IT業界の客先常駐とは|メリットやデメリット、違法性、一般派遣との違いは?

IT業界には、客先常駐という働き方が一般化していますよね。

客先常駐とは名前の通り、エンジニアがクライアントであるお客様先に常駐(出向)して働く事を指します。

IT業界で働いているエンジニアの8割が、客先常駐していると言われるほど業界内に広く浸透している働き方でもありますね。

客先常駐は、経験がないエンジニアでもIT企業に採用されやすいメリットがある一方で、給料が安い、スキルや経験が積めない、定年まで働けないなどのデメリットもあります。

すでにIT業界で働いている方ならご存知かと思いますが、客先常駐は様々な問題を引き起こす原因となっています。

ここでは、客先常駐のことをよく知らない人のために、次の点を詳しく紹介していきます。この記事を読むことで、客先常駐の問題点を整理することができます。

  1. 「客先常駐には、4つの雇用形態がある?」
  2. 「客先常駐という働き方に違法性はないのか?」
  3. 「客先常駐と派遣社員との違いは?」
  4. 「客先常駐で働くことのメリットは?」
  5. 「客先常駐で働くことのデメリットは?」
  6. 「客先常駐で、エンジニアが感じる不満とは?」

▼▼客先常駐からの転職に強い大手3社▼▼

  1. 年収を100万円以上アップできるレバテックキャリア
  2. 客先常駐からの脱出を目的にした社内SE転職ナビ
  3. 第二新卒者、20代に強いマイナビエージェント×IT

個人的な1番のお勧めは「マイナビ」です。過去にマイナビを利用して、客先常駐のブラックから脱出できたからです。転職後は、海外に開発拠点があり社内開発できる企業に転職できました。社内SE転職ナビ」は、求人数が少ないのが難点ですが、確実に客先常駐から脱出できます。

参考:SE専門の転職サイト・エージェント3選比較|目的別の選び方

「客先常駐」てそもそも何のこと!?

「客先常駐」という言葉を初めて聞いた方もいるかと思います。

客先常駐は造語なので、IT業界以外の人は聞いたことがない言葉です。それもそのはずで、常駐先の社員のように、毎日常駐先に出向して働くというのは、客観的にみるとかなり変わった働き方ですよね。

Goo辞書で「客先常駐」と検索すると、「偽装請負」という言葉に転送されます。

偽装請負(ぎそううけおい)とは、日本において、契約が業務請負、業務委託、委任契約もしくは個人事業主であるのに実態が労働者供給あるいは供給された労働者の使役、または労働者派遣として適正に管理すべきである状況のことである。

出典:偽装請負とは

「客先常駐と検索すると、偽装請負に転送される…」

気になった方も多いかと思いますが、その理由は後でじっくりとみていきましょう。

まずは、客先常駐にある3つの雇用形態について説明します。

その1:「客先常駐」は3つの雇用形態がある!?

普段、私たちは客先に常駐する働き方を「客先常駐」とひとくくりに呼んでいます。

しかし、実際には「客先常駐」という名称はなく、3つの雇用形態から成り立ちます。それぞれの雇用形態の詳細はこのようになります。分かりやすいように、「一般派遣」も一緒に比較しました。

契約名称 雇用形態 作業指示者 契約形態 提供物
請負契約 正社員 自社社員 請負契約 成果物に対する報酬
準委任契約(SES) 正社員 自社社員 請負契約 成果物(一部)に対する報酬
特定派遣 正社員 客先社員 派遣契約 労働力に対する報酬
一般派遣 派遣 客先社員 派遣契約 労働力に対する報酬

これらの契約名称は、1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

請負契約とは、ある仕事を完成することを約束し、相手方がその仕事の結果に対して報酬を支払うことを約束する契約です。

契約内容の違いで焦点となるのは、「作業指示者」と「提供物」の違いです。

「請負契約」と「準委任契約」では、たとえ常駐先に出向していたとしても、自社社員の管理下で労働者は作業する必要があります。お客様から報酬を得るかわりに提供するものは、成果物(システムやソフトウェア)でなくてはなりません。

「特定派遣」では、労働者は常駐先の管理下で作業し、報酬は労働力に対して行われます。

「特定派遣」と「一般派遣」との違いは、IT企業に正社員として属し客先に常駐するか、派遣会社に登録して常駐するかの違いです。

では、「客先常駐」と「偽装請負」にはどのような関連性があるのでしょうか?

