客先常駐(人売り)の見分け方|3年で2度もブラックに騙された

私たちSEは、客先常駐を避けて転職したいと思っています。しかしながら、結果的に客先常駐で働くSEはたくさんいますよね。

  • 「どうすれば、確実にブラックを避けて転職できるのだろうか…?」
  • 「客先常駐を正確に見分ける基準や方法はあるのだろうか…?」
  • 「残業は月20時間と聞いたけど、素直に信用していいのだろうか…?」
  • 「先に転職した知人は、また別の客先常駐で働いていた…」

ブラックを避けて転職するために、面接で次の質問をする人が多いですよね。

御社の残業時間はどれくらいですか?」でも、この質問にはあまり意味がありません。なぜならば、労働条件が悪いブラックほど、数値を誤魔化して伝えるからです。そのため、ブラックを避けるためには、私たちが企業を見分ける基準を持つ必要があります。

私は、過去に2度ブラックに騙された経験があります。

2度の大きな失敗体験から、求人票や企業のHPを見るだけでも簡単に見分けられます。ブラックを見分けられると、自信を持って転職活動ができます。その結果、現職よりも確実に条件の良い企業に転職できます。

IT業界でブラックを見極めるのは、実は難しくありません。

なぜならば、客先常駐の度合いを見れば、ブラックの度合いも測れるからです。つまり、客先常駐を避ければ、自然とブラックも避けられます

ここでは、客先常駐をしているブラックの見分け方や、客先常駐を避けて社内開発に転職する方法を紹介します。

客先常駐を避けたい人向け
  1. なぜ、私は2度も客先常駐に騙されたのか?
  2. 客先常駐を見分ける、5つの基準とは?
  3. 客先常駐を避けて、社内開発で働くには?

▼▼客先常駐からの転職に強い大手2社▼▼

  1. 高収入のWEB系に強いレバテックキャリア
  2. 社内SE・社内開発だけを専門に扱う社内SE転職ナビ

1番のお勧めは「社内SE転職ナビ」です。知名度も低く扱う求人数が少ないが、確実に客先常駐から脱出できるからです。私は客先常駐を脱出し、年収は4年で300→520万円まで増えました。

レバテックキャリア」は、高収入の案件だけを扱う経験者向けの転職サイトです。難易度は少し高いが、確実に年収アップを実現できます

現在、IT業界の転職有効求人は6.79倍です(レポート:2019年1月)。

しかし、2019年には1倍を下回る可能性が高いです景気サイクルは7年周期ですが、すでに2008年の金融危機から11年が経過したからです。米国株ではすでに不況の兆しがあり、アップル株はiPhoneの販売不振で大暴落(232→142ドル)しました。

私たちSEが好条件で転職できるのは今だけです。1度不景気に陥ると、企業は採用をストップするため、特別に優秀な人材以外は転職できなくなりますね。

なぜ、2度も客先常駐に騙されたのか?

私は、過去に2度もブラックに騙された苦い経験があります。

IT業界に限らずブラックは、私たちを騙すことに必死です。なぜならば、労働環境が悪いブラックは社員が定着しません。新しい人材を確保できなければ、会社は潰れるしかないからです。

そのため、相手の方が私たちよりも1枚も2枚も上手ですよね。業界経験がない未経験者が、戦略なしに就職活動すれば、高い確率でブラックに騙されます未経験でこの業界に入社する8割以上が、客先常駐に入社します。

ただし、ブラックに入社する原因は、全て私たち自身にある事を忘れてはいけません。ここでは、私が2度もブラックに騙された理由を紹介します。

1社目:業界に対する無知が原因

私が1社目にブラックに入社した理由は、業界に対する無知が原因です。恥ずかしながら当時の私は、IT業界特有の問題がある事すら知らずに入社を決めました。

IT業界の問題とは...
  1. IT業界は、客先に常駐する派遣型のSEが大半を占めること
  2. 客先常駐は、偽装請負という法律に反した違法行為であること
  3. 多重下請け構造、多重派遣など、業界特有の問題があること
  4. 一般派遣の他に、特定派遣が存在すること
  5. 常駐先で下働きするSEは、IT土方と呼ばれていること

参考:客先常駐(SES契約)は法的にも違法|2年目以降はあなたも加害者

当時の私は、ネットを使えば10分で得られる知識すらなかったのです。

無知だった私は、経営者にこんな質問をしました。「変化が激しいIT業界で生き残るために、御社は他社と差別化していることはありますか?

