自社開発のホワイトに入社したいと考えているSEは多いです。しかしながら、その会社の何を見分ければ良いか、具体的にわからない人は少なくありません。
- 「自社開発している会社で、ブラックはどれくらいあるの…」
- 「自社開発のホワイトを見分けるためには、何を見れば良いの…」
- 「不安定なビジネスと聞いたけれど、自社開発にホワイトはあるの…」
自社開発は安定していると言われるが、実はリスクが高いビジネスです。人月計算で安定して報酬を得られる受託開発と違い、優位性が高いサービスや製品を開発しなければ、生き残れないからです。
正確な統計はないが、自社開発する会社の6〜8割はブラックだと思っています。
なぜならば、競争が激しいWEB業界では、次々に新しいビジネスやサービスが生まれ、その大半消えていくからです。変化が激しい現代社会では、起業しても7割が3年以内に倒産します。
自社開発の大半は、設立間もないベンチャーが多いですね。
現実的に考えたときに、私たちは100%確実にホワイトに入社する方法はありません。私たちにできる事は、企業を見分けられる正しい目を持ち、ブラックに入社するリスクを減らすだけですね。
ここでは、自社開発のホワイトやブラックを見分けるための基準を紹介します。
- 実は、自社開発でも意外とブラックが多い?
- 自社開発のホワイトとブラックの見分け方は?
- 自社開発のホワイト企業の探し方とは?
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<24年4月:求人数は下落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
金融危機が訪れると、08年と同様に多くの常駐SEが職を失います。
私自身も当時1年目で、常駐先から契約解除と解雇されました。
契約解除後に転職活動しても、より条件が下がる劣悪なブラックしか残っていません。私は半年後に運良く内定を獲得できたが、年収300万円以下で4年間も身動きできなかったです。コロナ過では在宅ワークに救われたが、世界的な景気後退では私たち常駐SEに逃げ道はありません。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。24年の春採用を狙っている人は多いが、その頃にはもう手遅れになる可能性が高いからです。
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実は、自社開発は意外とブラックが多い…?
IT業界で働く私たちSEは、自社製品やサービスを開発する会社に良い印象を持っている人は多いですよね。しかしながら、自社開発が多いWEB業界は競争が激しく、リスクが高いです。
華やかな印象がある自社開発やWEB業界ですが、知名度が高い有名企業の影には、世に出る事なく消えていくサービスが5万とありますね。WEB系に多いベンチャーやスタートアップ企業は、赤字経営でいつも資金繰りに困っていますね。
正確な統計はないが、自社開発の6〜8割はブラックだと思います。
- 自社サービスは、そもそも儲からない
- 赤字経営が続き、精神的なプレッシャーが強い
- ひとつの製品を軌道に乗せる必要があるが、依存すると危ない
- 自社開発の転職は、ハイリスクハイリターンである
- 将来性を見たら、SIer系の方が安定している
現実的に考えたときに、私たちは100%確実にホワイトに入社する方法はありません。私たちにできる事は、企業を見分けられる正しい目を持ちブラックのリスクを減らすだけですね。
ここでは、自社開発のホワイトやブラックを見分けるための基準を紹介します。
自社開発のホワイト企業の見分け方は?
