客先常駐にホワイトはあるのか?|大手SIerは優良企業になる?

ネットの評判を見ると、全ての客先常駐が悪質なブラックに見えます。そもそも、客先常駐をしていて、ホワイトと呼べる企業はあるのでしょうか。また、NTTデータやNECでも客先常駐はあるが、たとえ大手でも常駐SEは避けた方が良いのでしょうか

  • 「そもそも客先常駐の会社に、ホワイトはあるのだろうか…」
  • 「たとえ勤め先が大手でも、客先常駐は避けるべき…」
  • 「大手SIerで働いているけれど、職場が激務すぎて辞めたい…」

結論から伝えると、客先常駐の全てが悪質なブラックではありません。

なかには、客先に出向しても真っ当な請負契約で製品を納品する会社もあります技術力が高い企業は顧客の信頼を獲得し、要件定義や設計、マネジメントも担当できます。様々なクライアントの元で働くため、幅広く経験値も増えますね。

しかしながら、問題は客先常駐のホワイトを見つける手段がない事です

その会社が本当に優良企業かどうかは、その会社に就職するまでわからないですよね。客先常駐のホワイトよりも、客先常駐がない普通のIT企業を見つける方が早いですなぜならば、客先常駐が30%未満の会社は、全体の4割もあるからです。

また、大手SIerだからと無条件にホワイトと考えるのは危険です。

大手SIerは高収入を得られるが、大規模プロジェクトが多く労働環境は劣悪です仕事内容がハードな上にプロジェクトの責任や重圧を理由に、業界を去る人も少なくありません。また、専門知識や技術を身につけらないため、同業種内で転職先を見つけるのは難しいです

客先常駐は中小や零細の常駐SEも大変だけれども、大手にもデメリットがありますね。ここでは、客先常駐のホワイト企業を紹介します。また、客先常駐がある大手SIerで働くデメリットについても紹介します

ホワイトで働きたい人向け
  1. たとえ大手SIerでも、客先常駐は避けるべき?
  2. 客先常駐でも、ホワイトと呼べる企業はあるのか?
  3. 大手SIerならば、本当にホワイトな労働環境で働ける?

▼▼客先常駐からの転職に強い大手2社▼▼

  1. マイナビ×IT受託・社内開発の案件に強い
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを専門に扱う

1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、過去にマイナビを利用して客先常駐から社内開発に転職できたからです。長時間労働から逃れた上に、年収は4年間で300→520万円まで増えました。

業界経験が浅い常駐SEは、早めに行動した方が良いですね。

なぜならば、転職サイトの良案件は開発経験があるSEから順に埋まるからです。転職の開始時期が遅れると、必然的に売れ残りのブラックを引かされますこのタイミングを逃すと、次の半期に良い案件が市場に出る、4ヶ月後まで待つ必要があります。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

常駐SEが社内開発に転職できるのは人材不足の今だけです。2019年以降は、人材不足が解消される可能性は高いです。金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、常駐SEの需要は減りますね。

IT業界の転職有効求人は6.79倍ですが、2009年と同様に1倍を下回ると開発経験がある優秀なSE以外は転職できませんレポート:2019年1月)。

たとえ大手SIerでも、客先常駐は避けるべき?

大手SIerでも、客先常駐なら避けるのが正しいでしょうか。

Aさん)大手SIerでも常駐は避けた方が良い…

今年からIT業界で働きます。独立系SIerです。顧客にNTTや〜エンジニア〜ソリューションといった、同業者名は見当たりませんでした。ほぼ全て知名度のあるところです。

業績向上中で、残業代も全額支給なのですが、客先常駐があります。たとえ勤め先が大手でも客先常駐はまずいのですか?いじめられると聞いて心配になりました。どれだけ福利がよくてもやっぱり独立系SIerは危ないところなのでしょうか…

参考:Yahoo知恵袋

大手SIerを選ぶ方が、中小企業の客先常駐よりも間違いなく安定しています。

ただし、大手SIerは大規模プロジェクトが多く、仕事内容はかなりハードです。責任や重圧に耐えられず鬱になる人も少なくありません。また、開発を外注する下請けのスケジュールや工数管理がメインです。そのため、専門知識やスキルを習得する事も出来ません。

福利厚生や給与面だけで見たら魅力はあるが、デメリットもあるので注意が必要ですね。

Bさん)客先常駐でも良い会社はあるはず…

就活生です。客先常駐は絶対にやるなという話をよく耳にしますが、NTTデータの子会社での客先常駐もやはり良くないのでしょうか?私は客先常駐の全てが良くないというわけではなく、中にはスキルも身につけられたりと良い常駐もあると考えています

