IT業界で働いていると、自社開発などの社内で開発できる企業と、客先常駐の割合を聞かれます。なぜならば、この業界で働く多くのSEが、客先常駐を避けたいと思っているからですね。
- 「客先常駐と自社開発で働く、SEの割合はどれくらいなの…」
- 「客先常駐型のSEで働く事に、将来の不安を感じている…」
- 「客先常駐以外で働く選択肢は、現実的にあるのだろうか…」
結論から伝えると、IT業界内で自社開発の割合はかなり低いですよね。また、自社開発の割合を正確に知ることは難しいです。なぜならば、自社開発、社内開発(受託)、客先常駐には明確な区切りがないからです。
社内開発と同時に、社員を客先に常駐させる会社もたくさんあります。
自社開発を目指すのであれば、WEB系を目指すべきですね。なぜならば、受託開発が多いSIer系と違い、エンドユーザ向けにサービスを開発するWEB系は自社開発が一般的だからです。
WEB系がIT業界で占める割合は、全体の27.9%です。全てのWEB系会社が自社開発とは限らないが、高い確率で自社開発ができます。
ここでは、IT業界に占めるWEB系の割合や、受託開発に占める社内開発の割合、それからWEB系の自社開発にSEが流れている理由を紹介します。
- 自社開発で働きたい常駐SEの声は?
- IT業界のWEB系の割合、SIer系の社内開発の割合は?
- 自社開発(WEB系)に人材が流れる理由は?
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- 『社内SE転職ナビ』社内SE専門だが、求人数は673件だけ
- 『リクルート』求人数は多いが、未経験向けのブラックが多い
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<24年4月:求人数は下落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
金融危機が訪れると、08年と同様に多くの常駐SEが職を失います。
私自身も当時1年目で、常駐先から契約解除と解雇されました。
契約解除後に転職活動しても、より条件が下がる劣悪なブラックしか残っていません。私は半年後に運良く内定を獲得できたが、年収300万円以下で4年間も身動きできなかったです。コロナ過では在宅ワークに救われたが、世界的な景気後退では私たち常駐SEに逃げ道はありません。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。24年の春採用を狙っている人は多いが、その頃にはもう手遅れになる可能性が高いからです。
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なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです。社内開発に転職後の年収は4年間で300→520万円まで増え、契約更新や解除の不安から解放されました。
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常駐SEから自社開発で働きたいSEの声は?
客先常駐以外で働きたいと考えているSEは多いですね。
Aさん)客先常駐と自社開発の割合は…
客先常駐SEと自社開発SEの人数の割合は何対何くらいになるのでしょうか。又、その割合は元請や下請け、大企業や中小企業で変わってくるのでしょうか。わたしは将来SEになりたいと思っているのですが、客先常駐SEの方の話を聞くととても大変だという声をよく聞くのでとても不安です。
参考:Yahoo知恵袋
IT業界に就職すると、大半が客先常駐で働くことになります。客先常駐以外で働くには、目的を持って就職活動する必要があります。
Bさん)客先常駐の将来に不安がある…
26歳会社員です。客先に常駐型派遣(派遣会社の正社員)の将来性について質問です。常駐型派遣、今年で二年目になりますが、先が不安です…
客先にしかいないので、まず帰属意識というんですか、そういうのが全く持てなくなりました。就職サポートに訪れたとき、常駐型派遣は長くもたないし、年齢で言うと30を越えると仕事もだいぶ減ってくるなど、先行きは明るくないから若いうちに早く転職したほうがいいと言われました。たしかにそこから客先の正社員になった人いるって話を聞いたこともありませんし、40過ぎた人は数人しか見かけない気がします。
多くの派遣会社から人がたくさん来てますが、小規模の場合だと一番最初に客先からいなくなるのではないか?とか考えてしまいます。今はこれでいいのかもしれませんが、先のことまで考えるとこの働き方でいいのかな?と思うこともしばしばあります。回答お願いします。
参考:Yahoo知恵袋
現実問題として、ずっと客先常駐で働き続けるのは難しいですよね。
現在、社内開発や自社開発で働いてる多くのSEも、キャリアの最初は客先常駐からです。しかしながら、常駐SEを続けることに疑問を持ち、持ち帰り案件の受託開発や、WEB系の自社開発、異業種の社内SEに転職しています。
客先常駐を続けたままだと、30歳を超えてから仕事が激減するからです。では、自社開発や社内開発の割合が、どれくらいあるか見ていきましょう。
自社開発(WEB系)やSIer系の社内開発の割合は?
