新卒1年目だけど客先常駐を辞めたい|スキルがなくても辞められる?

まだ働き始めて1年も経っていないのに、客先常駐を辞めたいと考え始める人は少なくありません。しかしながら、開発スキルがない状態で辞めるのはリスクでもありますよね。

  • 「本当に1年で会社を辞めても大丈夫なのだろうか?」
  • 石の上にも3年と言うし、最低でもあと2年は我慢した方が良いのだろうか?」
  • 「専門職にも関わらず、1年で会社を辞めた人材を採用してくれる企業はあるだろうか?」

私は大卒で入社した会社を3ヶ月で辞めたいと思いました。しかしながら、会社を辞めるのが怖くて1年10ヶ月もの間行動に移すことができませんでした。

もっと早く辞めて転職していれば良かった」と後悔しています。

結論から先に言うと、現在の働き方に疑問や不満を感じているのであれば、すぐに辞める事を検討した方が良いです(ただし計画的に)。なぜならば、客先常駐で働いていると1年後も3年後もスキルに大差がないからです。

極端な事を言うと、たとえ10年働いても新人SEと大きく変わりません。

いずれは状況が好転すると期待する人も多いですが、その可能性は限りなく低いです。なぜならば、1日も早く仕事を覚える必要がある未来ある新人社員に、開発経験が積めない常駐先に出向させる時点でレベルが低い会社だとわかるからです。

新人を育てる意識がない企業は、近い将来潰れる可能性の方が高いですね。

また、客先常駐の8割は偽装請負という法律に反した違法行為です。労働法は私たち労働者を守るために作られた法律です。どんな理由があれ、違法行為が許容されるべきではありません。

ここでは、客先常駐を辞めるか悩んでいる人に、決断を出すための考え方を紹介します。

1年目で客先常駐を辞めたい人向け
  1. 新卒1年目で会社を辞めたいと思った時の話
  2. 会社を辞めない方が良いとアドバイスする人たちの声
  3. いますぐに客先常駐を辞めるべき理由
  4. 新卒1年目ができる客先常駐の対策

▼▼客先常駐からの転職に強い大手3社▼▼

  1. 年収を100万円以上アップできるレバテックキャリア
  2. 客先常駐からの脱出を目的にした社内SE転職ナビ
  3. 第二新卒者、20代に強いマイナビエージェント×IT

個人的な1番のお勧めは「マイナビ」です。過去にマイナビを利用して、客先常駐のブラックから脱出できたからです。転職後は、海外に開発拠点があり社内開発できる企業に転職できました。社内SE転職ナビ」は、求人数が少ないのが難点ですが、確実に客先常駐から脱出できます。

参考:SE専門の転職サイト・エージェント3選比較|目的別の選び方

新卒1年目で会社を辞めたいと思った時の話

私が初めて客先常駐に入社した時の感想、3ヶ月で会社を辞めたいと思った理由、それでも会社を辞められず現状維持を続けた結果、私の身に何が起きたのか体験談を紹介します。

私の体験談に興味がない人は、次の「辞めないとアドバイスする人たちの声」まで読み進めてもらっても大丈夫でしょ。

客先常駐を知らずにブラックIT企業に入社した

国立大学を卒業したにも関わらず、私が1社目に入社した先はブラック企業でした。当時は客先常駐という言葉がある事すらも知らずに、IT企業を選択しました。

このような疑問を感じたのは私だけではないですよね。

  1. 「えっ、毎日客先に出向して働くけど、根本的に派遣と何が違うのだろうか…」
  2. 「えっ、自社から給与が支払われているけど、他社の社員の下で仕事をするの…」
  3. 「えっ、自分の会社の名刺ではなく、常駐先の名刺を使わないといけないの…」
  4. 「えっ、勤怠は自社と常駐先どちらにも提出しないといけない…」

社会に出て初めて勤めた先が客先常駐だと、世の中とはそういうものなのかと納得してしまいますよね。

しかし、ネットで検索すればすぐにわかるように、客先常駐は偽装請負という違法行為に当たります。私たち新人SEが客先常駐に違和感を感じるのは、法律を冒した犯罪に手を染めているからです。

