客先常駐だと有給が取れない|退職前の有給消化を断られたら?

有給取得は、労働者に与えられた権利ですね。しかしながら、様々な理由で私たち常駐SEは有給を拒否されています。

  • 「有給を取る時には、常駐先の管理者に許可を取れと言われた…」
  • 「残業など事前に対策しなければ、有給を取れないと上司に拒否された…」
  • 退職前に14日分の有給を消化しようとしたら、上司に拒否された…」

客先常駐では、たくさんのSEが有給を拒否されています。

私も常駐時代には、3年間常駐先で働きましたが、有給を取得したのは5回もありません自社の上司からは客先の管理者に許可を取れと言われ、客先の上司からはスケジュールを維持できるなら良いと言われます。

毎日残業しているので、実質的に有給を取るなという暗黙の了解ですね

しかしながら、労働基準法では有給休暇の申請に理由や会社の許可は必要ないと明記されていることを、あなたはご存知ですか?私たちは常駐先(他社の管理職)や自社の上司に、許可や理由を伝える必要はないんですね。

法律を盾にすれば、私たちは簡単に有給を取得できます。

しかしながら、常駐先や自社で亀裂が生まれるため、賢いやり方ではないですね。退職する前提なら良いですが、そうでなければデメリットの方が大きいです。

ここでは、有給を取得する際の基本的なルール、それから客先常駐でトラブルなく有給を取得する方法を紹介します。

有給を取得したいSE向け
  1. 常駐SEで、有給を断られたSEはたくさんいる?
  2. 有給を取得するための基本的なルールは?
  3. トラブルなく、有給を取得する方法は?

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  1. マイナビ×IT受託・社内開発の案件に強い
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを専門に扱う

1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、過去にマイナビを利用して客先常駐から社内開発に転職できたからです。長時間労働から逃れた上に、年収は4年間で300→520万円まで増えました。

業界経験が浅い常駐SEは、早めに行動した方が良いですね。

なぜならば、転職サイトの良案件は開発経験があるSEから順に埋まるからです。転職の開始時期が遅れると、必然的に売れ残りのブラックを引かされますこのタイミングを逃すと、次の半期に良い案件が市場に出る、4ヶ月後まで待つ必要があります。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

常駐SEが社内開発に転職できるのは人材不足の今だけです。2019年以降は、人材不足が解消される可能性は高いです。金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、常駐SEの需要は減りますね。

IT業界の転職有効求人は6.79倍ですが、2009年と同様に1倍を下回ると開発経験がある優秀なSE以外は転職できませんレポート:2019年1月)。

常駐SEで有給を断れた人たちは?

客先常駐では、たくさんのSEが有給を拒否されています。

Aさん)常駐先の担当者に許可を得る

客先に常駐して請負で働いているのですが、休むときは客先の担当者に連絡をいれなければいけないのでしょうか?上司は連絡を必ず入れろと言いますが、私の意見としては、請負なのだから常駐先にいる自社の責任者に連絡を入れて、責任者もそのことを把握していれば問題ないと思いますが間違っているのでしょうか。

責任者もわざわざ、うちの社員はいついつ休みますだとか、今日は体調不良で休みなんです、とかを客先に伝える必要性はないと思います。もちろん打ち合わせの約束をしていた場合や、そもそも派遣契約の場合は知らせる必要はあると思いますが。

現状、客先がうちの社員の業務計画を立てたり、直接指導していて請求も時間単価、また客先と同じフロアで働いているので、上司の言っていることは現実の対応としてはやむをえないかとも思いますが、ルールとしてそれを設けるのはおかしいのではと思います。持ち帰りならいいのか、時間請求でなければいいのか、明確な答えをお持ちの方教えてください。

出典:Yahoo知恵袋

この現場は間違いなく「偽装請負」ですよね。

請負契約ならば、客先の許可を取る必要はありません。取引先とはいえ、他社社員が有給の可否を判断する権限は勿論ありません。

客先常駐の偽装請負について、詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

参考:客先常駐(SES契約)は法的にも違法|2年目以降はあなたも加害者

Bさん)自社の上司に拒否される

特定派遣会社の正社員で、客先常駐をしております。客先には私一人で派遣されており、自社の上司は別の客先に常駐しております。この上司に有給休暇取得申請(システム上)前にお伺いを立てたところ、「対策(残業をするとか)を明確にしてから申請してもらいたいので、申請の前に一旦相談しましょう。実際の稼働計画と調整します。」と言われました。(メールでのやり取り。システム上での申請前に上司に“申請の許可”を得なければならないという暗黙のルールが社内にあります。)

