客先常駐の残業時間は?|残業代が支給されるSEは全体の84%

客先常駐の長時間労働に悩むSEは少なくありません。

  • 「月の残業時間が40〜90時間、もういい加減疲れた…」
  • 「デフォルトで毎日11.5時間働く、残業代は1時間だけ…」
  • 「36協定がある大手でも、サービス残業があるほどブラック…」

私たち常駐SEの多くは、長時間労働に苦しめられています

しかしながら、実はIT業界全体で見ると残業時間は短い事がわかっています。残業が月40時間未満の企業は全体の69.8%を占め、20時間未満でも35.3%もあります。逆に、80時間を超える悪質なブラックは、全体の8.5%だけです(440人のSEが回答(DODA))。

また、残業代が支給されるSEは全体の84%もいます。普段、客先常駐で働いているSEから見ると、信じられない調査結果ですよね。そもそもですが、客先常駐では単純労働者が多く、専門職と呼べる人材は少ないからです

ここでは、IT業界と客先常駐の平均残業時間を紹介します。また、客先常駐で残業が多い理由も紹介します。私たちが長時間労働を避けて働くには、どうすれば良いでしょうか。

長時間労働を避けたいSE向け
  1. 常駐先で残業時間が多く、不満を感じる常駐SEの声は?
  2. IT業界全体と客先常駐の平均残業時間は?
  3. 残業代が支給されるSEは、全体の84%もいる?

▼▼客先常駐からの転職に強い大手2社▼▼

  1. マイナビ×IT受託・社内開発の案件に強い
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを専門に扱う

1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、過去にマイナビを利用して客先常駐から社内開発に転職できたからです。長時間労働から逃れた上に、年収は4年間で300→520万円まで増えました。

業界経験が浅い常駐SEは、早めに行動した方が良いですね。

なぜならば、転職サイトの良案件は開発経験があるSEから順に埋まるからです。転職の開始時期が遅れると、必然的に売れ残りのブラックを引かされますこのタイミングを逃すと、次の半期に良い案件が市場に出る、4ヶ月後まで待つ必要があります。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

常駐SEが社内開発に転職できるのは人材不足の今だけです。2019年以降は、人材不足が解消される可能性は高いです。金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、常駐SEの需要は減りますね。

IT業界の転職有効求人は6.79倍ですが、2009年と同様に1倍を下回ると開発経験がある優秀なSE以外は転職できませんレポート:2019年1月)。

残業時間が多い常駐SEの声は?

客先常駐では、長時間労働に嫌気が差している人が多いです。

Aさん:残業が月40-90h、もう疲れた…

客先常駐のSEなんですけど、今の現場が非常に嫌です。仕事内容、人間関係、不親切な設計書、すべてが合いません。おまけに仕事量が多くて残業が毎月40〜90時間です。本当に疲れます。

11月末まで常駐する予定ですが、もう限界です。SE自体、仕事内容が合わないしやりがいも感じないのでやめようと思ってますが、次の職が全く決まらなく迷走中です。

この場合、今はどうするべきなんでしょうか?ちょうど今、現場で人員削減の話も上がってるのですが、今すぐに上司にこの現場を離れたいというべきですか?それとも、これを機に退職してしまったほうがいいですか?仮に、今現場を離任できたとしても、次の現場に入れられる可能性が高いです。ご意見よろしくお願い致します。

参考:Yahoo知恵袋

会社を辞める場合には、必ず次の就職先を見つけてから辞めましょう。そうでなければ、次も100%に近い確率でブラックに入社します。

客先常駐では、労働時間が多い企業が多いですよね。少ない月でも40時間、多い月になると100時間を超えます。

Bさん:11.5時間の勤務が当たり前…

客先常駐型のSEをしている者です。契約上10時間30分、休憩2時間となっているのですが、業務の都合で11時間30分働くことが常態化しており、酷い時は12時間30分、あるいはそれ以上ずっと働き続けることもあります。

しかし暗黙のルールであくまでも賃金は10時間30分労働の扱いで支払われ、それ以上は残業時間にすら含まれない状態です。本社にこの状態を訴えても、お客様の都合だから黙って従えと言われるばかりで話になりません。こういうのってSEの業界じゃ普通なんでしょうか?

参考:Yahoo知恵袋

毎日デフォルトで3.5時間残業していますね。勤めている会社は典型的なブラックです。

客先常駐の契約は、会社間の契約です。そのため、労働者は所属する企業の雇用契約に従う必要があります。残業代が支払われていないため、労働基準監督署に相談することをお勧めします。

Cさん:ブラックが多いのは本当ですか…?

