客先常駐(SES契約)は法的にも違法|ただの奴隷と変わらない

客先常駐という働き方に疑問を感じている人は多いですよね。しかしながら、法律の知識がない私たち常駐SEが、違法性を判断するのは難しいですよね本当に違法だとしたら、労働局に摘発されるが、実際にはそうなっていません。

  1. 「請負契約なのに、都合の良い奴隷にしか見えない…」
  2. 「客先に出向し、客先の指示で働いても、本当に違法性はないの…」
  3. 「グレーゾーンにしか見えないけど、なぜ摘発されないのか…」

結論から伝えると、客先常駐で働く8割は「偽装請負」に当たります。

請負や準委任(SES)契約で、常駐先でお客さんの管理下で作業指示を受ければ違法です。また、労働力に対する報酬も違法です。現状この2つは、当たり前のように守られていません。

客先常駐の問題が難しい理由は、外部から見た時に違法性が見えないからです。

また、日本政府や大手企業から見ると、客先常駐は必要悪として認識されています。日本のように正社員の解雇が難しいと、派遣社員を用いる事で雇用を調整しなければなりません客先常駐は制度的には正社員ですが、実質的には派遣社員です。

客先常駐の仕組みがないと、困るのは政府と大手企業ですね。

客先常駐の問題は、この業界で働く私たちSEが自発的に考える必要があります。なぜならば、私たち常駐SEが疑問をもち、具体的に行動する必要があるからです。客先常駐の仕組みを支えているのは、他でもない私たち自身です

私は客先常駐で3年間働いたが、若い世代に強制する自分自身に嫌悪感を感じました。将来子供が出来た時に勧められない働き方ならば、自分自身でもするべきではないですよね客先常駐を辞めた今は、毎日楽しく社内開発に没頭しています。

この記事を書いたのは、多くの人に常駐SEを辞めて欲しいからです。

ここでは、客先常駐の何が違法に当たるのかを詳しく紹介します。また、客先常駐を続ける事によるリスクや、客先常駐を避けて社内開発で働く方法を紹介します。

客先常駐の違法性を知りたい人向け
  1. 客先に常駐して働くSEは、都合の良い奴隷だった?
  2. 請負、SES契約、特定派遣は、具体的に何が違法なの
  3. 客先常駐を今すぐに辞めて、社内開発で働く方法は?

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1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、過去にマイナビを利用して客先常駐から社内開発に転職できたからです。長時間労働から逃れた上に、年収は4年間で300→520万円まで増えました。

業界経験が浅い常駐SEは、早めに行動した方が良いですね。

なぜならば、転職サイトの良案件は開発経験があるSEから順に埋まるからです。転職の開始時期が遅れると、必然的に売れ残りのブラックを引かされますこのタイミングを逃すと、次の半期に良い案件が市場に出る、4ヶ月後まで待つ必要があります。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

常駐SEが社内開発に転職できるのは人材不足の今だけです。2019年以降は、人材不足が解消される可能性は高いです。金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、常駐SEの需要は減りますね。

IT業界の転職有効求人は6.79倍ですが、2009年と同様に1倍を下回ると開発経験がある優秀なSE以外は転職できませんレポート:2019年1月)。

客先常駐は、違法に見えるけれど本当は違うの?

客先常駐という働き方に疑問を感じない人はいないですね。私がこの業界で初めて働いたのは10年前です。数十年も前から、この働き方は一般化しています。

Aさん)境界がなく都合の良い奴隷と変わらない…

客先に常駐し、客先のシステムを使って、客先の仕事のお手伝いをする業務について違法性があるかどうか教えてください。責任者はいるが、客先から直接仕事の指示をされるのは当然で、支援業務」という名目上、客と仕事の境目が曖昧で、正直言って都合のいい奴隷状態です。

「客先」の取引先と電話対応する時も、客先の会社名を名乗り、対応します。何かを開発・または達成するということもなく、ただ客先で、客先の仕事を客先の人間と同じ部屋で一緒に仕事をするだけです。

ただ、仕事を貰っている?という認識なのかやはり立場が非常に弱いです。定義上、業務委託でも業務請負でもない謎の仕事に思えてきます。

客先にとっては、自社の社員を極力減らして、末端の作業を責任ごと全て丸投げできるという夢の様な下請け会社にも思えます。また、契約社員・派遣を雇って同様の作業をさせているので、派遣にとっては二重派遣にならないのかな、とも思います。

