運用保守を1年間続けた結果は?|仕事がひま、契約解除、待機、失業

運用保守に配属すると仕事がなくて暇ですね。やりがいが持てない、開発経験を積めない、転職できないなど、たくさんの問題があります。

  1. 「やりがいがない運用保守で、あと3年働くのは精神的に辛い…」
  2. 「前日のメールを確認すれば終わり、人生の貴重な時間を無駄にしてる…」
  3. 「専門知識がなくても勤まる運用保守に、将来性はあるのだろうか…」
  4. 「業務経験が積めず1年で解雇された、次の働き先が見つからない…」

運用保守はやりがいがなく暇な仕事です。また、業務経験が積めず将来性がないため、リストラに合う可能性も高いですね。

なぜ、常駐先に出向しているにも関わらず、私たちSEは暇なのでしょうか

その答えは、IT業界特有の人月商売にあります。経験があるSEが一人いれば現場が回るため、新人SEが人数合わせに都合良く使われるからですね。私は初めて配属された運用保守で、その1年後に契約を解除されました。

その後は待機を何度か繰り返し、ようやく次の常駐先が見つかるも、そこは夜勤があるインフラ系の炎上案件。毎日夜の11過ぎまで働く生活に嫌気が指し、突発的に会社を辞めてしまいました。

開発や業務経験を積めないため、次の職場を見つけるのは難しいですね。

ここでは、なぜ若手SEは運用保守で働いてはいけないのか、その理由を詳しく紹介します。また、運用保守を避けて、社内開発で働く方法も紹介します。

運用保守を避けたい人向け
  1. 新人SEで、初めて運用保守に就いた体験談は
  2. 常駐SEで、運用保守を続ける3つのリスクとは?
  3. 常駐SEでは、運用保守から逃げられない

▼▼客先常駐からの転職に強い大手2社▼▼

  1. 高収入のWEB系に強いレバテックキャリア
  2. 社内SE・社内開発だけを専門に扱う社内SE転職ナビ

1番のお勧めは「社内SE転職ナビ」です。知名度も低く扱う求人数が少ないが、確実に客先常駐から脱出できるからです。私は客先常駐を脱出し、年収は4年で300→520万円まで増えました。

レバテックキャリア」は、高収入の案件だけを扱う経験者向けの転職サイトです。難易度は少し高いが、確実に年収アップを実現できます

現在、IT業界の転職有効求人は6.79倍です(レポート:2019年1月)。

しかし、2019年には1倍を下回る可能性が高いです景気サイクルは7年周期ですが、すでに2008年の金融危機から11年が経過したからです。米国株ではすでに不況の兆しがあり、アップル株はiPhoneの販売不振で大暴落(232→142ドル)しました。

私たちSEが好条件で転職できるのは今だけです。1度不景気に陥ると、企業は採用をストップするため、特別に優秀な人材以外は転職できなくなりますね。

運用保守に就いたSEの体験談は?

運用保守に配属され、将来の不安や不満を感じるSEは多いです。

1年目SE、運用にやりがいを感じられない

転職について考えています。新卒1年目で運用系の仕事をしています。元々望んでいた仕事ではないのですが、客先常駐ですし色んな職場で様々な経験が積めればと思い3年ほど働きつつ望んでいる職種への転職を目指し勉強していこうと思っていました。

ですが、先輩方の話によると今の常駐先には短くても3年、長くて10年ほど勤めることになると言われました。さらに会社が自己啓発(今現在携わっている業務に関する資格取得、勉強会等)に力を入れており、正直やりたい勉強をする時間があまり無いです。

客先での仕事なので休みも取りづらいです。仕事内容そのものは難しくはないですが、全くやりがいを感じる事のできない業務を3年と考えると、とても時間を無駄にしているように感じます。

上司や同僚の方からも気を遣って「仕事大丈夫?」「不安な事はない?」と聞かれますが、やりがいがない、長く勤めるつもりはないなどと言うことはできず、新人らしく「今は業務を覚えることで精いっぱいです。」や「今のところ特に不満はないです。」等の返答しかできません。

職場関係は良好でその辺りも辞めづらい理由です。そこで質問します。

  1. 早く退職し集中して勉強するべきか、在職中に細々とでも勉強して転職するべきか(どちらにせよ3年ほどで退職するつもりです)
  2. 現状の不満、不安は甘えなのか

