を正確に把握した上で回答すれば、合格する確率も高くなりますね。なぜならば、面接官が質問する内容には、期待する答えが必ずあるからです。
客先面談で必ず聞かれる6つの質問と模範解答は?
客先常駐の面談は、正社員の採用面接と違いますね。短期派遣を前提とした客先面談では、必ず聞かれる質問がいくつかあります。
質問1:将来はどのようなSEになりたいですか?
- 配属先の仕事に、どれだけ適性があるか見極めたい
- 途中で仕事を投げ出さずに、長期で働いてくれるか
- 仕事に対して、どれだけ熱意を持っているか
- 好きな仕事でなくても、モチベーション管理ができるか
客先面談では、私たちSEのモチベーションの有無が重要になります。
なぜならば、客先常駐は離職率が高く、3年以内で辞める人材が多いからです。当然ですが、正社員でIT企業に採用されたのに、毎日他社の管理下で働きたい人はいないですよね。質問者が期待している事は、望まない仕事に就いても長く働いてくれる人材かどうかです。
配属先の仕事内容と将来像がある程度一致すれば、途中で離脱する可能性を低くできると考えます。この質問の模範解答は、配属先の案件に合わせて答えれば良いですね。
- 開発案件:プログラミングを身につけてスペシャリストを目指したい
- 運用保守:まずは早く現場に慣れて、将来的にはチームをマネジメントしたい
- テスト評価:プロジェクト全体を把握し、品質管理のスペシャリストになりたい
必ずしも、正直な答えを話す必要はありません。なぜならば、長期を前提にした正社員採用ではなく、短期の派遣を前提にした面談だからです。
質問2:通勤はどれくらい掛かりますか?
- 自宅から出向先まで、極端に遠くないか
- 顧客先に出向しても、勤怠が乱れないか
- 帰宅が遅くても、翌朝も遅れずに出社してくれるか
- 出向先が郊外でも、文句を言わなそうか
通勤や住んでいる場所を聞かれた時は、通勤に対する許容度を確認しています。
客先常駐では、通勤1〜2時間が割と当たり前にあります。なぜならば、常駐先が短期間で変わるため、職場に合わせて住む場所を変えられないからです。また、プロジェクト次第では、神奈川県や千葉県など、郊外のクライアント先に出向します。
仕事がハードになると、大概の常駐SEは勤怠が乱れます。客先常駐では、チームの過半数が定刻通りに出社する方が少数です。しかし、私たち常駐SEが顧客先に出向する以上は、出向先に遅刻するのはNGですよね。お金を払う側からすればストレスを感じます。
「通勤時間はあまり苦になりません。普段から読書が好きなので、通勤時間は資格の参考書やビジネス書を読む事に時間を費やしています。また朝は強い方なので、時間通りに出社するのも難しくないです。」
1時間を超える通勤が苦手という人は、そもそも客先常駐に向いていません。客先面談に受かったとしても、早い段階で常駐SEを抜け出す事を考えましょう。
参考:客先常駐と通勤時間が長い問題|地獄の満員電車を避ける方法は?
質問3:残業時間が増えても大丈夫ですか?
- 深夜帰宅が続いても、嫌な顔をせず働いてくれるか
- ストレスや負荷が高い環境下でも、継続できる人材か
- 納期直前の忙しい時期に、体調を崩さないか
納期があるIT業界では、労働時間が長くなるのは避けられません。また、客先常駐の多くは、深夜10〜11時を過ぎる高稼働の現場が多いのも事実です。
客先面談に合格したいならば、長時間労働でも問題がない事を伝えましょう。長時間労働を絶対に許容できないならば、客先常駐以外の働き方を目指すべきです。なぜならば、常駐先に出向し他社の管理下で働く以上は、私たちが労働時間を管理するのは絶対に不可能だからです。
ただし、どちらにしても面談の場では次のように解答しましょう。
「責任感を持ち仕事をしたいと思っているので、納期前などで残業時間が増えるのは大丈夫です。身体も健康な方なので、仕事がハードでも十分に耐えられると思います。でも、定時までに仕事が終わるように、出来るだけ工夫して終わらせたいです。」
面談の場で、残業時間について討論するのは適切ではありません。長時間労働が許容できないならば、面談前や終わった後に上司と話し合いましょう。しかしながら、本質的には常駐SEで働き続ける限りは、長時間労働は避けて通れない問題です。
長時間労働を避けたいならば、常駐SE以外で働く必要があります。
質問4:〇〇のスキルや経験はありますか?