正式に客先とどのような契約を結んでこのような状況になっているのかは不明。これ以上の詳細を書けないので、この状況だけを見て法律上問題があるかどうか分かりますでしょうか。というか、この仕事ってなんなんでしょうか私は正社員ですが、友人に何の仕事してるの?って聞かれたときに、さぁ・・としか言い様がないです。

参考:Yahoo知恵袋

はっきり言ってしまうと、客先常駐は都合の良い奴隷です。

命令系統が客先であれば、支援業務でも「偽装請負」に当たります。偽装請負している現場は、多重派遣も必然的に行っています。都合の良い奴隷に見えるのではなく、実際に常駐先は都合の良い奴隷として扱っていますね

命令系統が客先であれば、派遣契約を結ばなければなりません。

Bさん)労働者が納得すれば違法ではない…

なぜ、実際には派遣なのにでSESや業務委託で客先常駐してる労働者が多いのですか?
現状から申しますと、現在でもSES(業務委託契約?)によってお客様先で業務をしてる方が沢山います。この契約は大手企業でもやっています。どうしてこれが違法にならず、うやもやになってるか知りたいです

契約に請負、SES(業務委託)、派遣契約がありますが、客先で受託会社の社員が現場でお客様から直接指揮命令を受けることができる契約は派遣契約でしかありないはずですが、実際にはSES契約で仕事をしてることが多いです。

ただ、成果物を必要とするのが請負で、SESの場合は委任(作業の実行を請け負う)なのですが、なにはともあれ現場でお客から指示されたことをやっていたら結局は派遣になるはずですよね?でも大手企業でもこのような契約形態をいまだに受け入れて、他社の社員をSESで働かせています。

これはどういうことなのでしょうか?つまりこうでしょうか?その客先常駐社員が納得をしていればこのようなSES契約は問題にならないということですか?この件については何度も検索して調べたのですが、とてもわかりにくいです。みなさんグレーゾーンで仕事をしてるように思えます。

また、A社の社員Sを、B社が派遣社員Sとして受け入れ、C社で業務委託によってSが働くことは可能でしょうか?結局のところはこのSさんが、この契約に納得していれば問題がないのではないでしょうか?

参考:Yahoo知恵袋

指揮系統がお客様であれば、間違いなく法律を犯した違法です。労働者が納得していれば、違法にならない訳ではありません。

違法行為が当たり前に行われる理由は、労働局がまともに機能していないからですね。まともに機能しない理由は、客先常駐(派遣)は社会的に必要な仕組みだからです。私たちが望む望まないに関わらず、大手企業は雇用を調整する手段が必要ですよね

派遣を募集しても人材が集まらない以上、客先常駐で実態を見えなくする必要があります。客先常駐の実態は派遣でも、社会的には正社員と認識してくれます。

そのため、偽装請負は現場に派遣される私たち自身が、自発的に考えなければなりません。そうでなければ、政府や企業に都合の良い偽装請負は、今後もなくならないからです。

Cさん)特定派遣ではなく、なぜ偽装請負が選ばれる…

偽装請負について、プログラマーです。とある会社の正社員ですが、基本的に客先に駐在して仕事をしています。自社が行っているのが偽装請負なのかどうか、確認したいです。

・会社は、自社の事業をSES(システムエンジニアリングサービス)だと言っています。(社員に対しても、対外的にも)

・会社は、「特定派遣許可番号」は取得しているようです。(HPにも「(特)13-XXXXXX」と載っている)

偽装請負に関して、基本的には契約が派遣で実態も派遣なら合法、契約が請負で実態が派遣なら違法だと思いますが、少なくとも実態は派遣です。(毎日、顧客の指示で作業を行って、始業や終業の時間も客先に合わせて、顧客に残業や休日出勤を指示されます

・顧客との契約が派遣なのか請負なのかは分かりません。

  1. 契約が派遣なのか請負なのかを確認する方法はありますか?(会社や顧客に直接聞く以外の方法で)
  2. 会社が特定派遣許可番号を取っていても、やはり契約が請負で実態が派遣なら偽装請負になるんでしょうか?
  3. ②の答えが「偽装請負になる」だとして・・特定派遣許可番号を取っているのに、偽装請負を行う(派遣ではなく請負の契約で社員を客先に出す)メリットは何があるんでしょうか?
  4. 偽装請負を行っているのに(正当な派遣を行っていないのに)なぜ会社は特定派遣許可番号を取っているんでしょうか?(特定派遣許可番号を取ることに何のメリットがあるんでしょうか?

