客先常駐で飲み会が多い理由は?|上司や先輩に誘われても断る方法

客先常駐は通常の会社員と比較して、飲み会が多いですね。参加したくないけれども、周囲の反応が気になりつい参加する人も少なくありません。飲み会を断るにはどうすれば良いでしょうか?

  • 「2、3次会に誘われ、酒が嫌いなのに無理に強要される…」
  • 「客先で一緒に仕事しないのに、なぜ自社の社員と飲み会があるの…」
  • 「帰社日に加えて、月3回も飲み会やイベントがあるけど…」

客先常駐で働くSEは、通常の会社員よりも飲み会が多いです。

なぜならば、自社以外でも常駐先との付き合いがあるからですまた、帰属意識を高めるために、自社の上司は帰社日や飲み会を重視します。客先常駐で飲み会が多い理由は、離職率が高い事に多くの会社が問題を抱えているからです。

しかし、私たち常駐SEから見て、飲み会は時間とお金の無駄です。

飲み会に依存する常駐SEが多い理由は、長時間労働や低賃金に苦しめられ、辛い状況を仲間と共有したいからですね。偽装請負や多重派遣で不当な扱いを受けても、お酒を飲んでいる時間は忘れられますね。底辺の会社に勤めている社員ほど、飲み会の数は多いです。

常駐先や自社の先輩社員から、飲み会を断るのは実は難しくありません。

なぜならば、拒否した時に周囲から受ける反応を、あなた自身が過剰に反応しているだけだからです。周囲の反応を気にせず、自分の気持ちに正直になれば簡単に断れます。また、予め断る口実を作る事で悩む必要もなくなりますね。

ここでは、客先常駐で飲み会が多い理由と断り方を紹介します。

飲み会に参加したくないSE向け
  1. 飲み会に参加したくなくても、怖くて断れない
  2. 客先常駐で、飲み会が多い理由は?
  3. 常駐SEが、もしも飲み会を断ったらどうなる?

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  2. 社内SE転職ナビ社内SE専門だが、求人数は673件だけ
  3. 『リクルート求人数は多いが、未経験向けのブラックが多い

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<24年4月:求人数は下落に転じる

参考:求人数は微減し、転職希望者数が増加(2024年2月)

24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています

転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。

そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。

日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。

金融危機が訪れると、08年と同様に多くの常駐SEが職を失います。

私自身も当時1年目で、常駐先から契約解除と解雇されました

契約解除後に転職活動しても、より条件が下がる劣悪なブラックしか残っていません。私は半年後に運良く内定を獲得できたが、年収300万円以下で4年間も身動きできなかったですコロナ過では在宅ワークに救われたが、世界的な景気後退では私たち常駐SEに逃げ道はありません。

そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください24年の春採用を狙っている人は多いが、その頃にはもう手遅れになる可能性が高いからです。

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飲み会に参加したくなくても、怖くて断れない…

常駐SEは業務時間以外でも、社外や社内の飲み会で貴重な時間を浪費します。

Aさん)得意じゃないのにお酒を強要される…

ITの客先常駐で働く友人の環境がつらいらしい。学校が同じだった友人が現在Javaの客先常駐で働いていてテスト業務をやっています。未経験なので聞きつつ何とかやっているそうですが業務以外で苦労してるらしく、客先がひと昔前のノリみたいで業務後の飲み会が終電まで、行かなかったらしいが2,3次会もいくものだよと言われ、得意じゃないのにお酒を5杯以上飲み、次回は全員の名前を発表して貰う、その時は一芸やったほうがいいと言われる。こんな状態らしく、仕事外でつらい思いをしているらしいです。これはパワハラに当たるでしょうか?それ以外の◯◯ハラ?

