客先で働いている常駐SEは、自社開発や自社サービスは優良企業が多いと考えている人が多いです。しかしながら、自社開発の実態を2chサイトで調べてみると、意外とブラックな労働環境で働くSEが多いことがわかります。
- 「3年以上も赤字が続き、精神的に辛くて辞めたい…」
- 「一時的に人気が出ても、流行サイクルが早くすぐに廃れる…」
- 「5人開発チームで、月300万円も利益を出すのは無理だ…」
結論から伝えると、自社製品やサービスで継続して利益を上げるのは難しいです。なぜならば、競争が激しい上に流行サイクルが早く、常に売れ続ける製品やサービスを生み出せないからです。
現実問題として、赤字経営から黒字に転換することなく、多くの自社開発が潰れますね。
事業の安定性はSIerの方が遥かに高いです。1次請は月単価80万円で契約するので、10人プロジェクトに配属すれば、月800万円の売上になるからです。同じ金額を自社開発で稼ぐのは難しいですよね。
自社開発や自社サービスに憧れるSEは多いが、現状やデメリットを正しく把握した上で選択しましょう。短期間で成長できる反面、私たちが想像する以上に劣悪な環境も多いです。
ここでは、自社開発や自社サービスの実態を詳しく紹介します。
- 自社開発や自社サービスは、実はリスクが高い?
- 自社開発や自社サービスの実態とは?
- 自社開発や自社サービスは、ブラックばかり?
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- 『マイナビ IT AGENT』客先常駐から、社内開発の転職に強い
- 『社内SE転職ナビ』社内SE専門だが、求人数は673件だけ
- 『リクルート』求人数は多いが、未経験向けのブラックが多い
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<24年4月:求人数は下落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
金融危機が訪れると、08年と同様に多くの常駐SEが職を失います。
私自身も当時1年目で、常駐先から契約解除と解雇されました。
契約解除後に転職活動しても、より条件が下がる劣悪なブラックしか残っていません。私は半年後に運良く内定を獲得できたが、年収300万円以下で4年間も身動きできなかったです。コロナ過では在宅ワークに救われたが、世界的な景気後退では私たち常駐SEに逃げ道はありません。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。24年の春採用を狙っている人は多いが、その頃にはもう手遅れになる可能性が高いからです。
客先常駐から脱出するならば、「マイナビIT」が1番お勧めです。
なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです。社内開発に転職後の年収は4年間で300→520万円まで増え、契約更新や解除の不安から解放されました。
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いますぐ転職する意思がなくても、自分を守るために会員登録だけでも必ずしてください。会員登録や転職サポートは全て無料だし、事前に面談済みなら必要な時にすぐに案件を紹介してくれるため、常駐先で契約解除された時のリスクヘッジになります。
自社開発や自社サービスはリスクが高い?
