客先常駐と派遣の違い|月の収入が18万円も変わる意外な事実とは

客先常駐と派遣は、具体的に何が違うのか疑問に思ったことはないですか?

  • 「常駐先に毎日出向して、常駐先の管理下で働くなら派遣と同じ?」
  • 毎日定時に帰宅できるなら、給料が安くても派遣の方が良いかもしれない」
  • 派遣は月給換算で、いくら貰っているのだろうか?」

派遣に対してネガティブな印象を持つ人は多いですよね。しかし、IT業界の人材不足を理由に派遣の給料は高騰し、悪いイメージはなくなりつつあります。現代社会では、全労働者の4割が派遣契約で働いています。

派遣の時給は、業界未経験でも1800円(月給28万円、年収336万円)、3年程度の業界経験者ならば2500円月給40万円、年収480万円)、開発スキルがある人材ならば3000円(月給48万円、年収576万円)で紹介されています。

「では派遣に対して、私たち客先常駐の給料はどうでしょうか?」

私が3年間在籍していた企業では、月給は22万円(手取り18万円)、残業代が支払われない上に月の労働時間が200時間を超えていました。時給に換算すると、コンビニのアルバイト以下ですね。

正社員の利点は年に2回の賞与ですが、1回の賞与で月に10万円を超えれば良い方です。

同じような働き方、客先に出向して常駐先の管理下で働いても、3年の経験があれば月給は18万円も差があります。

客先常駐の給料が安い理由は、ブラック企業の経営者と中間業者に摂取されているからですよね。摂取がなければ、同じ給料を得ることも十分に可能です。

しかしながら、派遣は万人向けする働き方ではありません。ここでは、客先常駐と派遣の違いについて詳しく紹介します。

派遣で働きたい人向け
  1. 客先常駐と派遣の具体的な違い
  2. 派遣が月給55万円(年収660万円)を超える理由
  3. 正社員よりも派遣が向いてる人、向いていない人の特徴

▼▼客先常駐からの転職に強い大手3社▼▼

  1. 年収を100万円以上アップできるレバテックキャリア
  2. 客先常駐からの脱出を目的にした社内SE転職ナビ
  3. 第二新卒者、20代に強いマイナビエージェント×IT

個人的な1番のお勧めは「マイナビ」です。過去にマイナビを利用して、客先常駐のブラックから脱出できたからです。転職後は、海外に開発拠点があり社内開発できる企業に転職できました。社内SE転職ナビ」は、求人数が少ないのが難点ですが、確実に客先常駐から脱出できます。

参考:SE専門の転職サイト・エージェント3選比較|目的別の選び方

客先常駐と派遣の具体的な違いとは?

客先常駐と派遣の具体的な違いについて紹介します。その前に結論から先に伝えさせてください。

はっきり言って、客先常駐で働くメリットはひとつもありません。

安定を重視した正社員を選択するか、不安定だけど高収入の派遣を選択するかは目指すエンジニアの方向性、その人のライフスタイル、人生で何を重視したいかによって変わります。

しかし、客先常駐は「責任だけを押し付けられる正社員の悪いところ」、「雇用が安定していない派遣の悪いところ」を合わせた、経営者に都合が良い制度です。

そもそも、客先常駐の9割は法律を犯した偽装請負なので、職業として選択肢に入れること自体間違っています。

参考:客先常駐(SES契約)は法的にも違法|2年目以降はあなたも加害者

客先常駐と派遣の比較表(雇用形態、給与、メリット等)