自信満々に返ってきた言葉は「我々は技術者ではなく、人間力を磨いているから大丈夫だ」です。よく分からない理由で、納得したのを覚えています。

この会社は、2008年の金融危機で、大半の常駐SEが契約を切られました原因は、技術レベルが低く、クライアントに必要とされる人材ではないからです。

1社目に客先常駐を騙された私は、次はもう失敗しないと思っていました。この時には、客先常駐の問題がある事を知っているからですね。客先常駐を避ければ、確実にブラックを避けられると考えていました。

2社目:採用担当者を信用した事が原因

私は、2度目もブラックに騙されます。2度目に騙された理由は、採用担当者が話すことを過度に信用しすぎたからです。3ヶ月の転職活動で、私は4社から内定を貰いました。そのうちの1社に入社を決めたのは次の理由からです。

  1. 残業代は、全額支給されると聞いたから
  2. 入社後は、確実に社内開発の案件に就けるから
  3. 社内開発がやりたいと伝え、希望に応えると言われたから
  4. 客先常駐もしているが、1次請けだけと聞いたから

しかしながら、入社して6ヶ月後には、すべて嘘だと知ります。

入社後は予定通り社内開発の案件に就きました。社内で働く社員は10名もいない小さな会社です。面接では残業代は全額支給されると聞いたけど、定時になると皆自発的にタイムカードを切る暗黙のルールに驚きました。

新入社員の自分だけが、タイムカードを切らないのは無理ですよね。採用担当者は入社後の上司ですが、悪びれた様子は1ミリもありません

そして、社内開発の案件が予定通り4ヶ月で終わりました。しかし、技術レベルが全体的に低いこの会社は、次の開発案件の受注が出来ませんでした。そして、上司から客先に出向する事を打診されます

その翌々週にはすぐに出向先が決まり、前職と同じように客先常駐生活が始まります。

出向先は専属の営業が取ってきた案件ですが、正直クソみたいな職場でした。直請けどころか仲介業者を挟む3次請け、会社を出るのが夜の11時を過ぎる炎上案件です。

それでも、この時点ではまだ楽観的に考えていました。

なぜならば、客先常駐では残業代が支給されると聞いていたからです。客先常駐はやりたいくないが、それでも最低限お金を貯める事はできますね。

しかしながら、私が常駐を始めた1ヶ月後に、社内の給与体制が変わります。残業が廃止され、みなし残業が新しく採用されますこれにより、100時間残業したら15万円得られるはずが、たった3万円になります。時給に換算すると300円以下ですね。

入社して6ヶ月経つ頃には、この会社を選んだ理由が全てなくなりました。

2度もブラックに騙された原因は?

2社目にブラックに入社したのは、単純に運が悪かっただけかもしれません。でも、冷静に状況を振り返ると、全て自分自身に責任があります

ブラックに入社した理由は...
  1. 業界研究、企業研究が十分に足りていなかったから
  2. 具体的な根拠や裏をとる事なく、採用担当者が話す事を信用したから
  3. ブラックを見分ける、適切な判断基準を持っていなかったから
  4. 1日も早く、転職活動を終わらせたい理由があったから

例えば、客先常駐の割合はどれだあるか?社内開発であげている利益は?他社と差別化できる要素やビジネスモデルは?その会社の技術レベルなど、面接からでも得られる情報はたくさんありましたね。

企業研究を怠った理由は、早く就職先を決めて楽になりたいからです。そのため、採用担当者が話す事を都合の良いように解釈し、全て鵜呑みにした事が最大の失敗です。その結果、新卒で入社した1社目よりも、さらに条件が悪いブラックに入社しました

私は、3年間で2度もブラックに騙された自分を責めました。

IT業界で本当に、客先常駐は避けられるの?

