常駐先で有給休暇を拒否された|トラブルなく取得する方法は?

有給取得は私たち労働者の当然の権利ですね。しかしながら、有給を取れる常駐SEは少ないですね。大概は常駐先の管理職や自社の上司に拒否されます当然の権利のはずが、なぜ私たちは拒否されるのでしょうか?

  • 「請負契約なのに、他社の管理職に許可を取れと言われた…」
  • 「常駐先の許可を得たのに、自社の上司からは拒否された…」
  • 「常駐先で勤務中は、有給申請を認めないと言われた…」

私たち常駐SEは、高確率で有給取得を拒否されますよね。

有給取得が難しい最大の理由は、常駐先と自社の両方から許可を得る必要があるからです。常駐先から見たら私たちは派遣社員なので、休まずに労働力を提供して欲しいと思っています。自社の上司も、客先であるお客様が嫌がる事をして欲しくありません。

本来であれば、私たち労働者はいつでも有給を取得できます。

労基基準法の第39条を読むと、会社側には許可権も拒否権もない事がわかりますねまた、時季変更権は認められているが、「通常の業務に支障をきたすような重大な事態」でなければ、変更できないとあります。そもそもですが、他社の管理職が下請け社員に対して、有給の拒否を論じる権利すらありません。

法的には私たちは、自由に客先常駐を休めるはずですよね。

だからと言って、私たちが法律を盾に会社を休むのは得策ではありません法律上は簡単に有給が取れても、現実世界では建前があるからです。私たちが有給をスムーズに取得するには、事前に準備が必要になります。そして、そのためには有給に対する基本的な知識も必要です。

また、有給申請を拒否する会社であれば、近い将来に辞める事も考えましょう。

なぜならば、労働者の権利である有給ですら取れないならば、かなりヤバイ職場だからです。偽装請負、多重派遣、残業未払い、長時間労働、低賃金など、様々な問題が裏に潜んでいます身体や精神の限界まで働かされて、身体を壊せば捨てられるのは間違いありません。

ここでは、有給取得時に必要な3つの基本的なルールを紹介します。また、常駐SEがトラブルなく有給を取得する方法、それから拒否された場合の対策方法も紹介します。

有給を取得したいSE向け
  1. 当たり前のように、他社の管理職に有給を拒否される
  2. 有給を取得するために必要な、基本的なルールは?
  3. 常駐SEがトラブルなく、有給を取得する方法は?

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業界経験が浅い常駐SEは、早めに行動した方が良いですね。

なぜならば、転職サイトの良案件は開発経験があるSEから順に埋まるからです。転職の開始時期が遅れると、必然的に売れ残りのブラックを引かされますこのタイミングを逃すと、次の半期に良い案件が市場に出る、4ヶ月後まで待つ必要があります。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

常駐SEが社内開発に転職できるのは人材不足の今だけです。2019年以降は、人材不足が解消される可能性は高いです。金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、常駐SEの需要は減りますね。

IT業界の転職有効求人は6.79倍ですが、2009年と同様に1倍を下回ると開発経験がある優秀なSE以外は転職できませんレポート:2019年1月)。

常駐先で、現場の管理職に有給休暇を拒否される…

客先常駐では、たくさんのSEが有給を拒否されています。

Aさん)請負なのに客先の許可を取れと言われる…

客先に常駐して請負で働いているのですが、休むときは客先の担当者に連絡をいれなければいけないのでしょうか?上司は連絡を必ず入れろと言いますが、私の意見としては、請負なのだから常駐先にいる自社の責任者に連絡を入れて、責任者もそのことを把握していれば問題ないと思いますが間違っているのでしょうか。

責任者もわざわざ、うちの社員はいついつ休みますだとか、今日は体調不良で休みなんです、とかを客先に伝える必要性はないと思います。もちろん打ち合わせの約束をしていた場合や、そもそも派遣契約の場合は知らせる必要はあると思いますが。

現状、客先がうちの社員の業務計画を立てたり、直接指導していて請求も時間単価、また客先と同じフロアで働いているので、上司の言っていることは現実の対応としてはやむをえないかとも思いますが、ルールとしてそれを設けるのはおかしいのではと思います。持ち帰りならいいのか、時間請求でなければいいのか、明確な答えをお持ちの方教えてください。