客先の上長にはすでに許可をとっており、その日私が休んでも、携わっているプロジェクトに影響は出ません。

自社の上司としては、派遣社員の稼働時間が短くなるとそのまま売上に響くので、有休を取得した月の売上目標を達成できないことを懸念しているそうですが、会社はこのような理由で社員の有給休暇取得を否認することは出来るのでしょうか。

参考:教えて!Goo

有給は労働者の権利なので、雇用主は拒否することはできません。雇用主ができるのは、会社の業務に支障が出る場合のみ、時期の調整をお願いできます。売上が落ちるから、スケジュールに支障が出るからは、拒否する理由として認められません。

むしろ有給を認めない場合、会社側は法律違反になりますね。また、私たちは有給の理由を伝える義務もないですね。

Cさん)退職前の有給が消化できない

客先常駐の引継について。私は来月末で退職を予定しています(退職願はまだ提出していません)。現時点で有給が14日残っています。先日、自社の担当に退職したいと告げたところ、引継をしないと有休は消化できない。と言われました。

しかし、私の常駐している現場は、セキュリティー研修など受けないと常駐できず、すぐ新しく人を入れることができません。現在は1人で客先常駐しているので、引継相手もいない状態です。

私が入るときは、当時担当していた自社の人間から自社内で引継を受けましたが、30分くらいで終わりました。客先には手順書などもありますし、自社からは私しかいませんが、客先のプロパー社員がいて、その人は私のやっている業務は全て理解して遂行できる状態です。(私も業務のほとんどをその人からレクチャーを受けてやったか手順書を見てやりました。)

私の場合は、引継なんていらないと思うのですが、有休は消化できないのでしょうか?引継にしても新しく人が入れるまでに時間がかかり、私の有給が無くなってしまいます。

参考:Yahoo知恵袋

引き継ぎをしないと有給を消化できないルールはないですね。引き継ぎの時期を明確に示してもらい、それ以外の日は有給を全て消化してから退職しましょう

会社側は、有給消化を拒否する権利を持っていません。

以上からも分かる通り、常駐SEは様々な理由で有給を拒否されている事がわかります。まずは、私たちは基本的な有給のルールを正しく把握する必要がありますね。

有給を取得する基本的なルールは?

有給を取得する際に、基本的なルールを正しく把握しましょう。

ルール1:有給は労働者の権利である

有給は労働者に与えられた権利ですね。

意外と知られていない事ですが、労働基準法では有給休暇の申請に理由や会社の許可は必要ないと明記されています。つまり、「○/○に有給を取ります」と伝えるだけでOKですね。

会社側は、労働者の有給を拒否する権利はありません。会社ができるのは時季変更の調整だけですね。

ルール2:会社が時季を変更できる条件は?

会社側は、いつでも時季変更の権利を行使できるわけではありません。

時季変更を行使できるのは...
  1. その労働者にしかできない業務があり、期日が迫っているなどの事情がある
  2. 繁忙期や決算期などで今の時期に休暇を取られると業務に多大な支障が出る

参考:時季変更権の確認とパワハラへの対処法

時季変更権が認められるのは、かなり限定的なケースですね。有給休暇で営業活動に支障が発生し、有給休暇を取得できるように配慮する事で、初めて会社は時季変更が認められます。

業務が忙しいから」「客先の売上が落ちるから」という理由では認められません。なぜならば、普通に働いていれば業務が忙しくない時期はないし、労働時間が減り売上が下がるのも、予め想定されている事だからですね。

ルール3:6ヶ月勤務で有給は1日発生する

有給は、労働者に与えられる権利です。

働き始めてから6ヶ月間で、年10日間の休みが発生しますね。6ヶ月以降は1年ごとに付与され、6.5年後には20日間が発生しますこれは、法律で認められた最低限の日数ですね。