客先常駐 派遣
雇用形態 社員 派遣
契約形態 請負契約、準委任契約(SES)、特定派遣の3つがある。 一般派遣だけ。派遣会社に登録し、クライアントと雇用契約を結ぶ。
出向先 常駐先に出向するが、自分で出向先を選択することができない。1年以上ひとつの職場に常駐することもあるが、大半は3〜6ヶ月おきに転々とする。 自分の意思で出向先を選択する自由がある。条件に合わない場合は、契約次第で常駐先を変更できる。
給与
  • 年収:300〜350万円
  • 月給:20〜23万円
  • 時給:1500円以下
  • 賞与:10万円前後、もしくはなし
  • 年収:384〜660万円
  • 月給:28〜55万円
  • 時給:2千円〜3千円
  • 賞与:なし
労働時間 保守運用系は定時退社できるが、それ以外は月100時間以上残業する炎上案件が多い。残業しても残業代がつかないことも。 残業は多くても20時間程度。残業がない職場も選べるし、残業しても全額支給される。
メリット  なし
  • 毎日定時に退社できる
  • 残業代は全額支給される
  • プロジェクトを自由に選択できる
  • 客先常駐よりも給与が高い
  • キャリアアップがしやすい
  • キャリアを積んだ後は正社員へ転向しやすい
デメリット
  • 昇給や賞与は期待できない
  • 出向先がなければ、自宅待機で給与は40%カットされる
  • 出向先のプロジェクトを自分で選択できない
  • ひとりで客先に出向することもある
  • 時給に換算すると1500円以下
  • 長時間働くほど時間給が下がる
  • 炎上案件に投入されるリスクが高い
  • 責任は重いが給与には反映されない
  • 雇用が安定していない
  • 給与は景気に大きく左右される
  • 定年まで働き続けるのが難しい
  • 同僚を持つことがなく、常に孤独である
向いている人
  • キャリアや方向性が明確に決まっていない人
  • プロジェクトや就業場所にこだわりがない人
  • 家事や育児がある人
  • プロジェクトを自由に選択したい人
  • 自由な働き方をしたい人
  • 習得したい技術やスキルがある人
  • 本業以外で収入がある人

派遣はライフスタイルに合わせて柔軟に働ける利点を活かして、若い人たちを中心に人気を集めています。

私の知人のケースですが、IT未経験から時給1500円でインフラ系SEになりました。半年後には、経験者の立場を活かして、時給2000円で別の職場に移動します。インフラよりも開発の方が給与が高いので、オンラインのスクールに通い、同時進行でWEB開発のスキルも習得しています。

来年には、時給3000円の開発案件にトライすると言っていました。時給の違いは無視できないほど大きいですよね。

  1. 時給が500円違うと月給は8万円、年収は96万円も増える
  2. 時給が1000円違うと月給は16万円、年収は192万円も増える

別の知人は、定時に帰宅できる利点を活かして、SEの仕事をしながら副業でネットビジネスをしています。派遣だけでも月に40万円稼いでいるが、ネットでも10万円の副収入を得ています。

対して、客先常駐にはどのようなメリットがあるでしょうか?

派遣と比較してもらえればわかると思いますが、客先常駐で働くメリットはありません。客先常駐は正社員だけれど雇用が安定していない上に、派遣よりもはるかに給料がやすいからです。

客先常駐で”絶対に”働いてはいけない理由

客先常駐のデメリット
  1. 昇給や賞与が期待できない上に、激務で時給が1000円以下になることも
  2. 不景気で仕事がなくなると、1番最初に雇用を切られる
  3. 常駐先が見つからない、社内待機や自宅待機がある
  4. 自宅待機は合法で、給与を40%カットされる
  5. 常駐先が見つからなければ、2ヶ月に自主退職を勧められる

この業界で働いていると、「客先常駐は正社員だから派遣とは違う」と主張する先輩社員が必ずいます。でも、冷静に客先常駐で起きていることを分析すると、デメリットしかないことがわかりますね。

常駐エンジニアは自分たちの待遇は派遣よりも良いと主張しながらも、実際には派遣よりもはるかに安い給料(時給にしたら1000円以下)で、毎日夜遅くまで奴隷のように働かされ、仕事がなくなければ契約を切られ、35歳を過ぎてから行き場所を失くす人たちがたくさんいます。

客先常駐の現状について、詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

客先常駐と比較して、派遣の給与が高すぎることに疑問を持った人もいますよね。では、なぜここまで派遣SEの給料が高騰しているのか、その具体的な理由をみていきましょう。

▼▼客先常駐を辞める事で得られるメリット▼▼

現在、客先常駐で働いている人は、社内開発できる企業に転職することを第一に考えましょう。社内開発できる企業に転職する事で、長時間労働と低賃金の問題を同時に解決できます

