客先ガチャと言われる理由は?|絶対に行くべきでない常駐先一覧

常駐SEは、上司や営業の業務命令を受けて客先に出向して働きますね。この働き方は、IT業界で客先ガチャと呼ばれています。なぜ、客先ガチャと呼ばれるのでしょうか?

  • 「上司の命令で、案件ごとに勤務先や仕事内容が変わる…」
  • 3回も転職したけど、1度も自分が望む開発に就けない…」
  • 死人が出る案件に配属されて、毎日生きるのが辛い…」

客先常駐がガチャと言われる最大の理由は、配属先を自分で決められないからです。

配属先の9割は開発経験を積めない単純業務に就きます。また、過酷な労働環境も多く、帰宅が夜の11時を過ぎる炎上案件が6割を占めます。開発案件に就ける運が良い常駐SEは全体の1割もいません。ハズレしか引けない点でも、ガチャと良く似ていますよね。

私たちが常駐SEを続ける限りは、ガチャ形式から逃れる事は出来ません。

SNS上で「エンジニアが絶対に行くべきではない常駐先一覧」が話題になりました。常駐SEの体験談を見ると、すべての常駐先が行ってはいけない案件です。行ってはいけない常駐先を挙げると、行ってもいい常駐先は存在しない事になります。

現実的に考えたら、私たちは常駐SE以外の働き方を目指す必要がありますね。

ここでは客先ガチャと呼ばれる3つの理由や、エンジニアが絶対に行くべきではない常駐先一覧を紹介します。最終的には常駐SE以外を辞める以外で、ガチャを引かない方法はありません

客先ガチャを辞めたい人向け
  1. 客先ガチャを引くと、全てハズレが出るから辛い?
  2. 客先常駐が、ガチャと呼ばれる3つの理由は?
  3. SEが絶対に行くべきではない常駐先一覧とは?

▼▼社内開発の転職に強い専門サイト3社▼▼

  1. マイナビ×IT客先常駐から、社内開発の転職に強い
  2. 社内SE転職ナビ社内SE専門だが、求人数は673件だけ
  3. リクルート求人数は多いが、未経験向けのブラックが多い

「客先常駐から、脱出できる事を知っていますか?」

常駐先で働いていた頃、私は将来の不安で夜も満足に眠れませんでした。毎日夜11時まで働くも、残業代は1円も支給されず、銀行口座に振り込まれるのは17万円だけ一生懸命に働くも、時給が700円を下回る月があるほど、過酷な労働環境でした。

心身ともに限界だった時に、知人に転職サイトを勧められ半信半疑で就活を始めます。その2ヶ月後に、現職の社内開発から内定を貰いました。収入は大幅に増え4年後には年収300→520万円、納期がない月は毎日定時に退社しています。

常駐SE時代の賞与は、5万円が支給されれば良い方でした。

転職後の賞与は、最高額で140万円(夏60万円、冬55万円、決算25万円)です。今も1社目で常駐SEを続ける元同期は、8年間の昇給額で30万円(年収330万円)しか増えていません。8年ぶりに彼女に再会しこの話を聞いた時、背中から嫌な汗が止まらなかったです…

客先常駐からの脱出が目的ならば、「マイナビ」が1番お勧めです。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです

公式サイト:マイナビエージェント

客先ガチャを引くと、全てハズレが出るから辛い…

客先常駐がガチャと言われる理由は、配属先を自分で決められないからです。アタリがない点でもガチャと良く似ています。

Bさん)やりたい仕事に就けるかわからない…

客先常駐のIT系会社に就職しようか悩んでいます。私は大学四年です。今年内定を頂き、来年の4月より、とあるIT系会社に就職することになりました。IT系とはいえ、自社で開発はせず、客先常駐がメインなため、開発案件ごとに勤務先が変わったり、仕事内容が変わったりします

仕事内容としましては制御系、組み込み系システム、通信系、業務系アプリケーション、スマートフォンアプリ、など様々です。私自身、制御系、組み込み系システムに興味があり、就職活動をしていた結果この会社になりました。人事の方曰く、君のやりたい領域になるべくそった案件を選ぶが、必ず保証はできないとのことでした