出典:Yahoo知恵袋

請負契約で常駐先に出向しているならば、客先の担当者に許可を取る必要はありません。

本来の請負契約であれば、常駐SEは自社の管理下で働きますそのため、有給を申請する場合は、自社の上司に許可を取れば良いですね。常駐先で客先の管理下で働く行為は、法律を犯した「偽装請負」になります。ただし、現状の違法行為を正すのは簡単ではないですね。

現実的にどうしたら有給を取れるか、まずは考える必要があります。

Bさん)自社の上司に有給取得を拒否された…

特定派遣会社の正社員で、客先常駐をしております。客先には私一人で派遣されており、自社の上司は別の客先に常駐しております。この上司に有給休暇取得申請(システム上)前にお伺いを立てたところ、「対策(残業をするとか)を明確にしてから申請してもらいたいので、申請の前に一旦相談しましょう。実際の稼働計画と調整します。」と言われました。(メールでのやり取り。システム上での申請前に上司に“申請の許可”を得なければならないという暗黙のルールが社内にあります。)

客先の上長にはすでに許可をとっており、その日私が休んでも、携わっているプロジェクトに影響は出ません。自社の上司としては、派遣社員の稼働時間が短くなるとそのまま売上に響くので、有休を取得した月の売上目標を達成できないことを懸念しているそうですが、会社はこのような理由で社員の有給休暇取得を否認することは出来るのでしょうか。

参考:教えて!Goo

労働基準法では、雇用主が有給を拒否する権利はありません。

売上が下がる事を理由に有給は拒否できないし、稼働計画を調整する必要もありませんすでに常駐先の許可も取っているならば「労基法39条を理由に有給を申請します。稼働計画はすでに常駐先の上司に確認しています」と伝えれば良いですね。

有給を拒否する会社は例外なくブラックです、どちらにしも長く勤めるのは無理ですね。

Cさん)時季変更権はどれくらい認められるのか…

客先常駐SEの有休取得について

  • A社はIT系の特定派遣会社
  • 山田さんはA社の正社員(職種はSE/プログラマー)
  • 山田さんは現在、客先(B社)にて常駐勤務中
  • 山田さんのB社勤務に関して、A社とB社の契約更新は一ヶ月毎
  • 山田さんのB社勤務がいつ終了するか(B社がいつ契約更新を止めるか)は、A社および山田さんにとっては完全に不明

上記の前提・状況で、山田さんの年次有給休暇の取得についてご教示下さい。

山田さんがA社に3日間の有休取得の申請をしました。尚、申請は有休の取得希望日の十分に前(例えば3か月前)にされたとします。これに対して、A社から山田さんへの下記のような返答はそれぞれ問題ないでしょうか?(なるべく「法的には」「本来は」という観点で)問題がある・ないだけでなく、その根拠(例えば労働基準法の何条による等)も合わせて示してもらえると有難いです。

  1. B社勤務中は有休の取得は承認できない。B社勤務が終了したら認めるので、有休を取得したければそのタイミングで取得しなさい
  2. 承認するが、3か月後にB社勤務が継続中だった場合、B社内での許可は自分で取りなさい」あるいは「まずB社内で許可を取ってから、申請しなさい

自分でも少し考えたり調べたりしてみたので、的外れかもしれませんが補足として一応付記しますと…
1は「時季変更権」の行使として正当かどうかという問題?2は実質的に山田さんはB社の指揮・管理下で仕事をしているとは言え、有休を与えるのはA社なのだから不当な対応?よろしくお願いします。

参考:Yahoo知恵袋

労基法39条によると、会社側には許可権も拒否権もありません。

時季変更権はあるが、認められる条件はかなり狭いです例えば、繁盛期の場合は予め予想できるので、時季変更は認められません。また、常駐先の人材不足も、会社側に責任があるため認められません。39条では「正常な運営を妨げる」場合のみ可能とあります。

3ヶ月も前から事前に申請するケースで、時季変更権を行使するのは100%無理です。

以上のように、有給を申請できずに悩むSEは多いですよね。しかしながら、正しい有給の取り方を知っていれば、ルールに沿って問題なく取得できます。それでも取得できない会社であれば、長く働き続けるのは無理なので転職した方が良いですね

有給取得時に必要な基本的な3つのルールとは?

有給を取得する際に、必ず知っておかなけれならないルールがあります。

ルール1:有給は労働者の権利である?