3ヶ月で会社を辞めたいと思ったキッカケ

客先常駐に違和感を持ちながらも、本気で会社を辞めたいと思ったのは3ヶ月が経ってからです。これまでは、会社の悪いところを目にしても、社会とはそういうものだと必死に思い込もうとしていたのです。

しかしながら、徐々に不信感の方が強くなっていきます。

  1. 詐欺としか思えない給与明細書(月給20万円のはずが基本給は13万円だけ
  2. 家賃手当は最大5万円と記載されても、月給20万円に含まれていた
  3. 賞与は初年度3ヶ月と記載されても、実際には10万円にすら満たない
  4. 研修後には、一切説明される事なく常駐先に出向させられる
  5. SEの評価制度はなく、将来のキャリアや方向性が考慮されることはない
  6. 開発案件に就きたいと上司に相談しても、不景気を理由に断られる

特にショックだったのは、先輩社員とお酒を飲みに行ったときに、「全社員の昇給額は一律で3千円」と説明されたときです。

10年間頑張って働いても、月給は3万円しか増えないのか…

現状に不満があったとしても、未来に希望があれば人間は頑張れますよね。でも、未来に可能性がないとわかれば、頑張る理由がなくなりますよね。

会社を辞められずに2年が経過する

会社に不満を持ちながらも、それでも私は辞める決断ができませんでした。

なぜならば、専門職にも関わらず1年で会社を辞める人材を採用してくれる企業はないと思っていたからです。また、奨学金の返済、毎月の家賃や生活費など、金銭的な理由で辞められない理由もありますね。

最終的には1年と10ヶ月も働き続けることになります。

現状維持を選んだ結果、私の身には何が起きたでしょうか?

  1. 最初の常駐先は6ヶ月で契約を切られ、次の職場は3ヶ月おきに転々とさせられる
  2. 初年度の賞与は10万円、2年目以降は業績不振を理由に廃止される
  3. 激務の現場に投入され、睡眠は5時間未満で働くことになる

1年目は仕事が暇な保守運用でしたが、以降はインフラ系の激務に投入され精神的に不安定になりました。

日曜になると死にたいと思うくらい憂鬱になり、夜は布団に入っても将来のことが不安で眠れません。また、ストレスで耳鳴りがしたり、満員電車になると心臓がバクバクと動悸するようになりました。

このままでは、精神的にも肉体的にも身体が持たないと思い、常駐先から逃げるように転職活動に踏み切ります。

転職活動を始め社内開発できる企業へ転職

平日は自宅に帰るのが夜の12時を過ぎてからという生活を送っていたので、転職活動に時間を割けず不安な気持ちでスタートしました。

キャリアコンサルタントに事情を説明したところ、午前給の時に複数社面接を入れたり、スカイプや電話で1次面談してくれるように企業に交渉したりと、柔軟に対応してくれました。

応募する企業を絞り込んだ結果、転職活動を開始してから2ヶ月後には次の就職先が決まりました。

転職先は、客先常駐をしていない普通のIT企業です。客先常駐から逃れたことで、労働条件は劇的に改善しました。

  1. 給料が右肩上がりで増えた(4年後に300→520万円
  2. 自分の仕事が終わったら定時に帰れる(拘束時間15時間→9時間
  3. 開発スキルが向上して転職先に困らなくなった(+50〜100万円で掲示

年収が400万円を超えてからは、趣味や自己投資にお金を使う余裕が生まれます。その結果さらに年収にも反映され、入社してから4年後に目標だった年収500万円も到達できました。

会社を辞めなければ30歳で年収330万円だった

実はあの時に会社を辞めずに働き続けていたら、私の年収は8年間で30万円しか増えていません。

なぜわかるかと言うと、8年後に当時の同期社員と再会したが、彼女の給与は330万円だったからです。しかも、30歳を手前に次の常駐先が見つからず、自宅待機させられることも増えたと言います。