通信系、業務系アプリケーション、スマートフォンアプリなどが興味ないわけではありませんが、もし仮に案件ごとにいろんな仕事を任されると、私自身のキャリアを振り返った際、何がしたいのかよくわからないようになりそうで怖いです制御系、組み込み系システムに通じたエンジニアになる』というのが私自身の目標であるため、その点が心配です。

人事の方はそのような要望に答えるとおっしゃってますが、実際問題、この発言を信用していいのでしょうか内定先の会社は100名程度の会社です。あくまで受注先の要望あっての案件なので、近年だとスマホアプリの制作とかに派遣されそうで怖いです。

参考:Yahoo知恵袋

客先常駐では、自分が望む常駐先に配属される事はありません。そもそもですが、人材を採用する人事は、SEの配属先を決める権限を持っていません

客先常駐では自身が思い描くキャリアを積むのは無理です。学びたい知識やスキルがあるならば、全て自分で習得する必要があります。まずは、常駐先で技術の勉強をしながら、やりたい職種に転職する道を探すしか選択肢はありません。

Bさん)開発案件を求めて3回も転職した…

ITエンジニアとして3回転職をしましたが、いずれも不本意な職場に入ってしまい、これからのキャリア形成に不安を感じています。もともとは、web開発をやりたくてプログラミングを独学で学び、資格を取得したうえでIT業界に詳しいエージェントの紹介のもと転職したのですが、配属された仕事は本来の希望とは異なる職場が続いています。職歴の詳細は以下の通りです。

【1社目】証券会社内に常駐し社内システムの開発を行っている企業に内定をもらったが、配属1週間前に別の金融機関に常駐している(同じ会社の)別の開発グループに欠員が生じたため急きょそのグループに配属となった。そこではシステムリリースの手順書およびシステムマニュアルの作成・レビューをひたすら行い、開発には携わることなく、担当からマニュアルの内容を執拗に指摘されるパワハラに近い行為を受け続ける日々を送り、上司に開発をしたい希望が通らなかったこともあり2年あまりで退職。

【2社目】客先常駐をメインとしている大手人材会社の説明会に参加し、web開発を行っている案件を取り扱っていること、開発メインで仕事ができることについて説明を受け、転職の希望とマッチングしたこともあり採用試験を受けたのちに内定。しかし営業担当にはその希望はきちんと通っておらずweb開発とは関係ない金融の下請け企業に単独での客先常駐となり、テスト仕様書の作成・テスト仕様書にそった試験の再鑑をメインに実施。営業に何度も希望の職場へ配属変え希望の連絡するも受け入れてもらえず、およそ2年で退職。

【3社目(現職)】今度こそweb開発の案件に入ることができたが、開発に携わることなくリリースに向けたテストをひたすらこなす状況が1年近く続けている。また、当初は同じ会社から4名で出向する予定であったが他の3人が面談で落ちたらしく私の会社からは自分のみの単独常駐。チームマネジメントは他の協力会社の社員が行っているため、責任者と話す機会がない。

こういった現状でほとんど開発に携わる機会がなく、スキルアップがほとんど望めないため、エンジニアらしいエンジニアの仕事が全く出来ず、最近になって「自分はこういった宿命なのだ」と諦めを感じるようになり、仕事に意欲を出すことができなくなってきました。

転職も検討しましたが、きちんとしたキャリアを積めなかったうえに、20代で3回も転職を繰り返している状況で希望の通る職場に移れる可能性は限りなく低いと思っております(一度、知人の紹介の企業に行きましたが、実際にこのような事を指摘されました)。

来週に担当営業と面談の予定ですが、もしこのような状況が続くようであれば、エンジニアとして成長すること自体を諦め、別の職種に移ることも視野に入れたいと考えております。私が本来この業界に転職した際に望んだ開発エンジニアを目指すことは、もう無理なのでしょうか。なにかアドバイスを頂けたら幸いです。

参考:Yahoo知恵袋

客先常駐で最も怖いのは、開発経験を積めないまま転職を繰り返す事です。

私は2社客先常駐が続き、ようやく3社目で社内開発に就職できました。もちろん、3社目で自身が望む職種に就くのも難しいですね。客先常駐に残っても雑用業務しかできない、勇気を出して転職しても失敗する可能性がある。常駐SEを抜け出すのは簡単ではありません。