不満な点をいくつが挙げましたが、どれも退職を決意するには不十分に感じています。客観的に見てどう行動するべきか参考までにお聞かせください。

参考:Yahoo知恵袋

私たちSEは、開発がやりたくてIT業界に入社していますね。運用系でやりがいを感じるのは無理です。

3年間運用を続けるべきかどうかは、何のために働いているのかを軸に考えましょう。私たちは、会社のために働くわけではありません。専門スキルを習得して、より良い生活を送るために働いていますよね

変化が激しいIT業界で3年待つと、時代遅れのエンジニアになります職場の人間関係(派遣元の社員たち)が良好でも、その会社に在籍する理由にはなりません。

1年目SE、仕事が暇でやることがない

IT関係に努めてます。質問があります。

現在の入社1か月後に常駐先が決まり現在はこの業界に入って5か月が経とうとしています。常駐先は運用保守の仕事を任されました。内情はものすごくヒマでヒマでしょうがありませんしかしチラホラチラホラと本当に細かい(かといって技術的知識は全くいらない)業務が振られるので自分の学習は業務中にはできません。

自宅に帰り時間を見つけて学習に取り組もうと思っています。ここでいくつか質問があるので回答よろしくお願いします。

  1. 今後、需要が高まりそうな言語や必要知識はどういったものになるでしょうか。質問理由は、まだこの業界に入ったばかりで右も左も正直一切わかりません。何が必要で何がいらないか・・・
  2. 実際にこの本当にヒマでしょうがなく専門知識もいらない常駐先にいて
    未来はあるんでしょうか。質問理由は、単純にこの先が心配だからです。
  3. みなさんの知識を得たパターンを教えてください。質問理由は、参考程度に私もそのような進歩ができればと思っています。(空いた時間を見つけては学習し、成果物を実績とし自社で見せそれが認められて常駐先が変わった。や、単純に常駐先が開発系のほうに回されて業務をこなしていく上で身についたなど)

いかんせんまだ業界にいて浅い人間なので、お手柔らかに回答よろしくお願いします。

参考:Yahoo知恵袋

今後需要が高まりそうなスキルですが、まずは開発現場で実務経験を積むことが大切ですねひとつのプログラミング言語を身につければ、他の言語も応用できます。

単刀直入にいうと、客先常駐に将来性はありません私も同じように危機感を持っていたので、上司に異動のお願いを出したり、自宅で開発環境を揃えて勉強しました。

しかしながら、どれも有効な手段にはなりません。常駐先を異動できても、運用保守以外にも単純業務はたくさんあります。サーバー監視、ドキュメント整理、テスター、ヘルプデスクですね。開発案件に就ける可能性は、とても低いですね。また、転職市場では実務経験しか評価されないため、独学も効果的ではありません。

客先常駐を辞めて社内開発できる企業に転職したことで、専門知識やスキルを身につけました。

27歳SE、運用8ヶ月で解雇された

未経験で入ったITの特定派遣に入り、1年も満たずに解雇されてしまいました。必死に非正規で働きながらやっと手にした初就職なのに、かなりのダメージを受けています。最初の2ヵ月間、研修とは名ばかりの資格の独学。この中でITパスポートは取得しました。

現場はサーバ監視、運用の現場でほとんどWindowsサーバの現場だったので、Linuxのcuiのコマンド操作等は全くする経験がありませんでした。最初の現場は4ヵ月で終わり、待機になって次の案件に臨むため、いくつか面談は受けたました。

いいところまで、いったものもありましたが、最後の最後のダメでなかなか現場が決まらないまま本社待機が2ヵ月続きました

その中で、何かできるかことはないかとせめて運用関係の資格のITILファンデーションの取得をしました。LPICレベル1は習得まではいってないのですが、自分で色々調べ、VMウェアで仮想環境構築コマンドの学習を重ねていました。

しかし、自宅待機に入ることもなく、もう営業の方が案件を探す気がなくなったらしく辞めてくれと強制されましたそこで、自分は辞めたくなかったので、必死に抵抗し、会社都合の解雇ということになりました。

