客先常駐と派遣のマージン率を比較|悪徳会社に摂取されている?

過剰に摂取されていると感じる常駐SEは少なくありません。その根拠となるのは、50%を超える高いマージン率にあります。では、マージン率が高いと「悪徳会社」と考えて良いのでしょうか

  • 「基本給は22万円だけなのに、客先単価を知ったら70万だった…」
  • 「交通費を換算しても、マージン率は50%しかない…」
  • マージン率は6割、嫌なら辞めろと言われた…」

マージン率が高くても、必ずしも「悪徳会社」とは限りません。

なぜならば、厚生年金や社会保障の税負担、新入社員の教育費、福利厚生、待機のリスク、会社の運営費など、必要な経費がたくさん掛かるからです。将来性がある会社であれば、新しい事業や海外投資にもお金が使われますね。

ただし、一般派遣やフリーランスと比較して、常駐SEのマージンが高いのは事実ですね。

一般派遣のマージン率が31.3%、フリーランスが10〜20%に対して、客先常駐は50%を軽く超えます客先単価70万円でも、月給は22万円だけという常駐SEも実際にいますね。単純に計算すると、売り上げの69%を会社が得ています

客先常駐のマージンが高い最大の理由は、多重下請で中間業者が多いからです。

中間業者が増えるほど、私たち労働者の取り分は減りますね。2015年に派遣法でマージン率の公開が義務化されたのは、不当に労働者を摂取する不誠実な派遣会社を排除するためです。そして、客先常駐は派遣会社以上に不誠実な会社が多いですね。

私たち常駐SEの給与は、マージン率次第と言っても過言ではありません。マージン率が20%違うと、10年間で1200万円の給与格差が生じます生涯1Kアパートで1人で生活するか、マイホームを持って家族と生活するかは、マージン次第です。

ここでは、一般派遣やフリーランスと比較した客先常駐のマージン率を紹介します。

常駐SEのマージン率を知りたい人向け
  1. 客先常駐は、過剰にマージンを摂取されているのか?
  2. 常駐SEのマージン率が高いと、本当に「悪徳会社」なのか?
  3. 客先常駐のマージン率と、一般派遣、フリーランスの比較は?

▼▼客先常駐からの転職に強い大手2社▼▼

  1. マイナビ×IT受託・社内開発の案件に強い
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを専門に扱う

1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、過去にマイナビを利用して客先常駐から社内開発に転職できたからです。長時間労働から逃れた上に、年収は4年間で300→520万円まで増えました。

業界経験が浅い常駐SEは、早めに行動した方が良いですね。

なぜならば、転職サイトの良案件は開発経験があるSEから順に埋まるからです。転職の開始時期が遅れると、必然的に売れ残りのブラックを引かされますこのタイミングを逃すと、次の半期に良い案件が市場に出る、4ヶ月後まで待つ必要があります。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

常駐SEが社内開発に転職できるのは人材不足の今だけです。2019年以降は、人材不足が解消される可能性は高いです。金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、常駐SEの需要は減りますね。

IT業界の転職有効求人は6.79倍ですが、2009年と同様に1倍を下回ると開発経験がある優秀なSE以外は転職できませんレポート:2019年1月)。

常駐SEは、過剰にマージンを摂取されている…

客先常駐のマージンに不満を訴える常駐SEは多いです。

Aさん)交通費を入れてもマージン率は50%だけ…

派遣会社の社員です。現在客先に常駐してるところなのですが、あまりよくないとろろなのですが、私の客先への月単価をしることとなりました。交通費別にして家賃なども計算してもマージンとしては50パー程度計算されてしまいます(もちろん額面で計算してます。)

正社員だとは言え(入社時に25パー程度ですと説明は受けたが・・・。)ちなみに待機期間の給与も含まれてしまいますか?ご存じの方教えてください。補足が入りましたら随時お答えいたします。

参考:Yahoo知恵袋

純粋にマージン率を計算するのは難しいです。

しかしながら、一般派遣やフリーランスと違い、客先常駐は給与の妥当性を知るのは難しいですね。なぜならば、社会保障や税金の負担、会社の運営費があるからです月単価70万円の中に、交通費や所定外労働は含まれるか、何次請けか、年間の賞与額も計算する必要がありますね。

