客先常駐にホワイトはあるのか?|大手SIerは優良企業になる?

ネットの評判を見ると、全ての客先常駐が悪質なブラックに見えます。そもそも、客先常駐をしていて、ホワイトと呼べる企業はあるのでしょうか。また、NTTデータやNECでも客先常駐はあるが、たとえ大手でも常駐SEは避けた方が良いのでしょうか

  • 「そもそも客先常駐の会社に、ホワイトはあるのだろうか…」
  • 「たとえ勤め先が大手でも、客先常駐は避けるべき…」
  • 「大手SIerで働いているけれど、職場が激務すぎて辞めたい…」

結論から伝えると、客先常駐の全てが悪質なブラックではありません。

なかには、客先に出向しても真っ当な請負契約で製品を納品する会社もあります技術力が高い企業は顧客の信頼を獲得し、要件定義や設計、マネジメントも担当できます。様々なクライアントの元で働くため、幅広く経験値も増えますね。

しかしながら、問題は客先常駐のホワイトを見つける手段がない事です

その会社が本当に優良企業かどうかは、その会社に就職するまでわからないですよね。客先常駐のホワイトよりも、客先常駐がない普通のIT企業を見つける方が早いですなぜならば、客先常駐が30%未満の会社は、全体の4割もあるからです。

また、大手SIerだからと無条件にホワイトと考えるのは危険です。

大手SIerは高収入を得られるが、大規模プロジェクトが多く労働環境は劣悪です仕事内容がハードな上にプロジェクトの責任や重圧を理由に、業界を去る人も少なくありません。また、専門知識や技術を身につけらないため、同業種内で転職先を見つけるのは難しいです

客先常駐は中小や零細の常駐SEも大変だけれども、大手にもデメリットがありますね。ここでは、客先常駐のホワイト企業を紹介します。また、客先常駐がある大手SIerで働くデメリットについても紹介します

ホワイトで働きたい人向け
  1. たとえ大手SIerでも、客先常駐は避けるべき?
  2. 客先常駐でも、ホワイトと呼べる企業はあるのか?
  3. 大手SIerならば、本当にホワイトな労働環境で働ける?

▼▼社内開発の転職に強い専門サイト3社▼▼

  1. マイナビ×IT客先常駐から、社内開発の転職に強い
  2. 社内SE転職ナビ社内SE専門だが、求人数は673件だけ
  3. リクルート求人数は多いが、未経験向けのブラックが多い

「客先常駐から、脱出できる事を知っていますか?」

常駐先で働いていた頃、私は将来の不安で夜も満足に眠れませんでした。毎日夜11時まで働くも、残業代は1円も支給されず、銀行口座に振り込まれるのは17万円だけ一生懸命に働くも、時給が700円を下回る月があるほど、過酷な労働環境でした。

心身ともに限界だった時に、知人に転職サイトを勧められ半信半疑で就活を始めます。その2ヶ月後に、現職の社内開発から内定を貰いました。収入は大幅に増え4年後には年収300→520万円、納期がない月は毎日定時に退社しています。

常駐SE時代の賞与は、5万円が支給されれば良い方でした。

転職後の賞与は、最高額で140万円(夏60万円、冬55万円、決算25万円)です。今も1社目で常駐SEを続ける元同期は、8年間の昇給額で30万円(年収330万円)しか増えていません。8年ぶりに彼女に再会しこの話を聞いた時、背中から嫌な汗が止まらなかったです…

客先常駐からの脱出が目的ならば、「マイナビ」が1番お勧めです。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです

公式サイト:マイナビエージェント

たとえ大手SIerでも、客先常駐は避けるべき?