社内開発に転職する場合には、慎重に準備する必要があります。明確な戦略なしに転職すると、次も客先常駐に就職する可能性が高いです。

Cさん)死人が出るプロジェクトに配属される…

SES企業ってどこも同じですか?お世話になります。職場のことで悩んでます。現在SES派遣でとある企業に常駐している者です。最近、文系未経験で入社しました。求人には、まずは社内で研修、基礎を身につけて、その後レベルに合った現場に配属。と書いてありました。

しかし、実際は入社してすぐなんの研修もなしにいきなり現場へ。しかも、詳しくは書けませんが、そのプロジェクトは業界10年以上の方でも、付いていけません(難易度的に)と辞めていくような、さらに、死人がでるようなプロジェクトでした。

当然自分なんか付いていけるはずもなく、少しして担当に異動をお願いしました。担当は、わかりました。ただ、契約期間があるので、それが終わるまでは何とか耐えてほしい、と言ったので、朝食もろくに喉を通らないような状態でなんとか耐えてきました

しかし、契約期間がもうすぐ終わるころ、再度担当と話をする機会があり、そこでは、もう少し続けてみよう。人間時には辛抱が大切だみたいな説教を受け、契約更新に持っていかれそうでした本当に汚いと思いました。直前までは、アメ(異動)をチラつかせ、まるでそんな話なかったかのように正反対のことを言い出す。

そもそも求人も嘘だし。明らかに未経験者が入るような現場じゃない。日本のIT業ってこんなもんですか?あるあるですか?それとも私のわがままですか?入社したこと本当に後悔しています。最近は、誰も自分のことなんか知らない、どこか違う世界で生きていきたいと感じますし、信号を待っていると、トラック突っ込んでこないかなぁとか考えてしまいます

参考:Yahoo知恵袋

客先常駐は、炎上案件に投入される可能性が高いです。

なぜならば、スキルがない常駐SEを受け入れるのは、過酷な労働環境の現場が多いからです。スケジュールの遅延が続き、現場で働くSEは長時間労働を強いられます。私自身も帰宅は夜の12時を過ぎ、残業代が1円も支給されない現場で働きました。労働時間で割ると時給は700円を下回ります。

以上のように、客先常駐で苦しむSEは多いですね。常駐ガチャと呼ばれるのは、アタリがないクジを永遠と弾き続けなければならないからです。客先常駐がガチャと言われる具体的な理由を紹介します。

客先常駐がガチャと言われる3つの理由は?

私たちは客先ガチャを避けて働かなければなりません。

理由1:配属先を自分で決められない?

常駐SEの出向先は...
  • 6割:大手通信や銀行系など、過酷な炎上案件
  • 3割:運用保守、評価など、実務経験が積めない案件
  • 1割:アプリやソフトウェアなど、開発ができる案件

客先常駐がガチャと言われる最大の理由は、配属先を自分で決められないからです。そして、配属先の9割は私たちが望まない、開発案件以外に出向させられます。

私たち常駐SEが、開発案件に就ける可能性は10%もありません。

私は客先常駐を3年間続けました。10箇所以上の配属先を転々としたが、自分が望む開発案件に就けたのは0回です。上司や営業に相談しても、自分の希望を聞いて貰えたことは1回もありません。1度引いたガチャを戻すのは無理ですね。

理由2:ガチャは地雷案件ばかりでアタリがない?

炎上案件に配属される理由は...
  1. 問題がある案件は、経験がなくても常駐させやすい
  2. 炎上案件は離脱者が多く、ブラックが案件を取りやすい
  3. 時間に比例して売上が増えるため、派遣元は儲けやすい
  4. 派遣SEが必要な大規模PJほど、リスクが高く炎上する

客先常駐の6割は、炎上案件など問題があるプロジェクトです。ハズレしかない点でも、ガチャに似ていますよね。

私たち常駐SEが、炎上案件に投入されるのは偶然ではありません離脱者が多い炎上案件は、経験が浅いSEでも常駐させやすいからです。また、労働時間に比例して派遣元の売上も増えるため、上司や営業は率先して社員を入れたい案件ですね。

その結果、客先常駐経由でたくさんの派遣が、炎上案件に送り込まれます。

参考:客先常駐で炎上案件が多い3つの理由|配属された時の対処法は?

理由3:1度引いたら拒否する権限がない?