この話を居酒屋で聞いたときは、背中から冷や汗が止まりませんでした。

1年目の新卒SEは会社を辞める判断が難しいと思います。でも、冷静に状況を見極めてその会社に残るのか、それとも転職するのか判断したいですよね。

転職は人生で何回も使えるわけではないので、慎重に行動する必要があります。

会社を辞めた方が良いのか、それとも今はまだ辞めない方が良いのか、アドバイスしてくれる先輩社員はたくさんいます。

▼▼客先常駐を辞める事で得られるメリット▼▼

現在、客先常駐で働いている人は、社内開発できる企業に転職することを第一に考えましょう。社内開発できる企業に転職する事で、長時間労働と低賃金の問題を同時に解決できます

私は、客先常駐から脱出した事で次のメリットがありました。

社内開発に転職して得られるメリット
  1. 経験年数に合わせて、給料が右肩上がりに増える(4年で300→520万円
  2. 納期がない月は、毎日定時に帰宅できる(残業は4〜6→1時間未満
  3. 睡眠時間が十分に確保でき、仕事のパフォーマンスが向上する
  4. 転職市場で、高く評価されるスキルを習得できる(+50〜100万円で掲示
  5. 海外に開発拠点があり、「海外勤務」と「海外出張」を経験できる
  6. 開発スキル、設計、マネージメントの経験が積める
  7. 時間に余裕ができ、副業で月に10万円稼げる

会社を辞めない方が良いとアドバイスする声

私が会社を辞めたいと考えた時に、真摯に相談に乗ってくれる先輩社員がたくさんいました。

ここでは、彼らがどのようにアドバイスしてくれたのか紹介します。

その1:「石の上にも3年」という諺がある

どれだけ辛い職場や環境でも、「とりあえず3年だけでも良いから我慢してみよう」とアドバイスしてくれる人は多いですよね。

でも、「なぜ、我慢する期間が3年間なのか?という問いに、具体的な根拠を示してくれた人は誰もいませんでした。

嫌なことからすぐに逃げる姿勢には問題があるが、3年間何も行動に移さないのはそれ以上にリスクです。

なぜならば、変化が激しいIT業界で3年間はあまりにも長すぎるからです。例えば、2008年に発売したiPhoneのアプリは500本だけでしたが、それからわずか3年半で60万本がリリースされましたね。

この期間、常駐先の椅子の上で非生産的な時間を過ごすのは、エンジニアとして致命的ですよね。

その2:状況はいずれ良い方向に動き出す

開発案件に就けない私に対して、「いまは仕方ないけれど、いずれ開発案件に就けるよ」と優しく声を掛けてくれた先輩社員はたくさんいました。

しかしながら、この会社で働いている間にそんな日が訪れることはありませんでした。

結局のところ私たち常駐SEの本質は、外部に労働力を提供することです自分たちで仕事を選べる立場にあるわけではないし、労働力以上の付加価値を提供することも求められていません。

なぜならば、他社に仕事をアウトソースする側は、付加価値の低い代替可能な仕事を社外の人材に任せるからですね。

逆境にも負けず地道に頑張れば、いずれ好転する可能性はないとは言えないが、客先常駐の本質を考えると現実的ではありません。むしろ、努力が認められる環境でゼロからスタートを切った方が、同じ労力でも大きな成果を得られますよね。

開発案件に就ける人もいますが、ギャンブルのように運の要素が大きくリスクが高いです。

その3:開発スキルがないと転職できないから

スキルがない人材が転職しても、「同じような企業(客先常駐)にしか就職できない」と言われたこともあります。

このようにアドバイスしてくれる人は親切心からです。しかしながら、常駐先で働く先輩社員も客先常駐以外の働き方を知らないし、1度も転職したことがない人の方が多いです。

1度でも社内開発の経験がある人は2度と客先常駐に戻らないので、先輩社員にアドバイスを聞くこと自体あまり意味はないかもしれません。

私が転職活動して最初に驚いたことは、選択肢がたくさんあることです。未経験で企業を選択した頃と違い、1度でも業界経験があれば応募できる企業の数は倍以上に増えています。