また客先常駐になってしまうと転職しにくくなるというのは本当でしょうか?本当に悩んでいます。どちらでもいいので、どなたか教えていただきたいです。よろしくお願い致します。

参考:Yahoo知恵袋

もちろん、客先常駐の全てが悪質なブラックではありません。

なかには、客先に出向しても真っ当な請負契約で製品を納品する会社もあります。技術力が高い企業は顧客の信頼を獲得し、要件定義や設計も担当できますね様々なクライアントの元で働くため、幅広く経験値も増えますね。

ただし、大手だからと無条件で安心するのは危険ですね。下請けや外注管理だけで、専門知識を積めない会社も多いからです。大手だからと安心せずに、その会社の事業内容を見極めしょう。

Cさん)大手SIerに勤務してるが激務で辛い…

大手Sierと公務員について。

大体の人が知っている大手SierでSEとして働いております。今はどうにか仕事をこなしておりますが、客先常駐ということもあり激務ハイプレッシャーなので、将来が不安になり転職を検討してますそこで下記の選考を検討してます。2については嬉しいことに内定を頂きました。

もちろん自分で決断しますが、主観で現在の仕事を選び自分にあっておらず後悔しているので、できれば多くの方の意見をいただけると幸いです。

  1. 埼玉県庁と神奈川県庁のどちらか →行政
  2. 他の大手民間企業(一部上場)→社内SE

市役所はホワイトと聞きますが県庁は激務とOB訪問1名に伺いました。。公務員ですが民間と同じくらい激務なのでしょうか、それとも少し誇張しているのでしょうか。詳しい方がいましたら教えて欲しいです。。民間の社内SEにいっても結局激務だったり出向等にあうのではないかと将来が不安になってきました。。あなたなら上記の選択肢ならどちらを取りますか?

参考:Yahoo知恵袋

私たち中小企業で働く常駐SEは、無条件で大手に憧れます。しかしながら、大手SIerに勤めても安泰できる訳ではない事を肝に銘じましょう。激務や責任感に追われ、異業種を選択する人も少なくありません

公務員か社内SEかは、私たち自身が何を1番に求めるかで大きく変わりますね。

実務内容よりも、激務を避けて安定を目指すならば公務員ですね。社内SEも高い確率で激務から解放されます。しかし、最終的には仕事内容は千差万別です外注化の管理だけもあれば、開発を内製化してIT企業並みに働く企業もあります。

激務から逃れるのが最優先ならば、公務員を選択した方が無難ですね。公務員でも激務の職場はあるが、民間企業よりは遥かにリスクは低いですね。

以上のように、客先常駐のホワイトに就職したい、その結果大手SIerを目指すSEは多いですよね。しかしながら、大手SIerが本当に優良企業なのかは怪しいですね。客先常駐でも、ホワイトと呼べるような会社はあるのでしょうか。

客先常駐でも、ホワイトと呼べる企業はあるのか?

良い客先常駐の条件とは...
  1. 大手クライアントと直請で請負契約している
  2. 個人ではなく、会社名で常駐先に出向している
  3. 指揮系統が自社の管理者で、請負契約の体裁を守っている
  4. 常駐先で設計や開発など、上流工程やマネジメントも経験できる
  5. 残業代が全額支給され、有給も自由に取得できる
  6. 客先常駐以外にも、自社で社内開発を行っている

結論から伝えると、客先常駐している会社でもホワイトはあります。

ただし、客先常駐のホワイトを見つけるのは、現実的にかなり難しいです。客先常駐がある企業に就職するならば、社内開発もしている会社を選択しましょう社内開発もしている企業ならば、専門知識や開発能力が高く上流工程やマネジメントも経験できるからです。

また、常駐先で経験を積んだ後に、自社開発に配属される可能性もありますね。

現実的に将来のキャリアを考えた時に、常駐先で定年まで働き続けるのは難しいですよね。社内開発がない会社だと、常駐先で契約解除された時に行き場を失います40や50代であれば、次の就職先を見つけるのは難しいですね。

では、大手SIerであれば優良企業と言えるのでしょうか。それとも、たとえ大手でも客先常駐は避けた方が良いのでしょうか。

大手SIerは本当にホワイト?大手で働くデメリットは?

客先常駐で働いていると、大手SIerで働けばホワイトだと考える人は多いですね。大手SIerとは、NTTデータや富士通、NEC、アクセンチュアやIBMを指します。

その1:そもそも、大手SIerはホワイトなのか?