単価と月給だけでは、妥当性を知るのは難しいですね。

Bさん)単価70万円でも月給は22万円だけ…

単価70万派遣契約の手取りについて。派遣業に詳しい方や、同じような雇用形態で働いている方に質問です。私はITサービス業の正社員なのですが、会社が顧客と委託や派遣契約を結び、客先に常駐する形で業務を行っています。

現在、顧客とは単価70万の契約を結んでいるのですが、私の給与は基本給22万です。自社があり正社員であることから、通常の派遣斡旋と異なるため、70万全てが私の価値とは思いませんが納得のできる給与ではありません。同業他社に知り合いがいないため、給与は適正か、転職すべきかのアドバイスがほしいです。

参考:Yahoo知恵袋

単純に計算すると、売り上げの69%を会社が得ています

ただし、マージン率を計算するならば、年間の賞与額も換算する必要がありますね。ただ月単価70万円の契で基本給22万円は少なすぎですね。マージン率が40%であれば年収は540万円、賞与を含めたひと月当たりの給与は42万円貰ってもおかしくありません。

所属する会社よりも、それ以上に中間業者に摂取されているかもしれません。私の会社も月単価70〜80万円ですが、年収は500万円を超えています。

Cさん)マージン60%、嫌なら辞めろと言われる…

派遣会社で働く管理職or営業に質問です。優秀な社員が辞めても痛く無いですか?

僕はIT系の人材派遣会社で正社員として勤務しており、客先常駐しています。近年給料が業界内でも最低クラスに安かった会社が今年から入る新人の給料を大幅アップしましたが、既存社員の給料はそのままで、新人より給料が低い人が続出しました(自分もそうでしたが、会社指定の資格を複数取り、大幅昇給の基準を満たしたので来年4月に脱出します)。中には勉強は出来ないけど仕事ができて客先で高評価を頂き派遣単価をかなり貰ってるのに安い人がいました。

僕も今はマージン率が6割とおかしな状態ですが…。

その社員はこんなに貢献してるんだから給料を上げてほしいと強く言ったそうですが、向こうからは「あ、そう。嫌ならやめてもらって構わないよ」とあっさり言われたそうです。結構貢献してる人だったので、そんな人でもこうもあっさり言われるのであれば、自分も交渉しても無駄だなと思いました。

ちなみに僕は26歳で勤続年数2年2ヶ月、先輩は35歳で勤続年数7年です

参考:Yahoo知恵袋

客先常駐は年齢を重ねるごとに市場価値が下がります。そのため、会社への貢献度が高くても、35歳先輩の客先単価は目減りしている可能性が高いですそして、1度下がれば今度は上がる事はありません。

一方で、企業が初任給を上げるのは避けられません。

なぜならば、IT業界の深刻な人材不足があるからです。新しい人材を採用できなければ会社は潰れます常駐先に単価交渉できる会社は限られるため、中堅SEの給与は据え置かれます。管理職が話す通り、会社の給与体系に問題があるならば、会社を辞める以外に道はありません。

マージンが低いことも問題ですが、経営に余裕がないのも事実です。

参考:客先常駐に将来性はない|35歳おじさんSEの末路とは?

以上のように、客先常駐のマージンに悩むSEは多いです。しかしながら、会社側も不当に摂取したいわけではないですね。客先常駐の仕組みを維持するにも経費が掛かります。私たちが考える以上に、客先常駐側も利益を得ているわけではありません。

常駐SEのマージンが高いと「悪徳会社」なのか?