参考:Yahoo知恵袋

派遣か請負の確認は、直接聞く以外に確かめる方法はありません。特定派遣許可を取っていても、実態が派遣であれば「偽装請負」です。

特定派遣や一般派遣は、請負契約と比較してルールが難しいです。

契約期間、契約解除、3年縛り、多重派遣など、常駐先(お客さん)からみて煩雑です。対して、成果物に対する報酬である請負契約は、細かく契約内容を定める必要はありません。この契約の自由度が、請負契約が好まれる理由です。

請負契約を結ぶと、常駐先に使い勝手の良さを示せますね。特定派遣許可があると、違法を指摘されても、すぐに特定派遣に切り替えられますこれも、常駐先からみて都合が良いですね。

以上のように、客先常駐は法律を犯した違法行為です。そもそもですが、請負契約を結ぶのであれば、わざわざ常駐先に出向する必要がないですね。客先に出向するという必然性が、「偽装請負」や「多重派遣」という問題の引き金になります。

では、具体的に客先常駐の何が問題に当たるのでしょうか?

客先常駐(請負,SES,特定派遣)は何が違法なの?

Goo辞典で「客先常駐」と入力すると、「偽装請負」に転送されます。

偽装請負(ぎそううけおい)とは、日本において、契約が業務請負、業務委託、委任契約もしくは個人事業主であるのに、実態が労働者供給あるいは供給された労働者の使役、または労働者派遣として適正に管理すべきである状況のことである。

出典:偽装請負とは

違法1:お客の管理下で作業すると違法

契約 雇用 指示者 契約 提供物 違法性
請負 正社員 自社 請負 成果物 支持者や成果物が実態と違うため、偽装請負に当たる
準委任(SES) 正社員 自社 請負 成果物の一部 支持者や成果物が実態と違うため、偽装請負に当たる
特定派遣 正社員 客先 派遣 労働力 客先の指示で作業できるが、違法性が高く2018年9月に廃止される
一般派遣 派遣 客先 派遣 労働力 違法性はなく正当な働き方。しかし、3年縛りや許可証の取得が厳しく事業者に好まれない

請負や準委任で問題になるのは、指揮系統です。

常駐先でお客さんの指揮で作業をすると、請負を装った偽装請負に当たります。しかしながら、客先常駐の便宜上、クラアントの指示の元で作業しなければ、そもそも出向する必然性はないですね。

過去3年間常駐先で働いたが、お客の管理下で作業しない現場を見たことがありません。

違法2:労働力に対する報酬だと違法

請負や準委任にも関わらず、労働力に対する報酬でも違法です。

本来の請負契約であれば、クライアントに成果物を納品し、その納品物に対して報酬が支払われます。しかしながら、偽造請負では労働者の対して、月単位で報酬が支払われますね人月計算からも分かる通り、月60万円など労働力で評価されます。

労働力に対する報酬が支払われる理由は、成果物を正当に評価できないからです。また、お客が求めるのは成果物ではなく、労働力だとわかりますね。

違法3:準委任契約は常駐を容認するため

順位委任契約とは:請負契約は仕事の完成に対して報酬が支払われますが(民法632条)、準委任契約では、納品物が想定どおりに完成しなくとも、事務処理自体が適切に実施されれば対価を請求できます(民法648条2項)

参考:請負契約と準委任契約の相違点

準委任契約は、請負契約の一種でシステムエンジニアリングサービス (SES)と呼ばれています。特定派遣が2018年9月に廃止される事もあり、客先常駐で結ばれる主流の契約形態ですね

SES契約が結ばれる理由は、その利便性にあります。

  1. 請負契約と違い、業務支援に対する報酬で良い
  2. 業務支援に対する請負は、派遣と区別が付かない
  3. 成果物を納品する請負より、外から見て違法性が見えない