2社もブラックに騙されると、普通ならば諦めますよね。この業界で働いていると、客先常駐に嫌気が指して、IT業界を去る人を何百人と過去に見てきました。

けれども、私は最後まで諦めませんでした。新人の頃に研修で体験したシステム開発が純粋に楽しかったからです。このまま現場の開発を知らずに業界を去ったら、一生後悔するだろうと考えたからです。

それに、冷静に考えるとわかりますが、ブラックがない業界はこの世にありません同じ業界で経験者として転職するよりも、経験ゼロで他業種に入る方が遥かにリスクは高いですね。

業界研究をして知りましたが、むしろIT業界は他業種と比較してもブラックが少ないです

客先常駐で働いていた頃は、この業界の9割はブラック、常駐以外で働けるのは特殊なスキルがあるSEだけだと思っていました。しかしながら、実際にはブラックと呼ばれる企業は、全体の3割もありません。

ブラックが少ない理由は...
  1. IT業界の離職率は、15業種中6番目に低いSEの離職率
  2. 1日の残業が2時間以内の職場は、全体の69.8%を占めるSEの残業時間
  3. SEの平均年収は、会社員全体よりも133万円も高い厚生労働省

たとえ業界経験が浅いSEでも、私たちは客先常駐やブラックを簡単に避けられます。

なぜならば、私自身が開発経験が1度もない状態で、社内開発に入社できたからです。この企業は、大手ではなく社員が100人未満のどこにでもある普通の中小企業です

私だけが、特別に入社できたわけではありません。文系出身の新入社員も、IT未経験の中途社員も毎年採用されています。社内開発に転職して初めて知りますが、同じような環境で働くSEはたくさんいます。

社内開発で働く人に共通していることは、ブラックの判断基準を持っていることです。

では、具体的には何を基準にして、私たちはブラックを避ければ良いのでしょうか。

客先常駐(人売りビジネス)の見分け方とは?

客先常駐やブラックを見分ける方法を紹介します。

客先常駐・ブラックの見分け方は...
  1. 客先常駐の比率が、過半数を超える企業を避ける
  2. 労働時間が、とにかく短い企業を選択する
  3. 自社製品、ビジネスモデルなど、具体的な業務内容に着目する
  4. 求人サイトで、未経験者を常に募集している企業を避ける
  5. 社員同士仲が良い(馴れ合いが多い)企業は避ける

基準①:「客先常駐」の割合に着目する

客先常駐(クライアント先に出向して働く)の比率が高い企業は、例外なくブラックです。なぜならば、労働力を外部に提供する以外で、報酬を得る手段が他にないからです。

たとえ、社員の半分が社内開発でも注意が必要です。

企業からみて客先常駐は、手取り早く報酬を得られる手段ですよね。いま現在、社内開発に携わる社員も、いずれは常駐に回される可能性が高いからです

⇨ 客先常駐の見分け方は?

採用面接や企業のHPで、次のことを確認しましょう。

客先常駐の見分け方は...
  1. HPの勤務時間が、客先に準ずるとなっている
  2. HPの勤務場所が、東京23区と曖昧な書き方をされている
  3. HPで掲載している社員数と、オフィスの広さが一致しない

私が2社目に入社した企業は、社員数が80名と書かれていました。しかし、面接でオフィスに訪問すると、社内で働く社員は10名以下です。残りの70名は、全て常駐先で働いています。

このように、客先常駐度合いは、会社を訪問することで読み取れます。職場を少しだけ見せてもらうことも可能です。

基準②:労働時間に着目する

労働時間の長さもブラック度合いに比例します。

なぜならば、客先常駐では労働時間を対価に報酬を得るため、ブラックほど長時間労働の圧力が強いからです。技術レベルが低く競争力が低い企業ほど、価格競争に走るしか道はありません。価格競争が待ち受けている先は、長時間労働しかありません。

対して、専門知識で報酬を得ている企業は、労働時間の長さと売り上げは一致しません。クライアントに、どれだけ価値を提供できるかで報酬が決まるからです。

クリエイティブ、専門知識のレベルが高いほど、高度な思考が求められます。高度な思考をするためには、労働時間を短くする必要があります。人生の縮図のようですが、労働時間が短い企業ほど、ひとり当たりの生産性や利益は高いです

日本法人のYahooは、2018年に週休3日制を導入しましたね。

⇨労働時間の見分け方は?