客先常駐のマージン率が高い理由は...
  1. 月給30万円で採用した場合、45.4万円の経費が掛かる
  2. 社内待機や自宅待機など、売上がない期間もある
  3. 未経験者を採用して、社内で教育する必要がある
  4. 管理職や営業など、常駐先を探すために経費が必要
  5. 会社経営のために、管理費、オフィス代、総務など運営費

マージン率が高いと「エンジニアがまた過剰に摂取されている」と訴える人は多いですよね。しかしながら、マージンが高くても、必ずしも摂取されているとは限りません。会社を経営するためには、私たちが考える以上に多くの経費が掛かるからです。

例えば、月給30万円の社員を雇用した場合、会社が負担する金額は45.4万円必要です。

客単価60万円だった場合、会社がひと月に得られる利益は15万円だけです。会社の運営費や社内教育、案件が途切れた時のリスクを考えると、現実問題として15万円では足りません月給30万円で客先単価60万円しかないと、賞与でさえ支払うのは難しいですよね。

社員に月給30万円(賞与なし)払うには、最低でも客先単価60万円は必要です60万円で提案するには、最低でも3年の開発経験が必要ですね。

正社員を雇う際に、必要な経費は給与だけではありません。

  • 月給与:30万円
  • 交通費:20,000円
  • 社会保険料:15840円
  • 厚生年金:29,280円
  • 労災保険:800円
  • 有給休暇:15,000円(月1日)
  • 残業持ち出し分:46,800円
  • 待機リスク:25,000円
  • 合計:454,640円

参考:自分の単価知ってる?エンジニアは原価と売価の関係を知ろう!

会社側が支払う経費を考慮した上で、IT業界のマージン率を見てみましょう。

一般派遣や客先常駐のマージン率は?

派遣のマージン率は、IT専門の派遣会社の経営者が「ピンハネ屋と呼ばれて」でまとめています。客先常駐のマージンは高いが、一般派遣やフリーランスは低いです。なぜならば、一般派遣やフリーランスは社員を管理する手間がないからです。管理費が発生しない分、労働者の給与に上乗せできます。

IT業界のマージン率は...
  • 一般派遣:31.3%
  • 特定派遣:34.6%
  • フリーランス:10〜20%
  • 客先常駐:50%〜

参考:派遣のマージン率について少し掘り下げてご説明します。

その1:一般派遣は31.3%、特定派遣は34.6%だけ?

一般派遣の平均派遣料金は、1時間当たり2,127円、1日当り1万7017円、1ヵ月当り34万0340円。特定派遣の平均派遣料金は、1時間当り2,959円、1日当り2万3678円、1ヵ月当り47万3560円でした。一般派遣の平均マージン率は31.3%。特定派遣の平均マージン率は34.6%でした。

参考:派遣のマージン率について少し掘り下げてご説明します。

業種に関わらず、派遣全般の粗利(売上から原価を引いた金額)率は30%前後になります。一般派遣のマージン料は、客先常駐と比較した場合に低く設定されますその理由は、客先常駐と違い多重下請や多重派遣がない事に加えて、正社員雇用ではないため管理費を抑えられるからです。

一般派遣は、派遣会社を経由して直接元請けと契約します。

特定派遣は、正社員の形態で外部に派遣させる契約ですね。特定派遣の方が一般派遣よりも時給が高く、マージンが低くなります。なぜならば、特定派遣は正社員として雇用するため、会社運営に必要な経費が発生するからです。

一般派遣の平均給与は、1ヵ月当たり34万円です。賞与や昇給はないが悪くはない給料ですよね。

その2:フリーランスは10〜20%しかない?

フリーランスのマージン率は、一般派遣よりも低く10〜20%です。

フリーランス専門の紹介会社の「PE-BANK」は、10%前後で案件を紹介していますね一般派遣よりもマージン率が低い理由は、フリーランスの形態が業務請負だからです。社会保険、労働保険、有給、業務に必要な経費、確定申告など、全て自分で管理する必要がありますね。

これらの管理理を労働者の賃金に上乗せできるため、マージン率は低くなります。客先単価60万円で契約した場合、フリーSEの取り分は48〜64万円ですね会社が半分負担してくれる厚生年金もないので、売上から支払う必要がありますね。

フリーランスを目指す事が、誰にとっても正解ではありません。

フリーランスは定年まで働くのが難しく、景気動向に最も左右されます。社会的な信用も低く、住宅ローンや賃貸を借りるのが難しくなりますフリーランスのデメリットを考えると、万人向けの働き方ではありません。デメリットは次の通りです。

  1. フリーランスは、定年まで働けない
  2. 給与は、景気動向に左右され不安定になる
  3. 社会保障や確定申告など、管理する手間が発生する
  4. 労災や失業保険がなく、病気や怪我のリスクが高い
  5. 社会的な信用が低く、住宅ローンや賃貸を借りるのが難しい

その3:客先常駐は50%以上摂取されている?

