客先常駐の離職率が高い理由|新卒でも3年で8割が辞める

客先常駐で働いていると、会社を辞めたいと思う人は少なくありません。なぜならば、客先常駐という働き方に、たくさんの人が違和感を感じているからです。

  • 「正社員で雇用されたのに、なぜ毎日他社に派遣するのだろう…」
  • 「終電まで働く生活が1ヶ月続き、うつで休職することに…」
  • 「職場が変わり片道の通勤が2時間、手取りは12万円だけ…」

ブラックが多い印象が強いが、実はIT業界の離職率は低いです。全16業種と比較した場合に、下から6番目に低く10.2%だけですね

しかしながら、客先常駐の離職率は異常なほど高いです。正確な統計はないが、大卒1年目で3割が退職し、3年経つ頃には7割が会社を去ります5年後に1人残れば良い方ですね。

客先常駐の離職率が高い原因は、労働環境が劣悪で経験年数とともに市場価値が下がるからです。私たち人間は未来に希望がなければ、苦痛や試練を耐え忍ぶことはできません。

ここでは、客先常駐の離職率が高い理由、それから離職率が低い会社の見分け方を紹介します。結論から伝えると客先常駐の割合が低い企業は全体の4割あるので、私たちはそこを目指す必要があります。

離職率が低い企業で働きたい人向け
  1. 常駐SEを続けるのが辛い人の声は?
  2. IT業界の離職率は低く、客先常駐は異常に高い
  3. 離職率が低い企業の特徴や見分け方は?

▼▼客先常駐からの転職に強い大手2社▼▼

  1. マイナビ×IT受託・社内開発の案件に強い
  2. 社内SE転職ナビ異業種の社内SEを専門に扱う

1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、過去にマイナビを利用して客先常駐から社内開発に転職できたからです。長時間労働から逃れた上に、年収は4年間で300→520万円まで増えました。

業界経験が浅い常駐SEは、早めに行動した方が良いですね。

なぜならば、転職サイトの良案件は開発経験があるSEから順に埋まるからです。転職の開始時期が遅れると、必然的に売れ残りのブラックを引かされますこのタイミングを逃すと、次の半期に良い案件が市場に出る、4ヶ月後まで待つ必要があります。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

常駐SEが社内開発に転職できるのは人材不足の今だけです。2019年以降は、人材不足が解消される可能性は高いです。金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、常駐SEの需要は減りますね。

IT業界の転職有効求人は6.79倍ですが、2009年と同様に1倍を下回ると開発経験がある優秀なSE以外は転職できませんレポート:2019年1月)。

客先常駐を続けるのが辛い…

客先常駐を辞めたいと思っている人はたくさんいます。

Aさん)客先常駐は異常な働き方だと思う…

現在仕事を辞めようと考えている文系大卒の入社2年目の男です。私が働いている会社は社員数50人以下の中小IT企業です。自社開発は行っておらず客先常駐という形で働いておりますがもう無理かもしれません実は一度うつ病になっており休職をしていました。その際に辞めるかどうか考えましたが結局は辞めるのも不安なので今まで続けていました。辞めたいと思っている理由は3点あります。

①プログラミングがどうしてもわからないこと。
客先常駐という働き方が嫌で嫌でしかたがないこと。
③労働時間が長く心身ともに疲れてしまった。

①に関しては本当にわからなくてどうしようもありません。自腹でIT関連の本を30冊以上は買っていますが全然身についておらず仕事も全くわからずにいます。上司は私から見ても出来る人です。ただ質問がしにくい雰囲気があり困っています。勇気を出して質問しても鼻で笑われてしまい次の質問をしたくなくなる感じです。

②に関しては入社するときに考えなかった私の落ち度でもあるのですが、どうしても受け付けなくなってしまいました。一応形は正社員なのになんで客先で働いているのだろうか。プロジェクトが終わったら当たり前のように別の場所に行ってまた働く。1年働いてきて私の中で異常だなと思うようになってしまいましたまたこの先働いていても自社の先輩みたいになりたくないなというのも理由の一つです。