- 経歴にはないけれど、スキルがあればより望ましい
- スキルに対して、どれだけ興味があるか知りたい
- 新しいスキルを、自ら学びたい意欲があるか
経歴やスキルシートになくても、〇〇のスキルはありますか?と聞かれる事は意外と多いです。質問者の意図は、できない事に対してどのように考え、アプローチするのか知りたいと思っています。
IT業界で長年働いても、過去に経験がある業務に就ける方が珍しいですよね。開発言語は200以上あるし、主要な言語だけに絞っても20種類もあります。さらに、統合環境や開発環境、フレームワークを合わせればキリがありません。
面談の重要なのは、経験がない専門知識やスキルに対しても、前向きな姿勢で受け答えする事です。現時点で私たちができなくても、常駐先に出向すれば仕事を教えてくれる社員が必ずいます。
「Javaの経験はないですが、PHPを独学で勉強していた時から興味がありました。今はプロジェクトに就ていないので、空き時間でJavaを勉強しようと思っていました。実務経験を積みながら勉強できるならば、開発者にとってこれほど嬉しい事はありません。」
できないのに出来ると答えるよりも、素直に「できません」と答える方が高評価を得られます。面談は経験があるSEが担当するため、本当に経験があるかどうかはすぐに見破られますね。
質問5:年下に作業指示されても大丈夫ですか?
- 教育担当が年下でも、嫌な顔せずに学んでくれるか
- 年上か年下で、相手への態度を変えないか
- 古い考えに固執せず、柔軟な姿勢で周囲と接せられるか
プロジェクト毎に常駐先が変わる常駐SEは、自分よりも年下に仕事を教えられる機会が多いです。
技術志向が強くプライドが高いと、年下に仕事を教わる時に露骨に嫌な顔をする人もいます。当然ですが、相手の年齢で態度を変える人材は、仕事をする上で相応しくないですよね。客先常駐に限らず、どの業種でも確実に嫌われます。
「実力社会のIT業界では、自分よりも年齢が下でも仕事ができる人材をたくさん見てきました。どんな人からでも柔軟に業務を学んで、これからのキャリアに活かしたいと思っています。」
常駐先の社員が自分よりも10歳年下だからと、敬語を使いわない常駐SEがいます。これは、客先常駐に関わらず、社会人としてNGですね。普段から誰に対しても敬語を使っていれば、相手によって言葉を使い分ける事はなくなります。
年齢によって態度を変える人は、そもそも専門職に向いていないですね。
質問6:何か質問はありませんか?(逆質問)
- ここまでの話で、どれくらい真剣に聞いてくれたか
- 案件や配属先に対して、本当に関心を持ってくれたか
- 常駐先に対して、何を重視して働きたいか
「特にこちから質問はありません」と答えるのは絶対にNGです。なぜならば、質問がないと伝えると、配属先に関心を持っていないと解釈されるからです。面接や面談の場では、説明してくれた人に対する礼儀として私たちは逆質問するべきです。
「ここまで大変貴重なお話をして頂きありがとうございます。配属先で必要とされる経験がないですが、外部の労働者でも教育してくれる体制はありますか?また、御社の業務内容を深いレベルで身に付けたいですが、おすすめの書籍はありますか?」
咄嗟に質問があるか聞かれた時に、スラスラと答えられる人はいないですね。
採用面接や面談で質問が上手い人は、必ずメモをとっています。聞きながらメモを取れば、突然質問されても焦らずに答えられますね。また、目線を下に落とせるため、緊張しないで相手と話す事もできます。
最低でも2つは、必ず質問を用意しておきましょう。
以上が客先面談で必ず質問される内容です。聞かれる内容が事前に分かっていれば、冷静に対処できますね。長期雇用を前提とした採用面接と比較して、客先面談の難易度はかなり低いです。なぜならば、契約更新は2ヶ月毎にあるため、合わなければ直ぐに契約解除できるからです。
正社員の採用面接と違い、客先面談はハズレを引かないために行います。
客先面談を合格したとしても、長期で常駐SEを続ける事はお勧めしません。なぜならば、事前の客先面談は法律を犯した違法行為だからです。客先面談の対策する時間があるならば、客先常駐がない企業の採用面接に行く方が良いですよね。
客先面談は違法だから辞めた方が良い?