地方生まれの一人暮らしできついので、失業保険の相談等をハローワークにした後、仕事も必死に探していきたいと思っています。

自分自身真剣に頑張ってきたのに、中途半端に終わってしまったことが悔しく、曲りなりにでも資格を2つ取った。LPICとCCNA等みたいにすごくはないですが….少しでも生かしたいと思うので、ITのサーバ監視、運用の仕事をやりながら自分自身レベルアップしていくことをあきらめたくないです。

年齢はお恥ずかしくも大学の就職難に呑まれた過去を持ち、27歳にもなってしまいましたが、なんとか関東で落ちつきたいと考えています。IT業界で未経験でも可な求人はまだ多いような印象を受けるのでそういった所で経験を積ませてもらいたいので、仕事探しのいいアドバイスをもらえないでしょうか?(一人暮らしも考慮してもらえると有難い)

また、んな待機中で切られたんだから、そもそも向いてねえだよ….この年で諦めなヴォケとか否定的な意見では、なく真剣な回答をいただきたいです。お願いします。

参考:Yahoo知恵袋

現実問題として、運用保守のキャリアだけで、長く働き続けるのは難しいですよね。誰でもできる仕事なので、代わりの人材はいくらでもいるからです。別のIT企業に就職したとしても、同じように社内待機や自宅待機があります。

IT業界を目指すのであれば、運用保守以外の選択肢を考えましょう。

以上のように、運用保守に不満を感じる人は多いです。私も常駐時代は、運用保守に配属され精神的に苦しめられました気持ちは痛いほどよくわかります。

では、運用保守にはどのような問題が潜んでいるのでしょうか。

運用保守を続ける3つのリスクとは?

客先常駐の運用保守は、続ければ続けるほどリスクが大きくなります。

リスク1:仕事がヒマで専門知識が積めない

本来であれば、大規模システムの運用保守は重要な仕事ですよね。稼働中のシステム、ネットワークの安定性を守り、稼働を止めることなく効率的にメンテナンスを行う業務です。

しかしながら、外部にアウトソースする事で、退屈で無機質な仕事に変わります決められた人数を配置し固定単価で報酬を得るため、自発的に業務改善する機会を失うからです。トラブルが発生しない限り、私たち常駐SEがすることはありません。

運用保守は、システムに精通したSEが1人いれば成り立ちます。そのため、開発経験がない新人SEがメンバーに選ばられる可能性が高いです。配属されたSEは、次の負のスパイラルに陥りますね。

  1. 運用保守に不満はあるが、楽な仕事に慣れていく(1〜3年目)
  2. 契約解除で次の常駐先を探すが、運用保守の経験から次も同じ案件
  3. 転職したくても開発経験がないため、市場で評価されない(3年目以降)
  4. 金融危機が発生し、ある日突然解雇される(〜10年目)

30歳を過ぎて、開発経験がないSEは常駐先がなくなります。

私は首を切られるおじさんSEを、過去に何十人と見てきました。また、開発経験が積めない常駐SEの給料は低いです。私の元同僚は常駐SEを8年続けましたが、年収は30万円(300→330万円)しか増えていません。

20代前半で、年収が250万円にも満たない人も多いです。私たち運用保守の給料が低い理由は、市場価値が低い仕事しかできないからです。

参考:客先常駐の給料はなぜこんなに低いの?|30歳で年収330万円だった

リスク2:予算削減で真っ先に契約を切られる

運用保守は、不景気になると1番最初に人員削減を検討される部門です。なぜならば、開発案件よりも重要度が低く、下請けに人員削減を依頼するだけで、簡単に数値目標を達成できるからです。

実際に私は、2008年の金融危機の時に契約を切られました。まずは、3社で担当していた大規模システムで引き継ぎを行い、1社に絞り込まれます。その1社も、3人体制から2人に変更されます。

2人体制に移行した段階で、私は常駐先を退場させられました。不景気で仕事がない時は、市場に労働者が大量に余っている時です。次の職場を見つけられずに、社内待機を繰り返します。

運用保守を続けていると、35歳を前に必ず失業します

参考:客先常駐SEに将来はない|35歳おじさんエンジニアの末路とは?

