常駐SEの多くは、片道1時間半以上かけて通勤する人が多いです。なぜならば、常駐先が短期間でコロコロ変わるため、職場に合わせて住む場所を選べないからです。私たち常駐SEが、通勤時間の問題を解決する方法は、本当にないのでしょうか。
- 「手取り12万円しかないのに、往復で4時間も掛かる…」
- 「通勤が片道1時間半、5時間しか眠れず意識が朦朧とする…」
- 「通勤で使う2時間は、ただ働きしているのと同じですよね…」
常駐SEは、通常の会社員よりも通勤時間が長いです。
なぜならば、プロジェクト毎に短期間で常駐先が変わり、職場に合わせて住む場所を変えられないからです。また、大手企業は土地と人件費が安い郊外に拠点を構えるため、常駐先は北は多摩市、東は千葉県、西は神奈川県と幅広いです。
通勤40分圏内に住んでいても、翌月から2時間を超える事は珍しくありません。
給料が低くても私たち常駐SEは、職場の近くに引っ越すべきです。なぜならば、時給千円で働く人が往復に4時間を費やせば、月に8万円も損をするからです。時給2千円ならば、月に16万円の価値がありますね。冷静に考えて、職場から近い場所に住む方が良いですよね。
私は社内開発に転職し、職場から徒歩10分圏内に住んでいます。
現在の職場は日本橋のビジネス街ですが、シェアハウスに住み家賃は月に5万8千円だけです。客先常駐を辞めて4年間が経ち、年収520万円を超えた要因は通勤時間を劇的に短くしたからだと思っています。
社内開発に勤める以前は、通勤だけで3時間費やし睡眠は5時間以下です。
ここでは、客先常駐の通勤時間が長い理由と、通勤時間を劇的に減らす方法を紹介します。通勤時間を減らせば、仕事でも高く評価され必ず給料を増やす事ができます。
- サラリーマンと通勤時間の問題とは?
- 客先常駐で、通勤時間が長い3つの理由は?
- 通勤時間を、大幅に改善する3つの方法は?
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- 『マイナビ IT AGENT』客先常駐から、社内開発の転職に強い
- 『社内SE転職ナビ』社内SE専門だが、求人数は673件だけ
- 『リクルート』求人数は多いが、未経験向けのブラックが多い
※マイナビのプロモーションを含みます。
<24年4月:求人数は下落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
金融危機が訪れると、08年と同様に多くの常駐SEが職を失います。
私自身も当時1年目で、常駐先から契約解除と解雇されました。
契約解除後に転職活動しても、より条件が下がる劣悪なブラックしか残っていません。私は半年後に運良く内定を獲得できたが、年収300万円以下で4年間も身動きできなかったです。コロナ過では在宅ワークに救われたが、世界的な景気後退では私たち常駐SEに逃げ道はありません。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。24年の春採用を狙っている人は多いが、その頃にはもう手遅れになる可能性が高いからです。
客先常駐から脱出するならば、「マイナビIT」が1番お勧めです。
なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです。社内開発に転職後の年収は4年間で300→520万円まで増え、契約更新や解除の不安から解放されました。
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いますぐ転職する意思がなくても、自分を守るために会員登録だけでも必ずしてください。会員登録や転職サポートは全て無料だし、事前に面談済みなら必要な時にすぐに案件を紹介してくれるため、常駐先で契約解除された時のリスクヘッジになります。
通勤だけで3時間、睡眠不足で仕事に集中できない…
客先常駐で働いている人の大半は、給料が安く長時間労働に苦しみます。さらには、給料が安いため通勤時間も長く、満足に睡眠を取れないまま職場に向かいますね。
Aさん)手取り12万円で往復4時間はキツイ…
客先常駐のIT派遣を辞めるか迷っています。23歳男です。入社して2年目になりますが、残業はほとんど無く手取りは12万(賞与なし)程度で今は県外に派遣されまして金銭的な問題で実家から通勤していますが、とても不便に感じます。朝5時半起きで自転車、電車、電車、バス、徒歩で片道2時間以上の通勤を取合えず2ヶ月続けました。自分は物欲があまり無く技術力が低いため給料面に不満は特にありません。往復3時間は何とか我慢出来ましが4時間以上となるとやはり精神的にキツイです。
