客先常駐と派遣の違い|派遣社員の月給は32万円以上もある?

客先常駐ではなくて、あえて派遣SEを目指す若いSEが増えています。客先常駐は「名ばかり正社員」である事に、気付く人が増えているからですね。

  • 「常駐先に毎日出向して、働き方は派遣社員と何も変わらない…」
  • 「月20万円を時給換算すると、1437円にも満たない…」
  • 「客先常駐は残業代も賞与もない上に、自宅待機や自主退職がある…」
  • 「正直な話、時給1800円でも派遣の方が給与が高くなる…」

客先常駐は正社員である、という幻想にすでに多くのSEが気付いています

客先常駐は手取りで18万円以下、残業代や賞与がない上に、常駐先次第では際限なく労働時間が増えます。月100時間残業すると、時給は千円を下回る事も珍しくありません

私は過去に2社常駐SEで働きましたが、労働環境はアルバイト以下でした。

社会保障や福利厚生、交通費を差し引いても、時給1800円の派遣SEの方が待遇は良いですね毎日定時に帰宅でき、時給1800円なら月給は28万円、2000円なら32万円、2500円なら40万円です。

しかしながら、派遣SEを勧めたい訳ではありません

なぜならば、派遣SEは社会的な信用力が低く、一般的な働き方ではないからです。信用が低いと賃貸や住宅ローンの審査に落とされます。また、客先常駐と同様に30歳を境に、働き先が急激に減ります。私たち常駐SEが一般派遣に魅力を感じるのは、客先常駐の待遇があまりにも悪過ぎるからですよね。

客先常駐を避けたいのであれば、社内開発できるIT企業を目指す必要がありますここでは、客先常駐と一般派遣の違いを詳しく紹介します。また、社内開発で働く方法も紹介します。

客先常駐以外で働きたい人向け
  1. 客先常駐よりも、派遣SEの方が待遇が良いのは本当なの
  2. 客先常駐と、派遣SEの具体的な違いは?
  3. 正社員よりも、派遣SEを目指した方が良いの?

▼▼客先常駐からの転職に強い大手2社▼▼

  1. 高収入のWEB系に強いレバテックキャリア
  2. 社内SE・社内開発だけを専門に扱う社内SE転職ナビ

1番のお勧めは「社内SE転職ナビ」です。知名度も低く扱う求人数が少ないが、確実に客先常駐から脱出できるからです。私は客先常駐を脱出し、年収は4年で300→520万円まで増えました。

レバテックキャリア」は、高収入の案件だけを扱う経験者向けの転職サイトです。難易度は少し高いが、確実に年収アップを実現できます

現在、IT業界の転職有効求人は6.79倍です(レポート:2019年1月)。

しかし、2019年には1倍を下回る可能性が高いです景気サイクルは7年周期ですが、すでに2008年の金融危機から11年が経過したからです。米国株ではすでに不況の兆しがあり、アップル株はiPhoneの販売不振で大暴落(232→142ドル)しました。

私たちSEが好条件で転職できるのは今だけです。1度不景気に陥ると、企業は採用をストップするため、特別に優秀な人材以外は転職できなくなりますね。

客先常駐よりも派遣SEの方が良い?

客先常駐の待遇があまりにも悪すぎるため、一般派遣で働いた方が良いと考えるSEが増えています。

Aさん)客先常駐だと時給換算で1437円だけ

IT派遣 時給か社員か どっちがいいのでしょうか?

4月からIT派遣業務に転職する予定です。
しかし前回色々とあり、別な会社で働くつもりです。そんな中に求人を探していると、時給制だと以外に高時給との頃が結構あり、こっちでもいいのかな?と考え始めました。どちらも善し悪しがあるかと思いますが、どっちの方がいいのでしょうか?