しかしながら、SES契約でもお客の指示で作業したら違法です。現在SES契約を結んでいる会社の大半は、請負と同様に偽装請負に当たります。

違法4:特定派遣という謎の契約形態がある

特定派遣とは:一般派遣は、派遣会社で派遣社員として登録をして派遣社員となります。その後派遣先の紹介をしてらもい派遣先との合意があれば派遣社員として働けました。とにかく仕事先を紹介してもらわなくては働けないのです。そんな一般派遣とはちょっと違うのが特定派遣です

特定派遣は派遣会社と労働契約を結び、派遣業務があれば派遣先にも派遣社員として派遣される事もあるのです。特定派遣は、一般派遣と正社員のどちらの特性も持ち合わせているのです。

参考:特定派遣・正社員・一般派遣の違いとは

客先常駐の問題を複雑にする最大の原因は、「特定派遣」にあります。普通に考えた時に、そもそもなぜ「特定派遣」が存在するのか疑問に思いますよね

特定派遣が存在する理由は、一般派遣だけだと企業が必要な労働力を担えないからです。

雇用の不安定が言われる時代に、自ら進んで派遣を選ぶ人はいません。IT企業が派遣として人材を募集しても、派遣SEになりたい人は主婦以外でいないからです。特定派遣であれば名目は派遣でも、正社員としてIT企業に就職できます

実態は派遣社員でも、正社員という社会的な身分は手に入ります

しかし、特定派遣を行うのは悪質な業者が多いです。そもそも、特定派遣自体グレーゾーンに近い行為ですね。そのため、2018年9月に廃止が決まりました。その結果、過去に特定派遣をしていた業者は、現在はSES契約に切り替えています

以前よりもマシにはなったけれど、根本的な問題は解決しないですね。

客先常駐という仕組みがある限りは、偽装請負、多重派遣の問題は残り続けます。客先常駐と偽装請負は切っても切り離せない関係だからです。では、客先常駐があることで、私たちSEには具体的にどのような問題があるのでしょうか。

客先常駐がSEに与える具体的な悪影響は?

客先常駐を続けるリスクとは...
  1. 常駐先の社員に、都合が良い奴隷のように扱われる
  2. 保守運用、評価、資料作成ばかりで、開発経験が積めない
  3. 開発経験がないと、市場価値が上がらず転職できない
  4. 違法行為を、自社や常駐先から強要されている
  5. 給料が増えず、10年後も年収は300万円台で働く
  6. 30歳を過ぎると、常駐先が減り失業する
  7. 不景気が起きると、真っ先に契約を切られる
  8. 一般派遣と違い、残業代が1円も支払われない
  9. 1年間の昇給額は、月3000円だけ
  10. ボーナスが支給されず、されても10万円未満
  11. 次の常駐先が見つからないと、社内待機や自宅待機がある
  12. 自宅待機後も見つからなければ、自主退職を勧められる
  13. 自宅待機は、合法で給与を40%カットされる

客先常駐で働くSEの中には、「多少の違法行為くらいどこの業界でもしている」と考える人も少なくありません。私自身も客先常駐で働き始めた頃、同じように思っていました。

しかしながら、客先常駐の本質的な問題を考えれば、必然的に考え方も変わりますね。

客先常駐している企業は、外部に労働力を提供しているだけです。労働力を提供するだけならば、他社と差別化できる要素はありません。そのため、行き着く先は労働力の薄利多売だけです。

急速にグローバル化が進む中で、この働き方は不利ですよね。労働力を提供するだけならば、人件費の安い外国人でも替えが効くからです。もしくは、近い将来に人工知能に代替される可能性が高いです。

客先常駐は、私たち労働者を摂取する事で成り立つ仕組みです。それでも、労働局から摘発されないのは、社会に必要悪として日本政府や大手企業から認識されているからです。

私は、自分が客先常駐で働くだけなら耐えられました。でも、新入社員が毎年入社し、若い世代にも違法行為を押し付ける自分がいる事実が悲しかったです将来自分の子供ができた時に勧められないならば、私たち自身もするべきではありません。