リスク3:機械化やAI化で仕事がなくなる

運用保守は、技術の進歩により人の手が減らされる分野ですね。

システム開発などIT化の最大の目的は、手作業を減らし機械化することで人件費の削減を実現することですね。近年は人工知能の普及により、以前よりも急速に機械化(AI化)が進んでいます

ある保険会社では、ヘルプデスクの業務でIBMのワトソン(人工知能)を導入しました。人工知能を導入することで、大幅な人員削減に成功しています1社の成功例を皮切りに、他の保険会社でも水平展開が進んでいます。

参考:2017年9月:IBMのWatsonがIT部門のヘルプデスク担当者になった!

では、私たちが常駐SEを続ける上で、運用保守から逃れるためにどうすれ良いのでしょうか。

常駐SEは、保守運用から逃げられるの?

常駐SEを続けながら、うまく運用保守を避ける方法はあるのでしょうか?

常駐SEで運用保守は避けられない

単刀直入にいうと、常駐SEでは運用保守から逃れるのは無理です。運よく異動できたとしても、サーバー監視、テスター、ドキュメント整理、ヘルプデスクなど、同じような案件に回される可能性が高いからです。

常駐SEでは、開発案件に就ける確率は20%もありません。

私たちの上司や営業は、必ず次のように言いますよね。「開発案件に就くためにも、まずは運用保守で経験を積むことが大事だよ」。これは営業マンの都合の良いセールストークです。

彼らが次の案件を探すときは、必ず過去の経歴を元に見つけてきます。そのため、何年我慢して働いても、開発案件には配属される事は絶対にありません

私は運用保守で仕事を失った

私は10年以上SEを続けていますが、キャリアのスタートは運用保守からでした。システム開発したいと思いながらも、ただ椅子に座るだけの日々は苦痛でした。

3ヶ月の社内研修が終わり、大手通信系のプロジェクトに配属されます。チームは、常駐先の上司、別の協力会社の社員、それから私の3人です。出社しても仕事はなく、前日のメールをチェックすればその日の業務は終了します

常駐先の上司は、仕事がないので午前休や欠勤ばかりでした。

立場が弱い常駐SEは、同じように休めないですね。私は無意味にドキュメントを開いたり、キーボードをカタカタと叩くなど、一生懸命働くフリをしていました

常駐SEは、労働時間を対価に報酬を得ていますよね。冷静に考えたら、常駐先で仕事がない状況は不思議じゃないですか?

実は、常駐先で仕事がない原因は、人月商売(仕事の量を月と人数単位で計算する方法)にあります。客先常駐では、次のように人月を基準に契約します。

  1. クライアントのA社:3人月(単価60万円×3人)で業務委託する
  2. 常駐先のB社:B社の社員1人をリーダー、C社とD社の外部社員2人をアサインする
  3. 協力会社C社とD社:単価40万円で常駐先に派遣する

B社はクライアントのA社から請けた仕事を、C社とD社に委託する事で20万円の利益を得ます。わざわざ外部社員を使う理由は、楽に利ザヤを取ることができ、A社から契約を切られても、損失を最小限に抑えられるからです。

また、付加価値の低い仕事を社外に委託する事で、社内では価値の高い仕事ができます。

B社のチームリーダーがプロジェクトに精通していたら、C社とD社は新人SEでも勤まります。その結果、常駐先に出向しても仕事がない状況が生まれますね。

もちろん、この状況が長く続くわけではありません。

最大のデメリットは、C社とD社の社員は開発経験が積めない事です。経験が積めないため、人員削減や不景気のタイミングで仕事を失いますね。私は1年後に契約を切られ、仕事を失いました。

運用保守を1年間続けた結果は?

配属された当初から、私は運用保守に危機感を持っていました。でも、この問題をどうやって解決すれば良いのかわかりませんでした。上司に異動の相談するも却下され、転職したくても経験がないためできません。

現状維持を選んだ結果、状況はさらに悪い方向へ進みます。

運用保守を続けた結果は...
  1. 金融危機が発生し、1番最初に首を切られた
  2. 次の出向先が見つからず、社内待機を繰り返すことに
  3. 短期の契約が多く、3ヶ月ごとに常駐先を転々とする
  4. 業務経験がないため、開発案件には配属されない
  5. インフラ系の炎上案件に飛ばされ、睡眠は5時間を下回る
  6. 残業代が支給されないため、時給千円以下で働く

