SE専門の転職サイト・エージェント3選比較|目的別の選び方

転職を成功させるためには、転職サイト・エージェントの選び方が重要になります。目的に合う転職サイト・エージェントを利用すると、具体的にはこのようなメリットがあります。

  • 希望する条件(仕事内容、給与、労働時間)の企業を一発で紹介してくれる
  • 企業とのマッチング率が高くなり書類選考通過率内定獲得率が高くなる
  • スムーズに進めることができ、転職活動を短期間で終わらせられる

逆に、自分に合わないエージェントを利用すると、転職に失敗する確率は高くなりますね。

ここでは、次のポイントを詳しく紹介します。

転職を考えている人向け
  1. IT特化型のおすすめの転職サイト・エージェント3選
  2. 目的別の転職サイト・エージェントの選び方
  3. 転職サイトエージェントの活用方法
  4. 転職サイトとエージェントの違いやメリット

IT特化型のおすすめ転職サイト・エージェント3選

転職サイトやエージェントには、「総合型」と「IT特化型」の2種類があります。

総合型はIT業界に限らず、全業種の求人紹介を行なっています。総合型を代表するのは、リクナビ、DODA、マイナビなどの大手転職サイトですね。

対して、IT特化型はIT業界だけに絞ったIT専門の転職サイトです。

総合型の強みは業界大手で幅広く求人を扱っていること。ただし、専門性が弱い上にIT未経験者も広く対象としているため、客先常駐させるだけのブラックも紛れているのが難点です。

そのため、1年以上のキャリアがあれば、専門型の転職サイトを利用した方が現職よりも高収入で転職できる可能性が高いです。

転職エージェントの特徴をまとめるとこのようになります。

IT特化 求人量 求人質 満足度 デメリット
リクナビ × 業界最大手、求人数が多いが利用者も多く機械的な対応になってしまう。
DODA × 業界2番手、リクナビよりも求人数が少なく、担当者の押しが強い。
マイナビxIT 業界大手の『マイナビ』がIT業界に特化したエージェント。IT特化型だが、IT業界の専門性はやや低い。
レバテックキャリア 年収200万円アップを目指せる唯一の転職エージェント。『レバテックキャリア 』は、専門性は高いが求人数は大手より少ない。
社内SE転職ナビ × 社内SEを専門とした唯一の転職エージェント。『社内転職ナビ』は、社内SEに絞っているため、求人数は700件のみ。
ポテパンキャンプ × プログラミングスクールを利用した転職サービス。『ポテパンキャンプ』を利用すると、無料で開発スキルを習得できるが、提携先のIT企業は40社のみ。Rubyを習得し年収500万円を目指せる。

1位:大幅な年収アップが狙える「レバテックキャリア」

求人数 6,000件以上
希望勤務地 関東(東京、神奈川、千葉、埼玉)、大阪、兵庫、京都、愛知、福岡
事業所 関東(東京渋谷、神奈川、千葉、埼玉)、大阪、兵庫、京都、愛知、福岡、広島、仙台、北海道
特徴
  1. 客先常駐から「WEB系」の「自社開発」に転職できる
  2. 年収が現在よりも「200万円」以上アップ
  3. 企業ごとに職務経歴書準備するので、書類選考率が高い
  4. 企業の内部情報を持っているので、内定獲得率が高い
  5. 半年間無料でオンラインプログラミングを学習できる
デメリット
  1. WEB、ゲーム業界に強いがSIer系は弱い
  2. 地方都市は案件が少ない
  3. 未経験者は断られる可能性が高い
ターゲット層
  1. SIerからWEB業界に転職したい人
  2. 現職よりも確実に年収を増やしたい人

「レバテックキャリア」 の最大の特徴は、エージェントの専門性の高さにあります。

担当者が技術レベルでIT業界のことを熟知しています。これは他の転職エージェントにない大きな強みで、専門性の高さを売りに、1回の転職で200万円以上の年収アップを実現させる人もいます。

また、内定獲得後にオンラインのプログラミングレッスン(Ruby、Python、Swiftなど)を受講できるなど、アフターフォローも充実しています。

WEB系に転職したい、現職よりも確実に年収アップを狙いたい人は、是非トライしてみましょう。

2位:社内開発や社内SEを目指す人向け「社内転職ナビ」

求人数 社内SE専門で700件以上
希望勤務地 全国、海外
事業所 東京千代田区(麹町)
特徴
  1. 「客先常駐」から「社内SE」に転職できる
  2. 「社内SE」を目指すためのカジュアルな座談会に参加できる
  3. 業務経験が浅いエンジニアでも利用できる
  4. 転職する意思がなくてもスカイプでキャリア相談ができる
  5. 社員さんにノルマがないためしつこく勧誘されることはない
デメリット
  1. 会員登録しないと案件の詳細がわかりにく
  2. 社内SEのみに絞っているため求人数が少ない
ターゲット層
  1. 確実に客先常駐から社内SEに転職したい人
  2. まずは客先常駐以外の働き方を知りたい人
  3. IT経験者、ただし経験が浅い1年未満でも利用可能