残業時間を正確に把握するのは難しいです。なぜならば、ブラックほど嘘の情報を公表するため、適切な回答を得られないからです。

労働時間の見分け方は...
  1. 転職エージェント経由で、月の残業時間を確認する
  2. 残業代が固定化(みなし残業、年棒制)される企業を避ける
  3. 面談予定の企業に出向き、定時に帰宅する社員の割合を確認する

正確に労働時間が知りたい人は、直接会社に出向き定時退社の社員数をみるのもひとつの手です。定時に帰宅する社員が一定数以上いれば、信用できますね。ブラックでは、例外なく社員の95%が残業します。

基準③:具体的な業務内容に着目する

あなたは、過去にこんな体験をした事がないですか?

HPや求人票を見ても、何の会社かよく分からない。説明会や面接に足を運んだけれども、それでもよく分からない…」この企業も、十中八九ブラックです。

なぜならば、派遣ビジネスしかないため、事業の実態がないからです。独自の自社製品やビジネスモデル、社員のキャリアプランもありません。

⇨ 業務内容の見分け方は?

具体的な業務内容は、面接に訪れた時に直接面接官に尋ねましょう。

「競争が激しいIT業界で、御社の1番の特徴は何ですか?また、将来の社員のキャリアプランは、どのように考えていますか?」

その企業のコアに当たる部分なので、優良企業ほど丁寧に教えてくれます逆に、営業力、人間力、信頼関係など、抽象的な言葉を使う企業は注意が必要です。

具体的な回答を得られない場合は、実態のない派遣ビジネスですね。

基準④:未経験者を常に歓迎している

常に、未経験者を大量に採用する企業も注意が必要です。

なぜならば、ブラックほど労働環境が悪く社員が定着しないからです。経験者を募集しても集まらないため、結果的に未経験者しか採用できません。そのため、常に未経験者を大量に募集しています。

派遣ビジネスで稼いでいるブラックから見たら、人材不足は致命的ですよね。

⇨ 募集する企業の見分け方は?

採用担当者に、人材を募集する背景を直接聞いてみましょう。優良企業ほど計画を持って、人材を募集している事がわかります。事業拡大や新規事業、将来の投資など、必要な時期に必要な人数だけを募集しますね。

企業に直接質問しても適切な回答を得るのは難しいので、転職エージェント経由で確認しましょう。

募集事情の見分け方は...
  1. どれくらいの頻度で、新しい人材を採用しているか?
  2. 20代後半の中堅社員と、20代前半の若手社員の割合は?
  3. 3年以内に、会社を去る若手社員の割合は?
  4. 業界経験がない未経験者を、積極的に採用する理由は?

見分け方⑤:社員同士の仲に着目する

社員同士、仲が良い写真(飲み会やイベント)をHPに載せる企業もブラックです。なぜならば、派遣ビジネスは実態がないため、事業以外を社外にアピールするしかないからです。

本来ならば、私たちSEが知りたいのは事業内容ですよね。

何がやりたいのかはっきりしない人ほど、人の良さなど全体の雰囲気を見て会社を選びます。その結果、入社後に事業の実態がないブラックだと知ります。

私の1社目の同期社員ですが、大半は会社の雰囲気で入社を決めていました。フットサルや飲み会など、楽しそうなイベントの写真が多かったからです。

⇨ 社員同士の仲良さの見分け方は?