大手SIerは、中小企業と比較すると優良企業である可能性は高いです。

しかし、純粋にホワイトかと問われると判断は難しいですよね。給料は高いけれども、職場はブラックな環境が多いからです。30歳で500万円、40歳で600万円、部長クラスになると800万円以上です。ただし、激務の職場が多く月60時間以上残業する人も少なくありません。

また、大手SIerになるとプログラミングや設計の経験を積めません。

大手SIerが求める人材は、PGやSEではなくプロジェクトを運用する人だからです。具体的にはお客さんに合意を取る、外注のスケジュールや工数を管理します。専門知識や技術には関与しません。プロジェクトを成功に導く事が目的で、技術力は必要ないからです。

以上を踏まえた上で、大手SIerを検討した方が良いですね。大手SIerに就職するも、技術が学べずに独立SIer系の受託開発やWEB業界の自社開発に転職する人も多いからです。

その2:大手SIerで働くデメリットは?

大手SIerで働くデメリットは..
  1. 高収入を得られるが、職場は長時間労働が多い
  2. 設計や開発工程を外部に委託するため、開発経験が積めない
  3. 専門スキルが積めないため、転職がしにくい
  4. プロジェクトの責任や重圧で、鬱になる人が多い
  5. 年功序列が強く、実力がある人材は物足りないと感じる
  6. 専門職というより、公務員や役所の仕事に近い

大手SIerに就職した場合、将来は安定するし高い給与を得られます。

しかしながら、設計や開発工程を外部に委託するため、設計や開発経験を積めないのが難点ですね。また、長時間労働の現場が多く、大規模プロジェクトの全責任を負うため、うつ病に陥る人も少なくありません昔ながらの年功序列も強く、公務員や役所の仕事に近いです。

私の知人は新日鉄のソフト系のグループ会社で働いています。

現在彼は50代で銀行系の客先に出向しています。20〜40代はずっと忙しくて休む暇がなかったと言います。自社に戻っても居場所はないので、定年まで常駐先で働き続けます中小企業と比較したら高待遇なのは間違いないが、デメリットがある点には注意が必要ですね。

その3:大手SIerでも激務は避けられない?

大手のグループ会社だから、安心だと考えるのは危険ですね。富士通のソフト系子会社では、激務の末に過労死した人がいます。

■従業員の過労死

2002年4月同社入社の男性従業員が、2006年1月26日医師より処方された薬を過量に服用し死亡した。この男性はシステム開発に従事していたが、何らかのストレスにより、遅くとも2003年9月下旬ころまでに精神障害を発症していた(あくまで予測である)。休職と復職を繰り返したが、その時点での退職を選ばず、本人が復職を選択し、精神障害から回復することなく死亡に至った

■死亡した従業員の労働状況

月当たり100時間以上に達する時間外労働とその連続。徹夜作業や休日出勤。プロジェクトに増員無し。仮眠用の十分な設備がなく作業場所での疲労回復が困難。狭い1人当たりの作業スペース。従業員数が多く恒常的に二酸化炭素量が基準値を超過。ミスが許されず神経を使う作業。反面比較的単純作業の繰り返し。達成感や満足感の不足。

参考:富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ – Wikipedia

客先常駐は過酷な労働環境の現場が多いです。

大手SIerは中小企業よりも、待遇が良いのは間違いありません。しかしながら、労働環境もホワイトとは限らないですね。大手SIerは大規模プロジェクトが多く、炎上案件やデスマーチは避けられません。下請け構造の最下層で働く常駐SEも大変ですが、プロジェクトの全責任を負う大手SEも辛いですね

以上を考えると、大手SIerを目指すべきは、技術よりもマネジメント志向が強い人ですね。また、プライベートよりも、給料やキャリアを優先する人が目指すべきですね。

大手でも中小でも客先常駐で働くならば、自分たちの身は自分たちで守る必要があります。

客先常駐で優良を探すより、社内開発を目指すべき?

参考:客先常駐の割合は全体の9割|社内開発の比率が高い企業の特徴は?