常駐SEが摂取されている理由は...
  1. 多重下請、多重派遣が多く、本当のマージン率が見えない
  2. 中間業者が多数間に入り、マージンを無駄に摂取されている
  3. 客先単価が高くても、中間摂取が入ることで自社に入る金額少ない
  4. 運用保守や評価などの単純労働が多く、客先単価が安い

一般派遣やフリーランスと比較すると、客先常駐のマージン率は高いです。正確な数値はないが、最低でも50%以上摂取されていますよね客先単価70万円の案件で働くも、自身に入る給与は22万円も少なくありません。

単純に計算すると、売り上げの69%を会社が得ている事になります

しかしながら、在籍している企業が69%摂取している訳ではないですね。2次、3次と左から右に案件が流れることで、不当にマージンを得る業者がいるからです。中間業者に摂取されることで、自社に入るのは40万円もありません。

常駐SEが摂取されていると感じるのは、中間摂取が多いからです。適性値の基準は難しいが、単価70万円であれば月39〜44万円(賞与なし)が望ましいです。

私が新卒で入社した会社は初任給が22万円でした。実務経験が全くない状態で常駐先に出向するが、その際の客先単価は30万円(超過分は別途支給)だけです。常駐先が元請けから貰う単価は45万円です。左から右に案件が流れることで、実際のマージン料が見えなくなりますね。

中間摂取がない客先常駐はないので、マージン料は50%以上と考えて良いですね。客先常駐で摂取されてるかどうかは、マージン率次第と言っても良いですね。マージン率が20%違えば、30年間勤務した生涯年収で3600万円も違いが生じます

マージン率が10年で1200万円の格差を作る?

マージン率 単価 給与 1年 5年 10年
60% 50万円 20万円 240万円 1200万円 2400万円
40% 50万円 30万円 360万円 1800万円 3600万円
20% 50万円 40万円 480万円 2400万円 4800万円

客先常駐の給与は、マージン率次第です。

客先単価50万円で働いたらマージン率が20%違うだけで、10年後に得られる総収入は1200万円も違います30年働いたら3600万円の格差になります。1Kのアパートで生涯生活するか、それとも家族を持ちマイホームで暮らすかは、マージン率が鍵を握っています。

私たちは、マージン率の違いをもっとシビアに考える必要があります。なぜならば、SEのスキルが同じでも、働く場所が変わるだけでマージン率は大きく変わるからです。

私の常駐時代は元請け60万円の案件でも、自社に入る単価は30〜45万円だけでした。最終的に私に振り込まれる給与は、賞与なしで手取り17万円しかありません。

社内開発に転職して以降は、摂取される事はなくなりました。

社内の開発案件に就くと客先単価は80万円です。社内のプロジェクトに1年間従事した場合、売上は960万円ですね。転職してから4年後に520万円だったので、マージン率は46%です

一般派遣と比較すると高くはないが、個人的には満足しています。

一般派遣と違い、プロジェクトに配属していない期間も給与が支払われますねまた、新入社員の教育費や退職金、新しい事業の投資や海外の開発拠点にもお金が投資されます。フリーや派遣と違い、定年まで安心して働ける事を考えると、将来に期待を持って仕事に打ち込めます。

もちろん、私自身がマネジメントスキルを磨く事で、SEの単価はもっと高められます。プロマネができる人材の客先単価は120万円ですね。現在の仕事の延長線上でも、年収800万円も現実的に難しくありません。

以上のように、常駐SEを辞める事で、中間摂取から逃れられますね客先常駐のマージンが高い最大の理由は、中間業者に摂取されているからです。クライアントと直接契約できる社内開発に転職する事で、マージン率を解消できます。

