客先常駐の割合は全体の92.3%|社内開発で働くためには?

客先常駐以外で働きたいと考える常駐SEは多いです。しかしながら、現実問題として多くのSEが、常駐先に出向して働きます。私たちが客先常駐を避けられる可能性は、具体的にどれくらいあるのでしょうか?

  • 「客先を避けて、社内開発で働く可能性はどれくらいあるの…」
  • 「社内開発で働くには、具体的に企業の何を見れば良いの…」
  • 「常駐SEをしながら、将来的に自社開発もできるだろうか…」

結論から伝えると、客先常駐がないIT企業を探すのは難しいです。

なぜならば、客先常駐している企業の割合は、全体で92.3%を占めます厚生労働省の調査結果)。客先常駐の割合が0%の企業は、全体の7.7%しかありません。現実的に客先常駐を避けるのは難しいですよね。

ここで伝えたい事は、「常駐SEで働く以外に選択肢がない」ではありません。

統計によると、常駐の割合が30%未満の会社は、全体の39.3%もありますこの4割の企業に就職すれば、私たちが常駐SEを避けられる可能性は高いですよね。また、厚生労働省の調査結果は情報サービス業だけを対象にしています。

自社開発が多いインターネットWEB業界や、異業種の社内SEで働く事でも客先常駐は避けられます。戦略さえあれば、必ず客先常駐は避けられます。私が社内開発に転職した時は、実務で開発経験が1度もない時です。目標や意欲さえあれば、必ず社内開発で働けます。

ここでは、IT業界の客先常駐の割合を紹介します。また、社内開発を避けて働く方法や常駐SEを辞めて得られるメリットも紹介します。

常駐SEの割合を知りたい人向け
  1. 客先常駐ばかりの業界で、社内で働ける可能性はあるのか?
  2. 客先常駐の割合は92.3%、30%未満は39.3%ある?
  3. 客先常駐を辞めて、社内開発で働くメリットは?

▼▼客先常駐からの転職に強い大手2社▼▼

  1. マイナビ×IT受託・社内開発の案件に強い
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを専門に扱う

1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、過去にマイナビを利用して客先常駐から社内開発に転職できたからです。長時間労働から逃れた上に、年収は4年間で300→520万円まで増えました。

業界経験が浅い常駐SEは、早めに行動した方が良いですね。

なぜならば、転職サイトの良案件は開発経験があるSEから順に埋まるからです。転職の開始時期が遅れると、必然的に売れ残りのブラックを引かされますこのタイミングを逃すと、次の半期に良い案件が市場に出る、4ヶ月後まで待つ必要があります。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

常駐SEが社内開発に転職できるのは人材不足の今だけです。2019年以降は、人材不足が解消される可能性は高いです。金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、常駐SEの需要は減りますね。

IT業界の転職有効求人は6.79倍ですが、2009年と同様に1倍を下回ると開発経験がある優秀なSE以外は転職できませんレポート:2019年1月)。

社内や自社開発で働ける可能性はあるのか…

常駐SEで働く人の中には、自社や社内開発で働きたいと思っている人は少なくありません。では、どれくらいの可能性で社内開発で働けるのでしょうか。

Aさん)客先常駐と自社開発の割合はどれくらい…

客先常駐SEと自社開発SEの人数の割合は何対何くらいになるのでしょうか。又、その割合は元請や下請け、大企業や中小企業で変わってくるのでしょうか。わたしは将来SEになりたいと思っているのですが、客先常駐SEの方の話を聞くととても大変だという声をよく聞くのでとても不安です。

参考:Yahoo知恵袋

客先常駐と自社開発の割合は半々です。

しかし、客先常駐をしている会社に就職すれば、大半が常駐先に出向しますなぜならば、客先常駐する会社は、技術レベルが低く社内開発したくてもできないからです。客先常駐の割合は、大手か中小で関係はありません。日立や富士通など大手SIerでも、大半が常駐先で働きます。

理想は、元請に近く社内開発だけをしている会社です。

Bさん)大手取引が多い常駐SEを選ぶべきか…

複数のIT企業から内定を頂いたのですが、どちらで働こうか迷っております。先日、IT企業2社から、内定を頂きました、一つは、自社のみの勤務で、プロジェクト先などの常駐派遣が無く、社員数50人未満の小さい会社

もう一つは、客先への常駐か、自社での請負業務がある会社なのですが、お客様先に大手クライアントが多く、また、社員規模も200人程いる会社です。個人的には、どちらも魅力に感じているのですが、どちらかを選ばなければなりません。皆様はどちらが良いと思いますか?