炎上案件に配属されてからは、帰宅が夜の11時を過ぎる生活を送ります

不眠症に陥るなど精神的に追い込まれてしまい、逃げるように転職活動を始めました。その結果、社内開発できる企業に転職できました希望通りの社内開発に転職できたのは、本当に運が良かったからだと思います。

あのまま常駐先で働き続けていたら、精神を病んでいたのは間違いありません。

社内開発に転職して以降は、単純労働に就かされる心配はなくなりました

なぜならば、社内で扱う案件は、全てが開発案件だからです。要件定義、設計、開発、評価、運用など、一貫して請負い、受託開発します。この時に初めて、業務経験がないSEが運用や評価だけを押し付けられる理不尽さを知りました。

社内開発では、開発経験を積んだ後に、要件定義や設計にキャリアアップできる環境があります。運用保守に嫌悪感を感じているならば、社内開発できる企業に転職する事を強くお勧めします。

ここでは、社内開発に転職する方法を紹介します。

▼▼客先常駐は必ず脱出できる▼▼

現在私は、海外に開発拠点があり社内開発ができるIT企業で働いています。目標だった海外勤務も実現でき、年収は30歳手前で500万円を超えました。

しかしながら、最初から順調なキャリアだったわけではありません。

1社目に入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。夜の11時過ぎまで働くも、残業代は1円も支給されず、時給に換算すると千円を下回る月もあります。

身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。終電間際、ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。苦労して育ててくれた母親のことを思い、自然と目から涙が溢れました。

転職したくても、行動に移す勇気がなく2年が経ちます。働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。

半ば強制的に登録させられ就職活動が始まります。そして、その2ヶ月後に今の会社から内定を貰い、人生が大きく変わり始めました

私たちSEが、客先常駐を避けて働くのは難しくありません。なぜならば、多くの人は最初から諦めているので、具体的な行動に移さないからです。自分を信じて行動すれば、必ず物事は良い方向に進み始めます。

なぜならば、未来は自分が思い描くことしか実現されないからです。

私がたくさんのSEに客先常駐を避けて欲しい理由は、新人SE時代に自分を苦しめたブラックが心から嫌いだからです。ブラックで働く人がいなくなれば、潰れるしか道はありません。

将来家族ができた時に、自分の子供に勧められない仕事ならば、あなた自身もそこで働くのは辞めましょう。客先常駐は、私たちSEを苦しめるだけです。

転職して得られたことは...
  1. 社内で携わるプロジェクトは、すべて開発案件に就ける
  2. 給料が右肩上がりに増える(4年で300→520万円
  3. 年3回の賞与で、年120〜140万円得られる
  4. 転職市場で評価されるスキルが積める+50〜100万円で掲示
  5. 納期がない月は、毎日定時に帰宅できる(月の残業は20時間
  6. 海外に開発拠点があり、「海外勤務」と「海外出張」を経験できる

常駐を辞めて社内開発で働く方法は?

客先常駐を避けて働く事自体は、それほど難しくはありません。IT未経験からの就職であれば選択肢は限られるが、業界経験があれば応募できるIT企業がたくさんあるからです。

IT業界は人材不足なので、SEに選ばれる労働環境を用意する企業が増えています。

方法1:社内開発できる企業を目指す

客先常駐を避けるためには、社内開発できるIT企業を目指しましょう。

社内開発が多い業種とは...
  1. 自社製品やサービスを開発するWEB業界
  2. メーカーから1次請けで受託開発する企業
  3. 対企業向けに、自社パッケージを開発・販売する企業
  4. 海外に開発拠点がある日系・外資系企業

市場が急速に拡大している「インターネット・WEB業界」は、企業向けに常駐してシステム開発するSIer系と違い、自社製品やサービスを社内で開発します。WEB業界とは、ECサイト、広告事業、SNS、スマホ、コンテンツを開発する企業ですね。

個人的には、受託開発できるIT企業が1番のお勧めです。

私自身が、海外に開発拠点がある受託開発に転職する事で、ブラックから脱出できたからです。この企業は、社員が100人未満のどこにでもある普通の中小企業です。

SIer系出身のSEには、WEB業界や外資系は少しハードルが高いですよね。SIer系の受託開発であれば、常駐先の仕事を社内に持ち込むだけなので、大きな違いはありません。1次請けなのでSEの単価は80万円以上、仕事内容が同じでも得られる給与は倍違います。