IT業界に占めるWEB系の割合や、SIer業界の受託開発の割合を紹介します。
その1:IT業界に占めるWEB系の割合は?
総務省のデータが公表した情報通信業の売上高をグラフにしたものです。これを見ると、IT業界のWEB系の割合を知ることができます。なぜならば、客先常駐が多いSIer業界と違い、WEB系の大半は自社開発ですね。
「SIer系の受託開発(ソフトウェア業)」の割合が31%、「インターネット・WEB業界(インターネット付随サービス業)」の割合は12%ですね。つまり、IT業界の27.9%は、自社開発が多いWEB系だとわかりますね。
全体の35%を占める「電気通信業」とは、NTTやKDDI、ソフトバンクなどの通信事業者を指します。
自社開発を目指すのであれば、SIer業界よりもWEB業界に進むべきですね。
その2:受託開発における社内開発の割合は?
SIer業界からWEB業界への転職は、ハードルが高いと感じるSEも多いですよね。両者は企業文化が180度異なるからです。私自身も、個人的には各企業の需要に合わせて、業務用ソフトやアプリを開発する方が好きです。
SIer業界で社内開発を目指すのであれば、受託開発の会社を選ぶ必要があります。
しかしながら、客先常駐が全くない会社の割合が低い事には注意が必要です。厚生労働省の調査によると、顧客先で勤務しない企業の割合は、7.7%しかありません。しかし、常駐の割合が30%未満の会社は、全体の39.3%を占めます。
この4割の会社に入社すれば、客先常駐を避けられる可能性は高いですね。
参考:客先常駐の割合は全体の9割|社内開発の比率が高い企業の特徴は?
その3:WEB系は前年比7.9%で成長している?
「インターネット・WEB業界」の市場規模は右肩上がりで成長しています。インターネット附随サービス業の2016年度売上高は2兆5,316億円であり、1企業当たりの売上高は47.4億円(前年度比7.9%増)です。
中国やインドの経済成長率並みに、急成長していることがわかります。
インタネット付随サービス業とは、ヤフージャパンなどのポータルサイト運営、グーグルやLINEのようにウェブ経由でさまざまなサービスを提供するクラウド、クックパッドなどのウェブ・コンテンツ提供業など、インターネットに関連した業種を指します。
WEB系は自社開発が多いため、客先に常駐することはありません。そのため、SIer業界からたくさんのSEが、開発経験を活かしてWEB系に流れています。
では、なぜ客先常駐からWEB系の自社開発に、人材が流れるのでしょうか?
社内開発(WEB系)に人材が流れる理由は?