社会で飲み会は付き物だとは言われますが..これを普通と捉えるのはおかしいですよね。なにかアドバイスして上げたいですが..案件変えて貰うようお願いすべきとかですかね。みなさんならそんな所に当たったらどうしますか?(客先経験者や飲み会苦手な経験あればぜひ)

参考:Yahoo知恵袋

常駐先は昔ながらの大手が多く、古い体質の企業が多いですよね。

社員や常駐SEに飲み会を強制させる会社は、ろくな会社ではないですよね。嫌だと思うならば、営業に相談して職場を変えてもらう努力をしましょう。職場を変えてくれなければ、他の会社に転職した方が良いですね。

Bさん)客先常駐で飲み会がある意味がわからない…

客先常駐についての質問です。

お客様先に常駐して現場を転々とするという働き方をする企業が、帰社日や飲み会等の機会を設けるのは何故なのでしょうか?同期や先輩社員と仲良くなっても、結局一緒に働くわけではないですし、同じチームになったとしても期間が終われば解散になるのでは?

参考:Yahoo知恵袋

客先常駐で帰社日や飲み会を設定する理由は、離職率が高いからです。

客先常駐の経営者や上司は、横のつながりを強くする事で離職率が改善できると思っています普段会わない社員同士でも、相談する相手が1人か2人いるだけで辞職を阻止しやすくなりますよね。しかしながら、月に2〜3回も自社に呼ばれると、働いている側には大きな負担になります。

Cさん)飲み会やイベントが月に2、3回ある…

IT業界における客先常駐についていくつか質問させてください。

  1. 客先常駐という働き方についてどう思いますか?
  2. 自分が勤めている会社が客先常駐のみの会社だったらこの先も働きたいと
    思いますか?
  3. 最後にその会社には月に1回しか帰社しないのに、飲み会や社内のイベントが月に2、3回ある場合どう思いますか?(帰属意識を持ってもらうため催しているらしいです)

以上となります。皆様のご意見をお待ちしております。

参考:Yahoo知恵袋

飲み会や社内のイベントが多い会社はNGです。

なぜならば、飲み会を増やす事で、離職率を低く抑えたい経営者の意図が見えるからです。普通に常駐先に出向させるだけでは、かなり高い確率で社員が辞職する会社だとわかります。

将来を真剣に考えるのであれば、客先常駐は避けるべきです。なぜならば、労働力を外部に提供するだけの客先常駐は、ただの派遣と変わらないからです。できれば、客先常駐がない会社で働くのが望ましいですね。

では、どうして客先常駐では飲み会が多いのでしょうか。

客先常駐で飲み会が多い理由は?

私たち常駐SEは、普通の会社で働く会社員よりも飲み会が多いです。

その1:客先常駐の飲み会は年に13回以上ある?

客先常駐で飲み会が多い理由は、自社以外に常駐先との付き合いがあるからです。

客先常駐に入社した年の飲み会をカウントしたら、1年間で13回もありました大きなイベント以外にも、常駐先の先輩に誘われたり、自社の帰社日毎に飲み会があるので、月に2〜3回ペースであります。特に、歓迎会やプロエクトが稼働する4月、忘年会シーズンの12は飲み会が集中しますね。

若手社員が1次会で帰る訳には行かず、2次会、3次会と参加すれば、飲み会だけで月に5万円以上使いますね新人時代に参加した飲み会を挙げると、これだけの数あります。

  • 4月:新入社員の歓迎会(自社)
  • 4月:新入社員の歓迎会(常駐先)
  • 4月:新規プロジェクトの親睦会(常駐先)
  • 6月:プロジェクトチームの飲み会(常駐先)
  • 8月:長期連休前の飲み会(常駐先)
  • 10月:年1回の社員旅行(自社)
  • 12月:プロジェクトの打ち上げ(常駐先)
  • 12月:自社の忘年会(自社)
  • 12月:常駐先の忘年会(常駐先)
  • 12月:所属チームで忘年会(常駐先)
  • 1月:自社の新年会(自社)
  • 1月:常駐先の新年会(常駐先)
  • 3月:プロジェクトの打ち上げ(常駐先)

では、なぜ客先常駐では飲み会が多いのでしょうか。

その2:客先常駐で飲み会が多い理由は?