では、常駐SEを辞めて社内開発で働くには、具体的にどうすれば良いでしょうか。

▼▼客先常駐は必ず脱出できる▼▼

私はこの業界で働く1人でも多くの人に、客先常駐を避けて働いて欲しいと思っています。なぜならば、私自身が客先常駐に何年も苦しめられたからです常駐先で働くSEがいなくなれば、客先常駐の仕組みは成り立たないですね。

私の常駐時代の辛い3年間は、他の人にも決して味わって欲しくありません。

1社目に入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。夜の11時過ぎまで働くも、残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円を下回る月もあります。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

一生懸命に働いても給料が増えないのは、過剰に中間摂取されているからです。

終電間際、ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

その2ヶ月後に、私の人生は大きく生まれ変わりました。

現在私は、海外に開発拠点があり社内開発ができるIT企業で働いています。目標だった海外勤務も実現でき、年収は30歳手前で500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は朝が訪れる度に毎日幸せを感じています

私たちSEが、客先常駐を避けて働くのは難しくありません。

なぜならば、社内開発で働く事を最初から諦め、行動に移さないSEが多いからです。現状の仕組みや制度に不満を言うばかりで、具体的な行動に移すのは全体の1割もいないですよね。だからこそ、行動すれば確実に未来は変わります

私は実務の開発経験がゼロの時に、現在の会社に転職できました。現在も客先常駐で働き続ける元同僚と私の違いは、行動に移しかどうかだけですよね。将来家族ができた時に、自分の子供に勧められない働き方ならば、あなた自身も常駐先で働くのは辞めましょう。

客先常駐を辞めて変わった事は....
  1. 年収300万円 → 転職して4年後に520万円に増える
  2. 賞与は10万円未満 → 年3回の賞与で140〜160万円
  3. 昇給額は年3千円 → 賞与も含めて年40〜60万円
  4. 1人で常駐先に出向 → プロジェクトは全て社内開発
  5. 実務経験に乏しく転職先がない → 面談で+50〜80万円で掲示
  6. 毎日11時まで残業 → 納期月以外は定時に帰宅できる
  7. 運用保守、評価、資料作成 → 開発経験を積み小リーダーもできる
  8. 35歳で職を失う → マネジメントを経験し定年まで働ける
  9. 生涯孤独かもしれない → 家族が出来て毎日幸せを感じる

個人的に1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

常駐SEを辞めて、社内開発で働く方法は?

IT業界で客先常駐を避ける方法は、大きく分けて次の3つがあります。個人的には、現職のキャリアを活かして、同業種内で社内開発を目指す方法が1番お勧めです。

現在のキャリアを活かすことで、確実に年収アップが見込めるからです。

  1. リスクは高いが、自社開発が多いWEB業界を目指す
  2. 医療や流通業界など、異業種の社内SEを目指す
  3. SIer業界内で、受託や社内開発を目指す

方法1:リスクでも挑戦したいならWEB業界へ

WEB業界を目指す利点は...
  1. エンドユーザ向けのWEB業界は、自社開発が多い
  2. SNS、スマホ、広告業など、急成長する分野で働ける
  3. 実力主義のため、年齢を問わず高収入を得やすい
  4. 労働時間や服装など、自由なライフスタイルで働ける
  5. SIerに多いドキュメントや会議が少ない

自社開発が多いWEB業界は、高い確率で客先常駐から逃れられます。

しかしながら、WEB業界で働くデメリットは、競争相手が多過ぎて収益が安定しない事です。技術進歩やトレンドの移り変わりが早く、5年後の未来でさえ想像できません定年まで働き続けるのは難しく、2〜3年単位で会社を変えます。

またWEB業界は、SIer以上にブラックも多いので注意が必要ですね

スタートアップが多く、赤字経営のベンチャーが大半を占めます労働組合や36協定がなく、SIerの零細以上に劣悪な労働環境に陥りやすいですね。また、SIerと企業文化が大きく異なるため、過去の経験を引き継げない点も難点です。

WEB業界は、技術志向が強くリスクを恐れないSEが目指す場所ですね。

参考:【レバテックキャリアの評価 】本当にWEB系の自社開発に転職できる?