また、前職の経験をそのまま次の会社に持ち込む事もできるので、今より好条件で転職できる可能性が高いです。

参考:SESから社内開発に転職する方法4つ|私は客先常駐から脱出した

方法2:異業種の社内SEを目指す

IT業界以外の企業で働く事で、客先常駐を避ける事もできます。異業種(小売業、商社、医療など)の情報システム部門で働くSEです。社内SEを大きく2つに分けると、システム開発を内製化するか、外部に委託する部署のどちらかに分かれます。

社内SEのメリットは...
  1. 大手企業で働くため、給与、退職金、手当など福利厚生が充実している
  2. 客先常駐の価格競争や、WEB業界の競争社会から逃れられる
  3. IT以外で本業の利益を得ているため、IT部門のプレッシャーは少ない
  4. システム開発を外部に委託するため、納期やスケジュールは厳しくない
  5. システム開発を内製化するため、自社で全て管理できる
  6. 労働基準法を厳守する大手が多く、定年まで安心して働ける

業種によりますが、基本的に社内SEは給与が高いです。

楽天の平均年収は666万円、ユニクロは550〜1500万円のレンジでSEを募集しています。また、医療系、金融系、商社系など、本業で確固とした利益を上げていますね。IT化社会の流れを受けて、自社にIT部門を設ける業種は今後も増えます

ただし、社内SEにもデメリットがあります。外部に委託する部署で働くのは楽ですが、最新技術に触れる機会が少なくなります。また、扱う技術は限定的になるため、キャリア形成も限られます。

社内SEを目指すのであれば、社内SEを専門に扱う「社内SE転職ナビ」がお勧めです。

参考:【社内SE転職ナビの評価】|本当に客先常駐がない企業に転職できる?

方法3:フリーランスSEを目指す

常駐先で働く事になりますが、フリーランスを目指す事で客先常駐の摂取から逃れられます。フリーランスは、余計なマージン料を取られないため、大幅な年収アップが期待できるからです。

ソフトウェア開発の派遣の平均マージン率は40%です(株式会社リツアン)。

対して、フリーランスSEのマージン率は8%未満です。単価80万円で仕事内容が同じでも、常駐SEの給与は48万円(会社員だと30万円以下)、フリーランスSEならば73万円貰えます。

フリーランスSEは、雇用が安定しない、社会的信用が低下するなどのデメリットがあります。それでも、大幅に収入を増やすチャンスがあります

フリーランスを目指すのは簡単ではないが、独立志向が強い人には大きなチャンスですね。常駐しないフリーランスもいますが、優秀なSEでないと現実的に実現するのは難しいます。

まずは、常駐SE経由でクライアントと信頼関係を築く必要があります。レバテックフリーランス は、フリーランス専門の紹介会社です。興味がある人は参考にしてみてください。

参考:レバテックフリーランス評価|他社と比較した手数料、求人質、年収

▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼

IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。

離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。

だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。

ブラックに就職する理由は...
  1. 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
  2. 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
  3. 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
  4. 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
  5. 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる

在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。

離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします

まとめ:運用保守を1年間続けた結果は?

運用保守を1年間続けた結果は...
  1. 金融危機が発生し、1番最初に首を切られた
  2. 次の出向先が見つからず、社内待機を繰り返すことに
  3. 短期の契約が多く、3ヶ月ごとに常駐先を転々とする
  4. 業務経験がないため、開発案件には配属されない
  5. インフラ系の炎上案件に飛ばされ、睡眠は5時間を下回る
  6. 残業代が支給されないため、時給千円以下で働く

私は運用保守に危機感を持ちながらも、1年間も行動に移せませんでした。その結果、待ち受けていた未来は悲惨なものでした。保守運用は、業務経験が積めず将来性がないため、首を切られる可能性も高いですね。

自宅待機後も、次の職場決まらなければ、自主退職を勧められます

運用保守は辞めるタイミングが難しいですね。なぜならば、仕事自体は楽なので、行動に移す原動力にならないからです。惰性で現状維持を続けてしまうと、5年、10年と時間が経ち、気が付いた頃にはもう手遅れになります