常駐SEの飲み会が多い理由は...
  1. 客先常駐は離職率が高く、帰属意識を高めたいから
  2. 客先常駐は技術職ではなく、営業職が強いから
  3. 自社以外に、常駐先でも付き合いがあるから
  4. 仕事がハードで、現実逃避したいから
  5. 低賃金や長時間で、仲間と愚痴を語るのが楽しいから

客先常駐はとにかく飲み会が多いです。

飲み会が多い1番の理由は、離職率を改善したいからですね。帰社日や飲み会、社内のイベントに参加させる事で横の繋がりを強くしたからです。会社を辞めたいと思った時に、相談できる相手が1人や2人いる事で辞職を思い留まらせます。

私の常駐時代も月に1〜2回帰社日があり、その度に飲み会がありました。週末でもフットサルや山登りなどたくさんの社内イベントがあります。もちろん強制ではないが、参加する事を強く勧められます。

他にも、長時間労働や低賃金で働く同僚が多く、お酒を飲む事で現実逃避したい人が多いですね金曜日になると仕事が10時に終わっても、朝までコースで居酒屋に繰り出します。苦労を共にする仲間と、会社の愚痴を語り合う時間は純粋に楽しいですよね

参考:常駐SEの帰属意識が低いと何が問題なの?|離職率や意欲の低下

その3:ブラックほどお酒の飲み方が汚い?

飲み会に価値がない理由は...
  1. 上司がいないと、会社の愚痴大会が始まる
  2. 二次会になると、悪口などネガティブな話しかない
  3. お酒が進むに連れて、自分の感情を抑えられない
  4. 鬱憤を晴らすために、キャバクラや風俗に行く

客先常駐では、ブラックに行くほど飲み会が多いです。そして、ブラック度が高い会社ほど、お酒の飲み方が汚いといつも感じます私が常駐時代に参加した飲み会は、周囲への配慮や品性が欠けるものでした。特に上司がいない飲み会や、2次会や3次会になると余計にエスカレートします。

ブラックだから人材の質が悪くなるのではなく、人材の質が悪いから自然とブラックに集まる」という事をいつも考えさせられます。ブラック人材からしたら、質が悪い環境の方が彼らの身体に合います。

私たちが客先常駐の飲み会に不快感を感じるならば、それは正しい感情ですね。その気持ちを大切にして、飲み会は積極的に避けるべきですでは、飲み会を断るには、どうすれば良いのでしょうか?

常駐SEが、もしも飲み会を断ったらどうなる?

飲み会に参加する事のデメリットは...
  1. 人生の限られた貴重な時間を無駄にする
  2. 翌日は二日酔いで、翌日のパフォーマンスが低下する
  3. 断れない先輩が1人でもいると、深夜や翌朝まで付き合う
  4. 金曜に朝まで飲む事で、土曜日を1日無駄にする
  5. 職場の愚痴ばかりで、非生産的な時間を過ごすだけ
  6. 2次会、3次会に参加したら、1回の飲み会で2〜3万円使う
  7. 月3万円飲み会に使えば、1年間で36万円をドブに捨てる
  8. 不必要な連帯感が生まれ、底辺同士の馴れ合いになる
  9. 偽装請負などの違法行為に、問題意識を持たなくなる
  10. 客先常駐の雰囲気に流され、転職時期がズルズルと伸びる

常駐SEの中には、飲み会をはっきりと断れない人は多いですよね。

参加したくないと思いながらも、周囲の反応が気になりつい参加してしまいます1次会だけ参加するつもりが、その場の流れで2次会や3次会、気付いたら朝になっていたという人も少なくありません。

周囲は飲み会を断られてもそれほど気にしていません。なぜならば、自分たちが楽しめればそれで良いと思っているからです。職場に行けば、飲み会に参加しない人が2〜4人は必ずいますね。周囲の反応が気になる人は、ただの自意識過剰だと言えます