IT業界は常に新しい技術を取り入れて行かないと時代に取り残されるとよく聞きますが、自分はITにあまり興味が無く将来これをやりたいなどの目標もないため資格取得の勉強が凄く苦痛に感じたり、なかなか自発的に行動出来ません。恐らく今後好きになることも無く向いてないと思います。嫌なことから逃げているのも分かっています。
もちろん好きな仕事ではなくても続けることにも意味はあると思いますがIT派遣はデメリットの方が多い気がします。自分は社会経験が浅く相談できる人間が少ないため今の会社の待遇面や通勤面が悪いのか良いのか普通なのか正直なところ分かりません。
参考:Yahoo知恵袋
片道2時間掛けて通勤するほど、人生で無駄な事はありません。
時給千円で働いたとしたら、月に8万円(4千円×20日)無駄にしています。手取りが12万円しかないなら、実家近くのコンビニで働いた方がマシですよね。アルバイトでも客先常駐と同じ時間働けば、月給で25万円稼ぐことも可能です。
客先常駐は勤務先が3ヶ月〜1年毎に変わります。そのため、勤務時間を自分でコントロールできない問題があります。将来性がない客先常駐であれば、無理して働く必要性はないですね。自宅近くの単純労働で働いた方が、お金と時間の両方を手にすることができます。
Bさん)片道1時間半、5時間しか眠れない…
新卒で入社してから5年目の客先常駐SEです。自分の今後の進退について悩んでいます。5月頭から職場を異動になり、4ヶ月目になります。その職場は短納期のプロジェクトが複数同時に動いているとても忙しいところであり、その仕事のスピードについていくことができず、焦ってミスが多発したり、計画から遅延したりして、かなり周りの人にも迷惑をかけている状況です。
平日は毎日昼休み返上で仕事をして朝9時から夜10時まで働き、通勤が片道1時間半かかるので、毎日だいたい5時間しか眠れておらず、フラフラの状態です。※ちなみに昼休み返上は強制されているわけではなく、自分が仕事できないので返上してやらないと間に合わない為です。
これではいけないと思い、業務中に質問をたくさんしますし、休日には家で業務中に殴り書きしたメモをノートにまとめて時短や知識向上させようとしていますが、実際の業務中になると、焦り等から目の前のことに囚われすぎて生かすことができていません。また、異動してみて、自分について以下のことが分かりました。
- 作業スピードが遅い(脳の処理速度が遅いのか、単純な作業も人より倍かかってしまう)
- 記憶力が低い(あれ?あのチェックしたかなちゃんとした方法できてたかなと不安になって同じことを何回も確認してしまう)(簡単な手順を抜かしてしまう、やり直すと今度は別の手順を抜かしてしまう)
- 目の前の1つのことしか考えることができない(ソフトの動き全体を把握して考えられない)
- 理解力が乏しい(教えてもらった事を理解したつもりでしたが、間違えて理解している)(教えてもらった事1つは理解しても、他のときに教えてもらっていることと関連づけて理解できない、つまり点は理解できても、他の点と線で結ぶことができないイメージ)
人が当たり前にできるようなことができていないのだと感じています。特にソフト全体の動きを考えられないのはSEにとって致命的だと感じており、SEという職から転職しようと考えました。しかし、今の会社における待遇は以下のようになりますが、他でよく聞くSEよりはかなり恵まれた環境だと思います。
【現在の会社情報】
- 年収:350万円
- 月の残業時間:60時間
- 年間休日数:完全週休2日+大型連休有りで120日+有給休暇も取りやすい
- 休日出勤は今のところなし。
上記に加え、周りの人も良い人が多く、質問すれば答えてもらえますし、ミスをしても罵倒などもなく普通に接してくれる人ばかりです。もちろん、上司から仕事が回せていない点について、多少きつめの指導はありますが、上司の言ってくれていることは正しいので、特に理不尽な怒られ方をしているというわけでもありません。ただただ自分ができていないという状況です。
何か他にアドバイスがあればお願いします。よろしくお願いします。
参考:Yahoo知恵袋
仕事をする上で1番大切な事は、まずはゆっくりと身体と脳を休める事です。
睡眠時間が十分に取れていない状況では、賢い人が働いても能率が半分以下に低下します。連続15時間起きていると、ビールを1杯飲むのと同じくらい脳の働きは低下します。睡眠を7時間取れば、理解力、記憶力、集中力、作業スピードは大幅に改善します(参考:睡眠負債に気をつけよう)。