もちろん、客先常駐以外の働き方もたくさんありますね。

WEB系に転職すれば大半が自社開発、SIer系でもクライアントと直接契約し受託開発する企業、IT業界内にこだわる必要はなく、異業種の社内SEという選択肢もありますね。他にも外資系企業や海外に開発拠点を持つ企業など。

私が社内開発に転職できたのは、業務で開発経験が1度もないときです。いまの売り手市場と違い有効求人倍率が1倍を切るほど仕事がない時でした。

にも関わらず、転職活動の具体的なアドバイスをしてくれた先輩は1人もいませんでした。

客先常駐はいますぐに辞めた方が良い理由

ぶっちゃけ、できることなら1日も早く客先常駐からは縁を切った方が良いです。

客先常駐だと末端業務しか経験できないので、3年目の常駐SEも10年目の常駐SEも大差がないからです。2年、3年と働き続けてしまうと、客先常駐に耐性ができてしまい辞めるタイミングを失います。

客先常駐でも開発ができる、キャリアを積めば要件定義や設計ができる」という人も中にはいますが、良い経験が積めるかどうかは、結局は運次第ですよね。

また、偽装請負という違法行為をしていることに変わりはありません。

突発的に会社を辞めることは良くないが、しっかりとした計画性を持って1日も早く抜け出すことをお勧めします。

1年目社員ができる客先常駐の対策とは?

対策1:客先常駐とは一定の距離を取る

常駐先の社員や、会社の同僚とは会社だけの付き合いにし適度に距離を取りましょう。

少し言葉が悪いかもしれないですが、客先常駐で働いている人たちはモラルが低いことを感じます。

IT企業に入社した当初は偽装請負を強要されている被害者かもしれないですが、2年も3年も働けば加害者ですよね。若手社員に常駐先の振る舞いや仕事を教えるようになるからです。また、会社説明会や自社のHPで社員を勧誘しますよね。

違法行為を強要しているにも関わらず目を背けたり、知らないフリをするのは社会人として好ましい行動ではないですよね。将来自分の子供ができたときに、子供に勧められない仕事は他人にもさせるべきではありません。

参考:客先常駐(SES契約)は法的にも違法|2年目以降はあなたも加害者

対策2:ブラック企業のビジネスモデルを研究する

客先常駐させるブラック企業に入社したのは不運ですが、これはブラックを研究する人生で2度とない貴重な体験ですね。

IT業界のブラックは人売りビジネスをしている客先常駐です。つまり、客先常駐している企業を見分けられるスキルがあると、IT業界のブラックを簡単に避けられます。客先常駐は差別化できる要素がないので、どこも似通ったビジネスや慣習があります。

例えば、経営者や役員は体育会系が多い、月に1回以上自社の集まりや飲み会がある、HPの写真を見ると社員同士が肩を組んでいるなど。

私は過去に2社ブラックを経験したことがあり、企業のホームページを見るだけで見分けることができます。ブラックを見分けられるようになると、転職活動する際に自信を持って企業に応募できますね

参考:客先常駐(人売り)の見分け方|8割のSEが何度も騙される理由

対策3:短期間で実践的な開発スキルを磨く

業務経験がなく自信を持って転職できない人は、業界経験者向けのスクール で実践的な開発スキルを習得しましょう。

エンジニアの売り手市場もあり、無料でレベルが高いプログラミングスキルを習得できます。

開発スキルがある人材は就職先に困ることはないですよね。

開発スキルがある人材
  1. システム運用保守、環境構築など単価が安い仕事にアサインされない
  2. いつでも転職できるので、望まない仕事で働く必要がない
  3. 常駐先で働いても、クライアントに近い上流工程を任される

私たちSEは、いずれは開発経験を積めるだろうと期待して働きますが、客先常駐の仕組み上そんな日は訪れません。上司や営業担当者は過去の職歴をみて次の常駐先を探すからです。