事前面接、事前面談、職場見学、職場訪問とは、日本において、労働者派遣法と職業安定法で禁止している特定目的行為である。
派遣労働者を派遣先に派遣する行為は、派遣元による労働者の配置にほかならない。したがって、その派遣先に誰を派遣するかを決定するのは雇用関係のある派遣元である。派遣先が労働者の配置に関与しうる事前面接(顔合わせ、職場訪問、説明会)や、履歴書・スキルシートなどを用いた派遣労働者の特定は禁止されている。
客先常駐で行われる事前面談は、派遣法で禁止されています。
労働者の特定が禁止される理由は、派遣先が人材の選別を行うと、実質的に労働者を採用する行為になるからです。派遣元と派遣先で2重の雇用関係が生じるため、労働者派遣法第26条や職業安定法第44条に違反します。
派遣社員に対して、派遣元が職業能力以外で人材の選別を行う事は出来ません。だからこそ、客先常駐では「面接」ではなく、「面談」という言葉を使っています。
また、私たち客先常駐で働くSEは、派遣元である自社と雇用関係にある正社員ですね。客先に常駐して働く場合は、一般派遣ではなく、請負契約か準委任契約(SES)で締結します。成果物を納品する契約なのに、常駐先に人材を選別され、常駐先の指示で働くのはおかしいですよね。
そもそも、事前面談は私たちSEから見たら意味不明ですよね。
なぜ、正社員として採用されたにも関わらず、他社の面接に行かなければいけないのでしょうか?面談と名前を付けていても、どう見ても面接と変わりません。面接に合格したら、毎日お客さん先に出向して、お客さんの管理下で働かされます。
これは当然ながら法的にも認められていません(参考:客先常駐(SES契約)は法的にも違法)。
個人的には、客先面談に貴重な時間を費やすくらいならば、客先常駐から抜け出すために時間を使うべきだと思います。そもそもですが、私たちは常駐先に出向したくて、客先の面談に参加するわけではないですよね。
客先面談よりも転職活動に力を入れて、社内開発できる企業に転職しましょう。ここでは、客先常駐から脱出するための具体的な方法を紹介します。
「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」
客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。
なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです。客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません。
私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね。
ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです。私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。
客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、まずは私たち自身が行動しなければなりません。
私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
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客先常駐から脱出できる3つの方法は?
客先常駐から脱出する方法は、大きく分けて3つあります。
方法1:IT業界を辞めて別の業種へ
客先常駐に疲れ切った人の中には、別業種で再スタートしたい人も多いです。でも、SEのキャリアを活かす方が、良い就職先に就ける可能性は遥かに高いですよね。
経験ゼロで新しい業種に入れば、年収250〜300万円で再スタートします。冷静に考えると、実務経験がない状態で異業種に飛び込めば、どの業種でも確実にブラックに就職します。ノルマがキツイ営業や飲食業、肉体労働の建築や工場は、IT業界以上にブラックな業種です。
仕事が楽な総務や事務職は、正社員ではなく派遣やパートしか募集していません。派遣やパートでは、今以上に将来が不安定になります。
1度でもIT業界で働きた経験があれば、私たちは未経験者ではなく経験者枠で応募できます。キャリアコンサルタントが提案する企業も、10倍以上に選択肢が増えますね。紹介してくれる企業は経験者向けなので、求人の質も以前より高くなります。
現実的に考えたら、現在のキャリアを活かさない手はないですね。
方法2:経験を活かして異業種の社内SEへ
異業種の社内SEを目指せば、客先常駐から逃れられます。しかしながら、社内SEはデメリットも多いため、私たちは十分に注意が必要です。
最大のデメリットは、特定の業界事情に詳しくなる反面、IT系の専門性が失われる事です。なぜならば、システム開発を外部委託するため、自社で経験やキャリアを積めないからです。社内SEの仕事は、社外のスケジュール管理と、社内の非IT管理部門のサポート業務です。
1度でも社内SEになると、一般的なSEのキャリアからは遠くなります。
また、本業が成長しない会社に就職すると、リストラの危険性も高いです。なぜならば、利益を上げない情報システム部門は、経営陣からコスト部門だと見なされるからです。定年まで働く前提で入社しても、経営方針が変われば真っ先に首を切られます。
競争社会から離れた社内SEにとって、外の世界で生き残るのは容易ではないですね。
方法3:経験を活かして自社や社内開発へ
IT業界で市場価値を高めたい人は、自社開発や社内開発を目指しましょう。社内開発とは、大手企業から依頼を請ける受託開発、自社製品やパッケージの開発や販売、スマホやソーシャルアプリの開発、コンサルタントやクラウド導入など、様々な働き方がありますね。
社内開発の最大のメリットは、経験と業界年齢に合わせてキャリアを積める事です。
開発案件では最新技術を学び、社内開発で経験を積めば上流工程からも携われます。設計やマネジメントを経験できれば、自身の市場価値を上げられますね。そして、専門知識や経験さえ積めれば、不景気を理由にリストラされても生き残れます。
また、専門知識や経験年数に合わせて、順調に収入も増やせますね。市場価値が高い人材になれば、フリーランスや在宅で働くのも難しくありません。市場価値が高い人材になれば、年収100〜200万円アップの転職も難しくありません。
では、客先常駐を脱出するには、私たちは具体的に何をすれば良いのでしょうか?