会社は有給を自由に設定でき、これ以上増やすことも可能ですね。前年の有給を翌年に繰り越す会社もあります。

ルール4:年5日取らなければ罰金がある

2019年4月から、労働者の有給が義務化されました。

法律に違反した場合、すなわち最低年5日の年休を取得させなかった場合、従業員一人当たり最大30万円の罰金に処せられます

使用者が時季を指定しなかった場合はもちろん、時季を指定したにもかかわらず労働者が出勤した場合も処罰される可能性もあります。理屈としては、従業員数30人の企業の場合は、最大900万円の罰金という可能性があります。

参考:【働き方改革】労働者に年次有給休暇を年5日取得(消化)させることが義務化

以前よりも、有給が取りやすくなるのは間違いないですね。

法律上は、私たちが有給を取得するのは権利として与えられています。しかしながら、実際には法律を盾に有給を取るのは難しいですよね。職場には職場のルールがあり、それに従わなければ私たちに居場所はないからです。

では、私たち常駐SEがトラブルなく取得するには、どうすれば良いのでしょうか。

トラブルなく有給を取得する方法は?

常に法律を盾にするのは、賢い選択肢ではありません。法律に頼るのは最終手段として考え、有給を取れるように事前に努力する必要がありますね。

その1:自社の上司に止められたら?

有給を取る事で自社の上司が困る理由は、客先に迷惑を掛けるからです。

私たち常駐SEは、客先にお願いして社員を置いてもらっている立場なので、個人の都合で会社を休まれたら困るのが本音です(請負契約なので本当は問題ないが)。

そのため、上司に連絡を入れる際には、先に常駐先の管理者に許可を取り、すでに承諾を得ていると伝えましょうそうすれば、自社の上司が拒否する理由は何もありません。

その2:常駐先の管理者に止められたら?

常駐先の現場監督に拒否されるケースもありますね(本来であれば他社が拒否する権利はないですが)。私は次のように対策を考えていました。

  1. 普段から身体が弱い事をアピールして、病院に通っている事を伝える
  2. 自社の都合やルールで、有給を消化しなければならないと伝える
  3. 拒否された場合に、いつならば大丈夫ですかと代わりの日を聞く
  4. 休む予定がある日は、1ヶ月以上前に伝えておく

そもそもですが、他社が有給の取得を拒否する権利はありません。

相手と揉めるのは得策ではないが、有給を取るのがどうしても難しいと感じたら、自社と相談してみます」「それでも、ダメなら労基や弁護士に相談してみます」と強い言葉を掛けるしかありません。

そもそも、偽装請負に当たるため、外部に相談されて困るのは相手側ですね。

この常駐先とは、今後契約できない可能性もあります。けれども、冷静に考えて有給すら取れない職場であれば、私たちは長く働き続けるべきではありません

この問題を放置していたら、親族の葬式にも駆けつけられない可能性があります。祖父母や両親が倒れても休めない職場なら、早く縁を切った方が良いですね家族を犠牲にしてまで価値がある仕事など、この世の中にはありません。

その3:退職前の有給消化を断れたら?

私たち常駐SEは、退職前の有給消化も断れる事もあります。退職前提なので、少し強気に対応しても問題ないですね。

会社側は、有給の時季変更権を持っています。

しかしながら、退職後に有給取得はできないため、有給消化を拒否する権限はありません引き継ぎが必要なのであれば、引き継ぎのスケジュールを掲示してもらいましょう。

拒否された場合は、退職日を保留して労基に相談すると伝えます。

1日間の有給は、1万円の価値がありますね。1ヶ月間(20日間)有給を消化せずに会社を辞めると、40万円分の損をします会社を辞める際には、軽率に行動するのではなく計画的に対応しましょう。

客先常駐の辞め方に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

参考:客先常駐を1ヶ月以内に辞める方法|トラブルや損害賠償の回避方法

最初から、法律を盾にするのは賢い選択肢ではありません。弁護士に相談すれば簡単に解決しますが、職場から白い目で見られるからです問題が起きないように、対策を取りたいですね。

どちらにしても、有給を取得できない会社で長く働き続けるのは無理ですね。

有給を拒否する会社は十中八九ブラックです。近い将来に別のことで問題が起きるので、早い段階で会社を辞める事を考えた方がいいですね。

有給取得でブラック度合いがわかる?