客先常駐のホワイトを探すよりも、客先常駐がない会社を探す方が実は早いです。

客先常駐の割合が30%未満の企業は、全体の39.3%もあります。現実的にこの4割の会社に就職するのは難しくないですよね。それができたならば、客先常駐を避けられる可能性も高いです。仮に経験を積むために常駐先に出向しても、将来的に社内開発に戻れるキャリアプランもあります

社内開発ができる企業は、要件定義や設計、技術力が高い会社でなければできません。常駐先に出向しても、自社のチームで開発するため上流工程やマネジメントも経験できます

私は客先常駐から社内開発に転職した事で、納期がない月は毎日定時に帰宅できました。また、毎年順調に昇給し、4年後には年収500万円も超えました。毎日定時に帰宅できるのは、社内でスケジュールを管理できるからです。

この会社は海外に開発拠点があるが、社員数は100人未満の中小企業です。

残業時間ゼロでホワイトアワードを受賞した「アクシア株式会社」も中小企業です。アクシアも客先常駐がない社内開発で報酬を得ています。現在IT業界は深刻な人材不足もあり、アクシアのような企業は増えています(参考:ブラックIT企業がホワイト企業アワードを受賞するまで)。

なぜならば、労働条件が悪い会社には、優秀な人材が集まらないからです

高収入が得られる大手SIerも魅力だが、専門知識や技術が身につけられない、大規模プロジェクトで炎上案件が多いなどデメリットもありますね。個人的には大手を目指すよりも、専門知識を身につけて労働条件が良い社内開発に転職する事が確実だと思います

では、客先常駐を辞めて社内開発で働くには、具体的に何をすれば良いのでしょうか。

▼▼客先常駐は必ず脱出できる▼▼

私はこの業界で働く1人でも多くの人に、客先常駐を避けて働いて欲しいと思っています。なぜならば、私自身が客先常駐に何年も苦しめられたからです常駐先で働くSEがいなくなれば、客先常駐の仕組みは成り立たないですね。

私の常駐時代の辛い3年間は、他の人にも決して味わって欲しくありません。

1社目に入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。夜の11時過ぎまで働くも、残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円を下回る月もあります。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

一生懸命に働いても給料が増えないのは、過剰に中間摂取されているからです。

終電間際、ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

その2ヶ月後に、私の人生は大きく生まれ変わりました。

現在私は、海外に開発拠点があり社内開発ができるIT企業で働いています。目標だった海外勤務も実現でき、年収は30歳手前で500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は朝が訪れる度に毎日幸せを感じています

私たちSEが、客先常駐を避けて働くのは難しくありません。

なぜならば、社内開発で働く事を最初から諦め、行動に移さないSEが多いからです。現状の仕組みや制度に不満を言うばかりで、具体的な行動に移すのは全体の1割もいないですよね。だからこそ、行動すれば確実に未来は変わります

私は実務の開発経験がゼロの時に、現在の会社に転職できました。現在も客先常駐で働き続ける元同僚と私の違いは、行動に移しかどうかだけですよね。将来家族ができた時に、自分の子供に勧められない働き方ならば、あなた自身も常駐先で働くのは辞めましょう。

客先常駐を辞めて変わった事は....
  1. 年収300万円 → 転職して4年後に520万円に増える
  2. 賞与は10万円未満 → 年3回の賞与で140〜160万円
  3. 昇給額は年3千円 → 賞与も含めて年40〜60万円
  4. 1人で常駐先に出向 → プロジェクトは全て社内開発
  5. 実務経験に乏しく転職先がない → 面談で+50〜80万円で掲示
  6. 毎日11時まで残業 → 納期月以外は定時に帰宅できる
  7. 運用保守、評価、資料作成 → 開発経験を積み小リーダーもできる
  8. 35歳で職を失う → マネジメントを経験し定年まで働ける
  9. 生涯孤独かもしれない → 家族が出来て毎日幸せを感じる

個人的に1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

常駐SEを辞めて社内開発で働く方法は?

IT業界で客先常駐を避ける方法は、大きく分けて次の3つがあります。個人的には、現職のキャリアを活かして、同業種内で社内開発を目指す方法が1番お勧めです。

現在のキャリアを活かすことで、確実に年収アップが見込めるからです

  1. リスクは高いが、自社開発が多いWEB業界を目指す
  2. 医療や流通業界など、異業種の社内SEを目指す
  3. SIer業界内で、受託や社内開発を目指す

方法1:リスクでも挑戦したいならWEB業界へ

WEB業界を目指す利点は...
  1. エンドユーザ向けのWEB業界は、自社開発が多い
  2. SNS、スマホ、広告業など、急成長する分野で働ける
  3. 実力主義のため、年齢を問わず高収入を得やすい
  4. 労働時間や服装など、自由なライフスタイルで働ける
  5. SIerに多いドキュメントや会議が少ない