運用保守の問題を避けるためには、客先常駐を辞める以外に道はありません。

なぜならば、運用保守以外にも、サーバー監視、ドキュメント整理、テスター、ヘルプデスクなど、業務経験が積めない仕事は、他にもたくさんあるからです。

運よく運用保守を避けられても、根本的な問題は解決しません。

この業界で長く働き続けたいのであれば、まずは社内開発に転職して1日も早く業務経験を積むことを考えましょう。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも選考を突破できるほど景気が良い時期です。DODAによると、IT業界の転職倍率は6.79倍を超えます。業界全体の倍率は2.49倍なので、他業種の3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までと言われています。その理由は、8年周期で発生する不景気が引き金になり、再び金融危機が発生するからです。

金融危機の影響で2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時19,155円(12月25日)まで落ち込みましたね。

アメリカと中国の緊張が高まり、年明けからはいつ米ダウ平均が暴落してもおかしくない状況が続いています。アップル株はiPhoneの販売不振で一時大暴落(232→142ドル)しました。

再び金融危機が発生すると、求人倍率は1倍を下回ります。落ちるときは、徐々に落ちるのではなく2〜3ヶ月の間で急激に落ちますね。そうなると、2008年の金融危機と同じ事が再び起こりますね。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. 求人数が激減し、転職したくてもできない
  2. 社内開発ができる良案件は、優秀なSEだけが獲得できる
  3. プロジェクトの延期や縮小が相次ぎ、労働者が市場に溢れる
  4. スキルがない人材は、リストラや派遣切りにあう
  5. 人員削減で少ない作業者で現場を回すため、労働時間が増える
  6. 転職の機会を失い、次の5年間も同じ会社で働く
  7. 人件費が安い外国人を採用する企業が増え、海外でシステムを開発する
  8. クライアント先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  9. 日本人SEは、国内で開発経験を積めない

業界が深刻な人材不足に陥っているいま現在は、確実に好条件で転職できる時期です。この時期を逃したら、優秀なSE以外は転職したくてもできなくなります。

2019年度までに内定を獲得するためにも、いますぐに行動に移す必要があります。労働条件が良い企業ほど、すぐに応募枠が埋まります。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても、罰金なども一切ありません。

履歴書や職務経歴書の準備は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後で必要になります。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないですね。

社内SE転職ナビを利用すると、確実に客先常駐から脱出できます社内SEと社内開発の案件だけを扱うのは、社内SE転職ナビだけの特徴です。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など1分程度)
  2. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末可)
  3. 40分のキャリア面談は電話でも対応してる(面談場所は千代田区の麹町駅)

キャリア面談後には、希望する条件の企業を20社紹介してくれます。紹介される案件の応募条件をじっくりと読むと、好条件の案件が多くて驚きます。

もちろん、働きたい企業がなければ、無理に応募する必要はありません売り手市場の現在は、私たちSEが企業を選ぶ立場にありますね。

キャリア面談は、私たちに新しい出会いの場を提供してくれます。就職活動を始める事で、たくさんの企業と出会う機会がありますね。また、転職活動は私たちの内面と向き合い、本当にやりたい仕事を見出すためでもあります。

そして、新しい人生の再スタート切る事ができますね。

私は客先常駐を辞めて、新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功しました。そして、夢だった海外就職も実現できました。単なるキャリアチェンジと考えるのではなく、人生を大きく変えるための最初の一歩と考えましょう

このまま客先常駐を続けても、状況が良くなることは絶対にありません。なぜならば、今後付加価値が低い仕事は、外国人か人工知能に代替されるからです。

常駐SEを続けていると、1年の昇給額は10万円にも満たないですね。昇給がある普通の企業に就職すると、賞与も含めて1年間で30〜50万円の昇給があります。5年経過すると、200万円(300→500万円)の年収格差が生まれます。

10年経過すれば、生涯収入は2000万円ですね。

今は景気が良い時期なので、好条件で転職しやすい時期です。将来動く予定があるならば、景気が上向いている今行動した方が良いですね2019年以降では、手遅れになる可能性の方が高いです。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

会員登録と面談の日程調整、それから面談が完了するまでの工程は、全部で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、今のうちに登録だけでも済ませましょう。

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