では、客先常駐を辞めて社内開発で働くには、具体的にどうすれば良いでしょうか。

▼▼客先常駐は必ず脱出できる▼▼

私はこの業界で働く1人でも多くの人に、客先常駐を避けて働いて欲しいと思っています。なぜならば、私自身が客先常駐に何年も苦しめられたからです常駐先で働くSEがいなくなれば、客先常駐の仕組みは成り立たないですね。

私の常駐時代の辛い3年間は、他の人にも決して味わって欲しくありません。

1社目に入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。夜の11時過ぎまで働くも、残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円を下回る月もあります。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

一生懸命に働いても給料が増えないのは、過剰に中間摂取されているからです。

終電間際、ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

その2ヶ月後に、私の人生は大きく生まれ変わりました。

現在私は、海外に開発拠点があり社内開発ができるIT企業で働いています。目標だった海外勤務も実現でき、年収は30歳手前で500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は朝が訪れる度に毎日幸せを感じています

私たちSEが、客先常駐を避けて働くのは難しくありません。

なぜならば、社内開発で働く事を最初から諦め、行動に移さないSEが多いからです。現状の仕組みや制度に不満を言うばかりで、具体的な行動に移すのは全体の1割もいないですよね。だからこそ、行動すれば確実に未来は変わります

私は実務の開発経験がゼロの時に、現在の会社に転職できました。現在も客先常駐で働き続ける元同僚と私の違いは、行動に移しかどうかだけですよね。将来家族ができた時に、自分の子供に勧められない働き方ならば、あなた自身も常駐先で働くのは辞めましょう。

客先常駐を辞めて変わった事は....
  1. 年収300万円 → 転職して4年後に520万円に増える
  2. 賞与は10万円未満 → 年3回の賞与で140〜160万円
  3. 昇給額は年3千円 → 賞与も含めて年40〜60万円
  4. 1人で常駐先に出向 → プロジェクトは全て社内開発
  5. 実務経験に乏しく転職先がない → 面談で+50〜80万円で掲示
  6. 毎日11時まで残業 → 納期月以外は定時に帰宅できる
  7. 運用保守、評価、資料作成 → 開発経験を積み小リーダーもできる
  8. 35歳で職を失う → マネジメントを経験し定年まで働ける
  9. 生涯孤独かもしれない → 家族が出来て毎日幸せを感じる

個人的に1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

客先常駐を辞めて、社内開発で働く方法は?

IT業界で客先常駐を避ける方法は、大きく分けて次の3つがあります。個人的には、現職のキャリアを活かして、同業種内で社内開発を目指す方法が1番お勧めです。

現在のキャリアを活かすことで、確実に年収アップが見込めるからです

  1. リスクは高いが、自社開発が多いWEB業界を目指す
  2. 医療や流通業界など、異業種の社内SEを目指す
  3. SIer業界内で、受託や社内開発を目指す

方法1:リスクでも挑戦したいならWEB業界へ

WEB業界を目指す利点は...
  1. エンドユーザ向けのWEB業界は、自社開発が多い
  2. SNS、スマホ、広告業など、急成長する分野で働ける
  3. 実力主義のため、年齢を問わず高収入を得やすい
  4. 労働時間や服装など、自由なライフスタイルで働ける
  5. SIerに多いドキュメントや会議が少ない

自社開発が多いWEB業界は、高い確率で客先常駐から逃れられます。

しかしながら、WEB業界で働くデメリットは、競争相手が多過ぎて収益が安定しない事です。技術進歩やトレンドの移り変わりが早く、5年後の未来でさえ想像できません定年まで働き続けるのは難しく、2〜3年単位で会社を変えます。

またWEB業界は、SIer以上にブラックも多いので注意が必要ですね

スタートアップが多く、赤字経営のベンチャーが大半を占めます労働組合や36協定がなく、SIerの零細以上に劣悪な労働環境に陥りやすいですね。また、SIerと企業文化が大きく異なるため、過去の経験を引き継げない点も難点です。

WEB業界は、技術志向が強くリスクを恐れないSEが目指す場所ですね。

参考:【レバテックキャリアの評価 】本当にWEB系の自社開発に転職できる?

