常駐SEは突然のクビ切りがある|契約解除を避ける対策方法は?

常駐SEで働いていると、誰もが1度や2度は突然の契約解除を経験します。熱心に常駐先で働くも、突然クビを切られると辛いですよね。そもそも、なぜ私たちは頻繁に契約解除されるのでしょうか

  • 「お客さん先に常駐しているが、今年の4月末に契約解除される…」
  • 「試用期間があり、不適切な人材であれば即日解雇される…」
  • 「愛想が悪い、暗い、コミュ力がないと言われ、2ヶ月でクビになる…」

常駐SEで働く限りは、突然の契約解除は誰にでも起こり得ます。

頻繁に契約解除される最大の理由は、契約更新が1〜2ヶ月毎に行われるからです。2009年の金融危機以降、契約更新がネックとなり派遣のクビを切るタイミングが遅れました。その教訓から、短期間でいつでも契約解除できるように準備しています。

その結果、プロジェクトが継続していても、人数調整で契約を切られる事もあります。

原則的には契約解除は誰にでも起こり得ます。しかし、高い頻度ですぐに契約解除される人材も多いですよね。彼らが契約解除される理由は、極端に対人能力が低いからです。毎日常駐先に出向し客先と顔をあわせる以上、コミュニュケーション能力は常駐SEの必須スキルです。

極端な言い方をすると、対人能力が高ければ常駐SEで生き残るのは難しくありません。

ただし、人と話すのが苦手だから、専門職を選んだ人は多いですよね。人と話すのが苦手な人は、客先常駐がない普通のIT企業を目指しましょう。社内開発は適材適所なので、対人能力が低くても専門知識を活かして活躍できます

社内開発では対人能力は求められないし、ある日突然に契約解除される事もありません専門知識を追求し仕事ができれば、会話が苦手でも上司から評価を得られます。私も対人能力が低くてこの世界に入ったが、社内開発に転職して以降は、順調に昇給し年収520万円を超えました

ここでは、常駐SEが頻繁に契約を解除される理由を紹介します。それから、契約解除されないための対策方法についても紹介します。

突然の契約解除を避けたい人向け
  1. 常駐先に出向しても、すぐに契約を解除される?
  2. なぜ、常駐SEは頻繁に契約解除されるのか?
  3. すぐに契約解除されないための対策方法は?

▼▼客先常駐からの転職に強い大手2社▼▼

  1. マイナビ×IT受託・社内開発の案件に強い
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを専門に扱う

1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、過去にマイナビを利用して客先常駐から社内開発に転職できたからです。長時間労働から逃れた上に、年収は4年間で300→520万円まで増えました。

業界経験が浅い常駐SEは、早めに行動した方が良いですね。

なぜならば、転職サイトの良案件は開発経験があるSEから順に埋まるからです。転職の開始時期が遅れると、必然的に売れ残りのブラックを引かされますこのタイミングを逃すと、次の半期に良い案件が市場に出る、4ヶ月後まで待つ必要があります。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

常駐SEが社内開発に転職できるのは人材不足の今だけです。2019年以降は、人材不足が解消される可能性は高いです。金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、常駐SEの需要は減りますね。

IT業界の転職有効求人は6.79倍ですが、2009年と同様に1倍を下回ると開発経験がある優秀なSE以外は転職できませんレポート:2019年1月)。

常駐先に出向しても、すぐに契約を解除される…

客先常駐で働く限りは、突然の契約解除は絶対に避けられません。

Aさん)今年の4月末に契約解除された…

プロジェクト離籍での不安。今現在、首都圏のSI企業にてSEとしてお客様先にて常駐して勤務していますが、今年の4月末にて契約が解除されることとなってしまいました。契約解除後は本社勤務に戻ることになりますが、何があるのかよくわからず、毎日不安であまり食欲なく、心が折れそうです。

皆様はこのような状態になったときに、どのように対処していましたでしょうか?