私は、客先常駐から脱出した事で次のメリットがありました。

社内開発に転職して得られるメリット
  1. 経験年数に合わせて、給料が右肩上がりに増える(4年で300→520万円
  2. 納期がない月は、毎日定時に帰宅できる(残業は4〜6→1時間未満
  3. 睡眠時間が十分に確保でき、仕事のパフォーマンスが向上する
  4. 転職市場で、高く評価されるスキルを習得できる(+50〜100万円で掲示
  5. 海外に開発拠点があり、「海外勤務」と「海外出張」を経験できる
  6. 開発スキル、設計、マネージメントの経験が積める
  7. 時間に余裕ができ、副業で月に10万円稼げる

派遣SEで月給55万円を超える3つの理由

公式サイト:月55万円稼げるテストエンジニア派遣!【ソフトウェアジョブズ】

ソフトウェアジョブズという、派遣SE専門のサイトを見るとびっくりするくらいに高収入の案件が並びます。

派遣SEの給与
  1. 業界未経験のテスターでも、時給1800円(月給28万円、年収336万円
  2. 3年程度の経験があれば、時給2500円(月給40万円、年収480万円
  3. 開発スキルがある人材なら、時給3000円(月給48万円、年収576万円
  4. リーダーがある人材なら、時給3500円(月給56万円、年収672万円

しかしながら、派遣の給与は昔から高かったわけではないありません。

私がこの業界で働き始めた当初(10年前)は、派遣は雇用が不安定な上に給料が安く、家庭がある主婦(元エンジニア)以外で選択する人を見たことがありません。

では、なぜ派遣の給与がここまで高騰したかというと、その理由はIT業界の深刻な人材不足が原因です。長期雇用が前提で給与が上がりにくい正社員と比較して、短期雇用の給与は需要に合わせて敏感に変わります。

派遣は予定通りに人材が集まらずに急募される事が多いですが、時給2000円で集まらなければ2500円、3000円と増やすしかありません。

では、IT業界ではどれだけSEが足りていないか、具体的な数値でみていきましょう。

理由1:ITエンジニアが59万人不足する

参考:IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果

経済産業省が調査した内容によると、IT産業は年率「5%」で成長を続けています。しかし、産業を支えるエンジニアの数は足りていません。

現時点で「17万人」足りていないが、2020年には「30万人」、2030年には「59万人」が不足すると報告しています。

では、企業で働きたい人材(求職者)と、人材を採用したい企業(求人者)の割合を示す「有効求人倍率」はどれくらい上昇しているでしょうか。

理由2:有効求人倍率は5年で3倍増えている

2009年 2014年
求人者数 7797人 16172人
求職者数 9442人 4975人
求人倍率 0.83倍 3.25倍

参考:労働市場分析レポート

世界的な金融危機以降の2009年と比較すると、5年間で求人者数(案件の数)は2倍対して求職者数(応募者)は半分以下まで減っています。

このデータは2014年と古いものですが、DODAが公表した「転職求人倍率レポート(2018年4月)」によるとIT・通信は最も高く「6.15倍」、業界全体よりも3倍高いことがわかります。

6つの求人数に対して、転職希望者が1人しかいない状況ですね。

理由3:正社員よりも派遣の給与が増える理由

「人材不足ならば、正社員の給与も同じように増えるはず」と考えた人もいますよね。

確かに、正社員の待遇(労働時間や給料)も10年前と比較して、大幅に改善されています。離職率を減らすために、定時退社日を設けたり業績に合わせて賞与を増やすなど対策をとっています。(ただし、客先常駐などのブラック以外)

しかし、派遣と比較すると伸びは大きくないですよね。

なぜならば、正社員は給与テーブルがしっかりと決まっているので、景気や需給にあわせて上下しにくいからです。また、人材を確保するためとはいえ、中途の採用条件だけ上げると社内から反発されますね。