実際に、正社員雇用でも未経験なら18万〜23万円前後が多いように思います。

仮に23万だとしても 200000÷20=11500円
8時間勤務として、11500÷8=時給1437円です。

時給制で募集しているのを見るとかなり低くても1500円前後、高ければ2000円、3000円とあります。

一般的な会社であれば、勿論社員として入社した方が100倍もいいのは理解していますが、このit業界だと、名ばかりの正社員ですし、長年務めてもボーナスが高くなるわけでもなく、仮に出向先から戻り、次の現場が決まらなければ、正社員でも50パーセント近くに給与カットになるし、出向先が決まらなければ、自主退社をさせられるような感じてですし、正社員=安定でもないと思っています

出典:Yahoo知恵袋

単純に時給計算したら、客先常駐よりも派遣の方が高いですね。

また、客先常駐は正社員と言いながらも、安定しているとはいえません。常駐先と契約が切られると待機期間があり給与カット、次の職場が見つからなければリストラに会うからです。

Bさん)客先常駐は月20万円、ボーナス残業代なし

ITの派遣社員ってどうですか?
23歳男性です、現在は正社員でIT業界に勤務しています。月の給料は20万円でボーナス無し残業代無しです。福利厚生無し、一応交通費と社会保険は加入しています。

勤務時間はフルタイム+忙しくない日でも最低でも1時間のサビ残があり、忙しい時期は深夜まで働いたり休日出勤を頼まれます親の親族が経営してる零細企業会社で、親の紹介で入社したのですが、経営が悪く、給料を滞納が毎月あり、今にも潰れそうです。

会社にお金がないとはいえ、特定派遣として客先に常駐しているのも強く不満です。派遣先で残業した分は私にではなく、なぜか会社が貰ってます(笑)

派遣先で出た残業代はどこに消えたんですか?と問い詰めても「君はまだ若いのだから、お金お金じゃなくて、経験を積みなさい、お金は将来自分に返ってくるから」と説得されました。

また残業代がでないのに残業してるのも馬鹿らしいので、毎日定時に帰っていたら「なんで残業しないの?チームの雰囲気が悪くなるでしょ?」と怒られました。

私もなんとなくで入社しただけで特に強い思い入れはなく(特定派遣で派遣に出される前までは恥ずかしながら多少の忠誠心はありました)愛想をつかして強く転職を考えています。

その過程で見つけたのですがIT系の派遣って良くないですか

私はオープン系言語で実務経験が約二年ありますが求人を見る限り私のスキルでいけそうな仕事で時給1800円~2100円が一見してゴロゴロ転がってるように見え派遣は残業代がでる、煩わしい人間関係が無い、といったメリットも調べたら出てきました。

安定しない、ボーナスがない、交通費がでない等のデメリットもありますが
福利厚生や各種保険加入がある派遣会社もあるので正直23歳で時給1800円ならそこらへんのサビ残があったり、ボーナス満額支給されない正社員より派遣のほうが待遇いいですよね?

30歳ぐらいまでは派遣社員で働いてから、正社員に戻ろうかなと思っているのですがいかかでしょうか。

やはり甘いでしょうか?また派遣は本当に残業代がでるのか、定時に帰っても怒られないのも本当なのでしょうか、経験者の方だけじゃなくて、IT業界で働いてる人ご意見お願い致します。

参考:Yahoo知恵袋

客先常駐の給料は派遣以下ですが、責任だけが押し付けられますね。

給与が少ない客先常駐で残業すると、時給は千円を下回ることもあります。また、定時に帰宅できない職場もありますね。

まとめ)客先常駐の問題点とは?

客先常駐の問題点は...
  1. 常駐先に出向して働くため、働き方は一般派遣と変わらない
  2. 時給で計算すると1437円、一般派遣ならば最低でも1500円
  3. 残業代が支給されない上に、昇給やボーナスがない
  4. 次の常駐先が決まらなければ、社内待機や自宅待機がある
  5. 自宅待機は合法で給与を40%カット」できる
  6. 自宅待機後も次の職場が決まらなければ、自主退職を勧められる

以上の理由から、客先常駐ではなく、あえて派遣を選択するSEが増えています。私も客先常駐時代に、同じことを考えていたことがあります。

派遣SEは時給が高い上に、基本的に定時に帰宅できるからですねまた、時間内に作業が終わらず残業した場合は、残業代が全額支給されます。

では、本当に客先常駐よりも派遣の方が良いのか、詳しくその理由を調べてみましょう。

客先常駐と派遣の違いは?