- 企業の要望通りだけではなく、クリエイティブを活かして働きたい
- 右肩上がりで、市場が急成長する産業で働きたい
- 年功序列ではなく、実力主義の環境で自分の力を試してみたい
- ドキュメントや会議よりも、プログラミングに集中したい
- 将来困らないだけのスキルや知識を、若いうちに身に付けたい
SIer系では、必ずしもプログラミングができるとは限りません。この業界で10年以上働いている社員でも、1度も開発案件に投入された事がないSEもいます。客先常駐で、運用保守やテストの経験しかないSEですね。
また、クライアントや上司を納得させるために、大量に資料を用意したり、無駄な会議が多いです。保守的な思考の上司も多く、新しい技術を積極的に学びたい人はストレスを感じます。
すでに経済成長が止まった製造業や商社よりも、右肩上がりで急成長しているWEB系で働く方がやりがいを感じやすいですね。
以上の理由で、客先常駐やSIer系を辞めて、WEB系の自社開発を目指すSEが増えています。急成長する分野で働くことは、産業にとってもSEにとっても素晴らしいことですね。
現在はWEB系の占める割合は27%しかないが、これからも増え続ける事が予想できますね。
ここでは、客先常駐を辞めて、自社開発で働く具体的な方法を紹介します。
▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼
IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。
離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。
だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。
- 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
- 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
- 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
- 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
- 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる
在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。
離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします。
常駐SEを辞めて自社開発で働く方法は?
自社開発系に就職するには、企業の見分け方、志望動機など、正しい戦略を持って就職活動する必要がありますね。なんとなくで企業選びをすると、客先常駐以上のブラックな会社に就職します。
方法1:自社開発でホワイト企業の見分け方
- 社員1人当たりに対する、自社製品の売上が安定している
- メインのサービス以外に、複数の収入源がある
- 月額制やライセンス料など、安定した固定収入がある
- 自社開発とは別に、平行して受託開発もしている
- 競争が激しいIT業界で、5年以上生き延びている
- 独自性が高く、他社と差別化できるサービスがある
自社開発系は、会社を見分けるのが難しいです。なぜならば、会社の規模や下請構造の序列で単価が決まるSIer系と違い、様々な事業が多くSEの給与を決める基準がないからです。競合他社が少なく大きく稼ぐ会社もあれば、消耗戦で赤字経営に苦しむ会社もありますね。
自社開発を見分けるには、売上高と従業員数に着目しましょう。1人当たりの売上高が高い企業は優良企業と言えます。例えば、100人で10億円の売上があれば、SE1人当たり1千万円ですね。そうすると、SEの適性年収も333〜500万円と逆算できます。
自社開発系は、SEの能力が企業の売上に直結しますね。
方法2:自社開発の志望動機の書き方
- 言葉だけではなく、具体的な行動で意欲を説明できる
- IT技術やプログラミングに、関心が高い事をアピールする
- オリジナルアプリの開発経験を、志望動機に記載する
- 自己PRと志望動機は、必ず一貫性を伝える
志望動機を書く上で1番大切なことは、具体的な行動で意欲を示すことです。未経験者でも採用するSIer系と違い、自社開発系は具体的に行動できる人材しか採用しません。
「プログラミングやIT技術に高い関心があります。そのため、プログラミングを学ぶ気持ちは人一倍強いです。御社に入社したら、積極的に新しい技術を学んで優秀なエンジニアになりたいです。」
この書き方は、好ましくありません。なぜならば、具体的な行動が見えず、他人本位にしか見えないからです。
「私はプログラミングやIT技術に高い関心があり、業務時間以外にもネットの動画や参考書を購入して自ら勉強しています。しかしながら、独学だけで学ぶのは限界があると思い、先月からオンラインで学べるスクールを利用してます。スクールでは、オリジナルのWEBサイトやECサイトを短期間で制作します。客先常駐で開発経験を積むのは難しいですが、スクールではチームで開発でき楽しく参加しています。」
応募者の熱意が伝わる理由は、願望だけではなく実際に行動に移しているからです。独学レベルでも良いので、実際に行動に移せる人は自社開発系で高い評価を得られますね。
方法3:自社開発に就職はエージェントが有利
自社開発系への転職は、エージェントを利用した方が良いです。なぜならば、エージェントを利用することで企業の質を担保できるからです。
自社開発系は、設立間もないスタートアップが多く、ブラックに当たる可能性も高いです。しかしながら、資金に余裕がないベンチャーは、採用コスト(90〜120万円)が掛かるエージェントを利用できません。
そのため、結果的に質が悪いブラックも避けられます。また、自社開発系は多種多様な事業があるため、自分の力だけで企業研究は難しいですよね。エージェントに応募する企業を絞ってもらう必要があります。
自社開発系の中では、「レバテックキャリア」が1番お勧めです。なぜならば、WEB業界で実績があるIT企業が運営しているからです。そのため、企業の内部事情に詳しいなど、リクナビやDODAにはない強みがあります。
- 客先常駐から、WEB系の自社開発に転職できる