自社開発が多いWEB業界は、高い確率で客先常駐から逃れられます。

しかしながら、WEB業界で働くデメリットは、競争相手が多過ぎて収益が安定しない事です。技術進歩やトレンドの移り変わりが早く、5年後の未来でさえ想像できません定年まで働き続けるのは難しく、2〜3年単位で会社を変えます。

またWEB業界は、SIer以上にブラックも多いので注意が必要ですね

スタートアップが多く、赤字経営のベンチャーが大半を占めます労働組合や36協定がなく、SIerの零細以上に劣悪な労働環境に陥りやすいですね。また、SIerと企業文化が大きく異なるため、過去の経験を引き継げない点も難点です。

WEB業界は、技術志向が強くリスクを恐れないSEが目指す場所ですね。

参考:【レバテックキャリアの評価 】本当にWEB系の自社開発に転職できる?

方法2:異業種に転職するなら社内SEへ

社内SEを目指す利点は...
  1. 大手が多く給与、退職金、手当など福利厚生が充実している
  2. 客先常駐の価格競争や、WEB業界の競争社会から逃れられる
  3. IT以外の別部門が利益を上げるため、プレッシャーが少ない
  4. 開発は外部に委託するため、納期やスケジュールは厳しくない
  5. 転職には向いてないが、定年まで働きやすい

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐を避けられますね。

しかしながら、社内SEのデメリットは、キャリアの形成ができない事です。入社した業種の特殊なスキルに依存しますね。また、外部のIT企業にシステム開発を外注するため経験を積めず、他社のスケジュール管理がメイン業務になります

キャリアが積めないのは、専門職にとっては致命的ですね。

社内SEは定年まで働く事を前提に就職します。しかし、経営が傾いた時に、1番最初に予算削減を検討される危険な部署でもあります。なぜならば、本業の利益に直接結びつかず、コスト部門だと考えられるからですね。

会社の経営が傾いた時に、人生設計を大きく狂わせるリスクがある点には注意しましょう。社内SEは、業種や会社選びが重要になります。

参考:【社内SE転職ナビの評価】|本当に客先常駐がない企業に転職できる?

方法3:キャリアを活かしてSIerの社内開発へ

受託・社内開発を目指す利点は...
  1. 同業種のSIerなので、キャリアを活かして転職できる
  2. 仕事内容は常駐SEと同じ、開発案件を社内に持ち込むだけ
  3. 常駐SEと違い、上流工程から携われることができる
  4. 元請けが多く、SEの単価は80万円以上と高い
  5. 社内開発は、チームリーダやマネジメントも経験できる
  6. 市場価値を高められると、いつでも転職できる

客先常駐を避ける方法で、1番のお勧めは受託や社内開発です。

なぜならば、同業種内の転職なので、過去のキャリアを活かして転職できるからです。WEB業界や異業種の転職と比較して、少ないハードルで転職できますよね常駐SEと大きく違うのは、社内に開発案件を持ち込み、社内のリソースを使い開発するだけです。

私自身が社内開発に転職する事で、3年間の客先常駐から脱出しました。

社内開発に転職した時は、業務で開発経験が1度もない時です。それでも社内開発に転職できた理由は、企業が深刻な人材不足に陥っているからですWEB業界や異業種よりも安定しているSIer業界は、SEを育てる社風の会社が多いです。

社内で開発経験を積んだ後は、海外の開発拠点も働かせてもらいます。経験がない当時の私に、プログラミング研修から始まり、システム開発、上流工程や外国人PGの管理など、様々な経験を積ませてくれた事に心から感謝しています。

しかしながら、社内開発にもデメリットはありますね。

異業種やWEB業界と比較して、客先駐のリスクをゼロにできないことです客先常駐の割合が30%未満の企業は39.3%あるため、私たちはこの4割の会社を目指す必要があります。

SIer業界で開発経験を積めたなら、その後に異業種の社内SE、WEB業界、フリーランスを目指すのは難しくありません。まずは、実務経験を積む事を1番の目標にしましょう。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

▼▼受託・社内開発ならマイナビ×ITがお勧め▼▼

  1. マイナビ×ITSIer系の受託・社内開発を目指すなら
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを目指すなら
  3. レバテックキャリアリスクでもWEB業界を目指すなら

転職サイトの中で、1番のお勧めは「マイナビ」です。

なぜならば、社内開発・社内SEに強みがある転職サイトだからです客先常駐からの転職を最も得意としています。また、業界経験が浅い常駐SEに、1番バランスが良いのもマイナビです。レバテックと社内SE転職ナビは、業界経験が長い玄人向けで少しハードルが高いですね。

両社とも扱う求人が数百社と少なく、社内SEやWEB業界に偏るのが難点です

また、大手2社(リクナビやDODA)よりも親切な対応で高評価を得ています。IT系求人の質が高く20〜30代前半に限っていえば、大手総合転職サイト2社よりも良案件が多いです。私自身が、マイナビを利用して、客先常駐を逃れたので1番のお勧めです

必ず常駐SEを脱せられる訳ではないが、私たちの将来に可能性を感じられますね。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

まとめ:客先常駐でも大手SIerならホワイトで働ける?