ホワイトを見分ける基準は、次の6つがあります。
- 社員1人当たりに対する、自社製品の売上が安定している
- 本業以外に、複数の収入源がある
- 月額制やライセンス料など、安定した固定収入がある
- 自社開発とは別に、平行して受託開発もしている
- 競争が激しいIT業界で、5年以上生き延びている
- 独自性が高く、他社と差別化できるサービスがある
基準1:自社製品の売上が安定している
自社開発のホワイト企業は、自社製品の売上が安定しています。なぜならば、クライアントが付き人月計算で報酬が得られる受託開発と違い、自社製品だけで売上を立てるのは難しいからです。
安定して利益が上げられる会社は、技術力だけではなくクリエイティブ、マーケティング、セールスで高いスキルがある証拠です。大半の自社開発は、赤字経営を乗りきる前に資金ショートで潰れます。
自社開発を見分ける際には、本業のビジネスでどれだけ利益を出しているか確認しましょう。会社のHPだけでも確認できるし、面接でも質問しやすい内容ですね。
基準2:本業以外に複数の収入源がある
自社開発のホワイト企業は、主力だけではなく複数のサービスや製品で収入源があります。なぜならば、主力のビジネスですでに成功し、他の分野に投資できるほど順調に稼げているからです。
大半の自社開発は、主力のサービスを育てる前に失敗します。複数の収入源があるのは、本業のビジネスで成功している証拠ですね。
また、自社開発の収入源を1本に絞っている会社はリスクが高いです。例えば、通信系は安定して稼げる分野でも、原子力発電など不運な事故をキッカケに風向きが変わるからです。
自社開発を見分ける際には、その会社の事業の数とお金の流れを見極めましょう。HPでわからない場合は、「本業以外ではどのようなビジネスに力を入れていますか?」と質問してみましょう。
基準3:月額制やライセンス料など固定収入がある
自社開発のホワイト企業は、月額制やライセンス料など固定収入があります。なぜならば、単発でアプリやソフトを販売するよりも、波が少なく売上が安定しやすいからです。
現実的に考えたときに、ヒット商品を開発し続け、それを常に売り続けるのは難しいですよね。2本や3本ヒットを打つのは簡単でも、その後も打ち続けられる保証はありません。
ホワイト企業ほど、継続して収入を生み続ける仕組みを考えますね。マイクロソフトやAdobeなど収益が安定している企業は、ユーザからライセンス料を取りますね。
自社開発を見分ける際には、主力商品の販売方法を見ましょう。会社のHPに行けば主力商品がわかり、どのような方法で販売しているかもすぐにわかります。
基準4:平行して受託開発もしている
自社開発のホワイト企業は、平行して受託開発も行います。なぜならば、自社製品だけでは安定して稼ぎ続けるのが難しいからですね。人月計算で安定して収入が得られる受託開発を取り入れる事で、事業が安定します。
私たちの仕事は、利用者が欲しいシステムやサービスを開発する事です。受託開発で多い企業向けビジネス(BtoB)も、自社開発で多いユーザ向けビジネス(BtoC)も、本質的には同じですよね。
どちらか一方に絞る必要はありません。実際に「ヌーラボ」や「ゆめみ」など、WEB系のベンチャー企業は受託開発も平行して行っています。
参考:受託開発は本当にオワコンか? SI業界の未来を前向きに考える
自社開発を見分ける際には、面接で受託開発に対する考え方も聞いてみましょう。SIer業界を安易に批判する経営者は、視野が狭く考え方が偏っているかもしれません。
基準5:設立して5年以上経過している
自社開発のホワイト企業は、年数が経過している会社が多いです。なぜならば、競争が激しいWEB業界で5年間も生き延びているからです。
変化が激しい現代社会では、起業しても7割が3年以内に倒産します(創業後の倒産率)。変化が激しい上に流行サイクルが早いWEB業界では、生き延びる確率はさらに低いですね。たくさんのスタートアップが次々に生まれては消える世界です。
資金繰りを乗り越え5年間も走り続けている会社は、すでに事業で成功している可能性が高いですね。
自社開発を見分ける際には、設立して何年経つ会社か確認しましょう。
基準6:他社と差別化できるサービスがある
自社開発のホワイト企業は、他社と差別化できる主力サービスがあります。なぜならば、競争が激しいWEB業界では、良いサービスや製品はすぐに真似されます。他社が真似できないサービスは、独自性があり競争優位性が高いからですね。
例えば、アップル製品はアンドロイドと差別化できています。アップルが高額でも売れるのは、他社にはないブランドがあるからですね。
自社開発を見分ける際には、独自性が高いサービスがあるか確認しましょう。技術力が高いだけの会社は、すぐに他社に真似されますね。
以上がホワイト企業の見分け方になります。全ての条件を満たすのは難しいが、判断基準を持つ事でより詳しく会社の中身を知れますね。
では、私たちはどのようにしてホワイトを探せば良いのでしょうか。
自社開発のホワイト企業の探し方とは?