③に関してはIT業界は残業が多いとは聞いていました。ただ実際に働いてみて想像以上に大変でした。終電まで働くのが1ヶ月ほど続いて体調を崩してしまいました。このまま働いていたら30代、40代としんどくなるだろうなと思っています。ただ残業代は全て出ておりました。

上記が主な理由ですが、やはり根本的にIT業界に合ってなかったのかなとも思っています。プログラミングもわかっていません。当然人一倍努力はしてきたつもりです。でもわからないんです。まだまだペーペーの人間ですがこの先どうすればよいのでしょうか。よろしくお願いいたします。

客先常駐が自分に合うと考えているSEはいません。

皆疑問を感じながらも、別の選択肢がないと思い働いています。毎日他社に出向し、他社の管理下で働くのは誰にとっても苦痛ですね。

Bさん)朝5時半起きで、手取り12万円…

客先常駐のIT派遣を辞めるか迷っています。23歳男です。入社して2年目になりますが、残業はほとんど無く手取りは12万(賞与なし)程度で今は県外に派遣されまして金銭的な問題で実家から通勤していますが、とても不便に感じます。

朝5時半起きで自転車、電車、電車、バス、徒歩で片道2時間以上の通勤を取合えず2ヶ月続けました。自分は物欲があまり無く技術力が低いため給料面に不満は特にありません。往復3時間は何とか我慢出来ましが4時間以上となるとやはり精神的にキツイです。

IT業界は常に新しい技術を取り入れて行かないと時代に取り残されるとよく聞きますが、自分はITにあまり興味が無く将来これをやりたいなどの目標もないため資格取得の勉強が凄く苦痛に感じたり、なかなか自発的に行動出来ません。恐らく今後好きになることも無く向いてないと思います。嫌なことから逃げているのも分かっています。もちろん好きな仕事ではなくても続けることにも意味はあると思いますがIT派遣はデメリットの方が多い気がします

自分は社会経験が浅く相談できる人間が少ないため今の会社の待遇面や通勤面が悪いのか良いのか普通なのか正直なところ分かりません。

参考:Yahoo知恵袋

客先常駐で働いていると、自宅から遠い職場で働く人も多いです。お客様の勤務地は郊外が多く、短期間で勤務地が直々変わるからです正社員で手取り12万円は安過ぎます。無理にSEを続けるより、自宅近くのコンビニで働いた方が、収入も自由な時間も増えます。

客先常駐で働いていると、会社を辞めたいと思う若手SEは多いです。私も2年経つ前に新卒で入社した会社を辞めました。私だけではなく10人いた同僚も、3年経つ前に7割が去ります

それほど、労働環境が劣悪だったからです。では、客先常駐の離職率はどれくらい高いのでしょうか?

IT業界の離職率は低く、客先常駐は異常に高い?

IT業界はブラックが多く、離職率が高い会社が多いのでしょうか?

その1:IT業界の離職率は意外と低い?

参考:平成28年雇用動向調査結果の概要(厚生労働省)

平成28年の厚生労働省の調査結果によると、離職率は10.2%しかありません。全16業種の中で6番目に低い数値ですね。離職率が最も高い「宿泊、飲食業」と比較すると3分の1、「電気、ガス、水道」のインフラ業と比較しても3%の違いだけです。

離職率が高い業界=ブラックではないけれど、上位トップ3(飲食、娯楽、サービス)の特徴を見ると、間違っていないと思います。

離職率が高い業界の特徴は...
  1. 経験年数が増えても、賃金が安いままである
  2. 連休や週末がなく、休みが不定期で労働時間が長い
  3. 代替可能な仕事なので、誰でも代わりが効く

IT業界の離職率を詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

参考:IT業界の離職率はなぜ低い?|実はブラックの比率は意外と低い

IT業界の離職率は高いが、客先常駐の離職率はどうでしょうか?

その2:客先常駐の離職率は高い?