あと1時間早く自宅に帰り、片道を1時間縮めれば、8時間の睡眠時間を確保できますね。
Cさん)往復2時間はただ働きしているのと同じ…
満員電車で片道一時間かけて通勤とか時間の無駄じゃないんですか?埼玉千葉神奈川、群馬や栃木県に住んでいて仕事先会社は東京にある。このような人は多いですね東京方面への通勤の満員電車というのがその証拠。なんで東京で仕事するのか理由はおそらく上であげた5つの県より給料がいいからでしょうね。
でも東京の方が給料良くても通勤に片道一時間かける、往復二時間無駄に使うことになりますよねしかもほとんどの場合満員電車で座れないで電車に乗ることになる。その通勤の時点で体力大きく失いますよね。満員電車で嫌なおもいして往復二時間無駄にする。往復二時間無駄にするとその分ただ働きになりますよね、そうするとその時間も仕事していると計算して時給換算すると給料はそんなに高くないけっこうさがる。
それなら家から遠くないところに住んで通勤時間短くて給料が東京よりも少なくても通勤時間とかも含めたらそんなに大差ないんじゃなかったりしますよね?林修という人は金を多少無理してでも仕事先の近くに住んだほうがいいと言ったらしいですね。通勤時間は無駄になるからとかのことで、東京の近く住んでいて満員電車という苦痛すぎる環境で一時間とか人によってはそれ以上、の時間かけてでも東京に通勤するのは何の意味があるのでしょうか?
先ほど言ったように給料よくても一日往復通勤時間含めた分を時給換算したら結構安くなるわけですから
参考:Yahoo知恵袋
通勤に費やす時間は無駄でしかありません。
結局のところ、仕事ができる人とできない人の違いは、時間の使い方でしかありません。17万円の手取りしかなくても、プラス2〜3万円多く払ってでも会社の近くに住むべきです。なぜならば、時給千円で働いたとして、片道2時間費やしたら月に8万円の損失になるからです。
給料が安いから郊外に住むと主張する人は多いが、給料が安いからこそ会社の近くに住む必要があります。時間に投資できなければ、そもそも収入を増やす事は出来ません。年収800万円を超えるアッパー層は、給料が少ない20代の頃から通勤時間を短くする事にお金を使います。
では、通勤時間が長いことで私たちにはどのような問題があるのでしょうか。また、勤務先がコロコロ変わる私たち常駐SEは、通勤時間を改善する事はできるのでしょうか。
常駐SEの通勤時間が、会社員よりも長い理由は?
首都圏の通勤時間の平均は59分です(参考:通勤時間の平均)。
しかしながら、短期間で職場が変わる私たち常駐SEは、普通の会社員よりも通勤時間が長いですね。1時間未満で通勤できる人は稀で、大半が1時間半〜2時間を費やします。
その1:通勤時間が長い事によるデメリットは?
- 会社に着く頃には、体力的にも精神的にも消耗している
- 出社時点で消耗し集中力が低下、その結果夜遅くまで残業する
- 長時間労働と通勤で、睡眠時間を削って生活する
- 睡眠時間が短いと、理解力、記憶力、集中力が低下する
- 9時出社ならば、朝の6時半に起きる必要がある
- 通勤を考えると、朝起きてから憂鬱な気持ちで布団を出る
- 雨の日は他人の傘がスーツに当たり、余計に気分が悪い
- 風邪やインフルエンザに移されるリスクが高い
通勤時間が長くなる事で、たくさんのデメリットがあります。
朝の満員電車は体力だけでなく、精神も大きく消耗しますよね。会社に着く頃には、すでに身体が疲れきった状態で仕事を始めます。理解力、記憶力、集中力が低下するため定時に仕事が終わりません。その結果、残業時間が増え睡眠時間が削られます。夜の9時に会社を出ても、自宅に着く頃には夜の11時を過ぎます。
通勤時間が伸びる事で、人生の幸福度は下がると言われています。
- 「長時間通勤のストレスの高さは、年収が40%アップしないと割に合わない」
- 「夫の通勤時間が45分を超えると、離婚率が一気に40%も高くなる」
年収400万円の会社員ならば、年収560万円得なければ割に合わないと感じます。逆説的に言うと、通勤時間が短ければ年収400万円でも、560万円分の幸福度を得られますね。また、通勤時間が伸びるほど、離婚率も高くなります。通勤時間が長い会社員は仕事ができず、教育レベルが低いからだと考えられています。
現実的に考えて、通勤時間を減らす事で160万円の価値があり、幸福度が高まり離婚率も低くなるのであれば、支出が増えてでも会社の近くに引っ越す必要があります。
では、私たち常駐SEが通勤時間を減らす事で、どのようなメリットがあるのでしょうか。
その2:往復通勤を2〜3時間を減らすメリットは?