使用者(会社側)は、前3項の規定による有給休暇を労働者の請求する時季に与えなければならない。ただし、請求された時季に有給休暇を与えることが事業の正常な運営を妨げる場合においては、他の時季にこれを与えることができる。

参考:労働基準法第39条

有給は労働者の権利として与えられています。

有給休暇の取得理由は、具体的な理由を告知する必要はないです。「私用のため」で伝えれば十分ですね。もちろん、上司は有給休暇の取得理由を尋ねることはできます。ただし、理由を説明しているにも関わらず、取得理由を執拗に詮索することはパワハラに当たります。

労働基準法では、有給休暇の申請に理由や会社の許可は必要ないと書かれています。「○/○に私用のため有給を取ります」とメールで伝えればOKです。しつこく聞かれるならば、家族や親戚の用事を伝えましょう。

では、労働基準法の39条にある「時季変更権」は、どれくらい拘束権を持つのでしょうか。

ルール2:上司が時季を変更できる条件は?

事業の正常な運営を妨げる場合とは、「事業の規模、内容、当該労働者の担当する作業の内容、性質、作業の繁閑、代行者の配置の難易、労働慣行等諸般の事情を考慮して客観的に判断すべきである。」(S53.1.31大阪高裁判決)とされている。客観的に判断されるべきものであるとともに、事業の正常な運営を妨げる事由が消滅後できる限り速やかに休暇を与えなければならない。

参考:時季変更権(コトバンク)

時季変更権は、かなり狭く限定されているのがわかりますね。

例えば、「業務が忙しいから」「客先の売上が落ちるから」は、予め想定出来ることなので認められません。会社であれば、仕事が忙しいのは当たり前ですね。労働時間が減り売上が下がる事も、事前に想定できる事です。休暇を取られて困るならば、予め別の人員を確保しておく必要があります。

時季変更権を行使できる条件は限られます。

決まった日に従業員が一斉に有給申請した場合、特定の労働者にしかできない業務で期日が迫っている場合が該当します。基本的に、特定の労働者にしかできない業務はありません。重要な業務が特定の人材に偏る会社は、根本的に大きな問題がありますね。

日本では有給取得率が低いため、有給消化が義務つけられました。

ルール3:年5日間の有給が義務化された?

法律に違反した場合、すなわち最低年5日の年休を取得させなかった場合、従業員一人当たり最大30万円の罰金に処せられます

使用者が時季を指定しなかった場合はもちろん、時季を指定したにもかかわらず労働者が出勤した場合も処罰される可能性もあります。理屈としては、従業員数30人の企業の場合は、最大900万円の罰金という可能性があります。

参考:【働き方改革】労働者に年次有給休暇を年5日取得(消化)させることが義務化

2019年4月から、労働者の有給が義務化されました。この法案からも分かる通り、有給消化は私たち労働者の当然の権利として認められている事です。

しかしながら、現実問題として客先常駐では、有給取得はまだまだ難しいですよね法律を盾にすれば簡単に取得できても、上司や常駐先から目を付けられます。上司や常駐先から目を付けられたら、その後の昇給や仕事内容にも影響しますね。

私たち常駐SEは、トラブルなく賢く有給を取得する必要があります。

常駐SEがトラブルなく有給を取得する方法は?

有給を取得する方法は...
  1. なるべく早い段階で、有給の相談を上司に始める
  2. 現場の決定権を持っている、常駐先の上司に先に伝える
  3. 有給理由は、本当の理由を伝えなくても良い
  4. 自社の上司には、許可を得た後で決定事項を伝える
  5. 普段から、有給を申請しやすい状況を作る

常駐先に出向している私たちは、有給を取るのが難しいですね。なぜならば、現場の上司と自社の上司の両方に許可を取る必要があるからです。どちらも利害関係があるため、簡単に首を縦に振らないですよね。法律上は簡単に有給が取れても、現実世界では建前があります

トラブルを避けて有給を取るには、事前に対策を考えておく方がベストです。

有給申請は1ヶ月以上前に申請するのが望ましいです。1年で15〜20日ほど付与されるので、休む予定がなくても、月に1〜2回事前に申請しておく方が良いです有給交渉する際には、自社の上司よりも先に現場の上司に許可を得ます。