大概そんな感じのところが多いです。大手で36協定がしっかりしてるところでもサービス残業があったり。小さいところのITになるとサービス残業、会社に寝泊り、無駄な精神論に根性論、仕事をしない上司、無能なマネジメントをする奴、クライアントの無茶な要求、給料のピンはね、経費は自腹、保険なし・・・・・・数えるときりが無いです。マジでもう潰れればいいのにって言うところも結構ありますね。

ただでさえIT業界はインターネットでブラックだの、やめておいたほうが良いだの言われてますし、それが偽装派遣になったら目も当てられないですよ、ほんと。客先常駐とかになったら疎外感がすごいし、客先との人間関係でつまずくことも多いですし。

参考:Yahoo知恵袋

客先常駐はブラックが多いのは事実です。長時間労働やサービス残業を強いる企業も実際に多いです。

私も未経験でこの業界に入り、最初の3年間はずっとブラックでした。毎日夜の12時に帰宅するも、残業代は1円も支払われません。プライベートを犠牲に働いても、銀行口座に振り込まれる金額は18万円だけです。

では、客先常駐の平均残業時間はどれくらいあるのでしょうか?また、社内開発など含めたIT業界全体の残業時間はどれくらいあるでしょうか?

IT業界と客先常駐の平均残業時間は?

ここでは、IT業界と客先常駐の平均残業時間、それから常駐SEの残業が多い理由を紹介します。

その1:月40時間未満のSEは、69.8%もいる

労働時間が長いと言われるIT業界ですが、実はそれほど多くはありません大手転職サイト「DODA」が、エンジニアの残業時間について調査を行なっています。440人が回答した結果は次の通りです。

  • まったく残業はしない:6.4%
  • 20時間未満:28.9%
  • 20~40時間未満:34.5%
  • 40~60時間未満:15.7%
  • 60~80時間未満:6.0%
  • 80時間以上:8.5%

参考:https://doda.jp/engineer/ranking/001.html

残業が月40時間未満の企業は、全体の69.8%を占めます。月20時間未満は35.3%もありますね。つまり、月40時間以上残業している企業は、全体の3割だけです。

さらに月80時間を超える悪質なブラックは、8.5%だけだとわかります。

その2:常駐SEは、月40〜100時間もある

IT業界全体の労働時間は長くはないです。しかしながら、客先常駐では少し事情が異なります。なぜならば、3年間客先常駐で働いていますが、社員の多くは長時間労働を強いられています。

正確な統計はないけれども、常駐SEの大半は月40〜100時間残業しています。月50時間以上の残業は、過半数を超えていると思います。

常駐SEで残業がない職場は、運用保守やヘルプデスクなど、実作業が発生しない常駐先です。彼らは残業がない代わりに業務経験が積めず、契約を切られたら次の常駐先を探すのに苦労します。

参考:常駐先に出向しても仕事がない?|暇な常駐SEは意外と多い

その3:常駐SEの残業が多い理由は?

残業が多い理由は...
  1. 常駐SEの出向先は炎上案件が多く、長時間労働が多い
  2. 時間当たりの契約が多く、長時間の方が自社が儲かる
  3. プロジェクトが落ち着くタイミングで、契約を切られるから
  4. 外国人労働者も多く、深刻な価格競争に陥っている
  5. 手を動かすだけの単純業務ほど、労働時間が長い傾向にある

私たち常駐SEは、高い確率で炎上案件に投入されます。なぜならば、常駐SEが出向される先は、スケジュールに遅延が発生し、急遽人材を必要とする現場が多いからです。

自社の営業は炎上案件ほど儲かるため、積極的にSEを派遣します。

また、私たち常駐SEは、プロジェクトが落ち着くタイミングで首を切られます。バグの回収が終わりシステムが安定すると、開発期間を残したまま人員削減が始まります。そのため、私たちが腰を落ち着けて、常駐先の椅子に座ることはほとんどありません。

参考:客先常駐で炎上案件が多い3つの理由|配属された時の対処法は?

客先常駐で働いていると長時間労働を強いられますね、では残業代を支給される企業はどれくらいあるでしょうか?