大手SIerでも、客先常駐なら避けるのが正しいでしょうか。

Aさん)大手SIerでも常駐は避けた方が良い…

今年からIT業界で働きます。独立系SIerです。顧客にNTTや〜エンジニア〜ソリューションといった、同業者名は見当たりませんでした。ほぼ全て知名度のあるところです。

業績向上中で、残業代も全額支給なのですが、客先常駐があります。たとえ勤め先が大手でも客先常駐はまずいのですか?いじめられると聞いて心配になりました。どれだけ福利がよくてもやっぱり独立系SIerは危ないところなのでしょうか…

参考:Yahoo知恵袋

大手SIerを選ぶ方が、中小企業の客先常駐よりも間違いなく安定しています。

ただし、大手SIerは大規模プロジェクトが多く、仕事内容はかなりハードです。責任や重圧に耐えられず鬱になる人も少なくありません。また、開発を外注する下請けのスケジュールや工数管理がメインです。そのため、専門知識やスキルを習得する事も出来ません。

福利厚生や給与面だけで見たら魅力はあるが、デメリットもあるので注意が必要ですね。

Bさん)客先常駐でも良い会社はあるはず…

就活生です。客先常駐は絶対にやるなという話をよく耳にしますが、NTTデータの子会社での客先常駐もやはり良くないのでしょうか?私は客先常駐の全てが良くないというわけではなく、中にはスキルも身につけられたりと良い常駐もあると考えています

また客先常駐になってしまうと転職しにくくなるというのは本当でしょうか?本当に悩んでいます。どちらでもいいので、どなたか教えていただきたいです。よろしくお願い致します。

参考:Yahoo知恵袋

もちろん、客先常駐の全てが悪質なブラックではありません。

なかには、客先に出向しても真っ当な請負契約で製品を納品する会社もあります。技術力が高い企業は顧客の信頼を獲得し、要件定義や設計も担当できますね様々なクライアントの元で働くため、幅広く経験値も増えますね。

ただし、大手だからと無条件で安心するのは危険ですね。下請けや外注管理だけで、専門知識を積めない会社も多いからです。大手だからと安心せずに、その会社の事業内容を見極めしょう。

Cさん)大手SIerに勤務してるが激務で辛い…

大手Sierと公務員について。

大体の人が知っている大手SierでSEとして働いております。今はどうにか仕事をこなしておりますが、客先常駐ということもあり激務ハイプレッシャーなので、将来が不安になり転職を検討してますそこで下記の選考を検討してます。2については嬉しいことに内定を頂きました。

もちろん自分で決断しますが、主観で現在の仕事を選び自分にあっておらず後悔しているので、できれば多くの方の意見をいただけると幸いです。

  1. 埼玉県庁と神奈川県庁のどちらか →行政
  2. 他の大手民間企業(一部上場)→社内SE

市役所はホワイトと聞きますが県庁は激務とOB訪問1名に伺いました。。公務員ですが民間と同じくらい激務なのでしょうか、それとも少し誇張しているのでしょうか。詳しい方がいましたら教えて欲しいです。。民間の社内SEにいっても結局激務だったり出向等にあうのではないかと将来が不安になってきました。。あなたなら上記の選択肢ならどちらを取りますか?

参考:Yahoo知恵袋

私たち中小企業で働く常駐SEは、無条件で大手に憧れます。しかしながら、大手SIerに勤めても安泰できる訳ではない事を肝に銘じましょう。激務や責任感に追われ、異業種を選択する人も少なくありません

公務員か社内SEかは、私たち自身が何を1番に求めるかで大きく変わりますね。

実務内容よりも、激務を避けて安定を目指すならば公務員ですね。社内SEも高い確率で激務から解放されます。しかし、最終的には仕事内容は千差万別です外注化の管理だけもあれば、開発を内製化してIT企業並みに働く企業もあります。

激務から逃れるのが最優先ならば、公務員を選択した方が無難ですね。公務員でも激務の職場はあるが、民間企業よりは遥かにリスクは低いですね。

以上のように、客先常駐のホワイトに就職したい、その結果大手SIerを目指すSEは多いですよね。しかしながら、大手SIerが本当に優良企業なのかは怪しいですね。客先常駐でも、ホワイトと呼べるような会社はあるのでしょうか。

客先常駐でも、ホワイトと呼べる企業はあるのか?

