客先常駐で働いて不安に思うことまとめ

客先常駐で働いていると不安に思うことは多いですよね。

  • 「将来に対して、具体的には説明できないけど漠然と不安を抱えている」
  • 「客先常駐を続けたまま、このまま定年まで働き続けることはできるだろうか?」
  • 「どうすれば将来の不安がすべてなくなるだろうか?」

ここでひとつ断言しますが、客先常駐で働いている限りは将来の不安から逃れることはできません。

なぜならば、客先常駐とは人売りビジネスであり、IT業界のブラックだからです。ブラック企業では将来の人生設計はできないですよね。

まずは、自分が何に対して不安を感じているのか、ひとつずつ明確にしていきましょう。問題を具体的に知ることで解決策も次第に見えてきますね。

客先常駐で不安を感じている人向け
  1. 客先常駐で不安に思う7つのこと
  2. 客先常駐の正しい辞め方
  3. 客先常駐から脱出して得られること

▼▼客先常駐からの転職に強い大手2社▼▼

  1. 高収入のWEB系に強いレバテックキャリア
  2. 社内SE・社内開発だけを専門に扱う社内SE転職ナビ

1番のお勧めは「社内SE転職ナビ」です。知名度も低く扱う求人数が少ないが、確実に客先常駐から脱出できるからです。私は客先常駐を脱出し、年収は4年で300→520万円まで増えました。

レバテックキャリア」は、高収入の案件だけを扱う経験者向けの転職サイトです。難易度は少し高いが、確実に年収アップを実現できます

現在、IT業界の転職有効求人は6.79倍です(レポート:2019年1月)。

しかし、2019年には1倍を下回る可能性が高いです景気サイクルは7年周期ですが、すでに2008年の金融危機から11年が経過したからです。米国株ではすでに不況の兆しがあり、アップル株はiPhoneの販売不振で大暴落(232→142ドル)しました。

私たちSEが好条件で転職できるのは今だけです。1度不景気に陥ると、企業は採用をストップするため、特別に優秀な人材以外は転職できなくなりますね。

客先常駐で不安に思う7つのこと

その1:客先常駐に将来はあるのか?

客先常駐では将来性はありません。

なぜならば、定年まで働き続けるどころか、35歳で仕事を失う可能性が高いからです。

35歳で職を失う理由は、常駐先の管理職になる年齢に達するからです。手を動かす作業であれば、30代後半のおじさんエンジニアよりも、年齢が若い20代にお願いしたいですよね。

実際に営業さんの話を聞いていると、

エンジニアの年齢が高くなると、派遣先は受け入れを拒否するようになる出向先の管理職よりも年上だとチームをまとめる方はやりにくいから」と言います。

IT業界で「35歳定年説」が囁かれるのは、上流工程やマネジメントの経験がないSEの働き場所がなくなるからです。

参考:客先常駐SEに将来はない|35歳おじさんエンジニアの末路とは?

その2:客先常駐では給料が増えるのか?

客先常駐で働いていると、年齢とともに給料が上がることも難しいです。

なぜならば、外部の社員にアウトソースする仕事は、代替可能な単純業務(ドキュメント作成、手順書どおりの環境構築、評価など)が中心になるからです。

誰でも代わりが効く仕事では、給料が増えないですよね。

私が勤めていた1社目の会社で8年間働き続けている元同期がいますが、彼女の給料は8年間で30万円(年収300→330万円)しか増えていません。

客先常駐ではどこも同じビジネスモデルなので、この会社だけに限った話ではありません。

参考:客先常駐の給料は30歳で年収330万円だった|SEの平均は547万円

その3:客先常駐ではスキルが積めないのか?