私たちが考えている以上に、自社製品やサービスは利益を出すのが難しいです。
Aさん)赤字続きで精神的に辛かった…
私も自社サービスを提供している会社で働いていました。Sier半分、自社サービス半分で運営している会社です。詳細は控えますが、BtoBのクラウドサービスで、ひとり月額400円程度の料金体系でした。営業15名、マーケティング3名、開発15名ほどで提供していましたが、私は精神的に辛くて辞めてしまいました…
何故かと言うと、3年以上赤字が続いたからです。私はエンジニアでしたので数字の面は気にしなくていい…そう思っていましたが、事業規模が小さいせいか、常に数字を意識していました。少ないコストで品質の高いシステムを提供し続けるには、強い信念と、必ず儲かると信じ続ける必要があります。残念ながら私は耐えられず、今ではSierでエンジニアを続けています。
私の場合、月額で稼ぐストック型のビジネスでしたが、一度にある程度売上げが発生するパッケージ等とはまた違うのかもしれません。ストック型のビジネスである程度利益のでている状態であれば、安定した仕事ができるのではと思います。
客先常駐やドキュメントや会議が多い事に不満を持ち、WEB系に転職するSEは多いです。しかしながら、最終的にはSIer系に戻るSEもいますね。
なぜならば、WEB系で安定して利益をあげるのが難しいからです。
Bさん)自社サービスが安定するとは限らない…
自社サービスのある会社が安定しているとは限りません。そのサービスが、非常に需要があり、これからも伸びて行くのであれば、良いのかもしれないですが、売上がずっと横ばいだったり、もしくは少しずつ減ってきているのであれば、尚更かと思います。
今の時代、一時は人気が出ても、すぐに廃れる物やサービスが多いです。例えばmixiはSNSの先駆者ともいうべき存在だったと思いますが、今となってはFacebook、InstagramやTwitterなどに負けています。それと同じで、自社サービスも、いつ他社のサービスに取って代わられるか不安と考えるあなたの友人の気持ちもご察しします。
それ以外にも、その業界が不振でお客様の購買意欲が落ちるということもあります。私は前職で、電力業界向けの自社サービスを提供しておりました。他の会社には真似することができない技術を使ったシステムであったため、他社に取って代わられることはありませんでした。しかし、原子力発電所の問題で、業界自体にお金がなく、会社の売り上げも落ちて行きました。
他の業界に向けたサービスは持ち合わせてなく、結果、会社の規模は縮小してしまいました。自社サービスの会社だから、派遣の会社だから、ソフトウェアハウスだからといったことは関係なく、会社として、しっかりとしたビジョンを持っているかどうかが重要かと思います。
WEB系は流行サイクルが早過ぎるの難点です。次々に新しいサービスが生まれるため、働いている側は常に時間に追われています。苦労してヒット商品を生み出しても、すぐに他社に真似されるか、時代とともに廃れていきます。
Cさん)6ヶ月だけで1800万円の赤字になる…
規模次第ですが自社パッケージは基本的にハイリスクハイリターンですね。失敗したサービスは陽の目を浴びず、kyon様や世間が知らないだけなのです。なのでkyon様がそういうイメージを持っているのは「自社サービスで『成功している会社は』すごく安定している」ということだと思います。
誰にも知られぬまま生まれて、そのまま閉鎖されていくサービスは、悲しいですがよくあることです。例えば5名チームの場合。人件費や会社負担のコストもろもろで平均60万だとして月300万掛かるとします。製品完成まで6ヶ月掛かるとします。1800万くらい赤字の純投資になります。製品が完成したら売り子となる営業マンが必要になります。ハングリー精神旺盛のベンチャー企業の場合は製品完成後に事業責任者が販促活動を行うことも。販売代理店・営業代理店を使う場合は別途費用が発生してきます。
ITの場合、クラウド製品か売り切りソフトかで結構違ってきます。クラウド製品の場合、多くの場合で薄利多売です。よくみるのは月額数百円~数万円ですね。Web系の会社の多くはそういった製品が非常に多いように思えます。※もちろん例外もあり、年間数百万~数千万というクラウドサービスもあります。
月300万を支えるとなると、とんでもない数の課金ユーザーが必要になります。ただし支えることができる(すなわちサービスの成功をした)場合…あとは寝てても収益が立つので非常に高収益体質のサービスを生み出せたことになります。ただし非常に狭き門です。それっぽく軌道に乗ったようにみえるサービスはいっぱいあります。
でもそれだけじゃ事業的に安定しているとは言えないというサービスだらけです。その事業に参加しているメンバー達はもちろん自信を持って生み出したサービスかもしれませんが、成功するまでは非常に不安を抱えているものです。友人はまさにそんな状況なのかもしれません。
SIer業界の受託開発では、SEの月単価は80万円です。自社のSE10人がプロジェクトに就くと、それだけで月800万円の売上が立ちます。自社製品やサービスでこれと同じ金額を安定して稼ぐのは難しいですよね。
ここでは、WEB業界の実態を詳しく紹介します。
自社開発や自社サービスの実態とは?