参考:Yahoo知恵袋

客先常駐を続ける限りは、誰にでも突然の契約解除はやってきます。

人売りの会社では、本社に戻ってもやることはありません。遊ばせておくわけにはいかないので、資格やスキルの勉強をしろと言われます。そして、営業担当者が入れそうな案件を見つけ次第、次の職場の客先面談が始まります

20代であればすぐに見つかるが、30歳を超えていると難易度が高くなります。社内待機でも常駐先が見つからなければ自宅待機があり、それでもなければ自主退職を勧められます

Bさん)不適切があればすぐに解雇させられる…

転職したてについてです。今度の春ITの客先常駐の仕事に就きます。これから入社書類を書いて提出しますが、入社の誓約でどこの会社でも「試用期間中社員として不適格があれば解雇されても異議がありません」とか「実地期間の2週間に不適格があれば解雇されても異議がありません」みたいなニュアンスの項目があると思います。

これがプレッシャーで、それも経験の浅い或いはない業種で仕事について行けないとかで不適格と見做されたりと思ったりすると不安に思います。そこでですが、転職のこうした不安をどう乗り切れば良いでしょうか?転職で会社の社宅に転居するので尚更プレッシャーで退くに退けません。普通に真面目に仕事していればスキルレベルに関わらずとも乗り切れますでしょうか?宜しくお願いします。

参考:Yahoo知恵袋

普通の感覚がある人なら、2週間でクビになる事はありません。

なぜならば、客先常駐で働くにあたり、高いレベルの技術が求められる事はないからです。2週間で会社が見たいのは、コミュニュケーションができる人材かどうかです具体的には、日常会話レベルで普通のやり取りができるかです。

ブラックが多い客先常駐では、極端に対人能力が低い人も少なくありません。

Cさん)対人能力が低く2ヶ月で契約解除される…

技術職についていますが、客先常駐でいつもクレームがあり、すぐクビになりますクレーム内容は、愛想が悪い、暗い、コミュ力がない・・といわれどこの客先でもおなじ理由でいつも2ヶ月くらいで契約終了します自分の会社には、人嫌いをなおさなきゃ次の客先がない、と言われています。

人と関わらなくていい(はいった当時は)、給与がいい、という理由でこの業界の技術者になったのに、コミュ力を求められるなんて、もう違う職種に言った方がいいかと悩んでいます。そのためにがんばって必死で勉強したのに・・・。

経験が長いため、技術はありますが、仕事は楽しくないし苦痛です。毎分のように時給換算して、お金のことだけを考えて働いています。勤務中はさぼる事で頭がいっぱいです(たぶんばれてる)。人と話すのが嫌で、話しかけられそうになると逃げてしまいます。一日中誰とも話たくないし挨拶もしたくない。しかししなければならないので仕方なくする。他人の顔もみることできません。毎日仕事にいくのが苦痛で仕方ないです。

自分で在宅ビジネスしようと思い、いろいろやってみた経験はありますが、ビジネス文章力がないことや、顧客や取引先とのやりとりがまめに丁寧にできず、相手を怒らせてしまったりして、失敗ばかりで消耗しあきらめました

こんなわたしに向いてる仕事はあるんでしょうか?勉強は好き(工学系)なので、技術系で、給料がよく、ひとりでもできるような仕事(周りに人がいない)ってあるんでしょうか?ちなみに研究者とかは無理です・・経済的に苦しいので。

参考:教えて!Goo

対人能力が低い人は、客先常駐には向いていません。

なぜならば、常駐先に出向しクライアントと毎日顔を合わせ、要望通りに作業するからです対人能力が低い人が技術職を選ぶのは間違っていません。私自身も人と話すのが苦手なので、就活でSEを選択しました。しかしながら、客先常駐は単純労働が多く、そもそも技術職ではないですよね

対人能力に課題があるならば、客先常駐以外のIT企業に就職しなければなりません。社内開発では社内でチームを組むため、適材適所で人材を配置します。対話が苦手な人には、プログラミングの比重が高い仕事を任せてくれます

SEを目指す人でも、技術志向が強い人は意外と少ないです。

以上のように、客先常駐では契約解除される人は少なくありません。そもそもですが、なぜ私たち常駐SEは頻繁に契約解除されるのでしょうか。

なぜ、常駐SEは頻繁に契約解除されるのか?