客先常駐では、単純業務が多く開発スキルを習得するのが難しいです。

具体的には次のような業務が多いですよね。

  1. セットアップ:PCやサーバーにソフトをインストールする
  2. ヘルプデスク:システムに関する問い合わせに対応する
  3. キッティング業務:PCやサーバー端末の組み立てを行う
  4. システム運用保守:監視、保守、大規模データセンターを管理する
  5. システム監視:システムに流れるアラートや信号を監視する
  6. テスト業務:通信系など大規模プロジェクトのテスト業務

これらは、Linuxのコマンドさえ覚えれば業界未経験者でもできる仕事です。

運良く開発案件に就ける人もいますが運次第ですよね。実際には8割以上のSEが単純業務で働くことになります。

参考:客先常駐の最大の問題は、給料が増えず30代で仕事を失う

その4:客先常駐では社内待機や自宅待機がある?

常駐先との契約期間がある客先常駐では、必ず待機期間が発生します。

待機期間は社内で待機もありますが、経営に余裕がない企業では自宅で待機させられます。自宅待機が好んで使われる理由は、給料の40%を合法でカットできるからです。

私の元同僚は、人生で初めて自宅待機を経験しました。

給料は20万円でしたが、自宅待機させられることで交通費と40%を給与カットされ、手取りは10万円以下でした。もちろん、自宅待機がずっと続くわけではないので、次の常駐先が決まらなければ自主退職を勧められます。

参考:客先常駐で初めての自宅待機|給与は40%カットされ手取は10万円

その5:客先常駐では心が病んでしまう?

客先常駐で働いていると、心を病んでしまうSEが非常に多いです。

  • 日曜の夕方になると、息苦しいと感じるようになった(不安障害)
  • 夜布団に入っても、将来が不安で夜眠れなくなった(睡眠障害)
  • ストレスで突然耳鳴りが聞こえるようになった(突発性難聴)
  • 朝満員電車に乗ると、心臓がバクバクして動悸がする(パニック障害)

私自身も激務の現場に放り込まれたときは、通勤時間を含めた会社の拘束が15時間を超え、うつ病になる寸前までいきました。睡眠が5時間になると日中は常に意識が朦朧とし、何をするにも気力が湧かなくなりますね。

心を病んでしまうと社会復帰するまでに何年も掛かるので、そうなる前に会社を辞めたいですね。

参考:客先常駐が死ぬほど辛い時の対策方法|睡眠障害、不安障害、うつ病

その6:開発案件以外だと運用保守やインフラ系が多い

客先常駐では開発案件に就けるのは稀です。

開発案件以外の業務では、システムを監視する運用保守、それからインフラ系で環境構築や評価、ドキュメントを作成する仕事が多いです。

運用保守は常駐先に出向しても何もすることがありません。インフラ系は客先常駐の中でも最底辺の仕事で、時給800円を割り込むほど過酷な労働環境です。

私はどちらも経験がありますが、常駐先で何も仕事がないことも、単純業務ばかり押し付けられる事も悲惨でした。

その時の体験談はこちらにまとめています。

  1. 客先常駐の運用保守は昇給も成長もない|派遣SEなら年収は504万円
  2. 客先常駐のインフラは最底辺(時給800円)|派遣なら年収は504万円

その7:客先常駐は違法行為を強要されている?

客先常駐で働いていると違和感を感じることは多いですよね。

私たちSEが違和感を感じる理由は、法律に反した違法行為を強要されているからです。客先常駐をしている8割は偽装請負をしてます。

違法行為でも政府や労働局から取り締まられない理由は、客先常駐が社会の必要悪として認められているからですね。違法行為について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

参考:客先常駐(SES契約)は法的にも違法|2年目以降はあなたも加害者

客先常駐の正しい辞め方とは?