客先常駐の離職率を示す、統計的な数値はありません。しかし、10年以上この業界で働いた経験からすると、離職率は30%前後だと思っています

実際に私が勤めていた客先常駐では、1年目に2〜3割が会社を去ります。3年経つ頃には、私を含めて7割が退職しました。同期社員は10人いたが、3年後に残っているのは3人だけです。

これは、私の同期だけが特別多いわけではなく、どの年代でも当てはまります。5年後に同期が1人残れば良い方ですね。

私の元同期は現在もこの会社で働き続けているが、8年間で給与は30万円(年収300→330万円)しか増えていません。会社を辞める方が、純粋に正解だと思います。

参考:客先常駐の給料はなぜこんなに低いの?|30歳で年収330万円だった

その3:客先常駐の離職率が高い理由は?

離職率が高い理由は...
  1. 正社員で雇用されたのに、客先に派遣される意味がわからない
  2. 開発経験が積めず、年齢とともに市場価値が下がる
  3. 開発案件に就けず、雑用しかできない
  4. 人月商売のため、労働時間でしか評価されない
  5. プロジェクトが変わる度に、職場が変わりリセットされる
  6. 35歳を過ぎると、受け入れ先が減り失業のリスクが高まる
  7. 法律厳守でない企業にいくと、偽装請負や多重派遣を強要される

私たち新人SEは、定年まで働く事を前提に会社を決めますね。

しかしながら、結果的にはわずか1年で3割が会社を去り、3年経つ頃には7割が退職しますなぜならば、それほど客先常駐の労働環境は劣悪だからです。

将来のことを真剣に考えるのであれば、辞める方が正解です。では、IT業界で離職率が少ない会社を見分けるにはどうすれば良いでしょうか。

離職率が低い企業の見分け方は?

IT業界で離職率の低い会社は、客先常駐の割合が低い企業です。そのため、私たちは客先常駐が少ない企業に的を絞って就職する必要があります。客先常駐の割合が30%未満の企業は、全体の4割存在します。

具体的には、次の企業を目指して転職しましょう。

  1. 大手企業、メーカー企業と直請で取引きしている
  2. 海外に開発拠点がある企業は、内製化するため社内案件が多い
  3. 派遣ではなく、システムの受託開発をメインで行っている
  4. 企業向けに、自社パッケージを開発・販売している
  5. 大手企業、メーカー企業の情報システム部門で働く
  6. 楽天やユニクロなど、他業種の社内SE(流通業、医療関係、商社など)
  7. エンドユーザ向け(BtoC)に、製品やサービスを自社開発している企業
  8. WEB業界で、WEBサイトやサービスを受託開発している企業

参考:IT業界の9割の会社が客先常駐|社内開発の比率が高い企業の特徴は?

私たちが常駐SEを辞めたいと考えるのは普通のことですね。なぜならば、客先常駐には構造的な問題があるからです。構造的な問題が、長時間労働、サービス残業、偽装請負など、離職率が高い原因を作り出しています

IT業界で客先常駐を避けるのはそれほど難しくありません。なぜならば、ブラック企業にはパターンがあるため、簡単に見分けられるからです。

参考:客先常駐(人売り)の見分け方|3年で2度もブラックに騙された

ここでは、社内開発で働く方法を具体的に紹介します。

▼▼客先常駐は必ず脱出できる▼▼

私はこの業界で働く1人でも多くの人に、客先常駐を避けて働いて欲しいと思っています。なぜならば、私自身が客先常駐に何年も苦しめられたからです常駐先で働くSEがいなくなれば、客先常駐の仕組みは成り立たないですね。

私の常駐時代の辛い3年間は、他の人にも決して味わって欲しくありません。

1社目に入社した先は、社員を客先に常駐させるだけのブラックでした。夜の11時過ぎまで働くも、残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円を下回る月もあります。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

一生懸命に働いても給料が増えないのは、過剰に中間摂取されているからです。

終電間際、ある仕事帰りの電車の中で、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親の事を思い、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