大手SIerで働くデメリットは..
  1. 高収入を得られるが、職場は長時間労働が多い
  2. 設計や開発工程を外部に委託するため、開発経験が積めない
  3. 専門スキルが積めないため、転職がしにくい
  4. プロジェクトの責任や重圧で、鬱になる人が多い
  5. 年功序列が強く、実力がある人材は物足りないと感じる
  6. 専門職というより、公務員や役所の仕事に近い

客先常駐の全てが悪質なブラックではないですね。なかには、客先に出向しても真っ当な請負契約で製品を納品する会社もあります技術力が高い企業は顧客の信頼を獲得し、要件定義や設計、マネジメントも担当できます。様々なクライアントの元で働くため、幅広く経験値も増えますね。

しかしながら、問題は客先常駐のホワイトを見つける手段がない事です

その会社が本当に優良企業かどうかは、その会社に就職するまでわからないですよね。客先常駐のホワイトよりも、客先常駐がない普通のIT企業を見つける方が早いですなぜならば、客先常駐が30%未満の会社は、全体の4割もあるからです。

また、大手SIerだからと無条件にホワイトと考えるのは危険です。

大手SIerは高収入を得られるが、大規模プロジェクトが多く労働環境は劣悪です仕事内容がハードな上にプロジェクトの責任や重圧を理由に、業界を去る人も少なくありません。また、専門知識や技術を身につけらないため、同業種内で転職先を見つけるのは難しいです

客先常駐のホワイトを探すよりも、客先常駐がない普通のIT企業を探す方が確実です。私は社内開発に転職した事で、納期がない月は毎日定時に帰宅し、4年後には年収が520万円まで増えました個人的には大手SIerよりも、社内開発ができる企業の方がお勧めです。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までです。

なぜならば、景気サイクルは8年周期で周り、再び金融危機が発生するからです。2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時20,418円(8月15日)まで落ち込みましたね

アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。アップル株はiPhoneの販売不振で暴落していました(232→142ドル)。一度不景気が発生したら、1週間も経たない内に株価は半値以下まで暴落します。

求人倍率が1倍を下回ると、客先常駐で働くSEの大半が首を切られます2008年の金融危機では、常駐先のフロアの空席が3分の1まで増え、半数以上の常駐社員が自社に帰らされました。

そうなる前に、私たち常駐SEは具体的な行動に移す必要があります。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. プロジェクトの予算が縮小され、労働者が市場に溢れる
  2. 客先常駐の半数以上は、翌月以降の契約を更新できない
  3. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  4. 不景気になると、優秀なSE以外は内定を獲得できない
  5. 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
  6. 少ない労働者で現場を回すため、今より労働時間が増える
  7. 失業を避けられても、転職の機会を失い次の5年間も同じ現場で働く
  8. 人件費が安い外国人を採用し、日本国内の開発が激減する
  9. 常駐先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  10. 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる

客先常駐の最大の問題は、開発経験が積めない事です。開発経験が積めないと、手を動かすだけの労働者と変わらないため、転職もできないですね。

専門スキルを身につけ必要な人材に成長できれば、リストラされる心配もなくなります。まずは、客先常駐を抜け出して1日も早く、専門スキルが磨ける社内開発に転職しましょう。専門スキルを身につけらば、将来の漠然とした不安もなくなります。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

30歳時点で年収に200万円も差があると、残りの生涯年収で6000万円も違いますねブラックで働いている劣等感で家族を持つこともできず、一生涯孤独で生きていたと思います。

未経験者の市場価値は年齢とともに減少するため、将来動く予定があるならば景気が上向いている今行動した方が良いです2019年以降では、金融危機が発生しもう手遅れである可能性が高いです。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。

マイナビは、社内開発や社内SE向けの求人を多数扱います。

公式サイト:SE・プログラマーの転職『マイナビエージェント×IT』

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です