- 睡眠時間を確保できるため、理解力、記憶力、集中力が高い
- 仕事の能率が向上し、上司から高い評価が得られる
- 上司から高い評価を得るため、給料は右肩上がりに増える
- 仕事が早く終われば、毎日定時に帰宅できる
- 18時に終業すれば、20分後には自由な時間を過ごせる
- 翌日も満員電車がないため、夜に気分良く眠りにつける
- 朝起きた時から、意欲ややる気が満ち溢れる
- 起床してから、30分後には会社に着き仕事を始められる
- 重要な仕事は、すべて午前中に終わらせられる
- 電車通勤組よりも早く仕事を終えるため、定時に帰宅できる
通勤時間を少なくする最大のメリットは、朝から高い意欲を持ち仕事に望める事です。
睡眠時間を十分に確保できれば、高い集中力、理解力、記憶力を持ち働けます。その結果、人よりも早く仕事が終わらせられ、上司から高い評価を得られます。毎日定時に帰宅できれば、退社した20分後には自分が好きな時間に費やせますね。
自分が好きな事に時間を費やせるからこそ、質が高い睡眠を得られ、翌朝も元気に仕事に望めます。通勤時間が長ければ、会社に行って戻るだけで1日が終わります。
ただし、通常の会社員と違い、私たち常駐SEは通勤時間が長くなるのは避けられません。
その3:常駐SEの通勤時間が会社員より長い理由は?
- 職場がPJ毎に変わるため、職場に近い場所に引っ越せない
- 常駐先は関東の郊外が多く、神奈川県から千葉県まである
- 通勤時間が伸びても、会社側は引越しや家賃を負担してくれない
- 電車賃は全額補助するが、家賃補助がある会社は少ない
客先常駐では、大半の常駐SEが1時間以上掛けて職場に通勤します。
なぜならば、3ヶ月〜1年単位でプロジェクト毎に職場が変わるため、職場が近い場所に引っ越せないからです。職場がYRP野比(神奈川県)と渋谷だったので川崎に部屋を借りたが、翌月からは千葉県の我孫子に変わりました。通勤40分だったのが、片道2時間に変わる事も珍しくありません。
大手の常駐先は、土地や人件費を節約するため関東の郊外に建物を立てる事が多いです。「SEが行くべきではない常駐先一覧」を見ると、大半が関東郊外である事がわかります。
- 三鷹(経験あり)
- 東陽町(経験あり)
- 蒲田
- 木場
- 門前仲町
- 豊洲
- 大崎
- 品川シーサイド
- 田町(経験あり)
- お台場
- 西葛西
- 千葉ニュータウン中央
- 我孫子(経験あり)
- YRP野比(経験あり)
- 多摩センター
- 武蔵小杉(経験あり)
では、私たち常駐SEは、通勤時間の問題を諦めるしかないのでしょうか。
常駐SEでも、通勤時間を大幅に減らす3つの方法は?