良い客先常駐の条件とは...
  1. 大手クライアントと直請で請負契約している
  2. 個人ではなく、会社名で常駐先に出向している
  3. 指揮系統が自社の管理者で、請負契約の体裁を守っている
  4. 常駐先で設計や開発など、上流工程やマネジメントも経験できる
  5. 残業代が全額支給され、有給も自由に取得できる
  6. 客先常駐以外にも、自社で社内開発を行っている

結論から伝えると、客先常駐している会社でもホワイトはあります。

ただし、客先常駐のホワイトを見つけるのは、現実的にかなり難しいです。客先常駐がある企業に就職するならば、社内開発もしている会社を選択しましょう社内開発もしている企業ならば、専門知識や開発能力が高く上流工程やマネジメントも経験できるからです。

また、常駐先で経験を積んだ後に、自社開発に配属される可能性もありますね。

現実的に将来のキャリアを考えた時に、常駐先で定年まで働き続けるのは難しいですよね。社内開発がない会社だと、常駐先で契約解除された時に行き場を失います40や50代であれば、次の就職先を見つけるのは難しいですね。

では、大手SIerであれば優良企業と言えるのでしょうか。それとも、たとえ大手でも客先常駐は避けた方が良いのでしょうか。

大手SIerは本当にホワイト?大手で働くデメリットは?

客先常駐で働いていると、大手SIerで働けばホワイトだと考える人は多いですね。大手SIerとは、NTTデータや富士通、NEC、アクセンチュアやIBMを指します。

その1:そもそも、大手SIerはホワイトなのか?

大手SIerは、中小企業と比較すると優良企業である可能性は高いです。

しかし、純粋にホワイトかと問われると判断は難しいですよね。給料は高いけれども、職場はブラックな環境が多いからです。30歳で500万円、40歳で600万円、部長クラスになると800万円以上です。ただし、激務の職場が多く月60時間以上残業する人も少なくありません。

また、大手SIerになるとプログラミングや設計の経験を積めません。

大手SIerが求める人材は、PGやSEではなくプロジェクトを運用する人だからです。具体的にはお客さんに合意を取る、外注のスケジュールや工数を管理します。専門知識や技術には関与しません。プロジェクトを成功に導く事が目的で、技術力は必要ないからです。

以上を踏まえた上で、大手SIerを検討した方が良いですね。大手SIerに就職するも、技術が学べずに独立SIer系の受託開発やWEB業界の自社開発に転職する人も多いからです。

その2:大手SIerで働くデメリットは?

大手SIerで働くデメリットは..
  1. 高収入を得られるが、職場は長時間労働が多い
  2. 設計や開発工程を外部に委託するため、開発経験が積めない
  3. 専門スキルが積めないため、転職がしにくい
  4. プロジェクトの責任や重圧で、鬱になる人が多い
  5. 年功序列が強く、実力がある人材は物足りないと感じる
  6. 専門職というより、公務員や役所の仕事に近い

大手SIerに就職した場合、将来は安定するし高い給与を得られます。

しかしながら、設計や開発工程を外部に委託するため、設計や開発経験を積めないのが難点ですね。また、長時間労働の現場が多く、大規模プロジェクトの全責任を負うため、うつ病に陥る人も少なくありません昔ながらの年功序列も強く、公務員や役所の仕事に近いです。

私の知人は新日鉄のソフト系のグループ会社で働いています。

現在彼は50代で銀行系の客先に出向しています。20〜40代はずっと忙しくて休む暇がなかったと言います。自社に戻っても居場所はないので、定年まで常駐先で働き続けます中小企業と比較したら高待遇なのは間違いないが、デメリットがある点には注意が必要ですね。

その3:大手SIerでも激務は避けられない?

大手のグループ会社だから、安心だと考えるのは危険ですね。富士通のソフト系子会社では、激務の末に過労死した人がいます。

■従業員の過労死

2002年4月同社入社の男性従業員が、2006年1月26日医師より処方された薬を過量に服用し死亡した。この男性はシステム開発に従事していたが、何らかのストレスにより、遅くとも2003年9月下旬ころまでに精神障害を発症していた(あくまで予測である)。休職と復職を繰り返したが、その時点での退職を選ばず、本人が復職を選択し、精神障害から回復することなく死亡に至った

■死亡した従業員の労働状況

月当たり100時間以上に達する時間外労働とその連続。徹夜作業や休日出勤。プロジェクトに増員無し。仮眠用の十分な設備がなく作業場所での疲労回復が困難。狭い1人当たりの作業スペース。従業員数が多く恒常的に二酸化炭素量が基準値を超過。ミスが許されず神経を使う作業。反面比較的単純作業の繰り返し。達成感や満足感の不足。