なぜならば、自社の上司は客先の顔色を伺っているだけだからです常駐先の管理職が良いといえば、彼らは必要以上に口出ししないです。

また、有給理由は正直に話す必要もありません。資格の勉強会に参加したい、祖父母が病気なので見舞いたい、親戚が海外から訪れる、定期的に病院に通院していると伝えた方が良いですね。自分の欲を優先するよりも、他人本位の理由の方が心理的なハードルが下がります。

有給を取得する事自体が建前なので、有給理由も建前で良いですね。

また、普段から腰痛や喘息など、病気持ちだと伝えておくと取りやすいです休みグセがある人は、どの常駐先にも必ず2〜3人がいますね。

事前に準備しても、上司や常駐先次第では有給を断られる時があります。1度拒否されたらどう対処するのが望ましいでしょうか。

有給休暇を拒否された場合の対策方法は?

自社の上司や客先常駐次第では、有給を拒否される現場があります。

対策1:常駐先の管理職に拒否されたら?

有給を拒否されたら...
  1. 休む予定がある場合は、1ヶ月以上前に有給を伝える
  2. いつなら大丈夫ですか?」と代わりの日を聞いてみる
  3. 腰痛や喘息など病気持ちを伝え、通院している事を話す

本来ならば断られる権限はないが、常駐先に拒否されるのが1番厄介ですね。

常駐先をスムーズに休むためには、持病や通院など身体が弱い事を話しておきましょう現場がデットヒートした時も、後々有給を取り易くなりますね。それでも、有給を拒否される現場であれば、自社の上司に不満を伝えて現場を変えて貰う必要があります。

上司が動いてくれる気配がなければ、早い段階で転職を考えた方が良いですね

なぜならば、有給すら取れない現場であれば、どちらにしても長く働き続けるのは無理だからです。肉体や精神の限界まで働かされて、身体が壊れたら捨てられます。たかが有給と考えるのではなく、自分の身体を守るためにも転職を考えるべきです。

自分の身体や家族を害してまで、働く価値がある現場はこの世の中にありません有給でさえ取れない現場は、他にもたくさんの問題がありますね。労働者のことを人間だと思っていな職場も実際にあります。

対策2:自社の上司に拒否されたら?

自社の上司が相手であれば、対策は難しくありません。

現場の上司や管理職に、すでに有給の許可を得ていると話せば納得します。なぜならば、自社の上司が気にしているのは、客先の顔色だからです。それでも拒否されたならば、現場で休んでも困らない理由と、労働基準法39条を引用してメールを送りましょう

常駐先との契約がある内は、多少強気に出ても大丈夫ですね。

対策3:退職前の有給消化を拒否されたら?

客先常駐は、当たり前のように退職前の有給消化を拒否されます。

退職前提なので、退職時は強気に対応した方が良いですね会社を辞めてしまえば、もう常駐先や自社の上司には2度と会う事はありません。お金をしっかりと貰うために、泣き寝入りせずに交渉しましょう。

偽装請負や多重派遣など違法行為しているので、労基に相談すると言えば対応するしかないですそもそもですが、会社側は私たち常駐SEの有給消化を拒否する権限を持っていません。有給申請は拒否できないし、他社の管理職がそれを断る権利も当然ですがないですよね。

時季変更権があるが、退職後に有給を取得できないため時季の変更は無理です引き継ぎが必要ならば、有給消化を踏まえて上でスケジュールを計画する必要があります。有給消化を拒否された場合は、退職前提なので労基に相談しますと伝えましょう

1日の有給は1万円の価値がありますね。1ヶ月間分(20日間)申請すれば、給与と合わせて40万円の価値があります退職する際には、必ず全ての有給を消化してから辞めましょう。

有給取得時に、客先常駐のブラック度合いがわかる?

有給に対する上司や常駐先の対応で、その会社のブラック度合いを測れますね

労働者の権利である有給ですら取れないならば、かなりヤバイ職場なのは間違いないですよね。偽装請負、多重派遣、残業未払い、長時間労働、低賃金など、様々な問題が裏に潜んでいます有給取得が難しいと感じたら、私ならすぐに会社を辞める準備を始めます。

私が働いたある現場では、「誰にも迷惑を掛ける事なく、予定通り作業が進むならば有給を取っても良い」と言われました。しかしながら、仕様変更が頻繁に発生する常駐先で、予定通りに作業が進む事はまずないですよね。