客先面談は拒否できない...
  1. 常駐先が決まると、立場が弱い派遣元からは断れない
  2. 上司や営業にお願いしても、耳を貸してくれない
  3. 業務命令に反すると、自社に居場所を失くす
  4. 出向を拒否すれば、高い確率でリストラされる

1度配属先が決まれば、私たちは拒否する権限を持ちませんガチャと同様に、1度引いたクジを元に戻す事はできないですね。

なぜならば、立場が弱い派遣元が断るのは、ビジネス上許されていないからです。お客様である派遣先の要望を断るのはできません。自社の上司や営業に拒否しても却下されます。

常駐先を拒否できたとしても、業務命令に背くため居場所をなくしますね。拒否した人材に仕事を取ってきたいと思う営業はいないからです。もしくは、会社をクビにされる可能性もあります。常駐先を断るには、会社を辞める覚悟で訴える必要があります。

結局のところ、客先常駐ではどの現場に配属されても辛いです。「行ってはいけない常駐先一覧」があるが、実はどこの常駐先に出向しても危険です。

SEが絶対に行くべきではない常駐先一覧とは?

SNS上で「エンジニアが絶対に行くべきではない常駐先一覧」が話題になりました。常駐SEの体験談を見ると、すべての常駐先が行ってはいけない案件だとわかります。行ってはいけない常駐先を挙げると、行ってもいい常駐先はひとつも残らないですね。

  • 三鷹(経験あり)
  • 東陽町(経験あり)
  • 蒲田
  • 木場
  • 門前仲町
  • 豊洲
  • 大崎
  • 品川シーサイド
  • 田町(経験あり)
  • お台場
  • 西葛西
  • 千葉ニュータウン中央
  • 我孫子(経験あり)
  • YRP野比(経験あり)
  • 多摩センター
  • 武蔵小杉(経験あり)

参考:エンジニアが絶対に行くべきではない常駐先一覧

都内の常駐先もあるが、私たち常駐SEに辛いのは郊外の常駐先が多い事です。

勤務地が千葉県の我孫子でも、翌月から神奈川県のYRP野比に出向させられる事も実際にあります。職場が我孫子だから千葉県に住んでも、上司の命令次第では通勤が2時間を超えますね独身であれば住む場所を変えられるが、家族やマイホームがあると動けません。

通勤が2時間だと、1ヶ月で80時間も人生で貴重な時間を無駄にします。時給2000円で働けば、16万円をドブに捨てるのと同じ行為ですね。

参考:客先常駐と通勤時間が長い問題|通勤を大幅に改善する方法は?

現実的に考えた場合に、私たちは客先常駐以外の働き方を目指す必要があります。では、私たちが客先ガチャを引かないためには、どうすれば良いのでしょうか。

客先ガチャを避けるには、社内開発に転職するしかない?

社内開発で働くメリットは...
  1. 社内で携われる案件は、全て開発案件になる
  2. 1次請けで働けるため、SE単価が60〜80万円と高い
  3. SEとして経験を積めれば、年2回の賞与、昇給がある
  4. 自社でスケジュール管理するため、定時に帰宅しやすい
  5. 職場が変わらないため、通勤10分圏内に住める
  6. 広いデスク、ハイスペックPCにモニターを2台使用できる

客先ガチャを引かない唯一の方法は、客先常駐以外で働く事です。

社内開発に転職すれば、配属されるプロジェクトは自社の社内案件だけですね1次請で働けるためSE単価は高く、順調に経験を積めば賞与や昇給で還元されます。また、職場がずっと同じなので、通勤10分圏内に住むことも可能です。

現在の職場から転職する際には、絶対に客先常駐がない会社を選択しましょう

実は2社目も客先常駐がある会社を選択する人は少なくありません。なぜならば、「できる限りSEの要望を聞きます」という人事や採用担当者の言葉に、騙される人が多いからです。私は3年間常駐先で働きましたが、SEの要望を聞く会社を見たことがありません。

社内開発へ就職するためには、私たちは明確な目的を持って就活する必要がありますね。では、具体的には何をすれば良いのでしょうか。

「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」

客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。

なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません

私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。

この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね

ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。

客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、ずは私たち自身が行動しなければなりません

私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています

公式サイト:マイナビエージェント

客先常駐から脱出できる3つの方法は?