客先常駐から脱出できる転職サイト2社は?
客先常駐を脱出するには、「マイナビ×IT」と「社内SE転職ナビ」がお勧めです。
転職1:異業種の社内SEに強い「社内SE転職ナビ」
- IT経験者向けに、社内SEに特化した専門サイト
- 客先常駐から脱出して、異業種の社内SEに転職できる
- 他の経験者向けと比較して、知名度が低く利用者が少なすぎる
- 社内SE案件に絞られるため、求人数が673件と少なすぎる
- スキル次第だが、実は社内SE以外も紹介される
- 関東圏、関西圏以外では、求人がほとんどない
公式サイト:『社内SE転職ナビ』
社内SE転職ナビは、社内SEに特化した経験者向けの転職サイトです。他にない最大の特徴は、社内SEや社内開発を専門に扱い、確実に客先常駐から脱出できる事ですね。
しかしながら、他の転職サイトと比較して、知名度が低く利用者が少ない点に注意が必要です。また、社内SE案件に絞られるため、求人数が673件しかありません。「マイナビ×IT」も経験者向けで社内開発を中心に扱うが、求人数は2.8万件以上あります。
確実に客先常駐を脱出できるのは魅力だが、転職サイトの規模が少なすぎます。選択肢が少ないと、ブラックに就職する可能性も必然的に高くなります。「社内SE転職ナビ」1本に絞るのは、リスクが高いので避けた方が良いですね。
転職2:自社や社内開発に強い「マイナビ×IT」
- 大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイト
- 客先常駐から、自社や社内開発の転職に最も強い
- 自社や社内開発など、求人数は2.8万社以上もある
- ハイキャリア層ではなく、20〜30代の常駐SE向け
- 大手2社(リクナビ、DODA)にはない、中小の隠れ良企業を扱う
- 大手2社よりも、丁寧な対応で高評価を得ている
- 担当者が推薦状を書くので、書類選考の通過率が高い
公式サイト:マイナビ IT AGENT
「マイナビ×IT」は、大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイトです。他にない最大の特徴は、客先常駐から自社や社内開発、それから社内SEを目指せる事です。親切な対応の担当者が多く、転職経験がない初めての常駐SEにも向いています。
個人的な1番のお勧めが「マイナビ×IT」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。
私が社内開発に転職できた時は、実務で開発経験が1度もない時でした。
「次もブラックに騙されて、客先常駐やSESに入社したらどうしよう」と不安しかなかったです。担当者は、客先常駐の経験しかなくても、必ず社内開発に就職できると声を掛けてくれました。「確実に社内案件に入れる保証がなければ、無理に転職する必要はないですよ」とも言ってくれました。
2ヶ月後に内定を頂いた先は、受託開発がメインのIT企業です。社員数が100名未満の中小企業だが、海外に開発拠点もある隠れ優良企業でした。
入社後に先輩社員から個別の社内研修があり、プロジェクト配属後も別の先輩が開発のサポートをしてくれます。それから、毎年40〜60万円ペースで順調に昇給し、4年後には年収が520万円を超えます。開発案件に就いた後も、納期がない月は毎日定時に帰宅しています。
上場企業や知名度がある大手はないが、私にとってこの会社は優良企業ですね。順調に昇給する上に残業も少ないため、今もこの会社でお世話になっています。
IT業界以外も広く扱う大手2社(リクナビ、DODA)と違い、IT系に特化したマイナビは求人の質が高いです。また、大手2社が扱わない隠れ優良企業が多いのも魅力です。機械的な対応にならざる負えない大手と違い、サポートが手厚い点もお勧めです。
私が客先常駐から脱出でき、社内開発に転職できたのはマイナビのおかげです。
これからも、常駐SEで働き続けるリスクとは?