参考:富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ – Wikipedia

客先常駐は過酷な労働環境の現場が多いです。

大手SIerは中小企業よりも、待遇が良いのは間違いありません。しかしながら、労働環境もホワイトとは限らないですね。大手SIerは大規模プロジェクトが多く、炎上案件やデスマーチは避けられません。下請け構造の最下層で働く常駐SEも大変ですが、プロジェクトの全責任を負う大手SEも辛いですね

以上を考えると、大手SIerを目指すべきは、技術よりもマネジメント志向が強い人ですね。また、プライベートよりも、給料やキャリアを優先する人が目指すべきですね。

大手でも中小でも客先常駐で働くならば、自分たちの身は自分たちで守る必要があります。

客先常駐で優良を探すより、社内開発を目指すべき?

参考:客先常駐の割合は全体の9割|社内開発の比率が高い企業の特徴は?

客先常駐のホワイトを探すよりも、客先常駐がない会社を探す方が実は早いです。

客先常駐の割合が30%未満の企業は、全体の39.3%もあります。現実的にこの4割の会社に就職するのは難しくないですよね。それができたならば、客先常駐を避けられる可能性も高いです。仮に経験を積むために常駐先に出向しても、将来的に社内開発に戻れるキャリアプランもあります

社内開発ができる企業は、要件定義や設計、技術力が高い会社でなければできません。常駐先に出向しても、自社のチームで開発するため上流工程やマネジメントも経験できます

私は客先常駐から社内開発に転職した事で、納期がない月は毎日定時に帰宅できました。また、毎年順調に昇給し、4年後には年収500万円も超えました。毎日定時に帰宅できるのは、社内でスケジュールを管理できるからです。

この会社は海外に開発拠点があるが、社員数は100人未満の中小企業です。

残業時間ゼロでホワイトアワードを受賞した「アクシア株式会社」も中小企業です。アクシアも客先常駐がない社内開発で報酬を得ています。現在IT業界は深刻な人材不足もあり、アクシアのような企業は増えています(参考:ブラックIT企業がホワイト企業アワードを受賞するまで)。

なぜならば、労働条件が悪い会社には、優秀な人材が集まらないからです

高収入が得られる大手SIerも魅力だが、専門知識や技術が身につけられない、大規模プロジェクトで炎上案件が多いなどデメリットもありますね。個人的には大手を目指すよりも、専門知識を身につけて労働条件が良い社内開発に転職する事が確実だと思います

では、客先常駐を辞めて社内開発で働くには、具体的に何をすれば良いのでしょうか。

「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」

客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。

なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません

私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。

この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね

ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。

客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、ずは私たち自身が行動しなければなりません

私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています

公式サイト:マイナビエージェント

客先常駐から脱出できる3つの方法は?

客先常駐から脱出する方法は、大きく分けて3つあります。

方法1:IT業界を辞めて別の業種へ

客先常駐に疲れ切った人の中には、別業種で再スタートしたい人も多いです。でも、SEのキャリアを活かす方が、良い就職先に就ける可能性は遥かに高いですよね

経験ゼロで新しい業種に入れば、年収250〜300万円で再スタートします。冷静に考えると、実務経験がない状態で異業種に飛び込めば、どの業種でも確実にブラックに就職します。ノルマがキツイ営業や飲食業、肉体労働の建築や工場は、IT業界以上にブラックな業種です。

仕事が楽な総務や事務職は、正社員ではなく派遣やパートしか募集していません。派遣やパートでは、今以上に将来が不安定になります。

1度でもIT業界で働きた経験があれば、私たちは未経験者ではなく経験者枠で応募できますキャリアコンサルタントが提案する企業も、10倍以上に選択肢が増えますね。紹介してくれる企業は経験者向けなので、求人の質も以前より高くなります。

現実的に考えたら、現在のキャリアを活かさない手はないですね。

方法2:経験を活かして異業種の社内SEへ

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐から逃れられます。しかしながら、社内SEはデメリットも多いため、私たちは十分に注意が必要です