働き方が変わらないのであれば、派遣の方が合理的な働き方ですね。

客先常駐と派遣の比較(メリットとデメリット)

客先常駐 派遣
メリット
  • 常駐先の契約が切れても、給料が発生する
  • 正社員採用なので、社会的な信用は高い
  • 社会保障、健康保険、福利厚生がある
  • 基本的には、定時退社できる
  • 残業代は全額支給される
  • プロジェクトの選択は融通が効く
  • 客先常駐よりも、時間給が高い
  • 合わない職場なら、簡単に辞められる
デメリット
  • 昇給や賞与は、期待できない
  • 出向先がなければ、自宅待機で給与40%カットがある
  • 出向先を選択する自由がない
  • ひとりで客先に出向させられる
  • 時給に換算すると1500円を下回ることも
  • 炎上案件に投入され易い
  • 責任は重く、給与に反映されない
  • 雇用が安定せず、定年まで働けない
  • 給与は、景気動向に大きく左右される
  • 同僚を持つことがなく、常に孤独である
  • 交通費・賞与が支給されない
  • 3年以上、同じ職場で働けない
  • 社会的な信用が低い(クレジットカードの作成、住宅ローンの借り入れ、賃貸の契約が難しい)
  • 社会保障、健康保険、福利厚生がない
向いている人
  • 正社員の身分が欲しい人
  • プロジェクトや就業場所にこだわりがない人
  • 社会保障、税金の管理を任せたい人
  • 家事や育児がある人
  • プロジェクトを自分で選択したい人
  • 本業以外で収入がある人
  • 高時給で働きたい人
  • 定時に帰宅したい人
  • フリーランスを目指してる人

客先常駐を選択しても、派遣SEを選択したても、メリットとデメリットがありますね。そのため、私たちは自分にあった働き方を選択しなければなりません。

客先常駐と派遣の大きな違いは次の通りです。

違い①:派遣の方が給料が高い

単純に給料だけで考慮すると、確実に派遣の方が高いです。

客先常駐の月給は20万円前後です労働条件が悪い企業にいくと、賞与なし、残業代が支給されない企業も少なくありません。私は過去に2社客先常駐で働きました。1社目は残業代なし、賞与は10万円以下2社目は残業代が支給されたが、数ヶ月後に廃止され、残業代の代わりに手当が3万円(固定残業制)、賞与はゼロです

残業代も賞与もなければ年収は240万円だけ。賞与が支給されても300万円を超える可能性は低いです。

対して、派遣はどうでしょうか?

経験年数が3年未満の派遣の時給は2千円。8時間労働で20日働くと、月給は32万円になります。交通費や賞与は支給されないが、契約していない期間や無給休暇を申請しなければ、年収換算で384万円です。

違い②:残業代は全額支給&定時で退社できる

客先常駐では、定時に帰宅できる可能性はほぼありません。請負で契約するため、クライアントは常駐SEに労働させるほど、得をする仕組みだからです常駐SEが遅くまで働いても、残業代を支給する企業は少ないですね。

私たち常駐SEが、頻繁に炎上案件に投入されるのは偶然ではありません。

一般派遣は、基本的には定時に退社できます。客先常駐と違い労働時間で契約するからです。仮に月100時間残業したら、契約先は追加で20万円支払わなければいけないですね。