客先常駐を続ける最大のデメリットは、経験年数に応じて給料が増えない事です。
常駐SEの給料が増えない理由は、手順書通りのマニュアル作業、ドキュメント作成、運用保守、ヘルプデスク、評価など、単純労働ばかりで開発経験を積めないからです。短期間で常駐先が変わるため、運が悪ければプロジェクト毎にスキルがリセットされます。
IT業界で35歳定年説があるのは、実務経験を積めない常駐SEの働き先がなくなるからです。35歳を過ぎると、経歴書の年齢を見ただけでスルーされます。
私の新入社員時代の元同僚は、今も1社目の客先常駐で働き続けています。久しぶりに彼女に再会したが、8年間で30万円(年収300→330万円)しか増えていない事に衝撃を受けました。30歳を機に、契約解除が増え自宅待機も増えたと言います。
対して、3年目に転職を決意した私は、その4年後に520万円まで増えています。IT業界では、本人の能力や実力以上に働く環境が大事です。
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<24年4月:求人数は下落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
金融危機が訪れると、08年と同様に多くの常駐SEが職を失います。
私自身も当時1年目で、常駐先から契約解除と解雇されました。
契約解除後に転職活動しても、より条件が下がる劣悪なブラックしか残っていません。私は半年後に運良く内定を獲得できたが、年収300万円以下で4年間も身動きできなかったです。コロナ過では在宅ワークに救われたが、世界的な景気後退では私たち常駐SEに逃げ道はありません。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。24年の春採用を待っていたら、もう手遅れになるからです。
客先常駐から脱出するならば、「マイナビIT」が1番お勧めです。
なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです。社内開発に転職後の年収は4年間で300→520万円まで増え、契約更新や解除の不安から解放されました。
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いますぐ転職する意思がなくても、自分を守るために会員登録だけでも必ずしてください。会員登録や転職サポートは全て無料だし、事前に面談済みなら必要な時にすぐに案件を紹介してくれるため、常駐先で契約解除された時のリスクヘッジになります。
まとめ:常駐面談で必ず聞かれる6つの質問は?
- 「将来的には、どのようなSEになりたいですか?」
- 「自宅から常駐先まで、通勤はどれくらいですか?」
- 「残業時間が増えても大丈夫ですか?」
- 「〇〇のスキルや経験はありますか?」
- 「年下に作業指示されても大丈夫ですか?」
- 「何か質問はありますか?」(逆質問)
正社員の採用面接と違い、客先常駐の面談をパスするのは難しくありません。なぜならば、就活の採用面接と違い、客先面談は人材を採用する前提で面談するからです。採用面接では長期雇用が前提なので、シビアに応募者を見ますよね。正社員採用と違い客先面談では、顧客はいつでも自由に契約解除できるため、よほど大きなNG理由がない限りは落としません。
短期雇用を前提とした客先面談の対策法は、実は意外と難しくありません。
客先常駐の面談に数回参加すれば、聞かれる内容が似通っている事に気付きます。また、客先常駐という独特の労働環境を理解すれば、質問の意図も次第に見えてきますね。相手の質問の意図さえ分ければ、それに合わせて回答を用意するだけです。
ぶっちゃけ、客先面談に合格するのは難しくありません。それよりも重要なのは、近い将来に客先常駐を抜け出す事ですよね。そもそも客先面談は違法だし、客先常駐の中身は偽装請負と多重派遣です。
将来の事を真剣に考えるならば、1日も早く客先常駐を抜け出した方が良いですよね。
1日でも早く行動に移した方が良い理由は?
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。書類を送付すれば、誰でも企業から内定を得られる状態ですね。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人だけでしたね。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています。
自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。
2009年の金融危機の頃には、多くの開発案件が中止に追い込まれました。そして、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています。私も当時若手社員で、常駐先から首を切られました。次の常駐先が見つからず、会社を首になった人もたくさん知っています。
常駐先の契約を切られてから転職活動を開始しても遅いです。その頃には、もう企業は新しい人材を募集していないからです。IT業界で居場所を失えば、飲食店、介護施設などの肉体労働に行く人も少なからずいます。
有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 買い手市場から売り手市場に転落し、高条件で転職できない
- 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
- 求人倍率が0.45倍に陥ると、5年間は元に戻らない
- 予算縮小でプロジェクトが中止、常駐SEは強制退場される
- 次の常駐先が見つからず、上司から自主退職を勧められる
- その後に就職活動を開始しても、企業はもう人材を募集してない
- 転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られる
私たちに与えられている時間は、決して多くはないですね。
転職活動で今すぐに必要なものは?
転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
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- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
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キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」と自信を得られます。
それだけ、IT企業は深刻な人材不足に陥っているからです。もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。
キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合うことでやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私自身は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナウイルスの影響で、労働環境はめまぐるしく状況は変わっています。
秋採用で転職するには、今月中には既に動いてないともう手遅れです。登録に必要な項目は少なく、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
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