人材不足を理由に短期雇用の給与が増えている

派遣の給与が大幅に増えているのは、エンジニア職だけではありません。

アルバイトを中心とした単純労働でも給与は右肩上がりで増えています。下の表は、関東、関西、東海の平均時給の推移を表したものです。

参考:アルバイトの時給動向をグラフ化してみる

都内を歩いていて、コンビニや外食チェーン店の時給が高いことに驚いたことはないですか?私の職場の近くでは、セブンイレブンのアルバイトでも時給は1300円です。高時給を求めて外国人の学生さんがたくさん働いていますね。

ITエンジニアは専門職なので、単純労働よりも時給の伸びははるかに大きいですね。

▼▼短期間で確実に稼ぎたいなら派遣SEが狙い目▼▼

公式サイト:月55万円稼げるテストエンジニア派遣!【ソフトウェアジョブズ】

短期間で月給を大きく増やしたいなら、派遣SEがお勧めです。現在IT業界は深刻な人材不足を理由に、短期契約の時給が高騰しているからです。

派遣SEが得られる給料
  1. 業界未経験のテスターでも、時給1800円(月給28万円、年収336万円
  2. 3年程度の経験があれば、時給2500円(月給40万円、年収480万円
  3. 開発スキルがある人材なら、時給3000円(月給48万円、年収576万円
  4. リーダー経験がある人材なら、時給3500円(月給56万円、年収672万円

短期間で月給を大きく増やしたいなら、派遣SEがお勧めです。現在IT業界は深刻な人材不足を理由に、短期契約の時給が高騰しているからです。

派遣は万人向けではないが、定時に帰宅でき自由にプロジェクトを選択する自由があります。客先常駐で業務経験が3年、月給22万円のSEならば、月に40万円稼ぐことも難しくありません。

参考:客先常駐と派遣の違い|月の収入が18万円も変わる意外な事実とは

正社員よりも派遣が向いている人、向いていない人は?

派遣はスキルが変わらなくても、契約方法を変えるだけで確実に月10万円以上の収入を増やすことができます。ならならば、客先常駐で摂取されている中間マージンを排除することができるからですね。

しかし、誰しもが派遣で働くべきだとは思っていません。

なぜならば、派遣はクセが強い働き方のなので万人向けではないからです。ここでは、派遣が向いている人、派遣が向いていない人の特徴について紹介します。

その1:派遣が向いている人

派遣が向いている人の特徴
  1. 結婚していて、家事や育児など確実に定時に帰る理由がある人
  2. 本業以外にサイドビジネスがある人、もしくは将来に持つ可能性がある人
  3. 自由なライフスタイルを実現したい人
  4. 自らスキルを習得し、ひとりでも生きていける強い人

派遣の最大のメリットは時間給(2〜3000円)が高く、毎日定時に帰宅できることです。そのため、本業以外にビジネスを持っている人、家事や育児がある人に最適な働き方ですよね。

個人的な感想ですが、派遣は最も現代社会に合った働き方ではないかと思っています。

なぜならば、大手企業でも副業が解禁されダブルワークの時代になりましたね。ブログなどのネットビジネスで収入を得ている若い人は増え続けています。実は私自身も正社員として働きながら、ネットで月に10万円以上の収入を得ています。

しかしながら、正社員はプロジェクト次第で定時に帰れるわけではないので、本業と副業を両立させるのは非常に難しいです。派遣ならば定時に帰宅できるので、副業にも力を入れやすいです。

収入源を2つ持つことで、不安定な派遣でも生活を安定させることができます。サイドビジネスでもそれなりに稼げるようになれば、派遣の仕事がないときに海外で2〜3ヶ月長期滞在し、帰国したらまた働くこともできますね。

このように、自由で柔軟な働き方を目指したい人には、派遣は最も最適な手段です。

その2:派遣に向いていない人

派遣に向いていない人の特徴
  1. 短期間で高収入を得られるから、派遣で働きたい人
  2. ひとりで現場に出向させられるのが、辛いと感じている人
  3. クライアントと直接交渉するのが苦手な人
  4. 安定志向が強く、生活が安定しないと精神的に弱くなる人
  5. 習得したいスキルやキャリアが明確に決まっていない人
  6. 自社で自社の仲間とシステム開発がしたい人