「SE社内転職ナビ」の最大の特徴は、社内SEを専門に扱う転職エージェントです。

客先常駐に不満を持つSEがたくさんいますよね。常駐SEをターゲットにしたのが社内転職ナビです。

どれくらい社内開発の案件を紹介してくれるのか確認したところ、15社中15社が社内案件でした。具体的には次の案件です。

  • 例1:インフラサービスを展開している企業の社内開発、「400〜700万円」
  • 例2:自社パッケージを販売している企業、「550〜900万円」
  • 例3:アプリを自社開発している企業、「350〜700万円」
  • 例4:小売業の社内SE、「550〜1000万円」

客先常駐から脱出して、確実に社内案件で働きたい人は利用してみましょう。

3位:求人数が多く充実したサポートを得られる「マイナビIT」

求人数 3万件以上
希望勤務地 全国、海外
事業所 東京、大阪、名古屋、福岡
特徴
  1. 業界最大手のマイナビが運営するIT特化型の転職エージェント
  2. 経験者、未経験者向けに広く求人を扱う
  3. 海外に展開するグローバル日系企業も多数扱う
  4. 親切にサポートしてくれる担当者が多い
デメリット
  1. 未経験者向けも広く扱うため、求人数が多すぎる
  2. 大衆向けの転職エージェントなので特徴が弱い
ターゲット層
  1. 第二新卒者や転職が初めての人
  2. たくさんの求人から転職先を選択したい人
  3. 大手転職サイトで安心して転職したい人

業界最大手のマイナビが運営する、IT業界に特化した転職エージェントです。

そのため、求人数は圧倒的に多く「社内転職ナビ」の10倍上の求人があります。真摯に対応してくれる担当者が多く、第二新卒者や転職活動が初めての人でも充実したサポートが得られます。

個人的には、大手転職サイトの中では1番のオススメです。

なぜかというと、過去にマイナビを利用して海外勤務と海外出張を実現できたからです。海外に事業展開する日系企業も多く扱うので、海外に興味がある人も利用してみてください。

 

番外編:プログラミングスクール経由で転職する

求人数 1600社以上
希望勤務地 関東(東京、千葉、神奈川、埼玉)
事業所 東京渋谷区
特徴
  1. オンライン制なので、通学する必要がない
  2. 受講生はRubyを使い、3ヶ月でオリジナルのECサイトを製作できる
  3. 成果物を履歴書に貼り付けて、WEB系企業にアピールできる
  4. 転職支援も付き、受講生は100%自社開発できる企業へ転職できる
  5. 受講料は10万円と格安で、転職に成功すると全額返金される
デメリット
  1. 経験者向けのスクールのため、完全な未経験者は難しい
  2. 関東圏内で転職したい人を対象にしている
ターゲット層
  1. 開発スキルを身につけてから転職したい人
  2. WEB系の自社開発に転職したい人
  3. 確実に年収400万円以上のIT企業に転職したい人

近年、転職エージェントではなく、プログラミングスクール経由で転職する人が増えています。

その理由は、IT企業が受講生の代わりに授業料を負担してくれるからです。受講生は転職活動で企業にアピールできるECサイトを3ヶ月で制作し、技術志向が強いWEB系に転職します。

受講生の代わりに企業が負担する理由は、人材不足でSEを確保したいからです。

ポテパンキャンプは唯一経験者を対象としたプログラミングスクール で、客先常駐で開発経験が積めないSEに人気があります。転職に成功すると、授業料の10万円は全額キャッシュバックされるのでオススメです。

目的別に転職エージェントを選択する

転職エージェントがたくさんありすぎて、どれを利用すれば良いかわからない人も多いですよね。

ここでは、目的に合わせた転職エージェントの選び方を紹介します。もちろん、1社に絞る必要はないので、複数社選択して自分に合うエージェントを選択しても良いですよ。

転職に成功する人は、1社に絞らずに目的に合わせて複数利用しています。

目的1:SIer系からWEB系に転職したい

WEB系に転職することが目的ならば「レバテックキャリア」、「ポテパンキャンプ」を利用しましょう。

レバテックキャリア は、IT特化型の転職サイトの中で最も知名度が高く、WEB系に強みがあります。なぜならば、レバテックキャリア を運営しているのは、WEB系の優良企業向けにシステムを開発しているIT企業だからです。