企業のHPを見るだけで、読み取れますね。

社員同士の仲を見分けるには...
  1. HPを見ると飲み会や社員旅行など、本業と関係ない写真が多い
  2. 飲み会でも、スーツ・ネクタイを着用している社員が多い
  3. 働いている風景が、不自然に見える(写真を取るために集合させる)
  4. 会社のイベントが、技術的な事ではなく馴れ合いに見える

ブラック企業の社員ほど、自分たちの傷を舐め合うように馴れ合いをします。

以上が、IT業界の客先常駐やブラックを見分ける基準になります。では、客先常駐以外では、私たちにはどのような働き方があるのでしょうか。

▼▼客先常駐は必ず脱出できる▼▼

現在私は、海外に開発拠点があり社内開発ができるIT企業で働いています。目標だった海外勤務も実現でき、年収は30歳手前で500万円を超えました。

しかしながら、最初から順調なキャリアだったわけではありません。

1社目に入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。夜の11時過ぎまで働くも、残業代は1円も支給されず、時給に換算すると千円を下回る月もあります。

身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。終電間際、ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。苦労して育ててくれた母親のことを思い、自然と目から涙が溢れました。

転職したくても、行動に移す勇気がなく2年が経ちます。働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。

半ば強制的に登録させられ就職活動が始まります。そして、その2ヶ月後に今の会社から内定を貰い、人生が大きく変わり始めました

私たちSEが、客先常駐を避けて働くのは難しくありません。なぜならば、多くの人は最初から諦めているので、具体的な行動に移さないからです。自分を信じて行動すれば、必ず物事は良い方向に進み始めます。

なぜならば、未来は自分が思い描くことしか実現されないからです。

私がたくさんのSEに客先常駐を避けて欲しい理由は、新人SE時代に自分を苦しめたブラックが心から嫌いだからです。ブラックで働く人がいなくなれば、潰れるしか道はありません。

将来家族ができた時に、自分の子供に勧められない仕事ならば、あなた自身もそこで働くのは辞めましょう。客先常駐は、私たちSEを苦しめるだけです。

転職して得られたことは...
  1. 社内で携わるプロジェクトは、すべて開発案件に就ける
  2. 給料が右肩上がりに増える(4年で300→520万円
  3. 年3回の賞与で、年120〜140万円得られる
  4. 転職市場で評価されるスキルが積める+50〜100万円で掲示
  5. 納期がない月は、毎日定時に帰宅できる(月の残業は20時間
  6. 海外に開発拠点があり、「海外勤務」と「海外出張」を経験できる

客先常駐を避けて働く方法は?

客先常駐を避けて働く事自体は、それほど難しくはありません。IT未経験からの就職であれば選択肢は限られるが、業界経験があれば応募できるIT企業がたくさんあるからです。

IT業界は人材不足なので、SEに選ばれる労働環境を用意する企業が増えています。

方法1:社内開発できる企業へ転職する

客先常駐を避けるためには、社内開発できるIT企業を目指しましょう。

社内開発が多い業種とは...
  1. 自社製品やサービスを開発するWEB業界
  2. メーカーから1次請けで受託開発する企業
  3. 対企業向けに、自社パッケージを開発・販売する企業
  4. 海外に開発拠点がある日系・外資系企業

市場が急速に拡大している「インターネット・WEB業界」は、企業向けに常駐してシステム開発するSIer系と違い、自社製品やサービスを社内で開発します。WEB業界とは、ECサイト、広告事業、SNS、スマホ、コンテンツを開発する企業ですね。

個人的には、受託開発できるIT企業が1番のお勧めです。

私自身が、海外に開発拠点がある受託開発に転職する事で、ブラックから脱出できたからです。この企業は、社員が100人未満のどこにでもある普通の中小企業です。

SIer系出身のSEには、WEB業界や外資系は少しハードルが高いですよね。SIer系の受託開発であれば、常駐先の仕事を社内に持ち込むだけなので、大きな違いはありません。1次請けなのでSEの単価は80万円以上、仕事内容が同じでも得られる給与は倍違います。