参考:Yahoo知恵袋

自社開発できる会社を選択するべきです。

なぜならば、客先常駐は本質的には派遣と変わらないからです大手取引先が多くても、お客さんから都合良く使われるただの下請けです。社員規模が200名だけならば、大半が常駐先で出向している可能性が高いですよね。

昇給や給与も大切だが、まずは確実に開発経験を積める方を選択しましょう

Cさん)常駐SEしながら自社開発できるのか…

プログラマの働き方で、客先常駐での仕事と自社開発の仕事を両立して行うといった例はあるのでしょうか。客先に常駐して開発を行うことをメインとしているIT企業があります。自社開発は行っておらず、技術提供という形でお客さんから仕事を貰ってこなしていくような形態です。そのような会社で自社開発をやろうとした時、技術者は全員客先に出向いているため、自社開発のメンバを揃えようとすると、契約を切って自社開発に専念するため本社で業務してもらうといった措置をする必要があると思います。

そこで質問なのですが、客先の業務をこなしながら自社開発していくといった例はあるのでしょうか
思いつくのは、客先の出勤日と本社への出勤日を分ける。客先業務後自宅でプログラミングする。等でやっていくことですが、そのような例は聞いたことがありません。自社開発でなくとも、2つ以上の企業の業務をこなしていくといった例はあるのでしょうか。教えてください。

参考:Yahoo知恵袋

現実的に、常駐SEを継続しながら自社開発をするのは無理です。朝7時から夜7〜9時まで拘束された状態で、別業務を入れるとキャパシティオーバーですね。

そもそも、常駐SEしながら自社開発するくらいなら、最初から自社開発に転職した方が早いですまた、業務時間外で貴重な時間を使うならば、クラウドで案件を取得し個人で働いた方が良いですね。開発スキルを積める上に、報酬も得られるため確実に利益があります。

会社の都合で業務を2つ以上掛け持ちされる常駐SEは多いです。しかしながら、彼らが成功した事は1度も見た事がありません。忙しくなるだけで、業務を理由に常駐以外の仕事をすぐに諦めます。開発経験を積んで社内開発に転職した方が何倍も近道ですね。

以上のように、自社や社内開発で働きたいと思っている常駐SEは多いです。しかしながら、社内開発ができる会社は全体的に少ないです社内開発は限られた選択肢である事を、まずは理解する必要があります。

自社開発や社内開発ができる会社は少ない?

社内開発が難しい理由は...
  1. IT業界の大半の企業が、客先常駐やSESをしている
  2. 客先常駐は派遣ビジネスなので、誰でも簡単に起業できる
  3. 社内開発は専門知識があり、技術力が高くないとできない
  4. 自社製品やサービスを開発して販売するのは、リスクが高い

自社開発や社内開発で働きたいと考える常駐SEは多いですよね。

しかしながら、社内開発は専門知識があり、技術力が高い会社でなければできません誰でも簡単に始められる派遣ビジネスは、SE経験がない営業出身者でも経営できます。だからこそ、現在のIT業界は右を見ても左を見ても客先常駐だらけですね。

客先常駐しながら、自社開発や社内開発に移行したいと考える経営者は多いです。

しかしながら、現実的にSESから社内開発に移行するのは無理ですなぜならば、客先常駐は専門職ではないからです。単純労働の経験がない派遣社員たちが、社内で数百万円の開発案件を受託して納品は無理ですよね。実績がない派遣会社に、受託開発を依頼するお客さんもいません

客先常駐やりながら、社員に自社開発させる会社もあります。

しかしながら、客先常駐の片手間で自社開発ができるほど、甘い世界ではありません。片手間で社内開発ができるなら、とっくに客先常駐を抜け出していますよね。私たちから見れば、常駐SEしながら自社開発するよりも、最初から社内開発に転職した方が何倍も早いですよね

では、私たち常駐SEが社内開発で働ける可能性はどれくらいあるのでしょうか。

客先常駐の割合は92.3%、30%未満は39.3%ある?

IT業界で純粋に社内開発だけをしている企業は少ないです。

その1:92.3%が客先常駐をしている?