ここでは、契約解除されるデメリット、その対策方法について紹介します。対人能力に限界を感じているのであれば、スキルを磨くか社内開発に転職するしか道はありません。

その1:客先常駐は突然に契約解除される?

WEB系に転職したい人向け
  1. リスクを取りたくない客先は、1〜2ヶ月毎に契約更新する
  2. 最長でもプロジェクト終了時には、契約解除される
  3. 正社員ではないから、使ってみてダメならすぐに契約を切れる
  4. 人と話すのが苦手で、技術職のSEを目指す人が多い

客先常駐を続ける以上は、誰もが突然の契約解除を経験します。

なぜならば、リスクを取りたくない客先は、1〜2ヶ月毎に契約更新するからです。つまり、常駐SEに過失がなくても、早ければ今月末に契約を切られる事もあります。また、私たちは正社員ではないので、使ってみてダメならば直ぐにクビを切れば良いと考えますね。

常駐時代に、プロジェクト期間が1年間の常駐先に配属されました。

毎日夜遅くまで働き過度期の開発期間が終わります。評価が始まり大量のバグを潰し、システムが安定し始めたタイミングで契約を解除されました。プロジェクトがまだ3ヶ月残っている段階です。定時に帰宅できると期待していたが、翌月からは自社に戻り次の常駐先の客先面談に追われます

客先から見たら、仕事が忙しくなくなればもう用済みですね。

お客さんのためにどれだけ熱心に働いても、私たちはただの派遣です。契約更新が1〜2ヶ月毎にある以上は、いつでも契約解除される気持ちで準備が必要ですよね。

その2:契約解除されやすいSEの特徴は?

契約解除され易い常駐SEは、例外なく人と話すのが苦手なタイプです。

客先常駐では、高いレベルで技術力が求められる事はありません。なぜならば、外部の労働力に業務を委託するため、運用保守や評価など単純労働が多いからです。そのため、未経験者でも客先常駐の会社に簡単に入社できますよね。

常駐先で毎日顧客と顔を合わせるため、コミュニュケーション能力が低いと仕事ができません人と話すのが苦手だから技術職を目指す人が多いが、客先常駐では完全にミスマッチですね。そもそも、客先常駐は専門職や技術職ではないですね。試用期間を設けたり、2週〜1ヶ月で契約解除するのは、対人能力の有無を見ているからです。

常駐SEで生き残るためには、まずは対人能力を身に付ける必要があります。

  1. 相手から待つのではなく、自分から人に話しかける
  2. 仕事以外で、相手が関心を持つ事を積極的に話す
  3. 理解が難しい、説明がわからないと感じたら積極的に質問する
  4. 相手のことを理解し、事前に質問を準備する
  5. 自分の弱い部分を、あえて人に説明し理解してもらう

その3:契約解除されたらどうなる?

契約解除されたらどうなる...
  1. 翌月から自社に戻り、待機中に資格やスキルを勉強する
  2. 上司や営業が新しい職場を探し、客先面談に行く
  3. 次の常駐先が決まらないと、自宅待機をさせられる
  4. 自宅待機後も常駐先が決まらないと、自主退職を勧められる

客先から契約を解除されると、翌月からは自社に出社しますね。

待機期間中は資格やスキルを学びながら、同時進行で客先面談をこなします。社内待機で次の常駐先が決まらなければ、自宅待機が始まります。なぜならば、自宅待機であれば合法で給与を40%カットできるからです自宅待機後も見つからなければ、待ち受けているのは自主退職です。

常駐先で仕事がないならば、社内の案件で働けば良いと考えますよね。

しかしながら、社外で仕事がなければ社内でも仕事はないです。なぜならば、1〜2ヶ月しか在籍しない人材にお願いできる作業はないからです。お願いする際にやり取りが増えるため、かえって仕事が増えます。また、基本的には常駐SEに社内の案件をお願いする発想はありません