また、1日休んでも誰にも迷惑を掛けないのは無理ですよねその結果、事前に有給を申請する人は皆無で、大半が当日に体調不良で休みます。その現場では、毎日夜11時まで働き、時間給にすると700円以下です。

有給すら取れない環境であれば、その職場のブラック度合いもわかりますね。

客先常駐を辞めて社内開発に転職してからは、自由に有給を取れました。なぜならば、自社でスケジュールを管理できるため、自由に作業を調整できるからです。自発的な業務がない客先常駐では、自分の作業をコントロールするのは現実的に無理です。

有給を取れない現場ならば、どちらにしても長く働くのは無理ですね。では、常駐SEを辞めて、社内開発で働くためには、具体的に何をすれば良いのでしょうか。

▼▼客先常駐は必ず脱出できる▼▼

私はこの業界で働く1人でも多くの人に、客先常駐を避けて働いて欲しいと思っています。なぜならば、私自身が客先常駐に何年も苦しめられたからです常駐先で働くSEがいなくなれば、客先常駐の仕組みは成り立たないですね。

私の常駐時代の辛い3年間は、他の人にも決して味わって欲しくありません。

1社目に入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。夜の11時過ぎまで働くも、残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円を下回る月もあります。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

一生懸命に働いても給料が増えないのは、過剰に中間摂取されているからです。

終電間際、ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

その2ヶ月後に、私の人生は大きく生まれ変わりました。

現在私は、海外に開発拠点があり社内開発ができるIT企業で働いています。目標だった海外勤務も実現でき、年収は30歳手前で500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は朝が訪れる度に毎日幸せを感じています

私たちSEが、客先常駐を避けて働くのは難しくありません。

なぜならば、社内開発で働く事を最初から諦め、行動に移さないSEが多いからです。現状の仕組みや制度に不満を言うばかりで、具体的な行動に移すのは全体の1割もいないですよね。だからこそ、行動すれば確実に未来は変わります

私は実務の開発経験がゼロの時に、現在の会社に転職できました。現在も客先常駐で働き続ける元同僚と私の違いは、行動に移しかどうかだけですよね。将来家族ができた時に、自分の子供に勧められない働き方ならば、あなた自身も常駐先で働くのは辞めましょう。

客先常駐を辞めて変わった事は....
  1. 年収300万円 → 転職して4年後に520万円に増える
  2. 賞与は10万円未満 → 年3回の賞与で140〜160万円
  3. 昇給額は年3千円 → 賞与も含めて年40〜60万円
  4. 1人で常駐先に出向 → プロジェクトは全て社内開発
  5. 実務経験に乏しく転職先がない → 面談で+50〜80万円で掲示
  6. 毎日11時まで残業 → 納期月以外は定時に帰宅できる
  7. 運用保守、評価、資料作成 → 開発経験を積み小リーダーもできる
  8. 35歳で職を失う → マネジメントを経験し定年まで働ける
  9. 生涯孤独かもしれない → 家族が出来て毎日幸せを感じる

個人的に1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

常駐SEを辞めて、社内開発で働く方法は?

IT業界で客先常駐を避ける方法は、大きく分けて次の3つがあります。個人的には、現職のキャリアを活かして、同業種内で社内開発を目指す方法が1番お勧めです。

現在のキャリアを活かすことで、確実に年収アップが見込めるからです

  1. リスクは高いが、自社開発が多いWEB業界を目指す
  2. 医療や流通業界など、異業種の社内SEを目指す
  3. SIer業界内で、受託や社内開発を目指す

方法1:リスクでも挑戦したいならWEB業界へ

WEB業界を目指す利点は...
  1. エンドユーザ向けのWEB業界は、自社開発が多い
  2. SNS、スマホ、広告業など、急成長する分野で働ける
  3. 実力主義のため、年齢を問わず高収入を得やすい
  4. 労働時間や服装など、自由なライフスタイルで働ける
  5. SIerに多いドキュメントや会議が少ない

自社開発が多いWEB業界は、高い確率で客先常駐から逃れられます。

しかしながら、WEB業界で働くデメリットは、競争相手が多過ぎて収益が安定しない事です。技術進歩やトレンドの移り変わりが早く、5年後の未来でさえ想像できません定年まで働き続けるのは難しく、2〜3年単位で会社を変えます。

またWEB業界は、SIer以上にブラックも多いので注意が必要ですね

スタートアップが多く、赤字経営のベンチャーが大半を占めます労働組合や36協定がなく、SIerの零細以上に劣悪な労働環境に陥りやすいですね。また、SIerと企業文化が大きく異なるため、過去の経験を引き継げない点も難点です。

WEB業界は、技術志向が強くリスクを恐れないSEが目指す場所ですね。

参考:【レバテックキャリアの評価 】本当にWEB系の自社開発に転職できる?