自社開発と聞くと、私たちSEは良い印象を持ちますよね。しかしながら、現実はそれほど甘くはありません。一部の成功企業の裏で、たくさんの会社が潰れていきます。
実態1:そもそも自社サービスは儲からない
自社サービスは、安定して収益を生み出すのが難しいです。なぜならば、競争が激しい上に流行サイクルが早く、常に売れ続ける製品やサービスを生み出せないからです。仮に多くのユーザーに使われるサービスを開発しても、すぐに他社に真似されます。
1度や2度のヒット商品を生み出すのは、それほど難しくはありません。しかし、ヒット商品を常に生み出し続けるのは至難の技です。
私たちユーザは無料サービスに慣れている上に、次から次に新しいサービスが誕生していますね。
実態2:赤字で精神的なプレッシャーが強い
自社開発や自社サービスは、精神的なプレッシャーも強いですよね。なぜならば、知名度もクライアントもいない、完全にゼロからスタートするからです。少ないコストで高品質のサービスを提供し続けるには、強い信念や忍耐力を必要とします。
多くのSEは、プレッシャーに耐えきれずに会社を辞めます。また、その事業に需要があるとも限らず、5年頑張っても会社が先に潰れるケースもありますね。
当然ですが、会社が利益を出さない限り、SEに支払われる給料も少ないです。手取り18万円で、月に100時間残業するSEも少なくありません。
月単価80万円で契約する受託開発とは、精神的なプレッシャーが違います。
実態3:ひとつの製品に依存すると危ない
自社製品やサービスを開発する企業は、ひとつの製品に依存しています。なぜならば、ひとつのサービスが軌道に乗るまで、他の事業に投資する余裕がないからです。多くの企業は、ひとつの事業が成功する前に潰れます。
受託開発では、複数のクライアントと契約する事でリスクヘッジしていますね。
実態4:転職はハイリスクハイリターンである
自社開発や自社サービスは、リスクが高い投機と同じです。なぜならば、たくさんあるベンチャーの中で、将来安定して利益を出す企業は1割もないからです。大手ベンチャー企業に入社すれば安定するが、競争が激しく狭き門ですね。
そのため、WEB系の自社開発に転職するのは、バクチや投機に近い行為ですね。将来性や年収よりも、事業をゼロから立ち上げる経験を優先できなければ、WEB系で働くのは難しいです。
WEB系が必要以上にSIer系をディスる理由は、他者を批判しなければ新しい人材を採用できないからです。
実態5:SIer系の方が事業が安定しやすい
SIer系の受託開発が安定している理由は、特定のクライアントと信頼関係があり契約しているからです。クライアントは官公庁や製造業、通信業が多く、本業で大きな利益をあげています。
そのため、継続して案件が獲得でき、事業が安定しますね。
SIer系は客先常駐の問題があるが、元請けや1次請けで働けば収入は安定します。SIer系で客先常駐を避けるか、それともWEB系のブラックを避けるかでは、実は前者の方が難易度は低いです。
そして、客先常駐を避けるのはそれほど難しくはありません。
参考:客先常駐(人売り)の見分け方|3年で2度もブラックに騙された
以上から実態から言えることは、私たちが考える以上に自社開発はリスクが高いですね。
自社開発やサービスはブラックの方が多い
自社開発やサービスは、過酷な労働環境が多くブラックに発展しやすいです。
- 資金を集めて事業を開始するため、赤字からスタートする
- 赤字から黒字に移行できずに、多くのベンチャーが潰れる
- スタートアップが多く、法律を厳守するより利益を優先する
- 会社が小さくて、労働組合や36協定がまだない
多くの自社開発は、赤字から事業をスタートします。そのため、法律を守るよりも、明日を生き抜くためにまずは利益に集中しますね。その結果、法律を厳守する会社は少なく、ブラックな環境で働くSEは多いです。
「自社開発はブラックが多いから辞めておけ」と言いたいわけではありません。
ここで言いたいことは、自社開発はリスクが高いのは事実です。そのため、私たちは、正しいデメリットを理解した上で就職すべきですね。
事業が安定していないのは事実ですが、それでも私たちSEは多くの事を学べます。ゼロから事業を立ち上げられる、売上など数値に強くなる、市場調査や企画にも挑戦できますね。その結果、意欲が高いSEは短期間で成長できます。
自社開発や自社サービスを選ぶ際には、給与よりも自分が成長できる環境かどうかで考えましょう。
転職に関しては、それほど深刻に考える必要はありません。なぜならば、自社開発で経験を積んだ後に、SIer系に戻れば良いし、もしくは異業種の社内SEに転職する道もあるからです。技術力が高いSEは、どこに行っても需要が高いですね。
自社開発に興味があるのであれば、積極的にトライすべきです。私たちの人生は1度しかないので、後悔しない道を選ぶべきですね。
ここでは、自社開発に就職する具体的な方法を紹介します。
「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」
客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。
なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです。客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません。
私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね。
ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです。私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。
客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、まずは私たち自身が行動しなければなりません。
私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
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常駐SEを辞めて自社開発で働く方法は?