その2:「客先常駐」に違法性はないの!?

勘が良い方なら気付いたと思いますが、

客先常駐が「偽装請負」にあたる理由は、請負契約(準委任)で締結しているにも関わらず、労働者は常駐先の管理下で働き、労働力(作業時間)に対する報酬が支払われているからです。

常駐先の管理下で働くことで偽装請負に当たるなら、

最初から特定派遣で契約すれば良いのでは?」て思いますよね。

特定派遣で契約しない理由は、労働法で多重派遣が厳しく禁止されているからです。

IT業界の客先常駐は、多重下請と多重派遣がセットになっているため、どちらを選んだとしても違法行為には変わりありません。

端からみると不思議かもしれないですが…

「多重派遣」よりも「偽装請負」が好まれる理由は、偽装請負は「指揮系統」の違いだけなので、誤魔化しやすいからです。

では、どれくらいの事業主が違法行為をしているかというと、

実は9割以上の事業主が偽装請負を行っていると言われています…

そもそもの話ですが、本来システム開発を受注するのであれば、普通のIT企業ならば自社内でシステム開発を行いますよね。受注した案件でいかに利益を出すかは、その企業の技術力や実力が問われます。

常駐先に出向しシステム開発を行う理由は、常駐先の管理下で作業するという明確な目的があるからです。

常駐先で自社の管理下で作業を行うというのは、そもそも論理が破綻していますよね。

違法行為についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

参考:客先常駐(SES契約)は法的にも違法|2年目以降はあなたも加害者ですよ

その3:なぜ、偽装請負や多重派遣が法律で禁止されているのか?

「では、なぜ偽装請負や多重派遣が法律で禁止されているのでしょうか?」

道徳やモラルの欠如に繋がるからです。

クライアントが発注した仕事は、下請け、孫請け、孫々請けと流れていくことになります。そして、その過程で複数社から大量の労働力がかき集められますね。

クライアントが発注した仕事を、契約関係がない中小や零細企業の労働者が作業します。私たちエンジニアは、他社の名刺を渡されたり、勤怠が2重で管理されたり、上司が自社ではなく他社の社員だったりします。

常駐先の社員と同じように仕事をしていても給与形態は違うので、一方は残業代も賞与すらない状況も発生します。この差額は、中間マージンを取る業者に取られます。

これはもう、モラルの欠如としか言いようがないですよね…

それでも、客先常駐がなくならない理由は、エンジニア以外は得をする仕組みだからです。

  1. 大手企業は、景気に合わせて柔軟に雇用調整でき
  2. 中間業者は、契約を左から右に流すことでマージンを取り
  3. 労働力を提供する企業の経営者は、社員をアウトソースするだけで利益を得ます

労働者を守るために、偽装請負や多重派遣は禁じられていますが、現状は法律が正しく機能しているとは言えません。

法律を犯した違法行為にも関わらず、業界内ではグレーゾーンとして扱われています。

政府が動かない理由は、厳しく取り締まることで行政コストが掛かること、仮に取り締まりを行ったとしても失業者を増やすだけで、誰も得をしないからです。

その4:「客先常駐」は「派遣」と何が違うの!?

客先常駐も派遣も、どちらもお客様先に出向して働きます。両者の違いは、IT企業に正社員として属するか、派遣会社に登録するかの違いです。

正社員として雇用されるのであれば、普通にIT企業に入社した方が良いのでは?

一般的にはこのように考えられていますよね。しかし、ここでは注意しなければならない大事な点がいくつかあります。

そもそもですが、

労働力を提供するだけなら、特定派遣や偽装請負ではなく一般派遣だけがあれば良いですよね。

なぜ、特定派遣や偽装請負という仕組みが存在するのでしょうか?