上司の有給に他する対応で、私たちはその会社のブラック度合いを測れます。客先都合や理由もなく上司に拒否される場合は、間違いなくブラックですね。

客先常駐を続ける限りは、スムーズに有給を取得するのは無理です。なぜならば、月単価で外部に労働力を提供する契約を結び、私たちは外部の管理下で働くからです。

常駐先の上司は「派遣のくせに勝手に有給を使うな」と思っているし、自社の上司は「客先に迷惑が掛かるから有給は取るな」と思っています。

私自身も、常駐時代はほとんど有給を取れませんでした。3年間働きましたが、自分の都合で有給を取得したのは5日もありません。常駐の若手SEは、有給が取れない空気があるからです

有給を取れる職場で働くには、常駐以外で働く必要があります。

私は、社内開発に転職してからは自由に有給を取れました。なぜならば、自社でスケジュールを管理しているので、休みは全て自分の作業次第だからです。

常駐時代に有給で苦労した私は、チームリーダーに就いた時は積極的に後輩や若手社員に休みを促しました。有給を取りたいと言われたら、繁盛期でも納期直前でも理由を聞かずにOKと伝えます

納品後には「有給を取らなくて大丈夫ですか?」と自分からも質問しました。

チームで働いてくれるSEたちは、私たちが思っている以上にプロジェクトに貢献したいと思っていますね。有給を気持ちよく与える事で、相手もお返ししようと打ち込んでくれます。

また、人間は休みがある方が、高いモチベーションで働けますね。逆に有給を拒否すると、相手に反発心が生まれ信頼関係を築くのは難しいです

自分のためにも、相手のためにも、有給は積極的に与えた方が得をします。

常駐SEを続ける限りは、自由に有給を取るのは現実的に難しいです。できれば、常駐以外で働く事を考えましょう。ここでは、客先常駐を辞めて、社内開発に転職する方法を紹介します。

▼▼客先常駐は必ず脱出できる▼▼

私はこの業界で働く1人でも多くの人に、客先常駐を避けて働いて欲しいと思っています。なぜならば、私自身が客先常駐に何年も苦しめられたからです常駐先で働くSEがいなくなれば、客先常駐の仕組みは成り立たないですね。

私の常駐時代の辛い3年間は、他の人にも決して味わって欲しくありません。

1社目に入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。夜の11時過ぎまで働くも、残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円を下回る月もあります。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

一生懸命に働いても給料が増えないのは、過剰に中間摂取されているからです。

終電間際、ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

その2ヶ月後に、私の人生は大きく生まれ変わりました。

現在私は、海外に開発拠点があり社内開発ができるIT企業で働いています。目標だった海外勤務も実現でき、年収は30歳手前で500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は朝が訪れる度に毎日幸せを感じています

私たちSEが、客先常駐を避けて働くのは難しくありません。

なぜならば、社内開発で働く事を最初から諦め、行動に移さないSEが多いからです。現状の仕組みや制度に不満を言うばかりで、具体的な行動に移すのは全体の1割もいないですよね。だからこそ、行動すれば確実に未来は変わります

私は実務の開発経験がゼロの時に、現在の会社に転職できました。現在も客先常駐で働き続ける元同僚と私の違いは、行動に移しかどうかだけですよね。将来家族ができた時に、自分の子供に勧められない働き方ならば、あなた自身も常駐先で働くのは辞めましょう。

客先常駐を辞めて変わった事は....
  1. 年収300万円 → 転職して4年後に520万円に増える
  2. 賞与は10万円未満 → 年3回の賞与で140〜160万円
  3. 昇給額は年3千円 → 賞与も含めて年40〜60万円
  4. 1人で常駐先に出向 → プロジェクトは全て社内開発
  5. 実務経験に乏しく転職先がない → 面談で+50〜80万円で掲示
  6. 毎日11時まで残業 → 納期月以外は定時に帰宅できる
  7. 運用保守、評価、資料作成 → 開発経験を積み小リーダーもできる
  8. 35歳で職を失う → マネジメントを経験し定年まで働ける
  9. 生涯孤独かもしれない → 家族が出来て毎日幸せを感じる

個人的に1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

常駐SEを辞めて社内開発で働く方法は?