その2ヶ月後に、私の人生は大きく生まれ変わりました。

現在私は、海外に開発拠点があり社内開発ができるIT企業で働いています。目標だった海外勤務も実現でき、年収は30歳手前で500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は朝が訪れる度に毎日幸せを感じています

私たちSEが、客先常駐を避けて働くのは難しくありません。

なぜならば、社内開発で働く事を最初から諦め、行動に移さないSEが多いからです。現状の仕組みや制度に不満を言うばかりで、具体的な行動に移すのは全体の1割もいないですよね。だからこそ、行動すれば確実に未来は変わります

私は実務の開発経験がゼロの時に、現在の会社に転職できました。現在も客先常駐で働き続ける元同僚と私の違いは、行動に移しかどうかだけですよね。将来家族ができた時に、自分の子供に勧められない働き方ならば、あなた自身も常駐先で働くのは辞めましょう。

客先常駐を辞めて変わった事は....
  1. 年収300万円 → 転職して4年後に520万円に増える
  2. 賞与は10万円未満 → 年3回の賞与で140〜160万円
  3. 昇給額は年3千円 → 賞与も含めて年40〜60万円
  4. 1人で常駐先に出向 → プロジェクトは全て社内開発
  5. 実務経験に乏しく転職先がない → 面談で+50〜80万円で掲示
  6. 毎日11時まで残業 → 納期月以外は定時に帰宅できる
  7. 運用保守、評価、資料作成 → 開発経験を積み小リーダーもできる
  8. 35歳で職を失う → マネジメントを経験し定年まで働ける
  9. 生涯孤独かもしれない → 家族が出来て毎日幸せを感じる

個人的に1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐から脱出できるの?

常駐SEを辞めて社内開発で働く方法は?

客先常駐以外で働く選択肢はたくさんありますね。

社内開発が多い業種は...
  1. 自社製品やサービスを開発するWEB業界
  2. メーカーから1次請けで受託開発する企業
  3. 異業種(小売業、医療、商社)の情報システム部門で社内SE
  4. 対企業向けに、自社パッケージを開発・販売する企業
  5. 海外に開発拠点がある日系・外資系企業

それぞれ、メリットやデメリットがありますね。そのため、私たちは自分に合う働き方を見い出す必要がありますね。

方法1:自社開発が多いWEB系を目指す

WEB業界を目指す利点は...
  1. エンドユーザ向けのWEB業界は、自社開発が多い
  2. SNS、スマホ、広告業など、急成長する分野で働ける
  3. 実力主義のため、年齢を問わず高収入を得やすい
  4. 労働時間や服装など、自由なライフスタイルで働ける
  5. SIerに多いドキュメントや会議が少ない

自社開発が多いWEB業界は、高い確率で客先常駐から逃れられます。

しかしながら、WEB業界で働くデメリットは、競争相手が多過ぎて収益が安定しない事です。技術進歩やトレンドの移り変わりが早く、5年後の未来でさえ想像できません定年まで働き続けるのは難しく、2〜3年単位で会社を変えます。

またWEB業界は、SIer以上にブラックも多いので注意が必要ですね

スタートアップが多く、赤字経営のベンチャーが大半を占めます労働組合や36協定がなく、SIerの零細以上に劣悪な労働環境に陥りやすいですね。また、SIerと企業文化が大きく異なるため、過去の経験を引き継げない点も難点です。

WEB業界は、技術志向が強くリスクを恐れないSEが目指す場所ですね。

参考:【レバテックキャリアの評価 】本当にWEB系の自社開発に転職できる?