また、前職の経験をそのまま次の会社に持ち込む事もできるので、今より好条件で転職できる可能性が高いです。

参考:SESから社内開発に転職する方法4つ|私は客先常駐から脱出した

方法2:異業種の社内SEを目指す

IT業界以外の企業で働く事で、客先常駐を避ける事もできます。異業種(小売業、商社、医療など)の情報システム部門で働くSEです。社内SEを大きく2つに分けると、システム開発を内製化するか、外部に委託する部署のどちらかに分かれます。

社内SEのメリットは...
  1. 大手企業で働くため、給与、退職金、手当など福利厚生が充実している
  2. 客先常駐の価格競争や、WEB業界の競争社会から逃れられる
  3. IT以外で本業の利益を得ているため、IT部門のプレッシャーは少ない
  4. システム開発を外部に委託するため、納期やスケジュールは厳しくない
  5. システム開発を内製化するため、自社で全て管理できる
  6. 労働基準法を厳守する大手が多く、定年まで安心して働ける

業種によりますが、基本的に社内SEは給与が高いです。

楽天の平均年収は666万円、ユニクロは550〜1500万円のレンジでSEを募集しています。また、医療系、金融系、商社系など、本業で確固とした利益を上げていますね。IT化社会の流れを受けて、自社にIT部門を設ける業種は今後も増えます

ただし、社内SEにもデメリットがあります。外部に委託する部署で働くのは楽ですが、最新技術に触れる機会が少なくなります。また、扱う技術は限定的になるため、キャリア形成も限られます。

社内SEを目指すのであれば、社内SEを専門に扱う「社内SE転職ナビ」がお勧めです。

参考:【社内SE転職ナビの評価】|本当に客先常駐がない企業に転職できる?

方法3:フリーランスSEを目指す

常駐先で働く事になりますが、フリーランスを目指す事で客先常駐の摂取から逃れられます。フリーランスは、余計なマージン料を取られないため、大幅な年収アップが期待できるからです。

ソフトウェア開発の派遣の平均マージン率は40%です(株式会社リツアン)。

対して、フリーランスSEのマージン率は8%未満です。単価80万円で仕事内容が同じでも、常駐SEの給与は48万円(会社員だと30万円以下)、フリーランスSEならば73万円貰えます。

フリーランスSEは、雇用が安定しない、社会的信用が低下するなどのデメリットがあります。それでも、大幅に収入を増やすチャンスがあります

フリーランスを目指すのは簡単ではないが、独立志向が強い人には大きなチャンスですね。常駐しないフリーランスもいますが、優秀なSEでないと現実的に実現するのは難しいます。

まずは、常駐SE経由でクライアントと信頼関係を築く必要があります。レバテックフリーランス は、フリーランス専門の紹介会社です。興味がある人は参考にしてみてください。

参考:レバテックフリーランス評価|他社と比較した手数料、求人質、年収

▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼

IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。

離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。

だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。

ブラックに就職する理由は...
  1. 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
  2. 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
  3. 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
  4. 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
  5. 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる

在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。

離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします

まとめ:客先常駐(人売り)の見分け方とは!?

客先常駐・ブラックの見分け方は...
  1. 客先常駐の比率が、過半数を超える企業を避ける
  2. 労働時間が、とにかく短い企業を選択する
  3. 自社製品、ビジネスモデルなど、具体的な業務内容に着目する
  4. 求人サイトで、未経験者を常に募集している企業を避ける
  5. 社員同士仲が良い(馴れ合いが多い)企業は避ける

私たちは、確実にブラックを避けて企業に入社する必要があります。そして、ブラックを避けるためには、判断基準を持つ必要がありますね

私たちは、採用面接で企業に客先常駐や残業時間の質問をします。けれども、適切な回答を得られる可能性は低いですよね。

なぜならば、ブラックほど本当のことを言わないからです。私は過去に2度もブラックに騙されたこともあり、注意深く企業を観察するようになりました。

その結果、企業の求人票やHPを見るだけでも、簡単にブラックを見分けられます。ブラックを見分けられたら、確実に現職よりも良い条件で転職できます。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも選考を突破できるほど景気が良い時期です。DODAによると、IT業界の転職倍率は6.79倍を超えます。業界全体の倍率は2.49倍なので、他業種の3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までと言われています。その理由は、8年周期で発生する不景気が引き金になり、再び金融危機が発生するからです。