なぜならば、社外に出す方が経費を掛けずに確実に利益を得られるからです。そもそもですが、社内で必要とされる人材であれば、最初から社外に出向させないですよね。社外で仕事がなければ、社内で働けば良いと考えるのは甘いです。

短期間で常駐先を解除されると、経歴書の経歴が無駄に増えます。その結果、次の常駐先を見つけるのも難しくなります。

参考:自宅待機の給与40%カットは違法?|待機中は手取で6.4万円

すぐに契約解除されないための対策方法は?

契約解除されない対策方法は...
  1. 最低限のコミュニュケーション能力を身に付ける
  2. 出向先に1人で常駐しないように、上司や営業に相談する
  3. 対人がどうしても無理なら、開き直って専門知識を身につける
  4. 客先常駐がないIT企業で、専門職としてSEを目指す

契約解除されないために1番重要なのは、コミュニュケーション能力です。

コミュニューケーションが苦手な常駐SEは多いが、意識して取り組めば割と簡単に克服できますなぜならば、クライアントは最低限の対人能力を求めているからです。私たちは、コミュニュケーションのプロを目指すわけではないですね。自分から話題を振れるだけでも、周囲の反応や状況は大きく変わります。

自分から話題を振れない人は、ノートにメモを取り誰に何を話すか事前に用意しましょう。

対人能力がどうしても改善できないならば、専門知識を身につけて技術の世界で生きるしかありませんひとつでも特出した能力やスキルがあれば、現場で重宝される人材になれます。私たちから話しかけなくても、相手から敬意を持って話しかけてくれますね。

ただし、対人能力や高いスキルを身につけても、契約解除の問題を完全に克服できるわけではないですね。契約更新が1〜2ヶ月毎にあるため、クビを切られる可能性は常にあるからです。契約解除を完全に避けるためには、客先常駐がない普通の企業で働く必要があります

実は、契約解除は社内開発に転職するチャンスになります。

契約解除は、社内開発に転職するチャンスになる?

契約解除のメリットは...
  1. 社内待機で通勤や勤務など、合計10時間を自由に使える
  2. 自由に使える時間が増えるため、転職に時間を使える
  3. 志望動機や企業研究など、十分な時間が確保できる
  4. 客先面談で練習しながら、転職の面談にも活かせる
  5. 十分な時間を確保できるため、社内開発に絞って就活できる
  6. 契約解除で仕事がなくても、転職に有利な在職中で活動できる

契約解除の最大のメリットは、転職活動に力を入れられる事です。

契約解除で社内待機が始まるため、自由な時間がたくさんあります。社内待機を利用して、転職活動に力を入れられますね。在職中の転職活動であれば、1日に1〜2時間もない中で企業研究しなければなりません。時間が取れない事で安易に就職先を決めてしまい、また同じようなブラックに就職する常駐SEは多いですよね。

待機期間中であれば、空いた10時間で転職活動に集中できます。

仕事がない状況は精神的に辛いが、転職に有利な在職中として就活できますね。自己PRや志望動機、企業研究に十分な時間を確保できるため、確実にブラックを避けて就職できます。

月に20万円も給与が得られて、転職活動に時間を100%費やせる」と考えましょう。正直なところ、社内待機がある会社はかなりブラック度が高いです。たとえ次の職場を見つけられても、どのみち長くは持たないです。

将来のキャリアを考えるのであれば、早い段階で転職した方がいいですね。

私は待機や常駐先の放置期間を利用して、語学の勉強や転職活動に時間を費やしました。その結果、海外に開発拠点がある社内開発に転職します。転職してから4年後に年収が520万円を超え、納期がない月は毎日定時に帰宅しています