そのため、派遣SEに残業を強制する事はありません。

違い③:プロジェクトを選択できる自由がある

もうひとつの大きな違いは、プロジェクトの選択の自由ですね。請負契約以外でも、常駐SEは高い確率で炎上案件に投入されます。

なぜならば、スキルが低い常駐SEを受け入れてくれるのは、仕事がなくて暇な運用保守か、スケジュールが押して急遽新しい人材を必要とする案件どちらか一方だからです。

炎上案件に投入されると、毎日夜の11時過ぎまで働き、それでも終わらなければ深夜、夜勤、週末出勤があります。炎上案件は、高い確率で私たちSEの精神や心を壊しますね

一昔前は過労で亡くなる人がたくさんいました。現在は、うつで長期休業や職場を去るSEがとても多いです。

対して、派遣SEは自分たちで出向先を選択できる自由があります。納得できない案件であれば、契約しなければ良いからですね。現在のように労働者が足りていない状況では、私たちSEは条件を見て案件を選べます。

以上のように、客先常駐のデメリットを考えると、派遣SEの方が魅力に見えますね。

本質的な問題として、客先常駐は「偽装請負という法律に反した違法行為」をしています。また、正社員と言いながらも「35歳で高い確率で仕事を失います」。この2つの問題がある限りは、客先常駐で働くメリットは何もないですよね。

では、私たちは派遣SEを目指すのが、本当に正解なのでしょうか?

正社員よりも派遣SEを目指すべきなのか?

客先常駐には、問題があるのは事実ですね。

しかしながら、客先常駐に問題があるからという理由で、一般派遣を目指すのは間違っています。客先常駐、一般派遣に共通して言える問題は、年齢を重ねるごとに働き先が減ることです

客先常駐と同様に一般派遣も、30歳を境に働き先が激減しますその時に、派遣から正社員に戻りたくても、客先常駐以外に選択肢はありません。

派遣SEのデメリットは?

私たちは、客先常駐や派遣SEではなくて、社内開発できる企業を目指す必要があります。なぜならば、派遣SEには次のデメリットがあるからです。

派遣SEのデメリットは...
  1. 雇用が不安定で、35歳を過ぎて働くのが難しい
  2. 時間給は、景気動向に大きく左右される
  3. 派遣法により3年以上、同じ職場で働けない
  4. 社会的な信用が低い
  5. 社会保障、健康保険、福利厚生がない
  6. 給料が発生しない、無収入の期間が必ずある
  7. GWなどの連休、休暇を取る度に月給が下がる

1番の問題は、社会的な信用力が低い事です。

社会的な信用が低いとは、クレジットカードを新規で作れない、賃貸を借りるのが難しくなる、住宅ローンの審査が通らない問題があります。客先常駐は「名ばかり正社員」と言われますが、それでも社会的な信用力はありますね。

また、休日、無給休暇、働けない期間が発生する度に収入は大きく下がります。

時給2千円で働いた場合、最高額は384万円です。しかし1ヶ月(20日)働けない期間があるだけで年収は352万円、2ヶ月だと320万円まで落ち込みます。

次の常駐先が見つけられず、3ヶ月間収入がない事も少なくありません。

派遣SEが向いている人は?

派遣SEのデメリットを考えると、向いている人は次の人材に限られます。

派遣が向いている人は...
  • 家事や育児があり、フルタイムで働くのが難しい人
  • 炎上案件ではなく、プロジェクトを自分で選択したい人
  • 本業以外で別の収入源があり、定時に帰宅したい人
  • 経験を積んだら、将来的にフリーランスで働きたい人

近年、あえて派遣SEを目指す若者が増えています。

その背景としてあるのは、本業以外にダブルワークを目指すSEが多いからです。派遣であれば、定時に帰宅できるため、本業以外に副業にも力を入れられますね。ブログ、アフィリエイト、フリーライター、アプリ開発など、個人でも稼げる環境はすでに整っています。

ただし、その場合は派遣SEよりも、フリーランスで契約した方が良いです。現在は過度な人材不足もあり、3年未満のSEでも簡単に契約できます。

派遣よりもフリーランスの方が自由度が高く、紹介会社に支払うマージンも格段に少ないです。派遣のマージンは20%台ですが、フリーランスは10%以下です。月給で60万円以上稼ぐのも、現実的に難しくありません。