自社開発を探すには、主に次の4つの方法があります。
- IT業界で働く友人や知人に、会社を紹介してもらう
- 入社したい企業のHPをみて、自分で探しながら応募する
- 転職サイトを利用して、人材を募集してる企業から探す
- 転職エージェントを利用して、受託開発だけの企業を紹介してもらう
1番のお勧めは、転職エージェントを利用する事です。なぜならば、キャリアコンサルタントに要望を伝える事で、自社開発だけの企業を紹介してくれます。また、細かく条件を伝える事で、マッチする会社を絞り込んでくれます。
エージェントを利用する事で、次のメリットがありますね。
- 転職サービスを、全て無料で利用できる
- 仕事がどれだけ忙しくても、転職活動と両立できる
- カウンセリングで、キャリアのアドバイスしてくれる
- 社内開発案件に絞り、求人を紹介してくれる
- 私たちの特性を知り、企業に推薦状を書いてくれる
- 履歴書や経歴書、面接対策をアドバイスしてくれる
- 面倒な面接の日程を調整してくれる
- 面接後に失敗や伝えきれなかった事を、フォローしてくれる
- 内定獲得後に、入社日や給与交渉を柔軟に対応してくれる
現実問題として、ホワイト企業に入社するのは簡単ではありません。私たちにできる事は、条件に合わない会社を排除し、ブラックに入社するリスクを減らす事です。ブラックを避けるかどうかは、どれだけ企業研究できるか次第ですね。
ここでは、社内開発に転職する方法を具体的に紹介します。
「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」
客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。
なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです。客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません。
私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね。
ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです。私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。
客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、まずは私たち自身が行動しなければなりません。
私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
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常駐SEを辞めて社内開発で働く方法は?
自社開発系に就職するには、企業の見分け方、志望動機など、正しい戦略を持って就職活動する必要がありますね。なんとなくで企業選びをすると、客先常駐以上のブラックな会社に就職します。
方法1:自社開発の志望動機の書き方
- 言葉だけではなく、具体的な行動で意欲を説明できる
- IT技術やプログラミングに、関心が高い事をアピールする
- オリジナルアプリの開発経験を、志望動機に記載する
- 自己PRと志望動機は、必ず一貫性を伝える
志望動機を書く上で1番大切なことは、具体的な行動で意欲を示すことです。未経験者でも採用するSIer系と違い、自社開発系は具体的に行動できる人材しか採用しません。
「プログラミングやIT技術に高い関心があります。そのため、プログラミングを学ぶ気持ちは人一倍強いです。御社に入社したら、積極的に新しい技術を学んで優秀なエンジニアになりたいです。」
この書き方は、好ましくありません。なぜならば、具体的な行動が見えず、他人本位にしか見えないからです。
「私はプログラミングやIT技術に高い関心があり、業務時間以外にもネットの動画や参考書を購入して自ら勉強しています。しかしながら、独学だけで学ぶのは限界があると思い、先月からオンラインで学べるスクールを利用してます。スクールでは、オリジナルのWEBサイトやECサイトを短期間で制作します。客先常駐で開発経験を積むのは難しいですが、スクールではチームで開発でき楽しく参加しています。」
応募者の熱意が伝わる理由は、願望だけではなく実際に行動に移しているからです。独学レベルでも良いので、実際に行動に移せる人は自社開発系で高い評価を得られますね。
方法2:自社開発に就職はエージェントが有利
自社開発系への転職は、エージェントを利用した方が良いです。なぜならば、エージェントを利用することで企業の質を担保できるからです。
自社開発系は、設立間もないスタートアップが多く、ブラックに当たる可能性も高いです。しかしながら、資金に余裕がないベンチャーは、採用コスト(90〜120万円)が掛かるエージェントを利用できません。
そのため、結果的に質が悪いブラックも避けられます。また、自社開発系は多種多様な事業があるため、自分の力だけで企業研究は難しいですよね。エージェントに応募する企業を絞ってもらう必要があります。
自社開発系の中では、「レバテックキャリア」が1番お勧めです。なぜならば、WEB業界で実績があるIT企業が運営しているからです。そのため、企業の内部事情に詳しいなど、リクナビやDODAにはない強みがあります。
- 客先常駐から、WEB系の自社開発に転職できる
- 大幅な年収アップが狙える、唯一の転職サービス
- 技術レベルで話が通じる、キャリアエージェントが担当してくれる
- 企業ごとに経歴書・面接対策してくれるため、通過率が高い
- 優良企業にレバテックの社員がいるため、WEB系の内部事情に詳しい
- 最大で、年収320万円アップの転職実績がある
- 内定獲得後に、無料でプログラミングのオンライン学習できる
レバテックキャリア を利用すれば、高い確率で自社開発系のIT企業に就職できます。レバテックの評価を知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
方法3:プログラミングスクール経由で就職する
自社開発系に就職するには、プログラミングスキルが必須です。また、最近では目に見える形で、成果物やソースコードの公開を求める企業が増えていますね。
開発スキルに自信がない人は、スクール経由で就職するのもひとつの手です。スクールは、オリジナルアプリの製作もサポートするため、それを武器に優良企業にアピールできるからです。