客先常駐から脱出する方法は、大きく分けて3つあります。

方法1:IT業界を辞めて別の業種へ

客先常駐に疲れ切った人の中には、別業種で再スタートしたい人も多いです。でも、SEのキャリアを活かす方が、良い就職先に就ける可能性は遥かに高いですよね

経験ゼロで新しい業種に入れば、年収250〜300万円で再スタートします。冷静に考えると、実務経験がない状態で異業種に飛び込めば、どの業種でも確実にブラックに就職します。ノルマがキツイ営業や飲食業、肉体労働の建築や工場は、IT業界以上にブラックな業種です。

仕事が楽な総務や事務職は、正社員ではなく派遣やパートしか募集していません。派遣やパートでは、今以上に将来が不安定になります。

1度でもIT業界で働きた経験があれば、私たちは未経験者ではなく経験者枠で応募できますキャリアコンサルタントが提案する企業も、10倍以上に選択肢が増えますね。紹介してくれる企業は経験者向けなので、求人の質も以前より高くなります。

現実的に考えたら、現在のキャリアを活かさない手はないですね。

方法2:経験を活かして異業種の社内SEへ

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐から逃れられます。しかしながら、社内SEはデメリットも多いため、私たちは十分に注意が必要です

最大のデメリットは、特定の業界事情に詳しくなる反面、IT系の専門性が失われる事ですなぜならば、システム開発を外部委託するため、自社で経験やキャリアを積めないからです。社内SEの仕事は、社外のスケジュール管理と、社内の非IT管理部門のサポート業務です。

1度でも社内SEになると、一般的なSEのキャリアからは遠くなります。

また、本業が成長しない会社に就職すると、リストラの危険性も高いです。なぜならば、利益を上げない情報システム部門は、経営陣からコスト部門だと見なされるからです。定年まで働く前提で入社しても、経営方針が変われば真っ先に首を切られます。

競争社会から離れた社内SEにとって、外の世界で生き残るのは容易ではないですね

方法3:経験を活かして自社や社内開発へ

IT業界で市場価値を高めたい人は、自社開発や社内開発を目指しましょう。社内開発とは、大手企業から依頼を請ける受託開発、自社製品やパッケージの開発や販売、スマホやソーシャルアプリの開発、コンサルタントやクラウド導入など、様々な働き方がありますね。

社内開発の最大のメリットは、経験と業界年齢に合わせてキャリアを積める事です。

開発案件では最新技術を学び、社内開発で経験を積めば上流工程からも携われます。設計やマネジメントを経験できれば、自身の市場価値を上げられますね。そして、専門知識や経験さえ積めれば、不景気を理由にリストラされても生き残れます

また、専門知識や経験年数に合わせて、順調に収入も増やせますね。市場価値が高い人材になれば、フリーランスや在宅で働くのも難しくありません。市場価値が高い人材になれば、年収100〜200万円アップの転職も難しくありません

では、客先常駐を脱出するには、私たちは具体的に何をすれば良いのでしょうか?

客先常駐から脱出できる転職サイト2社は?

客先常駐を脱出するには、「マイナビ×IT」と「社内SE転職ナビ」がお勧めです。

転職1:異業種の社内SEに強い「社内SE転職ナビ」

社内SE転職ナビの特徴は...
  1. IT経験者向けに、社内SEに特化した専門サイト
  2. 客先常駐から脱出して、異業種の社内SEに転職できる
  3. 他の経験者向けと比較して、知名度が低く利用者が少なすぎる
  4. 社内SE案件に絞られるため、求人数が673件と少なすぎる
  5. スキル次第だが、実は社内SE以外も紹介される
  6. 関東圏、関西圏以外では、求人がほとんどない

公式サイト:社内SE転職ナビ

社内SE転職ナビは、社内SEに特化した経験者向けの転職サイトです。他にない最大の特徴は、社内SEや社内開発を専門に扱い、確実に客先常駐から脱出できる事ですね

しかしながら、他の転職サイトと比較して、知名度が低く利用者が少ない点に注意が必要です。また、社内SE案件に絞られるため、求人数が673件しかありません「マイナビ×IT」も経験者向けで社内開発を中心に扱うが、求人数は2.8万件以上あります

確実に客先常駐を脱出できるのは魅力だが、転職サイトの規模が少なすぎます。選択肢が少ないと、ブラックに就職する可能性も必然的に高くなります「社内SE転職ナビ」1本に絞るのは、リスクが高いので避けた方が良いですね。