飲み会を断るためには、予め口実を考えておけば良いですね

口実は必ずしも真実を伝える必要もありません。平日であれば、毎朝TOEICの勉強をしていると言えば無理に誘われません。一生懸命何かに頑張っている姿を示せば、罪悪感から相手を悪く言う事は出来ません金曜の夜や祝日前は、家族や親戚が早朝に実家から遊びに来ますと伝えます。

最初の2〜3回断れば、以降はもう誘われる事はなくなります。

飲み会で人間関係を構築しないと、仕事ができないと語る人もいます。私が過去に見てきた経験によると、飲み会を断れる人は例外なく仕事ができます。そもそもですが、客先常駐は単純労働が多く、深いレベルで人間関係を構築するほど重要な仕事はありません。

私は社内開発に転職して以降は、飲み会に誘われることがなくなりました。

会社全体の飲み会は、4月の新入社員歓迎会と12月の忘年会だけです。社内開発であれば飲み会に参加しなくても、社員同士で密接なコミュニュケーションができるからです。業務時間外にわざわざ飲み会に行く必要はないですね。大切な話であれば社内でもできるからです

常駐時代に参加した全ての飲み会は、お金と時間の無駄でした。客先常駐の仕事に心から満足できない気持ちはわかります。でも、満たされない心を発散するために、お酒に逃げるべきではありません私たちは違法行為を強要されている現実に、しっかりと目を向けるべきです。

参考:客先常駐(SES契約)は法的にも違法|ただの奴隷と変わらない

では、常駐SEを辞めて社内開発で働くためには、具体的には何をすれば良いのでしょうか。

「諦めなければ、必ず客先常駐から脱出できる」

客先常駐で働く多くのSEに、社内開発を目指して欲しいと思っています。

なぜならば、私自身が客先常駐やSESに長年苦しめられたからです客先常駐では将来性がない上に、出向先や自社に都合良く使われ、需要がなくなれば切り捨てられます。常駐先で契約解除されたら、自社でも居場所を失い失業するしか道はありません

私がIT未経験で入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。毎日夜11時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、臆病だった私は行動に移せず、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

そして、その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。

この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね

ぶっちゃけ、客先常駐を脱出するのは難しくありません。なぜならば、常駐SEの大半は飲み会で愚痴るだけで、実際に行動に移す人は全体の1割もいないからです私たちが実際に行動に移せば、意外と簡単に社内開発に転職できます。

客先常駐で働くSEがいなくなれば、客先常駐やSESは潰れるしかありません。私が社内開発を勧める理由は、社員を常駐させるだけのブラックは潰れて欲しいからです。そのためには、ずは私たち自身が行動しなければなりません

私は過去にマイナビを利用して、客先常駐から脱出して社内開発に転職しました。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています

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客先常駐から脱出できる3つの方法は?

客先常駐から脱出する方法は、大きく分けて3つあります。

方法1:IT業界を辞めて別の業種へ

客先常駐に疲れ切った人の中には、別業種で再スタートしたい人も多いです。でも、SEのキャリアを活かす方が、良い就職先に就ける可能性は遥かに高いですよね

経験ゼロで新しい業種に入れば、年収250〜300万円で再スタートします。冷静に考えると、実務経験がない状態で異業種に飛び込めば、どの業種でも確実にブラックに就職します。ノルマがキツイ営業や飲食業、肉体労働の建築や工場は、IT業界以上にブラックな業種です。

仕事が楽な総務や事務職は、正社員ではなく派遣やパートしか募集していません。派遣やパートでは、今以上に将来が不安定になります。

1度でもIT業界で働きた経験があれば、私たちは未経験者ではなく経験者枠で応募できますキャリアコンサルタントが提案する企業も、10倍以上に選択肢が増えますね。紹介してくれる企業は経験者向けなので、求人の質も以前より高くなります。

現実的に考えたら、現在のキャリアを活かさない手はないですね。

方法2:経験を活かして異業種の社内SEへ

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐から逃れられます。しかしながら、社内SEはデメリットも多いため、私たちは十分に注意が必要です