- 短期間でスキルを習得でき、3ヶ月でオリジナルアプリを製作できる
- アプリやWEBサイトのURLを履歴書に貼り、優良企業にアピールできる
- 現役講師から、質が高いプライベートレッスンを受けられる
- 本業が忙しくても、仕事とスクールを両立できる
- オンライン制のため、地方や海外からでも利用できる
- エンジニア転向コースを利用すると、授業料が無料になる
自社開発に就職しやすいスクールを紹介します。
▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼
IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。
離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。
だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。
- 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
- 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
- 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
- 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
- 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる
在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。
離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします。
まとめ:自社開発のホワイト企業の見分け方は?
- 社員1人当たりに対する、自社製品の売上が安定している
- 本業以外に、複数の収入源がある
- 月額制やライセンス料など、安定した固定収入がある
- 自社開発とは別に、平行して受託開発もしている
- 競争が激しいIT業界で、5年以上生き延びている
- 独自性が高く、他社と差別化できるサービスがある
自社開発は安定していると言われるが、実はリスクが高いビジネスですね。人月計算で安定して報酬を得られる受託開発と違い、優位性が高いサービスや製品を開発しなければ、生き残れないからです。
変化が激しい現代社会では、起業しても7割が3年以内に倒産します。競争が激しいWEB業界では、次々に新しいビジネスやサービスが生まれ、その大半は消えていますね。
しかしながら、どの道を選んでも確実な将来はありません。
自社開発はリスクが高いのは事実ですが、私たちは多くのことを学べます。ゼロから事業を立ち上げられる、売上など数値に強くなる、市場調査や企画にも挑戦できますね。
急激なテクノロジーの進化で、私たちはかつてないほど変化が激しい社会を生きています。私たちが変化に適応できる人材になることが、生活を安定させる1番の近道ですね。
公務員や上場企業に就職しても、安心とは言えません。10年後の未来は、誰にも想像できないからです。競争が激しい自社開発に転職すれば、短期間で大きく成長することができますね。
1日でも早く行動に移した方が良い理由は?
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。書類を送付すれば、誰でも企業から内定を得られる状態ですね。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人だけでしたね。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています。
自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。
2009年の金融危機の頃には、多くの開発案件が中止に追い込まれました。そして、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています。私も当時若手社員で、常駐先から首を切られました。次の常駐先が見つからず、会社を首になった人もたくさん知っています。
常駐先の契約を切られてから転職活動を開始しても遅いです。その頃には、もう企業は新しい人材を募集していないからです。IT業界で居場所を失えば、飲食店、介護施設などの肉体労働に行く人も少なからずいます。
有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 買い手市場から売り手市場に転落し、高条件で転職できない
- 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
- 求人倍率が0.45倍に陥ると、5年間は元に戻らない
- 予算縮小でプロジェクトが中止、常駐SEは強制退場される
- 次の常駐先が見つからず、上司から自主退職を勧められる
- その後に就職活動を開始しても、企業はもう人材を募集してない
- 転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られる
私たちに与えられている時間は、決して多くはないですね。
転職活動で今すぐに必要なものは?
転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」と自信を得られます。
それだけ、IT企業は深刻な人材不足に陥っているからです。もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。
キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合うことでやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私自身は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナウイルスの影響で、労働環境はめまぐるしく状況は変わっています。
秋採用で転職するには、今月中には既に動いてないともう手遅れです。登録に必要な項目は少なく、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
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