方法2:異業種に転職するなら社内SEへ

社内SEを目指す利点は...
  1. 大手が多く給与、退職金、手当など福利厚生が充実している
  2. 客先常駐の価格競争や、WEB業界の競争社会から逃れられる
  3. IT以外の別部門が利益を上げるため、プレッシャーが少ない
  4. 開発は外部に委託するため、納期やスケジュールは厳しくない
  5. 転職には向いてないが、定年まで働きやすい

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐を避けられますね。

しかしながら、社内SEのデメリットは、キャリアの形成ができない事です。入社した業種の特殊なスキルに依存しますね。また、外部のIT企業にシステム開発を外注するため経験を積めず、他社のスケジュール管理がメイン業務になります

キャリアが積めないのは、専門職にとっては致命的ですね。

社内SEは定年まで働く事を前提に就職します。しかし、経営が傾いた時に、1番最初に予算削減を検討される危険な部署でもあります。なぜならば、本業の利益に直接結びつかず、コスト部門だと考えられるからですね。

会社の経営が傾いた時に、人生設計を大きく狂わせるリスクがある点には注意しましょう。社内SEは、業種や会社選びが重要になります。

参考:【社内SE転職ナビの評価】|本当に客先常駐がない企業に転職できる?

方法3:キャリアを活かしてSIerの社内開発へ

受託・社内開発を目指す利点は...
  1. 同業種のSIerなので、キャリアを活かして転職できる
  2. 仕事内容は常駐SEと同じ、開発案件を社内に持ち込むだけ
  3. 常駐SEと違い、上流工程から携われることができる
  4. 元請けが多く、SEの単価は80万円以上と高い
  5. 社内開発は、チームリーダやマネジメントも経験できる
  6. 市場価値を高められると、いつでも転職できる

客先常駐を避ける方法で、1番のお勧めは受託や社内開発です。

なぜならば、同業種内の転職なので、過去のキャリアを活かして転職できるからです。WEB業界や異業種の転職と比較して、少ないハードルで転職できますよね常駐SEと大きく違うのは、社内に開発案件を持ち込み、社内のリソースを使い開発するだけです。

私自身が社内開発に転職する事で、3年間の客先常駐から脱出しました。

社内開発に転職した時は、業務で開発経験が1度もない時です。それでも社内開発に転職できた理由は、企業が深刻な人材不足に陥っているからですWEB業界や異業種よりも安定しているSIer業界は、SEを育てる社風の会社が多いです。

社内で開発経験を積んだ後は、海外の開発拠点も働かせてもらいます。経験がない当時の私に、プログラミング研修から始まり、システム開発、上流工程や外国人PGの管理など、様々な経験を積ませてくれた事に心から感謝しています。

しかしながら、社内開発にもデメリットはありますね。

異業種やWEB業界と比較して、客先駐のリスクをゼロにできないことです客先常駐の割合が30%未満の企業は39.3%あるため、私たちはこの4割の会社を目指す必要があります。

SIer業界で開発経験を積めたなら、その後に異業種の社内SE、WEB業界、フリーランスを目指すのは難しくありません。まずは、実務経験を積む事を1番の目標にしましょう。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

▼▼受託・社内開発ならマイナビ×ITがお勧め▼▼

  1. マイナビ×ITSIer系の受託・社内開発を目指すなら
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを目指すなら
  3. レバテックキャリアリスクでもWEB業界を目指すなら

転職サイトの中で、1番のお勧めは「マイナビ」です。

なぜならば、社内開発・社内SEに強みがある転職サイトだからです客先常駐からの転職を最も得意としています。また、業界経験が浅い常駐SEに、1番バランスが良いのもマイナビです。レバテックと社内SE転職ナビは、業界経験が長い玄人向けで少しハードルが高いですね。

両社とも扱う求人が数百社と少なく、社内SEやWEB業界に偏るのが難点です

また、大手2社(リクナビやDODA)よりも親切な対応で高評価を得ています。IT系求人の質が高く20〜30代前半に限っていえば、大手総合転職サイト2社よりも良案件が多いです。私自身が、マイナビを利用して、客先常駐を逃れたので1番のお勧めです

必ず常駐SEを脱せられる訳ではないが、私たちの将来に可能性を感じられますね。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