最大のデメリットは、特定の業界事情に詳しくなる反面、IT系の専門性が失われる事ですなぜならば、システム開発を外部委託するため、自社で経験やキャリアを積めないからです。社内SEの仕事は、社外のスケジュール管理と、社内の非IT管理部門のサポート業務です。

1度でも社内SEになると、一般的なSEのキャリアからは遠くなります。

また、本業が成長しない会社に就職すると、リストラの危険性も高いです。なぜならば、利益を上げない情報システム部門は、経営陣からコスト部門だと見なされるからです。定年まで働く前提で入社しても、経営方針が変われば真っ先に首を切られます。

競争社会から離れた社内SEにとって、外の世界で生き残るのは容易ではないですね

方法3:経験を活かして自社や社内開発へ

IT業界で市場価値を高めたい人は、自社開発や社内開発を目指しましょう。社内開発とは、大手企業から依頼を請ける受託開発、自社製品やパッケージの開発や販売、スマホやソーシャルアプリの開発、コンサルタントやクラウド導入など、様々な働き方がありますね。

社内開発の最大のメリットは、経験と業界年齢に合わせてキャリアを積める事です。

開発案件では最新技術を学び、社内開発で経験を積めば上流工程からも携われます。設計やマネジメントを経験できれば、自身の市場価値を上げられますね。そして、専門知識や経験さえ積めれば、不景気を理由にリストラされても生き残れます

また、専門知識や経験年数に合わせて、順調に収入も増やせますね。市場価値が高い人材になれば、フリーランスや在宅で働くのも難しくありません。市場価値が高い人材になれば、年収100〜200万円アップの転職も難しくありません

では、客先常駐を脱出するには、私たちは具体的に何をすれば良いのでしょうか?

客先常駐から脱出できる転職サイト2社は?

客先常駐を脱出するには、「マイナビ×IT」と「社内SE転職ナビ」がお勧めです。

転職1:異業種の社内SEに強い「社内SE転職ナビ」

社内SE転職ナビの特徴は...
  1. IT経験者向けに、社内SEに特化した専門サイト
  2. 客先常駐から脱出して、異業種の社内SEに転職できる
  3. 他の経験者向けと比較して、知名度が低く利用者が少なすぎる
  4. 社内SE案件に絞られるため、求人数が673件と少なすぎる
  5. スキル次第だが、実は社内SE以外も紹介される
  6. 関東圏、関西圏以外では、求人がほとんどない

公式サイト:『社内SE転職ナビ

社内SE転職ナビは、社内SEに特化した経験者向けの転職サイトです。他にない最大の特徴は、社内SEや社内開発を専門に扱い、確実に客先常駐から脱出できる事ですね

しかしながら、他の転職サイトと比較して、知名度が低く利用者が少ない点に注意が必要です。また、社内SE案件に絞られるため、求人数が673件しかありません「マイナビ×IT」も経験者向けで社内開発を中心に扱うが、求人数は2.8万件以上あります

確実に客先常駐を脱出できるのは魅力だが、転職サイトの規模が少なすぎます。選択肢が少ないと、ブラックに就職する可能性も必然的に高くなります「社内SE転職ナビ」1本に絞るのは、リスクが高いので避けた方が良いですね。

評価:【社内SE転職ナビの評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

転職2:自社や社内開発に強い「マイナビ×IT」

マイナビの特徴は...
  1. 大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイト
  2. 客先常駐から、自社や社内開発の転職に最も強い
  3. 自社や社内開発など、求人数は2.8万社以上もある
  4. ハイキャリア層ではなく、20〜30代の常駐SE向け
  5. 大手2社(リクナビ、DODA)にはない、中小の隠れ良企業を扱う
  6. 大手2社よりも、丁寧な対応で高評価を得ている
  7. 担当者が推薦状を書くので、書類選考の通過率が高い