参考:働き方・休み方改善 ハンドブック(厚生労働省)

厚生労働省によると、客先常駐が0%の企業は全体の7.7%しかありません。つまり、92.3%の事業主は客先常駐しています。いかに私たち常駐SEが、客先常駐を避けるのが難しかがわかりますね。

ただし、この調査は情報サービス業だけに絞っています。

自社開発が多いインターネット・WEB業界や、異業種で働く社内SEは含まれていません。IT産業の急成長により、医療業界、小売業界、流通業界、商社や銀行系でも、情報サービス部門を持つ大手は増えていますよね。

WEB業界や異業種で働くSEを含めれば、客先常駐がない会社の割合はもっと増えますね

その2:30%未満の会社は39.3%もある?

客先常駐が0%の企業は全体の7.7%だが、割合が30%未満の企業は全体の39.3%もあります

つまり私たち常駐SEは、客先常駐の割合が少ない4割の会社を目指す必要があります。現実的に考えた時に、IT業界の実情を知り実務経験があるならば、この4割に入るのはそこまで難しくないですよね。業界未経験者と違い、私たちは経験者は簡単にブラックを避けられます。

客先常駐の割合が7割以上の会社は、全体の28.8%もありますね。これら3割の会社は、残業代なしで手取り18万円以下で社員を働かさるブラックです。多くの未経験者が、客先常駐しかないブラックに就職します。

その3:客先の割合が少ないほど残業も少ない?

客先常駐の割合が高いほど、労働時間も長いという法則があります。

客先常駐の割合が0%の会社では、月80時間を超えて働くSEの割合は42%だけです。反対に、常駐の割合が70〜100%の会社では、倍近い72%を占めますね。労働時間が短い会社を目指すことで、必然的に客先常駐からも避けられます

客先常駐時代は、毎日帰宅が夜の12時を過ぎていました。しかし、社内開発に転職した事で、納期月以外は毎日定時に帰宅しました。なぜならば、社内開発ではスケジュールを全て自社で管理しているからです早く帰宅できるかどうかは、全て自分次第です。

では、常駐SE以外で働く事で、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

常駐SEを辞めて、得られるメリットは?

私たち常駐SEは、客先常駐を避けて働く必要があります。

その1:社内開発と客先常駐の大きな違いは?

社内開発と客先常駐の違いは...
  1. 客先常駐は、開発経験が積めず単純労働が多い
  2. 単純労働が多いため、年齢とともに市場価値が下がる
  3. 客先常駐は、知的労働ではないので労働時間で評価される
  4. 客先常駐は、35歳を過ぎると失業するリスクが高くなる
  5. 客先常駐はモラルが低く、偽装請負や多重派遣が多い
  6. 社内開発は、開発経験を積み上流工程やマネジメントができる
  7. 開発経験が積めるため、年齢に応じて市場価値が上がる

客先常駐と社内開発の大きな違いは、開発経験を積めるかどうかです。

客先常駐では開発経験を積むのが難しいです。なぜならば、自分でプロジェクト先を決める自由がないからです外部の労働力に仕事を委託する都合上、運用保守や評価など単純労働が多いですね。そのため、年齢とともに市場価値は上がらず、35歳を過ぎると失業します

社内開発では、確実に開発経験を積めます。

そのため、開発や評価で仕事を覚えたら、上流工程やマネジメントを経験するチャンスも与えられますね。社内開発では経験年数で求められる役割が変わるため、キャリアを積むことができます。ひとつの会社で定年まで働き続けるためにも、客際常駐は避けた方が良いです。

参考:客先常駐に将来性はない|35歳おじさんSEの末路とは?

その2:常駐SEを辞めて得られる利点は?

常駐SEを辞めるメリットは...
  1. 無駄な雑務業務がなく、社内の案件は全て開発案件に携われる
  2. 1次請けで単価が高く、月80万円(常駐時代の2倍)で契約できる
  3. 年昇給額は月1万円、年3回賞与は130〜150万円もある
  4. 月残業は40時間未満、納期がない月は定時に帰宅できる
  5. プロジェクト毎に職場が変わらないため、通勤10分圏内に住める
  6. 平日もスキルや語学を学んだり、友人と食事に行く余裕がある
  7. 広いデスク、ハイスペックPCにモニターを2台使用できる
  8. 海外に開発拠点があり、海外勤務や海外出張が経験できた
  9. 帰属意識が生まれ、仕事のモチベーションに繋がった

客先常駐を辞めて得られるメリットはたくさんあります。

確実に開発経験を積めるため、経験年数に応じて給料が増えます前職が客先常駐だっため、入社後の年収は300万円だけでした。その後は、開発経験や少しずつ上流工程に携わるようになり、4年後に520万円を超えました。

上司は技術職出身なので、仕事ができると賞与という形で評価してくれます

自分の市場価値を客観的に把握するために、キャリアコンサルタントと面談するが、現職よりもプラス50〜100万円で掲示されます開発ができて上流工程やマネジメントができる人材は、IT業界で貴重だからですね。

その3:社内開発が多い会社の働き方や特徴は?