方法2:SIer系の受託開発を目指す

受託・社内開発を目指す利点は...
  1. 同業種のSIerなので、キャリアを活かして転職できる
  2. 仕事内容は常駐SEと同じ、開発案件を社内に持ち込むだけ
  3. 常駐SEと違い、上流工程から携われることができる
  4. 元請けが多く、SEの単価は80万円以上と高い
  5. 社内開発は、チームリーダやマネジメントも経験できる
  6. 市場価値を高められると、いつでも転職できる

客先常駐を避ける方法で、1番のお勧めは受託や社内開発です。

なぜならば、同業種内の転職なので、過去のキャリアを活かして転職できるからです。WEB業界や異業種の転職と比較して、少ないハードルで転職できますよね常駐SEと大きく違うのは、社内に開発案件を持ち込み、社内のリソースを使い開発するだけです。

私自身が社内開発に転職する事で、3年間の客先常駐から脱出しました。

社内開発に転職した時は、業務で開発経験が1度もない時です。それでも社内開発に転職できた理由は、企業が深刻な人材不足に陥っているからですWEB業界や異業種よりも安定しているSIer業界は、SEを育てる社風の会社が多いです。

社内で開発経験を積んだ後は、海外の開発拠点も働かせてもらいます。経験がない当時の私に、プログラミング研修から始まり、システム開発、上流工程や外国人PGの管理など、様々な経験を積ませてくれた事に心から感謝しています。

しかしながら、社内開発にもデメリットはありますね。

異業種やWEB業界と比較して、客先駐のリスクをゼロにできないことです客先常駐の割合が30%未満の企業は39.3%あるため、私たちはこの4割の会社を目指す必要があります。

SIer業界で開発経験を積めたなら、その後に異業種の社内SE、WEB業界、フリーランスを目指すのは難しくありません。まずは、実務経験を積む事を1番の目標にしましょう。

参考:【マイナビ×IT の評価】本当に客先常駐がない企業に転職できる?

方法3:異業種の社内SEを目指す

社内SEを目指す利点は...
  1. 大手が多く給与、退職金、手当など福利厚生が充実している
  2. 客先常駐の価格競争や、WEB業界の競争社会から逃れられる
  3. IT以外の別部門が利益を上げるため、プレッシャーが少ない
  4. 開発は外部に委託するため、納期やスケジュールは厳しくない
  5. 転職には向いてないが、定年まで働きやすい

異業種の社内SEを目指せば、客先常駐を避けられますね。

しかしながら、社内SEのデメリットは、キャリアの形成ができない事です。入社した業種の特殊なスキルに依存しますね。また、外部のIT企業にシステム開発を外注するため経験を積めず、他社のスケジュール管理がメイン業務になります

キャリアが積めないのは、専門職にとっては致命的ですね。

社内SEは定年まで働く事を前提に就職します。しかし、経営が傾いた時に、1番最初に予算削減を検討される危険な部署でもあります。なぜならば、本業の利益に直接結びつかず、コスト部門だと考えられるからですね。

会社の経営が傾いた時に、人生設計を大きく狂わせるリスクがある点には注意しましょう。社内SEは、業種や会社選びが重要になります。

参考:【社内SE転職ナビの評価】|本当に客先常駐がない企業に転職できる?

▼▼退職後の転職活動は絶対に辞めましょう▼▼

IT業界で働いていると、次の就職先を決める前に会社を辞める人が少なくありません。毎日のスケジュールや納期に追われ、将来を考えるのが億劫になり、衝動的に逃げ出したくなるからです。

離職期間がある転職は、100%の確率でブラックに入社します。私は突発的に会社を辞めてしまい、次の職場が見つかるまで6ヶ月間の無職生活を経験しました。その後の就職先もブラックで、再び苦しめられました。

だからこそ、内定を獲得する前の退職は絶対にお勧めできません。

ブラックに就職する理由は...
  1. 働いていない期間は、企業から見たらマイナス要素しかない
  2. 問題がある人材と見なされ、ブラック以外で書類選考を通過できない
  3. 足元を見られるため、3年以上の経験でも1年目と同じ給与条件で掲示される
  4. 離職期間中の資格取得、スキルアップは一切評価されない
  5. 生活費を切り崩して生活するため、精神的に不安定になる

在職していれば、条件が良い企業から内定を得られなければ、転職しない選択肢をいつでも取れます。必要なスキルを習得して、1年後に再び就職活動に臨む事もできますね。

離職すると時間的な制限が生じます。離職期間が延びるほど、金銭面でも条件面でも不利になるので、事前にブラックだとわかっても就職せざる負えません。優良企業や普通のIT企業は、離職期間がある人材は書類選考で落とします

まとめ:客先常駐の離職率が高い理由は?