金融危機の影響で2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時19,155円(12月25日)まで落ち込みましたね。

アメリカと中国の緊張が高まり、年明けからはいつ米ダウ平均が暴落してもおかしくない状況が続いています。アップル株はiPhoneの販売不振で一時大暴落(232→142ドル)しました。

再び金融危機が発生すると、求人倍率は1倍を下回ります。落ちるときは、徐々に落ちるのではなく2〜3ヶ月の間で急激に落ちますね。そうなると、2008年の金融危機と同じ事が再び起こりますね。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. 求人数が激減し、転職したくてもできない
  2. 社内開発ができる良案件は、優秀なSEだけが獲得できる
  3. プロジェクトの延期や縮小が相次ぎ、労働者が市場に溢れる
  4. スキルがない人材は、リストラや派遣切りにあう
  5. 人員削減で少ない作業者で現場を回すため、労働時間が増える
  6. 転職の機会を失い、次の5年間も同じ会社で働く
  7. 人件費が安い外国人を採用する企業が増え、海外でシステムを開発する
  8. クライアント先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  9. 日本人SEは、国内で開発経験を積めない

業界が深刻な人材不足に陥っているいま現在は、確実に好条件で転職できる時期です。この時期を逃したら、優秀なSE以外は転職したくてもできなくなります。

2019年度までに内定を獲得するためにも、いますぐに行動に移す必要があります。労働条件が良い企業ほど、すぐに応募枠が埋まります。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても、罰金なども一切ありません。

履歴書や職務経歴書の準備は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後で必要になります。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないですね。

社内SE転職ナビを利用すると、確実に客先常駐から脱出できます社内SEと社内開発の案件だけを扱うのは、社内SE転職ナビだけの特徴です。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など1分程度)
  2. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末可)
  3. 40分のキャリア面談は電話でも対応してる(面談場所は千代田区の麹町駅)

キャリア面談後には、希望する条件の企業を20社紹介してくれます。紹介される案件の応募条件をじっくりと読むと、好条件の案件が多くて驚きます。

もちろん、働きたい企業がなければ、無理に応募する必要はありません売り手市場の現在は、私たちSEが企業を選ぶ立場にありますね。

キャリア面談は、私たちに新しい出会いの場を提供してくれます。就職活動を始める事で、たくさんの企業と出会う機会がありますね。また、転職活動は私たちの内面と向き合い、本当にやりたい仕事を見出すためでもあります。

そして、新しい人生の再スタート切る事ができますね。

私は客先常駐を辞めて、新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功しました。そして、夢だった海外就職も実現できました。単なるキャリアチェンジと考えるのではなく、人生を大きく変えるための最初の一歩と考えましょう

このまま客先常駐を続けても、状況が良くなることは絶対にありません。なぜならば、今後付加価値が低い仕事は、外国人か人工知能に代替されるからです。

常駐SEを続けていると、1年の昇給額は10万円にも満たないですね。昇給がある普通の企業に就職すると、賞与も含めて1年間で30〜50万円の昇給があります。5年経過すると、200万円(300→500万円)の年収格差が生まれます。

10年経過すれば、生涯収入は2000万円ですね。

今は景気が良い時期なので、好条件で転職しやすい時期です。将来動く予定があるならば、景気が上向いている今行動した方が良いですね2019年以降では、手遅れになる可能性の方が高いです。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

会員登録と面談の日程調整、それから面談が完了するまでの工程は、全部で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、今のうちに登録だけでも済ませましょう。

公式サイト:顧客常駐はもう嫌だ!社内SEへ転職するなら【社内SE転職ナビ】

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