客先常駐から脱出したいのであれば、自分で開発スキルを習得することを考えた方が良いです。ポテパンキャンプでは、レッスン受講後に自社開発できる企業に転職できます。

ポテパンキャンプの特徴
  1. オンライン制なので、仕事が忙しい社会人でも利用できる
  2. 受講生はRubyを習得し、3ヶ月でオリジナルのECサイトを製作できる
  3. ECサイトのURLを履歴書に貼り付けて、優良企業にスキルをアピールできる
  4. 転職サポートも無料で受けられ、受講後は自社開発している企業へ転職できる
  5. ポテパン経由の転職は、年収400〜500万円を想定している
  6. 受講料は3ヶ月で10万円と格安な上に、転職に成功すると全額返金される

参考:開発スキルを習得し、4ヶ月で客先常駐から脱出する方法

方法4:社内開発できる企業に転職する

社内開発の選択肢
  1. 「WEB系」:ユーザー向けにシステムやサービスを開発する
  2. 「受託開発」:SIer系のシステム開発を受託し社内開発する企業
  3. 「企業向け自社製品開発」:企業向けに製品やパッケージを販売する企業
  4. 「異業種の社内SE」:製造業や流通業、医療系や銀行系などの社内SE

転職活動を始める前に、客先常駐以外の選択肢を研究しましょう。

開発スキルがないと転職できないと考えている人は多いですが、実はそれほど難しいことではありません。

実際に私が社内開発へ転職したときも、業務で開発経験が1度もないときです。それでも、海外に開発拠点がある企業に転職でき、海外勤務や海外出張まで経験させてもらいました。

現在は深刻な人材不足なので、経験が浅いSEを採用して自社で育てようと考えている企業は多いですよ。社内開発で働く選択肢はたくさんあるので、まずは自分にあう働き方を見つける必要があります。

参考:自社開発に転職したい|WEB系、社内SE、受託開発の違いとメリット

▼▼客先常駐を続ける事のデメリット▼▼

客先常駐を続ける事は、私たちSEにとってデメリットしかありません。私の新人時代の元同僚は、新卒から8年間が経ち今現在も客先常駐のブラックで働き続けています。

次の事は、現実に今も彼女の身に起きている事です。

客先常駐で働き続けるデメリット
  1. 昇給がなく8年間働いても、年収が30万円(300→330万円)しか増えない
  2. 2008年の金融危機以降、賞与が支給されない(されても月5万円程度
  3. 開発や上流工程の経験が積めず、年齢を重ねるごとに市場価値は下がる
  4. 炎上案件に投入されると、労働時間が増え時給1000円以下で働く
  5. 偽装請負や多重派遣など違法行為のため、法律が変われば職を失う
  6. 35歳を過ぎると、受け入れ先がなくなり失業する
  7. 30歳手前から次の常駐先が見つからず、社内待機や自宅待機が増える
  8. 自宅待機は合法で、月の給与を40%カットさせられる
  9. 自宅待機から2ヶ月、次の常駐先が決まらなければリストラに合う

私たちに与えられた人生は1度しかありません。手遅れになる前に、勇気を持って行動する事を心から願います。私の人生は客先常駐から脱出した事で180度変わりました。

参考:失敗しない転職先の選び方|常駐辞めて年収アップ(300→520万円)

まとめ:客先常駐で新卒1年目だけど辞めたい

まだ入社して1年目だから、「いますぐに転職する必要はない」と思っていますよね。

確かに急いで転職する必要はありません。でも、転職活動の準備だけはすぐに始められるので、後回しせずに済ませておきましょう。

いつでも転職できる体制を作ることで、心に余裕を持って働くことができるからです。

私は2年近く客先常駐で働き続けましたが、この2年間はいつ会社を辞めるべきか答えが出ないまま、ずっと悩み続けていました。人生で悩むことは大事ですが、いつまでも結論を出さずに悩み続ける時間は非生産的ですよね。

転職の準備だけでもしていたら、フットワークが軽くなりいつでも行動できていたと後悔しています。

履歴書や業務経歴書を作成し、事前にキャリアエージェントに転職先の希望を伝えておくことで、社内開発できる企業に転職するチャンスがあれば、すぐに連絡をしてくれます。

担当者が直接連絡してくれた案件は、急募で人材が足りていないため募集要項の条件に満たしていなくても高い確率で内定を得ることができます。

すぐに転職活動を始めた方が良い理由

現在IT業界は転職有効求人倍率が「6倍」を超えるほど景気が良いですね(転職求人倍率レポート(2018年4月))。業界全体の求人倍率が2.36倍なので、他業種の3倍も求人が余っています。