まとめ:客先常駐(SES契約)は法的にも違法である

客先常駐の違法性は...
  1. 客先常駐の雇用形態は、請負契約、準請負契約、特定派遣である
  2. 請負契約で、お客の管理下で働くと違法に当たる
  3. 請負契約で、労働力に対して報酬が発生すると違法に当たる
  4. 準委任契約(SES)は、客先常駐に適した契約である
  5. 客先常駐には、特定派遣という謎の契約形態がある

請負や準委任(SES)契約で、常駐先でお客さんの管理下で作業指示を受ければ違法です。また、労働力に対する報酬も違法です。現状この2つは、当たり前のように守られていません。

客先常駐の問題が難しい理由は、外部から見た時に違法性が見えないからです。

また、日本政府や大手企業から見ると、客先常駐は必要悪として認識されています。日本のように正社員の解雇が難しいと、派遣社員を用いる事で雇用を調整しなければなりません客先常駐は制度的には正社員ですが、実質的には派遣社員です。

客先常駐の仕組みがないと、困るのは政府と大手企業ですね。

客先常駐の問題は、この業界で働く私たちSEが自発的に考える必要があります。なぜならば、私たち常駐SEが疑問をもち、具体的に行動する必要があるからです。客先常駐の仕組みを支えているのは、他でもない私たち自身です

私は客先常駐で3年間働いたが、自分より若い世代に強制する自分に嫌悪感を感じました。将来子供が出来た時に勧められない働き方ならば、自分自身でもするべきではないですよね

私は客先常駐を辞めた事で、人生が劇的に変わりました。転職してから4年後には給料が300万円から520万円に増えます。また、仕事が心から楽しいとも思えます。現状に不満を感じているならば、何かしら行動に移しましょう。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までです。

なぜならば、景気サイクルは8年周期で周り、再び金融危機が発生するからです。2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時20,418円(8月15日)まで落ち込みましたね

アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。アップル株はiPhoneの販売不振で暴落していました(232→142ドル)。一度不景気が発生したら、1週間も経たない内に株価は半値以下まで暴落します。

求人倍率が1倍を下回ると、客先常駐で働くSEの大半が首を切られます2008年の金融危機では、常駐先のフロアの空席が3分の1まで増え、半数以上の常駐社員が自社に帰らされました。

そうなる前に、私たち常駐SEは具体的な行動に移す必要があります。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. プロジェクトの予算が縮小され、労働者が市場に溢れる
  2. 客先常駐の半数以上は、翌月以降の契約を更新できない
  3. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  4. 不景気になると、優秀なSE以外は内定を獲得できない
  5. 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
  6. 少ない労働者で現場を回すため、今より労働時間が増える
  7. 失業を避けられても、転職の機会を失い次の5年間も同じ現場で働く
  8. 人件費が安い外国人を採用し、日本国内の開発が激減する
  9. 常駐先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  10. 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる

客先常駐の最大の問題は、開発経験が積めない事です。開発経験が積めないと、手を動かすだけの労働者と変わらないため、転職もできないですね。

専門スキルを身につけ必要な人材に成長できれば、リストラされる心配もなくなります。まずは、客先常駐を抜け出して1日も早く、専門スキルが磨ける社内開発に転職しましょう。専門スキルを身につけらば、将来の漠然とした不安もなくなります。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

30歳時点で年収に200万円も差があると、残りの生涯年収で6000万円も違いますねブラックで働いている劣等感で家族を持つこともできず、一生涯孤独で生きていたと思います。

未経験者の市場価値は年齢とともに減少するため、将来動く予定があるならば景気が上向いている今行動した方が良いです2019年以降では、金融危機が発生しもう手遅れである可能性が高いです。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。

マイナビは、社内開発や社内SE向けの求人を多数扱います。

公式サイト:SE・プログラマーの転職『マイナビエージェント×IT』

2 件のコメント

  • あの、嘘を日記に書くのは控えたほうがいいかと思います。
    せめて契約内容や法律についてもう少し勉強されてから記事を書き直したほうが良いと思いますよ?
    Twitterで論破されてます。

    • 通り過ぎのSEださん
      コメントありがとうございます。過去に客先常駐で働いていた事があるので、大きくはズレていないと思います。

  • yasu2008-3 にコメントする コメントをキャンセル

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