評価:【社内SE転職ナビの評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

転職2:自社や社内開発に強い「マイナビ×IT」

マイナビの特徴は...
  1. 大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイト
  2. 客先常駐から、自社や社内開発の転職に最も強い
  3. 自社や社内開発など、求人数は2.8万社以上もある
  4. ハイキャリア層ではなく、20〜30代の常駐SE向け
  5. 大手2社(リクナビ、DODA)にはない、中小の隠れ良企業を扱う
  6. 大手2社よりも、丁寧な対応で高評価を得ている
  7. 担当者が推薦状を書くので、書類選考の通過率が高い

公式サイト:マイナビエージェント

「マイナビ×IT」は、大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイトです。他にない最大の特徴は、客先常駐から自社や社内開発、それから社内SEを目指せる事です親切な対応の担当者が多く、転職経験がない初めての常駐SEにも向いています。

個人的な1番のお勧めが「マイナビ×IT」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです

私が社内開発に転職できた時は、実務で開発経験が1度もない時でした。

次もブラックに騙されて、客先常駐やSESに入社したらどうしよう」と不安しかなかったです。担当者は、客先常駐の経験しかなくても、必ず社内開発に就職できると声を掛けてくれました。「確実に社内案件に入れる保証がなければ、無理に転職する必要はないですよ」とも言ってくれました。

2ヶ月後に内定を頂いた先は、受託開発がメインのIT企業です。社員数が100名未満の中小企業だが、海外に開発拠点もある隠れ優良企業でした。

入社後に先輩社員から個別の社内研修があり、プロジェクト配属後も別の先輩が開発のサポートをしてくれます。それから、毎年40〜60万円ペースで順調に昇給し、4年後には年収が520万円を超えます開発案件に就いた後も、納期がない月は毎日定時に帰宅しています

上場企業や知名度がある大手はないが、私にとってこの会社は優良企業ですね順調に昇給する上に残業も少ないため、今もこの会社でお世話になっています。

IT業界以外も広く扱う大手2社(リクナビ、DODA)と違い、IT系に特化したマイナビは求人の質が高いです。また、大手2社が扱わない隠れ優良企業が多いのも魅力です。機械的な対応にならざる負えない大手と違い、サポートが手厚い点もお勧めです。

私が客先常駐から脱出でき、社内開発に転職できたのはマイナビのおかげです。

評価:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

これからも、常駐SEで働き続けるリスクとは?

客先常駐を続ける最大のデメリットは、経験年数に応じて給料が増えない事です

常駐SEの給料が増えない理由は、手順書通りのマニュアル作業、ドキュメント作成、運用保守、ヘルプデスク、評価など、単純労働ばかりで開発経験を積めないからです。短期間で常駐先が変わるため、運が悪ければプロジェクト毎にスキルがリセットされます

IT業界で35歳定年説があるのは、実務経験を積めない常駐SEの働き先がなくなるからです。35歳を過ぎると、経歴書の年齢を見ただけでスルーされます。

私の新入社員時代の元同僚は、今も1社目の客先常駐で働き続けています。久しぶりに彼女に再会したが、8年間で30万円(年収300→330万円)しか増えていない事に衝撃を受けました30歳を機に、契約解除が増え自宅待機も増えたと言います。

対して、3年目に転職を決意した私は、その4年後に520万円まで増えています。IT業界では、本人の能力や実力以上に働く環境が大事です。

▼▼客先常駐からの転職に強い専門サイト3社は▼▼

  1. マイナビ×IT客先常駐から、社内開発の転職に強い
  2. 社内SE転職ナビ求人数は673件と、ブラック率も高い
  3. リクルート異業種への転職は、キャリアを活かせない

社内開発に転職するならば、「マイナビ×IT」一択です。

なぜならば、私自身が4年前にマイナビを利用する事で、ブラックから優良企業に転職できたからです客先常駐から社内開発に変わり、年収は4年間で300→520万円まで増え、納期月以外は毎日定時に帰宅しています。

評価:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

しかし、私たちが客先常駐を脱出できるのは、2020年4月までです

なぜならば、2013年からのオリンピック特需が終わり、急激に景気が落ち込むからです。IT業界の転職有効求人は6.79倍だが、2009年と同様に1倍を下回ると、常駐SEの需要は完全に無くなりますレポート:2019年1月)。

金融危機の頃には、多くの常駐SEが契約解除され職を失いました。私たちの契約期間を2ヶ月毎に更新するのは、不測の事態にいつでも首を切るためです。2020年4月入社から逆算すると、1日も早く行動に移し、遅くても今月までには内定を獲得する必要があります

公式サイト:マイナビエージェント

まとめ:客先ガチャと言われる理由は?