そのため、書類を送付すれば、誰でも書類選考を突破できます。

しかしながら、この状況がずっと続くわけではありません。

IT企業は外国人SEを大量に採用し、日本政府は移民を受け入れる準備も進めています。また、前回の金融危機から10年が経過し、経済危機が発生する可能性もありますね(不景気のサイクルは7〜8年周期)。

アメリカのダウ平均は、2008年の金融危機直前に14,000ドルの過去最高値を付けました。一時8,000ドルまで暴落した株価は急回復を続け、現在は24,000ドルまで暴騰してますトランプ政権の混乱や中国との緊張で、いつバブルが弾けてもおかしなくないと言われていますね。

再び、2009年のような深刻な不況に陥ると、有効求人倍率は1倍以下まで落ち込みます。落ちるときは、徐々に落ち込むのではなく2〜3ヶ月の間で急激に落ちますね。

そうなると、ブラック企業から脱出したくても、現職にしがみ付くしか道はなくなります。2008年の金融危機の時には、次のことが実際に起きました。

  1. 出向先の社員の過半数が、契約を残した状態で打ち切られる
  2. 契約を切られた社員の半数が、辞職やリストラに追いやられる
  3. クライアント先のフロアの3分の1が空席になる
  4. 大手企業は、開発拠点を人件費が安い海外に移し、日本人は品質管理しかできない
  5. 開発案件は中止になり、運用保守やドキュメント整理に回される
  6. 社内に戻っても仕事はなく、データ入力などバイトしかない
  7. 客先常駐の9割は、賞与の減額、もしくは支給が止まる
  8. 求人倍率が1倍を切り、転職サイトに登録しても紹介できる案件はないと言われる
  9. 30歳で職を失う人が増え、介護や飲食店など肉体労働に流れる

このような状態になってから、客先常駐を脱出しようとしても手遅れですね。

今は景気がいいからいつでも転職できると楽観的に考えるのではなく、1日も早く普通のl企業に就職して開発やマネジメント経験を積みましょう。専門スキルがある人材は、不況に強いのでリストラされる心配はなくなります。

2018年度(2019年3月末まで)中に、内定を獲得できるように計画しましょう。今の時期は、春入社に合わせて動く人が多いので、早めに行動しないと応募者が増えます。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません

履歴書や職務経歴書を準備するのは、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後の話です。コンサルタントと面談することで、IT業界の中で目指す職種や方向性も決まります(最初から方向性がはっきりしている人はいません)。

その段階で書類を準備した方が修正する手間が省けますね。

はじめて経歴書を作成した時は、何を書けば良いのかわからず何度も消しては書き直していました。キャリアエージェントに相談すると、経歴書の書き方から添削まで優しく的確にアドバイスしてくれます

入力項目は7項目だけなので、通勤中にスマホからでも簡単に登録できます。

面談までの流れ
  1. 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など5分程度)
  2. 会員登録完了後に担当者からメールが送られてくる(当日か翌日)
  3. 担当者とキャリア 面談を行う(面談場所は京橋や横浜など、電話でも対応可能)
  4. キャリア 面談時に、条件にマッチする案件を10〜20社程度紹介してもらう
  5. 転職活動する意思を固めた場合のみ、書類の準備を始める
  6. 2〜3ヶ月で内定を獲得し、就職先の企業と相談して入社日を決める

まずは、現在のスキルで社内開発できる案件を紹介してくれるか、だけでも相談してみましょう。社内転職ナビは、将来のキャリアを気軽に相談できる「カジュアル相談」があるので、軽い気持ちで相談できます。

面談は登録した当日や土日でも可能、電話やスカイプでも対応しているので、お昼のランチ休憩からでも相談できます。

公式サイト:顧客常駐はもう嫌だ!社内SEへ転職するなら【社内SE転職ナビ】

 

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