最大のデメリットは、特定の業界事情に詳しくなる反面、IT系の専門性が失われる事ですなぜならば、システム開発を外部委託するため、自社で経験やキャリアを積めないからです。社内SEの仕事は、社外のスケジュール管理と、社内の非IT管理部門のサポート業務です。

1度でも社内SEになると、一般的なSEのキャリアからは遠くなります。

また、本業が成長しない会社に就職すると、リストラの危険性も高いです。なぜならば、利益を上げない情報システム部門は、経営陣からコスト部門だと見なされるからです。定年まで働く前提で入社しても、経営方針が変われば真っ先に首を切られます。

競争社会から離れた社内SEにとって、外の世界で生き残るのは容易ではないですね

方法3:経験を活かして自社や社内開発へ

IT業界で市場価値を高めたい人は、自社開発や社内開発を目指しましょう。社内開発とは、大手企業から依頼を請ける受託開発、自社製品やパッケージの開発や販売、スマホやソーシャルアプリの開発、コンサルタントやクラウド導入など、様々な働き方がありますね。

社内開発の最大のメリットは、経験と業界年齢に合わせてキャリアを積める事です。

開発案件では最新技術を学び、社内開発で経験を積めば上流工程からも携われます。設計やマネジメントを経験できれば、自身の市場価値を上げられますね。そして、専門知識や経験さえ積めれば、不景気を理由にリストラされても生き残れます

また、専門知識や経験年数に合わせて、順調に収入も増やせますね。市場価値が高い人材になれば、フリーランスや在宅で働くのも難しくありません。市場価値が高い人材になれば、年収100〜200万円アップの転職も難しくありません

では、客先常駐を脱出するには、私たちは具体的に何をすれば良いのでしょうか?

客先常駐から脱出できる転職サイト2社は?

客先常駐を脱出するには、「マイナビ×IT」と「社内SE転職ナビ」がお勧めです。

転職1:異業種の社内SEに強い「社内SE転職ナビ」

社内SE転職ナビの特徴は...
  1. IT経験者向けに、社内SEに特化した専門サイト
  2. 客先常駐から脱出して、異業種の社内SEに転職できる
  3. 他の経験者向けと比較して、知名度が低く利用者が少なすぎる
  4. 社内SE案件に絞られるため、求人数が673件と少なすぎる
  5. スキル次第だが、実は社内SE以外も紹介される
  6. 関東圏、関西圏以外では、求人がほとんどない

公式サイト:社内SE転職ナビ

社内SE転職ナビは、社内SEに特化した経験者向けの転職サイトです。他にない最大の特徴は、社内SEや社内開発を専門に扱い、確実に客先常駐から脱出できる事ですね

しかしながら、他の転職サイトと比較して、知名度が低く利用者が少ない点に注意が必要です。また、社内SE案件に絞られるため、求人数が673件しかありません「マイナビ×IT」も経験者向けで社内開発を中心に扱うが、求人数は2.8万件以上あります

確実に客先常駐を脱出できるのは魅力だが、転職サイトの規模が少なすぎます。選択肢が少ないと、ブラックに就職する可能性も必然的に高くなります「社内SE転職ナビ」1本に絞るのは、リスクが高いので避けた方が良いですね。

評価:【社内SE転職ナビの評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

転職2:自社や社内開発に強い「マイナビ×IT」

マイナビの特徴は...
  1. 大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイト
  2. 客先常駐から、自社や社内開発の転職に最も強い
  3. 自社や社内開発など、求人数は2.8万社以上もある
  4. ハイキャリア層ではなく、20〜30代の常駐SE向け
  5. 大手2社(リクナビ、DODA)にはない、中小の隠れ良企業を扱う
  6. 大手2社よりも、丁寧な対応で高評価を得ている
  7. 担当者が推薦状を書くので、書類選考の通過率が高い

公式サイト:マイナビエージェント

「マイナビ×IT」は、大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイトです。他にない最大の特徴は、客先常駐から自社や社内開発、それから社内SEを目指せる事です親切な対応の担当者が多く、転職経験がない初めての常駐SEにも向いています。