離職率が高い理由は...
  1. 正社員で雇用されたのに、客先に派遣される意味がわからない
  2. 開発経験が積めず、年齢とともに市場価値が下がる
  3. 開発案件に就けず、雑用しかできない
  4. 人月商売のため、労働時間でしか評価されない
  5. プロジェクトが変わる度に、職場が変わりリセットされる
  6. 35歳を過ぎると、受け入れ先が減り失業のリスクが高まる
  7. 法律厳守でない企業にいくと、偽装請負や多重派遣を強要される

実はIT業界の離職率は、他業種と比較して低いですね。しかしながら、客先常駐の離職率は異常なほど高いです。正確な統計はないが、大卒1年目で3割が退職し、3年経つ頃には7割が会社を去ります

5年後に同期社員が1人残れば良い方ですね。

客先常駐の離職率が高い原因は、労働環境が劣悪で経験年数とともに市場価値が下がるからです。私たち人間は未来に希望がなければ、苦痛や試練を耐え忍ぶことはできません。

現在客先常駐に不満を感じているのであれば、客先常駐以外で働きましょう。なぜならば、客先常駐の構造的な問題が、長時間労働、サービス残業、偽装請負など、離職率が高い原因を作り出しているからです。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています

参考:転職求人倍率レポート(2018年4月)

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までです。

なぜならば、景気サイクルは8年周期で周り、再び金融危機が発生するからです。2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時20,418円(8月15日)まで落ち込みましたね

アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。アップル株はiPhoneの販売不振で暴落していました(232→142ドル)。一度不景気が発生したら、1週間も経たない内に株価は半値以下まで暴落します。

求人倍率が1倍を下回ると、客先常駐で働くSEの大半が首を切られます2008年の金融危機では、常駐先のフロアの空席が3分の1まで増え、半数以上の常駐社員が自社に帰らされました。

そうなる前に、私たち常駐SEは具体的な行動に移す必要があります。

有効求人倍率が1倍を下回ると...
  1. プロジェクトの予算が縮小され、労働者が市場に溢れる
  2. 客先常駐の半数以上は、翌月以降の契約を更新できない
  3. 求人数が3分の1以下になり、転職したくてもできない
  4. 不景気になると、優秀なSE以外は内定を獲得できない
  5. 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
  6. 少ない労働者で現場を回すため、今より労働時間が増える
  7. 失業を避けられても、転職の機会を失い次の5年間も同じ現場で働く
  8. 人件費が安い外国人を採用し、日本国内の開発が激減する
  9. 常駐先には、中国人、インド人、ベトナム人、フィリピン人が増える
  10. 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる

客先常駐の最大の問題は、開発経験が積めない事です。開発経験が積めないと、手を動かすだけの労働者と変わらないため、転職もできないですね。

専門スキルを身につけ必要な人材に成長できれば、リストラされる心配もなくなります。まずは、客先常駐を抜け出して1日も早く、専門スキルが磨ける社内開発に転職しましょう。専門スキルを身につけらば、将来の漠然とした不安もなくなります。

転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありませんまた、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「実務で1度も開発経験がなくても、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

30歳時点で年収に200万円も差があると、残りの生涯年収で6000万円も違いますねブラックで働いている劣等感で家族を持つこともできず、一生涯孤独で生きていたと思います。

未経験者の市場価値は年齢とともに減少するため、将来動く予定があるならば景気が上向いている今行動した方が良いです2019年以降では、金融危機が発生しもう手遅れである可能性が高いです。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。

マイナビは、社内開発や社内SE向けの求人を多数扱います。

公式サイト:SE・プログラマーの転職『マイナビエージェント×IT』

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