WEB系の内部事情にも詳しいので、内定獲得率が高いのが特徴です。

ただし、WEB系への転職は開発スキルが重視されます。スキルに自信が持てない人は「ポテパンキャンプ 」経由で転職を目指しましょう。ポテパンは、短期間で高いレベルの独自ECサイトを制作するので、転職希望者の受講生の100%がWEB系の自社開発へ転職を成功させています。

WEB系に転職したい人はこちらの記事を参考にしてください。SIerと比較したメリットとデメリット、WEB系に転職して成功する人、失敗する人の特徴をまとめています。

参考:WEB系に転職したい|SIerと比較したデメリットや将来性、失敗談

目的2:SIer系の社内開発、異業種の社内SEで働きたい

客先常駐からSIer系の社内開発、もしくは異業種の社内SEを目指す人は「社内転職ナビ」を利用しましょう。

「社内転職ナビ」の難点は、知名度が低く扱う求人数が少ないことですが、社内案件を専門にしているため、確実に社内開発に転職できます。

私自身も客先常駐に嫌気がさし、SIer系の受託開発できる企業へ転職した内のひとりです。

社内開発できる企業に転職したことで、これだけの大きなメリットがありました。

  1. 給料が右肩上がりで増えた(300→520万円
  2. 自分の仕事が終わったら定時に帰れる(拘束時間15時間→9時間
  3. 開発スキルが向上して転職先に困らなくなった(+50〜100万円で掲示

参考:客先常駐をすぐに辞めたい|年収アップへの近道がある(300→520万円)

IT企業の自社開発ではなく、異業種の社内SEを目指したい人は、こちらの記事を参考にしてください。社内SEのメリットは、大手企業と同水準の収入が得られ、安定して定年まで働けることですね。

参考:社内SEに転職したい|年収や待遇、入社後のデメリットや失敗談まで

目的3:外資系やグローバル日系企業に転職したい

将来的に英語を活かして仕事がしたい人は、外資系やグローバル日系企業に転職することをお勧めします。

外資系を目指すのであれば「JACリクルートメント」、グローバル日系企業を目指すのであれば「マイナビエージェント 」がお勧めです。

近年は国内の人材不足を理由に、資金力が少ない中小やベンチャー企業でも積極的に海外投資を行っています。中国やインドは昔からオフィショア 開発の拠点として知られますが、最近ではフィリピン、ベトナム、ミャンマーなどの新興企業に開発拠点を設けるIT企業が増えていますね。

私は、海外に開発拠点を持つIT企業に転職でき、2年間の海外勤務を実現できました。

英語を活かして転職したい人は、こちらの記事を参考にしてください。

参考:英語を活かして転職する|日系、外資系、グローバル、現地企業の違い

目的4:転職先の方向性が決まっていない

方向性がまだはっきりと決まっていない人は、「マイナビエージェント 」を利用しましょう。

マイナビは、IT特化型のなかで求人数が最も多く(3万件以上)、転職先の選択肢が豊富にあるからです。また、IT未経験者や第二新卒者、20代、30代まで幅広く対応しているのも強みですね。

キャリアの方向性を決めるためには、どのような選択肢があるのか知ることも重要です。客先常駐で働きたい人はいないので、多くの人は自社開発を目指すことになります。しかし、自社開発といっても様々な働き方がありますよね。

自社開発できる働き方
  1. 「WEB系」:ユーザー向けにシステムやサービスを開発する
  2. 「受託開発」:SIer系のシステム開発を受託し社内開発する企業
  3. 「企業向け自社開発」:企業向けに製品やパッケージを販売する企業
  4. 「異業種の社内SE」:製造業や流通業、医療系や銀行系などの社内SE

自社開発を目指す人はこちらの記事を参考にしてみてください。それぞれの働き方のメリットやデメリットについて紹介しています。

参考:自社開発に転職したい|WEB系、社内SE、受託開発の違いとメリット

転職サイトとエージェントの活用方法

転職サイトとエージェントの違いとは?