残業代を支給されるSEは全体の84%もいる

参考:エンジニア残業代の実態調査(Tech総研)

Tech総研がエンジニア3264人を対象にした調査によると、残業代が支給されている割は84%です。そのうち、残業代固定支給が12%、残業代に上限ありが15%です。固定支給や上限を抜かした割合でも、フルで支給されるSEが57%もいますね。

残業代の支給額の平均は、ひと月あたり5.8〜6.1万円です。

しかしながら、これもIT業界全体の統計結果ですね。客先常駐で働くSEの多くは残業代は支給されません。支給したとしても、みなし残業を取る企業は多いですね。

私が以前勤めていた会社は、2009年の金融危機以前は支給されていました。しかしながら、不景気を理由に給与制度が変わり、みなし残業制に移行します。月に80時間残業しても、2万円しか支払われません。

みなし残業によって、手取りは30万円から20万円に下がります。私たち常駐SEは、客先の管理下で働くため、労働時間をコントロールできないですね。

では、客先常駐で残業時間を短くするには、どうすれば良いでしょうか。

客先常駐で残業時間を短くするには?

客先常駐で労働時間を減らす方法は、客先常駐の割合が少ない企業で働く事です。なぜならば、客先常駐の割合が少ない企業ほど、残業時間が少ないという結果があるからです。

厚生労働省の調査結果では、客先常駐の割合が0%の会社では、月80時間を超えて働くSEの割合は42%だけです。反対に、常駐の割合が70〜100%の会社では、72%を占めます(働き方・休み方改善 ハンドブック)。

つまり、客先常駐の比率が低い企業にいくほど、労働時間が短くなります。客先常駐がない企業の特徴は、次の通りです。

  1. 大手企業、メーカー企業と直請で取引きしている
  2. 海外に開発拠点がある企業は、内製化するため社内案件が多い
  3. 派遣ではなく、システムの受託開発をメインで行っている
  4. 企業向けに、自社パッケージを開発・販売している
  5. 大手企業、メーカー企業の情報システム部門で働く
  6. 楽天やユニクロなど、他業種の社内SE(流通業、医療関係、商社など)
  7. エンドユーザ向け(BtoC)に、製品やサービスを自社開発している企業
  8. WEB業界で、WEBサイトやサービスを受託開発している企業

社内開発で働くには、客先常駐を避ける必要があります。客先常駐を避けることで、結果的に社内開発に入社できますね。そして、客先常駐を見分けるのは、それほど難しくはありませんパターンがあるので、簡単に見分けられます。

参考:客先常駐(人売り)の見分け方|3年で2度もブラックに騙された

では社内開発で働くには、どんな方法があるのでしょうか。ここでは、社内開発で働く方法を具体的に紹介します。

▼▼客先常駐は必ず脱出できる▼▼

私はこの業界で働く1人でも多くの人に、客先常駐を避けて働いて欲しいと思っています。なぜならば、私自身が客先常駐に何年も苦しめられたからです常駐先で働くSEがいなくなれば、客先常駐の仕組みは成り立たないですね。

私の常駐時代の辛い3年間は、他の人にも決して味わって欲しくありません。

1社目に入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。夜の11時過ぎまで働くも、残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円を下回る月もあります。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

一生懸命に働いても給料が増えないのは、過剰に中間摂取されているからです。

終電間際、ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

その2ヶ月後に、私の人生は大きく生まれ変わりました。

現在私は、海外に開発拠点があり社内開発ができるIT企業で働いています。目標だった海外勤務も実現でき、年収は30歳手前で500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は朝が訪れる度に毎日幸せを感じています

私たちSEが、客先常駐を避けて働くのは難しくありません。

なぜならば、社内開発で働く事を最初から諦め、行動に移さないSEが多いからです。現状の仕組みや制度に不満を言うばかりで、具体的な行動に移すのは全体の1割もいないですよね。だからこそ、行動すれば確実に未来は変わります

私は実務の開発経験がゼロの時に、現在の会社に転職できました。現在も客先常駐で働き続ける元同僚と私の違いは、行動に移しかどうかだけですよね。将来家族ができた時に、自分の子供に勧められない働き方ならば、あなた自身も常駐先で働くのは辞めましょう。

客先常駐を辞めて変わった事は....
  1. 年収300万円 → 転職して4年後に520万円に増える
  2. 賞与は10万円未満 → 年3回の賞与で140〜160万円
  3. 昇給額は年3千円 → 賞与も含めて年40〜60万円
  4. 1人で常駐先に出向 → プロジェクトは全て社内開発
  5. 実務経験に乏しく転職先がない → 面談で+50〜80万円で掲示
  6. 毎日11時まで残業 → 納期月以外は定時に帰宅できる
  7. 運用保守、評価、資料作成 → 開発経験を積み小リーダーもできる
  8. 35歳で職を失う → マネジメントを経験し定年まで働ける
  9. 生涯孤独かもしれない → 家族が出来て毎日幸せを感じる

個人的に1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

常駐SEを辞めて社内開発で働く方法は?