方法2:異業種に転職するなら社内SEへ

社内SEを目指す利点は...
  1. 大手が多く給与、退職金、手当など福利厚生が充実している
  2. 客先常駐の価格競争や、WEB業界の競争社会から逃れられる
  3. IT以外の別部門が利益を上げるため、プレッシャーが少ない
  4. 開発は外部に委託するため、納期やスケジュールは厳しくない
  5. 転職には向いてないが、定年まで働きやすい

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐を避けられますね。

しかしながら、社内SEのデメリットは、キャリアの形成ができない事です。入社した業種の特殊なスキルに依存しますね。また、外部のIT企業にシステム開発を外注するため経験を積めず、他社のスケジュール管理がメイン業務になります

キャリアが積めないのは、専門職にとっては致命的ですね。

社内SEは定年まで働く事を前提に就職します。しかし、経営が傾いた時に、1番最初に予算削減を検討される危険な部署でもあります。なぜならば、本業の利益に直接結びつかず、コスト部門だと考えられるからですね。

会社の経営が傾いた時に、人生設計を大きく狂わせるリスクがある点には注意しましょう。社内SEは、業種や会社選びが重要になります。

参考:【社内SE転職ナビの評価】|本当に客先常駐がない企業に転職できる?

方法3:キャリアを活かしてSIerの社内開発へ

受託・社内開発を目指す利点は...
  1. 同業種のSIerなので、キャリアを活かして転職できる
  2. 仕事内容は常駐SEと同じ、開発案件を社内に持ち込むだけ
  3. 常駐SEと違い、上流工程から携われることができる
  4. 元請けが多く、SEの単価は80万円以上と高い
  5. 社内開発は、チームリーダやマネジメントも経験できる
  6. 市場価値を高められると、いつでも転職できる

客先常駐を避ける方法で、1番のお勧めは受託や社内開発です。

なぜならば、同業種内の転職なので、過去のキャリアを活かして転職できるからです。WEB業界や異業種の転職と比較して、少ないハードルで転職できますよね常駐SEと大きく違うのは、社内に開発案件を持ち込み、社内のリソースを使い開発するだけです。

私自身が社内開発に転職する事で、3年間の客先常駐から脱出しました。

社内開発に転職した時は、業務で開発経験が1度もない時です。それでも社内開発に転職できた理由は、企業が深刻な人材不足に陥っているからですWEB業界や異業種よりも安定しているSIer業界は、SEを育てる社風の会社が多いです。

社内で開発経験を積んだ後は、海外の開発拠点も働かせてもらいます。経験がない当時の私に、プログラミング研修から始まり、システム開発、上流工程や外国人PGの管理など、様々な経験を積ませてくれた事に心から感謝しています。

しかしながら、社内開発にもデメリットはありますね。

異業種やWEB業界と比較して、客先駐のリスクをゼロにできないことです客先常駐の割合が30%未満の企業は39.3%あるため、私たちはこの4割の会社を目指す必要があります。

SIer業界で開発経験を積めたなら、その後に異業種の社内SE、WEB業界、フリーランスを目指すのは難しくありません。まずは、実務経験を積む事を1番の目標にしましょう。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

▼▼受託・社内開発ならマイナビ×ITがお勧め▼▼

  1. マイナビ×ITSIer系の受託・社内開発を目指すなら
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを目指すなら
  3. レバテックキャリアリスクでもWEB業界を目指すなら

転職サイトの中で、1番のお勧めは「マイナビ」です。

なぜならば、社内開発・社内SEに強みがある転職サイトだからです客先常駐からの転職を最も得意としています。また、業界経験が浅い常駐SEに、1番バランスが良いのもマイナビです。レバテックと社内SE転職ナビは、業界経験が長い玄人向けで少しハードルが高いですね。

両社とも扱う求人が数百社と少なく、社内SEやWEB業界に偏るのが難点です

また、大手2社(リクナビやDODA)よりも親切な対応で高評価を得ています。IT系求人の質が高く20〜30代前半に限っていえば、大手総合転職サイト2社よりも良案件が多いです。私自身が、マイナビを利用して、客先常駐を逃れたので1番のお勧めです

必ず常駐SEを脱せられる訳ではないが、私たちの将来に可能性を感じられますね。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

まとめ:常駐先で有給休暇を拒否された?