個人的な1番のお勧めが「マイナビ×IT」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです

私が社内開発に転職できた時は、実務で開発経験が1度もない時でした。

次もブラックに騙されて、客先常駐やSESに入社したらどうしよう」と不安しかなかったです。担当者は、客先常駐の経験しかなくても、必ず社内開発に就職できると声を掛けてくれました。「確実に社内案件に入れる保証がなければ、無理に転職する必要はないですよ」とも言ってくれました。

2ヶ月後に内定を頂いた先は、受託開発がメインのIT企業です。社員数が100名未満の中小企業だが、海外に開発拠点もある隠れ優良企業でした。

入社後に先輩社員から個別の社内研修があり、プロジェクト配属後も別の先輩が開発のサポートをしてくれます。それから、毎年40〜60万円ペースで順調に昇給し、4年後には年収が520万円を超えます開発案件に就いた後も、納期がない月は毎日定時に帰宅しています

上場企業や知名度がある大手はないが、私にとってこの会社は優良企業ですね順調に昇給する上に残業も少ないため、今もこの会社でお世話になっています。

IT業界以外も広く扱う大手2社(リクナビ、DODA)と違い、IT系に特化したマイナビは求人の質が高いです。また、大手2社が扱わない隠れ優良企業が多いのも魅力です。機械的な対応にならざる負えない大手と違い、サポートが手厚い点もお勧めです。

私が客先常駐から脱出でき、社内開発に転職できたのはマイナビのおかげです。

評価:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

これからも、常駐SEで働き続けるリスクとは?

客先常駐を続ける最大のデメリットは、経験年数に応じて給料が増えない事です

常駐SEの給料が増えない理由は、手順書通りのマニュアル作業、ドキュメント作成、運用保守、ヘルプデスク、評価など、単純労働ばかりで開発経験を積めないからです。短期間で常駐先が変わるため、運が悪ければプロジェクト毎にスキルがリセットされます

IT業界で35歳定年説があるのは、実務経験を積めない常駐SEの働き先がなくなるからです。35歳を過ぎると、経歴書の年齢を見ただけでスルーされます。

私の新入社員時代の元同僚は、今も1社目の客先常駐で働き続けています。久しぶりに彼女に再会したが、8年間で30万円(年収300→330万円)しか増えていない事に衝撃を受けました30歳を機に、契約解除が増え自宅待機も増えたと言います。

対して、3年目に転職を決意した私は、その4年後に520万円まで増えています。IT業界では、本人の能力や実力以上に働く環境が大事です。

▼▼客先常駐からの転職に強い専門サイト3社は▼▼

  1. マイナビ×IT客先常駐から、社内開発の転職に強い
  2. 社内SE転職ナビ求人数は673件と、ブラック率も高い
  3. リクルート異業種への転職は、キャリアを活かせない

社内開発に転職するならば、「マイナビ×IT」一択です。

なぜならば、私自身が4年前にマイナビを利用する事で、ブラックから優良企業に転職できたからです客先常駐から社内開発に変わり、年収は4年間で300→520万円まで増え、納期月以外は毎日定時に帰宅しています。

評価:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

しかし、私たちが客先常駐を脱出できるのは、2020年4月までです

なぜならば、2013年からのオリンピック特需が終わり、急激に景気が落ち込むからです。IT業界の転職有効求人は6.79倍だが、2009年と同様に1倍を下回ると、常駐SEの需要は完全に無くなりますレポート:2019年1月)。

金融危機の頃には、多くの常駐SEが契約解除され職を失いました。私たちの契約期間を2ヶ月毎に更新するのは、不測の事態にいつでも首を切るためです。2020年4月入社から逆算すると、1日も早く行動に移し、遅くても今月までには内定を獲得する必要があります

公式サイト:マイナビエージェント

まとめ:客先常駐でも大手SIerならホワイトで働ける?