- 家具家電が付き、敷金礼金がないシェアハウスに住む
- フリーランスや派遣に転向し、自分で勤務地を選ぶ
- 客先常駐を辞めて、勤務地が変わらない社内開発に転職する
通勤時間を短くするために、職場近くのシェアハウスに住む方法があります。
シェアハウスは、家具家電が一式付き敷金や礼金が発生しないため初期費用ゼロで住めます。水道や高熱、通信費も家賃に含まれるため、トランクひとつで引っ越せるのが魅力です。関東であればシェアハウスの物件は数千以上あるため、必ず職場に近い場所を見つけられます。
共有スペース(キッチンやトイレ)をシェアするため、1人暮らしよりも20〜30%安く住めます。
私は職場が日本橋の家賃が高いエリアになった時に、どこに住むべきか迷いました。最終的には、複数人部屋で家賃が5万円のシェアハウスに決めました。なぜならば、会社から自宅まで徒歩10分で通勤できるからです。職場が遠くなるよりも、個室を諦める方が価値が高いと考えたからです。
仕事の能率が高くなり年収が520万円を超えた事を考えると、この時の決断は間違っていなかったと思います。シェアハウスに住む事で、職場が短期間で変わってもトランク1つで引っ越しできるのは大きなメリットですね。
参考:コスパと出会いが魅力のシェアハウス日本最大手オークハウスが入居者募集中
職場が短期間で変わる事にストレスを感じるならば、最終的には客先常駐を辞める必要があります。
フリーランスや派遣SEに転向すれば、自分で常駐先を選択できる自由がありますね。
深刻な人材不足を理由に、短期雇用のフリーランスや派遣SEの時給は急上昇しています。IT系の平均時給は、時給2189円と過去最高額を記録しています(参考:クリエイティブ系・IT系が過去最高「2189円」)。常駐SEとの違いは毎日定時に帰宅でき、残業したとしても残業代が全額支給されます。
時給2千円でも、1日に10時間働ければ月給で40万円になります。ただし、フリーランスや派遣は、クセが強く万人向けする働き方ではありません。
参考:客先常駐と派遣SEの違いは?|派遣の時間給は2〜3倍も高い?
フリーランスや派遣は、定年まで働き続けるのが難しいです。そのため、将来性を考えた場合に1番の理想は、勤務地が変わらない社内開発に転職する事ですね。私は常駐SEを辞めて、社内開発に転職した事でたくさんのメリットがありました。
通勤時間を改善するには、社内開発しかない?
- 社内で携わるプロジェクトは、すべて開発案件に就ける
- 給料が右肩上がりに増える(4年で300→520万円)
- 年3回の賞与で、年120〜140万円得られる
- 月給与は30万円、毎年1〜2万円ペースで昇給する
- 転職市場で評価されるスキルが積める(+50〜100万円で掲示)
- 納期がない月は、定時に帰宅できる(月の残業は20時間)
- 海外に開発拠点があり、「海外勤務」と「海外出張」を経験できる
- 将来に対する不安がなくなり、定年まで安心して働ける
- 高性能のデスクトップPC、2台のモニター、広いデスクで作業できる
- 定時に帰宅できるため、副業でお金を稼ぐ時間がある(月10万円稼ぐ)
- 定期的に面談があり、将来のキャリアパスを上司に相談できる
- 勤務地が変わらないため、引っ越しする心配がなくなった
- 会社から徒歩10分の場所に部屋を借りられる
- 労働時間ではなく、能力やスキルで公正に評価される
- 自社でスケジュール管理するため、有給が取りやすい
- スケジュールの線を引く事ができ、後輩社員の管理も任される
- SEとして成長できれば、責任ある仕事を任せてもらえる
- 開発の他に、設計やマネジメント経験を積むことができる
- 開発チームの半数は外国人スタッフ、グローバルな視点が身につく
通勤時間を短くする最大のメリットは、上司から高い評価を得られ給与が増える事です。
客先常駐時代は、帰宅するのが毎日夜の12時を過ぎていました。通勤に1時間半以上掛かるため、翌朝は6時半には起床する必要があります。そのため、睡眠は5時間あれば良い方です。毎日夜遅くまで働くも残業代は1円も支給されず、手取りは17万円だけです。将来の不安からか、夜は布団に付いても眠れません。
常駐SEを辞めて社内開発に転職して以降は、通勤時間を大幅に削減する事を決めました。
会社から徒歩10分圏内に住み、始業の2時間前には会社に出社します。満員電車で消耗しないため、午前中の頭がクリアな時間帯に大半の仕事を終わらせて毎日定時に帰宅しました。その結果、上司から高い評価を得られ、給料は右肩上がりに増えます。
常駐時代は毎日15時間以上拘束されても年収は300万円でした。社内開発に転職して4年後には、定時に帰宅するにも関わらず520万円まで増えます。給料が大幅に増えた最大の要因は、通勤時間を大幅に減らしたからだと思っています。
満員電車の苦痛からも逃れ、今は開発案件に就き毎日楽しく仕事ができています。では、常駐SEを辞めて、社内開発で働くためには具体的に何をすれば良いのでしょうか。
「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」
客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。
なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです。客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません。
私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね。
ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです。私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。
客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、まずは私たち自身が行動しなければなりません。
私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
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客先常駐から脱出できる3つの方法は?