自社開発系に就職するには、企業の見分け方、志望動機など、正しい戦略を持って就職活動する必要がありますね。なんとなくで企業選びをすると、客先常駐以上のブラックな会社に就職します。
方法1:自社開発でホワイト企業の見分け方
- 社員1人当たりに対する、自社製品の売上が安定している
- メインのサービス以外に、複数の収入源がある
- 月額制やライセンス料など、安定した固定収入がある
- 自社開発とは別に、平行して受託開発もしている
- 競争が激しいIT業界で、5年以上生き延びている
- 独自性が高く、他社と差別化できるサービスがある
自社開発系は、会社を見分けるのが難しいです。なぜならば、会社の規模や下請構造の序列で単価が決まるSIer系と違い、様々な事業が多くSEの給与を決める基準がないからです。競合他社が少なく大きく稼ぐ会社もあれば、消耗戦で赤字経営に苦しむ会社もありますね。
自社開発を見分けるには、売上高と従業員数に着目しましょう。1人当たりの売上高が高い企業は優良企業と言えます。例えば、100人で10億円の売上があれば、SE1人当たり1千万円ですね。そうすると、SEの適性年収も333〜500万円と逆算できます。
自社開発系は、SEの能力が企業の売上に直結しますね。
方法2:自社開発の志望動機の書き方
- 言葉だけではなく、具体的な行動で意欲を説明できる
- IT技術やプログラミングに、関心が高い事をアピールする
- オリジナルアプリの開発経験を、志望動機に記載する
- 自己PRと志望動機は、必ず一貫性を伝える
志望動機を書く上で1番大切なことは、具体的な行動で意欲を示すことです。未経験者でも採用するSIer系と違い、自社開発系は具体的に行動できる人材しか採用しません。
「プログラミングやIT技術に高い関心があります。そのため、プログラミングを学ぶ気持ちは人一倍強いです。御社に入社したら、積極的に新しい技術を学んで優秀なエンジニアになりたいです。」
この書き方は、好ましくありません。なぜならば、具体的な行動が見えず、他人本位にしか見えないからです。
「私はプログラミングやIT技術に高い関心があり、業務時間以外にもネットの動画や参考書を購入して自ら勉強しています。しかしながら、独学だけで学ぶのは限界があると思い、先月からオンラインで学べるスクールを利用してます。スクールでは、オリジナルのWEBサイトやECサイトを短期間で制作します。客先常駐で開発経験を積むのは難しいですが、スクールではチームで開発でき楽しく参加しています。」
応募者の熱意が伝わる理由は、願望だけではなく実際に行動に移しているからです。独学レベルでも良いので、実際に行動に移せる人は自社開発系で高い評価を得られますね。
方法3:自社開発に就職はエージェントが有利
自社開発系への転職は、エージェントを利用した方が良いです。なぜならば、エージェントを利用することで企業の質を担保できるからです。
自社開発系は、設立間もないスタートアップが多く、ブラックに当たる可能性も高いです。しかしながら、資金に余裕がないベンチャーは、採用コスト(90〜120万円)が掛かるエージェントを利用できません。
そのため、結果的に質が悪いブラックも避けられます。また、自社開発系は多種多様な事業があるため、自分の力だけで企業研究は難しいですよね。エージェントに応募する企業を絞ってもらう必要があります。
自社開発系の中では、「レバテックキャリア」が1番お勧めです。なぜならば、WEB業界で実績があるIT企業が運営しているからです。そのため、企業の内部事情に詳しいなど、リクナビやDODAにはない強みがあります。
- 客先常駐から、WEB系の自社開発に転職できる
- 大幅な年収アップが狙える、唯一の転職サービス
- 技術レベルで話が通じる、キャリアエージェントが担当してくれる
- 企業ごとに経歴書・面接対策してくれるため、通過率が高い
- 優良企業にレバテックの社員がいるため、WEB系の内部事情に詳しい
- 最大で、年収320万円アップの転職実績がある
- 内定獲得後に、無料でプログラミングのオンライン学習できる
レバテックキャリア を利用すれば、高い確率で自社開発系のIT企業に就職できます。レバテックの評価を知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼
IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。
離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。
だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。
- 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
- 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