派遣SEよりも社内開発の正社員を目指す

客先常駐と比較すると、派遣SEが魅力的に見えます。しかしながら、正しい言い方をすると、派遣SEが魅力的に見えてしまうほど、客先常駐の待遇が悪いだけですよね。

なぜならば、客先常駐は派遣社員と正社員の悪い所を寄せ集めた制度です。

客先常駐に問題があるならば、常駐以外の働き方を目指せば良いですね。私たちSEは、社内開発できるIT企業を目指すべきです。

社内開発と常駐SEの待遇は、大きく異なります。私は客先常駐を辞めて、社内開発に転職したことで、待遇が劇的に変わりました。

  1. 昇給額は毎年1万円以上、賞与も加えると年収は40〜60万円増える
  2. 賞与は決算も含めて年3回、140〜160万円
  3. 残業代は支給されないが、納期がない月は毎日定時に帰宅する
  4. 経験年数に応じて役割が変わるため、定年まで安心して働ける
  5. 社内待機や自宅待機がなく、自主退職を進められることもない

私の常駐時代の元同僚は、現在でも常駐先で働いています。彼女の給料は8年間で30万円(300→330万円)しか増えていません。

では、社内開発で働くためには、具体的にどうすれば良いのでしょうか。

▼▼客先常駐は必ず脱出できる▼▼

現在私は、海外に開発拠点があり社内開発ができるIT企業で働いています。目標だった海外勤務も実現でき、年収は30歳手前で500万円を超えました。

しかしながら、最初から順調なキャリアだったわけではありません。

1社目に入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。夜の11時過ぎまで働くも、残業代は1円も支給されず、時給に換算すると千円を下回る月もあります。

身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。終電間際、ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。苦労して育ててくれた母親のことを思い、自然と目から涙が溢れました。

転職したくても、行動に移す勇気がなく2年が経ちます。働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。

半ば強制的に登録させられ就職活動が始まります。そして、その2ヶ月後に今の会社から内定を貰い、人生が大きく変わり始めました

私たちSEが、客先常駐を避けて働くのは難しくありません。なぜならば、多くの人は最初から諦めているので、具体的な行動に移さないからです。自分を信じて行動すれば、必ず物事は良い方向に進み始めます。

なぜならば、未来は自分が思い描くことしか実現されないからです。

私がたくさんのSEに客先常駐を避けて欲しい理由は、新人SE時代に自分を苦しめたブラックが心から嫌いだからです。ブラックで働く人がいなくなれば、潰れるしか道はありません。

将来家族ができた時に、自分の子供に勧められない仕事ならば、あなた自身もそこで働くのは辞めましょう。客先常駐は、私たちSEを苦しめるだけです。

転職して得られたことは...
  1. 社内で携わるプロジェクトは、すべて開発案件に就ける
  2. 給料が右肩上がりに増える(4年で300→520万円
  3. 年3回の賞与で、年120〜140万円得られる
  4. 転職市場で評価されるスキルが積める+50〜100万円で掲示
  5. 納期がない月は、毎日定時に帰宅できる(月の残業は20時間
  6. 海外に開発拠点があり、「海外勤務」と「海外出張」を経験できる

客先常駐から脱出する方法とは?

客先常駐を避けて働く事自体は、それほど難しくはありません。IT未経験からの就職であれば選択肢は限られるが、業界経験があれば応募できるIT企業がたくさんあるからです。

IT業界は人材不足なので、SEに選ばれる労働環境を用意する企業が増えています。

方法1:社内開発できる企業を目指す

客先常駐を避けるためには、社内開発できるIT企業を目指しましょう。

社内開発が多い業種とは...
  1. 自社製品やサービスを開発するWEB業界
  2. メーカーから1次請けで受託開発する企業
  3. 対企業向けに、自社パッケージを開発・販売する企業
  4. 海外に開発拠点がある日系・外資系企業

市場が急速に拡大している「インターネット・WEB業界」は、企業向けに常駐してシステム開発するSIer系と違い、自社製品やサービスを社内で開発します。WEB業界とは、ECサイト、広告事業、SNS、スマホ、コンテンツを開発する企業ですね。