客先常駐から脱出する方法は、大きく分けて3つあります。
方法1:IT業界を辞めて別の業種へ
客先常駐に疲れ切った人の中には、別業種で再スタートしたい人も多いです。でも、SEのキャリアを活かす方が、良い就職先に就ける可能性は遥かに高いですよね。
経験ゼロで新しい業種に入れば、年収250〜300万円で再スタートします。冷静に考えると、実務経験がない状態で異業種に飛び込めば、どの業種でも確実にブラックに就職します。ノルマがキツイ営業や飲食業、肉体労働の建築や工場は、IT業界以上にブラックな業種です。
仕事が楽な総務や事務職は、正社員ではなく派遣やパートしか募集していません。派遣やパートでは、今以上に将来が不安定になります。
1度でもIT業界で働きた経験があれば、私たちは未経験者ではなく経験者枠で応募できます。キャリアコンサルタントが提案する企業も、10倍以上に選択肢が増えますね。紹介してくれる企業は経験者向けなので、求人の質も以前より高くなります。
現実的に考えたら、現在のキャリアを活かさない手はないですね。
方法2:経験を活かして異業種の社内SEへ
異業種の社内SEを目指せば、客先常駐から逃れられます。しかしながら、社内SEはデメリットも多いため、私たちは十分に注意が必要です。
最大のデメリットは、特定の業界事情に詳しくなる反面、IT系の専門性が失われる事です。なぜならば、システム開発を外部委託するため、自社で経験やキャリアを積めないからです。社内SEの仕事は、社外のスケジュール管理と、社内の非IT管理部門のサポート業務です。
1度でも社内SEになると、一般的なSEのキャリアからは遠くなります。
また、本業が成長しない会社に就職すると、リストラの危険性も高いです。なぜならば、利益を上げない情報システム部門は、経営陣からコスト部門だと見なされるからです。定年まで働く前提で入社しても、経営方針が変われば真っ先に首を切られます。
競争社会から離れた社内SEにとって、外の世界で生き残るのは容易ではないですね。
方法3:経験を活かして自社や社内開発へ
IT業界で市場価値を高めたい人は、自社開発や社内開発を目指しましょう。社内開発とは、大手企業から依頼を請ける受託開発、自社製品やパッケージの開発や販売、スマホやソーシャルアプリの開発、コンサルタントやクラウド導入など、様々な働き方がありますね。
社内開発の最大のメリットは、経験と業界年齢に合わせてキャリアを積める事です。
開発案件では最新技術を学び、社内開発で経験を積めば上流工程からも携われます。設計やマネジメントを経験できれば、自身の市場価値を上げられますね。そして、専門知識や経験さえ積めれば、不景気を理由にリストラされても生き残れます。
また、専門知識や経験年数に合わせて、順調に収入も増やせますね。市場価値が高い人材になれば、フリーランスや在宅で働くのも難しくありません。市場価値が高い人材になれば、年収100〜200万円アップの転職も難しくありません。
では、客先常駐を脱出するには、私たちは具体的に何をすれば良いのでしょうか?
客先常駐から脱出できる転職サイト2社は?