客先常駐以外で働く選択肢はたくさんありますね。

社内開発が多い業種は...
  1. 自社製品やサービスを開発するWEB業界
  2. メーカーから1次請けで受託開発する企業
  3. 異業種(小売業、医療、商社)の情報システム部門で社内SE
  4. 対企業向けに、自社パッケージを開発・販売する企業
  5. 海外に開発拠点がある日系・外資系企業

それぞれ、メリットやデメリットがありますね。そのため、私たちは自分に合う働き方を見い出す必要がありますね。

方法1:自社開発が多いWEB系を目指す

WEB業界を目指す利点は...
  1. エンドユーザ向けのWEB業界は、自社開発が多い
  2. SNS、スマホ、広告業など、急成長する分野で働ける
  3. 実力主義のため、年齢を問わず高収入を得やすい
  4. 労働時間や服装など、自由なライフスタイルで働ける
  5. SIerに多いドキュメントや会議が少ない

自社開発が多いWEB業界は、高い確率で客先常駐から逃れられます。

しかしながら、WEB業界で働くデメリットは、競争相手が多過ぎて収益が安定しない事です。技術進歩やトレンドの移り変わりが早く、5年後の未来でさえ想像できません定年まで働き続けるのは難しく、2〜3年単位で会社を変えます。

またWEB業界は、SIer以上にブラックも多いので注意が必要ですね

スタートアップが多く、赤字経営のベンチャーが大半を占めます労働組合や36協定がなく、SIerの零細以上に劣悪な労働環境に陥りやすいですね。また、SIerと企業文化が大きく異なるため、過去の経験を引き継げない点も難点です。

WEB業界は、技術志向が強くリスクを恐れないSEが目指す場所ですね。

参考:【レバテックキャリアの評価 】本当にWEB系の自社開発に転職できる?

方法2:SIer系の受託開発を目指す

受託・社内開発を目指す利点は...
  1. 同業種のSIerなので、キャリアを活かして転職できる
  2. 仕事内容は常駐SEと同じ、開発案件を社内に持ち込むだけ
  3. 常駐SEと違い、上流工程から携われることができる
  4. 元請けが多く、SEの単価は80万円以上と高い
  5. 社内開発は、チームリーダやマネジメントも経験できる
  6. 市場価値を高められると、いつでも転職できる

客先常駐を避ける方法で、1番のお勧めは受託や社内開発です。

なぜならば、同業種内の転職なので、過去のキャリアを活かして転職できるからです。WEB業界や異業種の転職と比較して、少ないハードルで転職できますよね常駐SEと大きく違うのは、社内に開発案件を持ち込み、社内のリソースを使い開発するだけです。

私自身が社内開発に転職する事で、3年間の客先常駐から脱出しました。

社内開発に転職した時は、業務で開発経験が1度もない時です。それでも社内開発に転職できた理由は、企業が深刻な人材不足に陥っているからですWEB業界や異業種よりも安定しているSIer業界は、SEを育てる社風の会社が多いです。

社内で開発経験を積んだ後は、海外の開発拠点も働かせてもらいます。経験がない当時の私に、プログラミング研修から始まり、システム開発、上流工程や外国人PGの管理など、様々な経験を積ませてくれた事に心から感謝しています。

しかしながら、社内開発にもデメリットはありますね。

異業種やWEB業界と比較して、客先駐のリスクをゼロにできないことです客先常駐の割合が30%未満の企業は39.3%あるため、私たちはこの4割の会社を目指す必要があります。

SIer業界で開発経験を積めたなら、その後に異業種の社内SE、WEB業界、フリーランスを目指すのは難しくありません。まずは、実務経験を積む事を1番の目標にしましょう。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

方法3:異業種の社内SEを目指す

社内SEを目指す利点は...
  1. 大手が多く給与、退職金、手当など福利厚生が充実している
  2. 客先常駐の価格競争や、WEB業界の競争社会から逃れられる
  3. IT以外の別部門が利益を上げるため、プレッシャーが少ない
  4. 開発は外部に委託するため、納期やスケジュールは厳しくない
  5. 転職には向いてないが、定年まで働きやすい