- 大幅な年収アップが狙える、唯一の転職サービス
- 技術レベルで話が通じる、キャリアエージェントが担当してくれる
- 企業ごとに経歴書・面接対策してくれるため、通過率が高い
- 優良企業にレバテックの社員がいるため、WEB系の内部事情に詳しい
- 最大で、年収320万円アップの転職実績がある
- 内定獲得後に、無料でプログラミングのオンライン学習できる
レバテックキャリア を利用すれば、高い確率で自社開発系のIT企業に就職できます。レバテックの評価を知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼
IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。
離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。
だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。
- 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
- 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
- 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
- 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
- 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる
在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。
離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします。
まとめ:IT業界の自社開発(WEB系)の割合は?
- 企業の要望通りだけではなく、クリエイティブを活かして働きたい
- 右肩上がりで、市場が急成長する産業で働きたい
- 年功序列ではなく、実力主義の環境で自分の力を試してみたい
- ドキュメントや会議よりも、プログラミングに集中したい
- 将来困らないだけのスキルや知識を、若いうちに身に付けたい
IT業界内で自社開発の割合はかなり低いですよね。また、正確に自社開発と客先常駐の割合を知るのは難しいです。なぜならば、自社開発、社内開発(受託)、客先常駐には明確な区切りがないからです。
正確な統計はないが、ざっくりとIT業界内で自社開発(WEB系)の割合を測ると27%です。また、SIer系で客先常駐の割合が30%未満の会社は、全体の39.3%を占めます。
自社開発や社内開発を目指すのは、難しい事がわかりますね。ただし、現在社内開発で働いている多くのSEも、客先常駐からキャリアをスタートしています。常駐SEという働き方に問題意識を持っている人は、みな自社開発や社内開発に転職します。
私たちが具体的に行動を起こせば、客先常駐から逃れるのは難しくありません。
1日でも早く行動に移した方が良い理由は?
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。書類を送付すれば、誰でも企業から内定を得られる状態ですね。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人だけでしたね。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています。
自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。
2009年の金融危機の頃には、多くの開発案件が中止に追い込まれました。そして、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています。私も当時若手社員で、常駐先から首を切られました。次の常駐先が見つからず、会社を首になった人もたくさん知っています。
常駐先の契約を切られてから転職活動を開始しても遅いです。その頃には、もう企業は新しい人材を募集していないからです。IT業界で居場所を失えば、飲食店、介護施設などの肉体労働に行く人も少なからずいます。
有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 買い手市場から売り手市場に転落し、高条件で転職できない
- 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
- 求人倍率が0.45倍に陥ると、5年間は元に戻らない
- 予算縮小でプロジェクトが中止、常駐SEは強制退場される
- 次の常駐先が見つからず、上司から自主退職を勧められる
- その後に就職活動を開始しても、企業はもう人材を募集してない
- 転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られる
私たちに与えられている時間は、決して多くはないですね。
転職活動で今すぐに必要なものは?
転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」と自信を得られます。
それだけ、IT企業は深刻な人材不足に陥っているからです。もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。
キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合うことでやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私自身は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナウイルスの影響で、労働環境はめまぐるしく状況は変わっています。
秋採用で転職するには、今月中には既に動いてないともう手遅れです。登録に必要な項目は少なく、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビ IT AGENT(無料サービス登録まで3分)
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