- 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
- 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
- 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる
在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。
離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします。
まとめ:受託開発のトレンドや今後の流れは?
- 自社サービスは、そもそも儲からない
- 赤字経営が続き、精神的なプレッシャーが強い
- ひとつの製品を軌道に乗せる必要があるが、依存すると危ない
- 自社開発の転職は、ハイリスクハイリターンである
- 将来性や安定を見たら、SIer系の方が高い
自社製品やサービスで継続して利益を上げるのは難しいです。なぜならば、競争が激しい上に流行サイクルが早く、常に売れ続ける製品やサービスを生み出せないからですね。
現実問題として、赤字経営から黒字に転換することなく、多くの自社開発が潰れます。ひとつやふたつヒット商品を出せても、継続して生み出し続けるのは至難の技ですね。
自社開発や自社サービスに憧れるSEは多いが、現状やデメリットを正しく把握した上で選択しましょう。短期間で成長できる反面、私たちが想像する以上に劣悪な環境も多いです。
SIer業界や客先常駐に不満があるからと、安易に自社開発を選択すると後悔します。自分がやりたい事を軸に、将来のキャリアを考えましょう。
1日でも早く行動に移した方が良い理由は?
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。書類を送付すれば、誰でも企業から内定を得られる状態ですね。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人だけでしたね。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています。
自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。
2009年の金融危機の頃には、多くの開発案件が中止に追い込まれました。そして、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています。私も当時若手社員で、常駐先から首を切られました。次の常駐先が見つからず、会社を首になった人もたくさん知っています。
常駐先の契約を切られてから転職活動を開始しても遅いです。その頃には、もう企業は新しい人材を募集していないからです。IT業界で居場所を失えば、飲食店、介護施設などの肉体労働に行く人も少なからずいます。
有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 買い手市場から売り手市場に転落し、高条件で転職できない
- 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
- 求人倍率が0.45倍に陥ると、5年間は元に戻らない
- 予算縮小でプロジェクトが中止、常駐SEは強制退場される
- 次の常駐先が見つからず、上司から自主退職を勧められる
- その後に就職活動を開始しても、企業はもう人材を募集してない
- 転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られる
私たちに与えられている時間は、決して多くはないですね。
転職活動で今すぐに必要なものは?
転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」と自信を得られます。
それだけ、IT企業は深刻な人材不足に陥っているからです。もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。
キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合うことでやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私自身は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナウイルスの影響で、労働環境はめまぐるしく状況は変わっています。
秋採用で転職するには、今月中には既に動いてないともう手遅れです。登録に必要な項目は少なく、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビ IT AGENT(無料サービス登録まで3分)
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