上司から退職の許可を得られずに会社を辞められない」と言う人がいますよね。

実際には客先常駐を本気で辞めたいと思うならば、2週間で辞めることが可能です。客先常駐は辞めるのが難しいのは事実ですが、正しい辞め方を知っていればスムーズに辞めることができます。

ただし、無計画に会社を辞めることをお勧めしているわけではありません。会社を辞める際には、しっかりと計画を持ってから行動に移しましょう。

私は客先常駐を突発的に辞めてしまい、6ヶ月間の無職生活を送ったことがあります。離職期間中の転職はブラック企業に入社するリスクが高くなりますね。

参考:客先常駐を1ヶ月以内に辞める方法|トラブルや損害賠償の回避方法

客先常駐から脱出して得られること

客先常駐に嫌気が指してしまい、この業界から去る決断をする人も多いですよね。

しかしながら、IT業界に限らず未経験でも入社できる企業はブラックが多いのも事実です。専門職以外で入社できる業界はIT以外にないし、専門職以外の肉体労働(介護、飲食、サービス、事務職)では、年齢とともに市場価値が下がる一方です。

IT業界の問題は客先常駐にあることがはっきりとわかっているので、常駐以外の働き方を選択することでブラックを避けられますね。

私は客先常駐を辞めて社内開発できる企業に転職しましたが、このような効果がありました。

社内開発に転職して得られたこと
  1. 給料が毎年右肩上がりで増えた(4年後に300→520万円
  2. 自分の仕事が終わったら定時に帰れる(拘束時間15時間→9時間
  3. 開発スキルが向上して転職先に困らなくなった(+50〜100万円で掲示

社内開発に転職できたのは、業務で1度も開発経験がない時でした。そのため、業界経験さえあれば社内開発に転職するのは難しくないですよ。

参考:失敗しない転職先の選び方|常駐辞めて年収アップ(300→520万円)

まとめ:客先常駐で働いて不安に思うこと

客先常駐で働いていると、将来のことを不安に思うことは多いですよね。私も将来が不安で布団に入ってからも眠りにつくことができませんでした。

客先常駐で不安に思うこと
  1. 客先常駐に将来はあるのか?
  2. 客先常駐では給料が増えないのか?
  3. 客先常駐ではスキルが積めないのか?
  4. 客先常駐では社内待機や自宅待機がある?
  5. 客先常駐では心が病んでしまう
  6. 開発案件以外だと運用保守やインフラ系が多い
  7. 客先常駐は違法行為を強要されている?

しかしながら、不安を感じているだけでは現状を変えることはできないですね。

不安を技術者として大きく成長するためのエンジンでもあります。私はこの業界に入ったことで将来に対する危機感を強く持ち、語学を習得するキッカケになりました。

その結果、3年間の客先常駐を過ごした後に海外に開発拠点がある企業に転職でき、人生発の海外勤務や海外出張を経験させてもらいました。

客先常駐で働いていると精神が不安定になるのは間違いないですが、それでも前向きに努力をしましょう。必ず良い結果が後からついてきますよ。

▼▼客先常駐を続ける事のデメリット▼▼

客先常駐を続ける事は、私たちSEにとってデメリットしかありません。私の新人時代の元同僚は、新卒から8年間が経ち今現在も客先常駐のブラックで働き続けています。

次の事は、現実に今も彼女の身に起きている事です。

客先常駐で働き続けるデメリット
  1. 昇給がなく8年間働いても、年収が30万円(300→330万円)しか増えない
  2. 2008年の金融危機以降、賞与が支給されない(されても月5万円程度
  3. 開発や上流工程の経験が積めず、年齢を重ねるごとに市場価値は下がる
  4. 炎上案件に投入されると、労働時間が増え時給1000円以下で働く
  5. 偽装請負や多重派遣など違法行為のため、法律が変われば職を失う
  6. 35歳を過ぎると、受け入れ先がなくなり失業する
  7. 30歳手前から次の常駐先が見つからず、社内待機や自宅待機が増える
  8. 自宅待機は合法で、月の給与を40%カットさせられる
  9. 自宅待機から2ヶ月、次の常駐先が決まらなければリストラに合う

私たちに与えられた人生は1度しかありません。手遅れになる前に、勇気を持って行動する事を心から願います。私の人生は客先常駐から脱出した事で180度変わりました。

参考:失敗しない転職先の選び方|常駐辞めて年収アップ(300→520万円)

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