方法2:異業種に転職するなら社内SEへ

社内SEを目指す利点は...
  1. 大手が多く給与、退職金、手当など福利厚生が充実している
  2. 客先常駐の価格競争や、WEB業界の競争社会から逃れられる
  3. IT以外の別部門が利益を上げるため、プレッシャーが少ない
  4. 開発は外部に委託するため、納期やスケジュールは厳しくない
  5. 転職には向いてないが、定年まで働きやすい

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐を避けられますね。

しかしながら、社内SEのデメリットは、キャリアの形成ができない事です。入社した業種の特殊なスキルに依存しますね。また、外部のIT企業にシステム開発を外注するため経験を積めず、他社のスケジュール管理がメイン業務になります

キャリアが積めないのは、専門職にとっては致命的ですね。

社内SEは定年まで働く事を前提に就職します。しかし、経営が傾いた時に、1番最初に予算削減を検討される危険な部署でもあります。なぜならば、本業の利益に直接結びつかず、コスト部門だと考えられるからですね。

会社の経営が傾いた時に、人生設計を大きく狂わせるリスクがある点には注意しましょう。社内SEは、業種や会社選びが重要になります。

参考:【社内SE転職ナビの評価】|本当に客先常駐がない企業に転職できる?

方法3:キャリアを活かしてSIerの社内開発へ

受託・社内開発を目指す利点は...
  1. 同業種のSIerなので、キャリアを活かして転職できる
  2. 仕事内容は常駐SEと同じ、開発案件を社内に持ち込むだけ
  3. 常駐SEと違い、上流工程から携われることができる
  4. 元請けが多く、SEの単価は80万円以上と高い
  5. 社内開発は、チームリーダやマネジメントも経験できる
  6. 市場価値を高められると、いつでも転職できる

客先常駐を避ける方法で、1番のお勧めは受託や社内開発です。

なぜならば、同業種内の転職なので、過去のキャリアを活かして転職できるからです。WEB業界や異業種の転職と比較して、少ないハードルで転職できますよね常駐SEと大きく違うのは、社内に開発案件を持ち込み、社内のリソースを使い開発するだけです。

私自身が社内開発に転職する事で、3年間の客先常駐から脱出しました。

社内開発に転職した時は、業務で開発経験が1度もない時です。それでも社内開発に転職できた理由は、企業が深刻な人材不足に陥っているからですWEB業界や異業種よりも安定しているSIer業界は、SEを育てる社風の会社が多いです。

社内で開発経験を積んだ後は、海外の開発拠点も働かせてもらいます。経験がない当時の私に、プログラミング研修から始まり、システム開発、上流工程や外国人PGの管理など、様々な経験を積ませてくれた事に心から感謝しています。

しかしながら、社内開発にもデメリットはありますね。

異業種やWEB業界と比較して、客先駐のリスクをゼロにできないことです客先常駐の割合が30%未満の企業は39.3%あるため、私たちはこの4割の会社を目指す必要があります。

SIer業界で開発経験を積めたなら、その後に異業種の社内SE、WEB業界、フリーランスを目指すのは難しくありません。まずは、実務経験を積む事を1番の目標にしましょう。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

▼▼受託・社内開発ならマイナビ×ITがお勧め▼▼

  1. マイナビ×ITSIer系の受託・社内開発を目指すなら
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを目指すなら
  3. レバテックキャリアリスクでもWEB業界を目指すなら

転職サイトの中で、1番のお勧めは「マイナビ」です。

なぜならば、社内開発・社内SEに強みがある転職サイトだからです客先常駐からの転職を最も得意としています。また、業界経験が浅い常駐SEに、1番バランスが良いのもマイナビです。レバテックと社内SE転職ナビは、業界経験が長い玄人向けで少しハードルが高いですね。