公式サイト:マイナビ IT AGENT

「マイナビ×IT」は、大手マイナビが運営する、IT業界に特化した専門サイトです。他にない最大の特徴は、客先常駐から自社や社内開発、それから社内SEを目指せる事です親切な対応の担当者が多く、転職経験がない初めての常駐SEにも向いています。

個人的な1番のお勧めが「マイナビ×IT」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです

私が社内開発に転職できた時は、実務で開発経験が1度もない時でした。

次もブラックに騙されて、客先常駐やSESに入社したらどうしよう」と不安しかなかったです。担当者は、客先常駐の経験しかなくても、必ず社内開発に就職できると声を掛けてくれました。「確実に社内案件に入れる保証がなければ、無理に転職する必要はないですよ」とも言ってくれました。

2ヶ月後に内定を頂いた先は、受託開発がメインのIT企業です。社員数が100名未満の中小企業だが、海外に開発拠点もある隠れ優良企業でした。

入社後に先輩社員から個別の社内研修があり、プロジェクト配属後も別の先輩が開発のサポートをしてくれます。それから、毎年40〜60万円ペースで順調に昇給し、4年後には年収が520万円を超えます開発案件に就いた後も、納期がない月は毎日定時に帰宅しています

上場企業や知名度がある大手はないが、私にとってこの会社は優良企業ですね順調に昇給する上に残業も少ないため、今もこの会社でお世話になっています。

IT業界以外も広く扱う大手2社(リクナビ、DODA)と違い、IT系に特化したマイナビは求人の質が高いです。また、大手2社が扱わない隠れ優良企業が多いのも魅力です。機械的な対応にならざる負えない大手と違い、サポートが手厚い点もお勧めです。

私が客先常駐から脱出でき、社内開発に転職できたのはマイナビのおかげです。

評価:【マイナビIT AGENTの評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

これからも、常駐SEで働き続けるリスクとは?

客先常駐を続ける最大のデメリットは、経験年数に応じて給料が増えない事です

常駐SEの給料が増えない理由は、手順書通りのマニュアル作業、ドキュメント作成、運用保守、ヘルプデスク、評価など、単純労働ばかりで開発経験を積めないからです。短期間で常駐先が変わるため、運が悪ければプロジェクト毎にスキルがリセットされます

IT業界で35歳定年説があるのは、実務経験を積めない常駐SEの働き先がなくなるからです。35歳を過ぎると、経歴書の年齢を見ただけでスルーされます。

私の新入社員時代の元同僚は、今も1社目の客先常駐で働き続けています。久しぶりに彼女に再会したが、8年間で30万円(年収300→330万円)しか増えていない事に衝撃を受けました30歳を機に、契約解除が増え自宅待機も増えたと言います。

対して、3年目に転職を決意した私は、その4年後に520万円まで増えています。IT業界では、本人の能力や実力以上に働く環境が大事です。

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  1. マイナビ IT AGENT客先常駐から、社内開発の転職に強い
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  3. 『リクルート異業種への転職は、キャリアを活かせない

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<24年4月:求人数は下落に転じる

参考:求人数は微減し、転職希望者数が増加(2024年2月)

24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています

転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。

そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。

日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。

金融危機が訪れると、08年と同様に多くの常駐SEが職を失います。

私自身も当時1年目で、常駐先から契約解除と解雇されました

契約解除後に転職活動しても、より条件が下がる劣悪なブラックしか残っていません。私は半年後に運良く内定を獲得できたが、年収300万円以下で4年間も身動きできなかったですコロナ過では在宅ワークに救われたが、世界的な景気後退では私たち常駐SEに逃げ道はありません。

そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください24年の春採用を待っていたら、もう手遅れになるからです。

客先常駐から脱出するならば、「マイナビIT」が1番お勧めです。

なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、4年前に客先常駐から脱出できたからです社内開発に転職後の年収は4年間で300→520万円まで増え、契約更新や解除の不安から解放されました。

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いますぐ転職する意思がなくても、自分を守るために会員登録だけでも必ずしてください。会員登録や転職サポートは全て無料だし、事前に面談済みなら必要な時にすぐに案件を紹介してくれるため、常駐先で契約解除された時のリスクヘッジになります。

まとめ:客先常駐で飲み会が多い理由は?