客先常駐を脱出するには、「マイナビ×IT」と「社内SE転職ナビ」がお勧めです。
転職1:異業種の社内SEに強い「社内SE転職ナビ」
- IT経験者向けに、社内SEに特化した専門サイト
- 客先常駐から脱出して、異業種の社内SEに転職できる
- 他の経験者向けと比較して、知名度が低く利用者が少なすぎる
- 社内SE案件に絞られるため、求人数が673件と少なすぎる
- スキル次第だが、実は社内SE以外も紹介される
- 関東圏、関西圏以外では、求人がほとんどない
公式サイト:『社内SE転職ナビ』
社内SE転職ナビは、社内SEに特化した経験者向けの転職サイトです。他にない最大の特徴は、社内SEや社内開発を専門に扱い、確実に客先常駐から脱出できる事ですね。
しかしながら、他の転職サイトと比較して、知名度が低く利用者が少ない点に注意が必要です。また、社内SE案件に絞られるため、求人数が673件しかありません。「マイナビ×IT」も経験者向けで社内開発を中心に扱うが、求人数は2.8万件以上あります。
確実に客先常駐を脱出できるのは魅力だが、転職サイトの規模が少なすぎます。選択肢が少ないと、ブラックに就職する可能性も必然的に高くなります。「社内SE転職ナビ」1本に絞るのは、リスクが高いので避けた方が良いですね。
転職2:自社や社内開発に強い「マイナビ×IT」
- 大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイト
- 客先常駐から、自社や社内開発の転職に最も強い
- 自社や社内開発など、求人数は2.8万社以上もある
- ハイキャリア層ではなく、20〜30代の常駐SE向け
- 大手2社(リクナビ、DODA)にはない、中小の隠れ良企業を扱う
- 大手2社よりも、丁寧な対応で高評価を得ている
- 担当者が推薦状を書くので、書類選考の通過率が高い
公式サイト:マイナビ IT AGENT
「マイナビ×IT」は、大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイトです。他にない最大の特徴は、客先常駐から自社や社内開発、それから社内SEを目指せる事です。親切な対応の担当者が多く、転職経験がない初めての常駐SEにも向いています。
個人的な1番のお勧めが「マイナビ×IT」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。
私が社内開発に転職できた時は、実務で開発経験が1度もない時でした。
「次もブラックに騙されて、客先常駐やSESに入社したらどうしよう」と不安しかなかったです。担当者は、客先常駐の経験しかなくても、必ず社内開発に就職できると声を掛けてくれました。「確実に社内案件に入れる保証がなければ、無理に転職する必要はないですよ」とも言ってくれました。
2ヶ月後に内定を頂いた先は、受託開発がメインのIT企業です。社員数が100名未満の中小企業だが、海外に開発拠点もある隠れ優良企業でした。
入社後に先輩社員から個別の社内研修があり、プロジェクト配属後も別の先輩が開発のサポートをしてくれます。それから、毎年40〜60万円ペースで順調に昇給し、4年後には年収が520万円を超えます。開発案件に就いた後も、納期がない月は毎日定時に帰宅しています。
上場企業や知名度がある大手はないが、私にとってこの会社は優良企業ですね。順調に昇給する上に残業も少ないため、今もこの会社でお世話になっています。
IT業界以外も広く扱う大手2社(リクナビ、DODA)と違い、IT系に特化したマイナビは求人の質が高いです。また、大手2社が扱わない隠れ優良企業が多いのも魅力です。機械的な対応にならざる負えない大手と違い、サポートが手厚い点もお勧めです。
私が客先常駐から脱出でき、社内開発に転職できたのはマイナビのおかげです。
これからも、常駐SEで働き続けるリスクとは?