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐を避けられますね。

しかしながら、社内SEのデメリットは、キャリアの形成ができない事です。入社した業種の特殊なスキルに依存しますね。また、外部のIT企業にシステム開発を外注するため経験を積めず、他社のスケジュール管理がメイン業務になります

キャリアが積めないのは、専門職にとっては致命的ですね。

社内SEは定年まで働く事を前提に就職します。しかし、経営が傾いた時に、1番最初に予算削減を検討される危険な部署でもあります。なぜならば、本業の利益に直接結びつかず、コスト部門だと考えられるからですね。

会社の経営が傾いた時に、人生設計を大きく狂わせるリスクがある点には注意しましょう。社内SEは、業種や会社選びが重要になります。

参考:【社内SE転職ナビの評価】|本当に客先常駐がない企業に転職できる?

▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼

IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。

離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。

だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。

ブラックに就職する理由は...
  1. 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
  2. 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
  3. 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
  4. 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
  5. 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる

在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。

離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします

まとめ:客先常駐だと有給が取得できない?

常駐SEで有給を取るためには...
  1. 自社よりも先に、常駐先の上司から許可を取る
  2. 普段から身体が弱い事をアピールして、病院に通っている事を伝える
  3. 自社の都合やルールで、有給を消化しなければならないと伝える
  4. 拒否された場合に、いつならば大丈夫ですかと代わりの日を聞く
  5. 休む予定がある日は、1ヶ月以上前に伝えておく
  6. 退職前の有給消化では、労基や弁護士に相談しますと伝える

法律を盾にすれば、私たちは簡単に有給を取得できます。

しかしながら、実際には法律を盾に有給を取るのは賢い方法ではありません職場には職場のルールがあり、それに従わなければ私たちに居場所はないからです。

まずは、亀裂を生まないように、事前に対策を取る事を考えましょう。

いずれにしても、私たちは有給が取りずらい職場で、長く勤めるべきではありません。有給を拒否する企業は悪質なブラックが多く、祖父母や両親が倒れた時にも拒否する会社も実際にあります

いずれは会社を辞める事を考えて、割り切って接した方が良いですね。客先常駐で働く限りは、有給の拒否は避けられません。社内や自社開発できる企業へ転職を考えましょう。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までです。

なぜならば、景気サイクルは8年周期で周り、再び金融危機が発生するからです。2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時20,418円(8月15日)まで落ち込みましたね

アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。アップル株はiPhoneの販売不振で暴落していました(232→142ドル)。一度不景気が発生したら、1週間も経たない内に株価は半値以下まで暴落します。

求人倍率が1倍を下回ると、客先常駐で働くSEの大半が首を切られます2008年の金融危機では、常駐先のフロアの空席が3分の1まで増え、半数以上の常駐社員が自社に帰らされました。

そうなる前に、私たち常駐SEは具体的な行動に移す必要があります。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. プロジェクトの予算が縮小され、労働者が市場に溢れる
  2. 客先常駐の半数以上は、翌月以降の契約を更新できない
  3. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  4. 不景気になると、優秀なSE以外は内定を獲得できない
  5. 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
  6. 少ない労働者で現場を回すため、今より労働時間が増える
  7. 失業を避けられても、転職の機会を失い次の5年間も同じ現場で働く
  8. 人件費が安い外国人を採用し、日本国内の開発が激減する
  9. 常駐先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  10. 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる

客先常駐の最大の問題は、開発経験が積めない事です。開発経験が積めないと、手を動かすだけの労働者と変わらないため、転職もできないですね。

専門スキルを身につけ必要な人材に成長できれば、リストラされる心配もなくなります。まずは、客先常駐を抜け出して1日も早く、専門スキルが磨ける社内開発に転職しましょう。専門スキルを身につけらば、将来の漠然とした不安もなくなります。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

30歳時点で年収に200万円も差があると、残りの生涯年収で6000万円も違いますねブラックで働いている劣等感で家族を持つこともできず、一生涯孤独で生きていたと思います。

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