社内待機は精神的に辛いが、考え方次第では2度とないチャンスにもなりますね。

▼▼客先常駐は必ず脱出できる▼▼

私はこの業界で働く1人でも多くの人に、客先常駐を避けて働いて欲しいと思っています。なぜならば、私自身が客先常駐に何年も苦しめられたからです常駐先で働くSEがいなくなれば、客先常駐の仕組みは成り立たないですね。

私の常駐時代の辛い3年間は、他の人にも決して味わって欲しくありません。

1社目に入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。夜の11時過ぎまで働くも、残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円を下回る月もあります。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

一生懸命に働いても給料が増えないのは、過剰に中間摂取されているからです。

終電間際、ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

その2ヶ月後に、私の人生は大きく生まれ変わりました。

現在私は、海外に開発拠点があり社内開発ができるIT企業で働いています。目標だった海外勤務も実現でき、年収は30歳手前で500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は朝が訪れる度に毎日幸せを感じています

私たちSEが、客先常駐を避けて働くのは難しくありません。

なぜならば、社内開発で働く事を最初から諦め、行動に移さないSEが多いからです。現状の仕組みや制度に不満を言うばかりで、具体的な行動に移すのは全体の1割もいないですよね。だからこそ、行動すれば確実に未来は変わります

私は実務の開発経験がゼロの時に、現在の会社に転職できました。現在も客先常駐で働き続ける元同僚と私の違いは、行動に移しかどうかだけですよね。将来家族ができた時に、自分の子供に勧められない働き方ならば、あなた自身も常駐先で働くのは辞めましょう。

客先常駐を辞めて変わった事は....
  1. 年収300万円 → 転職して4年後に520万円に増える
  2. 賞与は10万円未満 → 年3回の賞与で140〜160万円
  3. 昇給額は年3千円 → 賞与も含めて年40〜60万円
  4. 1人で常駐先に出向 → プロジェクトは全て社内開発
  5. 実務経験に乏しく転職先がない → 面談で+50〜80万円で掲示
  6. 毎日11時まで残業 → 納期月以外は定時に帰宅できる
  7. 運用保守、評価、資料作成 → 開発経験を積み小リーダーもできる
  8. 35歳で職を失う → マネジメントを経験し定年まで働ける
  9. 生涯孤独かもしれない → 家族が出来て毎日幸せを感じる

個人的に1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

常駐SEを辞めて、社内開発で働く方法は?

IT業界で客先常駐を避ける方法は、大きく分けて次の3つがあります。個人的には、現職のキャリアを活かして、同業種内で社内開発を目指す方法が1番お勧めです。

現在のキャリアを活かすことで、確実に年収アップが見込めるからです

  1. リスクは高いが、自社開発が多いWEB業界を目指す
  2. 医療や流通業界など、異業種の社内SEを目指す
  3. SIer業界内で、受託や社内開発を目指す

方法1:リスクでも挑戦したいならWEB業界へ

WEB業界を目指す利点は...
  1. エンドユーザ向けのWEB業界は、自社開発が多い
  2. SNS、スマホ、広告業など、急成長する分野で働ける
  3. 実力主義のため、年齢を問わず高収入を得やすい
  4. 労働時間や服装など、自由なライフスタイルで働ける
  5. SIerに多いドキュメントや会議が少ない

自社開発が多いWEB業界は、高い確率で客先常駐から逃れられます。

しかしながら、WEB業界で働くデメリットは、競争相手が多過ぎて収益が安定しない事です。技術進歩やトレンドの移り変わりが早く、5年後の未来でさえ想像できません定年まで働き続けるのは難しく、2〜3年単位で会社を変えます。

またWEB業界は、SIer以上にブラックも多いので注意が必要ですね

スタートアップが多く、赤字経営のベンチャーが大半を占めます労働組合や36協定がなく、SIerの零細以上に劣悪な労働環境に陥りやすいですね。また、SIerと企業文化が大きく異なるため、過去の経験を引き継げない点も難点です。

WEB業界は、技術志向が強くリスクを恐れないSEが目指す場所ですね。

参考:【レバテックキャリアの評価 】本当にWEB系の自社開発に転職できる?