社内開発が多い会社の特徴は...
  1. 大手企業、メーカー企業と直請で取引きしている
  2. SIer業界で、受託開発をメインにしている
  3. 企業向けにパッケージ開発、販売しカスタマイズする
  4. クラウド主体で、インフラに関連したサービスを提供する
  5. 流通業、医療業界、商社など、異業種の社内SEで働く
  6. 自社開発が多いインターネットWEB業界で働く

客先常駐が多い企業が全体の6割を占めます。

そのため、戦略なしで企業を選ぶと高い確率で客先常駐を選択しますねしかし、社内開発が多い会社の特徴を把握し、客先常駐を知る事で避けられる可能性も自ずと高くなります。私たちが考える以上に、社内開発の働き方はたくさんあります。

対企業向けのSIer業界以外でも、インターネットWEB業界や異業種の社内SEなど、社内で働く選択肢は豊富になります。政府も在宅ワークを押しているため、今後も常駐先から離れて働くSEは増え続けます

では私たちが常駐SEを辞めて、社内開発で働くには具体的にどうすれば良いのでしょうか。

▼▼客先常駐は必ず脱出できる▼▼

私はこの業界で働く1人でも多くの人に、客先常駐を避けて働いて欲しいと思っています。なぜならば、私自身が客先常駐に何年も苦しめられたからです常駐先で働くSEがいなくなれば、客先常駐の仕組みは成り立たないですね。

私の常駐時代の辛い3年間は、他の人にも決して味わって欲しくありません。

1社目に入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。夜の11時過ぎまで働くも、残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円を下回る月もあります。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

一生懸命に働いても給料が増えないのは、過剰に中間摂取されているからです。

終電間際、ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

その2ヶ月後に、私の人生は大きく生まれ変わりました。

現在私は、海外に開発拠点があり社内開発ができるIT企業で働いています。目標だった海外勤務も実現でき、年収は30歳手前で500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は朝が訪れる度に毎日幸せを感じています

私たちSEが、客先常駐を避けて働くのは難しくありません。

なぜならば、社内開発で働く事を最初から諦め、行動に移さないSEが多いからです。現状の仕組みや制度に不満を言うばかりで、具体的な行動に移すのは全体の1割もいないですよね。だからこそ、行動すれば確実に未来は変わります

私は実務の開発経験がゼロの時に、現在の会社に転職できました。現在も客先常駐で働き続ける元同僚と私の違いは、行動に移しかどうかだけですよね。将来家族ができた時に、自分の子供に勧められない働き方ならば、あなた自身も常駐先で働くのは辞めましょう。

客先常駐を辞めて変わった事は....
  1. 年収300万円 → 転職して4年後に520万円に増える
  2. 賞与は10万円未満 → 年3回の賞与で140〜160万円
  3. 昇給額は年3千円 → 賞与も含めて年40〜60万円
  4. 1人で常駐先に出向 → プロジェクトは全て社内開発
  5. 実務経験に乏しく転職先がない → 面談で+50〜80万円で掲示
  6. 毎日11時まで残業 → 納期月以外は定時に帰宅できる
  7. 運用保守、評価、資料作成 → 開発経験を積み小リーダーもできる
  8. 35歳で職を失う → マネジメントを経験し定年まで働ける
  9. 生涯孤独かもしれない → 家族が出来て毎日幸せを感じる

個人的に1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

客先常駐を辞めて、社内開発で働く方法は?