個人的には、受託開発できるIT企業が1番のお勧めです。

私自身が、海外に開発拠点がある受託開発に転職する事で、ブラックから脱出できたからです。この企業は、社員が100人未満のどこにでもある普通の中小企業です。

SIer系出身のSEには、WEB業界や外資系は少しハードルが高いですよね。SIer系の受託開発であれば、常駐先の仕事を社内に持ち込むだけなので、大きな違いはありません。1次請けなのでSEの単価は80万円以上、仕事内容が同じでも得られる給与は倍違います。

また、前職の経験をそのまま次の会社に持ち込む事もできるので、今より好条件で転職できる可能性が高いです。

参考:SESから社内開発に転職する方法4つ|私は客先常駐から脱出した

方法2:異業種の社内SEを目指す

IT業界以外の企業で働く事で、客先常駐を避ける事もできます。異業種(小売業、商社、医療など)の情報システム部門で働くSEです。社内SEを大きく2つに分けると、システム開発を内製化するか、外部に委託する部署のどちらかに分かれます。

社内SEのメリットは...
  1. 大手企業で働くため、給与、退職金、手当など福利厚生が充実している
  2. 客先常駐の価格競争や、WEB業界の競争社会から逃れられる
  3. IT以外で本業の利益を得ているため、IT部門のプレッシャーは少ない
  4. システム開発を外部に委託するため、納期やスケジュールは厳しくない
  5. システム開発を内製化するため、自社で全て管理できる
  6. 労働基準法を厳守する大手が多く、定年まで安心して働ける

業種によりますが、基本的に社内SEは給与が高いです。

楽天の平均年収は666万円、ユニクロは550〜1500万円のレンジでSEを募集しています。また、医療系、金融系、商社系など、本業で確固とした利益を上げていますね。IT化社会の流れを受けて、自社にIT部門を設ける業種は今後も増えます

ただし、社内SEにもデメリットがあります。外部に委託する部署で働くのは楽ですが、最新技術に触れる機会が少なくなります。また、扱う技術は限定的になるため、キャリア形成も限られます。

社内SEを目指すのであれば、社内SEを専門に扱う「社内SE転職ナビ」がお勧めです。

参考:【社内SE転職ナビの評価】|本当に客先常駐がない企業に転職できる?

方法3:フリーランスSEを目指す

常駐先で働く事になりますが、フリーランスを目指す事で客先常駐の摂取から逃れられます。フリーランスは、余計なマージン料を取られないため、大幅な年収アップが期待できるからです。

ソフトウェア開発の派遣の平均マージン率は40%です(株式会社リツアン)。

対して、フリーランスSEのマージン率は8%未満です。単価80万円で仕事内容が同じでも、常駐SEの給与は48万円(会社員だと30万円以下)、フリーランスSEならば73万円貰えます。

フリーランスSEは、雇用が安定しない、社会的信用が低下するなどのデメリットがあります。それでも、大幅に収入を増やすチャンスがあります

フリーランスを目指すのは簡単ではないが、独立志向が強い人には大きなチャンスですね。常駐しないフリーランスもいますが、優秀なSEでないと現実的に実現するのは難しいます。

まずは、常駐SE経由でクライアントと信頼関係を築く必要があります。レバテックフリーランス は、フリーランス専門の紹介会社です。興味がある人は参考にしてみてください。

参考:レバテックフリーランス評価|他社と比較した手数料、求人質、年収

▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼

IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。

離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。

だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。

ブラックに就職する理由は...
  1. 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
  2. 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
  3. 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
  4. 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
  5. 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる

在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。

離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします

まとめ:客先常駐と一般派遣の違いは?