方法2:異業種に転職するなら社内SEへ

社内SEを目指す利点は...
  1. 大手が多く給与、退職金、手当など福利厚生が充実している
  2. 客先常駐の価格競争や、WEB業界の競争社会から逃れられる
  3. IT以外の別部門が利益を上げるため、プレッシャーが少ない
  4. 開発は外部に委託するため、納期やスケジュールは厳しくない
  5. 転職には向いてないが、定年まで働きやすい

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐を避けられますね。

しかしながら、社内SEのデメリットは、キャリアの形成ができない事です。入社した業種の特殊なスキルに依存しますね。また、外部のIT企業にシステム開発を外注するため経験を積めず、他社のスケジュール管理がメイン業務になります

キャリアが積めないのは、専門職にとっては致命的ですね。

社内SEは定年まで働く事を前提に就職します。しかし、経営が傾いた時に、1番最初に予算削減を検討される危険な部署でもあります。なぜならば、本業の利益に直接結びつかず、コスト部門だと考えられるからですね。

会社の経営が傾いた時に、人生設計を大きく狂わせるリスクがある点には注意しましょう。社内SEは、業種や会社選びが重要になります。

参考:【社内SE転職ナビの評価】|本当に客先常駐がない企業に転職できる?

方法3:キャリアを活かしてSIerの社内開発へ

受託・社内開発を目指す利点は...
  1. 同業種のSIerなので、キャリアを活かして転職できる
  2. 仕事内容は常駐SEと同じ、開発案件を社内に持ち込むだけ
  3. 常駐SEと違い、上流工程から携われることができる
  4. 元請けが多く、SEの単価は80万円以上と高い
  5. 社内開発は、チームリーダやマネジメントも経験できる
  6. 市場価値を高められると、いつでも転職できる

客先常駐を避ける方法で、1番のお勧めは受託や社内開発です。

なぜならば、同業種内の転職なので、過去のキャリアを活かして転職できるからです。WEB業界や異業種の転職と比較して、少ないハードルで転職できますよね常駐SEと大きく違うのは、社内に開発案件を持ち込み、社内のリソースを使い開発するだけです。

私自身が社内開発に転職する事で、3年間の客先常駐から脱出しました。

社内開発に転職した時は、業務で開発経験が1度もない時です。それでも社内開発に転職できた理由は、企業が深刻な人材不足に陥っているからですWEB業界や異業種よりも安定しているSIer業界は、SEを育てる社風の会社が多いです。

社内で開発経験を積んだ後は、海外の開発拠点も働かせてもらいます。経験がない当時の私に、プログラミング研修から始まり、システム開発、上流工程や外国人PGの管理など、様々な経験を積ませてくれた事に心から感謝しています。

しかしながら、社内開発にもデメリットはありますね。

異業種やWEB業界と比較して、客先駐のリスクをゼロにできないことです客先常駐の割合が30%未満の企業は39.3%あるため、私たちはこの4割の会社を目指す必要があります。

SIer業界で開発経験を積めたなら、その後に異業種の社内SE、WEB業界、フリーランスを目指すのは難しくありません。まずは、実務経験を積む事を1番の目標にしましょう。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

▼▼受託・社内開発ならマイナビ×ITがお勧め▼▼

  1. マイナビ×ITSIer系の受託・社内開発を目指すなら
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを目指すなら
  3. レバテックキャリアリスクでもWEB業界を目指すなら

転職サイトの中で、1番のお勧めは「マイナビ」です。

なぜならば、社内開発・社内SEに強みがある転職サイトだからです客先常駐からの転職を最も得意としています。また、業界経験が浅い常駐SEに、1番バランスが良いのもマイナビです。レバテックと社内SE転職ナビは、業界経験が長い玄人向けで少しハードルが高いですね。

両社とも扱う求人が数百社と少なく、社内SEやWEB業界に偏るのが難点です

また、大手2社(リクナビやDODA)よりも親切な対応で高評価を得ています。IT系求人の質が高く20〜30代前半に限っていえば、大手総合転職サイト2社よりも良案件が多いです。私自身が、マイナビを利用して、客先常駐を逃れたので1番のお勧めです

必ず常駐SEを脱せられる訳ではないが、私たちの将来に可能性を感じられますね。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

まとめ:常駐SEは突然に契約を解除される?