客先常駐以外で働く選択肢はたくさんありますね。

社内開発が多い業種は...
  1. 自社製品やサービスを開発するWEB業界
  2. メーカーから1次請けで受託開発する企業
  3. 異業種(小売業、医療、商社)の情報システム部門で社内SE
  4. 対企業向けに、自社パッケージを開発・販売する企業
  5. 海外に開発拠点がある日系・外資系企業

それぞれ、メリットやデメリットがありますね。そのため、私たちは自分に合う働き方を見い出す必要がありますね。

方法1:自社開発が多いWEB系を目指す

WEB業界を目指す利点は...
  1. エンドユーザ向けのWEB業界は、自社開発が多い
  2. SNS、スマホ、広告業など、急成長する分野で働ける
  3. 実力主義のため、年齢を問わず高収入を得やすい
  4. 労働時間や服装など、自由なライフスタイルで働ける
  5. SIerに多いドキュメントや会議が少ない

自社開発が多いWEB業界は、高い確率で客先常駐から逃れられます。

しかしながら、WEB業界で働くデメリットは、競争相手が多過ぎて収益が安定しない事です。技術進歩やトレンドの移り変わりが早く、5年後の未来でさえ想像できません定年まで働き続けるのは難しく、2〜3年単位で会社を変えます。

またWEB業界は、SIer以上にブラックも多いので注意が必要ですね

スタートアップが多く、赤字経営のベンチャーが大半を占めます労働組合や36協定がなく、SIerの零細以上に劣悪な労働環境に陥りやすいですね。また、SIerと企業文化が大きく異なるため、過去の経験を引き継げない点も難点です。

WEB業界は、技術志向が強くリスクを恐れないSEが目指す場所ですね。

参考:【レバテックキャリアの評価 】本当にWEB系の自社開発に転職できる?

方法2:SIer系の受託開発を目指す

受託・社内開発を目指す利点は...
  1. 同業種のSIerなので、キャリアを活かして転職できる
  2. 仕事内容は常駐SEと同じ、開発案件を社内に持ち込むだけ
  3. 常駐SEと違い、上流工程から携われることができる
  4. 元請けが多く、SEの単価は80万円以上と高い
  5. 社内開発は、チームリーダやマネジメントも経験できる
  6. 市場価値を高められると、いつでも転職できる

客先常駐を避ける方法で、1番のお勧めは受託や社内開発です。

なぜならば、同業種内の転職なので、過去のキャリアを活かして転職できるからです。WEB業界や異業種の転職と比較して、少ないハードルで転職できますよね常駐SEと大きく違うのは、社内に開発案件を持ち込み、社内のリソースを使い開発するだけです。

私自身が社内開発に転職する事で、3年間の客先常駐から脱出しました。

社内開発に転職した時は、業務で開発経験が1度もない時です。それでも社内開発に転職できた理由は、企業が深刻な人材不足に陥っているからですWEB業界や異業種よりも安定しているSIer業界は、SEを育てる社風の会社が多いです。

社内で開発経験を積んだ後は、海外の開発拠点も働かせてもらいます。経験がない当時の私に、プログラミング研修から始まり、システム開発、上流工程や外国人PGの管理など、様々な経験を積ませてくれた事に心から感謝しています。

しかしながら、社内開発にもデメリットはありますね。

異業種やWEB業界と比較して、客先駐のリスクをゼロにできないことです客先常駐の割合が30%未満の企業は39.3%あるため、私たちはこの4割の会社を目指す必要があります。

SIer業界で開発経験を積めたなら、その後に異業種の社内SE、WEB業界、フリーランスを目指すのは難しくありません。まずは、実務経験を積む事を1番の目標にしましょう。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

方法3:異業種の社内SEを目指す

社内SEを目指す利点は...
  1. 大手が多く給与、退職金、手当など福利厚生が充実している
  2. 客先常駐の価格競争や、WEB業界の競争社会から逃れられる
  3. IT以外の別部門が利益を上げるため、プレッシャーが少ない
  4. 開発は外部に委託するため、納期やスケジュールは厳しくない
  5. 転職には向いてないが、定年まで働きやすい