IT業界で客先常駐を避ける方法は、大きく分けて次の3つがあります。個人的には、現職のキャリアを活かして、同業種内で社内開発を目指す方法が1番お勧めです。

現在のキャリアを活かすことで、確実に年収アップが見込めるからです

  1. リスクは高いが、自社開発が多いWEB業界を目指す
  2. 医療や流通業界など、異業種の社内SEを目指す
  3. SIer業界内で、受託や社内開発を目指す

方法1:リスクでも挑戦したいならWEB業界へ

WEB業界を目指す利点は...
  1. エンドユーザ向けのWEB業界は、自社開発が多い
  2. SNS、スマホ、広告業など、急成長する分野で働ける
  3. 実力主義のため、年齢を問わず高収入を得やすい
  4. 労働時間や服装など、自由なライフスタイルで働ける
  5. SIerに多いドキュメントや会議が少ない

自社開発が多いWEB業界は、高い確率で客先常駐から逃れられます。

しかしながら、WEB業界で働くデメリットは、競争相手が多過ぎて収益が安定しない事です。技術進歩やトレンドの移り変わりが早く、5年後の未来でさえ想像できません定年まで働き続けるのは難しく、2〜3年単位で会社を変えます。

またWEB業界は、SIer以上にブラックも多いので注意が必要ですね

スタートアップが多く、赤字経営のベンチャーが大半を占めます労働組合や36協定がなく、SIerの零細以上に劣悪な労働環境に陥りやすいですね。また、SIerと企業文化が大きく異なるため、過去の経験を引き継げない点も難点です。

WEB業界は、技術志向が強くリスクを恐れないSEが目指す場所ですね。

参考:【レバテックキャリアの評価 】本当にWEB系の自社開発に転職できる?

方法2:異業種に転職するなら社内SEへ

社内SEを目指す利点は...
  1. 大手が多く給与、退職金、手当など福利厚生が充実している
  2. 客先常駐の価格競争や、WEB業界の競争社会から逃れられる
  3. IT以外の別部門が利益を上げるため、プレッシャーが少ない
  4. 開発は外部に委託するため、納期やスケジュールは厳しくない
  5. 転職には向いてないが、定年まで働きやすい

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐を避けられますね。

しかしながら、社内SEのデメリットは、キャリアの形成ができない事です。入社した業種の特殊なスキルに依存しますね。また、外部のIT企業にシステム開発を外注するため経験を積めず、他社のスケジュール管理がメイン業務になります

キャリアが積めないのは、専門職にとっては致命的ですね。

社内SEは定年まで働く事を前提に就職します。しかし、経営が傾いた時に、1番最初に予算削減を検討される危険な部署でもあります。なぜならば、本業の利益に直接結びつかず、コスト部門だと考えられるからですね。

会社の経営が傾いた時に、人生設計を大きく狂わせるリスクがある点には注意しましょう。社内SEは、業種や会社選びが重要になります。

参考:【社内SE転職ナビの評価】|本当に客先常駐がない企業に転職できる?

方法3:キャリアを活かしてSIerの社内開発へ

受託・社内開発を目指す利点は...
  1. 同業種のSIerなので、キャリアを活かして転職できる
  2. 仕事内容は常駐SEと同じ、開発案件を社内に持ち込むだけ
  3. 常駐SEと違い、上流工程から携われることができる
  4. 元請けが多く、SEの単価は80万円以上と高い
  5. 社内開発は、チームリーダやマネジメントも経験できる
  6. 市場価値を高められると、いつでも転職できる

客先常駐を避ける方法で、1番のお勧めは受託や社内開発です。

なぜならば、同業種内の転職なので、過去のキャリアを活かして転職できるからです。WEB業界や異業種の転職と比較して、少ないハードルで転職できますよね常駐SEと大きく違うのは、社内に開発案件を持ち込み、社内のリソースを使い開発するだけです。

私自身が社内開発に転職する事で、3年間の客先常駐から脱出しました。

社内開発に転職した時は、業務で開発経験が1度もない時です。それでも社内開発に転職できた理由は、企業が深刻な人材不足に陥っているからですWEB業界や異業種よりも安定しているSIer業界は、SEを育てる社風の会社が多いです。

社内で開発経験を積んだ後は、海外の開発拠点も働かせてもらいます。経験がない当時の私に、プログラミング研修から始まり、システム開発、上流工程や外国人PGの管理など、様々な経験を積ませてくれた事に心から感謝しています。

しかしながら、社内開発にもデメリットはありますね。

異業種やWEB業界と比較して、客先駐のリスクをゼロにできないことです客先常駐の割合が30%未満の企業は39.3%あるため、私たちはこの4割の会社を目指す必要があります。

SIer業界で開発経験を積めたなら、その後に異業種の社内SE、WEB業界、フリーランスを目指すのは難しくありません。まずは、実務経験を積む事を1番の目標にしましょう。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