両社とも扱う求人が数百社と少なく、社内SEやWEB業界に偏るのが難点です

また、大手2社(リクナビやDODA)よりも親切な対応で高評価を得ています。IT系求人の質が高く20〜30代前半に限っていえば、大手総合転職サイト2社よりも良案件が多いです。私自身が、マイナビを利用して、客先常駐を逃れたので1番のお勧めです

必ず常駐SEを脱せられる訳ではないが、私たちの将来に可能性を感じられますね。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

まとめ:客先常駐のマージン率は50%以上もある

常駐SEが摂取されている理由は...
  1. 多重下請、多重派遣が多く、本当のマージン率が見えない
  2. 中間業者が多数間に入り、マージンを無駄に摂取されている
  3. 客先単価が高くても、中間摂取が入ることで自社に入る金額少ない
  4. 運用保守や評価などの単純労働が多く、客先単価が安い

マージン率が高くても、必ずしも「悪徳会社」とは限りません。なぜならば、厚生年金や社会保障の税負担、新入社員の教育費、福利厚生、待機のリスク、会社の運営費など、必要な経費がたくさん掛かるからですね。

ただし、一般派遣やフリーランスと比較して、常駐SEのマージンが高いのは事実ですね。客先常駐のマージン率は、実質50%以上です。

客先常駐のマージンが高い最大の理由は、多重下請で中間業者が多いからです。中間業者が増えるほど、私たち労働者の取り分は減りますね。2015年に派遣法でマージン率の公開が義務化されたのは、不当に労働者を摂取する不誠実な派遣会社を排除するためです。

私たち常駐SEの給与は、マージン率次第と言っても過言ではありません。マージン率が20%違うと、10年間で1200万円の給与格差が生じます生涯1Kアパートで1人で生活するか、マイホームを持って家族と生活するかは、マージン次第です。

私たちは、マージン率の違いをもっとシビアに考える必要があります。なぜならば、SEのスキルが同じでも、働く場所が変わるだけでマージン率は大きく変わるからです。

私は社内開発に転職する事で、客先常駐の摂取から逃れられました。客先単価60〜80万円で働き、4年後に年収は520万円まで増えました。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までです。

なぜならば、景気サイクルは8年周期で周り、再び金融危機が発生するからです。2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時20,418円(8月15日)まで落ち込みましたね

アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。アップル株はiPhoneの販売不振で暴落していました(232→142ドル)。一度不景気が発生したら、1週間も経たない内に株価は半値以下まで暴落します。

求人倍率が1倍を下回ると、客先常駐で働くSEの大半が首を切られます2008年の金融危機では、常駐先のフロアの空席が3分の1まで増え、半数以上の常駐社員が自社に帰らされました。

そうなる前に、私たち常駐SEは具体的な行動に移す必要があります。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. プロジェクトの予算が縮小され、労働者が市場に溢れる
  2. 客先常駐の半数以上は、翌月以降の契約を更新できない
  3. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  4. 不景気になると、優秀なSE以外は内定を獲得できない
  5. 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
  6. 少ない労働者で現場を回すため、今より労働時間が増える
  7. 失業を避けられても、転職の機会を失い次の5年間も同じ現場で働く
  8. 人件費が安い外国人を採用し、日本国内の開発が激減する
  9. 常駐先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  10. 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる

客先常駐の最大の問題は、開発経験が積めない事です。開発経験が積めないと、手を動かすだけの労働者と変わらないため、転職もできないですね。

専門スキルを身につけ必要な人材に成長できれば、リストラされる心配もなくなります。まずは、客先常駐を抜け出して1日も早く、専門スキルが磨ける社内開発に転職しましょう。専門スキルを身につけらば、将来の漠然とした不安もなくなります。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

30歳時点で年収に200万円も差があると、残りの生涯年収で6000万円も違いますねブラックで働いている劣等感で家族を持つこともできず、一生涯孤独で生きていたと思います。

未経験者の市場価値は年齢とともに減少するため、将来動く予定があるならば景気が上向いている今行動した方が良いです2019年以降では、金融危機が発生しもう手遅れである可能性が高いです。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。

マイナビは、社内開発や社内SE向けの求人を多数扱います。

公式サイト:SE・プログラマーの転職『マイナビエージェント×IT』

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