客先ガチャと言われる理由は...
  1. 常駐SEは、配属先を自分で決められない
  2. 客先ガチャは地雷案件ばかりで、アタリが全くない
  3. 1度客先ガチャを引いたら、拒否する権限がない

客先ガチャと言われる最大の理由は、配属先を自分で決められないからです。配属先の9割は開発経験を積めない単純業務に就きます。また、過酷な労働環境も多く、帰宅が夜の11時を過ぎる炎上案件が6割を占めます。開発案件に就ける運が良い常駐SEは全体の1割もいません。

ハズレしか引けない点でも、ガチャと良く似ていますよね。私たちが常駐SEを続ける限りは、ガチャ形式から逃れる事は出来ません。「エンジニアが絶対に行くべきではない常駐先一覧」を見ると、実は全て常駐先が行っては行けない案件ですね。

私は社内開発に転職する事で、客先ガチャから逃れる事が出来ました自社でスケジュールを管理するため、納期月以外は毎日定時に帰宅しています。転職してから4年後には年収が520万円を超えました。職場が変わらないため、通勤10分圏内に部屋を借りています

常駐SEを続ける限りは、ガチャを引かない選択肢はないですね。

1日でも早く行動に移した方が良い理由は?

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2020年4月までです

なぜならば、オリンピック特需が終わり、日本経済の景気が再び落ち込む可能性が高いからですIT業界は、建築業界の次にオリンピック特需を受けています。オリンピック開催が決まった2013年以降、官公庁からの大規模システム開発案件が右肩上がりに増えていました。

オリンピック開始前に特需も終わり始め、現在は新規の開発案件が急激に減り始めています

2020年は、これまでよりも慎重に景気動向を注視する必要があります。なぜならば、オリンピック特需の終わりに加えて、前回の金融危機からすでに12年が経過したからです8年周期に景気サイクルは来るが、もう4年もオーバーしていますね。

アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。

次に金融危機が発生した時に最も影響を受けるのはシリコンバレーです。2008年以降投資が加熱し続け、スタートアップ企業だけでも1兆2500億円の資金調達に成功しています(参考:「多くのスタートアップがくだらない」ーーシリコンバレーの有名投資家)。

2008年の金融危機のように求人倍率が1倍を下回ると、常駐SEを受け入れる社内開発はなくなりますさらに、常駐先に出向しているSEの大半が契約解除されますね。実際に2008年の金融危機では、大手企業にある常駐SEの作業デスク3分の2が空席になりました

2020年の4月入社を逃すと、社内開発に転職するチャンスは永遠に来ないかもしれません。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. プロジェクトの予算が縮小され、労働者が市場に溢れる
  2. 客先常駐の半数以上は、翌月以降の契約を更新できない
  3. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  4. 不景気になると、優秀なSE以外は内定を獲得できない
  5. 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
  6. 少ない労働者で現場を回すため、今より労働時間が増える
  7. 失業を避けられても、転職の機会を失い次の5年間も同じ現場で働く
  8. 人件費が安い外国人を採用し、日本国内の開発が激減する
  9. 常駐先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  10. 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる

次の不景気に備えて、1日も早く社内開発に転職し経験を積む必要があります。

専門スキルを身につけ、必要な人材に成長さえできればリストラされる心配は消えます単純労働しかできない常駐SEと違い、専門知識やスキルがあれば会社が倒産しても生き残れます。

転職活動で今すぐに必要なものは?

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

30歳時点で年収に200万円も差があると、残りの生涯年収で6000万円も違いますねブラックで働いている劣等感で家族を持つこともできず、一生涯孤独で生きていたと思います。

未経験者の市場価値は年齢とともに減少するため、将来動く予定があるならば景気が上向いている今行動した方が良いです2020年の4月以降では、オリンピック特需が終わり手遅れである可能性が高いです。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています

私自身が4年前に、ブラックを脱出できたので1番のお勧めです。

公式サイト:マイナビエージェント

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