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐を避けられますね。

しかしながら、社内SEのデメリットは、キャリアの形成ができない事です。入社した業種の特殊なスキルに依存しますね。また、外部のIT企業にシステム開発を外注するため経験を積めず、他社のスケジュール管理がメイン業務になります

キャリアが積めないのは、専門職にとっては致命的ですね。

社内SEは定年まで働く事を前提に就職します。しかし、経営が傾いた時に、1番最初に予算削減を検討される危険な部署でもあります。なぜならば、本業の利益に直接結びつかず、コスト部門だと考えられるからですね。

会社の経営が傾いた時に、人生設計を大きく狂わせるリスクがある点には注意しましょう。社内SEは、業種や会社選びが重要になります。

参考:【社内SE転職ナビの評価】|本当に客先常駐がない企業に転職できる?

▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼

IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。

離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。

だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。

ブラックに就職する理由は...
  1. 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
  2. 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
  3. 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
  4. 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
  5. 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる

在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。

離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします

まとめ:客先常駐は残業時間が長い?

IT業界の残業事情は...
  1. 440人の調査結果では、月40時間未満は全体の69.8%もいる
  2. 月80時間を超える悪質なブラックは、全体の8.5%だけ
  3. 固定制を含めて残業代が支給されるSEは、全体の84%もいる
  4. 長時間を避けるには、客先常駐の比率が低い企業で働く

私たち常駐SEの多くは、長時間労働に苦しめられていますしかしながら、実はIT業界全体で見ると残業時間は短い事がわかっています。残業が月40時間未満の企業は全体の69.8%を占め、20時間未満でも35.3%もあります。

逆に、80時間を超える悪質なブラックは、全体の8.5%だけですね。

客先常駐で働いているSEからすると、驚く結果ですよね。私たち客先常駐の待遇が悪いと考えるのは、そもそも専門職と呼べる人材は少ないからです

長時間労働を避けて働くには、客先常駐の比率が少ない企業で働きましょう。比率が少ない企業ほど、労働時間も低くなる結果も出ていますね。私は社内開発に転職した事で、納期がない日は毎日定時に帰宅します。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までです。

なぜならば、景気サイクルは8年周期で周り、再び金融危機が発生するからです。2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時20,418円(8月15日)まで落ち込みましたね

アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。アップル株はiPhoneの販売不振で暴落していました(232→142ドル)。一度不景気が発生したら、1週間も経たない内に株価は半値以下まで暴落します。

求人倍率が1倍を下回ると、客先常駐で働くSEの大半が首を切られます2008年の金融危機では、常駐先のフロアの空席が3分の1まで増え、半数以上の常駐社員が自社に帰らされました。

そうなる前に、私たち常駐SEは具体的な行動に移す必要があります。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. プロジェクトの予算が縮小され、労働者が市場に溢れる
  2. 客先常駐の半数以上は、翌月以降の契約を更新できない
  3. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  4. 不景気になると、優秀なSE以外は内定を獲得できない
  5. 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
  6. 少ない労働者で現場を回すため、今より労働時間が増える
  7. 失業を避けられても、転職の機会を失い次の5年間も同じ現場で働く
  8. 人件費が安い外国人を採用し、日本国内の開発が激減する
  9. 常駐先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  10. 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる

客先常駐の最大の問題は、開発経験が積めない事です。開発経験が積めないと、手を動かすだけの労働者と変わらないため、転職もできないですね。

専門スキルを身につけ必要な人材に成長できれば、リストラされる心配もなくなります。まずは、客先常駐を抜け出して1日も早く、専門スキルが磨ける社内開発に転職しましょう。専門スキルを身につけらば、将来の漠然とした不安もなくなります。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

30歳時点で年収に200万円も差があると、残りの生涯年収で6000万円も違いますねブラックで働いている劣等感で家族を持つこともできず、一生涯孤独で生きていたと思います。

未経験者の市場価値は年齢とともに減少するため、将来動く予定があるならば景気が上向いている今行動した方が良いです2019年以降では、金融危機が発生しもう手遅れである可能性が高いです。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。

マイナビは、社内開発や社内SE向けの求人を多数扱います。

公式サイト:SE・プログラマーの転職『マイナビエージェント×IT』

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