その答えは、大手クライアント(大手SIerも含む)は、景気動向に合わせて労働力を調整する必要があるけれど、派遣社員として人員を募集したら人が集まらないからです。

しかし、IT企業が正社員として採用し、客先常駐経由であれば、労働者を大量に集めることができます。

請負契約で締結することで、労働力の確保だけではなく、成果物の責任も相手側に押し付けることもできます。

常駐先から契約が切られたとしても、雇用が保証され給与もしっかりと支払われるのであれば、確かに「正社員」と言えるかもしれないですね。

でも、現実の世界ではこのようなことが起こります。

  1. 昇給やボーナスは期待できない上に、時給は1000円以下である
  2. 不景気で仕事がなくなると、常駐先から真っ先に契約を切られる
  3. 常駐先がないと、「社内待機」や「自宅待機」がある
  4. 「自宅待機」だと、合法で給与を40%カットされる
  5. 常駐先が見つからなければ、2ヶ月で「自主退職」を勧められる

参考:客先常駐で初めての自宅待機|給与は40%カットで手取10万円の事実

常駐先がないのであれば、社内に戻って働けば良いじゃないか?

確かにそう思いますよね。大半のIT企業は、客先常駐以外にも社内の受託開発も多少は行っています。

しかし、もともと社内で居場所がないから常駐先に出向するので、常駐先で居場所がないからといって社内で働けるとは限りません。また、仕事がないときは不景気で一斉になくなるため、社内に置いてもらえる可能性も限りなく低くなります。

その5:「一般派遣」の方が給料が高い

派遣社員は、雇用が不安定な上に給与が安い

というイメージが強いですが、実は給与だけでみたら派遣の方がはるかに高いです。

なぜかというと、客先常駐は中間業者にマージンを取られる分給与が安くなりますが、派遣はクライアントと直に契約を結ぶため、取り分が削られることがないからです。

実は、スキルがある上で常駐先に置いてもらっている派遣社員の方が、客先常駐の社員よりも雇用は安定しています。

また、客先常駐と違い違法性がなく健全なビジネスをしている上に、自分で常駐先のプロジェクトを選択できるメリットもあります。

「では、客先常駐と派遣で給与にどれだけ差があるのでしょうか?」

少なくとも、月に10万円以上の差があります。

高時給の案件を多数扱う「ソフトウェアジョブズ」をみると、時給の高さに驚く人は多いです。

>>>月55万円稼げるテストエンジニア派遣!【ソフトウェアジョブズ】

  1. 業界未経験のテスターでも、時給は1800円(月給28万円)
  2. 3年程度の経験があれば、時給2500円(月給40万円)
  3. 開発スキルがある人材なら、時給3000円(月給48万円)

これで残業もないので(したとしても全額支給)、ホワイト並みの労働条件ですよね。

客先常駐エンジニアは、自分たちは正社員だと言いながらも、

実際には業務経験が積めない仕事で常駐先にこき使われ、低賃金(時給に換算すると千円以下)で長時間労働を強いられ、責任だけが押し付けられている、という悲しい現実があります。

派遣にもデメリットはありますが、客先常駐と比較すると派遣社員として働いた方が良いですよね。派遣のデメリットが知りたい方はこちらを参考にしてください。

参考:客先常駐と派遣の違い|収入が10万円も変わる意外な事実とは

▼▼客先常駐を辞める事で得られるメリット▼▼

現在、客先常駐で働いている人は、社内開発できる企業に転職することを第一に考えましょう。社内開発できる企業に転職する事で、長時間労働と低賃金の問題を同時に解決できます

私は、客先常駐から脱出した事で次のメリットがありました。

社内開発に転職して得られるメリット
  1. 経験年数に合わせて、給料が右肩上がりに増える(4年で300→520万円
  2. 納期がない月は、毎日定時に帰宅できる(残業は4〜6→1時間未満
  3. 睡眠時間が十分に確保でき、仕事のパフォーマンスが向上する
  4. 転職市場で、高く評価されるスキルを習得できる(+50〜100万円で掲示
  5. 海外に開発拠点があり、「海外勤務」と「海外出張」を経験できる
  6. 開発スキル、設計、マネージメントの経験が積める
  7. 時間に余裕ができ、副業で月に10万円稼げる

客先常駐のメリットとは!?