転職活動では、転職サイトを利用する場合と、転職エージェントを利用する2つのケースがあります。

転職サイトは、ホームページから応募したい企業を検索し、自発的に転職活動を行います。対して転職エージェントは、専門の担当者がひとり付き、私たちの転職活動を全面サポートしてくれます。

どちらも全てのサービスを無料で利用できます。

本気で転職活動を始めるならエージェントがオススメですが、まずは情報収集だけしたい人は転職サイトを利用した方がいいです。良い求人があれば、その場ですぐに応募できるのが大きなメリットですね。

では、両者に具体的にどのような違いがあるのかみていきましょう。

転職サイトとエージェントの役割やメリット

転職エージェント 転職サイト
役割
  • キャリアの相談をしてくれる
  • 求人を紹介してくれる
  • 履歴書や経歴書を添削してくれる
  • 面接の対策やアドバイスしてくれる
  • 面接の日程を調整してくれる
  • 入社日や給与交渉をしてくれる
  • 会員登録しサイト経由で、企業に自由に応募できる
  • 条件を満たす企業からオファーが届く
  • 面接の日程調整や入社日、給与交渉は全て自分で行う

 

メリット
  • 面談では、将来のキャリアを踏まえた上でアドバイスしてくれる
  • 希望する条件にマッチする求人をピンポイントで紹介してくれる
  • 担当者が推薦状を書いてくれるので書類選考の通過率が高い
  • 面接対策や面接後のフォローをしてくれるので内定の獲得率が高い
  • 条件や給与など、納得のいく条件で企業に交渉してくれる
  • 全て自分の判断でマイペースに進められる
  • 掲載される求人数は膨大で選択肢が多い
  • 受動的な転職活動ができるため、時間に余裕をもてる
デメリット
  • 2〜4ヶ月の短期決戦なので、仕事が忙しいと転職活動が難しい
  • 良いエージェントと悪いエージェントの当たり外れが大きい
  • 担当者と打ち合わせするため、気軽に転職活動できるわけではない
  • 企業の応募、面接日程、入社日や給与交渉などすべて自分で行う必要がある
  • エージェントが推薦してくるわけではないので、書類選考や面接に落ちやすい
  • 条件にマッチする企業を、膨大な求人票から自分で探さなければならない

自分のペースでゆっくりと転職活動したい人は転職サイト。

すでに転職する意思が固く、2〜4ヶ月で転職したい人は転職エージェントを利用した方が良いですね。

基本的には、転職サイトに会員登録すると担当者が付いてくれるし、ホームページに遷移すると企業検索もできるため、転職サイトかエージェントを意識しなくても良いです。

転職エージェントを利用すると、転職活動を全面サポートしてくれると理解しましょう。

まとめ:SE専門の転職サイト・エージェントの比較

転職サイトやエージェントの選び方がイメージできたのではないでしょうか。

転職サイトは100社以上ありますが、サービスは似通っているので、知名度が高く特徴のあるものだけピックアップすれば良いですね。

具体的には次の5社で、全ての要件を満たすことができます。

  1. WEB系を目指すのであれば「レバテックキャリア 」、「ポテパンキャンプ
  2. SIer系の社内開発を目指すのであれば「社内転職ナビ
  3. 求人数が多く豊富な選択肢から選びたいのであれば「マイナビエージェント
  4. 外資系やグローバル日系企業を目指すなら「JACリクルートメント」、「マイナビエージェント

個人的には、SIer系の受託開発してるIT企業が1番お勧めです。

SIer系の受託開発は、客先常駐からのハードルが低く、開発経験が浅くても転職できます。また、1次請けで安定して収益を上げている上に、システム開発を内製化しているので要件定義、設計、開発、テスト、運用サポートまで一貫して学ぶことができます。

海外に開発拠点を持つ企業も多く、海外勤務や語学を上達させるチャンスもあります。

私は客先常駐から転職し、海外勤務や海外出張も経験させてもらいました。同時に労働環境も大幅に改善できたので満足しています。

  1. 給料が右肩上がりで増えた(4年後に300→520万円
  2. 自分の仕事が終わったら定時に帰れる(拘束時間15時間→9時間
  3. 開発スキルが向上して転職先に困らなくなった(+50〜100万円で掲示

参考:客先常駐をすぐに辞めたい|年収アップへの近道がある(300→520万円)

客先常駐に不満を感じている人は、まずは社内開発できる環境を目標にしましょう。

▼▼日本市場は深刻な人材不足で短期雇用の時給が高騰しています▼▼

参考:アルバイトの時給動向をグラフ化してみる

深刻な人材不足は、ITエンジニアも例外ではありません。

  1. 「17万人」のSEが不足しているが、2030年には「57万人」になる(経済産業省)
  2. 全業界の転職求人倍率は「2.36倍」、IT業界は「6.15倍」(DODA)
  3. 派遣SEの月給が「48万円」を超えるほど、給与が高騰している(派遣会社)

参考:IT業界のSEは過去最大の売り手市場|簡単に年収アップが実現できる

私たちSEは好条件で企業に転職できます。

ただし、この状況はいつまで続くかは誰にもわかりません。IT企業は人材不足を解消するために、外国人SEを大量に採用しています。日本政府は労働者不足を理由に、移民を受け入れる準備を進めています。

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