派遣SEのデメリットは...
  1. 雇用が不安定で、35歳を過ぎて働くのが難しい
  2. 時間給は、景気動向に大きく左右される
  3. 派遣法により3年以上、同じ職場で働けない
  4. 社会的な信用が低い
  5. 社会保障、健康保険、福利厚生がない
  6. 給料が発生しない、無収入の期間が必ずある
  7. GWなどの連休、休暇を取る度に月給が下がる

客先常駐の環境が劣悪過ぎて、派遣を目指す若いSEは多いですね。しかしながら、派遣SEのデメリットも考慮する必要があります。社会的な信用力が低く、30歳を過ぎると働き先が激減します

30歳を過ぎてから正社員に戻りたくても、常駐SE以外で就職するのは難しいですね。

客先常駐が嫌だからといって、一般派遣を目指すのは正解ではありません客先常駐に嫌悪感を感じるのであれば、素直に社内開発できるIT企業を目指しましょう。

社内開発に転職するのは、現実的に難しくないですね。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも選考を突破できるほど景気が良い時期です。DODAによると、IT業界の転職倍率は6.79倍を超えます。業界全体の倍率は2.49倍なので、他業種の3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までと言われています。その理由は、8年周期で発生する不景気が引き金になり、再び金融危機が発生するからです。

金融危機の影響で2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時19,155円(12月25日)まで落ち込みましたね。

アメリカと中国の緊張が高まり、年明けからはいつ米ダウ平均が暴落してもおかしくない状況が続いています。アップル株はiPhoneの販売不振で一時大暴落(232→142ドル)しました。

再び金融危機が発生すると、求人倍率は1倍を下回ります。落ちるときは、徐々に落ちるのではなく2〜3ヶ月の間で急激に落ちますね。そうなると、2008年の金融危機と同じ事が再び起こりますね。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. 求人数が激減し、転職したくてもできない
  2. 社内開発ができる良案件は、優秀なSEだけが獲得できる
  3. プロジェクトの延期や縮小が相次ぎ、労働者が市場に溢れる
  4. スキルがない人材は、リストラや派遣切りにあう
  5. 人員削減で少ない作業者で現場を回すため、労働時間が増える
  6. 転職の機会を失い、次の5年間も同じ会社で働く
  7. 人件費が安い外国人を採用する企業が増え、海外でシステムを開発する
  8. クライアント先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  9. 日本人SEは、国内で開発経験を積めない

業界が深刻な人材不足に陥っているいま現在は、確実に好条件で転職できる時期です。この時期を逃したら、優秀なSE以外は転職したくてもできなくなります。

2019年度までに内定を獲得するためにも、いますぐに行動に移す必要があります。労働条件が良い企業ほど、すぐに応募枠が埋まります。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません

履歴書や職務経歴書を準備するのは、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後の話です。コンサルタントと面談することで、IT業界の中で目指す職種や方向性も決まります(最初から方向性がはっきりしている人はいません)。

その段階で書類を準備した方が修正する手間が省けますね。

はじめて経歴書を作成した時は、何を書けば良いのかわからず何度も消しては書き直していました。キャリアエージェントに相談すると、経歴書の書き方から添削まで優しく的確にアドバイスしてくれます

入力項目は7項目だけなので、通勤中にスマホからでも簡単に登録できます。

面談までの流れ
  1. 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など5分程度)
  2. 会員登録完了後に担当者からメールが送られてくる(当日か翌日)
  3. 担当者とキャリア 面談を行う(面談場所は京橋や横浜など、電話でも対応可能)
  4. キャリア 面談時に、条件にマッチする案件を10〜20社程度紹介してもらう
  5. 転職活動する意思を固めた場合のみ、書類の準備を始める
  6. 2〜3ヶ月で内定を獲得し、就職先の企業と相談して入社日を決める

まずは、現在のスキルで社内開発できる案件を紹介してくれるか、だけでも相談してみましょう。社内転職ナビは、将来のキャリアを気軽に相談できる「カジュアル相談」があるので、軽い気持ちで相談できます。

面談は登録した当日や土日でも可能、電話やスカイプでも対応しているので、お昼のランチ休憩からでも相談できます。

公式サイト:顧客常駐はもう嫌だ!社内SEへ転職するなら【社内SE転職ナビ】

 

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