▼▼受託・社内開発ならマイナビ×ITがお勧め▼▼

  1. マイナビ×ITSIer系の受託・社内開発を目指すなら
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを目指すなら
  3. レバテックキャリアリスクでもWEB業界を目指すなら

転職サイトの中で、1番のお勧めは「マイナビ」です。

なぜならば、社内開発・社内SEに強みがある転職サイトだからです客先常駐からの転職を最も得意としています。また、業界経験が浅い常駐SEに、1番バランスが良いのもマイナビです。レバテックと社内SE転職ナビは、業界経験が長い玄人向けで少しハードルが高いですね。

両社とも扱う求人が数百社と少なく、社内SEやWEB業界に偏るのが難点です

また、大手2社(リクナビやDODA)よりも親切な対応で高評価を得ています。IT系求人の質が高く20〜30代前半に限っていえば、大手総合転職サイト2社よりも良案件が多いです。私自身が、マイナビを利用して、客先常駐を逃れたので1番のお勧めです

必ず常駐SEを脱せられる訳ではないが、私たちの将来に可能性を感じられますね。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

まとめ:IT業界の9割の会社が客先常駐してる?

客先常駐の割合は...
  1. 客先常駐の割合が0%の会社は、全体の92.3%を占める
  2. 常駐の割合が30%未満は、全体の39.3%を占める
  3. 常駐が少ない4割を目指せば、客先常駐は避けられる
  4. 情報サービス以外でも、WEBや異業種で働く事で社内勤務できる

IT業界で客先常駐がない企業を探すのは難しいですね。なぜならば、客先常駐している企業の割合は、全体で92.3%を占めます厚生労働省の調査結果)。客先常駐の割合が0%の企業は、全体の7.7%しかありません。現実的に客先常駐を避けるのは難しいですよね。

しかしながら、常駐の割合が30%未満の会社は、全体の39.3%もあります

この4割の企業に就職すれば、私たちが常駐SEを避けられる可能性は高いですよね。また、厚生労働省の調査結果は情報サービス業だけを対象にしています。そのため、自社開発が多いインターネットWEB業界や、異業種の社内SEで働く事でも客先常駐は避けられます

実は私たちが考える以上に、社内開発で働く選択肢はたくさんあります。しっかりとした戦略を持って就活すれば、必ず客先常駐は避けられます。私が常駐SEから脱出し社内開発で働いた時は、実務で開発経験が1度もない時です目標や意欲さえあれば、必ず社内開発で働けます。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までです。

なぜならば、景気サイクルは8年周期で周り、再び金融危機が発生するからです。2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時20,418円(8月15日)まで落ち込みましたね

アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。アップル株はiPhoneの販売不振で暴落していました(232→142ドル)。一度不景気が発生したら、1週間も経たない内に株価は半値以下まで暴落します。

求人倍率が1倍を下回ると、客先常駐で働くSEの大半が首を切られます2008年の金融危機では、常駐先のフロアの空席が3分の1まで増え、半数以上の常駐社員が自社に帰らされました。

そうなる前に、私たち常駐SEは具体的な行動に移す必要があります。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. プロジェクトの予算が縮小され、労働者が市場に溢れる
  2. 客先常駐の半数以上は、翌月以降の契約を更新できない
  3. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  4. 不景気になると、優秀なSE以外は内定を獲得できない
  5. 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
  6. 少ない労働者で現場を回すため、今より労働時間が増える
  7. 失業を避けられても、転職の機会を失い次の5年間も同じ現場で働く
  8. 人件費が安い外国人を採用し、日本国内の開発が激減する
  9. 常駐先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  10. 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる

客先常駐の最大の問題は、開発経験が積めない事です。開発経験が積めないと、手を動かすだけの労働者と変わらないため、転職もできないですね。

専門スキルを身につけ必要な人材に成長できれば、リストラされる心配もなくなります。まずは、客先常駐を抜け出して1日も早く、専門スキルが磨ける社内開発に転職しましょう。専門スキルを身につけらば、将来の漠然とした不安もなくなります。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

30歳時点で年収に200万円も差があると、残りの生涯年収で6000万円も違いますねブラックで働いている劣等感で家族を持つこともできず、一生涯孤独で生きていたと思います。

未経験者の市場価値は年齢とともに減少するため、将来動く予定があるならば景気が上向いている今行動した方が良いです2019年以降では、金融危機が発生しもう手遅れである可能性が高いです。

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