客先常駐では違法行為にあたる可能性も高いですが、それでも全てを否定しているわけではありません。

客先常駐だからこそのメリットもあります。

その1:未経験でもIT業界に入社できる

本来であれば、専門職のIT業界に未経験者として採用されるのは難しいですよね。未経験者を採用すると自社で教育する負担が生じるからです。

しかし、客先常駐では常駐先に出向さえできれば、自社に報酬が入るため未経験でも採用してもらえる可能性が高くなります。

常駐先で開発案件に就くことができ、経験を積めれば昇進、昇給していくことも可能です。

実は、この業界に入る多くのエンジニアは、客先常駐からキャリアをスタートさせています。

その2:大手クライアント先で様々な経験を積める

自社開発だと、その企業が受注する仕事しかできないですが、

従業員が数十人規模のIT企業に入社しても、100人以上のエンジニアが携わる大手クライアントのプロジェクトで働くことができます。

大規模プロジェクトの歯車になることが、良いか悪いかは別にしても他では積めない経験なのは間違いないですね。

その3:運や実力があれば引き抜きもある

優秀なエンジニアであれば、より給料が高い常駐先の正社員として、引き抜かれることも実際にあります。

客先常駐では30歳を超えても、年収で400万円を超えるのは難しいですが、大手IT企業になると600万円を超える企業もあります。

ただし、引き抜き自体は快く思われていないので、優秀なだけではなく人格としても優れていないと難しいです。高待遇で引き抜かれるような人材はほんの一握りです。

「客先常駐」のデメリットとは!?

次に客先常駐のデメリットもみていきましょう。

メリットがあるのは事実なのですが、デメリットの方がはるかに大きいです。この業界で長く働くことを考えるのであれば、客先常駐以外の働き方を検討した方が良いのが、正直なところです。

将来のことを真剣に考えている人ほど、早い段階でこの業界から抜け出します。

その1:開発経験が積めないため市場価値が下がる

客先常駐で任される仕事は、システム運用保守、ヘルプデスク、保守、オペレーション作業など、いわゆる誰でもできる雑用が多いです。

社内の仕事を細分化し外部の社員に任せる(業務をアウトソース)仕組み上、どうしても都合の良いように使われてしまいます。

転職市場で評価されない業務も多く、年齢とともに市場価値は下がります。

その2:何年働いても給与が上がらない

客先常駐では、給料を上げるのが極端に難しいです。

なぜかというと、客先常駐のような派遣ビジネスは、誰でも簡単に始めることができるからです。簡単にできるビジネスは、競争相手が多く差別化できる要素がないため薄利多売に走りますね。

そして、薄利多売がいきつく先は、長時間労働と低賃金がセットです。

私の常駐常駐時代の元同僚は、現在も常駐先で働き続けていますが、8年間で年収は30万円(300→330万円)しか増えていません。

彼女は30歳を手前に「自宅待機」させられることも増えたと言います。

参考:客先常駐の給料は低すぎる|30歳で年収は330万円だった

その3:35歳を過ぎると仕事がなくなり失業する

客先常駐には明確な年齢のデットラインがあります。

なぜかというと、新しい職場に行くたびに経歴書を提出するのですが、年齢を見ただけで受け入れ先から断られるようになるからです。30歳で徐々に減り始め、35歳で激減します。

常駐先がなければ自社で働けたら良いですが、現実には難しいですよね。

参考:客先常駐SEに将来はない|35歳おじさんエンジニアの末路とは?

その他のデメリットは?

大きなデメリットは上で挙げた3つですが、客先常駐のデメリットを挙げればキリがありません…

次のものは、私が客先常駐を3年間続けて感じたデメリットです。

  1. 偽装請負という「違法行為」を強要されていることに対する嫌悪感
  2. 職場は超激務か、運用保守で全く仕事がないかどちらかだ
  3. 社員の「9割」は客先常駐、社内開発は「1割」もない(しかも赤字)
  4. 残業代は支払われない、賞与は1ヶ月分(10万円)貰えれば良い方だ
  5. 残業=頑張っている」という評価しか受けない
  6. 社長や役員は技術に関する知識が一切ない
  7. 本人の特性や思考は一切考慮されない
  8. 1人」で客先に配属されることが何度もある
  9. 保守運用、オペレーションなどコマンド入力するだけの単純労働だ
  10. 自社の名刺ではなく他社の名刺を渡される
  11. 客先を「3ヶ月〜半年」単位で転々とさせられる
  12. 常駐先が変わるので、職場に合わせて部屋を借りられない(通勤時間は1時間以上)
  13. 有給申請しても1年目だと、却下されることもある

客先常駐に強いこだわりがないのであれば、少しずつで良いので転職の準備を始めましょう。

客先常駐以外の働き方を検討してみる!