客先常駐を続ける最大のデメリットは、経験年数に応じて給料が増えない事です。
常駐SEの給料が増えない理由は、手順書通りのマニュアル作業、ドキュメント作成、運用保守、ヘルプデスク、評価など、単純労働ばかりで開発経験を積めないからです。短期間で常駐先が変わるため、運が悪ければプロジェクト毎にスキルがリセットされます。
IT業界で35歳定年説があるのは、実務経験を積めない常駐SEの働き先がなくなるからです。35歳を過ぎると、経歴書の年齢を見ただけでスルーされます。
私の新入社員時代の元同僚は、今も1社目の客先常駐で働き続けています。久しぶりに彼女に再会したが、8年間で30万円(年収300→330万円)しか増えていない事に衝撃を受けました。30歳を機に、契約解除が増え自宅待機も増えたと言います。
対して、3年目に転職を決意した私は、その4年後に520万円まで増えています。IT業界では、本人の能力や実力以上に働く環境が大事です。
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- 『マイナビ IT AGENT』客先常駐から、社内開発の転職に強い
- 『社内SE転職ナビ』求人数は673件と、ブラック率も高い
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<24年4月:求人数は下落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
金融危機が訪れると、08年と同様に多くの常駐SEが職を失います。
私自身も当時1年目で、常駐先から契約解除と解雇されました。
契約解除後に転職活動しても、より条件が下がる劣悪なブラックしか残っていません。私は半年後に運良く内定を獲得できたが、年収300万円以下で4年間も身動きできなかったです。コロナ過では在宅ワークに救われたが、世界的な景気後退では私たち常駐SEに逃げ道はありません。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。24年の春採用を待っていたら、もう手遅れになるからです。
客先常駐から脱出するならば、「マイナビIT」が1番お勧めです。
なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです。社内開発に転職後の年収は4年間で300→520万円まで増え、契約更新や解除の不安から解放されました。
公式サイト:マイナビ IT AGENT(無料サービス登録まで3分)
いますぐ転職する意思がなくても、自分を守るために会員登録だけでも必ずしてください。会員登録や転職サポートは全て無料だし、事前に面談済みなら必要な時にすぐに案件を紹介してくれるため、常駐先で契約解除された時のリスクヘッジになります。
まとめ:客先常駐の通勤時間を大幅に減らす方法は
- 家具家電が付き、敷金礼金がないシェアハウスに住む
- フリーランスや派遣に転向し、自分で勤務地を選ぶ
- 客先常駐を辞めて、勤務地が変わらない社内開発に転職する
常駐SEは、通常の会社員よりも通勤時間が長いです。なぜならば、プロジェクト毎に短期間で常駐先が変わり、職場に合わせて住む場所を変えられないからです。また、大手企業は土地と人件費が安い郊外に拠点を構えるため、常駐先は北は多摩市、東は千葉県、西は神奈川県と幅広いですね。
通勤40分圏内に住んでいても、翌月から2時間を超える事は珍しくありません。
給料が低くても私たち常駐SEは、職場の近くに引っ越すべきです。なぜならば、時給千円で働く人が往復に4時間を費やせば、月に8万円も損をするからです。時給2千円ならば、月に16万円の価値がありますね。冷静に考えて、職場から近い場所に住む方が良いですよね。
私は社内開発に転職し、職場から徒歩10分圏内に住んでいます。
現在の職場は日本橋のビジネス街ですが、シェアハウスに住み家賃は月に5万8千円だけです。客先常駐を辞めて4年間が経ち、年収520万円を超えた要因は通勤時間を劇的に短くしたからだと思っています。社内開発に勤める以前は、通勤だけで3時間費やし睡眠は5時間以下です。
通勤時間を減らすと、自由に使える時間が1日に2〜3時間増えますね。
自分が好きな事に時間を費やせるからこそ、質が高い睡眠を得られ、翌朝も元気に仕事に望めます。通勤時間が長ければ、会社に行って戻るだけで1日が終わります。
1日でも早く行動に移した方が良い理由は?
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。書類を送付すれば、誰でも企業から内定を得られる状態ですね。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人だけでしたね。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています。
自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。
2009年の金融危機の頃には、多くの開発案件が中止に追い込まれました。そして、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています。私も当時若手社員で、常駐先から首を切られました。次の常駐先が見つからず、会社を首になった人もたくさん知っています。
常駐先の契約を切られてから転職活動を開始しても遅いです。その頃には、もう企業は新しい人材を募集していないからです。IT業界で居場所を失えば、飲食店、介護施設などの肉体労働に行く人も少なからずいます。
有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 買い手市場から売り手市場に転落し、高条件で転職できない
- 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
- 求人倍率が0.45倍に陥ると、5年間は元に戻らない
- 予算縮小でプロジェクトが中止、常駐SEは強制退場される
- 次の常駐先が見つからず、上司から自主退職を勧められる
- その後に就職活動を開始しても、企業はもう人材を募集してない
- 転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られる
私たちに与えられている時間は、決して多くはないですね。
転職活動で今すぐに必要なものは?
転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」と自信を得られます。
それだけ、IT企業は深刻な人材不足に陥っているからです。もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。
キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合うことでやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私自身は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナウイルスの影響で、労働環境はめまぐるしく状況は変わっています。
秋採用で転職するには、今月中には既に動いてないともう手遅れです。登録に必要な項目は少なく、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
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