契約解除されない対策方法は...
  1. 最低限のコミュニュケーション能力を身に付ける
  2. 出向先に1人で常駐しないように、上司や営業に相談する
  3. 対人がどうしても無理なら、開き直って専門知識を身につける
  4. 客先常駐がないIT企業で、専門職としてSEを目指す

常駐SEで働く限りは、突然の契約解除は誰にでも起こり得ます。なぜならば、契約更新が1〜2ヶ月毎に行われるからですね。2009年の金融危機以降、契約更新がネックとなり派遣のクビを切るタイミングが遅れました。その教訓から、短期間でいつでも契約解除できるように準備しています。

その結果、プロジェクトが継続していても、人数調整で契約を切られる事もあります。

原則的には契約解除は誰にでも起こり得ます。しかし、高い頻度ですぐに契約解除される人材も多いですよね。彼らが契約解除される理由は、極端に対人能力が低いからです。毎日常駐先に出向し客先と顔をあわせる以上、コミュニュケーション能力は常駐SEの必須スキルです。

極端な言い方をすると、対人能力が高ければ常駐SEで生き残るのは難しくありません。

ただし、人と話すのが苦手だから、専門職を選んだ人は多いですよね。人と話すのが苦手な人は、客先常駐がない普通のIT企業を目指しましょう。社内開発は適材適所なので、対人能力が低くても専門知識を活かして活躍できます

社内開発では対人能力は求められないし、ある日突然に契約解除される事もありません専門知識を追求し仕事ができれば、会話が苦手でも上司から評価を得られます。私も対人能力が低くてこの世界に入ったが、社内開発に転職して以降は、順調に昇給し年収520万円を超えました

契約解除が怖いのであれば、最終的には社内開発を目指すしかありません。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までです。

なぜならば、景気サイクルは8年周期で周り、再び金融危機が発生するからです。2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時20,418円(8月15日)まで落ち込みましたね

アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。アップル株はiPhoneの販売不振で暴落していました(232→142ドル)。一度不景気が発生したら、1週間も経たない内に株価は半値以下まで暴落します。

求人倍率が1倍を下回ると、客先常駐で働くSEの大半が首を切られます2008年の金融危機では、常駐先のフロアの空席が3分の1まで増え、半数以上の常駐社員が自社に帰らされました。

そうなる前に、私たち常駐SEは具体的な行動に移す必要があります。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. プロジェクトの予算が縮小され、労働者が市場に溢れる
  2. 客先常駐の半数以上は、翌月以降の契約を更新できない
  3. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  4. 不景気になると、優秀なSE以外は内定を獲得できない
  5. 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
  6. 少ない労働者で現場を回すため、今より労働時間が増える
  7. 失業を避けられても、転職の機会を失い次の5年間も同じ現場で働く
  8. 人件費が安い外国人を採用し、日本国内の開発が激減する
  9. 常駐先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  10. 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる

客先常駐の最大の問題は、開発経験が積めない事です。開発経験が積めないと、手を動かすだけの労働者と変わらないため、転職もできないですね。

専門スキルを身につけ必要な人材に成長できれば、リストラされる心配もなくなります。まずは、客先常駐を抜け出して1日も早く、専門スキルが磨ける社内開発に転職しましょう。専門スキルを身につけらば、将来の漠然とした不安もなくなります。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

30歳時点で年収に200万円も差があると、残りの生涯年収で6000万円も違いますねブラックで働いている劣等感で家族を持つこともできず、一生涯孤独で生きていたと思います。

未経験者の市場価値は年齢とともに減少するため、将来動く予定があるならば景気が上向いている今行動した方が良いです2019年以降では、金融危機が発生しもう手遅れである可能性が高いです。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。

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