派遣を選択すると自由が手に入ります。しかし、当然ですが責任が大きくなりますよね。

派遣は気が楽だという人もいますが、プロジェクト毎に次の職場を探すため精神的にタフではないと難しいです。また、自社でシステム開発がしたい人も派遣には向いていないですよね。

派遣は定年まで働き続けられる働き方ではありません。

派遣を選択するのであれば、フリーランスなど独立を目指すか、サイドビジネスで成功してSE以外の道に進むか、それともキャリアを活かして正社員の道に進むかを選択する必要があります。

自らリスクヘッジできる人材でなければ、生活が行き詰まる可能性も十分にあります。

その3:派遣よりも正社員が良い理由

個々の選択の問題ですが、本業以外でサイドビジネスがない人は正社員を目指した方が良いと思います。

客先常駐は問題外ですが、社内開発している企業であれば毎年給与は増え、雇用は安定し定年まで安心して働き続けることができるからです。

また、働き方次第では定時に帰宅することも十分に可能ですよね。普通のIT企業の正社員ならば、残業代も賞与も支給されるので派遣ほどではなくても時給は高いです。

  1. 年収500万円の正社員が、月給に換算すると41万円(500万円/12ヶ月)
  2. 毎日定時に帰宅したとすると、時給は2600円(41万円/20日×8時間)

派遣ほどの自由度はないが、雇用が安定していることを考えたら悪い選択肢ではありません。

そのため、現在客先常駐で働いている人は、まずは社内開発できる企業に転職すること、それが現実的に難しいようであれば、派遣も視野に入れるのが理想ですよね。

派遣は自分でプロジェクトを選択できる自由があるので、2〜3年働いたら安定した正社員の道を目指すことも十分に可能です。

▼▼客先常駐を続ける事のデメリット▼▼

客先常駐を続ける事は、私たちSEにとってデメリットしかありません。私の新人時代の元同僚は、新卒から8年間が経ち今現在も客先常駐のブラックで働き続けています。

次の事は、現実に今も彼女の身に起きている事です。

客先常駐で働き続けるデメリット
  1. 昇給がなく8年間働いても、年収が30万円(300→330万円)しか増えない
  2. 2008年の金融危機以降、賞与が支給されない(されても月5万円程度
  3. 開発や上流工程の経験が積めず、年齢を重ねるごとに市場価値は下がる
  4. 炎上案件に投入されると、労働時間が増え時給1000円以下で働く
  5. 偽装請負や多重派遣など違法行為のため、法律が変われば職を失う
  6. 35歳を過ぎると、受け入れ先がなくなり失業する
  7. 30歳手前から次の常駐先が見つからず、社内待機や自宅待機が増える
  8. 自宅待機は合法で、月の給与を40%カットさせられる
  9. 自宅待機から2ヶ月、次の常駐先が決まらなければリストラに合う

私たちに与えられた人生は1度しかありません。手遅れになる前に、勇気を持って行動する事を心から願います。私の人生は客先常駐から脱出した事で180度変わりました。

参考:失敗しない転職先の選び方|常駐辞めて年収アップ(300→520万円)

まとめ:客先常駐と派遣の違い!

社内開発の正社員を目指すか、派遣を目指すかは難しい選択です。しかしながら、客先常駐を選択するメリットは何もないですよね。

客先常駐で働くデメリット
  1. 正社員なのに、「雇用」が安定していない
  2. 正社員なのに、「自宅待機」や「退職」を強要される
  3. 派遣みたいに働くのに、「責任」と「責務」だけを押し付けられる
  4. 派遣みたいに働くのに、「長時間労働」で残業代が出ない

派遣が魅力的な働き方に思えたならば、それだけ客先常駐で悲惨な労働をさせられているからです。

客先常駐の労働条件が悪いのは、ブラック企業の経営者や中間業者にマージンを取られているからですね。派遣の給与を見ると、中間マージンを排除した本当の対価を知ることができます。