常駐SEの飲み会が多い理由は...
  1. 客先常駐は離職率が高く、帰属意識を高めたいから
  2. 客先常駐は技術職ではなく、営業職が強いから
  3. 自社以外に、常駐先でも付き合いがあるから
  4. 仕事がハードで、現実逃避したいから
  5. 低賃金や長時間で、仲間と愚痴を語るのが楽しいから

客先常駐で働くSEは、通常の会社員よりも飲み会が多いです。なぜならば、自社以外でも常駐先との付き合いがあるからですまた、帰属意識を高めるために、自社の上司は帰社日や飲み会を重視します。客先常駐で飲み会が多い理由は、離職率が高い事に多くの会社が問題を抱えているからですね。

しかし、私たち常駐SEから見て、飲み会は時間とお金の無駄です。

飲み会に依存する常駐SEが多い理由は、長時間労働や低賃金に苦しめられ、辛い状況を仲間と共有したいからですね。偽装請負や多重派遣で不当な扱いを受けても、お酒を飲んでいる時間は忘れられますね。底辺の会社に勤めている社員ほど、飲み会の数は多いです。

常駐先や自社の先輩社員から、飲み会を断るのは実は難しくありません。

なぜならば、拒否した時に周囲から受ける反応を、あなた自身が過剰に反応しているだけだからです。周囲の反応を気にせず、自分の気持ちに正直になれば簡単に断れます。また、予め断る口実を作る事で悩む必要もなくなりますね。

私は社内開発に転職した事で飲み会に誘われる事はなくなりました。なぜならば、社内開発で働くSEは現実逃避する必要がないからです。常駐SEを脱出した事で、改めて客先常駐の異常さに気がつきました。

1日でも早く行動に移した方が良い理由は?

参考:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法をわかりやすく解説!

2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。書類を送付すれば、誰でも企業から内定を得られる状態ですね

しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。

20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人だけでしたね。また、トヨタは来年4月期の決算で、営業利益が79.5%減少すると発表しています

自動車業界が壊滅的な打撃を受けたら、日本の労働者市場は立ち行かなくなります。

2009年の金融危機の頃には、多くの開発案件が中止に追い込まれました。そして、たくさんの派遣SEや客先常駐が強制退場されています私も当時若手社員で、常駐先から首を切られました。次の常駐先が見つからず、会社を首になった人もたくさん知っています。

常駐先の契約を切られてから転職活動を開始しても遅いです。その頃には、もう企業は新しい人材を募集していないからですIT業界で居場所を失えば、飲食店、介護施設などの肉体労働に行く人も少なからずいます。

有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?

有効求人倍率が0.45倍に陥ると...
  1. 買い手市場から売り手市場に転落し、高条件で転職できない
  2. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  3. 求人倍率が0.45倍に陥ると、5年間は元に戻らない
  4. 予算縮小でプロジェクトが中止、常駐SEは強制退場される
  5. 次の常駐先が見つからず、上司から自主退職を勧められる
  6. その後に就職活動を開始しても、企業はもう人材を募集してない
  7. 転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られる

私たちに与えられている時間は、決して多くはないですね。

転職活動で今すぐに必要なものは?

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」と自信を得られます。

それだけ、IT企業は深刻な人材不足に陥っているからです。もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません

キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合うことでやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私自身は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

コロナウイルスの影響で、労働環境はめまぐるしく状況は変わっています

秋採用で転職するには、今月中には既に動いてないともう手遅れです。登録に必要な項目は少なく、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。マイナビは親切な担当者が多く、客先常駐から抜け出せるか不安を感じている人に向いています

私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。

コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています

公式サイト:マイナビ IT AGENT(無料サービス登録まで3分)

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