大手SIerで働くデメリットは..
  1. 高収入を得られるが、職場は長時間労働が多い
  2. 設計や開発工程を外部に委託するため、開発経験が積めない
  3. 専門スキルが積めないため、転職がしにくい
  4. プロジェクトの責任や重圧で、鬱になる人が多い
  5. 年功序列が強く、実力がある人材は物足りないと感じる
  6. 専門職というより、公務員や役所の仕事に近い

客先常駐の全てが悪質なブラックではないですね。なかには、客先に出向しても真っ当な請負契約で製品を納品する会社もあります技術力が高い企業は顧客の信頼を獲得し、要件定義や設計、マネジメントも担当できます。様々なクライアントの元で働くため、幅広く経験値も増えますね。

しかしながら、問題は客先常駐のホワイトを見つける手段がない事です

その会社が本当に優良企業かどうかは、その会社に就職するまでわからないですよね。客先常駐のホワイトよりも、客先常駐がない普通のIT企業を見つける方が早いですなぜならば、客先常駐が30%未満の会社は、全体の4割もあるからです。

また、大手SIerだからと無条件にホワイトと考えるのは危険です。

大手SIerは高収入を得られるが、大規模プロジェクトが多く労働環境は劣悪です仕事内容がハードな上にプロジェクトの責任や重圧を理由に、業界を去る人も少なくありません。また、専門知識や技術を身につけらないため、同業種内で転職先を見つけるのは難しいです

客先常駐のホワイトを探すよりも、客先常駐がない普通のIT企業を探す方が確実です。私は社内開発に転職した事で、納期がない月は毎日定時に帰宅し、4年後には年収が520万円まで増えました個人的には大手SIerよりも、社内開発ができる企業の方がお勧めです。

1日でも早く行動に移した方が良い理由は?

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2020年4月までです

なぜならば、オリンピック特需が終わり、日本経済の景気が再び落ち込む可能性が高いからですIT業界は、建築業界の次にオリンピック特需を受けています。オリンピック開催が決まった2013年以降、官公庁からの大規模システム開発案件が右肩上がりに増えていました。

オリンピック開始前に特需も終わり始め、現在は新規の開発案件が急激に減り始めています

2020年は、これまでよりも慎重に景気動向を注視する必要があります。なぜならば、オリンピック特需の終わりに加えて、前回の金融危機からすでに12年が経過したからです8年周期に景気サイクルは来るが、もう4年もオーバーしていますね。

アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。

次に金融危機が発生した時に最も影響を受けるのはシリコンバレーです。2008年以降投資が加熱し続け、スタートアップ企業だけでも1兆2500億円の資金調達に成功しています(参考:「多くのスタートアップがくだらない」ーーシリコンバレーの有名投資家)。

2008年の金融危機のように求人倍率が1倍を下回ると、常駐SEを受け入れる社内開発はなくなりますさらに、常駐先に出向しているSEの大半が契約解除されますね。実際に2008年の金融危機では、大手企業にある常駐SEの作業デスク3分の2が空席になりました

2020年の4月入社を逃すと、社内開発に転職するチャンスは永遠に来ないかもしれません。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. プロジェクトの予算が縮小され、労働者が市場に溢れる
  2. 客先常駐の半数以上は、翌月以降の契約を更新できない
  3. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  4. 不景気になると、優秀なSE以外は内定を獲得できない
  5. 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
  6. 少ない労働者で現場を回すため、今より労働時間が増える
  7. 失業を避けられても、転職の機会を失い次の5年間も同じ現場で働く
  8. 人件費が安い外国人を採用し、日本国内の開発が激減する
  9. 常駐先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  10. 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる

次の不景気に備えて、1日も早く社内開発に転職し経験を積む必要があります。

専門スキルを身につけ、必要な人材に成長さえできればリストラされる心配は消えます単純労働しかできない常駐SEと違い、専門知識やスキルがあれば会社が倒産しても生き残れます。

転職活動で今すぐに必要なものは?

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

30歳時点で年収に200万円も差があると、残りの生涯年収で6000万円も違いますねブラックで働いている劣等感で家族を持つこともできず、一生涯孤独で生きていたと思います。

未経験者の市場価値は年齢とともに減少するため、将来動く予定があるならば景気が上向いている今行動した方が良いです2020年の4月以降では、オリンピック特需が終わり手遅れである可能性が高いです。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています

私自身が4年前に、ブラックを脱出できたので1番のお勧めです。

公式サイト:マイナビエージェント

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