エンジニアのスキルが変わらなくても、契約内容を変えるだけで月に10万円も収入が変わります。社内開発できる企業に転職できないなら、派遣も選択肢に入れてみましょう。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は転職有効求人倍率が「6倍」を超えるほど景気が良いですね(転職求人倍率レポート(2018年4月))。業界全体の求人倍率が2.36倍なので、他業種の3倍も求人が余っています。

そのため、書類を送付すれば、誰でも書類選考を突破できます。

しかしながら、この状況がずっと続くわけではありません。

IT企業は外国人SEを大量に採用し、日本政府は移民を受け入れる準備も進めています。また、前回の金融危機から10年が経過し、経済危機が発生する可能性もありますね(不景気のサイクルは7〜8年周期)。

アメリカのダウ平均は、2008年の金融危機直前に14,000ドルの過去最高値を付けました。一時8,000ドルまで暴落した株価は急回復を続け、現在は24,000ドルまで暴騰してますトランプ政権の混乱や中国との緊張で、いつバブルが弾けてもおかしなくないと言われていますね。

再び、2009年のような深刻な不況に陥ると、有効求人倍率は1倍以下まで落ち込みます。落ちるときは、徐々に落ち込むのではなく2〜3ヶ月の間で急激に落ちますね。

そうなると、ブラック企業から脱出したくても、現職にしがみ付くしか道はなくなります。2008年の金融危機の時には、次のことが実際に起きました。

  1. 出向先の社員の過半数が、契約を残した状態で打ち切られる
  2. 契約を切られた社員の半数が、辞職やリストラに追いやられる
  3. クライアント先のフロアの3分の1が空席になる
  4. 大手企業は、開発拠点を人件費が安い海外に移し、日本人は品質管理しかできない
  5. 開発案件は中止になり、運用保守やドキュメント整理に回される
  6. 社内に戻っても仕事はなく、データ入力などバイトしかない
  7. 客先常駐の9割は、賞与の減額、もしくは支給が止まる
  8. 求人倍率が1倍を切り、転職サイトに登録しても紹介できる案件はないと言われる
  9. 30歳で職を失う人が増え、介護や飲食店など肉体労働に流れる

このような状態になってから、客先常駐を脱出しようとしても手遅れですね。

今は景気がいいからいつでも転職できると楽観的に考えるのではなく、1日も早く普通のl企業に就職して開発やマネジメント経験を積みましょう。専門スキルがある人材は、不況に強いのでリストラされる心配はなくなります。

2018年度(2019年3月末まで)中に、内定を獲得できるように計画しましょう。今の時期は、春入社に合わせて動く人が多いので、早めに行動しないと応募者が増えます。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません

履歴書や職務経歴書を準備するのは、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後の話です。コンサルタントと面談することで、IT業界の中で目指す職種や方向性も決まります(最初から方向性がはっきりしている人はいません)。

その段階で書類を準備した方が修正する手間が省けますね。

はじめて経歴書を作成した時は、何を書けば良いのかわからず何度も消しては書き直していました。キャリアエージェントに相談すると、経歴書の書き方から添削まで優しく的確にアドバイスしてくれます

入力項目は7項目だけなので、通勤中にスマホからでも簡単に登録できます。

面談までの流れ
  1. 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など5分程度)
  2. 会員登録完了後に担当者からメールが送られてくる(当日か翌日)
  3. 担当者とキャリア 面談を行う(面談場所は京橋や横浜など、電話でも対応可能)
  4. キャリア 面談時に、条件にマッチする案件を10〜20社程度紹介してもらう
  5. 転職活動する意思を固めた場合のみ、書類の準備を始める
  6. 2〜3ヶ月で内定を獲得し、就職先の企業と相談して入社日を決める

まずは、現在のスキルで社内開発できる案件を紹介してくれるか、だけでも相談してみましょう。社内転職ナビは、将来のキャリアを気軽に相談できる「カジュアル相談」があるので、軽い気持ちで相談できます。

面談は登録した当日や土日でも可能、電話やスカイプでも対応しているので、お昼のランチ休憩からでも相談できます。

公式サイト:顧客常駐はもう嫌だ!社内SEへ転職するなら【社内SE転職ナビ】

 

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