客先で有給を取得する方法は...
  1. なるべく早い段階で、有給の相談を上司に始める
  2. 現場の決定権を持っている、常駐先の上司に先に伝える
  3. 有給理由は、本当の理由を伝えなくても良い
  4. 自社の上司には、許可を得た後で決定事項を伝える
  5. 普段から、有給を申請しやすい状況を作る

私たち常駐SEは、高確率で有給取得を拒否されますよね。有給取得が難しい最大の理由は、常駐先と自社の両方から許可を得る必要があるからです。常駐先から見たら私たちは派遣社員なので、休まずに労働力を提供して欲しいと思っています。自社の上司も、客先であるお客様が嫌がる事をして欲しくありません。

本来であれば、私たち労働者いつでも有給を取得できます。

労基基準法の第39条を読むと、会社側には許可権も拒否権もない事がわかりますまた、時季変更権は認められているが、「通常の業務に支障をきたすような重大な事態」でなければ、変更できないとあります。そもそもですが、他社の管理職が下請け社員に対して、有給の拒否を論じる権利すらありません。

法的には私たちは、いつでも会社を休めますね。ただし、だからと言って法律を盾に会社を休むのは得策ではありません法律上は簡単に有給が取れても、現実世界では建前があるからです。私たちは有給をスムーズに取得できるように、事前に準備が必要ですね。

有給申請を拒否する会社であれば、近い将来に辞める事も考えましょう。

なぜならば、労働者の権利である有給ですら取れないならば、かなりヤバイ職場だからです。偽装請負、多重派遣、残業未払い、長時間労働、低賃金など、様々な問題が裏に潜んでいます身体や精神の限界まで働かされて、身体を壊せば捨てられるのは間違いありません。

社内開発に転職して以降は、有給休暇を拒否されることはなくなりました。なぜならば、スケジュールを自社で管理するため、都合に合わせて自由に調整できるからです。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までです。

なぜならば、景気サイクルは8年周期で周り、再び金融危機が発生するからです。2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時20,418円(8月15日)まで落ち込みましたね

アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。アップル株はiPhoneの販売不振で暴落していました(232→142ドル)。一度不景気が発生したら、1週間も経たない内に株価は半値以下まで暴落します。

求人倍率が1倍を下回ると、客先常駐で働くSEの大半が首を切られます2008年の金融危機では、常駐先のフロアの空席が3分の1まで増え、半数以上の常駐社員が自社に帰らされました。

そうなる前に、私たち常駐SEは具体的な行動に移す必要があります。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. プロジェクトの予算が縮小され、労働者が市場に溢れる
  2. 客先常駐の半数以上は、翌月以降の契約を更新できない
  3. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  4. 不景気になると、優秀なSE以外は内定を獲得できない
  5. 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
  6. 少ない労働者で現場を回すため、今より労働時間が増える
  7. 失業を避けられても、転職の機会を失い次の5年間も同じ現場で働く
  8. 人件費が安い外国人を採用し、日本国内の開発が激減する
  9. 常駐先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  10. 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる

客先常駐の最大の問題は、開発経験が積めない事です。開発経験が積めないと、手を動かすだけの労働者と変わらないため、転職もできないですね。

専門スキルを身につけ必要な人材に成長できれば、リストラされる心配もなくなります。まずは、客先常駐を抜け出して1日も早く、専門スキルが磨ける社内開発に転職しましょう。専門スキルを身につけらば、将来の漠然とした不安もなくなります。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

30歳時点で年収に200万円も差があると、残りの生涯年収で6000万円も違いますねブラックで働いている劣等感で家族を持つこともできず、一生涯孤独で生きていたと思います。

未経験者の市場価値は年齢とともに減少するため、将来動く予定があるならば景気が上向いている今行動した方が良いです2019年以降では、金融危機が発生しもう手遅れである可能性が高いです。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。

マイナビは、社内開発や社内SE向けの求人を多数扱います。

公式サイト:SE・プログラマーの転職『マイナビエージェント×IT』

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