客先常駐には、メリットもあるので全否定はできません。

けれども、不満を感じているエンジニアが多いのも事実ですね。客先常駐の中身は違法行為でもあるので、現場で働く私たちが不満を感じるのは避けられない面もあります。

私自身は長い間客先常駐で苦しみ、ようやく3年目にして社内開発できる企業へ、転職することができました。転職後は、このようなメリットがありました。

  1. 給料が右肩上がりで増えた(4年後に300→520万円
  2. 自分の仕事が終わったら定時に帰れる(拘束時間15時間→9時間
  3. 開発スキルが向上して転職先に困らなくなった(+50〜100万円で掲示

私はかなり運が良かった方だと思います。

もしも、客先常駐に不満を感じているのであれば、あなたも行動に移すことを考えましょう。いま現在は売り手市場もあり、環境を変える絶好のチャンスでもありますよ。

2018年にDODAが公表した転職求人倍率を見ると、全業種の平均は「2.36倍」、対してIT業界は「6.15倍」もあります。

応募者1人に対して、求人数が6件以上ある状態ですね。

その1:プログラミングスキルを短期間で習得する

この業界で生きていくためには、スキルを習得するのは必須条件ですね。

独学でスキルを習得するのが難しいならば、プログラミングスクールで習得することをお勧めします。

ポテパンというスクールを利用することで次のメリットがあります。

  1. オンライン制なので、通学する必要がない
  2. 受講生はRubyを使い、3ヶ月でオリジナルのECサイトを製作できる
  3. 成果物を履歴書に貼り付けて、IT企業にアピールできる
  4. 転職支援も付き、受講生は100%自社開発できる企業へ転職できる
  5. 受講料は10万円と格安で、転職に成功すると全額返金される

参考:開発スキルを習得し、4ヶ月で客先常駐から脱出する方法

ただし、スキルがないと転職できないかというと、そんなことはありません。

業務経験が積めない環境で地道にスキルの勉強をするよりも、早い段階で転職してしまった方が得をするケースもあります。わたしも開発経験が全くない状態での転職でしたが、それでも社内開発できる企業に転職できました。

その2:社内開発できる企業に転職する

客先常駐から脱出することを目的にするのであれば、「社内転職ナビ」という社内SE専用のサイトがお勧めです。

自宅待機中で客先常駐に悩む知人に紹介したところ、彼女は社内転職ナビを利用して、「2ヶ月後」に社内開発できるIT企業に転職しました。

ただし、大手転職サイトと比較して、このようなデメリットもあります。

  1. 他の大手転職サイトと比較して、求人数が「700件」と少ないこと
  2. それから、知名度が低く利用している人が少ないこと

そのため、本気で社内開発がしたい人だけが、利用した方が良いサービスです。

このように、客先常駐だけが選択肢ではないので、

不満を感じているならば、少しずつでも行動に移すことを考えましょう。当サイトはそのための方法を紹介しています。

▼▼客先常駐を続ける事のデメリット▼▼

客先常駐を続ける事は、私たちSEにとってデメリットしかありません。私の新人時代の元同僚は、新卒から8年間が経ち今現在も客先常駐のブラックで働き続けています。

次の事は、現実に今も彼女の身に起きている事です。

客先常駐で働き続けるデメリット
  1. 昇給がなく8年間働いても、年収が30万円(300→330万円)しか増えない
  2. 2008年の金融危機以降、賞与が支給されない(されても月5万円程度
  3. 開発や上流工程の経験が積めず、年齢を重ねるごとに市場価値は下がる
  4. 炎上案件に投入されると、労働時間が増え時給1000円以下で働く
  5. 偽装請負や多重派遣など違法行為のため、法律が変われば職を失う
  6. 35歳を過ぎると、受け入れ先がなくなり失業する
  7. 30歳手前から次の常駐先が見つからず、社内待機や自宅待機が増える
  8. 自宅待機は合法で、月の給与を40%カットさせられる
  9. 自宅待機から2ヶ月、次の常駐先が決まらなければリストラに合う

私たちに与えられた人生は1度しかありません。手遅れになる前に、勇気を持って行動する事を心から願います。私の人生は客先常駐から脱出した事で180度変わりました。

参考:失敗しない転職先の選び方|常駐辞めて年収アップ(300→520万円)

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